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唯「ういーアイスー」憂「はいはい(はぁ…もうやだ)」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 10:54:24.90 ID:ZZAuy68dO [1/4]
憂は疲れていた
それもそうだ
当然と言えよう
姉は部活をやっている。
親は常に海外。
そのため家の家事は殆ど…、いや、全てにおいて彼女が担当していた。
朝は早起きして二人分の朝食と弁当を作る。
学校に行き、放課後までの授業が終われば夕食を作るための買い物。
友達と何処かに寄ったりする暇も無い。
憂は疲れていた
それもそうだ
当然と言えよう
姉は部活をやっている。
親は常に海外。
そのため家の家事は殆ど…、いや、全てにおいて彼女が担当していた。
朝は早起きして二人分の朝食と弁当を作る。
学校に行き、放課後までの授業が終われば夕食を作るための買い物。
友達と何処かに寄ったりする暇も無い。
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 14:03:23.95 ID:ZZAuy68dO [2/4]
唯が帰って来て、二人で夕食を食べた後、唯が一言。
「う~い~、あいす~」
アイスを取るだけ。
冷蔵庫までの、ほんの少しの距離すら歩こうとしない姉。
その時、憂の中で何かが切れた。
気付けば彼女は鋏を手に持っていた。
唯の元へと歩く。
唯の顔が引き攣る。
「う、うい?突然どうしたの?」
怯えた唯の顔。
「や、な、ななんか怖いよ、う、憂!?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 14:23:01.18 ID:ZZAuy68dO [3/4]
その後の記憶は、憂の頭の中からはすっぽりと抜け落ちていた。
憂が気付いた時。
彼女の目に飛び込んできたのは原形を留めていない、唯のパジャマ(多分)だったもの。
そして顔を真っ赤にして、全裸で気絶している唯。
と、身体中に付いたキスマークだった。
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 20:59:48.90 ID:RMT77fnI0 [1/20]
唯は目が覚めると、自分が裸で縛られていることに
気がついた。
両手を後ろ手に拘束され、床に寝させられている。
「お姉ちゃんが悪いんだよ?」
頭上から憂の声。
憂はSM用のムチを手にして微笑んでいた。
「これからお姉ちゃんで遊んであげるね」
「ひ! ほ、本気なの!?」
「うん。だって私、日頃からストレス溜めてたんだもん。
お姉ちゃんがだらしないからだよ?
だからね、責任とってよ」
「そ、そんな……」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:05:36.30 ID:RMT77fnI0 [2/20]
唯は泣きそうになっていた。
「ちょっと待ってよ!! いつもは憂が
望んで私に世話をしてくれてたじゃない。
なのにどうして私を恨むようなことを言うの!?」
唯の言うことには一理あった。
普段の憂はよく訓練されたシスコンであり、
姉のためにつくすことを生きがいにしていた。
それは唯達けいおん部のメンバー達にとっても
共通の見解だった。
それにもかかわらず、憂がストレスを溜めていたと
言うことは……
「私ね、お父さんとお母さんから言われたことがあるの。
バカで愚図で池沼な唯を面倒見てあげてくれってね」
憂が忌々しそうに語る。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:09:19.13 ID:RMT77fnI0 [3/20]
「私は家事が得意だし、頭もいいから介護するのに
適任なんだってさ。本当に腹が立つよ。
あんたみたになバカを相手にするとさ!!」
憂がムチを振り下ろした。
「あああああ!!」
「ほら!!」
「ぎゃああ!! やめて!」
「やめると思うの!?」
「うああああああ!!」
憂は姉の体を踏みつけながら、容赦なく
ムチをしならせた。
ムチが当たるたびに凄まじい音が響き、
唯の素肌を痛めつけていった。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:14:21.34 ID:RMT77fnI0 [4/20]
数分後、憂は攻撃を止めた。
唯を見下ろしながらこう言った。
「ごめんね。熱くなっちゃって。痛かった?」
「ご、ごめんなさい!! もう許してください!!
これからは自分のことは自分でするようにしますから!!」
唯は妹の足にすがりつくような勢いで懇願した。
ムチの痛みは想像以上に唯を刺激した。
肉が裂けるような恐怖と激痛に襲われ、
もう神に祈っても助かりたい気分だった。
「…」
憂は無言で腕を組んで考え事をしていた。
「お願いします……!! もう許して…!!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:19:30.48 ID:RMT77fnI0 [5/20]
唯は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で
憂を見つめていた。
しばらくすると、憂はにっこりと笑った。
「うん。許してあげてもいいよ。
ただし、次のお仕置きに耐えられたらね」
「次の……お仕置き……?」
呆然とする唯をそのまま放置して、憂は
物置に向かった。
そしてニ、三分ほどして憂は戻ってきた。
大きな荷物と一緒に。
「お姉ちゃんにはこれに乗ってもらうね。
はたしてこれに乗っても耐えられるかな?」
憂が重そうに引きずってきたのは、三角木馬だった。
唯は衝撃のあまり、気絶しそうになった。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:25:05.13 ID:RMT77fnI0 [6/20]
「今からお姉ちゃんがあれに乗るんだよ?
楽しみでしょ? さっきとは比べ物に
ならないくらいの激痛が襲うよ♪
私が言いというまで耐えられたら解放してあげるね」
憂はやさしく微笑みながら唯の顎を持ち上げていた。
しかし、その目は全く笑っていない。悪魔のようだった。
一方の唯は恐怖で歯がカチカチ音を立てていた。
なんとか逃げる手段がないか考えたが、
できるのは時間を稼ぐことだけだった。
唯は慎重に口を開く。
「__と、ところでさ、
あ、あの木馬は……どこから持ってきたの?」
「家の物置だよ。昔、お父さんとお母さんがよく
使ってたんだって」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:00:05.43 ID:RMT77fnI0 [7/20]
憂は唯の体を持ち上げようとする。
「話はそれだけ? それじゃあ始めるよ?」
「__!!」
唯は頭を働かせ、話題を変えた。
「__待って!!
あのさ!! 憂はいつから私のことが嫌いになったの!?」
「そうだねぇ……中学生くらいのころかな。小学生の時から
全く成長してないお姉ちゃんを見てたら腹が立ってきたんだぁ」
「そ、そうなんだ。それとさ…」
「さっきから無駄話ばかりしてるけど、ひょっとして時間を
稼いでるの? そんなことしても無駄だよ。
もう諦めて地獄に行こうか」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:06:16.71 ID:RMT77fnI0 [8/20]
唯が木馬に乗せられた。
「__痛い!!」
唯は激痛にたまらず声を発した。
木馬の鋭角な部分に唯の秘所がめりこんだのだ。
「どうかな? 気に入ってくれた?」
「い……痛い……!!」
唯は目をぎゅっとつむりながら涙を流してた。
「ふふ。私、今最高の気分!!」
「酷いよ……どうしてこんな酷いことができるの……_!?」
「それはね、私がお姉ちゃんのこと大嫌いだから!!」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:10:53.46 ID:RMT77fnI0 [9/20]
唯は目の前で起きていることが信じられなかった。
憂に嫌われているとは夢にも思っていなかった上、
虐待までされたのだ。
あの優しかった憂はどこに消えてしまったのかと思った。
「あんたなんて……人間じゃない……悪魔だよ!!」
それは苦痛に顔をゆがめた唯が発したセリフだった。
「悪魔……? へー。それって私のこと?
ずいぶん舐めた口を聞いてくれるじゃない。
実の姉だからって容赦しないよ?」
憂の目が妖しく光る。
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:14:20.86 ID:RMT77fnI0 [10/20]
「苦しんでいるお姉ちゃんの顔って
かわいいよね。もっと痛めつけてもいいかな?」
唯は怯えて声が震えた
「な…何をするつもり!?」
「ちょっと体重をかけるだけだよ。こうやってね」
憂は唯の正面に接近し、両肩に手を置いた。
そして思いっきり体重をかける。
「あああああああああ!!」
「どう? おまたが裂けるほど痛いでしょ?」
「ぎゃああああああああああ!!」
「すごくいいよその顔……なんだか私も興奮してきちゃったなぁ」
鬼畜、憂が惚れ惚れするような顔で姉を眺めていた。
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:20:35.28 ID:RMT77fnI0 [11/20]
「お姉ちゃん……私ね……人の苦しんでいる姿を
見るのが大好きなの。今まで黙っててごめんね?」
「痛いいいいいいいいいい!!
もうやめてえええええええええええ!!」
「苦しくて答える余裕もないのかな?
こんなによだれが垂れてるよ?」
憂は唯の顔に舌をすべらし、唾液を舐めていた。
絶叫する唯の吐く息を感じ、興奮した。
「もうだめえええええええええ!!
ゆるしてえええええええええええええ!!」
「あれれ? もう限界なのかなぁ~?」
「お願い!! お願いだからもうやめてええ!!」
「……ふぅ。しょうがないなぁ」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:25:38.67 ID:RMT77fnI0 [12/20]
憂は溜息をついた後、唯を木馬から降ろした。
唯は床の上に乱暴に置かれた。
肩で息をして呼吸を整えていた。
「はぁはぁ…」
「お姉ちゃん。 どうだった? 木馬の感触は?
最高に気持ちよかったでしょ?
あはははははははははははははっは!」
憂は高笑いをしていた。
「……!!」
唯は凶悪な目で妹を睨んでいた。
今の唯にとって、憂は血を分けた姉妹ではなく、一人の敵だった。
「なあに? その目つきは? もしかして怒ってるの?」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:41:20.73 ID:RMT77fnI0 [13/20]
憂は唯の顎を指で持ち上げ、
唯を冷たい目で見つめながら言った。
「言いたいことがあるなら言っていいよ。
ただし、私を怒らせたらどうなるかわかってるよね?」
「…………死んじゃえ」
「へーえ。まだそんな口が叩けるんだ。ある意味タフだね。
すぐに後悔させてあげるよ」
憂はキッチンに行って水筒を持ってきた。
それを唯に見せながら、憂はにやりと笑った。
「喉渇いたでしょ? これおいしいジュースなんだ。
飲ませてあげるからお口を開けて」
「……そんな怪しいの、飲みたくない」
「そんなこと言わないでよぉ」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:46:18.68 ID:RMT77fnI0 [14/20]
「あんたなんて……死ねばいい!!」
「……言ってくれるじゃん。自分の立場が分かってるの?
生意気なこと言うお姉ちゃんには……こうだよ!!」
憂は唯に平手打ちした後、強引に口を開かせて、
水筒の内容物を飲ませた。
「…………んぐ! なにこれ!?」
唯が顔をしかめた。
「媚薬だよ。すぐに効き目が現れるからね」
「__!?」
唯は吐き出そうとしたが、既に飲み込んで
しまった後なので無意味だった。
「それじゃあ。私はもう行くから。
一人でがんばって薬に耐えてね」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:51:23.07 ID:RMT77fnI0 [15/20]
部屋を去ろうとする憂を、唯は必死に呼び止めた。
「ま、待ってよ! お願い!! 一人っきりにしないで!!」
唯は現在、両手を後ろ手に縛られている。
この状態で薬が効いて来れば、湧き上がる性欲に
耐えなければならず、完全な放置プレイということになる。
「あははは! がんばってね~」
憂は手を振りながら部屋を出て行った。
「そ……そんな……どうして……どうして
私がこんな目に……!?
憂はずっと優しい子だと思っていたのに…!」
身近にいる人ほど正体が分からないものである。
憂の鬼畜さは唯の想像をはるかに超えていた。
唯は過酷な現実に絶望し、涙を流し続けた。
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:55:31.71 ID:RMT77fnI0 [16/20]
それから三時間の時が過ぎた。
憂は再び部屋の扉を開いた。
「お姉ちゃん。様子を見に来たよ?」
「……う……ああ……」
唯は体を芋虫のようにくねらせていた。
体の中からあふれだす性欲に逆らうことは
できず、秘所をびしょびしょに濡らしていた。
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:59:42.81 ID:RMT77fnI0 [17/20]
「ずいぶん苦しそうだね。 早く楽になりたいでしょう?」
憂が極上の笑みで唯を見ていた。
「お願い……だから……イかせて」
「んーと。どうしようかなぁ」
憂が考える素振りをした。
ここで憂を逃がしてしまっては最悪の事態になる。
唯はそう判断して妹に頼み込む。
「頭が……おかしくなっちゃいそうなの……。
お願いします……助けて……」
「うん。いいよ!」
憂は明るい声で了承した。
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:04:39.18 ID:RMT77fnI0 [18/20]
「行くよ?」
憂が唯の秘所にローターを入れて、スイッチをオンにした。
振動の強さは最大に設定した。
「ひゃあああああん!!」
唯が狂ったように体を暴れさせた。
「うふふ。とっても幸せそうな顔だね。
喜んでもらえてよかった」
「あああああん! もう……イきそう…!!」
「いままでずっと我慢してきたもんね。
好きなだけイっていいんだよ?」
「いやああああああ!!」
唯は背中を弓なりにのけぞらせ、達してしまった。
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:12:54.37 ID:RMT77fnI0 [19/20]
「お姉ちゃんが何度も気持ちよくなれるように、
ローターの電源は入れたままにしてあげるね」
「え?」
達した後の余韻に浸っている唯にかまわず、
憂はローターのコードを唯の太ももに巻きつけた。
こうすることで唯にローターを外すことは出来なくなる。
憂は振動を弱に設定し、唯に微弱な刺激を与え続けた。
「ちょ……ちょっと……もうそれ……やめて…よ」
唯が体を震わせながら、快感にもだえていた。
吐く息は荒く、息をするのもやっとだった。
「あははは。
媚薬を飲んでいるから何度でも感じちゃうんだね。
たぶん最後には失神するだろうけど、私には関係ないや。
それよりも今日は見たいテレビがあるんだ。それじゃあまた後でね」
憂はそういい残し、扉を開けて出て行ってしまった。
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:16:55.45 ID:RMT77fnI0 [20/20]
数時間後、唯はベッドの上で目を覚ました。
(ここは……私の部屋……?)
上半身を起こして周囲を確認した。
窓際のカーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。
時計の針はいつもの起床時刻を示していた。
「お姉ちゃん~。もう起きないと駄目だよ~」
憂が入室した。
片手にオタマを持っており、エプロンをしている。
それはいつもの憂の姿だ。
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/16(金) 23:23:27.47 ID:RMT77fnI0
「あ、今日は一人で起きれたんだ。えらいよお姉ちゃん。
朝食は用意してあるから、着替えたらすぐに来てね」
憂はさわやかに去っていった。
(ふぅ…なんだ。いつもの憂じゃん。やっぱりあれは夢だったのか)
唯は安堵の溜息をつき、着替えを済まして階段を降りた。
朝食を食べている間、唯は気になることがあった
ので聞いてみた。
「あのさ……憂は……私のこと、好き?」
「どうしたの? 突然?」
「いや……なんとなく気になってさ」
唯は気まずそうに両手の人差し指を合わせていた。
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/16(金) 23:27:33.36 ID:RMT77fnI0
「それはね……うふふ。内緒にしておこうかな!!
その方が楽しいし」
憂がくったくなく笑った。
「もう! 憂ったらいじわるなんだから!」
「あはは。でも、どうして急にそんなこと聞いてきたの?」
憂が真面目な顔になった。
唯は戸惑ったが、嘘をつくのは悪いと思い、
素直に答えた。
「えーとね……ちょっと昨日、嫌な夢を見ちゃってさ…」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/16(金) 23:33:01.91 ID:RMT77fnI0
その言葉を聞いた瞬間、
憂の目が鋭くなって声のトーンを変えた。
「……………………へえ。まだ気づいてなんだ。それ、夢じゃないよ」
「……え?」
「ほら。これに見覚えあるでしょ?」
憂は写真を見せた。
そこには、ローターの快楽地獄で
泣き叫んでいる全裸の唯が姿が写っていた。
「また後で楽しいことしようね。お姉ちゃん♪」
唯の悪夢は、永遠に終わらないのだった。
THE END
唯が帰って来て、二人で夕食を食べた後、唯が一言。
「う~い~、あいす~」
アイスを取るだけ。
冷蔵庫までの、ほんの少しの距離すら歩こうとしない姉。
その時、憂の中で何かが切れた。
気付けば彼女は鋏を手に持っていた。
唯の元へと歩く。
唯の顔が引き攣る。
「う、うい?突然どうしたの?」
怯えた唯の顔。
「や、な、ななんか怖いよ、う、憂!?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 14:23:01.18 ID:ZZAuy68dO [3/4]
その後の記憶は、憂の頭の中からはすっぽりと抜け落ちていた。
憂が気付いた時。
彼女の目に飛び込んできたのは原形を留めていない、唯のパジャマ(多分)だったもの。
そして顔を真っ赤にして、全裸で気絶している唯。
と、身体中に付いたキスマークだった。
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 20:59:48.90 ID:RMT77fnI0 [1/20]
唯は目が覚めると、自分が裸で縛られていることに
気がついた。
両手を後ろ手に拘束され、床に寝させられている。
「お姉ちゃんが悪いんだよ?」
頭上から憂の声。
憂はSM用のムチを手にして微笑んでいた。
「これからお姉ちゃんで遊んであげるね」
「ひ! ほ、本気なの!?」
「うん。だって私、日頃からストレス溜めてたんだもん。
お姉ちゃんがだらしないからだよ?
だからね、責任とってよ」
「そ、そんな……」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:05:36.30 ID:RMT77fnI0 [2/20]
唯は泣きそうになっていた。
「ちょっと待ってよ!! いつもは憂が
望んで私に世話をしてくれてたじゃない。
なのにどうして私を恨むようなことを言うの!?」
唯の言うことには一理あった。
普段の憂はよく訓練されたシスコンであり、
姉のためにつくすことを生きがいにしていた。
それは唯達けいおん部のメンバー達にとっても
共通の見解だった。
それにもかかわらず、憂がストレスを溜めていたと
言うことは……
「私ね、お父さんとお母さんから言われたことがあるの。
バカで愚図で池沼な唯を面倒見てあげてくれってね」
憂が忌々しそうに語る。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:09:19.13 ID:RMT77fnI0 [3/20]
「私は家事が得意だし、頭もいいから介護するのに
適任なんだってさ。本当に腹が立つよ。
あんたみたになバカを相手にするとさ!!」
憂がムチを振り下ろした。
「あああああ!!」
「ほら!!」
「ぎゃああ!! やめて!」
「やめると思うの!?」
「うああああああ!!」
憂は姉の体を踏みつけながら、容赦なく
ムチをしならせた。
ムチが当たるたびに凄まじい音が響き、
唯の素肌を痛めつけていった。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:14:21.34 ID:RMT77fnI0 [4/20]
数分後、憂は攻撃を止めた。
唯を見下ろしながらこう言った。
「ごめんね。熱くなっちゃって。痛かった?」
「ご、ごめんなさい!! もう許してください!!
これからは自分のことは自分でするようにしますから!!」
唯は妹の足にすがりつくような勢いで懇願した。
ムチの痛みは想像以上に唯を刺激した。
肉が裂けるような恐怖と激痛に襲われ、
もう神に祈っても助かりたい気分だった。
「…」
憂は無言で腕を組んで考え事をしていた。
「お願いします……!! もう許して…!!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:19:30.48 ID:RMT77fnI0 [5/20]
唯は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で
憂を見つめていた。
しばらくすると、憂はにっこりと笑った。
「うん。許してあげてもいいよ。
ただし、次のお仕置きに耐えられたらね」
「次の……お仕置き……?」
呆然とする唯をそのまま放置して、憂は
物置に向かった。
そしてニ、三分ほどして憂は戻ってきた。
大きな荷物と一緒に。
「お姉ちゃんにはこれに乗ってもらうね。
はたしてこれに乗っても耐えられるかな?」
憂が重そうに引きずってきたのは、三角木馬だった。
唯は衝撃のあまり、気絶しそうになった。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 21:25:05.13 ID:RMT77fnI0 [6/20]
「今からお姉ちゃんがあれに乗るんだよ?
楽しみでしょ? さっきとは比べ物に
ならないくらいの激痛が襲うよ♪
私が言いというまで耐えられたら解放してあげるね」
憂はやさしく微笑みながら唯の顎を持ち上げていた。
しかし、その目は全く笑っていない。悪魔のようだった。
一方の唯は恐怖で歯がカチカチ音を立てていた。
なんとか逃げる手段がないか考えたが、
できるのは時間を稼ぐことだけだった。
唯は慎重に口を開く。
「__と、ところでさ、
あ、あの木馬は……どこから持ってきたの?」
「家の物置だよ。昔、お父さんとお母さんがよく
使ってたんだって」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:00:05.43 ID:RMT77fnI0 [7/20]
憂は唯の体を持ち上げようとする。
「話はそれだけ? それじゃあ始めるよ?」
「__!!」
唯は頭を働かせ、話題を変えた。
「__待って!!
あのさ!! 憂はいつから私のことが嫌いになったの!?」
「そうだねぇ……中学生くらいのころかな。小学生の時から
全く成長してないお姉ちゃんを見てたら腹が立ってきたんだぁ」
「そ、そうなんだ。それとさ…」
「さっきから無駄話ばかりしてるけど、ひょっとして時間を
稼いでるの? そんなことしても無駄だよ。
もう諦めて地獄に行こうか」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:06:16.71 ID:RMT77fnI0 [8/20]
唯が木馬に乗せられた。
「__痛い!!」
唯は激痛にたまらず声を発した。
木馬の鋭角な部分に唯の秘所がめりこんだのだ。
「どうかな? 気に入ってくれた?」
「い……痛い……!!」
唯は目をぎゅっとつむりながら涙を流してた。
「ふふ。私、今最高の気分!!」
「酷いよ……どうしてこんな酷いことができるの……_!?」
「それはね、私がお姉ちゃんのこと大嫌いだから!!」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:10:53.46 ID:RMT77fnI0 [9/20]
唯は目の前で起きていることが信じられなかった。
憂に嫌われているとは夢にも思っていなかった上、
虐待までされたのだ。
あの優しかった憂はどこに消えてしまったのかと思った。
「あんたなんて……人間じゃない……悪魔だよ!!」
それは苦痛に顔をゆがめた唯が発したセリフだった。
「悪魔……? へー。それって私のこと?
ずいぶん舐めた口を聞いてくれるじゃない。
実の姉だからって容赦しないよ?」
憂の目が妖しく光る。
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:14:20.86 ID:RMT77fnI0 [10/20]
「苦しんでいるお姉ちゃんの顔って
かわいいよね。もっと痛めつけてもいいかな?」
唯は怯えて声が震えた
「な…何をするつもり!?」
「ちょっと体重をかけるだけだよ。こうやってね」
憂は唯の正面に接近し、両肩に手を置いた。
そして思いっきり体重をかける。
「あああああああああ!!」
「どう? おまたが裂けるほど痛いでしょ?」
「ぎゃああああああああああ!!」
「すごくいいよその顔……なんだか私も興奮してきちゃったなぁ」
鬼畜、憂が惚れ惚れするような顔で姉を眺めていた。
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:20:35.28 ID:RMT77fnI0 [11/20]
「お姉ちゃん……私ね……人の苦しんでいる姿を
見るのが大好きなの。今まで黙っててごめんね?」
「痛いいいいいいいいいい!!
もうやめてえええええええええええ!!」
「苦しくて答える余裕もないのかな?
こんなによだれが垂れてるよ?」
憂は唯の顔に舌をすべらし、唾液を舐めていた。
絶叫する唯の吐く息を感じ、興奮した。
「もうだめえええええええええ!!
ゆるしてえええええええええええええ!!」
「あれれ? もう限界なのかなぁ~?」
「お願い!! お願いだからもうやめてええ!!」
「……ふぅ。しょうがないなぁ」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:25:38.67 ID:RMT77fnI0 [12/20]
憂は溜息をついた後、唯を木馬から降ろした。
唯は床の上に乱暴に置かれた。
肩で息をして呼吸を整えていた。
「はぁはぁ…」
「お姉ちゃん。 どうだった? 木馬の感触は?
最高に気持ちよかったでしょ?
あはははははははははははははっは!」
憂は高笑いをしていた。
「……!!」
唯は凶悪な目で妹を睨んでいた。
今の唯にとって、憂は血を分けた姉妹ではなく、一人の敵だった。
「なあに? その目つきは? もしかして怒ってるの?」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:41:20.73 ID:RMT77fnI0 [13/20]
憂は唯の顎を指で持ち上げ、
唯を冷たい目で見つめながら言った。
「言いたいことがあるなら言っていいよ。
ただし、私を怒らせたらどうなるかわかってるよね?」
「…………死んじゃえ」
「へーえ。まだそんな口が叩けるんだ。ある意味タフだね。
すぐに後悔させてあげるよ」
憂はキッチンに行って水筒を持ってきた。
それを唯に見せながら、憂はにやりと笑った。
「喉渇いたでしょ? これおいしいジュースなんだ。
飲ませてあげるからお口を開けて」
「……そんな怪しいの、飲みたくない」
「そんなこと言わないでよぉ」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:46:18.68 ID:RMT77fnI0 [14/20]
「あんたなんて……死ねばいい!!」
「……言ってくれるじゃん。自分の立場が分かってるの?
生意気なこと言うお姉ちゃんには……こうだよ!!」
憂は唯に平手打ちした後、強引に口を開かせて、
水筒の内容物を飲ませた。
「…………んぐ! なにこれ!?」
唯が顔をしかめた。
「媚薬だよ。すぐに効き目が現れるからね」
「__!?」
唯は吐き出そうとしたが、既に飲み込んで
しまった後なので無意味だった。
「それじゃあ。私はもう行くから。
一人でがんばって薬に耐えてね」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:51:23.07 ID:RMT77fnI0 [15/20]
部屋を去ろうとする憂を、唯は必死に呼び止めた。
「ま、待ってよ! お願い!! 一人っきりにしないで!!」
唯は現在、両手を後ろ手に縛られている。
この状態で薬が効いて来れば、湧き上がる性欲に
耐えなければならず、完全な放置プレイということになる。
「あははは! がんばってね~」
憂は手を振りながら部屋を出て行った。
「そ……そんな……どうして……どうして
私がこんな目に……!?
憂はずっと優しい子だと思っていたのに…!」
身近にいる人ほど正体が分からないものである。
憂の鬼畜さは唯の想像をはるかに超えていた。
唯は過酷な現実に絶望し、涙を流し続けた。
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:55:31.71 ID:RMT77fnI0 [16/20]
それから三時間の時が過ぎた。
憂は再び部屋の扉を開いた。
「お姉ちゃん。様子を見に来たよ?」
「……う……ああ……」
唯は体を芋虫のようにくねらせていた。
体の中からあふれだす性欲に逆らうことは
できず、秘所をびしょびしょに濡らしていた。
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:59:42.81 ID:RMT77fnI0 [17/20]
「ずいぶん苦しそうだね。 早く楽になりたいでしょう?」
憂が極上の笑みで唯を見ていた。
「お願い……だから……イかせて」
「んーと。どうしようかなぁ」
憂が考える素振りをした。
ここで憂を逃がしてしまっては最悪の事態になる。
唯はそう判断して妹に頼み込む。
「頭が……おかしくなっちゃいそうなの……。
お願いします……助けて……」
「うん。いいよ!」
憂は明るい声で了承した。
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:04:39.18 ID:RMT77fnI0 [18/20]
「行くよ?」
憂が唯の秘所にローターを入れて、スイッチをオンにした。
振動の強さは最大に設定した。
「ひゃあああああん!!」
唯が狂ったように体を暴れさせた。
「うふふ。とっても幸せそうな顔だね。
喜んでもらえてよかった」
「あああああん! もう……イきそう…!!」
「いままでずっと我慢してきたもんね。
好きなだけイっていいんだよ?」
「いやああああああ!!」
唯は背中を弓なりにのけぞらせ、達してしまった。
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:12:54.37 ID:RMT77fnI0 [19/20]
「お姉ちゃんが何度も気持ちよくなれるように、
ローターの電源は入れたままにしてあげるね」
「え?」
達した後の余韻に浸っている唯にかまわず、
憂はローターのコードを唯の太ももに巻きつけた。
こうすることで唯にローターを外すことは出来なくなる。
憂は振動を弱に設定し、唯に微弱な刺激を与え続けた。
「ちょ……ちょっと……もうそれ……やめて…よ」
唯が体を震わせながら、快感にもだえていた。
吐く息は荒く、息をするのもやっとだった。
「あははは。
媚薬を飲んでいるから何度でも感じちゃうんだね。
たぶん最後には失神するだろうけど、私には関係ないや。
それよりも今日は見たいテレビがあるんだ。それじゃあまた後でね」
憂はそういい残し、扉を開けて出て行ってしまった。
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:16:55.45 ID:RMT77fnI0 [20/20]
数時間後、唯はベッドの上で目を覚ました。
(ここは……私の部屋……?)
上半身を起こして周囲を確認した。
窓際のカーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。
時計の針はいつもの起床時刻を示していた。
「お姉ちゃん~。もう起きないと駄目だよ~」
憂が入室した。
片手にオタマを持っており、エプロンをしている。
それはいつもの憂の姿だ。
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/16(金) 23:23:27.47 ID:RMT77fnI0
「あ、今日は一人で起きれたんだ。えらいよお姉ちゃん。
朝食は用意してあるから、着替えたらすぐに来てね」
憂はさわやかに去っていった。
(ふぅ…なんだ。いつもの憂じゃん。やっぱりあれは夢だったのか)
唯は安堵の溜息をつき、着替えを済まして階段を降りた。
朝食を食べている間、唯は気になることがあった
ので聞いてみた。
「あのさ……憂は……私のこと、好き?」
「どうしたの? 突然?」
「いや……なんとなく気になってさ」
唯は気まずそうに両手の人差し指を合わせていた。
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/16(金) 23:27:33.36 ID:RMT77fnI0
「それはね……うふふ。内緒にしておこうかな!!
その方が楽しいし」
憂がくったくなく笑った。
「もう! 憂ったらいじわるなんだから!」
「あはは。でも、どうして急にそんなこと聞いてきたの?」
憂が真面目な顔になった。
唯は戸惑ったが、嘘をつくのは悪いと思い、
素直に答えた。
「えーとね……ちょっと昨日、嫌な夢を見ちゃってさ…」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/16(金) 23:33:01.91 ID:RMT77fnI0
その言葉を聞いた瞬間、
憂の目が鋭くなって声のトーンを変えた。
「……………………へえ。まだ気づいてなんだ。それ、夢じゃないよ」
「……え?」
「ほら。これに見覚えあるでしょ?」
憂は写真を見せた。
そこには、ローターの快楽地獄で
泣き叫んでいる全裸の唯が姿が写っていた。
「また後で楽しいことしようね。お姉ちゃん♪」
唯の悪夢は、永遠に終わらないのだった。
THE END
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ドSな憂最高
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