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キョン「高校生になった妹とHしたいので未来へ連れてってください」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 16:25:27.85 ID:FK4DJckD0
キョン「そういうわけでお願いします。朝比奈さん」
みくる「お断りします!」
キョン「どうしてですか!これも禁則事項なんですか?」
みくる「禁則事項とは関係ありません」
キョン「じゃあどうして未来に連れてってくれないんですか?」
みくる「近親相姦になるからですよ!」
キョン「大丈夫ですよ。ジョン・スミスって名乗りますから」
みくる「そういう問題じゃないんですけど…」
キョン「そういうわけでお願いします。朝比奈さん」
みくる「お断りします!」
キョン「どうしてですか!これも禁則事項なんですか?」
みくる「禁則事項とは関係ありません」
キョン「じゃあどうして未来に連れてってくれないんですか?」
みくる「近親相姦になるからですよ!」
キョン「大丈夫ですよ。ジョン・スミスって名乗りますから」
みくる「そういう問題じゃないんですけど…」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 16:32:51.66 ID:FK4DJckD0
キョン「とりあえず五年後の未来へ連れてってくださいよ」
みくる「ううっ…人の話を聞いて下さい」
キョン「ほらっ、なんでしたっけ?PPPゲリピー?あれでお願いします」
みくる「TTPDです!」
キョン「ああ、それです。それでパッとお願いしますよ」
みくる「分かりました。キョン君を未来に連れて行きます」
キョン「ほんとですか!?」
みくる「ただし一つだけ約束してください!」
キョン「約束…?」
みくる「絶対に避妊してください。それが条件です」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 16:39:28.81 ID:FK4DJckD0
キョン「なんだそんなことか。いいですよ。約束しましょう」
みくる「避妊しないと大変なことになるんです!分かってますか?」
キョン「もちろん。俺の子供が産まれてしまうんでしょ?」
キョン「大丈夫ですって。ちゃんと避妊しますから」
みくる「(ほんとに大丈夫かな…)」
キョン「ほらっ早く行きましょうよ。楽しみだな~」
みくる「じゃあ目をつぶってください…」
キョン「………」
みくる「………」
………
……
…
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 16:47:40.32 ID:FK4DJckD0
―五年後の世界―
みくる「着きましたよ、キョンくん」
キョン「ではここが五年後の世界ですか!?」
みくる「そうみたいですね…」
キョン「よしっ、さっそく妹を探すとするか」
みくる「えっ?どうやって妹さんを見つけるつもりなんですか?」
キョン「それなら心配ありません。あいつの力をかりますから」
みくる「あいつ…?」
キョン「まぁ、俺に着いて来てくださいよ。」
みくる「はぁ…(一体、誰に協力してもらうつもりなんだろ?)」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 16:52:25.51 ID:FK4DJckD0
キョン「ここです」
みくる「ここって…長門さんが住んでるマンション?」
キョン「ええ、そうですよ」
みくる「ちょっと待ってください!ここは五年後の未来ですよ」
キョン「もちろん」
みくる「この時代に長門さんが住んでるか分からないじゃないですか…」
キョン「ああ、それなら問題ありませんよ」
キョン「長門、俺だ。開けてくれ」
長門「あなたを待っていた」
みくる「長門さん!?」
長門「私は彼に命じられてここで五年間待機していた」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:04:44.68 ID:FK4DJckD0
みくる「えっ!?それって…」
長門「そう。あなたたちがこの時代へ来る数時間前、彼が私に命じた」
長門「ここで五年間待機して妹に関する情報を集めろと…」
みくる「………」
キョン「それで?妹の奴は今何やってる?」
長門「あなたの妹は北校に通ってる。クラスは1年B組…」
キョン「なに!北校だって!そいつは都合がいいな」
キョン「幸い俺は北校の制服を着ている。よしっ!行って来るわ」
長門「待って、まだ話が―――行ってしまった」
みくる「キョン君に何を伝えようとしたんですか?」
長門「北校に涼宮ハルヒがいること」
みくる「涼宮さんが!どうして涼宮さんが北校に!?」
長門「教育実習のため。彼女は現在教師を目指している…」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:16:01.44 ID:FK4DJckD0
キョン「さてと…妹は確か1年B組の教室だったよな」
ハルヒ「こらっ!今は授業中よ!」
キョン「のわっ!――えっ?ハルヒ?」
ハルヒ「あんたね、実習生だからって人のこと呼び捨てにすんじゃないわよ!」
キョン「(実習生?マジかよ…)」
ハルヒ「ん?なんかあんたの顔見たことあるような…」
キョン「(ヤバイ!)」
ハルヒ「ねぇ、あんた名前は?」
キョン「えっえっと…その…(やばいぞ、どうする)」
ハルヒ「名前よ!さっさと自分の名前をいいなさい!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:25:05.88 ID:FK4DJckD0
キョン「お、俺の名前は……」
キョン(大)「おいっ何やってるんだ、ハルヒ」
ハルヒ「あっ、キョン!」
キョン「キョン?」
キョン(大)「岡部がお前のこと呼んでたぞ。すぐに職員室へ行けよ」
ハルヒ「でもこいつが…」
キョン(大)「あー俺が叱っといてやるから。お前は岡部の所へ行ってこい」
ハルヒ「分かったわ。その代わりキョン!ちゃんと説教するのよ!」
キョン(大)「ああ、分かってるよ」
キョン「えっと…あんた、未来の俺か?」
キョン(大)「説明は後だ!すぐに体育館倉庫へ急げ!」
キョン「へっ?」
キョン(大)「急げ!妹とセックスしたいんだろ!」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:35:48.03 ID:FK4DJckD0
キョン「おいっ!どういうことか説明してくれよ!」
キョン(大)「いいか、体育館倉庫へ行ったら必ずこう言うんだ」
キョン(大)「“手伝いを頼まれた”って」
キョン「手伝い?誰に言えばいいんだよ」
キョン(大)「やばい、もう時間がない。いいから急げ!」
キョン「おっおう…分かったよ」
キョン(大)「そうだ。お前に一応これを渡しておく」
キョン「メモ…?誰かの電話番号が書いてるが…」
キョン(大)「困ったらこいつに電話するんだ。いいな!さぁもう行け」
キョン「すまん、感謝するよ。未来の俺!」
キョン(大)「ああ、頑張れよ…」
キョン(大)「そして絶対に妹とセックスしてくれよ」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:49:34.87 ID:FK4DJckD0
キョン「とりあえず体育館倉庫へ来たみたが…どうすりゃいいんだ?」
妹「だれ~?」
キョン「(まさか!?)」
妹「だれ?もしかして君も倉庫の整理を手伝いに来たの?」
キョン「(間違いない!こいつは五年後の妹だ!)」
キョン「あっああ、俺も手伝いを頼まれたんだ」
妹「そっか、なら私と同じだね」ニコッ
キョン「(やべぇー!最強に可愛い!)」
キョン「(しかもこの時代の妹もポニテじゃねーか!)」
妹「どうしたの~?私の顔に何か付いてる?」
キョン「いや、そのポニーテール似合ってるなぁ、と思って」
妹「えっ!」
キョン「すごく可愛いよ」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:58:52.71 ID:FK4DJckD0
妹「そ、そんなことないよ~」
キョン「いや、マジで可愛いって。けっこうモテるでしょ?」
妹「ううん、全然だよ。彼氏とかもいないし」
キョン「(よしっ!ってことは妹は処女か!勝つる!)」
キョン「彼氏がいないのか…じゃあ、俺、立候補してもいい?」
妹「えぇぇっ!」
キョン「ダメ、かな…?」
妹「だって会ったばっかりだし…(ど、どうしよう!いきなり告白されちゃった)」
キョン「お願いします!俺と付き合ってくれ!」
妹「えっと…(キョンくんに似てるからOKしようかな…どうしよう)」
妹「あ、あのね!わたし……あれっ…なんだか眠く…zzz」
キョン「おっおい!どうしたんだよ!おいっ」
みくる(大)「どうやら間に合ったみたいね」
キョン「朝比奈さん!?」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:04:58.78 ID:FK4DJckD0
みくる(大)「安心して。妹さんは眠ってるから」
キョン「これは一体、どういう事なんですか?」
みくる(大)「私、後悔してるのよ」
キョン「はい?」
みくる(大)「あなたをこの時代に連れてきたことを」
キョン「すみません、話が見えないんですけど…」
みくる(大)「あなたはね、私との約束を破って妹さんに中出ししちゃうのよ!」
キョン「おおっ!そうなんですか!」
みくる(大)「だからあなたを元の時代へ強制送還させるわ」
キョン「へっ?」
みくる(大)「そういうわけだから、ごめんね」
キョン「ちょっ――!」
シュッ
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:11:12.61 ID:FK4DJckD0
―元の世界―
キョン「はっ!ここはどこだ!?」
キョン「くそっ!元の時代に戻ってきたのかよ!」
キョン「朝比奈さんめ、邪魔しやがって…しかし、これからどうする」
キョン「落ち着け、考えるんだ。考えろ……」
キョン「そうか!あいつの力を借りよう!」
キョン「ほらっ早く行きましょうよ。楽しみだな~」
みくる「じゃあ目をつぶってください…」
シュッ
キョン「よしっ、どうやら俺は未来へ行ったみたいだな」
キョン「さっそく長門の所へ…いや、待てよ」
キョン「その前に古泉に協力を頼むか」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:19:30.61 ID:FK4DJckD0
古泉「僕に用とはなんでしょうか?」
キョン「古泉、俺たちって友達だよな?」
古泉「ええ、まぁ、そうですが…」
キョン「なら俺に協力してくれ!頼む!」
古泉「べつに構いませんが、どうすればいいんですか?」
キョン「なら今から五年後、お前は教育実習生として北校へ行け」
古泉「はっ?」
キョン「だから、お前はこれから教師を目指すんだ!」
古泉「意味が分からないんですが…」
キョン「意味は五年後に説明する。兎に角、教育実習生として北校へ行け」
キョン「その時、俺はこのままの姿でお前を訪ねる。覚えておくんだぞ」
古泉「はぁ…分かりました」
キョン「よしっ、これで未来の布石は打ったぞ。次は長門だ」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:26:46.17 ID:FK4DJckD0
キョン「長門!俺だ!」
長門「あなたは未来へ行ったはずでは??」
キョン「ああ、戻ってきた。だがすぐに未来へ戻る」
長門「どうやって?」
キョン「以前やった方法があるだろ。部屋の時間を止めるってやつ」
長門「それで五年後の未来へ?」
キョン「ああ、頼む。協力してくれ」
長門「分かった。ではここで寝てほしい」
キョン「よしっ、じゃあ頼むわ。長門」
長門「その前に一つ聞きたい」
キョン「なんだ?」
長門「その間、私はどうすればいい?」
キョン「さっきも言っただろ。五年間ここで待機してろ」
長門「……承知した」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:34:38.13 ID:FK4DJckD0
―再び五年後の世界―
長門「起きて…」
キョン「んんっ…もしかしてここは五年後の世界か?」
長門「そう。だから起きて」
キョン「そうか、なら今度こそ必ず妹とセックスしてやる!」
長門「頑張って」
キョン「ああ、それじゃあ行って来る!」
キョン「そうだ。そろそろ俺が来る頃だと思うから対応よろしくな」
長門「了解した」
長門「………」
ピンポーン
長門「あなたを待っていた」
みくる「長門さん!?」
長門「私は彼に命じられてここで五年間待機していた」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:46:39.05 ID:FK4DJckD0
キョン「さてと、北校に来たはいいがどこに居るんだ…」
キョン(大)「古泉なら二階の空き教室にいるぞ」
キョン「この時代の俺か!」
キョン(大)「その様子だと妹とセックスするのに失敗したみたいだな」
キョン「この野郎、知ってたのかよ」
キョン(大)「まぁな」
キョン「じゃあ、この後起きることも…」
キョン(大)「当然知ってる。だが教えんぞ」
キョン「べつにいいさ。自分の力で乗り切ってみせる」
キョン(大)「それでこそ俺だ。さぁ古泉の所へ急げ。あいつを呼び出しておいたから」
キョン「マジか!何度も助けてもらってすまないな、俺」
キョン(大)「なに、五年後お前もやることだ。気にするな」
キョン「よしっ!じゃあ行ってくる!」
キョン(大)「ああ、頑張れよ!……さて、そろそろだな」
キョン(大)「おいっ何やってるんだ、ハルヒ」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:47:47.99 ID:FK4DJckD0
飯食ってくる
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:17:39.07 ID:FK4DJckD0
古泉「彼に呼ばれてここに来ましたが…」
キョン「約束どおり教師の道を目指してくれたみたいだな、古泉」
古泉「えっ?あっ!?」
キョン「驚いてるみたいだな。じつは五年前の世界から来たんだ」
古泉「それじゃあ、あの時の言葉は!?」
キョン「そうだ。今こそお前の協力が必要な時なんだ。頼む、協力してくれ!」
古泉「それは構いませんが…僕は単なる体育教師の卵ですよ」
キョン「体育教師!?」
古泉「ええ。どの科目の教師になるかまでは、指示がありませんでしたから」
キョン「いや、好都合だ。古泉、俺の妹に体育館倉庫を整理するよう言ってこい」
古泉「それは何故ですか?」
キョン「俺が妹とセックスするためだ。」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:28:25.94 ID:FK4DJckD0
妹「あ~あ、古泉くん、どうして私に面倒事を押し付けるかな~」
キョン「よしよし、古泉の奴、うまくやったみたいだな」
キョン「そろそろ俺が来る頃――来た!」
妹「だれ?もしかして君も倉庫の整理を手伝いに来たの?」
キョン「あっああ、俺も手伝いを頼まれたんだ」
妹「そっか、なら私と同じだね」ニコッ
キョン「くっ…やはり何度見ても可愛いな」
キョン「早くセックスしたいところだが…」
妹「あ、あのね!わたし……あれっ…なんだか眠く…zzz」
キョン「おっおい!どうしたんだよ!おいっ」
みくる(大)「どうやら間に合ったみたいね」
キョン「(朝比奈さんが来た。よしっ、計画どおりだ)」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:36:53.26 ID:FK4DJckD0
キョン「(さぁ早く、そこにいる俺を連れて帰るんです。未来の朝比奈さん)」
みくる(大)「だからあなたを元の時代へ強制送還させるわ」
キョン「へっ?」
みくる(大)「そういうわけだから、ごめんね」
キョン「ちょっ――!」
シュッ
キョン「よしっ!これで邪魔者は完全に消えたぞ!」
妹「zzz」
キョン「妹は寝てるし、好都合だ。…ゴクリ」
キョン「しかしここはまずいな。また朝比奈さんが来るかもしれん」
キョン「保健室へでも連れて行くか」
キョン「…ううっ、妹の野郎、意外と重いな」
ハルヒ「あれっ?あそこにいるのってさっきの男子…?」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:46:23.29 ID:FK4DJckD0
妹「あれっ?ここは…?」
キョン「保健室だよ。君がいきなり倒れたから運んできたんだ」
妹「えっ!そうなの?ご、ごめんね…私重かったでしょ?」
キョン「まぁね」
妹「ううっ…(いきなり倒れてしかも運ばれるなんて…恥かしいよ)」
キョン「そんなに落ち込むなって。目が覚めて良かったよ」
妹「君って優しいんだね…どうもありがとう」
キョン「いえいえ」
妹「名前、教えてもらってもいいかな?」
キョン「ジョン・スミス」
妹「ジョンくん?変わった名前――!?」
キョン「すまん。もしかしてキスは初めてだった?」
妹「うん…」
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:52:52.78 ID:FK4DJckD0
キョン「そうか…じゃあ君のファーストキス奪っちゃったね」
妹「…でも嫌じゃなかったよ」
キョン「ほんと?」
妹「ほんとだよ、ジョンくん」
キョン「(よっしゃー!このままセクロスまで持ち込んでやるぜ!)」
ハルヒ「こらっ!あんたたち保健室で何やってるの!」
キョン「ゲッ!ハルヒ!」
ハルヒ「誰かと思ったらまたあんたなの!それに妹ちゃんまで」
妹「ち、違うのハルにゃん、これはその…」
ハルヒ「いくらキョンの妹でもこれは許されないわ。保健室で逢引だなんて」
妹「違うの!気を失ったのをジョンくんが助けてくれたの」
ハルヒ「ジョン…?」
キョン「(まずい!)」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:01:58.42 ID:FK4DJckD0
ハルヒ「ジョンってこいつの名前?」
妹「うん。ジョン・スミスくんっていうんだよ」
ハルヒ「ジョン・スミス!?」
キョン「(くそっ!ここは逃げるしかないな!)」
ハルヒ「あっこら!待ちなさい!こらっ!」
ドンッ
ハルヒ「痛ってて…こらっ!どこ見てんのよ!」
キョン(大)「ああ、すまん」
ハルヒ「このバカキョン!あんたのせいで逃げられちゃったじゃないの!」
キョン(大)「だから謝ってるだろ。すまんって」
ハルヒ「まったく…今度会ったら絶対捕まえてやるわ!」
キョン(大)「(どうやら過去の俺は逃げることに成功したみたいだな)」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:14:17.04 ID:FK4DJckD0
キョン「くそっ、ハルヒの野郎、いいところで邪魔しやがって…」
キョン「しかしこれからどうすれば…んっ?ポケットに感触が」
キョン「この時代の俺からもらった連絡先か…」
キョン「確か困ったら電話しろって言ってたよな。…かけてみるか」
キョン「(誰が出るんだろうか?)もしもし?」
森「もしかしてキョンさんですか?」
キョン「えっ?森さん?」
森「やっぱりキョンさんだ!ということは今日が果たすべき日なんですね」
キョン「はい…?」
森「五年前、キョンさんが私に協力してくれって仰ったじゃないですか」
キョン「はぁ…(そんなこと頼んだ覚えはないが…)」
森「待っていてください。すぐにそちらへ向かいますので」
キョン「分かりました。待ってますので…」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:25:06.95 ID:FK4DJckD0
森「お待たせして申し訳ございません」
キョン「いえ、それでこれからどうすれば?」
森「はい、五年前の約束ではキョンさんは私に――」
みくる(大)「そこまでです!キョンくん!」
キョン「朝比奈さん!」
みくる(大)「懲りずにまたこの時代へ来たみたいですね!」
キョン「そうですよ。妹とセックスしたいですからね」
みくる「むむぅ~!みくる怒っちゃいました!もう許しません」
キョン「ならどうするつもりです?また元の時代へ連れて行きますか?」
みくる「いいえ、元の時代へは戻りません」
キョン「ならどこへ連れて行くつもりなんです」
みくる「未来です」
キョン「へっ?」
シュッ
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:26:00.97 ID:FK4DJckD0
↑全部みくる(大)ね
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:35:48.54 ID:FK4DJckD0
みくる(大)「着きましたよ、キョンくん」
キョン「ここは一体…」
みくる(大)「ここは1000年後の未来です」
キョン「はっ!?なんでそんな時代に俺を!?」
みくる(大)「キョンくんに反省してもらうためです」
キョン「反省するも何も…どうやってこんな所で生きていけばいいんです!」
みくる(大)「知りません。それじゃあキョンくん、十分反省してくださいね」
シュッ
キョン「待ってください!朝比奈さん!」
キョン「そんな…マジかよ。俺はこんな所でどうすりゃいいんだよ」
キョン「くそっ…一体、どうすれば…」
長門「あなたを待っていた」
キョン「ど、どうして長門がここに!?」
長門「1000年前、あなたに命じられてここで待機していた」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:51:02.86 ID:FK4DJckD0
キョン「そうか。それで俺はどうやって元の時代へ戻ればいい?」
長門「同じく1000年前、あなたは朝比奈みくるにこの時代へ来るよう命じた」
キョン「1000年前って正確にはいつだ?」
長門「朝比奈みくると最初に未来に来た後、再びあなたが訪れた。その時」 ※
キョン「じゃあ、俺と入れ違いに俺が来たってことか」
シュッ
みくる「ふぁっ!ほんとに1000年後の世界にキョンくんがいる!?」
キョン「なるほど。じゃあ、朝比奈さん、1000年前に連れてってもらえますか?」
みくる「あっ分かりました」
長門「私はどうすればいい?」
キョン「あ~とりあえず、また俺が来るかもしれんから待機しておいてくれ」
長門「……承知した」
※つまり>>27の時
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:56:29.18 ID:FK4DJckD0
みくる「着きましたよ、キョンくん」
キョン「ええ、ちょっとここで待っててくださいね」
長門「あなたの妹は北校に通ってる。クラスは1年B組…」
キョン「なに!北校だって!そいつは都合がいいな」
キョン「幸い俺は北校の制服を着ている。よしっ!行って来るわ」
キョン「なるほど、この時か…」
みくる「涼宮さんが!どうして涼宮さんが北校に!?」
長門「教育実習のため。彼女は現在教師を目指している…」
キョン「朝比奈さん!すぐに1000年後の未来へ行って下さい」
みくる「えっ?今、キョンくん出て行ったばかりじゃ…」
キョン「あー事情があって未来から来たんです」
みくる「??」
キョン「話は後です。すぐに1000年後の未来へ行って下さい」
みくる「わ、分かりました」
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:03:07.87 ID:FK4DJckD0
キョン「未来の俺によろしくお願いしますね」
みくる「あっはい」
シュッ
みくる「この時代の私は飛んだみたいですね」
キョン「ええ、朝比奈さんのおかげで助かりましたよ」
長門「朝比奈みくるがなぜここに?未来へ行ったはずでは?」
キョン「あー、詳しい事情は後だ。それよりも学校へ行かなきゃ」
キョン「朝比奈さん、今度は一緒についてきてもらえますか?」
みくる「分かりました」
キョン「じゃあ、長門、行ってくるよ」
長門「私はどうすればいい?」
キョン「じゃあ、ここで1000年間待機してろ」
長門「………承知した」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:11:09.95 ID:FK4DJckD0
みくる「あのう…どうして学校へ入らないんですか?」
キョン「今はまずいんですよ。学校には俺が二人もいますからね」
みくる「ふぇっ?」
キョン「それにここで待っていれば森さんと合流することができるので…」
みくる「はぁ、そうなんですか…」ブルッ
みくる「あ、あのう…キョンくん」
キョン「なんです?」
みくる「おトイレに行ってきてもいいですか?」
キョン「構いませんけど…誰にも見つからないようにしてくださいね」
みくる「はっはい!頑張ります」
キョン「(なんか不安だな…連れてこなきゃ良かったか?)」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:19:00.88 ID:FK4DJckD0
みくる「ふぅ~すっきりしました~」
ハルヒ「あっこら!待ちなさい!こらっ!」
みくる「ふえっ?」
ハルヒ「このバカキョン!あんたのせいで逃げられちゃったじゃないの!」
キョン(大)「だから謝ってるだろ。すまんって」
ハルヒ「まったく…今度会ったら絶対捕まえてやるわ!」
ハルヒ「えっ!?み、みくるちゃん…!?」
みくる「ふぇぇぇっぇ見つかってしまいました~~!!」
キョン(大)「朝比奈さん!?」
みくる「違います~私はみくるではありませ~ん」
ハルヒ「嘘つきなさい!あんたみくるちゃんでしょ!」
みくる「ふぇぇぇぇっぇぇ」
ハルヒ「なによ、これ!なんでみくるちゃん、年を取ってないのよ!?」
キョン(大)「(やれやれ、面倒なことになったな…)」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:25:27.14 ID:FK4DJckD0
キョン「朝比奈さん、遅いな…大丈夫だろうか」
キョン「とか言ってるうちに俺と森さんが来たみたいだな」
森「お待たせして申し訳ございません」
キョン「いえ、それでこれからどうすれば?」
みくる(大)「そこまでです!キョンくん!」
キョン「(始まったか…)」
キョン「ならどこへ連れて行くつもりなんです」
みくる「未来です」
キョン「へっ?」
シュッ
森「キョンさん!?」
キョン「ここにいますよ」
森「えっ?今、消えたのでは?」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:35:49.20 ID:FK4DJckD0
キョン「あー細かい説明は後です。それよりもどうすればいいか教えてもらえますか?」
森「分かりました。ではさっそく始めたいと思います」
キョン「どこ行くんです?」
森「キョンさんの指示です。付いて来て下さい」
森「西に25歩…南に13歩…」
森「ここですね」
キョン「それで?この後は」
森「これから5分後、ここで二発ほど、せいけん突きをしろ、とのことです」
キョン「えっ?それだけ?」
森「そうです」
キョン「その、五年前の俺の指示はそれだけなんですか?」
森「そうですよ」
キョン「おいおい、大丈夫なのかよ…」
245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:42:43.35 ID:FK4DJckD0
ハルヒ「さぁどういうことか説明しなさい!みくるちゃん!」
みくる「ふぇ~私はみくるじゃありません。くるみです~」
ハルヒ「そんな変てこな名前、あるわけないでしょ!どうして年を取らないの!」
キョン(大)「おいっ落ち着け、ハルヒ」
ハルヒ「これが落ち着いていられる!みくるちゃん、年を取ってないのよ」
みくる(大)「私がどうかしたんですか~?」
ハルヒ「みくるちゃん!?」
みくる「(ふっ!?未来の私?)」
みくる(大)「涼宮さん、親戚のくるみがどうかしたんですか?」
ハルヒ「親戚?この子、みくるちゃんの親戚なの?」
みくる(大)「そうですけど…くるみが何かしたんですか?」
キョン(大)「ほらな、だから人違いなんだよ、ハルヒ」
みくる(大)「さっ、行きましょうか、くるみちゃん」
みくる「は、はい…(助かりました…)」
ハルヒ「待ちなさい!なんか怪しいわ!」
251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:48:00.18 ID:FK4DJckD0
みくる(大)「逃げるわよ!」
みくる「えっ?あっはい!」
ハルヒ「待ちなさい!待て!」
キョン「あのう…いつまで構えてるんですか?」
森「もうすぐ…そろそろなんです―――来ました!」
森「ハッ!!」
ドゴォォォ
みくる(大)「うぐっ!!」
森「そしてもう一発は…4、3、2、1」
森「ハッっ!!!」
ドゴォォォォ!!
ハルヒ「うごっ!!」
キョン「……なるほど、こういうことか」
みくる「ふぇぇ、涼宮さんと未来の私が気絶してます~」
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:55:32.64 ID:FK4DJckD0
森「すみません…キョンさんにおもいっきりやれって命じられてたので」
キョン(大)「いや、これならしばらくは目が覚めないので大丈夫です」
キョン「未来の俺!ということは…」
キョン(大)「ああ、これで邪魔者はいなくなった。妹を女にしてやれ」
キョン「まだ保健室にいるのか」
キョン(大)「その通りだ」
キョン「よしっ!待ってろよ!妹」
………
……
…
キョン「すまん!待たせた!」
妹「もう!どこ行ってたの!ジョンくんのバカ」
キョン「いきなり消えてごめん」
妹「バカバカ!心配したんだよ!」
キョン「ああ、悪いと思ってるよ」
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 22:02:22.08 ID:FK4DJckD0
妹「いっぱい…心配…グスン…したんだからね…」
キョン「約束する!もう離れない」ギュッ
妹「私のこと…好き?」
キョン「好きだ。愛してる」
妹「私もジョンくんのこと好き」
キョン「そうか」
妹「だからね、その…ジョンくんなら…いいよ」
妹「私の…初めてをあげてもいいよ」
キョン「本当に俺みたいな男に捧げていいのか?」
妹「うん。その代わり約束して」
キョン「どんな約束だ?」
妹「ずっと一緒にいるって」
キョン「分かった、約束しよう」
妹「じゃあ、いいよ」スルッ
キョン「(うひょーーーーーーーーーー!!)」
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 22:10:21.12 ID:FK4DJckD0
キョン「zzz」
キョン(大)「おいっ起きろ、起きろったら」
キョン「あれっ…おれは確か…」
キョン(大)「ああ、妹とヤって仲良く寝ちまったんだよ」
キョン「そういえばそうだった…こいつ、寝顔も可愛いな」
妹「zzz」
キョン(大)「そんなことよりそろそろ元の時代へ戻った方がいい」
キョン「そうだな。目的も果たしたし…帰るとするか」
キョン(大)「それだけじゃないだろ。元の時代に戻って森さんに協力を頼むんだ」
キョン「じゃあ、森さんとの約束はここにいる俺がするんだな?」
キョン(大)「そうだ。さぁ、妹が起きないうちに戻れ」
みくる「キョンくん、そろそろ戻りましょう」
キョン「分かりました。未来の俺、色々ありがとうな」
キョン(大)「気にすんな。いずれお前もやることだ」
キョン「ああ、それじゃあ!」 シュッ
312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 22:17:39.77 ID:FK4DJckD0
妹「あれっ!ジョンくんは!?」
キョン(大)「目が覚めたか。あいつなら自分の居るべき場所に帰ったぞ」
妹「そんな…ずっと一緒にいるって約束したのに」
キョン(大)「妹よ、辛いかもしれんが今日のことは忘れるんだ」
キョン(大)「人間、色んな経験を積んで大人に――」
妹「じゃあ、この時代のキョンくんが約束を守ってくれるんだね?」
キョン(大)「はいっ?」
妹「だってさっき約束したよ。一緒にいるって」
キョン(大)「いや、それはジョン・スミス…」
妹「あれってキョンくんでしょ?高校生の時の…」
キョン(大)「な、なんでそれを…!?」
妹「昨日、大人のみくるちゃんが来て私に言ったもん」
妹「5年前のキョンくんが来るって」
キョン(大)「えっ?」
354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 22:25:14.88 ID:FK4DJckD0
妹「だからもし中出しされても今のキョンくんに責任とってもらいなさいって」
妹「みくるちゃん、言ってたよ」
キョン(大)「あばばば……」
妹「キョンくん、ちゃんと責任とってね♪」
キョン(大)「うーん…ブクブクブク」
妹「キョンくん!しっかりして!キョンくん!」
一方、元の時代では…
キョン「うひひっ、妹のまんこ良かったな~」
キョン「中出し最高ーー!」
五年後、彼は自分の犯したツケを払うことを、
まだこの時は知る由もなかった……
おわり
キョン「とりあえず五年後の未来へ連れてってくださいよ」
みくる「ううっ…人の話を聞いて下さい」
キョン「ほらっ、なんでしたっけ?PPPゲリピー?あれでお願いします」
みくる「TTPDです!」
キョン「ああ、それです。それでパッとお願いしますよ」
みくる「分かりました。キョン君を未来に連れて行きます」
キョン「ほんとですか!?」
みくる「ただし一つだけ約束してください!」
キョン「約束…?」
みくる「絶対に避妊してください。それが条件です」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 16:39:28.81 ID:FK4DJckD0
キョン「なんだそんなことか。いいですよ。約束しましょう」
みくる「避妊しないと大変なことになるんです!分かってますか?」
キョン「もちろん。俺の子供が産まれてしまうんでしょ?」
キョン「大丈夫ですって。ちゃんと避妊しますから」
みくる「(ほんとに大丈夫かな…)」
キョン「ほらっ早く行きましょうよ。楽しみだな~」
みくる「じゃあ目をつぶってください…」
キョン「………」
みくる「………」
………
……
…
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 16:47:40.32 ID:FK4DJckD0
―五年後の世界―
みくる「着きましたよ、キョンくん」
キョン「ではここが五年後の世界ですか!?」
みくる「そうみたいですね…」
キョン「よしっ、さっそく妹を探すとするか」
みくる「えっ?どうやって妹さんを見つけるつもりなんですか?」
キョン「それなら心配ありません。あいつの力をかりますから」
みくる「あいつ…?」
キョン「まぁ、俺に着いて来てくださいよ。」
みくる「はぁ…(一体、誰に協力してもらうつもりなんだろ?)」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 16:52:25.51 ID:FK4DJckD0
キョン「ここです」
みくる「ここって…長門さんが住んでるマンション?」
キョン「ええ、そうですよ」
みくる「ちょっと待ってください!ここは五年後の未来ですよ」
キョン「もちろん」
みくる「この時代に長門さんが住んでるか分からないじゃないですか…」
キョン「ああ、それなら問題ありませんよ」
キョン「長門、俺だ。開けてくれ」
長門「あなたを待っていた」
みくる「長門さん!?」
長門「私は彼に命じられてここで五年間待機していた」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:04:44.68 ID:FK4DJckD0
みくる「えっ!?それって…」
長門「そう。あなたたちがこの時代へ来る数時間前、彼が私に命じた」
長門「ここで五年間待機して妹に関する情報を集めろと…」
みくる「………」
キョン「それで?妹の奴は今何やってる?」
長門「あなたの妹は北校に通ってる。クラスは1年B組…」
キョン「なに!北校だって!そいつは都合がいいな」
キョン「幸い俺は北校の制服を着ている。よしっ!行って来るわ」
長門「待って、まだ話が―――行ってしまった」
みくる「キョン君に何を伝えようとしたんですか?」
長門「北校に涼宮ハルヒがいること」
みくる「涼宮さんが!どうして涼宮さんが北校に!?」
長門「教育実習のため。彼女は現在教師を目指している…」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:16:01.44 ID:FK4DJckD0
キョン「さてと…妹は確か1年B組の教室だったよな」
ハルヒ「こらっ!今は授業中よ!」
キョン「のわっ!――えっ?ハルヒ?」
ハルヒ「あんたね、実習生だからって人のこと呼び捨てにすんじゃないわよ!」
キョン「(実習生?マジかよ…)」
ハルヒ「ん?なんかあんたの顔見たことあるような…」
キョン「(ヤバイ!)」
ハルヒ「ねぇ、あんた名前は?」
キョン「えっえっと…その…(やばいぞ、どうする)」
ハルヒ「名前よ!さっさと自分の名前をいいなさい!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:25:05.88 ID:FK4DJckD0
キョン「お、俺の名前は……」
キョン(大)「おいっ何やってるんだ、ハルヒ」
ハルヒ「あっ、キョン!」
キョン「キョン?」
キョン(大)「岡部がお前のこと呼んでたぞ。すぐに職員室へ行けよ」
ハルヒ「でもこいつが…」
キョン(大)「あー俺が叱っといてやるから。お前は岡部の所へ行ってこい」
ハルヒ「分かったわ。その代わりキョン!ちゃんと説教するのよ!」
キョン(大)「ああ、分かってるよ」
キョン「えっと…あんた、未来の俺か?」
キョン(大)「説明は後だ!すぐに体育館倉庫へ急げ!」
キョン「へっ?」
キョン(大)「急げ!妹とセックスしたいんだろ!」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:35:48.03 ID:FK4DJckD0
キョン「おいっ!どういうことか説明してくれよ!」
キョン(大)「いいか、体育館倉庫へ行ったら必ずこう言うんだ」
キョン(大)「“手伝いを頼まれた”って」
キョン「手伝い?誰に言えばいいんだよ」
キョン(大)「やばい、もう時間がない。いいから急げ!」
キョン「おっおう…分かったよ」
キョン(大)「そうだ。お前に一応これを渡しておく」
キョン「メモ…?誰かの電話番号が書いてるが…」
キョン(大)「困ったらこいつに電話するんだ。いいな!さぁもう行け」
キョン「すまん、感謝するよ。未来の俺!」
キョン(大)「ああ、頑張れよ…」
キョン(大)「そして絶対に妹とセックスしてくれよ」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:49:34.87 ID:FK4DJckD0
キョン「とりあえず体育館倉庫へ来たみたが…どうすりゃいいんだ?」
妹「だれ~?」
キョン「(まさか!?)」
妹「だれ?もしかして君も倉庫の整理を手伝いに来たの?」
キョン「(間違いない!こいつは五年後の妹だ!)」
キョン「あっああ、俺も手伝いを頼まれたんだ」
妹「そっか、なら私と同じだね」ニコッ
キョン「(やべぇー!最強に可愛い!)」
キョン「(しかもこの時代の妹もポニテじゃねーか!)」
妹「どうしたの~?私の顔に何か付いてる?」
キョン「いや、そのポニーテール似合ってるなぁ、と思って」
妹「えっ!」
キョン「すごく可愛いよ」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 17:58:52.71 ID:FK4DJckD0
妹「そ、そんなことないよ~」
キョン「いや、マジで可愛いって。けっこうモテるでしょ?」
妹「ううん、全然だよ。彼氏とかもいないし」
キョン「(よしっ!ってことは妹は処女か!勝つる!)」
キョン「彼氏がいないのか…じゃあ、俺、立候補してもいい?」
妹「えぇぇっ!」
キョン「ダメ、かな…?」
妹「だって会ったばっかりだし…(ど、どうしよう!いきなり告白されちゃった)」
キョン「お願いします!俺と付き合ってくれ!」
妹「えっと…(キョンくんに似てるからOKしようかな…どうしよう)」
妹「あ、あのね!わたし……あれっ…なんだか眠く…zzz」
キョン「おっおい!どうしたんだよ!おいっ」
みくる(大)「どうやら間に合ったみたいね」
キョン「朝比奈さん!?」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:04:58.78 ID:FK4DJckD0
みくる(大)「安心して。妹さんは眠ってるから」
キョン「これは一体、どういう事なんですか?」
みくる(大)「私、後悔してるのよ」
キョン「はい?」
みくる(大)「あなたをこの時代に連れてきたことを」
キョン「すみません、話が見えないんですけど…」
みくる(大)「あなたはね、私との約束を破って妹さんに中出ししちゃうのよ!」
キョン「おおっ!そうなんですか!」
みくる(大)「だからあなたを元の時代へ強制送還させるわ」
キョン「へっ?」
みくる(大)「そういうわけだから、ごめんね」
キョン「ちょっ――!」
シュッ
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:11:12.61 ID:FK4DJckD0
―元の世界―
キョン「はっ!ここはどこだ!?」
キョン「くそっ!元の時代に戻ってきたのかよ!」
キョン「朝比奈さんめ、邪魔しやがって…しかし、これからどうする」
キョン「落ち着け、考えるんだ。考えろ……」
キョン「そうか!あいつの力を借りよう!」
キョン「ほらっ早く行きましょうよ。楽しみだな~」
みくる「じゃあ目をつぶってください…」
シュッ
キョン「よしっ、どうやら俺は未来へ行ったみたいだな」
キョン「さっそく長門の所へ…いや、待てよ」
キョン「その前に古泉に協力を頼むか」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:19:30.61 ID:FK4DJckD0
古泉「僕に用とはなんでしょうか?」
キョン「古泉、俺たちって友達だよな?」
古泉「ええ、まぁ、そうですが…」
キョン「なら俺に協力してくれ!頼む!」
古泉「べつに構いませんが、どうすればいいんですか?」
キョン「なら今から五年後、お前は教育実習生として北校へ行け」
古泉「はっ?」
キョン「だから、お前はこれから教師を目指すんだ!」
古泉「意味が分からないんですが…」
キョン「意味は五年後に説明する。兎に角、教育実習生として北校へ行け」
キョン「その時、俺はこのままの姿でお前を訪ねる。覚えておくんだぞ」
古泉「はぁ…分かりました」
キョン「よしっ、これで未来の布石は打ったぞ。次は長門だ」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:26:46.17 ID:FK4DJckD0
キョン「長門!俺だ!」
長門「あなたは未来へ行ったはずでは??」
キョン「ああ、戻ってきた。だがすぐに未来へ戻る」
長門「どうやって?」
キョン「以前やった方法があるだろ。部屋の時間を止めるってやつ」
長門「それで五年後の未来へ?」
キョン「ああ、頼む。協力してくれ」
長門「分かった。ではここで寝てほしい」
キョン「よしっ、じゃあ頼むわ。長門」
長門「その前に一つ聞きたい」
キョン「なんだ?」
長門「その間、私はどうすればいい?」
キョン「さっきも言っただろ。五年間ここで待機してろ」
長門「……承知した」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:34:38.13 ID:FK4DJckD0
―再び五年後の世界―
長門「起きて…」
キョン「んんっ…もしかしてここは五年後の世界か?」
長門「そう。だから起きて」
キョン「そうか、なら今度こそ必ず妹とセックスしてやる!」
長門「頑張って」
キョン「ああ、それじゃあ行って来る!」
キョン「そうだ。そろそろ俺が来る頃だと思うから対応よろしくな」
長門「了解した」
長門「………」
ピンポーン
長門「あなたを待っていた」
みくる「長門さん!?」
長門「私は彼に命じられてここで五年間待機していた」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:46:39.05 ID:FK4DJckD0
キョン「さてと、北校に来たはいいがどこに居るんだ…」
キョン(大)「古泉なら二階の空き教室にいるぞ」
キョン「この時代の俺か!」
キョン(大)「その様子だと妹とセックスするのに失敗したみたいだな」
キョン「この野郎、知ってたのかよ」
キョン(大)「まぁな」
キョン「じゃあ、この後起きることも…」
キョン(大)「当然知ってる。だが教えんぞ」
キョン「べつにいいさ。自分の力で乗り切ってみせる」
キョン(大)「それでこそ俺だ。さぁ古泉の所へ急げ。あいつを呼び出しておいたから」
キョン「マジか!何度も助けてもらってすまないな、俺」
キョン(大)「なに、五年後お前もやることだ。気にするな」
キョン「よしっ!じゃあ行ってくる!」
キョン(大)「ああ、頑張れよ!……さて、そろそろだな」
キョン(大)「おいっ何やってるんだ、ハルヒ」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 18:47:47.99 ID:FK4DJckD0
飯食ってくる
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:17:39.07 ID:FK4DJckD0
古泉「彼に呼ばれてここに来ましたが…」
キョン「約束どおり教師の道を目指してくれたみたいだな、古泉」
古泉「えっ?あっ!?」
キョン「驚いてるみたいだな。じつは五年前の世界から来たんだ」
古泉「それじゃあ、あの時の言葉は!?」
キョン「そうだ。今こそお前の協力が必要な時なんだ。頼む、協力してくれ!」
古泉「それは構いませんが…僕は単なる体育教師の卵ですよ」
キョン「体育教師!?」
古泉「ええ。どの科目の教師になるかまでは、指示がありませんでしたから」
キョン「いや、好都合だ。古泉、俺の妹に体育館倉庫を整理するよう言ってこい」
古泉「それは何故ですか?」
キョン「俺が妹とセックスするためだ。」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:28:25.94 ID:FK4DJckD0
妹「あ~あ、古泉くん、どうして私に面倒事を押し付けるかな~」
キョン「よしよし、古泉の奴、うまくやったみたいだな」
キョン「そろそろ俺が来る頃――来た!」
妹「だれ?もしかして君も倉庫の整理を手伝いに来たの?」
キョン「あっああ、俺も手伝いを頼まれたんだ」
妹「そっか、なら私と同じだね」ニコッ
キョン「くっ…やはり何度見ても可愛いな」
キョン「早くセックスしたいところだが…」
妹「あ、あのね!わたし……あれっ…なんだか眠く…zzz」
キョン「おっおい!どうしたんだよ!おいっ」
みくる(大)「どうやら間に合ったみたいね」
キョン「(朝比奈さんが来た。よしっ、計画どおりだ)」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:36:53.26 ID:FK4DJckD0
キョン「(さぁ早く、そこにいる俺を連れて帰るんです。未来の朝比奈さん)」
みくる(大)「だからあなたを元の時代へ強制送還させるわ」
キョン「へっ?」
みくる(大)「そういうわけだから、ごめんね」
キョン「ちょっ――!」
シュッ
キョン「よしっ!これで邪魔者は完全に消えたぞ!」
妹「zzz」
キョン「妹は寝てるし、好都合だ。…ゴクリ」
キョン「しかしここはまずいな。また朝比奈さんが来るかもしれん」
キョン「保健室へでも連れて行くか」
キョン「…ううっ、妹の野郎、意外と重いな」
ハルヒ「あれっ?あそこにいるのってさっきの男子…?」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:46:23.29 ID:FK4DJckD0
妹「あれっ?ここは…?」
キョン「保健室だよ。君がいきなり倒れたから運んできたんだ」
妹「えっ!そうなの?ご、ごめんね…私重かったでしょ?」
キョン「まぁね」
妹「ううっ…(いきなり倒れてしかも運ばれるなんて…恥かしいよ)」
キョン「そんなに落ち込むなって。目が覚めて良かったよ」
妹「君って優しいんだね…どうもありがとう」
キョン「いえいえ」
妹「名前、教えてもらってもいいかな?」
キョン「ジョン・スミス」
妹「ジョンくん?変わった名前――!?」
キョン「すまん。もしかしてキスは初めてだった?」
妹「うん…」
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 19:52:52.78 ID:FK4DJckD0
キョン「そうか…じゃあ君のファーストキス奪っちゃったね」
妹「…でも嫌じゃなかったよ」
キョン「ほんと?」
妹「ほんとだよ、ジョンくん」
キョン「(よっしゃー!このままセクロスまで持ち込んでやるぜ!)」
ハルヒ「こらっ!あんたたち保健室で何やってるの!」
キョン「ゲッ!ハルヒ!」
ハルヒ「誰かと思ったらまたあんたなの!それに妹ちゃんまで」
妹「ち、違うのハルにゃん、これはその…」
ハルヒ「いくらキョンの妹でもこれは許されないわ。保健室で逢引だなんて」
妹「違うの!気を失ったのをジョンくんが助けてくれたの」
ハルヒ「ジョン…?」
キョン「(まずい!)」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:01:58.42 ID:FK4DJckD0
ハルヒ「ジョンってこいつの名前?」
妹「うん。ジョン・スミスくんっていうんだよ」
ハルヒ「ジョン・スミス!?」
キョン「(くそっ!ここは逃げるしかないな!)」
ハルヒ「あっこら!待ちなさい!こらっ!」
ドンッ
ハルヒ「痛ってて…こらっ!どこ見てんのよ!」
キョン(大)「ああ、すまん」
ハルヒ「このバカキョン!あんたのせいで逃げられちゃったじゃないの!」
キョン(大)「だから謝ってるだろ。すまんって」
ハルヒ「まったく…今度会ったら絶対捕まえてやるわ!」
キョン(大)「(どうやら過去の俺は逃げることに成功したみたいだな)」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:14:17.04 ID:FK4DJckD0
キョン「くそっ、ハルヒの野郎、いいところで邪魔しやがって…」
キョン「しかしこれからどうすれば…んっ?ポケットに感触が」
キョン「この時代の俺からもらった連絡先か…」
キョン「確か困ったら電話しろって言ってたよな。…かけてみるか」
キョン「(誰が出るんだろうか?)もしもし?」
森「もしかしてキョンさんですか?」
キョン「えっ?森さん?」
森「やっぱりキョンさんだ!ということは今日が果たすべき日なんですね」
キョン「はい…?」
森「五年前、キョンさんが私に協力してくれって仰ったじゃないですか」
キョン「はぁ…(そんなこと頼んだ覚えはないが…)」
森「待っていてください。すぐにそちらへ向かいますので」
キョン「分かりました。待ってますので…」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:25:06.95 ID:FK4DJckD0
森「お待たせして申し訳ございません」
キョン「いえ、それでこれからどうすれば?」
森「はい、五年前の約束ではキョンさんは私に――」
みくる(大)「そこまでです!キョンくん!」
キョン「朝比奈さん!」
みくる(大)「懲りずにまたこの時代へ来たみたいですね!」
キョン「そうですよ。妹とセックスしたいですからね」
みくる「むむぅ~!みくる怒っちゃいました!もう許しません」
キョン「ならどうするつもりです?また元の時代へ連れて行きますか?」
みくる「いいえ、元の時代へは戻りません」
キョン「ならどこへ連れて行くつもりなんです」
みくる「未来です」
キョン「へっ?」
シュッ
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:26:00.97 ID:FK4DJckD0
↑全部みくる(大)ね
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:35:48.54 ID:FK4DJckD0
みくる(大)「着きましたよ、キョンくん」
キョン「ここは一体…」
みくる(大)「ここは1000年後の未来です」
キョン「はっ!?なんでそんな時代に俺を!?」
みくる(大)「キョンくんに反省してもらうためです」
キョン「反省するも何も…どうやってこんな所で生きていけばいいんです!」
みくる(大)「知りません。それじゃあキョンくん、十分反省してくださいね」
シュッ
キョン「待ってください!朝比奈さん!」
キョン「そんな…マジかよ。俺はこんな所でどうすりゃいいんだよ」
キョン「くそっ…一体、どうすれば…」
長門「あなたを待っていた」
キョン「ど、どうして長門がここに!?」
長門「1000年前、あなたに命じられてここで待機していた」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:51:02.86 ID:FK4DJckD0
キョン「そうか。それで俺はどうやって元の時代へ戻ればいい?」
長門「同じく1000年前、あなたは朝比奈みくるにこの時代へ来るよう命じた」
キョン「1000年前って正確にはいつだ?」
長門「朝比奈みくると最初に未来に来た後、再びあなたが訪れた。その時」 ※
キョン「じゃあ、俺と入れ違いに俺が来たってことか」
シュッ
みくる「ふぁっ!ほんとに1000年後の世界にキョンくんがいる!?」
キョン「なるほど。じゃあ、朝比奈さん、1000年前に連れてってもらえますか?」
みくる「あっ分かりました」
長門「私はどうすればいい?」
キョン「あ~とりあえず、また俺が来るかもしれんから待機しておいてくれ」
長門「……承知した」
※つまり>>27の時
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 20:56:29.18 ID:FK4DJckD0
みくる「着きましたよ、キョンくん」
キョン「ええ、ちょっとここで待っててくださいね」
長門「あなたの妹は北校に通ってる。クラスは1年B組…」
キョン「なに!北校だって!そいつは都合がいいな」
キョン「幸い俺は北校の制服を着ている。よしっ!行って来るわ」
キョン「なるほど、この時か…」
みくる「涼宮さんが!どうして涼宮さんが北校に!?」
長門「教育実習のため。彼女は現在教師を目指している…」
キョン「朝比奈さん!すぐに1000年後の未来へ行って下さい」
みくる「えっ?今、キョンくん出て行ったばかりじゃ…」
キョン「あー事情があって未来から来たんです」
みくる「??」
キョン「話は後です。すぐに1000年後の未来へ行って下さい」
みくる「わ、分かりました」
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:03:07.87 ID:FK4DJckD0
キョン「未来の俺によろしくお願いしますね」
みくる「あっはい」
シュッ
みくる「この時代の私は飛んだみたいですね」
キョン「ええ、朝比奈さんのおかげで助かりましたよ」
長門「朝比奈みくるがなぜここに?未来へ行ったはずでは?」
キョン「あー、詳しい事情は後だ。それよりも学校へ行かなきゃ」
キョン「朝比奈さん、今度は一緒についてきてもらえますか?」
みくる「分かりました」
キョン「じゃあ、長門、行ってくるよ」
長門「私はどうすればいい?」
キョン「じゃあ、ここで1000年間待機してろ」
長門「………承知した」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:11:09.95 ID:FK4DJckD0
みくる「あのう…どうして学校へ入らないんですか?」
キョン「今はまずいんですよ。学校には俺が二人もいますからね」
みくる「ふぇっ?」
キョン「それにここで待っていれば森さんと合流することができるので…」
みくる「はぁ、そうなんですか…」ブルッ
みくる「あ、あのう…キョンくん」
キョン「なんです?」
みくる「おトイレに行ってきてもいいですか?」
キョン「構いませんけど…誰にも見つからないようにしてくださいね」
みくる「はっはい!頑張ります」
キョン「(なんか不安だな…連れてこなきゃ良かったか?)」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:19:00.88 ID:FK4DJckD0
みくる「ふぅ~すっきりしました~」
ハルヒ「あっこら!待ちなさい!こらっ!」
みくる「ふえっ?」
ハルヒ「このバカキョン!あんたのせいで逃げられちゃったじゃないの!」
キョン(大)「だから謝ってるだろ。すまんって」
ハルヒ「まったく…今度会ったら絶対捕まえてやるわ!」
ハルヒ「えっ!?み、みくるちゃん…!?」
みくる「ふぇぇぇっぇ見つかってしまいました~~!!」
キョン(大)「朝比奈さん!?」
みくる「違います~私はみくるではありませ~ん」
ハルヒ「嘘つきなさい!あんたみくるちゃんでしょ!」
みくる「ふぇぇぇぇっぇぇ」
ハルヒ「なによ、これ!なんでみくるちゃん、年を取ってないのよ!?」
キョン(大)「(やれやれ、面倒なことになったな…)」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:25:27.14 ID:FK4DJckD0
キョン「朝比奈さん、遅いな…大丈夫だろうか」
キョン「とか言ってるうちに俺と森さんが来たみたいだな」
森「お待たせして申し訳ございません」
キョン「いえ、それでこれからどうすれば?」
みくる(大)「そこまでです!キョンくん!」
キョン「(始まったか…)」
キョン「ならどこへ連れて行くつもりなんです」
みくる「未来です」
キョン「へっ?」
シュッ
森「キョンさん!?」
キョン「ここにいますよ」
森「えっ?今、消えたのでは?」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:35:49.20 ID:FK4DJckD0
キョン「あー細かい説明は後です。それよりもどうすればいいか教えてもらえますか?」
森「分かりました。ではさっそく始めたいと思います」
キョン「どこ行くんです?」
森「キョンさんの指示です。付いて来て下さい」
森「西に25歩…南に13歩…」
森「ここですね」
キョン「それで?この後は」
森「これから5分後、ここで二発ほど、せいけん突きをしろ、とのことです」
キョン「えっ?それだけ?」
森「そうです」
キョン「その、五年前の俺の指示はそれだけなんですか?」
森「そうですよ」
キョン「おいおい、大丈夫なのかよ…」
245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:42:43.35 ID:FK4DJckD0
ハルヒ「さぁどういうことか説明しなさい!みくるちゃん!」
みくる「ふぇ~私はみくるじゃありません。くるみです~」
ハルヒ「そんな変てこな名前、あるわけないでしょ!どうして年を取らないの!」
キョン(大)「おいっ落ち着け、ハルヒ」
ハルヒ「これが落ち着いていられる!みくるちゃん、年を取ってないのよ」
みくる(大)「私がどうかしたんですか~?」
ハルヒ「みくるちゃん!?」
みくる「(ふっ!?未来の私?)」
みくる(大)「涼宮さん、親戚のくるみがどうかしたんですか?」
ハルヒ「親戚?この子、みくるちゃんの親戚なの?」
みくる(大)「そうですけど…くるみが何かしたんですか?」
キョン(大)「ほらな、だから人違いなんだよ、ハルヒ」
みくる(大)「さっ、行きましょうか、くるみちゃん」
みくる「は、はい…(助かりました…)」
ハルヒ「待ちなさい!なんか怪しいわ!」
251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:48:00.18 ID:FK4DJckD0
みくる(大)「逃げるわよ!」
みくる「えっ?あっはい!」
ハルヒ「待ちなさい!待て!」
キョン「あのう…いつまで構えてるんですか?」
森「もうすぐ…そろそろなんです―――来ました!」
森「ハッ!!」
ドゴォォォ
みくる(大)「うぐっ!!」
森「そしてもう一発は…4、3、2、1」
森「ハッっ!!!」
ドゴォォォォ!!
ハルヒ「うごっ!!」
キョン「……なるほど、こういうことか」
みくる「ふぇぇ、涼宮さんと未来の私が気絶してます~」
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 21:55:32.64 ID:FK4DJckD0
森「すみません…キョンさんにおもいっきりやれって命じられてたので」
キョン(大)「いや、これならしばらくは目が覚めないので大丈夫です」
キョン「未来の俺!ということは…」
キョン(大)「ああ、これで邪魔者はいなくなった。妹を女にしてやれ」
キョン「まだ保健室にいるのか」
キョン(大)「その通りだ」
キョン「よしっ!待ってろよ!妹」
………
……
…
キョン「すまん!待たせた!」
妹「もう!どこ行ってたの!ジョンくんのバカ」
キョン「いきなり消えてごめん」
妹「バカバカ!心配したんだよ!」
キョン「ああ、悪いと思ってるよ」
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 22:02:22.08 ID:FK4DJckD0
妹「いっぱい…心配…グスン…したんだからね…」
キョン「約束する!もう離れない」ギュッ
妹「私のこと…好き?」
キョン「好きだ。愛してる」
妹「私もジョンくんのこと好き」
キョン「そうか」
妹「だからね、その…ジョンくんなら…いいよ」
妹「私の…初めてをあげてもいいよ」
キョン「本当に俺みたいな男に捧げていいのか?」
妹「うん。その代わり約束して」
キョン「どんな約束だ?」
妹「ずっと一緒にいるって」
キョン「分かった、約束しよう」
妹「じゃあ、いいよ」スルッ
キョン「(うひょーーーーーーーーーー!!)」
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 22:10:21.12 ID:FK4DJckD0
キョン「zzz」
キョン(大)「おいっ起きろ、起きろったら」
キョン「あれっ…おれは確か…」
キョン(大)「ああ、妹とヤって仲良く寝ちまったんだよ」
キョン「そういえばそうだった…こいつ、寝顔も可愛いな」
妹「zzz」
キョン(大)「そんなことよりそろそろ元の時代へ戻った方がいい」
キョン「そうだな。目的も果たしたし…帰るとするか」
キョン(大)「それだけじゃないだろ。元の時代に戻って森さんに協力を頼むんだ」
キョン「じゃあ、森さんとの約束はここにいる俺がするんだな?」
キョン(大)「そうだ。さぁ、妹が起きないうちに戻れ」
みくる「キョンくん、そろそろ戻りましょう」
キョン「分かりました。未来の俺、色々ありがとうな」
キョン(大)「気にすんな。いずれお前もやることだ」
キョン「ああ、それじゃあ!」 シュッ
312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 22:17:39.77 ID:FK4DJckD0
妹「あれっ!ジョンくんは!?」
キョン(大)「目が覚めたか。あいつなら自分の居るべき場所に帰ったぞ」
妹「そんな…ずっと一緒にいるって約束したのに」
キョン(大)「妹よ、辛いかもしれんが今日のことは忘れるんだ」
キョン(大)「人間、色んな経験を積んで大人に――」
妹「じゃあ、この時代のキョンくんが約束を守ってくれるんだね?」
キョン(大)「はいっ?」
妹「だってさっき約束したよ。一緒にいるって」
キョン(大)「いや、それはジョン・スミス…」
妹「あれってキョンくんでしょ?高校生の時の…」
キョン(大)「な、なんでそれを…!?」
妹「昨日、大人のみくるちゃんが来て私に言ったもん」
妹「5年前のキョンくんが来るって」
キョン(大)「えっ?」
354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/25(木) 22:25:14.88 ID:FK4DJckD0
妹「だからもし中出しされても今のキョンくんに責任とってもらいなさいって」
妹「みくるちゃん、言ってたよ」
キョン(大)「あばばば……」
妹「キョンくん、ちゃんと責任とってね♪」
キョン(大)「うーん…ブクブクブク」
妹「キョンくん!しっかりして!キョンくん!」
一方、元の時代では…
キョン「うひひっ、妹のまんこ良かったな~」
キョン「中出し最高ーー!」
五年後、彼は自分の犯したツケを払うことを、
まだこの時は知る由もなかった……
おわり
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