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唯「一緒に帰ろう、和ちゃん!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 22:38:51.37 ID:VVrQVE4Y0 [1/13]
唯「ねえ和ちゃん、今日は生徒会ないんだよね?」
和「そうだけど、唯は軽音部あるでしょ?」
唯「今日はみんなに用事があって、お休みになっちゃったんだよー」
和「そうなんだ、じゃあ一緒に帰りましょ」
唯「うん!」
和(唯と二人で帰るなんて、なんだか久しぶりね…)
唯「ねえ和ちゃん、今日は生徒会ないんだよね?」
和「そうだけど、唯は軽音部あるでしょ?」
唯「今日はみんなに用事があって、お休みになっちゃったんだよー」
和「そうなんだ、じゃあ一緒に帰りましょ」
唯「うん!」
和(唯と二人で帰るなんて、なんだか久しぶりね…)
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 22:45:12.27 ID:VVrQVE4Y0 [2/13]
かえりみち!
和「ちょっと唯、あんまりくっ付かないで、歩きにくいわ」
唯「えーっ、いいじゃん」
唯「和ちゃんと一緒に帰るの久しぶりなんだしー」
和「私達もう高3でしょ、恥かしくないの?」
唯「ぜんぜん!」
和(唯ったら、軽音部に入ってちょっとは大人になったと思ったのに)
和(やれやれ、やっぱり変らないわね…)
唯「うふふっ」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 22:52:55.66 ID:VVrQVE4Y0
唯「ねー、和ちゃん!何処かによって帰ろうよー」
和「せっかく早く帰られるんだから、真っ直ぐ帰りましょう」
唯「えーん、つまんなーいーっ!」
和「受験も控えてるんだし、勉強もしなきゃ」
唯「もう、和ちゃんは直ぐそんな事言うっ」ブー
和「当たり前でしょ、受験生なんだから」
唯「でも、和ちゃん…」
和「なに?」
唯「私と二人で学校から帰る事なんて、もう何回も無いかもしれないよ…」
和「えっ…!?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:00:30.22 ID:VVrQVE4Y0
和「そんなこと…」
唯「私達、普段は一緒に帰らないでしょ?」
唯「私、いっつも系音部のみんなと帰るし…」
唯「もしかしたら、これが最後かも…」
和「」
和「そうかもね…」
唯「私達小さい頃から、高校にはいるまでは」
唯「毎日一緒に帰ってたよね?」
和「うん」
唯「だから、これが最後かもって思うと、なんだか寂しくて…」
和「唯…」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:08:25.05 ID:VVrQVE4Y0
和「でも、だからって離れ離れになる訳じゃないわ」
唯「ほんとに?」
和「ええ」
唯「嘘だよっ!」
和「!?」
唯「私は和ちゃんと同じ大学なんて行けないもん!」
唯「違うところで、違う生活をしてっ」
唯「お友達もそれぞれ違う人でっ」
唯「そのうち和ちゃんは、私のことなんて忘れちゃうんだもん!」
和「唯、ちょっと落ち着いてっ」
和「考えすぎよっ、会えなくなる訳じゃないでしょ?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:17:17.53 ID:VVrQVE4Y0
唯「大学の後は?」
和「えっ…?」
唯「和ちゃんは何処で働くの?誰と結婚するの?」
唯「私達、幼稚園からずっと一緒だったのにっ」
唯「もうココで、高校生でお別れになるんだよっ!」
唯「たまには会えるかもしれないけど」
唯「そう言う事じゃなくて…」
唯「何ていうか…」
唯「うまく言えないよぅ…」
唯「」
和「唯?」
和「あんた、泣いてるの!?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:23:30.15 ID:VVrQVE4Y0
唯「ううっ、わだしっ、うっ、ぐすっ」ポロポロ
和「ちょっと唯、泣かないでっ」
唯「和ぢゃん、ぐすっ」ポロポロ
和「ほら、ハンカチっ」
唯「和ちゃーんっ!!!」ビエーン
和「ああ、どうしよう…」
和「ちょっと、私の部屋に来なさい」
和「少しお話しましょ」
唯「わーんっ、和ぢゃーんっ!!!!」グスグス
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:30:28.52 ID:VVrQVE4Y0
和ちゃんの部屋!
和「まったく、ほらっ、これでも飲んで」
唯「ううっ、いらないよぉ、ぐすっ」ポロポロ
和「カルピスよ」
唯「こゆい?」グスッ
和「ええ」
唯「ぐすっ、じゃあ飲む…」コプコプ
和(やれやれ…)
和「唯、大切な話があるわ」
和「よく聞いてね」
唯「うん…」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:36:22.16 ID:VVrQVE4Y0
和「唯は中学まで私とべったりだったじゃない?」
唯「うん、いっつも一緒だったよ!」
和「でも今は違うでしょ?」
唯「それは、軽音部のみんながいるから…」
和「だからって、私達の関係は変らないわよね?」
唯「そうだけど…」
唯「本当は和ちゃんも一緒がいいもんっ」
唯「そうだ!今からでも和ちゃんも軽音部入ってよ!」
和「まったく、何言ってんのっ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:41:54.69 ID:VVrQVE4Y0
和「とにかく、私から離れて、軽音部に入った事で」
和「よかった事もあるんじゃない?」
唯「そりゃ、律ちゃんや澪ちゃんやムギちゃん」
唯「それにあずにゃんと仲良くなれてよかったよ!」
和「そうでしょ?」
和「人は別れ、新しい出会いをしていくものなのよ」
和「だからって、私達の友情は変らないわ」
和「ずっとね」
唯「和ちゃん…」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:51:33.63 ID:VVrQVE4Y0
唯「でも、私…」
唯「やっぱり寂しいよっ」
唯「それに、私、和ちゃんにいろいろ迷惑かけてきたし」
唯「なのに私、和ちゃんに何もしてあげてないしっ」
唯「このままお別れなんてっ、イヤだよぅ…」
和「バカね、なに言ってんの?」
和「もう十分してくれたわよ」
唯「え?」
和「唯が一緒にいてくれて、楽しかったわ」
和「もし唯と出会えなければ、私の青春なんて、つまらなかったかも」
唯「和ちゃん…」
和「唯が私の幼馴染でいてくれてよかった」
和「きっと、お返しをしないといけないのは私の方」
和「唯、ありがとう、唯は私の一番大切な友達よっ」
唯「和ちゃーんっ!」ガバッ
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:57:14.11 ID:VVrQVE4Y0
和「ちょっと唯っ、苦しいわ」
唯「和ちゃんっ、和ちゃんっ!!!」
唯「ありがとう和ちゃん、うれしいよっ」
唯「今までで一番うれしいよっ!!!」
和「唯…」グスッ
唯「へへっ、和ちゃんだってないてるじゃん」グスッ
和「あんたが変な事言わせるからっ」グスグス
唯(和ちゃん、大好きだよ)ギュッ
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:03:01.71 ID:VVrQVE4Y0 [13/13]
和「それじゃあ、お互い悔いの無いように」
和「残りの高校生活充実させましょっ」
唯「うん!」ダキッ
和「もうっ、唯ったら、今日はくっ付いてばかりね…」
唯「今日くらいはいいじゃんっ!」
和「」
和「そうねっ」ギュッ
唯「うふふっ」ギュッ
唯(和ちゃんから抱きしめてくれたっ、うれしいな)
唯(和ちゃん…私、なんだか…)
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:11:33.92 ID:31gD5/0q0 [1/23]
唯「ねえ、和ちゃん」
和「ふふっ、なぁに唯?」
唯「和ちゃんは…キスした事ある?」
和「えっ?それは…無いけど」
唯「じゃあさ、して見よっか?」
和「もうっ、何言ってんのよー」
唯「ねえ、ちょっとだけしてみない?」
和「唯、ふざけないでっ」
唯「お願い和ちゃん、一回だけでいいから…」
和(唯…?本気なの?)
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:20:55.15 ID:31gD5/0q0 [2/23]
和「ダメよ唯っ、止めなさい」
唯「和ちゃん…私したいのっ」
唯「ちょっとだけだから…」
和「今はその場の空気に流されてるだけよ…」
和「後になって『しなきゃよかった』って思うわよ」
唯「後の事なんてわかんないよっ」
唯「私は今したいのっ、いいでしょ?」
和「よしましょ?こんなの変よっ」
和「気の迷い…」
和「一時の感情に惑わされちゃ…」
唯「」チュッ
和「!!!?」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:25:46.19 ID:31gD5/0q0 [3/23]
唯「」チュパッ
唯「」クチュッ
和「!!!?」
唯「」チュイッ
和「……」
唯「ふう」トローリ
和「はぁっ、ちょっとっ」
和「バカよっ!」
和「唯は本当にバカッ!」
和「ダメよこんなのっ、ダメなのにっ!!!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:33:28.35 ID:31gD5/0q0 [4/23]
唯「ごめんね和ちゃん…」
和「あんたはいっつも、おかしな事してっ!」
和「よく考えて行動しなさいっ」
唯「へへっ」
唯「和ちゃんのはじめて、奪っちゃったっ」
和「まさかファーストキスの相手が唯なんて」
和「まったく…」
唯「私もはじめてだよ」
和「どうするのよ、変な思い出作っちゃったじゃない」
唯「ふふっ、もう忘れられないね」
唯「よかった」
和「なんでいいのよ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:43:16.56 ID:31gD5/0q0 [5/23]
唯「これで和ちゃんにとって、私は特別だよね?」
唯「一生忘れられないよねっ?」
和「あんた、そんな事の為に?」
和「何やってるんだか…」
唯「和ちゃん、大好きだよっ」
和「はいはい、わかったわ」
和「じゃあ、そろそろ離れなさい」
唯「えーっ、ダメだよーっ!」
和「もう十分でしょ?」
唯「ダメだよ、まだする事があるのっ!」
和「へっ?今度は何よ?」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 00:49:10.81 ID:31gD5/0q0 [6/23]
唯「まだ、終わりじゃないよっ」
和「ちょっと唯?」
唯「和ちゃん、キス気持ち好かったよね?」
和「そんなこと、分かんなかったわよ」
和「いい加減、もう離れましょ?」
唯「もっといろんな事したら、もっと気持ちイイのかな?」
和「唯…、何考えてるの?」
和「変なこと、考えて無いわよね…?」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 00:57:30.20 ID:31gD5/0q0 [7/23]
唯「和ちゃんっ」チュッ
和「ちょっとっ、止めなさいっ!」
唯「和ちゃんっ!!!私っ!!!」ガバッ
和「ちょっと唯っ、脱がさないでっ」
和「ダメよっ」
和「そんなっ!」
唯「和ちゃん、おっぱい見せてっ」
和「唯っ、怒るわよっ」
和「あっ、ダメっ」
和「ダメだってっ…」
唯「ああっ、和ちゃん綺麗…」ハアハア
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:03:40.51 ID:31gD5/0q0 [8/23]
唯「和ちゃん…」チュイチュイ
和「お願い、止めて唯っ」
和「きっと後悔するわ…」
唯「」チュパッ
和「ひゃっ!」ビクッ
和「ダメッ、唯っ、だめよっ!!!」
唯「和ちゃん、私も脱ぐね」ヌギヌギ
和「唯、もう離れてっ」
和「脱いだって、私たち女の子同士」
和「何も出来ないわ…」
和「バカなことは止めましょ」
唯「はぁっ、和ちゃんっ!!!」ガバッ
和「!!!?」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 01:13:38.64 ID:31gD5/0q0 [9/23]
唯「和ちゃんっ!和ちゃんっ!!!」ギシギシ
唯「好きだよっ、好きだよーっ!!!!!」ギシギシ
和「あっ、だめっ、はぁっ、唯っ」ビクビク
唯「ねえ、和ちゃん」
唯「私のおっぱいも触って!」
和「そんなっ、出来ないわっ」
唯「お願いっ、されたいのっ」ハアハア
和「そんなっ、むりやり口にっ」
和「……そんな」
和「……」ドキドキ
和「」チュイ
唯「はっあっ!あぁぁぁぁ!!!!」
唯「気持ちいよー、和ちゃん、気持ちいいよーっ!!!」
和「」ハアハア
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:25:45.53 ID:31gD5/0q0 [10/23]
和「いけないわっ、これ以上っ、取り返しがつかない」
唯「ここで止められないよっ」
唯「全部忘れて、気持ちよくなろうよっ」
和「だめっ、きっと後悔する」
和「嫌な思い出になるわっ」
和「せっかくの唯との関係を、壊したくないのっ」
唯「大丈夫だよ和ちゃん、私、こんなにも和ちゃんのこと好きだもんっ」
唯「いい思い出にするからっ」
唯「絶対後悔しないからっ」
唯「和ちゃんを感じさせてっ!!!」
唯「」サワサワ
和「あっ、ああっ!!!」
唯「」チュイッ
和「がっ、はああっ!!!」ビクビク
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:34:40.39 ID:31gD5/0q0 [11/23]
和「ダメッ、私怖いっ」
和「変になりそうなのっ」
唯「大丈夫だよっ」
唯「私も変になるからっ」
唯「二人でおかしくなっちゃおうっ」
和「唯っ、ゆいっ!!!」
唯「はあっ、和ちゃん」サワッ
和「!!!?」
和「ダメよ唯っ、そこは大事な所っ」
唯「そうだよっ、和ちゃんのココ、トロトロだよっ」
和「いやっ、だめっ、そんなとこっ!!!」
唯「和ちゃん、いくよっ」クイッ
和「はぁっ、ぁあああっ」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:46:27.33 ID:31gD5/0q0 [12/23]
???「ちょっと待ったーっ!!!!」
唯「へっ!!!?」
和「えっ!?そんな、あなたは…」
和「律っ!!!?」
律「和君はこっちへっ!」
律「唯君は今、悪霊に取り付かれているんだっ!」
和「なんですって!?」
律「そうだよな?色魔…?」
色魔唯「ふんっ、ばれちゃあ、しょうがねえっ」
色魔唯「貴様には死んでもらうっ!!!」バッ
律「遅いっ!」サッ
色魔唯「避けただと?お前、ただの人間じゃねえなっ!?」
律「当たり前だっ、寺生まれのTこと、田井中律とは俺のことだっ!!!」
色魔唯「なんだとっ!!!?」
律「くらえ悪霊っ!破ぁーーーーーーっ!!!!!!!!!!!」ドギューン
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:55:05.34 ID:31gD5/0q0 [13/23]
色魔唯「ぐわぁーーーーっ!!!!」ドカーン
律「まあ、こんなもんか?」
和「律っ!?まさか貴方がっ!?」
和「貴方があの、寺生まれのTさんだったなんてっ!」
律「すまない、已まぬ事情で隠すしかなかったんだ…」
和「でも助かったわっ、私達、大変な間違いを起こすところだった…」
律「全ては悪霊の仕業…、忘れることだ」
色魔唯「ぐはぁーっ!!?舐めるなよっ!!!!」
律「!!!?バカなっ!まだ倒せてないだとっ!?」
色魔唯「死ねっ!!!」ガバッ
律「危ないっ!!!!」
和「きゃあっ!?」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:01:34.20 ID:31gD5/0q0 [14/23]
律「ぐっ!」
和「律っ、大丈夫!?」
律「来るな和君っ!下がってるんだっ!!!」
和「でも律、こんなに血がっ」
色魔唯「ぐははっ、寺生まれがいい様だなっ!」
律「こしゃくなっ!今度こそ終わりだっ!破ぁーーーーーーーーーっ!!!!!」ドキューン
色魔唯「ぐはぁーーーーーっ!!!!」ドカーン
律「はあ、はあ、今度こそやったか?」
色魔唯「……ぐふふ」
色魔唯「ぐははっ、効かぬぞっ、効かぬぞ寺生まれっ!!!」
律「何だとっ!?そんなはずは…!?」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:12:56.33 ID:31gD5/0q0 [15/23]
和「律っ、無理よ!もう逃げましょっ!?」
律「和君は逃げるんだっ」
律「俺が、この寺生まれがコイツを此処で倒さなければっ」
律「新たな被害者が出るっ!!!」
和「そんなっ、律をおいて行けないわっ!!!」
色魔唯「ぐははっ、心配せぬとも、二人とも逃がしはせんっ」
色魔唯「たっぷり体を弄んだ後、なぶり殺しにしてくれるわっ!!!」
色魔唯「くらえっ寺生まれ!!!」バッ
律「ぐはぁっ!」
和「律ーっ!!!!」
律「ぐっ、くそっ、破ぁー!」ドキューン
色魔唯「ぐふぅっ!!!」ドカーン
律「はあ、今度は…」
色魔唯「ぐははっ、何度やろうが無駄なことよっ!!!」
律(何故だっ、何故奴を倒せないんだっ!?)
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:23:15.11 ID:31gD5/0q0 [16/23]
和「律っ、もう止めてっ!!!」
律「和君…」
色魔唯「寺生まれよ、霊力も尽き、攻撃できるにしても後一回といったところか?」
律「ぐっ…」
色魔唯「最後の一撃、撃ってみよっ!!!」
色魔唯「くふふっ、最後の足掻きぐらいさせてやるわっ」
律(くそっ、俺の霊力ならこんな奴一撃なはずなのにっ)
律(何故コイツは3発も耐えられる?それどころか、まるで効いていないようだ…)
和「律…っ」グスッ
律「和君、君だけでも逃げるんだっ…」
和「そんなっ、律を見殺しには出来ないわっ!」
律(ん…、はっ、まさかっ、そんなっ!!!?)
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:31:47.80 ID:31gD5/0q0 [17/23]
色魔唯「どうした?攻撃しないのか?」
色魔唯「ふん、観念したか?つまらん奴だ」
律「……」
律「いいだろう、最後の一撃、食らわしてやるぜっ」
色魔唯「そう来なくてはな、さあ、撃つがよい」
色魔唯「霊力が尽き、なすすべなく弄ばれる寺生まれ」
色魔唯「ぐははっ、楽しみだぜ」
律「誰がお前に攻撃すると言った?」
色魔唯「!?」
律「俺が撃つのはこっちの方だ!」バッ
和「えっ?なんなの律?冗談よね?」
色魔唯「バカなっ!止めろ貴様ぁー!!!!」
律「もう遅いっ!!!!くらえっ止めだっ!!!!!」
律「破ぁーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!」ドキューン
和「きゃーっ!!!」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:40:03.15 ID:31gD5/0q0 [18/23]
色魔唯「ぐはぁーーーーっ!!!!!何故わかったぁ!?」
律「貴様は唯に取り付いておきながら」
律「俺が唯に攻撃しても、貴様は倒せなかった」
律「その理由は、唯以外の人物から霊力を吸収しているからだっ」
色魔唯「くそうっ、もう少しだったのにっ…」
律「諦めろ、霊力の源を絶たれたお前はもう終わりだ」
色魔唯「がはっ」プシュウ
律「倒したか…」
和「うーん」ムクッ
律「和君、大丈夫かいっ!?」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:47:24.37 ID:31gD5/0q0 [19/23]
和「ええ、ちょっとクラクラするだけ…」
律「君に一言、いわないといけないっ」
和「わかってるわ」
和「あの悪霊をおびき寄せたのは、きっと私のせいね」
律「和君…」
和「私、唯と一緒にいたかった、ずっとずっと一緒に…」
和「でも、それが出来ないのが現実なら」
和「唯にとって『特別な人』になりたかった」
和「それが例え、間違った事だったとしても…」
律「……」
和「今回の事は、私が心の底で望んでいたこと」
和「私、最低だわ…」
和「もう、唯の友達なんて言えない…っ」グスッ
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:58:49.34 ID:31gD5/0q0 [20/23]
唯「そんなこと、あるわけ無いよっ!!!」
和「唯っ!!!」
律「気が付いたのかっ!?」
唯「どんなことがあっても、和ちゃんは私の大切なお友達だよっ!」
和「唯っ…」
律「唯君、君は、悪霊に取り付かれながらも、意識があったのかい!?」
唯「うん、ボンヤリだけど…」
唯「和ちゃんが私に何を求めているかわかった」
律「……」
唯「でも私、和ちゃんが望むならそれでいいと思ったの」
唯「だから、悪霊さんに身をまかせちゃった…」
和「唯、ごめんなさい」
和「私こんな子に、何てことを…」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 03:12:19.95 ID:31gD5/0q0 [21/23]
唯「和ちゃん、自分を責めないでっ」
唯「私、和ちゃんが私を大切に、特別に思ってくれてる気持ち」
唯「すごくうれしかったんだよっ」
和「ううっ、唯っ、ゆいーっ!!!!」ガバッ
唯「よしよし」ヒシッ
和「ぅうっ、ありがどう唯っ、ゆいーっ」ビエーン
律「やれやれ、いつもとは逆になっちまった様だな…」
律「お前達二人は、何か変ったことをしなくてもさ」
律「十分特別な関係、そうだろ?」
和「律…」
唯「律ちゃん…」
律「俺が入る隙間も無さそうだし、これで退散させてもらうぜっ」
律「じゃあな」シュタッ
和「ありがとう律っ」
和(いいえ、地獄寺生まれ田井中律…)
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 03:20:22.45 ID:31gD5/0q0 [22/23]
今回も事件を解決した地獄寺生まれ田井中律
その旅もようやく終わりに近付きつつあった
いよいよ最終決戦の日は近い!!!!
律「澪、お前を救う方法、なんとなくだがつかめて来たぜっ」
律「待ってろよっ大邪気王っ!!!!」
地獄寺生まれ田井中律第六話 親友同士のいけない遊び 完
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 03:36:05.04 ID:31gD5/0q0 [23/23]
終わりです お疲れ様です
楽しい楽しい平沢家 知っている方がいて驚きました
ゲーム制作は順調です
体験版を八月の第一週に、VIPでスレを立ててZIP配信することが決定しました
五人のチームで絵を描いて頂き
音楽も人に依頼して作っていただきました
体験版といっても、四人のルート+憂編も収録です
ある程度のボリュームはありますよ
完成版はあずにゃん体操動画版が、クリア特典で見られます!
完成版は九月後半から十月初旬までには配信できそうです!
記憶に残っていて、たまたまスレに出くわしたなら
是非落としていってください
それでは、読んで下さった方、レスして下さった方、ありがとうございました!
かえりみち!
和「ちょっと唯、あんまりくっ付かないで、歩きにくいわ」
唯「えーっ、いいじゃん」
唯「和ちゃんと一緒に帰るの久しぶりなんだしー」
和「私達もう高3でしょ、恥かしくないの?」
唯「ぜんぜん!」
和(唯ったら、軽音部に入ってちょっとは大人になったと思ったのに)
和(やれやれ、やっぱり変らないわね…)
唯「うふふっ」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 22:52:55.66 ID:VVrQVE4Y0
唯「ねー、和ちゃん!何処かによって帰ろうよー」
和「せっかく早く帰られるんだから、真っ直ぐ帰りましょう」
唯「えーん、つまんなーいーっ!」
和「受験も控えてるんだし、勉強もしなきゃ」
唯「もう、和ちゃんは直ぐそんな事言うっ」ブー
和「当たり前でしょ、受験生なんだから」
唯「でも、和ちゃん…」
和「なに?」
唯「私と二人で学校から帰る事なんて、もう何回も無いかもしれないよ…」
和「えっ…!?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:00:30.22 ID:VVrQVE4Y0
和「そんなこと…」
唯「私達、普段は一緒に帰らないでしょ?」
唯「私、いっつも系音部のみんなと帰るし…」
唯「もしかしたら、これが最後かも…」
和「」
和「そうかもね…」
唯「私達小さい頃から、高校にはいるまでは」
唯「毎日一緒に帰ってたよね?」
和「うん」
唯「だから、これが最後かもって思うと、なんだか寂しくて…」
和「唯…」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:08:25.05 ID:VVrQVE4Y0
和「でも、だからって離れ離れになる訳じゃないわ」
唯「ほんとに?」
和「ええ」
唯「嘘だよっ!」
和「!?」
唯「私は和ちゃんと同じ大学なんて行けないもん!」
唯「違うところで、違う生活をしてっ」
唯「お友達もそれぞれ違う人でっ」
唯「そのうち和ちゃんは、私のことなんて忘れちゃうんだもん!」
和「唯、ちょっと落ち着いてっ」
和「考えすぎよっ、会えなくなる訳じゃないでしょ?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:17:17.53 ID:VVrQVE4Y0
唯「大学の後は?」
和「えっ…?」
唯「和ちゃんは何処で働くの?誰と結婚するの?」
唯「私達、幼稚園からずっと一緒だったのにっ」
唯「もうココで、高校生でお別れになるんだよっ!」
唯「たまには会えるかもしれないけど」
唯「そう言う事じゃなくて…」
唯「何ていうか…」
唯「うまく言えないよぅ…」
唯「」
和「唯?」
和「あんた、泣いてるの!?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:23:30.15 ID:VVrQVE4Y0
唯「ううっ、わだしっ、うっ、ぐすっ」ポロポロ
和「ちょっと唯、泣かないでっ」
唯「和ぢゃん、ぐすっ」ポロポロ
和「ほら、ハンカチっ」
唯「和ちゃーんっ!!!」ビエーン
和「ああ、どうしよう…」
和「ちょっと、私の部屋に来なさい」
和「少しお話しましょ」
唯「わーんっ、和ぢゃーんっ!!!!」グスグス
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:30:28.52 ID:VVrQVE4Y0
和ちゃんの部屋!
和「まったく、ほらっ、これでも飲んで」
唯「ううっ、いらないよぉ、ぐすっ」ポロポロ
和「カルピスよ」
唯「こゆい?」グスッ
和「ええ」
唯「ぐすっ、じゃあ飲む…」コプコプ
和(やれやれ…)
和「唯、大切な話があるわ」
和「よく聞いてね」
唯「うん…」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:36:22.16 ID:VVrQVE4Y0
和「唯は中学まで私とべったりだったじゃない?」
唯「うん、いっつも一緒だったよ!」
和「でも今は違うでしょ?」
唯「それは、軽音部のみんながいるから…」
和「だからって、私達の関係は変らないわよね?」
唯「そうだけど…」
唯「本当は和ちゃんも一緒がいいもんっ」
唯「そうだ!今からでも和ちゃんも軽音部入ってよ!」
和「まったく、何言ってんのっ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:41:54.69 ID:VVrQVE4Y0
和「とにかく、私から離れて、軽音部に入った事で」
和「よかった事もあるんじゃない?」
唯「そりゃ、律ちゃんや澪ちゃんやムギちゃん」
唯「それにあずにゃんと仲良くなれてよかったよ!」
和「そうでしょ?」
和「人は別れ、新しい出会いをしていくものなのよ」
和「だからって、私達の友情は変らないわ」
和「ずっとね」
唯「和ちゃん…」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:51:33.63 ID:VVrQVE4Y0
唯「でも、私…」
唯「やっぱり寂しいよっ」
唯「それに、私、和ちゃんにいろいろ迷惑かけてきたし」
唯「なのに私、和ちゃんに何もしてあげてないしっ」
唯「このままお別れなんてっ、イヤだよぅ…」
和「バカね、なに言ってんの?」
和「もう十分してくれたわよ」
唯「え?」
和「唯が一緒にいてくれて、楽しかったわ」
和「もし唯と出会えなければ、私の青春なんて、つまらなかったかも」
唯「和ちゃん…」
和「唯が私の幼馴染でいてくれてよかった」
和「きっと、お返しをしないといけないのは私の方」
和「唯、ありがとう、唯は私の一番大切な友達よっ」
唯「和ちゃーんっ!」ガバッ
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:57:14.11 ID:VVrQVE4Y0
和「ちょっと唯っ、苦しいわ」
唯「和ちゃんっ、和ちゃんっ!!!」
唯「ありがとう和ちゃん、うれしいよっ」
唯「今までで一番うれしいよっ!!!」
和「唯…」グスッ
唯「へへっ、和ちゃんだってないてるじゃん」グスッ
和「あんたが変な事言わせるからっ」グスグス
唯(和ちゃん、大好きだよ)ギュッ
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:03:01.71 ID:VVrQVE4Y0 [13/13]
和「それじゃあ、お互い悔いの無いように」
和「残りの高校生活充実させましょっ」
唯「うん!」ダキッ
和「もうっ、唯ったら、今日はくっ付いてばかりね…」
唯「今日くらいはいいじゃんっ!」
和「」
和「そうねっ」ギュッ
唯「うふふっ」ギュッ
唯(和ちゃんから抱きしめてくれたっ、うれしいな)
唯(和ちゃん…私、なんだか…)
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:11:33.92 ID:31gD5/0q0 [1/23]
唯「ねえ、和ちゃん」
和「ふふっ、なぁに唯?」
唯「和ちゃんは…キスした事ある?」
和「えっ?それは…無いけど」
唯「じゃあさ、して見よっか?」
和「もうっ、何言ってんのよー」
唯「ねえ、ちょっとだけしてみない?」
和「唯、ふざけないでっ」
唯「お願い和ちゃん、一回だけでいいから…」
和(唯…?本気なの?)
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:20:55.15 ID:31gD5/0q0 [2/23]
和「ダメよ唯っ、止めなさい」
唯「和ちゃん…私したいのっ」
唯「ちょっとだけだから…」
和「今はその場の空気に流されてるだけよ…」
和「後になって『しなきゃよかった』って思うわよ」
唯「後の事なんてわかんないよっ」
唯「私は今したいのっ、いいでしょ?」
和「よしましょ?こんなの変よっ」
和「気の迷い…」
和「一時の感情に惑わされちゃ…」
唯「」チュッ
和「!!!?」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:25:46.19 ID:31gD5/0q0 [3/23]
唯「」チュパッ
唯「」クチュッ
和「!!!?」
唯「」チュイッ
和「……」
唯「ふう」トローリ
和「はぁっ、ちょっとっ」
和「バカよっ!」
和「唯は本当にバカッ!」
和「ダメよこんなのっ、ダメなのにっ!!!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:33:28.35 ID:31gD5/0q0 [4/23]
唯「ごめんね和ちゃん…」
和「あんたはいっつも、おかしな事してっ!」
和「よく考えて行動しなさいっ」
唯「へへっ」
唯「和ちゃんのはじめて、奪っちゃったっ」
和「まさかファーストキスの相手が唯なんて」
和「まったく…」
唯「私もはじめてだよ」
和「どうするのよ、変な思い出作っちゃったじゃない」
唯「ふふっ、もう忘れられないね」
唯「よかった」
和「なんでいいのよ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:43:16.56 ID:31gD5/0q0 [5/23]
唯「これで和ちゃんにとって、私は特別だよね?」
唯「一生忘れられないよねっ?」
和「あんた、そんな事の為に?」
和「何やってるんだか…」
唯「和ちゃん、大好きだよっ」
和「はいはい、わかったわ」
和「じゃあ、そろそろ離れなさい」
唯「えーっ、ダメだよーっ!」
和「もう十分でしょ?」
唯「ダメだよ、まだする事があるのっ!」
和「へっ?今度は何よ?」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 00:49:10.81 ID:31gD5/0q0 [6/23]
唯「まだ、終わりじゃないよっ」
和「ちょっと唯?」
唯「和ちゃん、キス気持ち好かったよね?」
和「そんなこと、分かんなかったわよ」
和「いい加減、もう離れましょ?」
唯「もっといろんな事したら、もっと気持ちイイのかな?」
和「唯…、何考えてるの?」
和「変なこと、考えて無いわよね…?」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 00:57:30.20 ID:31gD5/0q0 [7/23]
唯「和ちゃんっ」チュッ
和「ちょっとっ、止めなさいっ!」
唯「和ちゃんっ!!!私っ!!!」ガバッ
和「ちょっと唯っ、脱がさないでっ」
和「ダメよっ」
和「そんなっ!」
唯「和ちゃん、おっぱい見せてっ」
和「唯っ、怒るわよっ」
和「あっ、ダメっ」
和「ダメだってっ…」
唯「ああっ、和ちゃん綺麗…」ハアハア
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:03:40.51 ID:31gD5/0q0 [8/23]
唯「和ちゃん…」チュイチュイ
和「お願い、止めて唯っ」
和「きっと後悔するわ…」
唯「」チュパッ
和「ひゃっ!」ビクッ
和「ダメッ、唯っ、だめよっ!!!」
唯「和ちゃん、私も脱ぐね」ヌギヌギ
和「唯、もう離れてっ」
和「脱いだって、私たち女の子同士」
和「何も出来ないわ…」
和「バカなことは止めましょ」
唯「はぁっ、和ちゃんっ!!!」ガバッ
和「!!!?」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/17(土) 01:13:38.64 ID:31gD5/0q0 [9/23]
唯「和ちゃんっ!和ちゃんっ!!!」ギシギシ
唯「好きだよっ、好きだよーっ!!!!!」ギシギシ
和「あっ、だめっ、はぁっ、唯っ」ビクビク
唯「ねえ、和ちゃん」
唯「私のおっぱいも触って!」
和「そんなっ、出来ないわっ」
唯「お願いっ、されたいのっ」ハアハア
和「そんなっ、むりやり口にっ」
和「……そんな」
和「……」ドキドキ
和「」チュイ
唯「はっあっ!あぁぁぁぁ!!!!」
唯「気持ちいよー、和ちゃん、気持ちいいよーっ!!!」
和「」ハアハア
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:25:45.53 ID:31gD5/0q0 [10/23]
和「いけないわっ、これ以上っ、取り返しがつかない」
唯「ここで止められないよっ」
唯「全部忘れて、気持ちよくなろうよっ」
和「だめっ、きっと後悔する」
和「嫌な思い出になるわっ」
和「せっかくの唯との関係を、壊したくないのっ」
唯「大丈夫だよ和ちゃん、私、こんなにも和ちゃんのこと好きだもんっ」
唯「いい思い出にするからっ」
唯「絶対後悔しないからっ」
唯「和ちゃんを感じさせてっ!!!」
唯「」サワサワ
和「あっ、ああっ!!!」
唯「」チュイッ
和「がっ、はああっ!!!」ビクビク
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:34:40.39 ID:31gD5/0q0 [11/23]
和「ダメッ、私怖いっ」
和「変になりそうなのっ」
唯「大丈夫だよっ」
唯「私も変になるからっ」
唯「二人でおかしくなっちゃおうっ」
和「唯っ、ゆいっ!!!」
唯「はあっ、和ちゃん」サワッ
和「!!!?」
和「ダメよ唯っ、そこは大事な所っ」
唯「そうだよっ、和ちゃんのココ、トロトロだよっ」
和「いやっ、だめっ、そんなとこっ!!!」
唯「和ちゃん、いくよっ」クイッ
和「はぁっ、ぁあああっ」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:46:27.33 ID:31gD5/0q0 [12/23]
???「ちょっと待ったーっ!!!!」
唯「へっ!!!?」
和「えっ!?そんな、あなたは…」
和「律っ!!!?」
律「和君はこっちへっ!」
律「唯君は今、悪霊に取り付かれているんだっ!」
和「なんですって!?」
律「そうだよな?色魔…?」
色魔唯「ふんっ、ばれちゃあ、しょうがねえっ」
色魔唯「貴様には死んでもらうっ!!!」バッ
律「遅いっ!」サッ
色魔唯「避けただと?お前、ただの人間じゃねえなっ!?」
律「当たり前だっ、寺生まれのTこと、田井中律とは俺のことだっ!!!」
色魔唯「なんだとっ!!!?」
律「くらえ悪霊っ!破ぁーーーーーーっ!!!!!!!!!!!」ドギューン
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 01:55:05.34 ID:31gD5/0q0 [13/23]
色魔唯「ぐわぁーーーーっ!!!!」ドカーン
律「まあ、こんなもんか?」
和「律っ!?まさか貴方がっ!?」
和「貴方があの、寺生まれのTさんだったなんてっ!」
律「すまない、已まぬ事情で隠すしかなかったんだ…」
和「でも助かったわっ、私達、大変な間違いを起こすところだった…」
律「全ては悪霊の仕業…、忘れることだ」
色魔唯「ぐはぁーっ!!?舐めるなよっ!!!!」
律「!!!?バカなっ!まだ倒せてないだとっ!?」
色魔唯「死ねっ!!!」ガバッ
律「危ないっ!!!!」
和「きゃあっ!?」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:01:34.20 ID:31gD5/0q0 [14/23]
律「ぐっ!」
和「律っ、大丈夫!?」
律「来るな和君っ!下がってるんだっ!!!」
和「でも律、こんなに血がっ」
色魔唯「ぐははっ、寺生まれがいい様だなっ!」
律「こしゃくなっ!今度こそ終わりだっ!破ぁーーーーーーーーーっ!!!!!」ドキューン
色魔唯「ぐはぁーーーーーっ!!!!」ドカーン
律「はあ、はあ、今度こそやったか?」
色魔唯「……ぐふふ」
色魔唯「ぐははっ、効かぬぞっ、効かぬぞ寺生まれっ!!!」
律「何だとっ!?そんなはずは…!?」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:12:56.33 ID:31gD5/0q0 [15/23]
和「律っ、無理よ!もう逃げましょっ!?」
律「和君は逃げるんだっ」
律「俺が、この寺生まれがコイツを此処で倒さなければっ」
律「新たな被害者が出るっ!!!」
和「そんなっ、律をおいて行けないわっ!!!」
色魔唯「ぐははっ、心配せぬとも、二人とも逃がしはせんっ」
色魔唯「たっぷり体を弄んだ後、なぶり殺しにしてくれるわっ!!!」
色魔唯「くらえっ寺生まれ!!!」バッ
律「ぐはぁっ!」
和「律ーっ!!!!」
律「ぐっ、くそっ、破ぁー!」ドキューン
色魔唯「ぐふぅっ!!!」ドカーン
律「はあ、今度は…」
色魔唯「ぐははっ、何度やろうが無駄なことよっ!!!」
律(何故だっ、何故奴を倒せないんだっ!?)
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:23:15.11 ID:31gD5/0q0 [16/23]
和「律っ、もう止めてっ!!!」
律「和君…」
色魔唯「寺生まれよ、霊力も尽き、攻撃できるにしても後一回といったところか?」
律「ぐっ…」
色魔唯「最後の一撃、撃ってみよっ!!!」
色魔唯「くふふっ、最後の足掻きぐらいさせてやるわっ」
律(くそっ、俺の霊力ならこんな奴一撃なはずなのにっ)
律(何故コイツは3発も耐えられる?それどころか、まるで効いていないようだ…)
和「律…っ」グスッ
律「和君、君だけでも逃げるんだっ…」
和「そんなっ、律を見殺しには出来ないわっ!」
律(ん…、はっ、まさかっ、そんなっ!!!?)
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:31:47.80 ID:31gD5/0q0 [17/23]
色魔唯「どうした?攻撃しないのか?」
色魔唯「ふん、観念したか?つまらん奴だ」
律「……」
律「いいだろう、最後の一撃、食らわしてやるぜっ」
色魔唯「そう来なくてはな、さあ、撃つがよい」
色魔唯「霊力が尽き、なすすべなく弄ばれる寺生まれ」
色魔唯「ぐははっ、楽しみだぜ」
律「誰がお前に攻撃すると言った?」
色魔唯「!?」
律「俺が撃つのはこっちの方だ!」バッ
和「えっ?なんなの律?冗談よね?」
色魔唯「バカなっ!止めろ貴様ぁー!!!!」
律「もう遅いっ!!!!くらえっ止めだっ!!!!!」
律「破ぁーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!」ドキューン
和「きゃーっ!!!」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:40:03.15 ID:31gD5/0q0 [18/23]
色魔唯「ぐはぁーーーーっ!!!!!何故わかったぁ!?」
律「貴様は唯に取り付いておきながら」
律「俺が唯に攻撃しても、貴様は倒せなかった」
律「その理由は、唯以外の人物から霊力を吸収しているからだっ」
色魔唯「くそうっ、もう少しだったのにっ…」
律「諦めろ、霊力の源を絶たれたお前はもう終わりだ」
色魔唯「がはっ」プシュウ
律「倒したか…」
和「うーん」ムクッ
律「和君、大丈夫かいっ!?」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:47:24.37 ID:31gD5/0q0 [19/23]
和「ええ、ちょっとクラクラするだけ…」
律「君に一言、いわないといけないっ」
和「わかってるわ」
和「あの悪霊をおびき寄せたのは、きっと私のせいね」
律「和君…」
和「私、唯と一緒にいたかった、ずっとずっと一緒に…」
和「でも、それが出来ないのが現実なら」
和「唯にとって『特別な人』になりたかった」
和「それが例え、間違った事だったとしても…」
律「……」
和「今回の事は、私が心の底で望んでいたこと」
和「私、最低だわ…」
和「もう、唯の友達なんて言えない…っ」グスッ
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 02:58:49.34 ID:31gD5/0q0 [20/23]
唯「そんなこと、あるわけ無いよっ!!!」
和「唯っ!!!」
律「気が付いたのかっ!?」
唯「どんなことがあっても、和ちゃんは私の大切なお友達だよっ!」
和「唯っ…」
律「唯君、君は、悪霊に取り付かれながらも、意識があったのかい!?」
唯「うん、ボンヤリだけど…」
唯「和ちゃんが私に何を求めているかわかった」
律「……」
唯「でも私、和ちゃんが望むならそれでいいと思ったの」
唯「だから、悪霊さんに身をまかせちゃった…」
和「唯、ごめんなさい」
和「私こんな子に、何てことを…」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 03:12:19.95 ID:31gD5/0q0 [21/23]
唯「和ちゃん、自分を責めないでっ」
唯「私、和ちゃんが私を大切に、特別に思ってくれてる気持ち」
唯「すごくうれしかったんだよっ」
和「ううっ、唯っ、ゆいーっ!!!!」ガバッ
唯「よしよし」ヒシッ
和「ぅうっ、ありがどう唯っ、ゆいーっ」ビエーン
律「やれやれ、いつもとは逆になっちまった様だな…」
律「お前達二人は、何か変ったことをしなくてもさ」
律「十分特別な関係、そうだろ?」
和「律…」
唯「律ちゃん…」
律「俺が入る隙間も無さそうだし、これで退散させてもらうぜっ」
律「じゃあな」シュタッ
和「ありがとう律っ」
和(いいえ、地獄寺生まれ田井中律…)
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 03:20:22.45 ID:31gD5/0q0 [22/23]
今回も事件を解決した地獄寺生まれ田井中律
その旅もようやく終わりに近付きつつあった
いよいよ最終決戦の日は近い!!!!
律「澪、お前を救う方法、なんとなくだがつかめて来たぜっ」
律「待ってろよっ大邪気王っ!!!!」
地獄寺生まれ田井中律第六話 親友同士のいけない遊び 完
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 03:36:05.04 ID:31gD5/0q0 [23/23]
終わりです お疲れ様です
楽しい楽しい平沢家 知っている方がいて驚きました
ゲーム制作は順調です
体験版を八月の第一週に、VIPでスレを立ててZIP配信することが決定しました
五人のチームで絵を描いて頂き
音楽も人に依頼して作っていただきました
体験版といっても、四人のルート+憂編も収録です
ある程度のボリュームはありますよ
完成版はあずにゃん体操動画版が、クリア特典で見られます!
完成版は九月後半から十月初旬までには配信できそうです!
記憶に残っていて、たまたまスレに出くわしたなら
是非落としていってください
それでは、読んで下さった方、レスして下さった方、ありがとうございました!
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