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憂「お姉ちゃん!もっと私をぶって!」 唯「え、ええ…」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 20:48:20.08 ID:oxSAhXzp0 [1/40]
バシン
憂「はぁぁ…///」
唯「ふう…」
憂「お姉ちゃん!もっと思いっ切りぶって!!」
唯「え、え…。こう?」バッシーン!
憂「はあぁぅぅ…///」
唯「あー。手がヒリヒリするよぉ…」
憂「お姉ちゃん!もっと!もっとぶってぇ~!」
唯「もうやだよ~。これ以上やったら私の手が腫れちゃうよ~」
バシン
憂「はぁぁ…///」
唯「ふう…」
憂「お姉ちゃん!もっと思いっ切りぶって!!」
唯「え、え…。こう?」バッシーン!
憂「はあぁぅぅ…///」
唯「あー。手がヒリヒリするよぉ…」
憂「お姉ちゃん!もっと!もっとぶってぇ~!」
唯「もうやだよ~。これ以上やったら私の手が腫れちゃうよ~」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 20:49:19.33 ID:oxSAhXzp0 [2/40]
憂「ご、ごめん…お姉ちゃん…」
唯「憂は大丈夫なの?私30発はビンタしたけど痛くない?」
憂「全然大丈夫だよ!むしろお姉ちゃんにビンタされてとても気持ちいい!」
唯「う、うん…」
憂「お姉ちゃん!また明日もバンバンぶってね!」ニコニコ
唯「わ、わかったよ…」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 20:53:43.16 ID:oxSAhXzp0
次の日 学校 音楽室
唯「…ってな訳なんだよ~」
律「へー。憂ちゃんがなあ…」
紬「(ドキドキ)」
澪「毎晩ぶってくれって頼むのか…?」
唯「うん…。一週間くらい前から『欲求が抑えられなくなった』って言ってきて私にぶたれたいみたいなんだよ」
澪「そ、そうなのか…」
唯「私にぶたれてかなり喜んでるんだけどさ…痛いはずだよね…」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 20:57:34.64 ID:oxSAhXzp0
唯「これ以上続けると憂が死んじゃうかも…。だからみんなに相談したんだけど…」
律「死ぬまではないだろー」
紬「ゆ、唯ちゃん…」
唯「ん?何?」
紬「どんな感じでぶってるの?」
唯「え…どんな感じって言われても…」
紬「どんな感じか確かめたいから、試しに私をぶってみて!」
澪律「え…」
唯「ムギちゃん…?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:00:46.04 ID:oxSAhXzp0
唯「…わ、私…ムギちゃんをぶつなんてできないよぉ…」
紬「いいの!私のことは気にしないで!憂ちゃんがどんな感じなのかを確かめたいだけだから!お願い!唯ちゃん!!憂ちゃんをぶってるみたいに私をぶって!!」
唯「そ、そこまで言うならわかったよ…。ムギちゃん。…行くよ」
紬「お願い!」
バッシーン!
紬「はうっ…」
律「うわあ…」
澪「思いっきりやったな…」
唯「あ!力入れすぎた!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:03:31.18 ID:oxSAhXzp0
唯「ごめんムギちゃん!!」
律「だ、大丈夫か!?ムギ!」
紬「あ…ああ…」ウットリ
澪「な、なんか喜んでないか?」
紬「ハァ…ハァ…気持ちいいいいいいいいいいいいいい!!!」
律「ええ!?」
唯「ムギちゃん!!?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:06:56.19 ID:oxSAhXzp0
紬「憂ちゃんが羨ましいわああああああああ!!!唯ちゃん!!もっと!もっとぶってええええええええええええ!!!」
唯「そ、そんな…。そんなこと…できないよお…」
律「おいおい…。ムギお前、なんでそんなに興奮できるんだ?」
澪「そうだよ…。思いっきりぶたれたんだぞ…」
紬「二人も唯ちゃんにぶたれてみてよ!きっと私の気持ちがわかるわよ!!!」
律澪「え、ええ…」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:10:50.28 ID:oxSAhXzp0
唯「い、いいの…?りっちゃん、澪ちゃん…」
律「あ、ああ…。ムギがあんなに進めてくるからさ…」
澪「まあ、一発くらいならいいと思ってさ」
唯「そ、そう…?…じゃあ、ぶつよ…」
律「ああ」
澪「あんまり思いっきりぶつなよ」
唯「うん。普通にぶつね」
バシン
バシン
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:12:55.61 ID:oxSAhXzp0
律「う…」
澪「あ…」
唯「ど、どう…?」
紬「(ワクワク…)」
律「は、はぁぁ…!!」
澪「き、気持ちいい!!」
唯「え」
紬「そうでしょ!そうでしょ!!!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:16:11.94 ID:oxSAhXzp0
律「なんでだ…。もっとぶって欲しいって思えてきた…」
澪「ぶたれてるのに…なんでこんなに気持ちいいんだ…。ハァ…///」
律「ゆ、唯!!!もっとぶってくれえええええええ!!」
澪「私もだ!もっと強く!激しくぶってくれえええええええええ!!!」
紬「ちょっと!次に唯ちゃんにぶたれる事が出来るのは私よ~!」
律「いいや!私だ!」
澪「違う!私だ!!」
唯「み、みんなどうしちゃったの…」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:20:12.37 ID:oxSAhXzp0
そのころ 2年 教室
ゲシッ
純「はぁぁん///」
梓「純は気持ち悪いな~。私に踏まれて興奮するなんて」
グリグリ
純「はあああああああああん!!!」
梓「もっと痛そうな顔しなよ」
バキッ! バキッ!
純「んんんんんんんん!!もっと蹴って!!もっとおおおおおおおおおおおおお!!」
梓「はあ…。駄目だなあ…私は痛そうに苦しんでる顔がみたいのに。喜んだ顔は見たくないのにな…」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:24:15.55 ID:oxSAhXzp0
憂「あ…。梓ちゃんに純ちゃん…。今日もやってるの?」
梓「憂。…今日も純がいじめてくれってうるさくてさ」
ゲシッ
純「うう!ハァハァ…///」
憂「(うーん…。梓ちゃんじゃ私は興奮しないなあ。やっぱり私はお姉ちゃんにだけいじめられたいな)」
梓「あ。そろそろ部活行かなくちゃ」
憂「私は家に帰るね。梓ちゃん、純ちゃん。また明日」
純「う、ううん…」
梓「じゃあね」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:29:28.45 ID:oxSAhXzp0
梓「さて、私は部活に行くか」
純「ま、待ってぇ…。梓ぁ…」
梓「は?今何て言った?」
純「…!あ、梓様…」
梓「…何?」
純「もっと…私をいじめてぇ…お願い…」
梓「どんな風に?純の希望は?」
純「私を思いっきり蹴りながら罵るだけ罵って踏んでぇ…」
梓「ふーん。そうか」
純「やってくれる…?」
梓「やだ」ニコッ
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:33:36.57 ID:oxSAhXzp0
純「え、え…」
梓「純は嫌そうな顔しないからなあ。それに純を蹴るのはもう飽きた」
純「そ、そんなぁ…」
梓「じゃあね。気持ち悪い変態な純ちゃん」
純「は、はぁ///」
音楽室入口
梓「さて、ちょっと遅くなっちゃったな。もう皆さん練習してるかな…」
ガチャ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:37:50.87 ID:oxSAhXzp0
バシン
律「ああん///…唯、もっと!もっと!!!」
唯「えー。もう手が痛いよ~」
澪「律ばっかりずるい!私にももっとぶってくれ!頼む!」
紬「私にもお願い!まだぶたれ足りないわ!!」
唯「3人もいっぺんに相手するのは嫌だよ~。それになんでそこまで喜ぶの?ぶたれてるんだよ…」
澪「なんでって言われても…言葉に出来ない」
紬「とにかく!唯ちゃんにぶたれたらなんだか物凄い気持ちいいのよ!憂ちゃんもそうなのよ!!」
唯「そ、そうなの…」
梓「み、皆さん…何やってるんですか…?」
律澪紬「あ」
唯「あずにゃん…」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:43:20.39 ID:oxSAhXzp0
律「あ、梓!」
梓「律先輩に澪先輩にムギ先輩…。唯先輩にぶたれてたみたいですけど…。唯先輩怒ってるんですか…?」
唯「え?違うよ!りっちゃん達がぶってくれって頼んでくるんだよぉ」
梓「え」
紬「梓ちゃん!梓ちゃんも唯ちゃんにぶたれてみて!」
澪「そうだ!私達の気持ちがわかるはずだぞ!」
梓「そ、そうなんですか…」
律「唯!梓にも一発ぶってみてくれ!梓にも私達の気分を味あわせてやってくれ!」
唯「う、うん…。あずにゃん、ちょっとぶつね」
梓「あ、はい…」
バシン
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:46:35.30 ID:oxSAhXzp0
梓「……」
律「ど、どうだ!?梓!!」
澪「凄く気持ちいいだろ!」
梓「…普通に痛いです」
律「え…」
唯「痛かった!?ご、ごめんね!あずにゃん!」
梓「いえ、いいんです。…お返しに唯先輩も私にぶたれてみて下さい」
唯「え…?」
紬「梓ちゃんが唯ちゃんを?」ムラムラ
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:52:57.31 ID:oxSAhXzp0
唯「う、うん!いいよ!今私もぶっちゃったもんね!あずにゃん、ぶっていいよ!」
梓「はい。じゃあ行きますよ」
バシン
唯「う…」
梓「(さて…唯先輩はどっちか…)」
唯「い、痛いよあずにゃん…。まあ、私も同じことやっちゃんたんだけど…」
梓「…」
律「唯いいいいい!そんな事より私をもっとぶってくれ!!」
澪「そうだ!唯!お願いだ!」
紬「ハァハァ…」
梓「(ふうん…そうか…。唯先輩がSの素質あり。その他3人がドM…か)」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:57:50.28 ID:oxSAhXzp0
唯「もう出来ないよぉ。これ以上りっちゃん達がぶたれる姿を見たくないよぉ」
律「な、なんでだよ!私達はただぶたれたいだけなんだよ!!」
梓「(…こういうドMはきっと誰でも…)」
ザッ
唯「ん?あずにゃん?」
梓「…っ!!」
バッシーン
律「ぐへっ…」
澪「り、律!」
紬「梓ちゃんが…」
唯「な、何やってるの!?あずにゃん!!」
梓「…」
律「あ…ああ…。へ、へへ…///」
梓「…」ニヤリ
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:01:14.98 ID:oxSAhXzp0
ドガッ! バキッ!
澪「がはっ!」
紬「ぐおあっ!!」
梓「先輩達はぶたれるよりも蹴られたほうが喜ぶんでしょ!」
澪「あ…ああ///気持ちいい…」
紬「なんでかしら…梓ちゃんにやられても気持ちいい…」
唯「ええ…」
梓「さて、律先輩も蹴ってあげるです」
律「え」
ドカッ!
梓「ふふ…」
律「は、はあ…///」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:05:04.14 ID:oxSAhXzp0
唯「や、やめなよ!あずにゃん!!りっちゃん達が可哀想だよ!!」
梓「…唯先輩はまだ目覚めてないんですね」
唯「え?」
律「ハァハァ…梓でもいいや。もっとやってくれ…」
澪「蹴ってくれ…私を…」
紬「唯ちゃんでも梓ちゃんでもいいわあ…///」
梓「…唯先輩。今日は帰りましょう」
唯「え?で、でもりっちゃん達が…」
梓「いいんですよ。放置してて。行きましょう」
グイッ
唯「あ、ちょっと…」
ガチャバタン
澪律紬「あ…行かないでぇ…///」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:09:52.50 ID:oxSAhXzp0
ホントだタラヲで再生されるw
なるべくタラヲにならないように頑張ります
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:13:09.28 ID:oxSAhXzp0
帰り道
唯「りっちゃんに澪ちゃんにムギちゃん…あのままにしといて大丈夫かなあ…」
梓「だから大丈夫ですって。あれは放置プレイって言ってMには大喜びですよ」
唯「えむ?何それ…?」
梓「…マゾヒストの事ですよ」
唯「まぞひすと?」
梓「やっぱり知らないんですね。唯先輩」
唯「???」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:17:42.83 ID:oxSAhXzp0
梓「マゾヒストっていうのは、罵られたり殴られたり蹴られたりすることで快感を覚える変態の事です」
唯「ええ…そんな事されて喜んじゃうの…。あっ!」
梓「そうです。さっきの律先輩達です」
唯「それと、憂も…」
梓「憂?」
ーーーーーーー
梓「なるほど…憂とそういう事があって律先輩達に相談したらあんな事になったと…」
唯「うん。そうか…あれはマゾヒストっていうので病気ではないんだね」
梓「はい(ま、病気に近いものですけど)」
唯「…でも、私はさっきあずにゃんにぶたれても嬉しいとは思わなかったよお…」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:23:04.50 ID:oxSAhXzp0
梓「それはですね。唯先輩にはサディストの素質があるんですよ」
唯「さでぃすと?」
梓「マゾヒストとは逆な人です。他人を傷つけて快感を覚える人ですよ」
唯「わ、私にそんな素質があるの!?」
梓「はい。私もサディストになる前は今の唯先輩と同じでしたから」
唯「え!?あずにゃん…その、サディストなの!?」
梓「はい。マゾヒストな友達をいつもいじめて快感を得ています」
唯「そうか。サディストの人はマゾヒストの人をいじめて喜ぶのかあ」
梓「マゾヒストの人の事をドM。サディストの人のことをドSって略して言うんですよ」
唯「へえ。勉強になるなあ」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:29:07.05 ID:oxSAhXzp0
梓「とにかく。ドMの人はああいう事をされて快感を得ているんですから心配なんてする必要ないんです」
唯「う、うん。わかったよ。あずにゃん」
梓「そういえば、憂もドMなんですよね」
唯「う、うん…」
梓「まあ、いろいろと頑張ってください」
唯「え?」
梓「じゃあ私はこっちなんで。また明日です」
唯「あ、うん。じゃあね、あずにゃん。また明日ね~」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:34:16.10 ID:oxSAhXzp0
梓「憂は確か、この間私が一発ぶってあげたはず…」
梓「あの時は普通に痛いって言ってたから憂にもSの素質があるのかと思ってたけど…」
梓「…どうやら唯先輩の前だけではドMのようね…ふふっ」
平沢家
唯「ただいま~」
憂「あっ。おかえりお姉ちゃん。今日は早いね」
唯「う、うん。今日はいろいろあって早く終わったんだ~」
憂「そうなの。…じゃ、お姉ちゃん。早く帰ってきたことだし…」
バシン!
憂「う…!」
唯「これが欲しいんでしょ…憂…」
憂「はぁぁん///」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:38:11.25 ID:oxSAhXzp0
バシン!
憂「ああん…!」
バシン!
憂「ううん…あっ!」
唯「どう?憂…」
憂「うん…とっても気持ちいいよ///」
ドガッ!
憂「げふっ!?」
唯「じゃあ、蹴られても気持ちいいんだよね」
憂「お、お姉ちゃん…」
バキッ! ドカッ!
憂「がはあっ!!」
唯「憂!い、嫌そうな顔してるけど大丈夫!?痛いの!?」
憂「大丈夫だよお姉ちゃん…痛いけど気持ちいい…」
唯「(…なんでだろう。憂の痛がってる顔見たらなんだか……ゾクゾクしてきちゃったよお!!!)」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:45:14.51 ID:oxSAhXzp0
バキッ!
憂「ごほっ!」
唯「ふう…。とりあえず今はこれで終わりね」
憂「な、なんで!?せっかく盛り上がってきたのに!!」
唯「黙れ」
憂「!」ドキッ
唯「私はもう疲れたの。それに今は腹ペコなんだよ。だからさっさと料理作ってよ」
憂「う、うん。そうだよね。お腹すいたよね」
唯「だいたい私にいじめられるのは晩御飯の後にしてよね。帰ってきたばかりで私は疲れてるんだから。使えない妹だね」
憂「は、はぁん…///」
唯「わかったらさっさと料理作って。私は上でギー太でも弾いてるからさ」
憂「わ、わかった。料理作るね///」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:52:47.55 ID:oxSAhXzp0
1時間後
憂「お姉ちゃん~。晩御飯出来たよ~」
ドタバタ
唯「…」
憂「あ、降りてきたね。お姉ちゃん。今日はハンバー…」
バッシーン!
憂「…が…!!」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:53:20.48 ID:oxSAhXzp0
唯「…何1時間もかかってるの?こんな安物の料理、数分で作っちゃってよね」
憂「ご、ごめんね…お姉ちゃん」
唯「じゃあ。食べようか。…結構な量を作ってくれたね。こんなに沢山私一人じゃ食べられないよぉ」
憂「え?それって私の分も…」
唯「ん?なんか言った?」
憂「だから…私の分も…」
唯「聞こえないなあ。憂は私の為に生きてるんだよ。なんで私以外の人の料理を作ってるの?」
憂「そ、そうだよね!私はお姉ちゃんの為に生きてるの!だからそのご飯は全部お姉ちゃんの!」
唯「当たり前だよね。じゃ、いただきまーす」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:57:57.35 ID:oxSAhXzp0
唯「ふう…。ごちそうさま。もう食べられないよぉ…」
憂「お、お姉ちゃん…まだ結構ご飯残ってるけど…」
唯「当たり前じゃん。憂が一人前じゃ多すぎる量を作ったんだから。私はもういらないよ」
憂「う、うん…」
唯「それじゃあ、残ったご飯は全部ゴミ箱に捨ててよ。今すぐに」
憂「え、え?」
唯「…もしかして、残ったのは自分が食べられると思った?」
憂「あ…えーと…お姉ちゃんが食べないんだったら…って」
唯「はあ…さっき言ったばかりじゃん。憂は私の為だけに生きてるの。だから自分の事なんてする必要ないの。バカだねえ~憂は~」
憂「う、うん///」
唯「わかったらさっさと残ったご飯捨ててよ」
憂「わかったよ。お姉ちゃん///」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:02:51.51 ID:oxSAhXzp0
憂「残ったご飯全部捨てたよ。お姉ちゃん」
唯「うん~」
憂「じゃ、じゃあ…あの、お姉ちゃん…さっきの続き」
唯「お風呂入ってくる~」
憂「え?」
唯「何?」
憂「さっきの続きを…」
唯「ああ、わかった。じゃあそこに土下座して『私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です』って言って」
憂「う、うん…」
ドゲザ
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:07:03.57 ID:oxSAhXzp0
憂「私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です」
唯「うん。じゃあお風呂入ってくるね」
憂「え…?あ、あの…」
唯「ああもう…うるさいなあ!何!?お風呂入りたいんだけど!!」
憂「ご、ごめんなさい…。さ、さっきの続きをして欲しいって思って…」
唯「だから言ったじゃん。土下座して『私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です』って言ってって」
憂「それは、今…」
唯「だから!私がお風呂から上がってここに戻ってくるまでそうしてろって言ってるんだよ!本当にバカな妹だよね!憂ってさ!」
憂「うう…わかったよ。私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です。私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です…」
唯「うん。それでいいよ。じゃあお風呂入ってくる~」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:09:52.94 ID:oxSAhXzp0
唯「ふう~。お風呂入ってスッキリした~。…よし、お風呂上りにギー太弾いて来よう~」
1時間後
ジャジャーン
唯「ふう。そろそろ寝ようかな…」
「わ…しは…おね…いです。わ…しは…」
唯「ん?何か聞こえるな~。誰だろ~」
ドタバタ
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:12:59.62 ID:oxSAhXzp0
憂「私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です。私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です。私は…」
唯「あ、憂~」
憂「お、お姉ちゃん。お風呂終わった?」
唯「うん。お風呂上りにギー太弾いてたんだ~」
憂「う、うん…」
唯「じゃ、私寝るね~」
憂「あ、あの…お姉ちゃん…」
唯「何~」
憂「さ、さっきの…続き…」
唯「やだー」ニコッ
憂「!?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:17:56.85 ID:oxSAhXzp0
憂「え、え…。な、なんで…」
唯「だってもう眠いもん。明日も学校だしさ」
憂「わ、私も学校…」
唯「うん。知ってるよ。憂は私が寝た後も洗濯や皿洗いして明日は私より早く起きて私のお弁当作らないとね」
憂「う、うん…」
唯「憂はさ。私の為に存在してるんだからね。…で、今何やってたの?私の部屋までその気持ち悪い声が聞こえたんだけど。黙っててよ」ニコニコ
憂「う、うう…」ポロポロ
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:21:30.49 ID:oxSAhXzp0
唯「あ、泣いちゃった」
憂「うう…お姉ちゃん…いくらなんでも…酷いよ…」ポロポロ
バキッ! ドカッ!!
憂「ぐへああっ…!!!」
ドタ…
唯「ふふふ~。それそれ!憂の泣き顔が見たかったんだ~!憂の泣き顔見たらなんだか物凄く興奮してきたよ!!!」
バキッ!! ドカッ!!
憂「がっ!い、痛い…!!」
唯「どう?憂?気持ちいい?」
憂「気持ちいいけど…痛いって気持ちのほうが大きい…うう…」
唯「わかった。じゃあもっと強く蹴ってあげるね」
憂「え…」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:27:56.07 ID:oxSAhXzp0
翌日
2年の教室
梓「憂…体調不良で休みか…。なんだか嫌な予感がするな…」
純「梓…様!今日も…お願い!!」
梓「今日はいいや。そんな気分じゃない」
純「え…。そんな…」
3年の教室
唯「うん!美味しい!このお弁当も美味しい!これも!」
律「あ、あの…それ、私の弁当なんだけど…」
澪「私のも食べてるな…」
紬「私のも…」
唯「うん。知ってるよー。3人のお弁当を食べてるんだよ」ニコニコ
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:43:21.62 ID:2BZEh2970 [3/48]
唯「憂がさ~。朝起こしてくれたらいきなり倒れちゃったんだよ~」
澪「え…それ、憂ちゃん大丈夫だったのか?」
唯「知らない。ほったらかして来たから」
律「え…」
唯「それでね。憂ったら私のお弁当作ってなくてさ。だからこうして3人のお弁当を貰ってるわけ。」
紬「え、ええ…」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:44:21.41 ID:2BZEh2970 [4/48]
放課後 音楽室
律「唯!今日もぶってくれ!」
紬「いや!私をぶって!」
澪「今日最初にぶたれるのは私だ!」
唯「もうぶつのは飽きちゃった~」
澪律紬「え?」
ドカッ! バキッ! ベキッ!
ドカァァァ!!
澪律紬「ぎゃああああああああ…」
唯「うふふふ~」ニコニコ
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:46:02.19 ID:2BZEh2970 [5/48]
ガチャ
梓「こんにちは…」
唯「あ、あずにゃん~」
梓「唯せんぱ…。…!!!」
澪「あ、ああ…」ピクピク
律「ぐ…う…」ピクピク
紬「」ピクピク
唯「うふふ~」ニコニコ
梓「こ、これって…」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:52:07.36 ID:2BZEh2970 [6/48]
唯「あずにゃんの言った通りだったよ」
梓「え?」
唯「私、ドSだった」
梓「は、はあ…」
唯「ほら見てよ。りっちゃん達、今にも死にそうだよ」
梓「あ、あ…」
唯「こんなりっちゃん達を見てたら私、物凄い気持ちよくなっちゃった!」
バキッ!
律「…っ!!」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:53:55.53 ID:2BZEh2970 [7/48]
唯「もっと私を喜ばしてよ!みんな!」
バキッ!
ドカッ!
ベキッ!
律澪紬「…~~~!!!」
梓「…めて下さい」
唯「もう喋れないのかなあ~!!!」
バキッ!
澪「…っ」
梓「…もう止めて下さい!!!」
唯「…!」ピタッ
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:56:58.26 ID:2BZEh2970 [8/48]
唯「あずにゃん…?」
梓「…唯先輩はどいてて下さい。私は3人を保健室に連れて行きます」
律「あ、あず…さ…」
紬「うう…あずさ…ちゃん…」
澪「あり…がとう…」
梓「立てますか?」
澪「なん…とか…」
梓「じゃあ行きましょう。保健室に」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:59:26.11 ID:2BZEh2970 [9/48]
唯「ど、どうして…あずにゃん…」
梓「…唯先輩は心配しないで下さい。これは律先輩達が望んでこうなったんです。だから唯先輩の責任にはなりませんよ」
唯「え、え…」
梓「じゃあ、私は3人を保健室に連れていくんで。行きましょう」
ガチャバタン
唯「……」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:00:26.55 ID:2BZEh2970 [10/48]
保健室前
梓「ありがとうございました」
ガチャバタン
梓「…!唯先輩」
唯「…あずにゃん。どうして私の邪魔をしたの?」
梓「…律先輩達、一週間は学校休んで安静にした方がいいみたいです」
唯「ねえあずにゃん!なんで私の邪魔を!」
バシン!
唯「…!?」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:02:42.56 ID:2BZEh2970 [11/48]
唯「あ、あずにゃん…?」
梓「…今のは本気でぶちました。昨日のとは違います」
唯「ど、どうしたの…?」
梓「それはこっちのセリフです!!!やりすぎですよ!唯先輩!!!」
唯「え、え…」
梓「唯先輩がそこまでのドSと知らなかった私にも責任があります。だから、これから一週間、毎日二人でお見舞いに行きましょう」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:04:44.10 ID:2BZEh2970 [12/48]
唯「何言ってるかわからないよあずにゃん!私はりっちゃん達が喜ぶからああやったんだよ!」
梓「それは死ぬ寸前までやる事ですか!?」
唯「う…」
梓「絶対に…絶対に律先輩達は途中から嫌がってたはずです!私が来た時には喜んでなんかいなかった!」
唯「…」
梓「唯先輩はそれをわかっててあんな事したんですか!?」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:10:26.88 ID:2BZEh2970 [13/48]
唯「…私さえ喜べればそれでいいんだよ」
梓「!?」
唯「そういう事でしょ!あずにゃんが教えてくれた事!」
梓「…違う」
唯「違わないよ!私は凄く喜ぶことができた!さっきのりっちゃん達も、昨日の夜の憂も!」
梓「…!う、憂にも…さっきみたいな事したんですか…!?」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:16:21.54 ID:2BZEh2970 [14/48]
唯「え…」
梓「…憂。今日学校休んでるんですよ。体調不良って本人が学校に電話してきたみたいで…」
唯「…まだ動けたんだ。あそこまでやったのに」
梓「…!!」
バキッ!
唯「ぐふっ!?」
梓「ハァ…ハァ…最低です。最低です!!!唯先輩!!!」
ダダッ
唯「あ、あずにゃん!どこ行くの!?」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:17:01.79 ID:2BZEh2970 [15/48]
梓「ハァ…ハァ…!憂…無事でいて…!」
純「あ!梓様~」
梓「純!来なさい!憂のピンチよ!」
純「え!?憂の!?」
平沢家
ピンポーン
梓「憂~。私だよ!梓だよ~!」
純「純もいるよ~!」
梓「…」
純「出ないね…」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:19:58.83 ID:2BZEh2970 [16/48]
唯「私、カギ持ってるよ」
純「うわっ!」
梓「唯先輩!いつの間に!」
唯「…憂の事、心配してるんでしょ」
梓「当たり前です!あんな事聞いたら!」
唯「憂…死んじゃってないよね…」
梓「だから!それを確かめるためにここに来たんです!」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:22:26.51 ID:2BZEh2970 [17/48]
唯「よし。開けるよ!」
ガチャ
唯「憂~!無事!?」
純「1階にはいないみたいだね…」
梓「じゃあ、2階の自分の部屋かも!」
唯「う、憂~~~!!!」
ドタバタ
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:25:19.70 ID:2BZEh2970 [18/48]
憂の部屋
コンコン
唯「憂~!私だよ!」
純「…返事がない」
梓「憂!私!梓と純もいるよ!!」
唯「…!空いてる!」
ガチャ
唯「憂~~~!!!」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:28:06.95 ID:2BZEh2970 [19/48]
憂「あ、お姉ちゃん。それに梓ちゃんと純ちゃんも」
唯「う、憂…」
梓「あれ…」
純「ピンピンしてる…」
憂「さっき病院行ってお薬もらって安静にしたらもう完全に治っちゃったよ」ニコニコ
梓「よ、よかった…」
憂「よくないよ」
梓「え?」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:32:05.01 ID:2BZEh2970 [20/48]
唯「憂!私、わかったんだ!憂にどれだけ酷いことしたかを!」
憂「…」
唯「さっき、あずにゃんに殴られて目が覚めた!…私、憂を苦しめてたんだね…。本当にごめんね!憂!!!」
梓「私も謝らなきゃ!!!唯先輩をドSに目覚めさせたのは私なの!きっかけを作っちゃったのは私…ごめんなさい!!!憂!!!」
純「(この二人、憂に何したんだろ…)」
憂「二人とも…いいんだよ。謝らなくても」ニコッ
唯「う、憂~!」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:36:52.69 ID:2BZEh2970 [21/48]
唯「憂~!こんなお姉ちゃんを許してくれるんだね!ありが…」
バキッ!
唯「ううっ!!?」
憂「…」
ドサ
純「え…?」
梓「う、憂…?」
唯「い、痛た…。憂…な、何するの…?」
憂「…」スッ カチッ シュッ スパー
純「(タバコ…って…)」
憂「プハー。おい。そこの池沼とゴキブリ。覚悟しとけよ…」
唯梓「……」ガクガクブルブル
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:40:21.75 ID:2BZEh2970 [22/48]
純「う、憂さん…あの…」
憂「純ちゃんは帰っていいよ。関係ないもんね」ニコニコ
純「え?いや、でも…」
憂「だから帰れっていってるだろ。この二人と同じ目に遭うか?ああ!!?」
純「…お邪魔しました!!!」
ガチャバタン タタタタ…
憂「…さーて。いろいろと詳しく聞きたいな~。お姉ちゃん、梓ちゃん」ニコニコ
唯「は、ははー」
梓「話ねー…」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:46:18.27 ID:2BZEh2970 [23/48]
ーーーーーーーーーーーーーーー
憂「へー。そうなんだ。よくわかったよー。お姉ちゃん、梓ちゃん」
唯「う、うんー…」
憂「つまり、お姉ちゃんが軽音部の皆さんに説明して、梓ちゃんがお姉ちゃんに余計なことを喋ったから、私は今日学校休んだんだねー」
梓「う、うん。そうだねー…」
唯「う、憂」
憂「ん?何?」
バシン
憂「…」
唯「どう!?気持ちいいでしょ!気持ち良くなったらさ、なんとか許してほ」
ドゴーーーーーン!!!
唯「ひでぶっ!!!」
ボッカーーーーン!!!
梓「!!!?」
憂「プハー。もうお前の暴力じゃ気持ちよくならねぇよ…」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:52:01.35 ID:2BZEh2970 [24/48]
梓「う、憂!よく考えてみて!事の始まりは憂が唯先輩にぶってぶって言ってたことだよ!!」
唯「ゲホッ。そうだよ憂ー。だからさ、この件は私もあずにゃんも憂もみんなおあいこで解決ってことで…」
憂「…たとえ事の始まりが私だったとしても…」
スッ
グリグリ
梓「ぎゃあああああああああああああ!!」
唯「あっ!憂が火の付いたタバコをあずにゃんのほっぺに…!!」
憂「今の私のイライラは、止まりはしないんだよおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:52:52.20 ID:2BZEh2970 [25/48]
バキッ!!!
梓「ぐはっ!!」
ドス!
ボキ!
ガゴ!
梓「」
唯「あ、あずにゃーーーーん!!!」
憂「さて、次はお前だな」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:57:36.87 ID:2BZEh2970 [26/48]
唯「い、いつもの憂じゃないよ!い、いつもの憂に戻ってよーーー!!!」
憂「…お姉ちゃんも、昨日の夜はいつものお姉ちゃんじゃなかったよね。昨日の夜…私はどれだけいつものお姉ちゃんに戻ってほしいと思ったことか…」
唯「だから、そのことはゴメンって!!」
憂「今更遅いよ。お姉ちゃん。…昨日の夜の逆転だよ。お姉ちゃんの嫌がる顔見たいな~」ニコニコ
唯「ひ、ひいい!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 02:03:27.42 ID:2BZEh2970 [27/48]
翌日 学校
さわ子「あら…今日は軽音部5人ともお休み…何かあったのかしら」
2年教室
純「ぐぎっ!う、憂!首締めるの…やめてぇ…」
憂「純ちゃん。昨日の事、誰にも言ってないよねー」
純「うん…!言ってない言ってない!!!」
憂「じゃあこれからも昨日の事は誰にも言わないでね。約束だよ」
純「わかった!!!わかりました!!!」
憂「本当だね」スッ
純「はーーーー。はあ…はあ…」
憂「…今日はいい天気だなー。お姉ちゃん達も元気かなー」ニコニコ
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 02:07:20.27 ID:2BZEh2970 [28/48]
病院
梓「あ、皆さーん」
唯「みんなー。今日からよろしくねぇ」
律「おー。包帯まみれでいろいろあったみたいだなー。唯、梓」
澪「軽音部5人が病院送りなんてなー」
紬「なんか唯ちゃんと梓ちゃんを見てたら私たちは軽傷だったようね」
梓「そうですね…。私なんか骨折3か所です」
唯「ふふふー。私なんかもっと酷いよー。口じゃ言えないよー」
澪律紬「(この二人に何があったかが恐ろしくて聞けない…)」
唯「…どうしてこうなったんだろうなあ」
おわり
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 02:07:51.57 ID:2BZEh2970 [29/48]
終盤グダグダ
読んでくれた人、ありがとうございました
憂「ご、ごめん…お姉ちゃん…」
唯「憂は大丈夫なの?私30発はビンタしたけど痛くない?」
憂「全然大丈夫だよ!むしろお姉ちゃんにビンタされてとても気持ちいい!」
唯「う、うん…」
憂「お姉ちゃん!また明日もバンバンぶってね!」ニコニコ
唯「わ、わかったよ…」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 20:53:43.16 ID:oxSAhXzp0
次の日 学校 音楽室
唯「…ってな訳なんだよ~」
律「へー。憂ちゃんがなあ…」
紬「(ドキドキ)」
澪「毎晩ぶってくれって頼むのか…?」
唯「うん…。一週間くらい前から『欲求が抑えられなくなった』って言ってきて私にぶたれたいみたいなんだよ」
澪「そ、そうなのか…」
唯「私にぶたれてかなり喜んでるんだけどさ…痛いはずだよね…」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 20:57:34.64 ID:oxSAhXzp0
唯「これ以上続けると憂が死んじゃうかも…。だからみんなに相談したんだけど…」
律「死ぬまではないだろー」
紬「ゆ、唯ちゃん…」
唯「ん?何?」
紬「どんな感じでぶってるの?」
唯「え…どんな感じって言われても…」
紬「どんな感じか確かめたいから、試しに私をぶってみて!」
澪律「え…」
唯「ムギちゃん…?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:00:46.04 ID:oxSAhXzp0
唯「…わ、私…ムギちゃんをぶつなんてできないよぉ…」
紬「いいの!私のことは気にしないで!憂ちゃんがどんな感じなのかを確かめたいだけだから!お願い!唯ちゃん!!憂ちゃんをぶってるみたいに私をぶって!!」
唯「そ、そこまで言うならわかったよ…。ムギちゃん。…行くよ」
紬「お願い!」
バッシーン!
紬「はうっ…」
律「うわあ…」
澪「思いっきりやったな…」
唯「あ!力入れすぎた!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:03:31.18 ID:oxSAhXzp0
唯「ごめんムギちゃん!!」
律「だ、大丈夫か!?ムギ!」
紬「あ…ああ…」ウットリ
澪「な、なんか喜んでないか?」
紬「ハァ…ハァ…気持ちいいいいいいいいいいいいいい!!!」
律「ええ!?」
唯「ムギちゃん!!?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:06:56.19 ID:oxSAhXzp0
紬「憂ちゃんが羨ましいわああああああああ!!!唯ちゃん!!もっと!もっとぶってええええええええええええ!!!」
唯「そ、そんな…。そんなこと…できないよお…」
律「おいおい…。ムギお前、なんでそんなに興奮できるんだ?」
澪「そうだよ…。思いっきりぶたれたんだぞ…」
紬「二人も唯ちゃんにぶたれてみてよ!きっと私の気持ちがわかるわよ!!!」
律澪「え、ええ…」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:10:50.28 ID:oxSAhXzp0
唯「い、いいの…?りっちゃん、澪ちゃん…」
律「あ、ああ…。ムギがあんなに進めてくるからさ…」
澪「まあ、一発くらいならいいと思ってさ」
唯「そ、そう…?…じゃあ、ぶつよ…」
律「ああ」
澪「あんまり思いっきりぶつなよ」
唯「うん。普通にぶつね」
バシン
バシン
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:12:55.61 ID:oxSAhXzp0
律「う…」
澪「あ…」
唯「ど、どう…?」
紬「(ワクワク…)」
律「は、はぁぁ…!!」
澪「き、気持ちいい!!」
唯「え」
紬「そうでしょ!そうでしょ!!!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:16:11.94 ID:oxSAhXzp0
律「なんでだ…。もっとぶって欲しいって思えてきた…」
澪「ぶたれてるのに…なんでこんなに気持ちいいんだ…。ハァ…///」
律「ゆ、唯!!!もっとぶってくれえええええええ!!」
澪「私もだ!もっと強く!激しくぶってくれえええええええええ!!!」
紬「ちょっと!次に唯ちゃんにぶたれる事が出来るのは私よ~!」
律「いいや!私だ!」
澪「違う!私だ!!」
唯「み、みんなどうしちゃったの…」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:20:12.37 ID:oxSAhXzp0
そのころ 2年 教室
ゲシッ
純「はぁぁん///」
梓「純は気持ち悪いな~。私に踏まれて興奮するなんて」
グリグリ
純「はあああああああああん!!!」
梓「もっと痛そうな顔しなよ」
バキッ! バキッ!
純「んんんんんんんん!!もっと蹴って!!もっとおおおおおおおおおおおおお!!」
梓「はあ…。駄目だなあ…私は痛そうに苦しんでる顔がみたいのに。喜んだ顔は見たくないのにな…」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:24:15.55 ID:oxSAhXzp0
憂「あ…。梓ちゃんに純ちゃん…。今日もやってるの?」
梓「憂。…今日も純がいじめてくれってうるさくてさ」
ゲシッ
純「うう!ハァハァ…///」
憂「(うーん…。梓ちゃんじゃ私は興奮しないなあ。やっぱり私はお姉ちゃんにだけいじめられたいな)」
梓「あ。そろそろ部活行かなくちゃ」
憂「私は家に帰るね。梓ちゃん、純ちゃん。また明日」
純「う、ううん…」
梓「じゃあね」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:29:28.45 ID:oxSAhXzp0
梓「さて、私は部活に行くか」
純「ま、待ってぇ…。梓ぁ…」
梓「は?今何て言った?」
純「…!あ、梓様…」
梓「…何?」
純「もっと…私をいじめてぇ…お願い…」
梓「どんな風に?純の希望は?」
純「私を思いっきり蹴りながら罵るだけ罵って踏んでぇ…」
梓「ふーん。そうか」
純「やってくれる…?」
梓「やだ」ニコッ
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:33:36.57 ID:oxSAhXzp0
純「え、え…」
梓「純は嫌そうな顔しないからなあ。それに純を蹴るのはもう飽きた」
純「そ、そんなぁ…」
梓「じゃあね。気持ち悪い変態な純ちゃん」
純「は、はぁ///」
音楽室入口
梓「さて、ちょっと遅くなっちゃったな。もう皆さん練習してるかな…」
ガチャ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:37:50.87 ID:oxSAhXzp0
バシン
律「ああん///…唯、もっと!もっと!!!」
唯「えー。もう手が痛いよ~」
澪「律ばっかりずるい!私にももっとぶってくれ!頼む!」
紬「私にもお願い!まだぶたれ足りないわ!!」
唯「3人もいっぺんに相手するのは嫌だよ~。それになんでそこまで喜ぶの?ぶたれてるんだよ…」
澪「なんでって言われても…言葉に出来ない」
紬「とにかく!唯ちゃんにぶたれたらなんだか物凄い気持ちいいのよ!憂ちゃんもそうなのよ!!」
唯「そ、そうなの…」
梓「み、皆さん…何やってるんですか…?」
律澪紬「あ」
唯「あずにゃん…」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:43:20.39 ID:oxSAhXzp0
律「あ、梓!」
梓「律先輩に澪先輩にムギ先輩…。唯先輩にぶたれてたみたいですけど…。唯先輩怒ってるんですか…?」
唯「え?違うよ!りっちゃん達がぶってくれって頼んでくるんだよぉ」
梓「え」
紬「梓ちゃん!梓ちゃんも唯ちゃんにぶたれてみて!」
澪「そうだ!私達の気持ちがわかるはずだぞ!」
梓「そ、そうなんですか…」
律「唯!梓にも一発ぶってみてくれ!梓にも私達の気分を味あわせてやってくれ!」
唯「う、うん…。あずにゃん、ちょっとぶつね」
梓「あ、はい…」
バシン
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:46:35.30 ID:oxSAhXzp0
梓「……」
律「ど、どうだ!?梓!!」
澪「凄く気持ちいいだろ!」
梓「…普通に痛いです」
律「え…」
唯「痛かった!?ご、ごめんね!あずにゃん!」
梓「いえ、いいんです。…お返しに唯先輩も私にぶたれてみて下さい」
唯「え…?」
紬「梓ちゃんが唯ちゃんを?」ムラムラ
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:52:57.31 ID:oxSAhXzp0
唯「う、うん!いいよ!今私もぶっちゃったもんね!あずにゃん、ぶっていいよ!」
梓「はい。じゃあ行きますよ」
バシン
唯「う…」
梓「(さて…唯先輩はどっちか…)」
唯「い、痛いよあずにゃん…。まあ、私も同じことやっちゃんたんだけど…」
梓「…」
律「唯いいいいい!そんな事より私をもっとぶってくれ!!」
澪「そうだ!唯!お願いだ!」
紬「ハァハァ…」
梓「(ふうん…そうか…。唯先輩がSの素質あり。その他3人がドM…か)」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 21:57:50.28 ID:oxSAhXzp0
唯「もう出来ないよぉ。これ以上りっちゃん達がぶたれる姿を見たくないよぉ」
律「な、なんでだよ!私達はただぶたれたいだけなんだよ!!」
梓「(…こういうドMはきっと誰でも…)」
ザッ
唯「ん?あずにゃん?」
梓「…っ!!」
バッシーン
律「ぐへっ…」
澪「り、律!」
紬「梓ちゃんが…」
唯「な、何やってるの!?あずにゃん!!」
梓「…」
律「あ…ああ…。へ、へへ…///」
梓「…」ニヤリ
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:01:14.98 ID:oxSAhXzp0
ドガッ! バキッ!
澪「がはっ!」
紬「ぐおあっ!!」
梓「先輩達はぶたれるよりも蹴られたほうが喜ぶんでしょ!」
澪「あ…ああ///気持ちいい…」
紬「なんでかしら…梓ちゃんにやられても気持ちいい…」
唯「ええ…」
梓「さて、律先輩も蹴ってあげるです」
律「え」
ドカッ!
梓「ふふ…」
律「は、はあ…///」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:05:04.14 ID:oxSAhXzp0
唯「や、やめなよ!あずにゃん!!りっちゃん達が可哀想だよ!!」
梓「…唯先輩はまだ目覚めてないんですね」
唯「え?」
律「ハァハァ…梓でもいいや。もっとやってくれ…」
澪「蹴ってくれ…私を…」
紬「唯ちゃんでも梓ちゃんでもいいわあ…///」
梓「…唯先輩。今日は帰りましょう」
唯「え?で、でもりっちゃん達が…」
梓「いいんですよ。放置してて。行きましょう」
グイッ
唯「あ、ちょっと…」
ガチャバタン
澪律紬「あ…行かないでぇ…///」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:09:52.50 ID:oxSAhXzp0
ホントだタラヲで再生されるw
なるべくタラヲにならないように頑張ります
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:13:09.28 ID:oxSAhXzp0
帰り道
唯「りっちゃんに澪ちゃんにムギちゃん…あのままにしといて大丈夫かなあ…」
梓「だから大丈夫ですって。あれは放置プレイって言ってMには大喜びですよ」
唯「えむ?何それ…?」
梓「…マゾヒストの事ですよ」
唯「まぞひすと?」
梓「やっぱり知らないんですね。唯先輩」
唯「???」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:17:42.83 ID:oxSAhXzp0
梓「マゾヒストっていうのは、罵られたり殴られたり蹴られたりすることで快感を覚える変態の事です」
唯「ええ…そんな事されて喜んじゃうの…。あっ!」
梓「そうです。さっきの律先輩達です」
唯「それと、憂も…」
梓「憂?」
ーーーーーーー
梓「なるほど…憂とそういう事があって律先輩達に相談したらあんな事になったと…」
唯「うん。そうか…あれはマゾヒストっていうので病気ではないんだね」
梓「はい(ま、病気に近いものですけど)」
唯「…でも、私はさっきあずにゃんにぶたれても嬉しいとは思わなかったよお…」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:23:04.50 ID:oxSAhXzp0
梓「それはですね。唯先輩にはサディストの素質があるんですよ」
唯「さでぃすと?」
梓「マゾヒストとは逆な人です。他人を傷つけて快感を覚える人ですよ」
唯「わ、私にそんな素質があるの!?」
梓「はい。私もサディストになる前は今の唯先輩と同じでしたから」
唯「え!?あずにゃん…その、サディストなの!?」
梓「はい。マゾヒストな友達をいつもいじめて快感を得ています」
唯「そうか。サディストの人はマゾヒストの人をいじめて喜ぶのかあ」
梓「マゾヒストの人の事をドM。サディストの人のことをドSって略して言うんですよ」
唯「へえ。勉強になるなあ」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:29:07.05 ID:oxSAhXzp0
梓「とにかく。ドMの人はああいう事をされて快感を得ているんですから心配なんてする必要ないんです」
唯「う、うん。わかったよ。あずにゃん」
梓「そういえば、憂もドMなんですよね」
唯「う、うん…」
梓「まあ、いろいろと頑張ってください」
唯「え?」
梓「じゃあ私はこっちなんで。また明日です」
唯「あ、うん。じゃあね、あずにゃん。また明日ね~」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:34:16.10 ID:oxSAhXzp0
梓「憂は確か、この間私が一発ぶってあげたはず…」
梓「あの時は普通に痛いって言ってたから憂にもSの素質があるのかと思ってたけど…」
梓「…どうやら唯先輩の前だけではドMのようね…ふふっ」
平沢家
唯「ただいま~」
憂「あっ。おかえりお姉ちゃん。今日は早いね」
唯「う、うん。今日はいろいろあって早く終わったんだ~」
憂「そうなの。…じゃ、お姉ちゃん。早く帰ってきたことだし…」
バシン!
憂「う…!」
唯「これが欲しいんでしょ…憂…」
憂「はぁぁん///」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:38:11.25 ID:oxSAhXzp0
バシン!
憂「ああん…!」
バシン!
憂「ううん…あっ!」
唯「どう?憂…」
憂「うん…とっても気持ちいいよ///」
ドガッ!
憂「げふっ!?」
唯「じゃあ、蹴られても気持ちいいんだよね」
憂「お、お姉ちゃん…」
バキッ! ドカッ!
憂「がはあっ!!」
唯「憂!い、嫌そうな顔してるけど大丈夫!?痛いの!?」
憂「大丈夫だよお姉ちゃん…痛いけど気持ちいい…」
唯「(…なんでだろう。憂の痛がってる顔見たらなんだか……ゾクゾクしてきちゃったよお!!!)」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:45:14.51 ID:oxSAhXzp0
バキッ!
憂「ごほっ!」
唯「ふう…。とりあえず今はこれで終わりね」
憂「な、なんで!?せっかく盛り上がってきたのに!!」
唯「黙れ」
憂「!」ドキッ
唯「私はもう疲れたの。それに今は腹ペコなんだよ。だからさっさと料理作ってよ」
憂「う、うん。そうだよね。お腹すいたよね」
唯「だいたい私にいじめられるのは晩御飯の後にしてよね。帰ってきたばかりで私は疲れてるんだから。使えない妹だね」
憂「は、はぁん…///」
唯「わかったらさっさと料理作って。私は上でギー太でも弾いてるからさ」
憂「わ、わかった。料理作るね///」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:52:47.55 ID:oxSAhXzp0
1時間後
憂「お姉ちゃん~。晩御飯出来たよ~」
ドタバタ
唯「…」
憂「あ、降りてきたね。お姉ちゃん。今日はハンバー…」
バッシーン!
憂「…が…!!」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:53:20.48 ID:oxSAhXzp0
唯「…何1時間もかかってるの?こんな安物の料理、数分で作っちゃってよね」
憂「ご、ごめんね…お姉ちゃん」
唯「じゃあ。食べようか。…結構な量を作ってくれたね。こんなに沢山私一人じゃ食べられないよぉ」
憂「え?それって私の分も…」
唯「ん?なんか言った?」
憂「だから…私の分も…」
唯「聞こえないなあ。憂は私の為に生きてるんだよ。なんで私以外の人の料理を作ってるの?」
憂「そ、そうだよね!私はお姉ちゃんの為に生きてるの!だからそのご飯は全部お姉ちゃんの!」
唯「当たり前だよね。じゃ、いただきまーす」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 22:57:57.35 ID:oxSAhXzp0
唯「ふう…。ごちそうさま。もう食べられないよぉ…」
憂「お、お姉ちゃん…まだ結構ご飯残ってるけど…」
唯「当たり前じゃん。憂が一人前じゃ多すぎる量を作ったんだから。私はもういらないよ」
憂「う、うん…」
唯「それじゃあ、残ったご飯は全部ゴミ箱に捨ててよ。今すぐに」
憂「え、え?」
唯「…もしかして、残ったのは自分が食べられると思った?」
憂「あ…えーと…お姉ちゃんが食べないんだったら…って」
唯「はあ…さっき言ったばかりじゃん。憂は私の為だけに生きてるの。だから自分の事なんてする必要ないの。バカだねえ~憂は~」
憂「う、うん///」
唯「わかったらさっさと残ったご飯捨ててよ」
憂「わかったよ。お姉ちゃん///」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:02:51.51 ID:oxSAhXzp0
憂「残ったご飯全部捨てたよ。お姉ちゃん」
唯「うん~」
憂「じゃ、じゃあ…あの、お姉ちゃん…さっきの続き」
唯「お風呂入ってくる~」
憂「え?」
唯「何?」
憂「さっきの続きを…」
唯「ああ、わかった。じゃあそこに土下座して『私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です』って言って」
憂「う、うん…」
ドゲザ
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:07:03.57 ID:oxSAhXzp0
憂「私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です」
唯「うん。じゃあお風呂入ってくるね」
憂「え…?あ、あの…」
唯「ああもう…うるさいなあ!何!?お風呂入りたいんだけど!!」
憂「ご、ごめんなさい…。さ、さっきの続きをして欲しいって思って…」
唯「だから言ったじゃん。土下座して『私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です』って言ってって」
憂「それは、今…」
唯「だから!私がお風呂から上がってここに戻ってくるまでそうしてろって言ってるんだよ!本当にバカな妹だよね!憂ってさ!」
憂「うう…わかったよ。私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です。私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です…」
唯「うん。それでいいよ。じゃあお風呂入ってくる~」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:09:52.94 ID:oxSAhXzp0
唯「ふう~。お風呂入ってスッキリした~。…よし、お風呂上りにギー太弾いて来よう~」
1時間後
ジャジャーン
唯「ふう。そろそろ寝ようかな…」
「わ…しは…おね…いです。わ…しは…」
唯「ん?何か聞こえるな~。誰だろ~」
ドタバタ
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:12:59.62 ID:oxSAhXzp0
憂「私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です。私はお姉ちゃんにいじめられなきゃ生きていけない変態です。私は…」
唯「あ、憂~」
憂「お、お姉ちゃん。お風呂終わった?」
唯「うん。お風呂上りにギー太弾いてたんだ~」
憂「う、うん…」
唯「じゃ、私寝るね~」
憂「あ、あの…お姉ちゃん…」
唯「何~」
憂「さ、さっきの…続き…」
唯「やだー」ニコッ
憂「!?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:17:56.85 ID:oxSAhXzp0
憂「え、え…。な、なんで…」
唯「だってもう眠いもん。明日も学校だしさ」
憂「わ、私も学校…」
唯「うん。知ってるよ。憂は私が寝た後も洗濯や皿洗いして明日は私より早く起きて私のお弁当作らないとね」
憂「う、うん…」
唯「憂はさ。私の為に存在してるんだからね。…で、今何やってたの?私の部屋までその気持ち悪い声が聞こえたんだけど。黙っててよ」ニコニコ
憂「う、うう…」ポロポロ
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:21:30.49 ID:oxSAhXzp0
唯「あ、泣いちゃった」
憂「うう…お姉ちゃん…いくらなんでも…酷いよ…」ポロポロ
バキッ! ドカッ!!
憂「ぐへああっ…!!!」
ドタ…
唯「ふふふ~。それそれ!憂の泣き顔が見たかったんだ~!憂の泣き顔見たらなんだか物凄く興奮してきたよ!!!」
バキッ!! ドカッ!!
憂「がっ!い、痛い…!!」
唯「どう?憂?気持ちいい?」
憂「気持ちいいけど…痛いって気持ちのほうが大きい…うう…」
唯「わかった。じゃあもっと強く蹴ってあげるね」
憂「え…」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/15(木) 23:27:56.07 ID:oxSAhXzp0
翌日
2年の教室
梓「憂…体調不良で休みか…。なんだか嫌な予感がするな…」
純「梓…様!今日も…お願い!!」
梓「今日はいいや。そんな気分じゃない」
純「え…。そんな…」
3年の教室
唯「うん!美味しい!このお弁当も美味しい!これも!」
律「あ、あの…それ、私の弁当なんだけど…」
澪「私のも食べてるな…」
紬「私のも…」
唯「うん。知ってるよー。3人のお弁当を食べてるんだよ」ニコニコ
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:43:21.62 ID:2BZEh2970 [3/48]
唯「憂がさ~。朝起こしてくれたらいきなり倒れちゃったんだよ~」
澪「え…それ、憂ちゃん大丈夫だったのか?」
唯「知らない。ほったらかして来たから」
律「え…」
唯「それでね。憂ったら私のお弁当作ってなくてさ。だからこうして3人のお弁当を貰ってるわけ。」
紬「え、ええ…」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:44:21.41 ID:2BZEh2970 [4/48]
放課後 音楽室
律「唯!今日もぶってくれ!」
紬「いや!私をぶって!」
澪「今日最初にぶたれるのは私だ!」
唯「もうぶつのは飽きちゃった~」
澪律紬「え?」
ドカッ! バキッ! ベキッ!
ドカァァァ!!
澪律紬「ぎゃああああああああ…」
唯「うふふふ~」ニコニコ
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:46:02.19 ID:2BZEh2970 [5/48]
ガチャ
梓「こんにちは…」
唯「あ、あずにゃん~」
梓「唯せんぱ…。…!!!」
澪「あ、ああ…」ピクピク
律「ぐ…う…」ピクピク
紬「」ピクピク
唯「うふふ~」ニコニコ
梓「こ、これって…」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:52:07.36 ID:2BZEh2970 [6/48]
唯「あずにゃんの言った通りだったよ」
梓「え?」
唯「私、ドSだった」
梓「は、はあ…」
唯「ほら見てよ。りっちゃん達、今にも死にそうだよ」
梓「あ、あ…」
唯「こんなりっちゃん達を見てたら私、物凄い気持ちよくなっちゃった!」
バキッ!
律「…っ!!」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:53:55.53 ID:2BZEh2970 [7/48]
唯「もっと私を喜ばしてよ!みんな!」
バキッ!
ドカッ!
ベキッ!
律澪紬「…~~~!!!」
梓「…めて下さい」
唯「もう喋れないのかなあ~!!!」
バキッ!
澪「…っ」
梓「…もう止めて下さい!!!」
唯「…!」ピタッ
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:56:58.26 ID:2BZEh2970 [8/48]
唯「あずにゃん…?」
梓「…唯先輩はどいてて下さい。私は3人を保健室に連れて行きます」
律「あ、あず…さ…」
紬「うう…あずさ…ちゃん…」
澪「あり…がとう…」
梓「立てますか?」
澪「なん…とか…」
梓「じゃあ行きましょう。保健室に」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 00:59:26.11 ID:2BZEh2970 [9/48]
唯「ど、どうして…あずにゃん…」
梓「…唯先輩は心配しないで下さい。これは律先輩達が望んでこうなったんです。だから唯先輩の責任にはなりませんよ」
唯「え、え…」
梓「じゃあ、私は3人を保健室に連れていくんで。行きましょう」
ガチャバタン
唯「……」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:00:26.55 ID:2BZEh2970 [10/48]
保健室前
梓「ありがとうございました」
ガチャバタン
梓「…!唯先輩」
唯「…あずにゃん。どうして私の邪魔をしたの?」
梓「…律先輩達、一週間は学校休んで安静にした方がいいみたいです」
唯「ねえあずにゃん!なんで私の邪魔を!」
バシン!
唯「…!?」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:02:42.56 ID:2BZEh2970 [11/48]
唯「あ、あずにゃん…?」
梓「…今のは本気でぶちました。昨日のとは違います」
唯「ど、どうしたの…?」
梓「それはこっちのセリフです!!!やりすぎですよ!唯先輩!!!」
唯「え、え…」
梓「唯先輩がそこまでのドSと知らなかった私にも責任があります。だから、これから一週間、毎日二人でお見舞いに行きましょう」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:04:44.10 ID:2BZEh2970 [12/48]
唯「何言ってるかわからないよあずにゃん!私はりっちゃん達が喜ぶからああやったんだよ!」
梓「それは死ぬ寸前までやる事ですか!?」
唯「う…」
梓「絶対に…絶対に律先輩達は途中から嫌がってたはずです!私が来た時には喜んでなんかいなかった!」
唯「…」
梓「唯先輩はそれをわかっててあんな事したんですか!?」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:10:26.88 ID:2BZEh2970 [13/48]
唯「…私さえ喜べればそれでいいんだよ」
梓「!?」
唯「そういう事でしょ!あずにゃんが教えてくれた事!」
梓「…違う」
唯「違わないよ!私は凄く喜ぶことができた!さっきのりっちゃん達も、昨日の夜の憂も!」
梓「…!う、憂にも…さっきみたいな事したんですか…!?」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:16:21.54 ID:2BZEh2970 [14/48]
唯「え…」
梓「…憂。今日学校休んでるんですよ。体調不良って本人が学校に電話してきたみたいで…」
唯「…まだ動けたんだ。あそこまでやったのに」
梓「…!!」
バキッ!
唯「ぐふっ!?」
梓「ハァ…ハァ…最低です。最低です!!!唯先輩!!!」
ダダッ
唯「あ、あずにゃん!どこ行くの!?」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:17:01.79 ID:2BZEh2970 [15/48]
梓「ハァ…ハァ…!憂…無事でいて…!」
純「あ!梓様~」
梓「純!来なさい!憂のピンチよ!」
純「え!?憂の!?」
平沢家
ピンポーン
梓「憂~。私だよ!梓だよ~!」
純「純もいるよ~!」
梓「…」
純「出ないね…」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:19:58.83 ID:2BZEh2970 [16/48]
唯「私、カギ持ってるよ」
純「うわっ!」
梓「唯先輩!いつの間に!」
唯「…憂の事、心配してるんでしょ」
梓「当たり前です!あんな事聞いたら!」
唯「憂…死んじゃってないよね…」
梓「だから!それを確かめるためにここに来たんです!」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:22:26.51 ID:2BZEh2970 [17/48]
唯「よし。開けるよ!」
ガチャ
唯「憂~!無事!?」
純「1階にはいないみたいだね…」
梓「じゃあ、2階の自分の部屋かも!」
唯「う、憂~~~!!!」
ドタバタ
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:25:19.70 ID:2BZEh2970 [18/48]
憂の部屋
コンコン
唯「憂~!私だよ!」
純「…返事がない」
梓「憂!私!梓と純もいるよ!!」
唯「…!空いてる!」
ガチャ
唯「憂~~~!!!」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:28:06.95 ID:2BZEh2970 [19/48]
憂「あ、お姉ちゃん。それに梓ちゃんと純ちゃんも」
唯「う、憂…」
梓「あれ…」
純「ピンピンしてる…」
憂「さっき病院行ってお薬もらって安静にしたらもう完全に治っちゃったよ」ニコニコ
梓「よ、よかった…」
憂「よくないよ」
梓「え?」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:32:05.01 ID:2BZEh2970 [20/48]
唯「憂!私、わかったんだ!憂にどれだけ酷いことしたかを!」
憂「…」
唯「さっき、あずにゃんに殴られて目が覚めた!…私、憂を苦しめてたんだね…。本当にごめんね!憂!!!」
梓「私も謝らなきゃ!!!唯先輩をドSに目覚めさせたのは私なの!きっかけを作っちゃったのは私…ごめんなさい!!!憂!!!」
純「(この二人、憂に何したんだろ…)」
憂「二人とも…いいんだよ。謝らなくても」ニコッ
唯「う、憂~!」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:36:52.69 ID:2BZEh2970 [21/48]
唯「憂~!こんなお姉ちゃんを許してくれるんだね!ありが…」
バキッ!
唯「ううっ!!?」
憂「…」
ドサ
純「え…?」
梓「う、憂…?」
唯「い、痛た…。憂…な、何するの…?」
憂「…」スッ カチッ シュッ スパー
純「(タバコ…って…)」
憂「プハー。おい。そこの池沼とゴキブリ。覚悟しとけよ…」
唯梓「……」ガクガクブルブル
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:40:21.75 ID:2BZEh2970 [22/48]
純「う、憂さん…あの…」
憂「純ちゃんは帰っていいよ。関係ないもんね」ニコニコ
純「え?いや、でも…」
憂「だから帰れっていってるだろ。この二人と同じ目に遭うか?ああ!!?」
純「…お邪魔しました!!!」
ガチャバタン タタタタ…
憂「…さーて。いろいろと詳しく聞きたいな~。お姉ちゃん、梓ちゃん」ニコニコ
唯「は、ははー」
梓「話ねー…」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:46:18.27 ID:2BZEh2970 [23/48]
ーーーーーーーーーーーーーーー
憂「へー。そうなんだ。よくわかったよー。お姉ちゃん、梓ちゃん」
唯「う、うんー…」
憂「つまり、お姉ちゃんが軽音部の皆さんに説明して、梓ちゃんがお姉ちゃんに余計なことを喋ったから、私は今日学校休んだんだねー」
梓「う、うん。そうだねー…」
唯「う、憂」
憂「ん?何?」
バシン
憂「…」
唯「どう!?気持ちいいでしょ!気持ち良くなったらさ、なんとか許してほ」
ドゴーーーーーン!!!
唯「ひでぶっ!!!」
ボッカーーーーン!!!
梓「!!!?」
憂「プハー。もうお前の暴力じゃ気持ちよくならねぇよ…」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:52:01.35 ID:2BZEh2970 [24/48]
梓「う、憂!よく考えてみて!事の始まりは憂が唯先輩にぶってぶって言ってたことだよ!!」
唯「ゲホッ。そうだよ憂ー。だからさ、この件は私もあずにゃんも憂もみんなおあいこで解決ってことで…」
憂「…たとえ事の始まりが私だったとしても…」
スッ
グリグリ
梓「ぎゃあああああああああああああ!!」
唯「あっ!憂が火の付いたタバコをあずにゃんのほっぺに…!!」
憂「今の私のイライラは、止まりはしないんだよおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:52:52.20 ID:2BZEh2970 [25/48]
バキッ!!!
梓「ぐはっ!!」
ドス!
ボキ!
ガゴ!
梓「」
唯「あ、あずにゃーーーーん!!!」
憂「さて、次はお前だな」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 01:57:36.87 ID:2BZEh2970 [26/48]
唯「い、いつもの憂じゃないよ!い、いつもの憂に戻ってよーーー!!!」
憂「…お姉ちゃんも、昨日の夜はいつものお姉ちゃんじゃなかったよね。昨日の夜…私はどれだけいつものお姉ちゃんに戻ってほしいと思ったことか…」
唯「だから、そのことはゴメンって!!」
憂「今更遅いよ。お姉ちゃん。…昨日の夜の逆転だよ。お姉ちゃんの嫌がる顔見たいな~」ニコニコ
唯「ひ、ひいい!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 02:03:27.42 ID:2BZEh2970 [27/48]
翌日 学校
さわ子「あら…今日は軽音部5人ともお休み…何かあったのかしら」
2年教室
純「ぐぎっ!う、憂!首締めるの…やめてぇ…」
憂「純ちゃん。昨日の事、誰にも言ってないよねー」
純「うん…!言ってない言ってない!!!」
憂「じゃあこれからも昨日の事は誰にも言わないでね。約束だよ」
純「わかった!!!わかりました!!!」
憂「本当だね」スッ
純「はーーーー。はあ…はあ…」
憂「…今日はいい天気だなー。お姉ちゃん達も元気かなー」ニコニコ
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 02:07:20.27 ID:2BZEh2970 [28/48]
病院
梓「あ、皆さーん」
唯「みんなー。今日からよろしくねぇ」
律「おー。包帯まみれでいろいろあったみたいだなー。唯、梓」
澪「軽音部5人が病院送りなんてなー」
紬「なんか唯ちゃんと梓ちゃんを見てたら私たちは軽傷だったようね」
梓「そうですね…。私なんか骨折3か所です」
唯「ふふふー。私なんかもっと酷いよー。口じゃ言えないよー」
澪律紬「(この二人に何があったかが恐ろしくて聞けない…)」
唯「…どうしてこうなったんだろうなあ」
おわり
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/16(金) 02:07:51.57 ID:2BZEh2970 [29/48]
終盤グダグダ
読んでくれた人、ありがとうございました
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