スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
紬「私合唱部に入るのがゆめだったのに…」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:07:40.16 ID:NU7ENXvQP [1/82]
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「ん?なんかいつものお茶と違う」
梓「なんだかいい匂いがするです」スンスン
唯「んー?ん?」
律「うん、いい匂いではないな」
紬(今日はトンちゃんの水槽の水でお茶をいれたの~♪)
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「ん?なんかいつものお茶と違う」
梓「なんだかいい匂いがするです」スンスン
唯「んー?ん?」
律「うん、いい匂いではないな」
紬(今日はトンちゃんの水槽の水でお茶をいれたの~♪)
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:08:22.92 ID:NU7ENXvQP [2/82]
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「おー!ケーキかー!」ルンルン
梓「しかも砂糖がのってやがるです」
唯「んー!!んっ!」ジタバタ
律「どうした?唯?」ケタケタ
紬(唯ちゃんの砂糖菓子はプラスティックなの~♪)
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:10:34.46 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はバームクーヘンかー!」ルンルン
梓「なんだか、懐かしい匂いがするです」
唯「ん~、んっ♪」モグモグ
律「びゃー!うめえ」
紬(梓ちゃんのバームクーヘンは木材なの~♪)
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:13:29.59 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はレモネードかー!」
梓「ご丁寧に輪切りレモンが刺さってるです」
唯「んー?ん?」ヂュー
律「すっぺー!」ヂュー
紬(今日は普通にしてみたの~♪)
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:17:18.97 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はチョコレートケーキかー!」
梓「なんだか、落ち着く匂いがするです」
唯「んー?ん?」モグモグ
律「うー!あめー!」モグモグ
紬(梓ちゃんのケーキにはゴキブリの粉末が入ってるの~♪)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:21:26.97 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はようかんかー!」
梓「なんだか、栄養がつまってそうです」
唯「んー!ん?」パクパク
律「くり入ってた…」ペッ
紬(梓ちゃんのようかんは昆虫ぜりーなの~♪)
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:24:28.64 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はクッキーか!」
梓「なんだかいつもと様子が違うです」
唯「ん~♪ん?」サクサク
律「あたしこのオレンジのネバネバ嫌いだわ」ペッ
紬(間違えて自分で食べちゃったの~♪)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:27:09.23 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はソーダかー!」
梓「生意気にしゅわしゅわしてやがるです」
唯「ん゛-----!ん…」ブクブク
律「唯泡ふいてら」ケラケラ
紬(唯ちゃんのソーダにはサンポールを入れてみたの~♪)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:30:37.62 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は麦チョコかー!」
梓「なんだか動くです」
唯「んっ!んっ!」キャッキャ
律「うん、まあわるくないな」バリバリ
紬(梓ちゃんの麦チョコはだんご虫なの~♪)
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:34:28.49 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はアイスコーヒーかー!」
梓「いい豆使ってやがるです」
唯「ん~、んっ」ヂュー
律「うへぇーニゲー」ケラケラ
紬(りっちゃんのアイスコーヒーは墨汁なの~♪)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:37:39.09 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はきのこの山かー!」
梓「このチョコレート菓子は失敗作だ食えたもんじゃないよ」
唯「ん~?ん?」パクパク
律「うん、んまいよ」パクパク
紬(澪ちゃんそれたけのこの里なの~♪)
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:42:19.85 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はトンちゃんかー!」
梓「トンちゃんです」
唯「ん~!!ん!!!」モシャモシャ
律「うめー」バリバリ
紬(みんな普通に食べてつまんないの~♪)
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:46:17.62 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は…」
梓「いらないならよこすです!」バクバクゴックン
唯「…」
律「あたし帰るわ」バタン
紬(カブトムシの幼虫梓ちゃんに人気で困っちゃうの~♪)
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:48:50.47 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は緑茶かー!」
梓「しっかり適温で入ってるです」
唯「んん"っ…」
律「あたし緑茶は冷茶しかのめねーし」カシャン
紬(唯ちゃんの緑茶はジメチル水銀がはいってるの~♪)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:51:51.99 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はおでんかー!」
梓「とりあえず大根がいいです」
律「お!あちぃなー」ハフハフ
紬(折角のネタ振りがメチャクチャなの~♪)
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:55:11.41 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はヴェルタースオリジナルかー!」
梓「甘くってくりーみーです」
律「ギャー!虫歯いてー!」ゲラゲラ
紬(それは皆が私にとって特別な存在だからです)
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:58:17.61 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は雪見だいふくかー!」
梓「これ皮がうまいんです」
律「うめー!つめてー!」ガシガシ
紬(りっちゃんそれはドライアイスなの~♪)
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:01:34.46 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はタピオカジュースかー!」
梓「この感触がたまんないです」ズルズルズルズルズルズル
律「うへー蛙のたまごみてー」ゲラゲラ
紬(梓ちゃんのは本当の蛙のたまごなの~♪)
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:06:35.94 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は…」
梓「気分を著しく害した、かえるです」
律「ムギっ!裸で何やってんだよ」ケタケタ
紬(体を張ったのギャグだったのに~♪)
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:09:13.75 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はかトマトジュースかー!」
梓「いい色してやがるです」
唯「んっ…ん♪」ヂュー
律「あたしあんまりトマトジュース好きじゃないんだわ」ガシャン
紬(皆の体に私の血液が駆け巡って幸せなの~♪)
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:13:32.64 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は真面目に練習するかー!」
梓「そうするです」
唯「んっ…ん」ジャガジャガ
律「そだなー」タタタン
紬(そっか~♪)
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:16:49.43 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあが」
澪「おいムギ!なんで皆に変なもん食わすんだ!」
梓「おいムギ豚、しっかり答えろよ、あ?」ゲシゲシ
唯「んっ!ん~//」
律「おい沢庵、頑張るねー!」ケタケタ
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:19:14.69 ID:NU7ENXvQP
澪「おい、梓もそのくらいにしておけっ」
梓「ちっ、…後でな」ペッ
紬「わ、わたし…本当は」
律「あ?どした朝倉?」ヒョーゲラゲラ
紬「私、合唱部に入るのが夢だったのに…」
紬「もう軽音部になんて付き合うの懲り懲りなの!」
紬「だから…」
梓「お?んだとゴラァ」ゴスッ
律「お!いいね梓!いいよ今のパンチ」ゲラゲラ
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:23:41.81 ID:NU7ENXvQP
唯「んー!んっ」
澪「何?声が…遅れて…聞こえるよ…?」
唯「んっんーーー!!」
澪「何々?もう、やめてあげて…だって」
梓「おい平沢、てめいい加減にしろよ?オラッ」グイー
紬「唯ちゃん…」
唯「んー!んー!」フルフル
紬「うっ、うう…」
紬「…うふっ」
紬「唯、私のこと好きなんだろ?悪いようにはしないからさ!!なっ?」はぁはぁ(真顔)
そして私は唯ちゃんと一緒に楽しく暮らしました
HAAPY☆END
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 04:58:28.61 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
澪「お!唯今日も元気だなー!」
紬「羨ましいくらい元気ね~」
梓「池沼!正義の一撃をくらうです!!」ブオッ
律「あたしもー!」プス ミリッ
唯「おい、律おもてでろ」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 04:59:20.12 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
澪「お!唯今日もアホだなー!」
紬「羨ましいくらいアホね~」
梓「おい池沼唯!くらうです!」
梓「タバコにシュボッと火をつけ、灰皿は唯のアホでいいか」グリグリ
唯「ア"ッツ!うんたん♪うんたん♪」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:00:08.59 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
澪「お!唯今日も元気だなー!」
紬「羨ましいくらい元気ね~」
梓「池沼!正義の一撃をくらうです!!」バコッ
唯「しーましぇーん!生まれてきてっ!」ヒィー
律「あたしもー!」ブオン
唯「おい、だからなんでオメーも参加してんだよ?あ?」パシッ
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:04:11.22 ID:NU7ENXvQP
紬「うんたん♪うんたん♪」
澪「お!唯…じゃないみたいだな」
唯「~♪」クッチャクッチャ
梓「おい、ムギ豚お茶イレロ」
律「あたしもー!」
唯「おい律、テメーで入れろ
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:05:02.65 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
澪「うんたん♪うんたん♪」
紬「うんたん♪うんたん♪」
梓「うんたん♪うんたん♪」
律「うんた…」
唯「おい律、調子のんなよ?コラ」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:06:08.70 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
紬「あのね?唯ちゃん、私と付き合ってほしいの」
唯「おっけーー☆」
唯「おいおい、告白で1人で盛り上がって既に下のお口は大洪水か?」クチュクチュクチュクチュ
紬「あ…//らめよぉ♪あぁっあん///」プシャー
梓「むむ?これは大変美味でございますです」ジュルジュル
律「あたしもー」チュルチュル
唯「おい律、テメーは便器に顔でもつっこんでろよ」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:08:58.59 ID:NU7ENXvQP
唯「律、ちょっとこい」
律「はい!」シュタッ
唯「今日からお前は私の女だ」
律「ありがたきお言葉」
唯「そして軽音部の皆を我が物にし」
唯「わたしは平沢唯のハーレム、うんたんワールドを作るのだ!」
唯「日替わりでわたしは女達とお楽しみだ」
唯「ぶわははははは!!」
憂「おねーちゃん!めっ!」
唯「しーましぇーーん、憂様ぁ!!」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:11:33.84 ID:NU7ENXvQP
私はいつものうんたん生活にもどった
唯「うんたん♪うんたん♪」
唯「うんたん♪うんたん♪」
唯「うんたん♪うんたん♪」
唯「うんたん♪うんた…」ジジーガー
そして私平沢唯はうごかなくなった
終了っ><
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:30:37.71 ID:NU7ENXvQP
「はぁ…はぁ…」
「…酷い夢だったよぉ」
時刻は午前4時
昨夜は早くに眠たくなって寝てしまった
「みんながおかしくなっちゃう夢」
私はムギちゃんに劇物の入ったお茶を飲まされたり
あずにゃんに火のついたタバコを押し当てられたり
いつもの皆からは考えられない
皆の目は生気がなくうつろだったのが印象的だった
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:38:52.60 ID:NU7ENXvQP
あれ?
1人だけまともな子がいた
「そうだ、澪ちゃん!」
澪1人は夢の中でも唯一まともだった
「もしかしたら、これは何かの前触れかもしれないよっ!」
私はベットから体を起こした
澪に連絡するにしても今は迷惑だ
「とりあえず、食料の確保だね!」
私は自宅の1階に降りて冷蔵庫を開ける
魚肉ソーセージと6Pチーズ、乾燥ワカメを入手した
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:47:15.14 ID:NU7ENXvQP
私は入手した食料を食べ始めた
「魚肉ソーセージは型崩れしないし、携帯性にも優れている」ゴクリ
「6Pチーズ、これも大事なカルシウムと淡白質を補給できる」
「なら、この乾燥ワカメか…」
封を空け口一杯乾燥ワカメをほうばる
予想以上の不味さだ
べぇと舌をだし我慢する、磯臭え
「だけど、ここは我慢だよ、わたし」
そう呟くき乾燥ワカメを飲み込んだ
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:57:58.32 ID:NU7ENXvQP
コツリと自室の窓に何かがぶつかった
「たれか、来たようだな」
この時間
放課後茶時組独特の知らせ方
「あずにんのヤツか」
私はさっと外の様子を伺う
2本先の電信柱の影からあずにんが会釈した
「さすがはあずにんだ、…うまい」
あずにんは私たち放課後茶時組の密偵
副長秋山直下の部下だ
「こいつあ何かあるな」
私はベルトに和泉守ギー太をぐいと押し込んだ
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:10:35.71 ID:NU7ENXvQP
がらりと戸口を開けるとあずにんが前を通り過ぎた
戸口の前に立たず、一般人に扮し何食わぬ顔でやってる
敵に悟られぬよう、かつ大胆にやる気組みがある
「さすがは鬼の副長と恐れられる秋山さんが認めてるだけのことはある」
そう私はボソりと呟きながらあずにんの後をつけた
「さて、そろそろいいでしょう」
頭の頭巾を取りながらあずにんは言った
「明朝に生徒会室、曽我部を打つとのことです」
そういい残すとあずにんは闇の中に消えた
刻は6時前か、こいつはうかうかねていられまい
私は頭をかいた
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:19:49.14 ID:NU7ENXvQP
刻は7時に近い
私は田井中さんの隊についた
田井中さんはその大きなくちでがははと笑い、バシバシとあずにんの肩を叩きながら
「だいじょーぶだ!きっとうまくいく」
と言っていた
田井中さんは放課後茶時隊の局長だ
副長の秋山さんとは天然うんたん流道場時代からの付き合い
もっとも私も天然うんたん流の初段だ
「今度の喧嘩で放課後茶時隊の見られ方はがらりとかわる」
そういいながら作戦の説明が始まった
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:33:38.01 ID:NU7ENXvQP
秋山さんと言えば地形把握から戦略考察がうまい
地の利を得て戦う、私もこのやり方はいいものだと思っている
「で!あたしたち田井中の隊は教職員用玄関から」
例の秋山さんの地図を自慢げに見せびらかしながら局長は語る
「ふん、いいおもちゃを手に入れた童だな、いやゴリラみたい面だが」
私は心のなかでそう呟きベロリと上唇を舐めた
「もうあずにんが薬屋に化けて生徒会室に入っている」
「あたしたちも教職員用玄関から入り前の階段を上り一気に攻める!」
そうゴリラが言った
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:43:56.44 ID:NU7ENXvQP
私はグラウンドの脇の木々の間を走り抜けながら思った
非常口からの突入になっている秋山隊
非常口は多分敵もそれなりの兵力を置いてあるハズだ
「秋山さんの隊はムギ助がいるのか」
ムギ助といえば天然うんたんを若くして皆伝の腕前
神童なんて恐れられた若者だ
あの秋山さんや田井中さんとやらせてもムギ助が勝つといわれる
それくらい、憎いくらい腕が立つ
そして謙虚で可憐、生まれもいい
「気にいらねえが、秋山さんの背中はムギ助にまかせる」
教職員用玄関に着いた
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:55:48.53 ID:NU7ENXvQP
鯉口を切りながら教職員用玄関へ飛び込む
ギラリと光って跳ね上がる和泉守ギー太
飛び込むと私は2人切った
和泉守ギー太はギブソン・レスポールの二代目
大金を積んでも手に入れられない幻の一刀だ
ムギ助の口利きでなんとか手に入れたギー太だが初めて見たときは絶句した
ネックは反り、黒くカビ、フレッドには小豆大の刃こぼれがあった
そんなギー太を研いで思った
「こいつは切れる…」
と、
私は階段をダッと駆け上がった
そのときにまた1人切った
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:02:29.31 ID:NU7ENXvQP
刻は作戦開始前
薬屋に化けたあずにんは生徒会室に集まる曽我部達に酒をついで回った
そのときあずにんは
「皆様の腰のお召し物にぶつかっては大変です、お預かりします」
と曽我部達の刀を預かりトイレへ隠した
そして私達の到着を待った
今作戦の功労者だ
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:07:49.30 ID:NU7ENXvQP
田井中さんも凄い
ドラムスティック虎鉄モデルで2人切ってはまた1人切った
「生徒会室は目前だ!行くぞー」
「はい!」
そういわれ私は走った
向かいからはムギ助、秋山副長が駆けて来ている
生徒会室の扉を蹴破った
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:14:15.34 ID:NU7ENXvQP
秋山さんが駆け込みエリザベスを構える
曽我部は事に気付き刀を探す
が、遅い
秋山さんが曽我部をザッと切り、言った
「総員に告ぐ!敵の大将は討ち取った!」
「最早敵は統率を失った烏合の衆!」
「一気に畳み掛けろォォォ!!」
…そしてこの喧嘩は放課後茶時組の勝利で終わった
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:18:35.17 ID:NU7ENXvQP
唯「そんなこんなで今回手に入れました戦利品はぁー」
唯「このエアコンになりまーす!!」イエーイ
律「いらっしゃいませー!」ウェーイ
こうしてエアコンを手に入れた放課後ティータイムでしたとさ
ちゃんちゃん
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:43:36.49 ID:NU7ENXvQP
梓「私は“山崎烝”ってひとだったらしいです」
唯「わたしは~?」
梓「二代目兼定をもっている辺り最初は土方さんだとおもいましたけど」
唯「そこはアホ>>1の気まぐれだよー」
梓「しゃべり口調も定まってなかったです」
唯「きっと原田さん、永倉さん、井上さんあたりじゃない?」
梓「細かいことは気にしないで><とのことです」
唯「よーし!次いくよー!」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:46:41.45 ID:NU7ENXvQP
澪「いやいやお疲れさまです」
曽我部「ええ」
澪「いかがなされました?」
曽我部「秋山澪ファンクラブの私が澪さんにメッタ切りにされるなんてね」
澪「…」
曽我部「いいの、そういうの慣れてるから」
澪「そ、そうだ!>>99に主人公を決めてほしいらしいです、では」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:05:27.95 ID:NU7ENXvQP
どうも、はじめまして真鍋和です
唯の幼馴染って言ったほうがわかりやすいかしら
皆からはどう思われてるかわからないけど
私にはイメージってものがあると思うの
生徒会委員だし、いろんな人から頼られちゃう
今日はそんな私のことを語っていきたいと思うわ
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:09:57.63 ID:NU7ENXvQP
最初は外見から
どことなく知的な感じを漂わせ
他の高校生に比べて大人な雰囲気を持つ“わ た し”
それをあえて軽くスタイリングした髪型に
ポップな赤めがねで外す…
ちょっとゾクゾクきたでしょ?
「ねー、和ちゃーん?さっきから何やってるのー?」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:15:48.61 ID:NU7ENXvQP
「ちょちょっと、唯」
「もうさっきからうるさいよー、今漫画よんでるんだからね」プンスカ
小声で進めます
そして内面
まず最初にしっかりもの
ただ著しく空気が読めて、ハイレヴェルのギャグセンスを持ち合わせる
そして面倒見もいい…
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:20:41.58 ID:NU7ENXvQP
「もう!せっかく遊びに来てあげてるんだからっ」プンプン
「あー、ごめんごめん」
「いい加減にパソコンとお話しするのやめなよー」
「…」
始まったばかりの夏休み
でも私は忙しいの
あまり多くない心許せる友人をもてなすよりも
今は大事なことがあるのよ!!!1
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:27:40.86 ID:NU7ENXvQP
その大事なことがなにかって?
教えてあげる…
ざっくり言って治安維持のお仕事かしら
生徒会に所属しつつ、家でも健気にお仕事
苦労人に見える?でもそれは私にとって癒しでもあるの
その治安維持っていうのはどこの治安を守ることなのか
そう、それはここ
『ニュース速報(VIP)@2ちゃんねる ゆとり奈々』よ!!
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:34:43.03 ID:NU7ENXvQP
最初に2ちゃんねるにであったのは中学校1年生の時だったわ
その頃の私は学業を終えると何をするでもなく
家で宿題をすませ、テレビを見て…
そんな私の家にパーソナルコンピュータ、通称PCが来てから日常は激変
家に帰るとすぐにPCの電源を入れ
一日中PCの前から離れないこともざらになった
でもありきたりな情報量では満足しきれなくなり
ついに出会ったの、2ちゃんねるって掲示板に
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:46:54.04 ID:NU7ENXvQP
最初はそりゃ右も左もわからなくて袋叩きよ
5 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 20XX/XX/XX(月) 19:42
ここはいろんな情報があふれていて、とっても素敵です(^o^)
6 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 20XX/XX/XX(月) 19:51
は?
7 名前: >5 投稿日: 20XX/XX/XX(月) 19:56
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< 逝ってよし
( ) \_____
| | |
(__)_)
8 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 20XX/XX/XX(月) 20:03
http://XXXX.BROWSER.clsah.co.jp/
これおすすめだよー(^o^)
なんて煽られブラクラを踏んでひっくり返ったわ
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:50:44.87 ID:NU7ENXvQP
そして私は2ちゃんねるに慣れていった
自分専用のPCがほしくなった私は電車に乗り
適当なオヤジを痴漢にしたて示談金をふんだくり
自室にPCを導入
これも2ちゃんねるで得た知識
そして時代は移り行く
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:00:09.01 ID:NU7ENXvQP
そしてとうとう立つの、ニュース速報(VIP)板が
最初はクソスレ収容所だったんだけど
だんだんと良スレが流れてくるようになって、人々は根付いていった
私に似合う“VIP”と言う称号を本当のものとして…
今はVIPPERなんて浮いた名前で呼ばれるけど
VIP最古参の私みたいな人たちがあってこそなのよ
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:06:25.79 ID:NU7ENXvQP
「和ちゃーん、じゅーすー」
そう唯に言われ私は壁を殴る
するとどうだろう
母親がそそくさと現れジュースとお菓子を補充する
「あ!す、すいますん…」
なんて唯はいつもながらたじろぐ
母親は真面目な私が非行に走るのではとビクビクしてる
そんな親ばかりだから餓鬼が付け上がる
「老害ってヤツね、ざまぁないわ」
なんて少し笑った
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:14:19.91 ID:NU7ENXvQP
最近のVIPはやはり勢いがない
一昔前は常にお祭り騒ぎ、毎日学校から帰って
PCの電源を入れるのが楽しみで仕方なかった
そんなVIPへ戻すためにVIP古参は日々奮闘しているの
夏厨を叩いたりするのも大事な治安維持の仕事
盛り上がりに欠けるときなんかは文字通り人肌脱いで
板全体の士気を上げたり
女神女神!なんてもてはやされて困っちゃう
そうそう、最近はコテデビューもしたっけ
なんだかんだ言いながら>>2を取りいかにスレを盛り上げるか
そんなことを考えてるのも楽しい
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:18:59.16 ID:NU7ENXvQP
「和ちゃーん、漫画飽きたよぅ」
「あーそうね、そろそろ出かけよっか」
そうそう、最近VIPではやってるネトゲにもトライしてみたかったから
唯とのお出かけも兼ねてグラフィックボードでも買い替えにいこうっと
部屋を出て机の上に小銭しか入ってない財布を投げ出す
私の顔をうかがいながら母親が万札を3枚入れた
そうそう、それでいいんだよ…
「よーし、唯いこっか」
「うんっ!おばさんお邪魔しましたー♪」
私達は出かけた
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:23:11.57 ID:NU7ENXvQP
「それ以来私は和ちゃんに会っていません」
「ネットげーむ?だっけ、今はそれに夢中らしいです」
「夏休みが明けてからも学校にこないので、気になって電話したら」
『他の連中には負けていられないの!』
「とか言って取り合ってくれませんでした」
私は一応メールを打ちました
和ちゃん、はやくよくなって戻ってきてねっ☆
唯より
おーわっりーーーー
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:29:38.54 ID:NU7ENXvQP
澪「おい律、>>1とか言う変なやつがいるぞ」
律「へぇー?別にいいんじゃね?」
澪「デュフフwwまだまだでござるとか言ってるし、気持ち悪いしこっち見てるし」ガクガク
律「ほっとけよ、そのうち死ぬって」ケラケラ
律「さーて、次の題にいこーぜー」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:57:01.07 ID:NU7ENXvQP
唯「ねぇーうーい?」
憂「はは、なんかムーミンみたいな呼び方だね」アハハ
唯「ちょっと最近気になったことがあるから聞いてー♪」
憂「うん、なになに?」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:59:29.65 ID:NU7ENXvQP
唯「バファリンってあるじゃん?」
憂「うん」
唯「CMなんかでさ」
唯「半分は優しさで出来てますっ!なんて言うけど」
唯「じゃあ残りの半分はなんなんだろ?って思わない?」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:01:42.08 ID:NU7ENXvQP
憂「お姉ちゃん、それは」
唯「待って!いっちゃダメだようぃ!」
唯「それでは平沢唯の考えるバファリンの残り半分の有力候補を挙げて行きたいと思います!」フンス
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:05:31.71 ID:NU7ENXvQP
唯「1番始めに考えたのは優しさの反対の厳しさです!」
憂「う、うん」
唯「で?」
憂「あ、うん、じゃあ何で厳しさで頭痛は良くなるのかな?」ハハ
唯「えー、2通りの考えがあります」オホン
憂「お姉ちゃんうーざーいーよー♪」
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:10:39.97 ID:NU7ENXvQP
唯「1つ目は飴と鞭の理論ですねぇー」
唯「厳しくした後に優しく接する、うまい人間の扱いかたです」
憂「うん、なんだかエグイよ」
唯「厳しさ成分が頭痛を促進」
唯「そしてその後優しさ成分のフォロー」
唯「あれ?なんだか1番酷い時より頭痛が楽になったよー!ういー」キャッキャッ
唯「こんなかんじです」
憂「…」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:14:35.80 ID:NU7ENXvQP
唯「2つ目はギャップです!ういさん?」
憂「あ、はいはい、聞いてます」
唯「厳しい彼の時折みせる優しい笑顔っ」
唯「女の子ならイチコロですね!」
憂「1つ目とあんまり変わらなくないかな?」
憂「しかもそれじゃあ女の子しか効き目なさそうだし」
唯「…」ジトー
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:21:31.76 ID:NU7ENXvQP
唯「2番目に考えたのは魔力です!」
唯「…?」
憂「はぁ、正直にいってそれはない、寝ろ」
憂「思いつきでレスしてあげんなks」
唯「う…う」ジワー
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:29:13.15 ID:NU7ENXvQP
唯「ちゃんと考えたんです!聞いてください!」
唯「皆さんはDQってやったことありますか?」
唯「FC版であったあの“マヌーサ”と“ザラキ”のコンビネーション」
唯「あのような効果がきっと起って」
憂「だから思いつきでしゃべんなよ…池沼」シュボッ フー
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:36:00.31 ID:NU7ENXvQP
唯「3番目は一気に見方を変えてみます」
唯「まずは半分のバファリンを3等分します」
唯「でー、これが愛しさで、これが切なさで、これが心強さで…」
憂「それ、言って見たかっただけでしょっ♪」ピンッ
唯「あ、あ゛づっ!…ばれました?」ウフッ
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:47:26.17 ID:NU7ENXvQP
唯「うい…、わかってたんだ」
唯「バファリン半分は頭痛止めで」
唯「もう半分は副作用で胃を荒らさないための胃に優しい成分だって」
唯「でもね!わたしはこの場を通じて伝えたいことがあったんだよ!」
唯「バファリンヘビーユーザーの>>1みたいにはならないでほしいって」
唯「じゃないとキ○ガイとか狂ってるとか危ないと色々言われて…」グスッ
憂「んでんで~?」ヘラヘラ
唯「…オイ」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:51:59.27 ID:NU7ENXvQP
唯「お前、さてはういじゃないな…?」
憂「な、何いってるの?お姉ちゃん」
唯「ういは、いつもわたしの話を真剣に聞いてくれて」
唯「いつもこんなわたしを慕ってくれる大事な妹だ」
唯「それに、憂はタバコの煙をかぐと鼻に血管が浮き出る」
憂「はっ!!」(あれ?なんか流されたけど言ってること変じゃない?)
唯「猿芝居はそろそろおしまいにしようぜ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:56:34.49 ID:NU7ENXvQP
憂「はっはっは、見事だ唯」ガバッ
律「正体はあたしだったのだ!!」ババーン
唯「ふん…、オラァ!」ボコッ
律「げふっ、ひぃぃ」
唯「オラッ!オラッ!」ゴスゴス
唯「これが」オラオラオラオラ
唯「わたしのスタンドだーーッ!」オラオラオラオラオラオラオラー
唯「やれやれダゼ…」フッ
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 11:01:40.01 ID:NU7ENXvQP
唯「ううふ、うひひっ、だめだよぉ~う~い~」ピクピク
憂「あーあー、お姉ちゃんまたバファリン丸々1箱飲んじゃってる…」
ババァーーーーン!!
to be continued ⇒
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:07:18.10 ID:NU7ENXvQP
「あれ…」
「何やってるんだろ、あたし」
生暖かい液体の中で目覚めたわたし
どうやらこの部屋は見覚えがある
「澪の、部屋…か」
そしてあたしの体を預ける液体
そう、それはあたしのからだから流れ出た血液なのだ
「どおりで体が言うこときかないわけだー」
無駄な力を使うのが馬鹿らしくなり
その生暖かい液体の中で意識を揺られていた
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:11:45.06 ID:NU7ENXvQP
時は遡る、それは高校にあがる前の話し
「でもさ、澪はホント怖がりだよなー」
「いーうーなっ!」
「あたしがこの間の体育の授業で顔面にボール食らって鼻血ダラダラになった時だって」
「いや、あれはな」
「手で顔を覆いながらあわてふためいちゃって」ケラケラ
「そ、そういう訳じゃないよ///」
なんでコイツは顔を赤らめているのかと
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:18:26.29 ID:NU7ENXvQP
「今から言う話しをしても、絶対に友達でいてくれるか?」
「はぁ?なんだよ急に」
「ど、っどうなんだよ!」
「はーいはい、ご安心ください、嫌でもずっと友達でいてやるよ」
「そのな、基本的に血とか怖いもの、それを連想させるものは苦手なんだ」
「ただ、好きな人の血を見るのは…凄く興奮する//」
は?
「それって、あたしが考えていることで間違いはないのかな?」
顔を背けて必死にうなずいている澪
「そ、そっか」
ああ、それ以来あたしと澪はそういう関係だ
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:27:46.83 ID:NU7ENXvQP
その告白を受けあたし達は行為に及んだ
澪はあたしを自前のカッターで少し傷つける
「ごめんな、りつごめんな!」
なんていいながら大事そうにあたしの血を舐める澪
もうその目には理性を感じられなかった
ん?やられっぱなしのヘタレ?
そんなことない、しっかり澪はめちゃくちゃに犯してあげました
ギブアンドテイクだ
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:37:11.75 ID:NU7ENXvQP
だが、今日は事件がおこった
「あー!お股から血が出ちゃった、とほほ」
そんな唯の一言が澪の理性をくすぐった
きっと女の子の日で、たまたま対策が甘かったのだろう
唯の黒いパンツストッキングは血を吸っている
澪が凝視している
そうだな、最近は部活とかで億劫だったもんな
基本的に軽音部のメンバーはあたしに及ばないにしても
澪にとっては好きな人の部類にはいるのであろう
「ったく、もう今日は解散!澪ー帰るぞー」
あたしは澪をつれて部室を後にした
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:40:35.49 ID:NU7ENXvQP
「よーし澪、あたしの家まで我慢してくれよー」
息を荒げる澪
あたしは澪をなだめながら家に向かう
「ご…ごめ、…りつ」
その瞬間あたしの後頭部に鈍い痛みが走った
そして冒頭に戻る
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:45:24.44 ID:NU7ENXvQP
「ん~♪」
服を脱ぎあたしの血に塗れて
嬉しそうに床に広まった血を舐めている澪
無邪気に
でも愛しそうに
あたしは力を振り絞りゆっくりと立ち上がった
幸せそうなところ申し訳ないんだけど
「一発は一発だ!!」
あたしはベースを澪の頭めがけて振り下ろした
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:53:10.56 ID:NU7ENXvQP
バキリと快音が部屋に響き渡った
ベースは折れまがっている
澪の石頭のことだ
きっとたいしたことはないだろう
そう思うとあたしは力なく床に倒れこんだ
「唯ちゃん、元気出して」
「う゛う゛う゛…」
2人は死んでしまいました
血の海の中で倒れていたりっちゃんと澪ちゃん
最初は無理心中なのかしら?とも思ったのですが
2人とも外傷は後頭部にあったそうです
死んじゃったのは悲しい、でも
「それが2人の愛の形なら…」
おわい
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「おー!ケーキかー!」ルンルン
梓「しかも砂糖がのってやがるです」
唯「んー!!んっ!」ジタバタ
律「どうした?唯?」ケタケタ
紬(唯ちゃんの砂糖菓子はプラスティックなの~♪)
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:10:34.46 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はバームクーヘンかー!」ルンルン
梓「なんだか、懐かしい匂いがするです」
唯「ん~、んっ♪」モグモグ
律「びゃー!うめえ」
紬(梓ちゃんのバームクーヘンは木材なの~♪)
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:13:29.59 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はレモネードかー!」
梓「ご丁寧に輪切りレモンが刺さってるです」
唯「んー?ん?」ヂュー
律「すっぺー!」ヂュー
紬(今日は普通にしてみたの~♪)
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:17:18.97 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はチョコレートケーキかー!」
梓「なんだか、落ち着く匂いがするです」
唯「んー?ん?」モグモグ
律「うー!あめー!」モグモグ
紬(梓ちゃんのケーキにはゴキブリの粉末が入ってるの~♪)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:21:26.97 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はようかんかー!」
梓「なんだか、栄養がつまってそうです」
唯「んー!ん?」パクパク
律「くり入ってた…」ペッ
紬(梓ちゃんのようかんは昆虫ぜりーなの~♪)
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:24:28.64 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はクッキーか!」
梓「なんだかいつもと様子が違うです」
唯「ん~♪ん?」サクサク
律「あたしこのオレンジのネバネバ嫌いだわ」ペッ
紬(間違えて自分で食べちゃったの~♪)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:27:09.23 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はソーダかー!」
梓「生意気にしゅわしゅわしてやがるです」
唯「ん゛-----!ん…」ブクブク
律「唯泡ふいてら」ケラケラ
紬(唯ちゃんのソーダにはサンポールを入れてみたの~♪)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:30:37.62 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は麦チョコかー!」
梓「なんだか動くです」
唯「んっ!んっ!」キャッキャ
律「うん、まあわるくないな」バリバリ
紬(梓ちゃんの麦チョコはだんご虫なの~♪)
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:34:28.49 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はアイスコーヒーかー!」
梓「いい豆使ってやがるです」
唯「ん~、んっ」ヂュー
律「うへぇーニゲー」ケラケラ
紬(りっちゃんのアイスコーヒーは墨汁なの~♪)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:37:39.09 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はきのこの山かー!」
梓「このチョコレート菓子は失敗作だ食えたもんじゃないよ」
唯「ん~?ん?」パクパク
律「うん、んまいよ」パクパク
紬(澪ちゃんそれたけのこの里なの~♪)
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:42:19.85 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はトンちゃんかー!」
梓「トンちゃんです」
唯「ん~!!ん!!!」モシャモシャ
律「うめー」バリバリ
紬(みんな普通に食べてつまんないの~♪)
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:46:17.62 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は…」
梓「いらないならよこすです!」バクバクゴックン
唯「…」
律「あたし帰るわ」バタン
紬(カブトムシの幼虫梓ちゃんに人気で困っちゃうの~♪)
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:48:50.47 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は緑茶かー!」
梓「しっかり適温で入ってるです」
唯「んん"っ…」
律「あたし緑茶は冷茶しかのめねーし」カシャン
紬(唯ちゃんの緑茶はジメチル水銀がはいってるの~♪)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:51:51.99 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はおでんかー!」
梓「とりあえず大根がいいです」
律「お!あちぃなー」ハフハフ
紬(折角のネタ振りがメチャクチャなの~♪)
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:55:11.41 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はヴェルタースオリジナルかー!」
梓「甘くってくりーみーです」
律「ギャー!虫歯いてー!」ゲラゲラ
紬(それは皆が私にとって特別な存在だからです)
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 02:58:17.61 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は雪見だいふくかー!」
梓「これ皮がうまいんです」
律「うめー!つめてー!」ガシガシ
紬(りっちゃんそれはドライアイスなの~♪)
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:01:34.46 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はタピオカジュースかー!」
梓「この感触がたまんないです」ズルズルズルズルズルズル
律「うへー蛙のたまごみてー」ゲラゲラ
紬(梓ちゃんのは本当の蛙のたまごなの~♪)
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:06:35.94 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は…」
梓「気分を著しく害した、かえるです」
律「ムギっ!裸で何やってんだよ」ケタケタ
紬(体を張ったのギャグだったのに~♪)
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:09:13.75 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日はかトマトジュースかー!」
梓「いい色してやがるです」
唯「んっ…ん♪」ヂュー
律「あたしあんまりトマトジュース好きじゃないんだわ」ガシャン
紬(皆の体に私の血液が駆け巡って幸せなの~♪)
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:13:32.64 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあがれ~♪」
澪「お!今日は真面目に練習するかー!」
梓「そうするです」
唯「んっ…ん」ジャガジャガ
律「そだなー」タタタン
紬(そっか~♪)
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:16:49.43 ID:NU7ENXvQP
紬「はい、皆さんめしあが」
澪「おいムギ!なんで皆に変なもん食わすんだ!」
梓「おいムギ豚、しっかり答えろよ、あ?」ゲシゲシ
唯「んっ!ん~//」
律「おい沢庵、頑張るねー!」ケタケタ
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:19:14.69 ID:NU7ENXvQP
澪「おい、梓もそのくらいにしておけっ」
梓「ちっ、…後でな」ペッ
紬「わ、わたし…本当は」
律「あ?どした朝倉?」ヒョーゲラゲラ
紬「私、合唱部に入るのが夢だったのに…」
紬「もう軽音部になんて付き合うの懲り懲りなの!」
紬「だから…」
梓「お?んだとゴラァ」ゴスッ
律「お!いいね梓!いいよ今のパンチ」ゲラゲラ
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 03:23:41.81 ID:NU7ENXvQP
唯「んー!んっ」
澪「何?声が…遅れて…聞こえるよ…?」
唯「んっんーーー!!」
澪「何々?もう、やめてあげて…だって」
梓「おい平沢、てめいい加減にしろよ?オラッ」グイー
紬「唯ちゃん…」
唯「んー!んー!」フルフル
紬「うっ、うう…」
紬「…うふっ」
紬「唯、私のこと好きなんだろ?悪いようにはしないからさ!!なっ?」はぁはぁ(真顔)
そして私は唯ちゃんと一緒に楽しく暮らしました
HAAPY☆END
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 04:58:28.61 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
澪「お!唯今日も元気だなー!」
紬「羨ましいくらい元気ね~」
梓「池沼!正義の一撃をくらうです!!」ブオッ
律「あたしもー!」プス ミリッ
唯「おい、律おもてでろ」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 04:59:20.12 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
澪「お!唯今日もアホだなー!」
紬「羨ましいくらいアホね~」
梓「おい池沼唯!くらうです!」
梓「タバコにシュボッと火をつけ、灰皿は唯のアホでいいか」グリグリ
唯「ア"ッツ!うんたん♪うんたん♪」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:00:08.59 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
澪「お!唯今日も元気だなー!」
紬「羨ましいくらい元気ね~」
梓「池沼!正義の一撃をくらうです!!」バコッ
唯「しーましぇーん!生まれてきてっ!」ヒィー
律「あたしもー!」ブオン
唯「おい、だからなんでオメーも参加してんだよ?あ?」パシッ
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:04:11.22 ID:NU7ENXvQP
紬「うんたん♪うんたん♪」
澪「お!唯…じゃないみたいだな」
唯「~♪」クッチャクッチャ
梓「おい、ムギ豚お茶イレロ」
律「あたしもー!」
唯「おい律、テメーで入れろ
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:05:02.65 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
澪「うんたん♪うんたん♪」
紬「うんたん♪うんたん♪」
梓「うんたん♪うんたん♪」
律「うんた…」
唯「おい律、調子のんなよ?コラ」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:06:08.70 ID:NU7ENXvQP
唯「うんたん♪うんたん♪」
紬「あのね?唯ちゃん、私と付き合ってほしいの」
唯「おっけーー☆」
唯「おいおい、告白で1人で盛り上がって既に下のお口は大洪水か?」クチュクチュクチュクチュ
紬「あ…//らめよぉ♪あぁっあん///」プシャー
梓「むむ?これは大変美味でございますです」ジュルジュル
律「あたしもー」チュルチュル
唯「おい律、テメーは便器に顔でもつっこんでろよ」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:08:58.59 ID:NU7ENXvQP
唯「律、ちょっとこい」
律「はい!」シュタッ
唯「今日からお前は私の女だ」
律「ありがたきお言葉」
唯「そして軽音部の皆を我が物にし」
唯「わたしは平沢唯のハーレム、うんたんワールドを作るのだ!」
唯「日替わりでわたしは女達とお楽しみだ」
唯「ぶわははははは!!」
憂「おねーちゃん!めっ!」
唯「しーましぇーーん、憂様ぁ!!」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:11:33.84 ID:NU7ENXvQP
私はいつものうんたん生活にもどった
唯「うんたん♪うんたん♪」
唯「うんたん♪うんたん♪」
唯「うんたん♪うんたん♪」
唯「うんたん♪うんた…」ジジーガー
そして私平沢唯はうごかなくなった
終了っ><
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:30:37.71 ID:NU7ENXvQP
「はぁ…はぁ…」
「…酷い夢だったよぉ」
時刻は午前4時
昨夜は早くに眠たくなって寝てしまった
「みんながおかしくなっちゃう夢」
私はムギちゃんに劇物の入ったお茶を飲まされたり
あずにゃんに火のついたタバコを押し当てられたり
いつもの皆からは考えられない
皆の目は生気がなくうつろだったのが印象的だった
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:38:52.60 ID:NU7ENXvQP
あれ?
1人だけまともな子がいた
「そうだ、澪ちゃん!」
澪1人は夢の中でも唯一まともだった
「もしかしたら、これは何かの前触れかもしれないよっ!」
私はベットから体を起こした
澪に連絡するにしても今は迷惑だ
「とりあえず、食料の確保だね!」
私は自宅の1階に降りて冷蔵庫を開ける
魚肉ソーセージと6Pチーズ、乾燥ワカメを入手した
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:47:15.14 ID:NU7ENXvQP
私は入手した食料を食べ始めた
「魚肉ソーセージは型崩れしないし、携帯性にも優れている」ゴクリ
「6Pチーズ、これも大事なカルシウムと淡白質を補給できる」
「なら、この乾燥ワカメか…」
封を空け口一杯乾燥ワカメをほうばる
予想以上の不味さだ
べぇと舌をだし我慢する、磯臭え
「だけど、ここは我慢だよ、わたし」
そう呟くき乾燥ワカメを飲み込んだ
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 05:57:58.32 ID:NU7ENXvQP
コツリと自室の窓に何かがぶつかった
「たれか、来たようだな」
この時間
放課後茶時組独特の知らせ方
「あずにんのヤツか」
私はさっと外の様子を伺う
2本先の電信柱の影からあずにんが会釈した
「さすがはあずにんだ、…うまい」
あずにんは私たち放課後茶時組の密偵
副長秋山直下の部下だ
「こいつあ何かあるな」
私はベルトに和泉守ギー太をぐいと押し込んだ
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:10:35.71 ID:NU7ENXvQP
がらりと戸口を開けるとあずにんが前を通り過ぎた
戸口の前に立たず、一般人に扮し何食わぬ顔でやってる
敵に悟られぬよう、かつ大胆にやる気組みがある
「さすがは鬼の副長と恐れられる秋山さんが認めてるだけのことはある」
そう私はボソりと呟きながらあずにんの後をつけた
「さて、そろそろいいでしょう」
頭の頭巾を取りながらあずにんは言った
「明朝に生徒会室、曽我部を打つとのことです」
そういい残すとあずにんは闇の中に消えた
刻は6時前か、こいつはうかうかねていられまい
私は頭をかいた
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:19:49.14 ID:NU7ENXvQP
刻は7時に近い
私は田井中さんの隊についた
田井中さんはその大きなくちでがははと笑い、バシバシとあずにんの肩を叩きながら
「だいじょーぶだ!きっとうまくいく」
と言っていた
田井中さんは放課後茶時隊の局長だ
副長の秋山さんとは天然うんたん流道場時代からの付き合い
もっとも私も天然うんたん流の初段だ
「今度の喧嘩で放課後茶時隊の見られ方はがらりとかわる」
そういいながら作戦の説明が始まった
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:33:38.01 ID:NU7ENXvQP
秋山さんと言えば地形把握から戦略考察がうまい
地の利を得て戦う、私もこのやり方はいいものだと思っている
「で!あたしたち田井中の隊は教職員用玄関から」
例の秋山さんの地図を自慢げに見せびらかしながら局長は語る
「ふん、いいおもちゃを手に入れた童だな、いやゴリラみたい面だが」
私は心のなかでそう呟きベロリと上唇を舐めた
「もうあずにんが薬屋に化けて生徒会室に入っている」
「あたしたちも教職員用玄関から入り前の階段を上り一気に攻める!」
そうゴリラが言った
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:43:56.44 ID:NU7ENXvQP
私はグラウンドの脇の木々の間を走り抜けながら思った
非常口からの突入になっている秋山隊
非常口は多分敵もそれなりの兵力を置いてあるハズだ
「秋山さんの隊はムギ助がいるのか」
ムギ助といえば天然うんたんを若くして皆伝の腕前
神童なんて恐れられた若者だ
あの秋山さんや田井中さんとやらせてもムギ助が勝つといわれる
それくらい、憎いくらい腕が立つ
そして謙虚で可憐、生まれもいい
「気にいらねえが、秋山さんの背中はムギ助にまかせる」
教職員用玄関に着いた
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 06:55:48.53 ID:NU7ENXvQP
鯉口を切りながら教職員用玄関へ飛び込む
ギラリと光って跳ね上がる和泉守ギー太
飛び込むと私は2人切った
和泉守ギー太はギブソン・レスポールの二代目
大金を積んでも手に入れられない幻の一刀だ
ムギ助の口利きでなんとか手に入れたギー太だが初めて見たときは絶句した
ネックは反り、黒くカビ、フレッドには小豆大の刃こぼれがあった
そんなギー太を研いで思った
「こいつは切れる…」
と、
私は階段をダッと駆け上がった
そのときにまた1人切った
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:02:29.31 ID:NU7ENXvQP
刻は作戦開始前
薬屋に化けたあずにんは生徒会室に集まる曽我部達に酒をついで回った
そのときあずにんは
「皆様の腰のお召し物にぶつかっては大変です、お預かりします」
と曽我部達の刀を預かりトイレへ隠した
そして私達の到着を待った
今作戦の功労者だ
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:07:49.30 ID:NU7ENXvQP
田井中さんも凄い
ドラムスティック虎鉄モデルで2人切ってはまた1人切った
「生徒会室は目前だ!行くぞー」
「はい!」
そういわれ私は走った
向かいからはムギ助、秋山副長が駆けて来ている
生徒会室の扉を蹴破った
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:14:15.34 ID:NU7ENXvQP
秋山さんが駆け込みエリザベスを構える
曽我部は事に気付き刀を探す
が、遅い
秋山さんが曽我部をザッと切り、言った
「総員に告ぐ!敵の大将は討ち取った!」
「最早敵は統率を失った烏合の衆!」
「一気に畳み掛けろォォォ!!」
…そしてこの喧嘩は放課後茶時組の勝利で終わった
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:18:35.17 ID:NU7ENXvQP
唯「そんなこんなで今回手に入れました戦利品はぁー」
唯「このエアコンになりまーす!!」イエーイ
律「いらっしゃいませー!」ウェーイ
こうしてエアコンを手に入れた放課後ティータイムでしたとさ
ちゃんちゃん
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:43:36.49 ID:NU7ENXvQP
梓「私は“山崎烝”ってひとだったらしいです」
唯「わたしは~?」
梓「二代目兼定をもっている辺り最初は土方さんだとおもいましたけど」
唯「そこはアホ>>1の気まぐれだよー」
梓「しゃべり口調も定まってなかったです」
唯「きっと原田さん、永倉さん、井上さんあたりじゃない?」
梓「細かいことは気にしないで><とのことです」
唯「よーし!次いくよー!」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 07:46:41.45 ID:NU7ENXvQP
澪「いやいやお疲れさまです」
曽我部「ええ」
澪「いかがなされました?」
曽我部「秋山澪ファンクラブの私が澪さんにメッタ切りにされるなんてね」
澪「…」
曽我部「いいの、そういうの慣れてるから」
澪「そ、そうだ!>>99に主人公を決めてほしいらしいです、では」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:05:27.95 ID:NU7ENXvQP
どうも、はじめまして真鍋和です
唯の幼馴染って言ったほうがわかりやすいかしら
皆からはどう思われてるかわからないけど
私にはイメージってものがあると思うの
生徒会委員だし、いろんな人から頼られちゃう
今日はそんな私のことを語っていきたいと思うわ
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:09:57.63 ID:NU7ENXvQP
最初は外見から
どことなく知的な感じを漂わせ
他の高校生に比べて大人な雰囲気を持つ“わ た し”
それをあえて軽くスタイリングした髪型に
ポップな赤めがねで外す…
ちょっとゾクゾクきたでしょ?
「ねー、和ちゃーん?さっきから何やってるのー?」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:15:48.61 ID:NU7ENXvQP
「ちょちょっと、唯」
「もうさっきからうるさいよー、今漫画よんでるんだからね」プンスカ
小声で進めます
そして内面
まず最初にしっかりもの
ただ著しく空気が読めて、ハイレヴェルのギャグセンスを持ち合わせる
そして面倒見もいい…
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:20:41.58 ID:NU7ENXvQP
「もう!せっかく遊びに来てあげてるんだからっ」プンプン
「あー、ごめんごめん」
「いい加減にパソコンとお話しするのやめなよー」
「…」
始まったばかりの夏休み
でも私は忙しいの
あまり多くない心許せる友人をもてなすよりも
今は大事なことがあるのよ!!!1
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:27:40.86 ID:NU7ENXvQP
その大事なことがなにかって?
教えてあげる…
ざっくり言って治安維持のお仕事かしら
生徒会に所属しつつ、家でも健気にお仕事
苦労人に見える?でもそれは私にとって癒しでもあるの
その治安維持っていうのはどこの治安を守ることなのか
そう、それはここ
『ニュース速報(VIP)@2ちゃんねる ゆとり奈々』よ!!
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:34:43.03 ID:NU7ENXvQP
最初に2ちゃんねるにであったのは中学校1年生の時だったわ
その頃の私は学業を終えると何をするでもなく
家で宿題をすませ、テレビを見て…
そんな私の家にパーソナルコンピュータ、通称PCが来てから日常は激変
家に帰るとすぐにPCの電源を入れ
一日中PCの前から離れないこともざらになった
でもありきたりな情報量では満足しきれなくなり
ついに出会ったの、2ちゃんねるって掲示板に
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:46:54.04 ID:NU7ENXvQP
最初はそりゃ右も左もわからなくて袋叩きよ
5 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 20XX/XX/XX(月) 19:42
ここはいろんな情報があふれていて、とっても素敵です(^o^)
6 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 20XX/XX/XX(月) 19:51
は?
7 名前: >5 投稿日: 20XX/XX/XX(月) 19:56
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< 逝ってよし
( ) \_____
| | |
(__)_)
8 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 20XX/XX/XX(月) 20:03
http://XXXX.BROWSER.clsah.co.jp/
これおすすめだよー(^o^)
なんて煽られブラクラを踏んでひっくり返ったわ
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 08:50:44.87 ID:NU7ENXvQP
そして私は2ちゃんねるに慣れていった
自分専用のPCがほしくなった私は電車に乗り
適当なオヤジを痴漢にしたて示談金をふんだくり
自室にPCを導入
これも2ちゃんねるで得た知識
そして時代は移り行く
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:00:09.01 ID:NU7ENXvQP
そしてとうとう立つの、ニュース速報(VIP)板が
最初はクソスレ収容所だったんだけど
だんだんと良スレが流れてくるようになって、人々は根付いていった
私に似合う“VIP”と言う称号を本当のものとして…
今はVIPPERなんて浮いた名前で呼ばれるけど
VIP最古参の私みたいな人たちがあってこそなのよ
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:06:25.79 ID:NU7ENXvQP
「和ちゃーん、じゅーすー」
そう唯に言われ私は壁を殴る
するとどうだろう
母親がそそくさと現れジュースとお菓子を補充する
「あ!す、すいますん…」
なんて唯はいつもながらたじろぐ
母親は真面目な私が非行に走るのではとビクビクしてる
そんな親ばかりだから餓鬼が付け上がる
「老害ってヤツね、ざまぁないわ」
なんて少し笑った
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:14:19.91 ID:NU7ENXvQP
最近のVIPはやはり勢いがない
一昔前は常にお祭り騒ぎ、毎日学校から帰って
PCの電源を入れるのが楽しみで仕方なかった
そんなVIPへ戻すためにVIP古参は日々奮闘しているの
夏厨を叩いたりするのも大事な治安維持の仕事
盛り上がりに欠けるときなんかは文字通り人肌脱いで
板全体の士気を上げたり
女神女神!なんてもてはやされて困っちゃう
そうそう、最近はコテデビューもしたっけ
なんだかんだ言いながら>>2を取りいかにスレを盛り上げるか
そんなことを考えてるのも楽しい
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:18:59.16 ID:NU7ENXvQP
「和ちゃーん、漫画飽きたよぅ」
「あーそうね、そろそろ出かけよっか」
そうそう、最近VIPではやってるネトゲにもトライしてみたかったから
唯とのお出かけも兼ねてグラフィックボードでも買い替えにいこうっと
部屋を出て机の上に小銭しか入ってない財布を投げ出す
私の顔をうかがいながら母親が万札を3枚入れた
そうそう、それでいいんだよ…
「よーし、唯いこっか」
「うんっ!おばさんお邪魔しましたー♪」
私達は出かけた
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:23:11.57 ID:NU7ENXvQP
「それ以来私は和ちゃんに会っていません」
「ネットげーむ?だっけ、今はそれに夢中らしいです」
「夏休みが明けてからも学校にこないので、気になって電話したら」
『他の連中には負けていられないの!』
「とか言って取り合ってくれませんでした」
私は一応メールを打ちました
和ちゃん、はやくよくなって戻ってきてねっ☆
唯より
おーわっりーーーー
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:29:38.54 ID:NU7ENXvQP
澪「おい律、>>1とか言う変なやつがいるぞ」
律「へぇー?別にいいんじゃね?」
澪「デュフフwwまだまだでござるとか言ってるし、気持ち悪いしこっち見てるし」ガクガク
律「ほっとけよ、そのうち死ぬって」ケラケラ
律「さーて、次の題にいこーぜー」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:57:01.07 ID:NU7ENXvQP
唯「ねぇーうーい?」
憂「はは、なんかムーミンみたいな呼び方だね」アハハ
唯「ちょっと最近気になったことがあるから聞いてー♪」
憂「うん、なになに?」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 09:59:29.65 ID:NU7ENXvQP
唯「バファリンってあるじゃん?」
憂「うん」
唯「CMなんかでさ」
唯「半分は優しさで出来てますっ!なんて言うけど」
唯「じゃあ残りの半分はなんなんだろ?って思わない?」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:01:42.08 ID:NU7ENXvQP
憂「お姉ちゃん、それは」
唯「待って!いっちゃダメだようぃ!」
唯「それでは平沢唯の考えるバファリンの残り半分の有力候補を挙げて行きたいと思います!」フンス
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:05:31.71 ID:NU7ENXvQP
唯「1番始めに考えたのは優しさの反対の厳しさです!」
憂「う、うん」
唯「で?」
憂「あ、うん、じゃあ何で厳しさで頭痛は良くなるのかな?」ハハ
唯「えー、2通りの考えがあります」オホン
憂「お姉ちゃんうーざーいーよー♪」
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:10:39.97 ID:NU7ENXvQP
唯「1つ目は飴と鞭の理論ですねぇー」
唯「厳しくした後に優しく接する、うまい人間の扱いかたです」
憂「うん、なんだかエグイよ」
唯「厳しさ成分が頭痛を促進」
唯「そしてその後優しさ成分のフォロー」
唯「あれ?なんだか1番酷い時より頭痛が楽になったよー!ういー」キャッキャッ
唯「こんなかんじです」
憂「…」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:14:35.80 ID:NU7ENXvQP
唯「2つ目はギャップです!ういさん?」
憂「あ、はいはい、聞いてます」
唯「厳しい彼の時折みせる優しい笑顔っ」
唯「女の子ならイチコロですね!」
憂「1つ目とあんまり変わらなくないかな?」
憂「しかもそれじゃあ女の子しか効き目なさそうだし」
唯「…」ジトー
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:21:31.76 ID:NU7ENXvQP
唯「2番目に考えたのは魔力です!」
唯「…?」
憂「はぁ、正直にいってそれはない、寝ろ」
憂「思いつきでレスしてあげんなks」
唯「う…う」ジワー
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:29:13.15 ID:NU7ENXvQP
唯「ちゃんと考えたんです!聞いてください!」
唯「皆さんはDQってやったことありますか?」
唯「FC版であったあの“マヌーサ”と“ザラキ”のコンビネーション」
唯「あのような効果がきっと起って」
憂「だから思いつきでしゃべんなよ…池沼」シュボッ フー
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:36:00.31 ID:NU7ENXvQP
唯「3番目は一気に見方を変えてみます」
唯「まずは半分のバファリンを3等分します」
唯「でー、これが愛しさで、これが切なさで、これが心強さで…」
憂「それ、言って見たかっただけでしょっ♪」ピンッ
唯「あ、あ゛づっ!…ばれました?」ウフッ
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:47:26.17 ID:NU7ENXvQP
唯「うい…、わかってたんだ」
唯「バファリン半分は頭痛止めで」
唯「もう半分は副作用で胃を荒らさないための胃に優しい成分だって」
唯「でもね!わたしはこの場を通じて伝えたいことがあったんだよ!」
唯「バファリンヘビーユーザーの>>1みたいにはならないでほしいって」
唯「じゃないとキ○ガイとか狂ってるとか危ないと色々言われて…」グスッ
憂「んでんで~?」ヘラヘラ
唯「…オイ」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:51:59.27 ID:NU7ENXvQP
唯「お前、さてはういじゃないな…?」
憂「な、何いってるの?お姉ちゃん」
唯「ういは、いつもわたしの話を真剣に聞いてくれて」
唯「いつもこんなわたしを慕ってくれる大事な妹だ」
唯「それに、憂はタバコの煙をかぐと鼻に血管が浮き出る」
憂「はっ!!」(あれ?なんか流されたけど言ってること変じゃない?)
唯「猿芝居はそろそろおしまいにしようぜ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 10:56:34.49 ID:NU7ENXvQP
憂「はっはっは、見事だ唯」ガバッ
律「正体はあたしだったのだ!!」ババーン
唯「ふん…、オラァ!」ボコッ
律「げふっ、ひぃぃ」
唯「オラッ!オラッ!」ゴスゴス
唯「これが」オラオラオラオラ
唯「わたしのスタンドだーーッ!」オラオラオラオラオラオラオラー
唯「やれやれダゼ…」フッ
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 11:01:40.01 ID:NU7ENXvQP
唯「ううふ、うひひっ、だめだよぉ~う~い~」ピクピク
憂「あーあー、お姉ちゃんまたバファリン丸々1箱飲んじゃってる…」
ババァーーーーン!!
to be continued ⇒
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:07:18.10 ID:NU7ENXvQP
「あれ…」
「何やってるんだろ、あたし」
生暖かい液体の中で目覚めたわたし
どうやらこの部屋は見覚えがある
「澪の、部屋…か」
そしてあたしの体を預ける液体
そう、それはあたしのからだから流れ出た血液なのだ
「どおりで体が言うこときかないわけだー」
無駄な力を使うのが馬鹿らしくなり
その生暖かい液体の中で意識を揺られていた
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:11:45.06 ID:NU7ENXvQP
時は遡る、それは高校にあがる前の話し
「でもさ、澪はホント怖がりだよなー」
「いーうーなっ!」
「あたしがこの間の体育の授業で顔面にボール食らって鼻血ダラダラになった時だって」
「いや、あれはな」
「手で顔を覆いながらあわてふためいちゃって」ケラケラ
「そ、そういう訳じゃないよ///」
なんでコイツは顔を赤らめているのかと
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:18:26.29 ID:NU7ENXvQP
「今から言う話しをしても、絶対に友達でいてくれるか?」
「はぁ?なんだよ急に」
「ど、っどうなんだよ!」
「はーいはい、ご安心ください、嫌でもずっと友達でいてやるよ」
「そのな、基本的に血とか怖いもの、それを連想させるものは苦手なんだ」
「ただ、好きな人の血を見るのは…凄く興奮する//」
は?
「それって、あたしが考えていることで間違いはないのかな?」
顔を背けて必死にうなずいている澪
「そ、そっか」
ああ、それ以来あたしと澪はそういう関係だ
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:27:46.83 ID:NU7ENXvQP
その告白を受けあたし達は行為に及んだ
澪はあたしを自前のカッターで少し傷つける
「ごめんな、りつごめんな!」
なんていいながら大事そうにあたしの血を舐める澪
もうその目には理性を感じられなかった
ん?やられっぱなしのヘタレ?
そんなことない、しっかり澪はめちゃくちゃに犯してあげました
ギブアンドテイクだ
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:37:11.75 ID:NU7ENXvQP
だが、今日は事件がおこった
「あー!お股から血が出ちゃった、とほほ」
そんな唯の一言が澪の理性をくすぐった
きっと女の子の日で、たまたま対策が甘かったのだろう
唯の黒いパンツストッキングは血を吸っている
澪が凝視している
そうだな、最近は部活とかで億劫だったもんな
基本的に軽音部のメンバーはあたしに及ばないにしても
澪にとっては好きな人の部類にはいるのであろう
「ったく、もう今日は解散!澪ー帰るぞー」
あたしは澪をつれて部室を後にした
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:40:35.49 ID:NU7ENXvQP
「よーし澪、あたしの家まで我慢してくれよー」
息を荒げる澪
あたしは澪をなだめながら家に向かう
「ご…ごめ、…りつ」
その瞬間あたしの後頭部に鈍い痛みが走った
そして冒頭に戻る
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:45:24.44 ID:NU7ENXvQP
「ん~♪」
服を脱ぎあたしの血に塗れて
嬉しそうに床に広まった血を舐めている澪
無邪気に
でも愛しそうに
あたしは力を振り絞りゆっくりと立ち上がった
幸せそうなところ申し訳ないんだけど
「一発は一発だ!!」
あたしはベースを澪の頭めがけて振り下ろした
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/26(月) 12:53:10.56 ID:NU7ENXvQP
バキリと快音が部屋に響き渡った
ベースは折れまがっている
澪の石頭のことだ
きっとたいしたことはないだろう
そう思うとあたしは力なく床に倒れこんだ
「唯ちゃん、元気出して」
「う゛う゛う゛…」
2人は死んでしまいました
血の海の中で倒れていたりっちゃんと澪ちゃん
最初は無理心中なのかしら?とも思ったのですが
2人とも外傷は後頭部にあったそうです
死んじゃったのは悲しい、でも
「それが2人の愛の形なら…」
おわい
<<律「澪は、私のこと好き?」 | ホーム | 唯「やっぱり辞めさせて下さい!」律「いいよ」>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |