2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

男「キングクリムゾンのDISC・・・?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 15:35:15.29 ID:a94U1S7d0 [1/44]
男「ジョジョで有名なアレか・・・?」

男「誰かのイタズラかな?」

男「たしか頭にセットすると・・・おおっ!!??」シューン

男「なんだか強くなった気がするじゃあないか・・・・・・」

シュッシュ

男「・・・・・手しか出ない、エピタフも能力も使えない・・・」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/26(月) 15:40:07.25 ID:a94U1S7d0 [2/44]
男「やっぱりディアボロみたいにうまくいかないか・・・」

男「でも誰にも見えない手を利用すれば・・・」

男「・・・・射程距離短かったよな、このスタンド・・・・」



次の日 学校にいく道

男(うわぁ・・・煙草吸いながら歩くなよ、マナー悪いな・・・)

喫煙者「~~♪」

男(・・・そうだ、キングクリムゾンの腕だけでも煙草の火ぐらい・・・)

男(煙くさいけど、近づかなきゃ、射程距離は1~2m、昨日家で試したぞ)

スパァーン

喫煙者「!?」

男(爽快、爽快)

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 15:44:18.23 ID:a94U1S7d0
男「さて学校についたわけだが」


教室

男「・・・別にいじめられるわけでもないけど、ぼっちなんだよなぁ・・・」

ショボーン

美術

女「シャシャシャシャッ!」

周り「オオッ!」

男「なんだろ・・・?」

DQN「まじすげーなおい!写真かよこれ!」

男「すごい精密に・・・しかもすごい速度で絵を描いてる・・・」

男「・・・ん?よく見ると何か手が出てるような・・・・?」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 15:47:45.46 ID:a94U1S7d0
男(まさか・・・スタンド使い!?」

休み時間

女友「すごいねー、あんな特技があったなんて」

女「別にたいしたことじゃないわよ」スタスタ

男「あのー女さん?」

女「何か用かしら?」

男「・・・・」スッ・・・

女「・・・・なるほど、見えてたのね」

女友「え、何々?」

女「女友ごめんね、ちょっとこいつと話があるから」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 15:50:46.52 ID:a94U1S7d0
女「まさかあなたもスタンド使いだったなんて・・・」

男「いや、正確にはDISCだろ・・・まさかあんな公衆で使うとは・・・」

女「スタンド使い同士は不思議と惹かれあう・・・」

男「君のさっきの能力から察するに、まさかスタープラチナ?」

ドドドドドド

女「あなたにスタンド能力を教える義務はないわね」

男「まあいいさ、別に戦う理由もないしね」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 15:59:11.18 ID:a94U1S7d0
男「まさか同じ学校に二人もスタンド使いがいたとは・・・」

一週間後

男「うーん、少しスタンドが馴染んできたかな、もう少しすれば未来ぐらい見えそうかなぁ・・・」


先生「またDQNは欠席か。」

周り「あいつこれで五日間連続だぜ・・・」

周り「この前メールしたけど返ってこないしよ・・・電話もでねえぜ」

周り「死んでたりしてなwwwww」

先生「こら、そこ不謹慎な発言はしない!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:02:05.09 ID:a94U1S7d0
友「よー男」

男「お、友」

友「去年は同じクラスだったのに残念だったなーww」

男「言うな」

男(こいつはいいよな、人気者で・・・)

男(こんにゃろー!)

キングクリムゾンの腕で足を引っ掛けてこけさせようとするが。

友「おっと」

男「!?」

友「そんなことにスタンドを使っちゃいけない・・・そう思うだろ。」

男「あ、ああ・・・」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:05:42.98 ID:a94U1S7d0
男「・・・・お前もかよ」

友「お前でも見せられないな~、スタンドは・・・」

男「・・・・・」

友「ちなみに・・・・DQNはスタンド使いに殺された噂があるらしい」

男「え、本当?」

友「ああ・・・この学校の誰からキラークイーンのスタンドを持ってるみたいだ・・・」

男「お前じゃないよな・・・」

友「まさか、自分のスタンドを誰が教えるか」

男「まあ用心するよ」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:10:54.55 ID:a94U1S7d0
5月突入

男「ふふふ・・・エピタフが少しだけ使えるようになった」

男「3秒ぐらい先までなら見えるぞ!」

男「あとキングクリムゾン自体も結構具現化しそうな感じ」

男「早く時飛ばせないかな~」


先生「というわけで、もうすぐ中間テストだが~」

男(うーむ、スタンドを利用しても楽はできそうにないかな・・・・)

男(しかしエピタフ使ってると、先に言ってること分かって面白くないな~)

男(先に起こる未来は回避しようがないし、俺の能力が開花すれば回避できるんだけど)


先生「ついでに来月からプールが始まる~

周り「ひゃっほう!これこそ夏だぜ!」

周り「女子の水着姿が見れる!ウレシイ!」

女子たち「ジロー」

男子たち「すいません」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:15:40.74 ID:a94U1S7d0
6月 サマーシーズン到来!

男「くっそ、キングクリムゾンの能力はあれから進展なしかよ」

男「中間テストも普通だったし、殺し合いもない日常生活じゃ微妙だぞ!スタンド能力!」


プール

周り「おいおい、どうなってんだよ・・・」

先生「プールが凍ってるじゃあないか・・・」

周り「くそ!誰がこんなことを!」


男「・・・・・ホワイトアルバム・・・こんなことできるのそいつぐらいしか・・・」

女「まったくいい迷惑ね」

男「女!?」

女「さっさと探し出してとっちめましょう」

男「いや、どうしてお前が」

女「プールの授業がなくなれば、クソ暑い中普通の体育よ、冗談じゃないわ!」

男「そう・・・」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:18:55.29 ID:a94U1S7d0
女「しかもそいつはこのクソ暑い中、一人だけその能力で涼しい思いしてるわ!」

女「このスタープラチナでぶっとばしてやるわよ!」

男「スタープラチナだったんだ、やっぱり」

女「別にいまさらいいわよ、アンタに負ける要素ないし」

男「どういう意味だよ!」

女「アンタの能力なんてたかが知れてるわ、この二ヶ月大して行動もしてないしね」

男「お前本当にジョジョ知ってるんのよ・・・」

女「スタプラは最強でしょ?」

男「・・・・もういいや、早くホワイトアルバムの犯人捜そうぜ」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:23:04.27 ID:a94U1S7d0
男「どうやって捜すんだよ、授業サボってまで」

女「簡単よ、この学校は公立だから冷房は限られた場所にしか着いてない」

女「つまりそれ以外の暑い部屋で、明らかに涼しい顔してる奴、それが犯人よ」

男「なるほど」


教室A

男「全員暑そうだ、団扇は必需品だよな」

教室B

女「いないわね」


チャイム「キーンコーンカーンコーン」


教室G

男「昼休みになちゃった・・・・でも教室に堂々と入れるな」

ガラッ

女「あれ、この部屋涼しいわよ、冷房なんてついてないのに・・・」

生徒「そうでしょ、風当たりがいいのよ、きっと」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:26:16.69 ID:a94U1S7d0
男(いいや違うね!この場所は風があんまり通らない!)

女「ちょっと名簿みせてもらうわよ」

名簿「ペラ」

眼鏡「ちょっと人の教室で何をしてるのかしら」

女「いいじゃない、別に」

ピキピキ

女「えっ?」

眼鏡「私を探してるんでしょう?」

男「こいつ・・・っ!?」

ドドドドドドド

眼鏡「ちょっと屋上行きましょうか」

女「ええ・・・・」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:32:05.38 ID:a94U1S7d0
女「質問するけど、なんでプールを凍らすような真似をしたの?」

眼鏡「あなたに泳げない人の気持ちが分かるかしら?10mも泳げないのよ、私」

女「だからって凍らしていいとでも?」

眼鏡「ええ、私自分以外はどうでもいいもの」

ブチッ

女「だからってこの夏グラウンドで体育をやれっていうのかーっ!」ダッ

眼鏡「スタープラチナ・・・・」

眼鏡「スタンド使いとは分かってたけど・・・・これはやばい!」

女「オラアッ!」

眼鏡「くっ・・・・」

男「スタプラの一撃を氷で防いだ・・・・・・・防げるの!?」

男「本編じゃジョルノの攻撃を防ぐのはわけななかったけど、パワーAの最強スタンドだぞ!」

女「ぐ・・・オラオラオラ!」

ドドドドト

眼鏡「なんとか正面は防御できそうね・・・・」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:38:01.00 ID:a94U1S7d0
男(妙だな・・・・)

眼鏡「どうしたの?もう息切れ?」

女「ふん、まだまだよ」

男(なぜ時を止めて氷結ガードする前に一撃浴びせれば勝ちだろ・・・)

男(眼鏡はまだ慣れてないのか全身鎧のようにまとってるわけじゃないに・・・)

男「・・・・慣れ?まさか?」

眼鏡「あなた、時を止めれないようね」

女「!」

男「やっぱり・・・多分パワーで氷を砕けないのも・・・」

女「うるさいわね!このスタプラの難しさなんて、アンタたちに分かるわけないじゃない!」

眼鏡(勝った・・・私は全身に氷はまとえるパワーはないけど、少しだけ・・・・少しだけなら空気を凍らせられる!)

眼鏡(そいつで再起不能にしてやるわ・・・・)

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:43:37.02 ID:a94U1S7d0
女(まったく止められないわけじゃないのよ・・・・ほんとに一瞬なら止められるんだから)

女(それに賭けるしかないわね・・・)

男「次の一撃で勝負が決まる・・・・・かもしれない」

眼鏡が足を氷の鎧で纏ってスケートのごとく動き出す!

男(速い・・・車に追いついてたな・・・ギアッチョ)

女「フンッ、射程距離内なら私のが速いわよ!」

眼鏡(触れた瞬間ジェントリーウィープスを浴びせてやる!」



男「・・・・え?」


ドーーーン

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:47:28.30 ID:a94U1S7d0
男「今エピタフで見た未来は・・・次の瞬間眼鏡が消えた・・・」

男「お前がやったのか!?」

女「いや私一瞬しか止められないし・・・・」


キャー!人が落ちてきたわー!この人眼鏡じゃない!?

救急車ー呼べー!


男「屋上から落ちてる・・・・」

女「幸い氷の鎧で最悪は免れてるけど・・・・無事じゃないわね」

男「ここやばいよね」

女「うん」

男「逃げるんだよォーー!」ダッ

女「何が起こったのかしら?結局」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:51:23.47 ID:a94U1S7d0
男(・・・時を止めれるスタンド・・・まさか『世界』が・・・・)

男(しかも女のスタプラと違って、5秒ぐらいは止めれる・・・じゃなきゃ一瞬ぐらい姿が見えるはずだ・・・)

男(多分、一撃で眼鏡を外に吹っ飛ばしてすぐに退場した・・・)

男(しかもあれ、射程距離5m-10mぐらいあったような・・・・)

男「誰だよ・・・・まったく・・・・」

女「でもなんで眼鏡だけ吹っ飛ばしたのかしらね?」

男「プールの恨み・・・・かな?」

女「さあ・・・・・?」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 16:56:34.37 ID:a94U1S7d0
7月

男「あれから何もなかったけど・・・」

男「もし他にスタンドDISCを装着したままの奴がいれば、かなり慣れ始めてるころだよな・・・」

男「俺も一応上半身だけなら具現化できるようになったし・・・」

男「他のスタンドでキングクリムゾン並に扱うのハードのスタンドってあんまりなよね?」



学校

ざわざわ・・・

男「あれ、騒がしいな」

女「どうかしたの?」

男「あ、女」

女「朝っぱらからパトカーとは」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:02:55.18 ID:a94U1S7d0
生徒A「オェ・・・見なきゃよかった」

生徒B「死体見てきたのかよwwwどんなだったww」

生徒A「なんつか・・・全身カミソリまみれって感じで・・・・思い出しただけで吐きそう」



男(メタリカ・・・・・これってエピタフだけじゃ絶対勝てない気が・・・・)

女「どんなスタンドでもかかってきなさい!」

男(こいつ・・・知識中途半端だからメタリカ知らない・・・殺されるぞ・・・・)

女「さーて、殺人やったんだから生かしとくわけにはいかないわ!少なくとも再起不能よ!」

男(暗殺向けのスタンドだから見つける前に殺される・・・エピタフなら多少は防げるか・・・『多少』は)

男「・・・・おい待て、俺も行く」

女「足引っ張らないでよね!最近パワーもスピードも上がって調子いいのよ」

男「まともに戦えればいいな・・・」


校舎へ

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:06:07.83 ID:a94U1S7d0
男「そういえば」

女「どうしたの?」

男「多分、メタリカのスタンドだから普通にいないかもしれない」

女「どういうことよ」

男「周囲と同じ色になれるんだよ、そのスタンドは」

女「へぇ、厄介ね」

男「まあ校舎内なら平気だとは思うけど」


男(女の足からカミソリが見える・・・・)

男「女!」

女「えっ?」スパーン

女「痛ああああああいいいいい!!!」

男「近くにいるぞ!」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:12:11.21 ID:a94U1S7d0
女「よくも私の足を・・・・」

ドーーーーン

女「一秒間なら止めれる・・・・」

キョロキョロ

女「いない・・・・?時止め終わっちゃった・・・」

男「窓が開いてる・・・・今日は風が強い・・・・グラウンドの土埃の鉄分で隠れてるのか!」

女「何で今日に限って・・・・」


男「俺ののど元にはさみ・・・くそっ!」

?(ほう・・・やるな・・・)

男(エピタフで見えてたから刺さる前に回避できた・・・・だがこのままじゃ・・・・)

男(しかしドッピオは軽くやってたけど、実際やると超痛い、もう死にそう)


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:17:57.38 ID:a94U1S7d0
女「これならどうよ!」

地面をめちゃくちゃに叩き大量の石粒をつくる!

そしてそれを四方八方に投げる!!

?「ぐ!」

女「見つけたぁ!!」

生徒B「ばれたか・・・」

男「お前はさっきの生徒B・・・!」

生徒B「いやあ、さっきと生徒Aとの会話、聞いてたでしょ」

男「わざとだったのか・・・俺たちをおびきよせるために・・・っ!」

生徒B「いや偶然・・・生徒Aに気持ち悪い死体を見せたのは、僕だけ見たんじゃ不公平だと思ったから、それだけ」

女「御託は結構よ!」

生徒B「近づけはさせない!」ザシュッ

女「もう片方の足も・・・・」

生徒B「これで簡単には近づけない・・・時を止めて殴られたらやばいからね」

男「まだ俺がいるぜ・・・」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:22:48.59 ID:a94U1S7d0
男(近づいて殴ればパワーAの攻撃が出せる・・・それで終わりだ!)

ダッ

生徒B「近づけはさせない!」ザシュ

男「ぐ・・・うおおお!」

生徒B「なぜ転ばない!」

男「くらえっ!!」

顔面にキングクリムゾンの拳が決まるっ・・・!

全身数箇所の骨を折る結果となった!

生徒B「なぜ耐えれた・・・・普通痛みで転ぶだろ・・・・」

男「未来が見えるということは・・・・覚悟ができる!覚悟ができれば、足の痛みぐらい、堪えれる!」

生徒B「ぐ・・・」ガクッ

男「生きて罪を償うんだな」

男(本当は人殺しになりたくないだけどね)

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:26:23.36 ID:a94U1S7d0
友「よぉ、ひどくやられたな」

男「友・・・お前いつから・・・・」

友「今来たんだ、ひどい怪我だな、血だらけじゃん」

男「まいったね・・・これじゃ絶対怪しまれる・・・」

友「ま、殺人犯も退治してくれたことだし」

シュッ

男「え・・・・怪我が・・・」

友「ほらそっちも」

シュッ

女「あれ・・・・足の傷が消えてる」

男「クレイジーダイヤモンド・・・・っ!」

友「自分は治せないのが不便だけどね、パワーはスタプラ以上だし」

女「それはないわね、スタプラが最強なんだし」

友「お前四部読んでないな・・・」

女「とりあえずお礼は言っとくわ、ありがと」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:30:24.60 ID:a94U1S7d0
結局その日は早退した。

スタンド見せ合ったら友ともなんか前より仲良くなったし


次の日

ざわざわ・・・

男「なんか教室ざわついてるな・・・」

周り「生徒Bが消えたってよ・・・」

周り「マジかよ・・・あの怪我で脱走とか、すごいな」

周り「人殺しこええwww」


男「・・・・・・」

友「よっ!」

男「あ、ああ・・・なあ生徒Bだけど」

友「間違いなくキラークイーンだろうな・・・」

男「・・・なんでお前はそれを知ってるんだ?」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:33:46.62 ID:a94U1S7d0
友「以前な・・・消火器が消されるのを見たんだ・・・」

男「消火器?」

友「フードを深く被ってて顔が見えなかった・・・俺は放課後忘れ物を取りに来たときのことだ」

男「消火器ねぇ・・・・」

男(こいつがスタンドDISC二枚所持してて・・・・なんてことないよな?)

友「多分あいつはその時点ではまだ完全に使えてなかったんだろうけど」

友「ちなみに4月の話な、これ」

男「うん・・・・分かった・・・・」

男(そういえば『世界』のスタンド持ってる奴もいたな・・・・誰なんだろ?)

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:42:48.25 ID:a94U1S7d0
7月中旬のある日

「コッチミロー!」

生徒C「馬鹿な・・・タワーオブグレーの攻撃が通じない!」

「コッチミロー!!」

生徒C「なれ初めてこれから暴れようとしたのに・・・・」

「コッチミロー」

生徒「うわああああああっ!!」

ドーン


ざわざわ・・・・

周り「DQNに続いて生徒Cも不登校かよwww」

周り「最近あいつ調子のってたからな、いい気味だww」


?「全く・・・この学校はゴミばっかりだな・・・」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:49:58.84 ID:a94U1S7d0
?「スタンドDISCを持った途端、殺人鬼に変わる連中が多すぎる」

ガラッ

女「話は聞かせてもらったわ!」

?「!?」

女「ふふん、アンタがキラークイーンのスタンド使いね・・・先生!」

先生「バレてしまったか・・・」

女「男がね、DQNがいなくなったことが関係してるみたいなことから」

女「同じクラスにいるんじゃないかって言ってたのよ」

先生「だからといってすぐ私にはなるまい」

女「まあね、だから盗聴器をしかけさせてもらったわ」

先生「いつのまに・・・・!?」

女「時を止めて高速でやらしてもらったわ・・・」

先生「あの時か・・・・何が授業で分からないことがあるだ・・・っ!」

女(キラークイーンの能力は男から聞いている、今の私は『2秒』止められる・・・勝てるっ!)

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 17:55:16.28 ID:a94U1S7d0
スタンド使い同士の対決において・・・・能力が分からないことが左右される対決・・・。

しかしそのアドバンテージがないとなると・・・・


先生(まずいな・・・・猫草もない・・・・バイツァダストは条件的に無理・・・近距離戦じゃ勝てない・・・・)

先生(一旦引くんだ・・・ここで逃げるのは敗北じゃない、たとえ正体を知られたとしても)

先生「スタンドは法律では裁けない!」

女「だから私が裁くのよ!」

先生「キラークイーン!」

壁を爆破して逃亡

女「距離がありすぎる・・・時を止めても追いつけない・・・・」

先生「体育の教師をなめるなよ!」



友「なるほど、男の読みはあっていたわけだ・・・・」

先生「な・・・お前もスタンド使いなのか・・・!?」

友「原作と違って猫草もいなさそうだし・・・あなたに勝ち目はありませんよ・・・」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:02:38.72 ID:a94U1S7d0
先生「クレイジーダイヤモンド・・・・っ!」

友「ダイヤモンドは砕けない・・・!」

近距離戦

吉良のごとく触ろうとするが、

スピードで勝るクレイジーダイヤモンドには触れない

先生「ぐ・・・・」ブチッ

友「ボタンをちぎった・・・?」

先生「後ろから女も来てるんでな・・・」シュッ

友「廊下だと避け場所が・・・・うおおおおっ!」

ドーーーン

先生「壁を壊して脱出したか・・・三階から落ちたみたいだが・・・・」

先生「・・・・下にはいない・・・・二階あたりに潜ったか・・・」


友「・・・・壊したガラスを直してカモフラージュしたが・・・まさかあんな単純な攻撃を防げないとは・・・・」

友「もっと接近すれば爆発を恐れて使えないんだが・・・・」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:07:25.74 ID:a94U1S7d0
先生「女には使えんな・・・時を止められて終わりだ・・・」ダダダッ

先生「だが・・・・手段はある・・・・」ニヤリ


次の日

男「もうすぐ夏休みだなー」

女「ペチャクチャ」(以下略

男「・・・・そうか・・・・先生が・・・」

友「よう・・・」

男「ずいぶんぼろぼろだな」

友「すまん、昨日はとり逃した・・・・もうこの学校には来ないかも」

男「いやそれはないと思うぞ、この不景気に先生という仕事を捨てるとは思えない」

女「じゃあ・・・」

男「奴は来る・・・俺たちを始末しに!」

男(お前らが俺の名前を使ったせいで俺も巻き込まれることになったんだけどね)

男(キングクリムゾンの具現化は100%・・・あとは時を飛ばせれば・・・・)

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:11:51.22 ID:a94U1S7d0
先生「みんな、おはよー」

先生「昨日は爆破事件すごかったねーまさかこの学校にテロとはー」

男(白々しい・・・だがここじゃ戦えない・・・)

エピタフ監視中

男(エピタフは完璧だ・・・ディアボロと同じぐらい見える・・・あとは時飛ばしだが・・・)

男「・・・・え?」

男「女あああああ!女友に触るなあああああああ!」

女「・・・え?」

ドーーーーン・・・・

男「・・・・」

先生「ニヤリ」

周囲「何が起こったんだよ・・・・女が吹っ飛んだぞ!」

周囲「跡形もねえ!」

男「吉良はこういう場面では絶対使わなかった・・・まさか朝のHR中に使うとは・・・お前は許されないぞ!」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:17:52.07 ID:a94U1S7d0
男「周囲とか関係ない!俺がいまここでお前を倒してやる!」

先生「飛び出したのはいいけどな・・・」

チョークを投げる・・・

男「俺が爆破される未来は見えてないぜ、先生」

下の机を叩き空中に上がる

そして天井を叩き先生の下へ

男「くたばれええ!!」

キングクリムゾンの手刀を狙うもキラークイーンに防がれる

先生「キングクリムゾンか・・・だが能力はまだ完璧ではないみたいだな」

先生(だが未来は読めるらしい・・・喋るとは迂闊な奴だ・・・勝ちを確信したときにこそ隙は生まれる・・・・)

先生「チョークの爆弾はもう解除したぞ!」

ドーン!!

男「黒板を爆破して隣に教室に・・・爆発量を調整して自分には当たらないのか・・・・あんな至近距離なのに!」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:22:04.64 ID:a94U1S7d0
隣のクラスの担任「先生何事ですか!?」

先生「邪魔だ!」

男「待ちやがれ!」

教室から普通に外に出る先生

男「やばい・・・・あの担任・・・爆弾だ・・・っ!」

だが飛び出した勢いが止まらない。

叩いて軌道を変えることもできない。

男(くそ・・・・あいつが爆弾に変える瞬間を見逃したから・・・)

男(駄目だ・・・未来は変えれない・・・・俺が爆破されるシーンが映し出された・・・・)


ドーーーーーーンッ!

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:27:04.11 ID:a94U1S7d0
先生「・・・・・何か妙だ・・・」

先生「一瞬だが何かがぶれた・・・」

先生「・・・・・・・・・・?」

男「そりゃそうだよな・・・・」

先生「!?」

男「時を飛ばされる感覚なんてこの世界じゃ誰にもあり得ない!」

先生「時を飛ばしたのか・・・・!?」

男「ああ・・・2秒ほど・・・爆破を免れた・・・・」

先生(だが・・・馬鹿な奴だ・・・・喋らなければ気づかれない・・・)

男「・・・・お前は終わりだ」ダッ

先生「何?」

先生(時を飛ばしてる間は私にも攻撃でないはず・・・・!)

男「時は・・・飛ばさない!」

先生「え?」

パリーン!

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:32:29.46 ID:a94U1S7d0
友「昨日の借りを返しにきたぜ」

先生「外から・・・」

先生(正面に気を取られすぎて・・・)

クレイジーダイヤモンドの拳が先生の腹部を貫いた

先生「馬鹿な・・・・」

友「お前には生きる勝ちもない・・・っ!」

先生「高校生風情に・・・・何が分かる・・・!」


校長「おやおやどうしましたか?」

友「校長!?」

先生(バイツァダストを・・・使うチャンスだ、これは!)




男は次の瞬間叫んだ

あまりの悲劇に

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:35:43.99 ID:a94U1S7d0
時を飛ばす能力で無敵になれるのはあくまで自分だけ

『友』に見えた絶望の未来から救うことはできない。


男「校長・・・・『世界』のスタンド・・・・」

何秒止めたかは分からなかった

エピタフで見えた未来

そして現在

0秒というときはエピタフで見ても一瞬で変わる出来事


その一瞬で『友』と『先生』は殺された

校長「なぜ私だと思うかね?」

男「バイツァダストを使おうとするはずだ・・・・先生は」

男「だが使えなかった・・・校長がスタンド使いだから・・・・っ!」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:39:25.64 ID:a94U1S7d0
男「お前は倒されなきゃならない・・・校長」

校長「無駄無駄・・・」

だがだった。

校長は時を止めらなかった

校長「!?」

至近距離の攻防

理解できない不安を持つ校長が不利だった



男(時を飛ばした・・・・0、1秒だけ・・・時を止めるのは連続じゃ無理だ・・・・)

男(エピタフで見た未来・・・・時を止めてる一瞬を飛ばした)

男(校長は瞬間移動したようにでも錯覚する・・・)


しかし簡単には倒せない

世界のスタンドのが射程距離と精密差で有利だからだ。

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:43:51.53 ID:a94U1S7d0
男(ディアボロがやったみたいに血を飛ばすか・・・)

男(でもあれは現実だと出血多量で死にそうだ・・・)

拉致が開かなかった

キングクリムゾンの能力を使い、時を止める能力を飛ばして無効化

しかし校長はそれに気づかなくても、何かを警戒して射程距離を生かした戦い方をする。


校長「無駄だから嫌いなのだ!」

ポケットに入れてたナイフを時を止めて連発『した』

本人に自覚はない。

その部分は男のキングクリムゾンによって飛ばされている

飛ばしてる間は無敵なので当然ノーダメージなわけで。


校長「ナイフが・・・・なくなっている?」

男(そろそろトリックに気づくかもしれない・・・)

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:50:11.61 ID:a94U1S7d0
訂正 拉致× 埒○


男(決着をつけるしかない)

時を飛ばしつつ校長に接近

男(背後から手刀で切り裂く・・・・・!)

校長「甘いな・・・・若造」

男「!?」

ドオーーーーーーン

校長「この一瞬を待っていた・・・・一瞬自分が理解できなくなって・・・お前が目の前から消えたときを・・・・」

校長「キングクリムゾンの射程距離は短いからな、接近するしかあるまい」

校長「だがこうやって時を止めた今・・・・私の勝ちだ!」





女「アンタの負けよ」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 18:55:48.87 ID:a94U1S7d0
校長「馬鹿な・・・・お前は・・・・」

女「助かったのよ・・・クレイジーダイヤモンドで!」

女「時を止める瞬間を隣に空き教室で待たせてもらったわ!」

女「友の敵はとらせて貰うわよ・・・・オラオラオラオラオラ!」

校長「ぐ・・・無駄無駄無駄無駄無駄!!!」


2秒経過!


校長「なぜ時が動き出す!?」

男「アンタは時を気づかぬ間に止めすぎた・・・DIOじゃないんだ、その老体じゃあスタンドパワーも落ちるよな」

止まっていた手刀が校長を肩から腹部にかけて引き裂いた

校長「馬鹿・・・・な・・・・・」


男「友・・・敵は討ったぜ・・・・」

おしまい

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 19:07:49.57 ID:a94U1S7d0
後日談

結局、あの場所には先生と校長の死体が残ったわけだが、

俺たちがやったという証拠が見つかるはずもなく、不問となった。

スタンドの力で無理やり潜り抜けたというのもあるが。

あれから数年たった

この高校の校舎はもう使われてない。

呪われてるだの、不吉だの、噂され廃校となった。


結局俺は今普通のリーマンをしているわけだが、

あれからスタンド使いとは会ってない。


男「今日は入社式だ!」

会社員「ちょっと君」

男「はい?」

上司「君・・・・スタンド使いだね?」 

スタンド使い同士は惹かれあう・・・・  本当に終わり

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)