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とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>第三回目
86 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/18(日) 11:12:00.22 ID:ysh3toDO [2/27]
欠番が出たから81ですね。せっかくだからオチに使おうと思います
わっふるされたのでとある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>の第三回目を始めたいと思います
欠番が出たから81ですね。せっかくだからオチに使おうと思います
わっふるされたのでとある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>の第三回目を始めたいと思います
87 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:15:37.13 ID:ysh3toDO [3/27]
21、登下校<アップダウン>
上条「よっ」
御坂「……なんでアンタが常盤台にいるのよ」
上条「よく帰り道、御坂と遭遇するだろ? だからたまは俺から遭遇してみようかなと思いまして」
――ヒソヒソ、ヒソヒソ
上条「あれ、なんか様子がおかしいぞ……?」
御坂「と、とにかく今は帰ってちょうだい! アンタが今ここに居られたら迷惑なの!」
上条「う、物凄いアウェイな空気を感じるんですが……。分かったよ、じゃあな」
御坂「ま、待って!」
上条「ん? 帰れとか待てとかどっちなんですか?」
御坂「今は帰ってほしいんだけど……後でメール送るから、絶対見てよね」
上条「忘れなかったらなー」
御坂「忘れんじゃないわよ!」
――――
上条「お、メールか。どれどれ?」
御坂『さっきはどっち付かずなこと言ってごめん。あの場ではあーするしかなくて……。遭遇する時は私から遭遇しに行くから、あんな驚くことはもう無しね』
上条「……。おーい、わざわざ陰に隠れてメール送らなくても直接言えばいいだろ?」
御坂「い、いつから気付いてたのよ?」
上条「そっちに行った野良猫が逃げて来たからもしかしてと思ってな」
御坂「う。今日は驚かされっぱなしだわ……なんか納得いかない!」
上条「へ?」
御坂「アンタを驚かしてやるからちょっと私に付き合ってよ!」
上条「いや、これからスーパーの特売がありまして……」
御坂「私も一緒に行ってあげるから早く来る!」
上条「あ、おい! 引っ張んなよ!」
88 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:16:08.34 ID:ysh3toDO [4/27]
22、クラブ活動<クラブ>
絹旗「浜面がバレーに興味あるんて超驚きました」
浜面「これでも真面目に学校行ってた時はバレー部だったしな」
フレ「あーいるよねー、こういう中途半端なバレー部員て」
浜面「今でこそこうだが当時は真面目にやってたっての」
滝壺「だからはまづらの手は厚いんだね」フニフニ
絹旗「ほんとですか? 私にも超触らせて下さい」フニフニ
浜面「なんか照れるなこれは。ははは」
フレ「男のゴツゴツした手になんて興味ない訳よ」
麦野「へぇ、それなら私の手で逝かせてあげようか?」
フレ「是非! じゃなくて麦野いつからそこに!?」
麦野「ついさっきよ。……ふーん、バレーか」
絹旗「浜面は昔、超バレー部だったみたいですよ」
麦野「ははぁん、確かに脚の見え方がバニーと少し被るわね」
浜面「」ピクッ
滝壺「はま、づら……?」
フレ「結局、男は下半身が本体って訳よ」
絹旗「手を超洗ってきます……」
麦野「あーイカ臭ぇ」
浜面「女尊男卑だあぁぁぁ!!」
89 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:16:41.77 ID:ysh3toDO [5/27]
23、放課後<アフタータイム>
御坂「やっほー、遊びに来たよー」
白井「遊びにってお姉様、支部は溜まり場ではありませんの」
御坂「そんな! 私は黒子に会いに来ただけなのに……っ!」
白井「そういうことなら私も大歓迎ですの!」バッ
御坂「それじゃあお邪魔しまーす」ヒラ
白井「ぐぅ、テレポートして抱き付くべきでしたわ……」
佐天「おっじゃましまーす! って白井さんはなんでダイビングヘッドを決めてるんですか?」
白井「先頭打者は任せてほしいですの……」
佐天「はぁ、」
御坂「あ、私お茶入れるね」
初春「どうもすみません」
御坂「いいのよこれくらい」
佐天「私は手作りクッキー持って来ましたー!」
初春「うわぁ! ありがとうございます佐天さん!」
白井(なんという疎外感ですの……)
御坂「黒子ー、あんたも早くこっち来なさいよ」
白井「! 今行きますのお姉様ぁ!」
90 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:17:18.54 ID:ysh3toDO [6/27]
24、私服<セカンドユニフォーム>
垣根「なぁ、お前のその服って……」
一方「あァ? 文句でもあンのか?」
垣根「いや別にそういう訳じゃねえんだが」
一方「じゃあなンだっつンだよ?」
垣根「お前の服のセンスってよく言えばイメージを現してるよな」
一方「そりゃどォも。でェ、悪く言ったらなーンなンですかァ?」
垣根「悪く言ったら中二病っつーか……」
一方「ハァッ!? この服のセンスの良さがテメェには分かンねェのか!?」
垣根「正直さっぱり」
一方「これだからテメェは万年第二位なンだよォ」
垣根「その服のセンスで順位が決まるなら俺、第二位で構わねえわ」
一方「……。……そンなに変か?」
垣根「まぁ見る人によるとは思うが、少なくとも万人受けじゃないだろうな」
一方「そォか……」
垣根「……。最近隣の学区に『ファッションセンターはいむら』が出来たから行くか?」
一方「参考までに着いて行ってやるよ」
垣根「オーケー。飯はお前の奢りな」
91 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:17:52.15 ID:ysh3toDO [7/27]
25、友達<フレンド>
一方「へェ、結構安いンだな」
垣根「ファッションセンターはいむらのウリの一つだな」
一方「安いけど大丈夫なのか?」
垣根「高けりゃいいってものでもねぇよ。安くてもいいものはある。ま、ハズレは安いものの方が多いのは当然だがな」
一方「ふゥン」
垣根「ここは値段の割にはハズレが少ないから学生達には人気あるんだぜ? 見ろよこの賑わい振りを」
ワイワイ、ガヤガヤ
一方「確かに俺らにとったら消費税みたいな値段だが、一般人にとってはリーズナブルなンだな」
垣根「そうだ。それに種類も豊富だから掘り出し物も結構あるんだぜ」
一方「お前って結構常識人なのな」
垣根「常識が通用しねえのは俺の未元物質だけだ」
一方「それは悪かった」
垣根「気にすんな。さ、見て回ろうぜ」
一方「あァ」
――――
打止「どこに行ってたの? ってミサカはミサカは手に持った袋を見ながら聞いてみる」
一方「友達とちょっと服を買いになァ」
92 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:18:31.20 ID:ysh3toDO [8/27]
26、携帯電話<アイフォン>
神裂「ステイル、大変なことになりました!」
ステ「どうしたんだい? 血相かいて」
神裂「携帯電話が動かなくなりました!」
ステ「また充電し忘れたとかじゃないのかい?」
神裂「違います! ちゃんと電池はありますし、電波も入ってます!」
ステ「電波は関係ないんじゃ……」
神裂「と、とにかく見て下さい!」
ステ「はいはい」
神裂「……どうですか?」
ステ「あーこれはただキーロックされただけだね」
神裂「きーろっく?」
ステ「恐らく、なにかの拍子にボタンを長押ししてしまったんだろう」
神裂「これだから科学は……ッ!」
ステ「だから、らくらくフォンにしろって言ったのに」
神裂「私はまだ若い!」
93 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:19:25.32 ID:ysh3toDO [9/27]
27、メール<メール>
上条「なに書いてるんだインデックス?」
禁書「ハガキなんだよ」
上条「ハガキ?」
禁書「とうまの買ってきた雑誌についてきた懸賞応募用ハガキなんだよ」
上条「あーあれか。確かメールでも応募出来なかったか?」
禁書「メールよりもハガキの方がよく当たるって短髪が言ってたんだよ!」
上条「御坂が? そういやあいつ、そういう雑誌よく買ってるから詳しそうだもんな」
禁書「絶対に当てるからとうまは期待して待ってるといいかも」
上条「それは楽しみだな。それでなんの懸賞なんだ?」
禁書「お菓子の詰め合わせ缶なんだよ!」
上条「へぇ、なかなか悪くないな」
禁書「おっかし、おっかし、おっかーしー♪」
上条(欲丸出しだと当たらないって言うよな)
――――
禁書「当たったんだよ!」
上条「こいつの欲はレベル6か!」
94 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:20:09.04 ID:ysh3toDO [10/27]
28、春<スプリング>
一方「オラァ、もっと飲めや三下ァ……」
上条「もう飲めねぇって! つーか俺達、酒飲んじゃまずいだろ!?」
浜面「散々飲んでおいてそれはちょっとおかしいんじゃないか、上条当麻さんよぉ……?」
上条「お前も出来上がってんのか!?」
一方「せっかく人が公園の桜を見渡せる最高の一室を用意したってのに水を差すンじゃねェですゥ」
上条「どこの翠の人形だよお前は!」
浜面「当麻。酒を注いで頂戴」
上条「お前は紅か!」
一方「今日は余計なこと忘れて飲み明かそうぜェ」
浜面「たまには男同士、腹割って話そうぜ」
上条「アルハラだーっ!!」
――――
上条「だからよぉ、俺はあれでもねぇこれでもねぇってそれから――」
一方(説教始めやがった……)
浜面(空き缶に向かってなにやってんだよ……)
95 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:20:44.11 ID:ysh3toDO [11/27]
29、テレビ<テレビ>
御坂「なーんで私達の寮はテレビ禁止なんだろ」
白井「風紀を乱さないため、仕方ありませんの」
御坂「なくてもパソコンや携帯で見れるんだけど、やっぱりちゃんとした画面でリアルタイムで見たいわ」
白井「そうですわね。私のテレポートを使えば寮監の目は欺けそうですが、私がいない場合はどうしようもありませんの」
御坂「そうよねー。あ、そういえば寮監の部屋の奥の休憩室にはテレビあるらしいわね」
白井「んまっ。それは初耳ですの」
御坂「実はそこに住んでるんじゃないかって噂もあるらしいわ」
白井「まぁ、鋼鉄の処女<ダイヤモンドヴァージン>の異名を持つ寮監に帰りを待つ人なんていませんしね」
御坂「く、黒子」
白井「はい?」
御坂「うううう後ろ、後ろ」
白井「後ろ? ぎぇッ!?」
寮監「ふん」
白井だったもの「……」
寮監「御坂」
御坂「は、ひゃい!」
寮監「今ここで白井だったものにされたくなければ……分かってるな?」
御坂「課外学習頑張りますっ!!」
96 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:21:20.85 ID:ysh3toDO [12/27]
30、ラジオ<ラジオ>
佐天「木山さんていっつも目の下に隈つけてますけど、やっぱり研究職って忙しいんですか?」
木山「研究している内容にもよるが、案外暇なものだよ」
佐天「どうしてですか? イメージとしては、ずぅっとパソコンとかを眺めてるイメージがあるんですけど」
木山「動かしてるのは脳だからね。それに忙しいっていうのは実はよくないことなんだよ」
佐天「へ?」
木山「忙しいという状態は大抵イレギュラーが発生した時だ。もちろん悪い意味でね」
佐天「なるほど。でもなにか実験が成功した時も忙しくなるんじゃないんですか?」
木山「誰も実験が失敗すると思って実験しない。成功すると思って準備を進め実験するんだ。だから成功したらすぐ次の研究が始まるんだ」
佐天「えーっとつまり、成功は通過点の一つに過ぎないからそこでいちいち止まるなってことですか?」
木山「あぁ、そうとってくれて構わない」
佐天「研究職が意外と暇なのは分かりました。それで結局、木山さん目の下の隈さんの正体はなんですか?」
木山「ふむ……恐らくラジオのせいだろう」
佐天「ラジオ? 深夜ラジオですか?」
木山「そうだ。最近はまってしまってな」
佐天「私も眠れない夜とかにたまに聴きますけど面白いですよね!」
木山「あぁ。ぼーっとデータ見ながら聴くとちょうどいいんだ」
97 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:25:14.64 ID:ysh3toDO [13/27]
これでとある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>第三回目を終わります。第四回目は夜にでも始めたいと思います
途中に上琴入ってるのは単純に俺が好きだからです
それと誰かカタカナのセンスを下さい。原子崩しでメルトダウナーとかみたいなセンスが欲しい
21、登下校<アップダウン>
上条「よっ」
御坂「……なんでアンタが常盤台にいるのよ」
上条「よく帰り道、御坂と遭遇するだろ? だからたまは俺から遭遇してみようかなと思いまして」
――ヒソヒソ、ヒソヒソ
上条「あれ、なんか様子がおかしいぞ……?」
御坂「と、とにかく今は帰ってちょうだい! アンタが今ここに居られたら迷惑なの!」
上条「う、物凄いアウェイな空気を感じるんですが……。分かったよ、じゃあな」
御坂「ま、待って!」
上条「ん? 帰れとか待てとかどっちなんですか?」
御坂「今は帰ってほしいんだけど……後でメール送るから、絶対見てよね」
上条「忘れなかったらなー」
御坂「忘れんじゃないわよ!」
――――
上条「お、メールか。どれどれ?」
御坂『さっきはどっち付かずなこと言ってごめん。あの場ではあーするしかなくて……。遭遇する時は私から遭遇しに行くから、あんな驚くことはもう無しね』
上条「……。おーい、わざわざ陰に隠れてメール送らなくても直接言えばいいだろ?」
御坂「い、いつから気付いてたのよ?」
上条「そっちに行った野良猫が逃げて来たからもしかしてと思ってな」
御坂「う。今日は驚かされっぱなしだわ……なんか納得いかない!」
上条「へ?」
御坂「アンタを驚かしてやるからちょっと私に付き合ってよ!」
上条「いや、これからスーパーの特売がありまして……」
御坂「私も一緒に行ってあげるから早く来る!」
上条「あ、おい! 引っ張んなよ!」
88 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:16:08.34 ID:ysh3toDO [4/27]
22、クラブ活動<クラブ>
絹旗「浜面がバレーに興味あるんて超驚きました」
浜面「これでも真面目に学校行ってた時はバレー部だったしな」
フレ「あーいるよねー、こういう中途半端なバレー部員て」
浜面「今でこそこうだが当時は真面目にやってたっての」
滝壺「だからはまづらの手は厚いんだね」フニフニ
絹旗「ほんとですか? 私にも超触らせて下さい」フニフニ
浜面「なんか照れるなこれは。ははは」
フレ「男のゴツゴツした手になんて興味ない訳よ」
麦野「へぇ、それなら私の手で逝かせてあげようか?」
フレ「是非! じゃなくて麦野いつからそこに!?」
麦野「ついさっきよ。……ふーん、バレーか」
絹旗「浜面は昔、超バレー部だったみたいですよ」
麦野「ははぁん、確かに脚の見え方がバニーと少し被るわね」
浜面「」ピクッ
滝壺「はま、づら……?」
フレ「結局、男は下半身が本体って訳よ」
絹旗「手を超洗ってきます……」
麦野「あーイカ臭ぇ」
浜面「女尊男卑だあぁぁぁ!!」
89 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:16:41.77 ID:ysh3toDO [5/27]
23、放課後<アフタータイム>
御坂「やっほー、遊びに来たよー」
白井「遊びにってお姉様、支部は溜まり場ではありませんの」
御坂「そんな! 私は黒子に会いに来ただけなのに……っ!」
白井「そういうことなら私も大歓迎ですの!」バッ
御坂「それじゃあお邪魔しまーす」ヒラ
白井「ぐぅ、テレポートして抱き付くべきでしたわ……」
佐天「おっじゃましまーす! って白井さんはなんでダイビングヘッドを決めてるんですか?」
白井「先頭打者は任せてほしいですの……」
佐天「はぁ、」
御坂「あ、私お茶入れるね」
初春「どうもすみません」
御坂「いいのよこれくらい」
佐天「私は手作りクッキー持って来ましたー!」
初春「うわぁ! ありがとうございます佐天さん!」
白井(なんという疎外感ですの……)
御坂「黒子ー、あんたも早くこっち来なさいよ」
白井「! 今行きますのお姉様ぁ!」
90 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:17:18.54 ID:ysh3toDO [6/27]
24、私服<セカンドユニフォーム>
垣根「なぁ、お前のその服って……」
一方「あァ? 文句でもあンのか?」
垣根「いや別にそういう訳じゃねえんだが」
一方「じゃあなンだっつンだよ?」
垣根「お前の服のセンスってよく言えばイメージを現してるよな」
一方「そりゃどォも。でェ、悪く言ったらなーンなンですかァ?」
垣根「悪く言ったら中二病っつーか……」
一方「ハァッ!? この服のセンスの良さがテメェには分かンねェのか!?」
垣根「正直さっぱり」
一方「これだからテメェは万年第二位なンだよォ」
垣根「その服のセンスで順位が決まるなら俺、第二位で構わねえわ」
一方「……。……そンなに変か?」
垣根「まぁ見る人によるとは思うが、少なくとも万人受けじゃないだろうな」
一方「そォか……」
垣根「……。最近隣の学区に『ファッションセンターはいむら』が出来たから行くか?」
一方「参考までに着いて行ってやるよ」
垣根「オーケー。飯はお前の奢りな」
91 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:17:52.15 ID:ysh3toDO [7/27]
25、友達<フレンド>
一方「へェ、結構安いンだな」
垣根「ファッションセンターはいむらのウリの一つだな」
一方「安いけど大丈夫なのか?」
垣根「高けりゃいいってものでもねぇよ。安くてもいいものはある。ま、ハズレは安いものの方が多いのは当然だがな」
一方「ふゥン」
垣根「ここは値段の割にはハズレが少ないから学生達には人気あるんだぜ? 見ろよこの賑わい振りを」
ワイワイ、ガヤガヤ
一方「確かに俺らにとったら消費税みたいな値段だが、一般人にとってはリーズナブルなンだな」
垣根「そうだ。それに種類も豊富だから掘り出し物も結構あるんだぜ」
一方「お前って結構常識人なのな」
垣根「常識が通用しねえのは俺の未元物質だけだ」
一方「それは悪かった」
垣根「気にすんな。さ、見て回ろうぜ」
一方「あァ」
――――
打止「どこに行ってたの? ってミサカはミサカは手に持った袋を見ながら聞いてみる」
一方「友達とちょっと服を買いになァ」
92 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:18:31.20 ID:ysh3toDO [8/27]
26、携帯電話<アイフォン>
神裂「ステイル、大変なことになりました!」
ステ「どうしたんだい? 血相かいて」
神裂「携帯電話が動かなくなりました!」
ステ「また充電し忘れたとかじゃないのかい?」
神裂「違います! ちゃんと電池はありますし、電波も入ってます!」
ステ「電波は関係ないんじゃ……」
神裂「と、とにかく見て下さい!」
ステ「はいはい」
神裂「……どうですか?」
ステ「あーこれはただキーロックされただけだね」
神裂「きーろっく?」
ステ「恐らく、なにかの拍子にボタンを長押ししてしまったんだろう」
神裂「これだから科学は……ッ!」
ステ「だから、らくらくフォンにしろって言ったのに」
神裂「私はまだ若い!」
93 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:19:25.32 ID:ysh3toDO [9/27]
27、メール<メール>
上条「なに書いてるんだインデックス?」
禁書「ハガキなんだよ」
上条「ハガキ?」
禁書「とうまの買ってきた雑誌についてきた懸賞応募用ハガキなんだよ」
上条「あーあれか。確かメールでも応募出来なかったか?」
禁書「メールよりもハガキの方がよく当たるって短髪が言ってたんだよ!」
上条「御坂が? そういやあいつ、そういう雑誌よく買ってるから詳しそうだもんな」
禁書「絶対に当てるからとうまは期待して待ってるといいかも」
上条「それは楽しみだな。それでなんの懸賞なんだ?」
禁書「お菓子の詰め合わせ缶なんだよ!」
上条「へぇ、なかなか悪くないな」
禁書「おっかし、おっかし、おっかーしー♪」
上条(欲丸出しだと当たらないって言うよな)
――――
禁書「当たったんだよ!」
上条「こいつの欲はレベル6か!」
94 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:20:09.04 ID:ysh3toDO [10/27]
28、春<スプリング>
一方「オラァ、もっと飲めや三下ァ……」
上条「もう飲めねぇって! つーか俺達、酒飲んじゃまずいだろ!?」
浜面「散々飲んでおいてそれはちょっとおかしいんじゃないか、上条当麻さんよぉ……?」
上条「お前も出来上がってんのか!?」
一方「せっかく人が公園の桜を見渡せる最高の一室を用意したってのに水を差すンじゃねェですゥ」
上条「どこの翠の人形だよお前は!」
浜面「当麻。酒を注いで頂戴」
上条「お前は紅か!」
一方「今日は余計なこと忘れて飲み明かそうぜェ」
浜面「たまには男同士、腹割って話そうぜ」
上条「アルハラだーっ!!」
――――
上条「だからよぉ、俺はあれでもねぇこれでもねぇってそれから――」
一方(説教始めやがった……)
浜面(空き缶に向かってなにやってんだよ……)
95 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:20:44.11 ID:ysh3toDO [11/27]
29、テレビ<テレビ>
御坂「なーんで私達の寮はテレビ禁止なんだろ」
白井「風紀を乱さないため、仕方ありませんの」
御坂「なくてもパソコンや携帯で見れるんだけど、やっぱりちゃんとした画面でリアルタイムで見たいわ」
白井「そうですわね。私のテレポートを使えば寮監の目は欺けそうですが、私がいない場合はどうしようもありませんの」
御坂「そうよねー。あ、そういえば寮監の部屋の奥の休憩室にはテレビあるらしいわね」
白井「んまっ。それは初耳ですの」
御坂「実はそこに住んでるんじゃないかって噂もあるらしいわ」
白井「まぁ、鋼鉄の処女<ダイヤモンドヴァージン>の異名を持つ寮監に帰りを待つ人なんていませんしね」
御坂「く、黒子」
白井「はい?」
御坂「うううう後ろ、後ろ」
白井「後ろ? ぎぇッ!?」
寮監「ふん」
白井だったもの「……」
寮監「御坂」
御坂「は、ひゃい!」
寮監「今ここで白井だったものにされたくなければ……分かってるな?」
御坂「課外学習頑張りますっ!!」
96 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:21:20.85 ID:ysh3toDO [12/27]
30、ラジオ<ラジオ>
佐天「木山さんていっつも目の下に隈つけてますけど、やっぱり研究職って忙しいんですか?」
木山「研究している内容にもよるが、案外暇なものだよ」
佐天「どうしてですか? イメージとしては、ずぅっとパソコンとかを眺めてるイメージがあるんですけど」
木山「動かしてるのは脳だからね。それに忙しいっていうのは実はよくないことなんだよ」
佐天「へ?」
木山「忙しいという状態は大抵イレギュラーが発生した時だ。もちろん悪い意味でね」
佐天「なるほど。でもなにか実験が成功した時も忙しくなるんじゃないんですか?」
木山「誰も実験が失敗すると思って実験しない。成功すると思って準備を進め実験するんだ。だから成功したらすぐ次の研究が始まるんだ」
佐天「えーっとつまり、成功は通過点の一つに過ぎないからそこでいちいち止まるなってことですか?」
木山「あぁ、そうとってくれて構わない」
佐天「研究職が意外と暇なのは分かりました。それで結局、木山さん目の下の隈さんの正体はなんですか?」
木山「ふむ……恐らくラジオのせいだろう」
佐天「ラジオ? 深夜ラジオですか?」
木山「そうだ。最近はまってしまってな」
佐天「私も眠れない夜とかにたまに聴きますけど面白いですよね!」
木山「あぁ。ぼーっとデータ見ながら聴くとちょうどいいんだ」
97 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 11:25:14.64 ID:ysh3toDO [13/27]
これでとある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>第三回目を終わります。第四回目は夜にでも始めたいと思います
途中に上琴入ってるのは単純に俺が好きだからです
それと誰かカタカナのセンスを下さい。原子崩しでメルトダウナーとかみたいなセンスが欲しい
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