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澪「ムギは髪の色戻さないのか?規則に反するぞ」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 21:16:41.23 ID:Ye3wb4Gz0 [1/11]
紬「・・・えっとぉ・・・これは元からこういう色なんだよねぇ・・・」

澪「冗談言ってないで早めに戻しなよ」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 21:19:51.08 ID:Ye3wb4Gz0 [2/11]
澪「あと前から言おうと思ってたけど学校にお菓子持ってくるのも校則違反なんだぞ」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 21:51:24.56 ID:s9Bo5VhMO [1/9]
紬「おはよ~」

律「おーっす……あれ!?」

唯「む、むぎちゃんなんで!?」

紬「昨日ね、澪ちゃんに言われたから髪の毛染めてきたの……にあわない?」

梓「すごくいいと思います!」

紬「ありがとう~」

唯「黒髪のむぎちゃんもかわいいよぉ~」

律「一気に日本の良家のお嬢って感じだな!」

紬「おひけぇなすってー!」

唯「あはははは!むぎちゃんかっこい~!」





澪「……」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 22:18:34.19 ID:s9Bo5VhMO [2/9]
澪「別に私が言わなくても自分から気付いてやることだろ。私に言われてたから云々ではなく当然の結果だよ」

紬「そうね……私が、自分で気付くべきだったわ。ごめんなさい、澪ちゃん」

澪「まあ反省してるならいいよ、次は気をつけろよ?」

紬「うん!」

律「おい澪」

澪「なんだよ」

律「その言い方はあんまりだろ、むぎもそんなの聞くことないぞ」

紬「え?」

澪「うるさいな、律には関係ないだろ!」

律「はぁ!?」

梓「律先輩のいう通りです!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 22:25:15.97 ID:s9Bo5VhMO [3/9]
澪「梓は積極的に勧誘活動してるのか?今は良いけど私たちが卒業したら本当に一人だぞ?この軽音部を維持できるのか?頼むから廃部だけはさせないでくれよ」

梓「それこそ今は関係無いじゃないですか!」

澪「ほら、やっぱり何もしてないんだ」

梓「してます!純とか……純とかちゃんと勧誘してます!」

澪「へぇ、二人でバンド組むんだ。そりゃすごい」

梓「ぁ、く……~!」

律「澪はいい加減にしろよ!さっきから何やたらと突っ掛かってくるんだよ!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 22:38:59.36 ID:s9Bo5VhMO [4/9]
澪「律、そもそもお前がきちんとリーダーシップを取らないから新入も入らないし紬もぐれるんだろ」

律「は、はぁ?新入が入らないのとリーダーシップは関係ないし、第一むぎはグレてなんかない!」


紬「私一度不良になってみたかったの~!」

唯「や、やめてくださいっす!お金はもうもってないっす!」

紬「嘘つくんじゃねぇ~!種籾よこせやー!」

唯「あ~れ~!」


澪「は、お前は昔っからそうだよな、律。何か都合悪くなると自分は悪くありませ~ん、自分が原因じゃないで~す、みたいな顔しちゃってさ」

律「……あ?」

澪「他人をナメすぎだって言ってんだよ、おでーこちゃんっ」ペシッ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 22:59:28.76 ID:s9Bo5VhMO [5/9]
律「おい……いい加減に」

澪「声が震えてるぞ、律ぅ~。もしかして泣いちゃったのk」ベチン

澪「……ったぁ」

律「……ふざけんなよ澪」

澪「いきなり暴力振るうのか、さすがに有能だなぁ、我らが部長様は……さぁ!」

律「っ!」ゴガッ

澪「一発は一発だからな」

梓「律先輩大丈夫で…!…澪先輩!!」

澪「なんだようるさいな」

梓「手に何付けてるんですか!?」

澪「メリケンだよ、メリケンサック」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 23:09:59.57 ID:s9Bo5VhMO [6/9]
澪「ほら、この前映画でもやってたろ?少年メリケンサックぅ~って、それ見たら欲しくなっちゃってさあ」

梓「は、はぁ!?何言ってるんですか先輩!!」

澪「カッコイイだろ?」



唯「そういえばなんでむぎちゃんは目が青いの?」

紬「あれ?なんでかしら?」

唯「目が青いのに髪の毛は黒いなんてなんだかすてきだね!」

紬「うふふ~」

唯「ねえねえむぎちゃん」

紬「なあに?唯ちゃん」

唯「むぎちゃんってさ、下の毛も金色なの?」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 23:22:13.83 ID:s9Bo5VhMO [7/9]
次の瞬間には澪先輩は宙に浮いていました。

律先輩は、澪先輩の反則級のメリケン攻撃をドラムスティックを使って紙一重で防いでいたのです。

その後なんやかんやあって、ちょうど今、律先輩の強烈なソバットが澪先輩にクリーンヒットしたのでした。

澪先輩は、血と吐瀉物を口から吹き出しながら数メートル後ろの壁に肩からぶち当たりました。

澪先輩の挑発に遂にブチ切れた律先輩は、鬼のような乱打で澪先輩を追い込んだのです。

ドラムで鍛えたヒットマッスルは恐ろしいと思いました。


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 23:28:13.40 ID:s9Bo5VhMO [8/9]
紬「わ、笑わないでね?」

唯「ん?」

紬「あのね、私ね、下の毛は生えない体質なの」

唯「えぇ~!?すごーい、私はもじゃもじゃだよぉ」

紬「もじゃもじゃ!」

唯「うん、も~じゃ~も~じゃ~!」

紬「すごいわ唯ちゃん、大人の女ね!」

唯「えっへへ、照れますな~」

紬「ふふっ」

唯「ねぇねぇ見せて?」

紬「え?」

唯「見せてぇ~」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/21(水) 23:33:24.88 ID:s9Bo5VhMO [9/9]
紬「あ、あのね」

唯「うん」

紬「ほんとは最近ちょ~っと生えてきて」

唯「へぇ~」

紬「だからちょっと期待にそえないかもしれなくて」

唯「見たい」

紬「……」

唯「何色?」

紬「……ちょっとだけ、ほんとに一瞬だけだからね唯ちゃん!」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:46:28.71 ID:s9Bo5VhMO
律「はぁっ、梓……はぁっ、はぁっ、ゲホッ」

梓「律先輩……!大丈夫なんですか!?いたくないですか!?」

律「ちょっとな、はぁっ、最初のメリケンが、ゲホッゲホ」

梓「見せてください!……ひ、ひどい、早く病院に行かないと!」
律「梓」
梓「信じられません!澪先輩見損ないました!」
律「梓聞け」
梓「なんですかこんな時に!」

律「澪をそう悪く思わないでくれ」

梓「無理です……そんな」

律「澪はアレが重くてな、二日目はいっつもイライラしてるんだよ」

梓「だからって……!」

律「だから澪の事そんなに悪く思わないでやってくれ、な?」

梓「……わかりました」

律「よーし!私はいい後輩を持ったなー!さーてそれじゃそろそ……」


梓「……律先輩?」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:01:31.63 ID:RL2WGZKnO
律「ぐっは……!」ドサッ

澪「どうだ律ぅ、ゲホッゲホッ、わたしの『穢璃斬冥主』の音色はさぁ……」ビキィ…!

律「み、お……てめぇ」

澪「体の芯に響く良い音だろぉ?んん~?」

梓「も、もうやめてください澪先輩!」

澪「うるさい!!」

澪「律なんかこうだ!こうだ!こうして、こうして!こうだ!」ベッチンベッチン

律「あいだだだ!いたいいたい!」

梓「律先輩……!」


梓「律せんぱぁぁぁぁぁい!」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:08:50.34 ID:RL2WGZKnO
唯「一瞬てどのくらい?」

紬「チラッ!」

唯「わかった、じゃあむぎちゃんスカート持ってて!」

紬「わかったわ!」

唯「えいっ!」ズルゥゥゥゥッ

紬「ひゃぁっ」

唯「わー、ほんとだ!」

紬「もうおしまい!おわり!」

唯「すごい!」

紬「おわり!唯ちゃんってば!」

唯「おしっこの臭いがするね!」

紬「唯ちゃん!!」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:16:39.77 ID:RL2WGZKnO
紬「ね?」

唯「うん、ちょっと生えてたね」

紬「そうなの」

唯「やっぱり金色だったね」

紬「……澪ちゃん、下の毛も染めなきゃいけないのかな」

唯「……あっそうだ!」

紬「なあに?」

唯「むぎちゃん、私のも見る?」

紬「……えと」

唯「あははは、えんりょしないでよぉ~ほれほれー」

紬「わぁ、もじゃもじゃ~」

梓「唯先輩!むぎ先輩!律先輩が!」

唯「でしょ~?」

梓「唯先輩!」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:33:45.40 ID:RL2WGZKnO
その後、唯先輩に無視されつづけた私は、怒りのあまり『無主嘆救』のむーたんを覚醒させて、なんやかんやで澪先輩をたおしました。

ギターは使い物にならなくなりましたが、この件を経てHTTはより固い結束で結ばれたと思います。




梓「っと」

純「え、いや活動中何してるか書いてって言ったんだけど……?」

梓「うん、大体こうだけど?」

憂「だからむぎ先輩髪の毛黒かったんだー」

梓「うん、似合ってるよね」

純「……」



糸冬

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