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唯「あれ?今日りっちゃん1人?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:33:44.41 ID:llSPxs6uO [2/48]
律「おー。なんかみんな用事あるんだってさ」
唯「そうなんだ。りっちゃんは何してるの?」
律「6時から部長会議なんだけど、暑いからさ、クーラーのきいた部室で待ってよっかなって」
唯「ふーん。んー、じゃあ今日は練習できないねえ」
律「おー。なんかみんな用事あるんだってさ」
唯「そうなんだ。りっちゃんは何してるの?」
律「6時から部長会議なんだけど、暑いからさ、クーラーのきいた部室で待ってよっかなって」
唯「ふーん。んー、じゃあ今日は練習できないねえ」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:35:28.01 ID:llSPxs6uO [3/48]
律「そうだなー。んじゃ今日は休みって事で。唯も帰んな」
唯「えっ。それじゃー、りっちゃんが1人になっちゃうじゃん」
律「え?あー…」
唯「私も6時までいるよ」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:37:33.59 ID:llSPxs6uO
律「なんだよー。唯ちゅわん、やっさしー事言ってくれんじゃん」
唯「えへへ。いやー、だってりっちゃんって意外と寂しがり屋さんだからさー」
律「え?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:39:23.27 ID:llSPxs6uO
唯「誰か一緒にいてあげないと、ウサギみたいに死んじゃうでしょ」
律「いやいや」
唯「?」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:41:33.22 ID:llSPxs6uO
律「澪じゃねーんだから」
唯「りっちゃんは澪ちゃんより寂しがり屋でしょ?」
律「な」
唯「りっちゃんは澪ちゃんより寂しがり屋で、ムギちゃんより優しくて、あずにゃんより可愛いよ?」
律「は!?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:43:15.12 ID:llSPxs6uO
律「ちょっ…ちょっと待て、唯。まず…なんだ、ムギより…なんだって?」
唯「優しくてー」
律「優しくねーし!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:46:50.93 ID:llSPxs6uO
唯「えー、優しいよー。りっちゃんいっつも周りのみんなの事見てるじゃん」
律「ばっか。そんなんいちいち気にした事ねーって」
唯「んーん。そんな事無いよ。だって、今だって私が部室に入ったらすぐにクーラー消してくれたでしょ?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:47:44.34 ID:llSPxs6uO
律「…ん…まあ…」
唯「それって前に私がクーラーの風苦手って言ったからだよね」
律「いや…ま、そうだけどさ」
唯「暑いの大嫌いなのに、そういう事サラッとできちゃうのはさ…やっぱり優しいんだよ、りっちゃん」
律「んん…」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:49:09.34 ID:llSPxs6uO
唯「へへ。りっちゃん照れてる」
律「ばっ…唯がいきなり変な事言うからだろ!からかうなってー」
唯「からかってるわけじゃないよ?私ずっとりっちゃんに言わなきゃって思ってたんだー」
律「いいよ、もう。恥ずかしいって」
唯「ダメだよ!りっちゃん!」
律「近いって!顔!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:53:21.55 ID:llSPxs6uO
唯「こういう気持ちとかは恥ずかしくてもちゃんと伝えないと!親しき仲にも礼儀ありだよ!」
律「おーい、若干意味おかしいぞー」
唯「そっかな」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:56:28.16 ID:llSPxs6uO
律「ったく…。……そ、それにさ……さっきの、あ、梓よりも、さ…あの……」
唯「可愛い?」
律「ん……その…うん。…それは、礼儀とか関係無いだろ」
唯「だってりっちゃん可愛いよー?」
律「可愛くねーって!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:17:14.76 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃんあんまりお化粧してないでしょ?」
律「え?うん。ベースだけ。」
唯「それなのに、こんな可愛いんだよ?ずるいよ」
律「いやいや、だから唯…」
唯「目ぇおっきいし、肌ピカピカだし、髪だってツヤツヤだし」
律「そんなことねーって!」
唯「えー?」
律「んわっ!?なっ…!!ほっぺたなでるなぁっ!!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:18:07.67 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃんの顔あっついねえ」
律「ばっ…!ばかやろー!そっ、そういうのは梓とかにやれよな!!」
唯「んー…あずにゃんはねえ、私が抱きついたりすると、なんだかんだ言いながら空気読んじゃうんだよね」
律「どういうこと?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:20:21.71 ID:llSPxs6uO
唯「あずにゃんは頭良いから『こう言っておけば先輩は喜ぶし、この場は盛り上がるんだろうな』っていうのがわかるんだよ」
律「そ、そうなのか?」
唯「うん。『もうっ!やめてくださいってば!』ぐらいの本気で言ってるわけじゃない感じも可愛いんだけど」
唯「やっぱり私は、りっちゃんみたいに本当に照れちゃって何も言えない子のほうが好きなんだー」
律「好き…とか、おまえ……おまえ」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:39:22.22 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃん」
律「な、なんだよ」
唯「りっちゃんにも抱きついていい?」
律「はあ!?………あ、梓には、な、なんにも言わないで抱きついてんじゃんか」
唯「…じゃあ、いいの?」
律「ん…いいっていうか…」
唯「りっちゃん?」
律「んああ!!もう!いいよ!言わせんなぁ!恥ずかしい!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:44:21.19 ID:llSPxs6uO
唯「へへへ。そいじゃあ、いただきますっ!隊長!」
律「おうっ」
唯「んんーりっちゃーん」
律(うお、やさしっ。もっとバーッて来るかと思ったのに…)
律(…超いい匂いする)
律「唯、香水つけてる?」
唯「んー?つけてないよー?」
律「…あ、そ…」
律(唯の匂いか…)
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:50:50.15 ID:llSPxs6uO
唯「ずっとりっちゃんにも抱きつきたかったんだー」
律「…え…なに、我慢してたのか?」
唯「うん。みんながいる時だったら、りっちゃん照れちゃって変な空気になっちゃうかなって」
律「否定できない…」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:55:23.49 ID:llSPxs6uO
唯「だからね、今日部室のドア開けた時りっちゃんが1人でいるの見て、ラッキーって思ったんだ」
律「最初から狙ってたのかよ…」
唯「えへへ…ごめんね?嫌だった?もう暑い?」
律「ん……や、うーん、あつ…んー……も、もうちょっとならいいよ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:00:29.52 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃん、やっぱり可愛い」
律「だからもうそれはいいって」
唯「可愛いって思うのは私の勝手だよ?」
律「そうだけどさ」
唯「こういう時は、素直にありがとうって言ったほうが可愛いよ」
律「んー…」
唯「りっちゃん」
律「……」
唯「すごく可愛い」
律「…………ありがと……」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:08:49.07 ID:llSPxs6uO
律(ダメだ、顔熱い。ぼーっとしてきた)
律(唯…こんな大人っぽい顔してたっけ)
律(色白くて可愛いな、ドキドキする)
律(まつげ長いな……耳ちっちぇー)
律(口…唇ぷよぷよだ……さ、触ったら怒るかな…)
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:13:37.40 ID:llSPxs6uO
唯「くち…」
律「ぅえっ!?」
唯「りっちゃん口ちっちゃいねえ。いっぱい食べていっぱいしゃべってるのに」
律「いっつもいっぱい食べてんのはお前だろ」
唯「あはは…そだね。………ね、口、触ってもいい?」
律「…えっ……」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:23:34.15 ID:llSPxs6uO
律「………ん、いいけど」
唯「ほんと?…じゃ、触るね?」
律(………っっ!!…うわ…!唇って触られたらこんな気持ちいいのか!?)
律(こんな…ゾクゾクする……ああ…行ったり来たりしてる)
律(あ……唯の顔、赤い…。私の口でドキドキしてくれてんのかな…?)
律「ゅ……唯?」
唯「んー?」
律「…あの、さ、わ、私も…唯の、くっ…口なでてもいいか?」
唯「………うん…。…私も触ってほしいな」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:30:45.86 ID:llSPxs6uO
律「じゃっ、じゃあ、触るから」
唯「りっちゃん、指震えまくってるよ」
律「うっ…!うるせー!」
唯「緊張することないよ、ほら」
律「あっ……。……うわ、やらけ…」
唯「んふふ…ふしゅぶっふぁいよ」
律「あ…わりぃ」
唯「いいよ、謝んないで。……私も触るね」
律「…っっ。う…」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:39:49.33 ID:llSPxs6uO
律(あー……もう、なんだこれ…いろんな感覚が麻痺してる感じ)
律(指と口にしか神経通ってないみたい)
律(やばい……唯とこんな事しちゃってるのに…私、今幸せすぎる)
律(あっ……指、口ん中入れんなよぉ…!唾付いちゃうって!)
律(うわぁ……口の中まで気持ちいいよぉ…なんだよ、これ)
律(私、こんなに上アゴ敏感だったんだ…)
律(……どんどん、恥ずかしい自分が出ちゃってんな…やべえ……でも、やめてほしくない…)
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:46:38.62 ID:llSPxs6uO
唯「ね、りっちゃん」
律「ふ…う、ん?どした?」
唯「いい事思い付いちゃいました」
律「いい事?」
唯「口同士で触り合っちゃえばいいんだよ」
律「…?…………え、唯…それー、は、さぁ……それって…あの」
唯「うん。キス、しちゃってもいいかな?」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 18:00:04.73 ID:llSPxs6uO
律「きす」
唯「キス」
律「キス…って」
唯「結構…言うの勇気いるんだよ」
律「そそ、そうか。そうだよ、な。うん。………あ、でも、私」
唯「なーに?」
律「は、初めてなんだけど」
唯「良かったー!私も!私も初めて!」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 18:04:46.50 ID:llSPxs6uO
律「え、いいのか?」
唯「何が?」
律「その…初めてのさ、相手が私で」
唯「私から誘ったんだよ?」
律「そりゃまあそうだけど…」
唯「りっちゃんは私じゃ嫌?」
律「ん…………嫌、じゃ、ないよ…。唯なら、うん。私もしたい…かな」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 18:23:47.03 ID:llSPxs6uO
唯「えへへ」
律「…わ、笑うなよ。」
唯「違うよぉ、これはニヤけてるの」
律「よけい嫌だ!」
唯「りっちゃん」
律「……」
唯「私、りっちゃんの事好きかも」
律「っ!!ゆ…唯」
唯「へへ。まだ『かも』で、ごめんね?女の子同士だから、あんまりこういうのわかんないんだー」
律「うん…私も、わかんね。…………私も、唯の事好き…なの『かも』」
唯「うん…ありがと、りっちゃん。嬉しいよ」
律「うん…。……なあ、唯?そろそろ、さ…」
唯「んー?もー、りっちゃんは欲しがり屋さんだなー」
律「ほっ…!!………い…いいから、は、はやくしよーぜ?キ、キス」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 18:25:14.32 ID:llSPxs6uO
ごめん、携帯の電池きれそう
8時ぐらいに続き書きます
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 20:46:45.02 ID:llSPxs6uO
唯「緊張するね」
律「うん…」
唯「見られてると恥ずかしいから、目ぇ閉じてよ」
律「えー……あー…」
唯「?」
律「……見てちゃダメか?唯の、キスの時の顔…」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 20:59:03.13 ID:llSPxs6uO
唯「おおー、おぬしも物好きですなぁ。
……いいよー。私もりっちゃんの顔ちゃんと見ながらキスしたい」
律「うん…」
唯「……」
律「唯…」
律「…んっ」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 21:14:44.19 ID:llSPxs6uO
律(うわあああああああ………ほんとにキスしちゃってるよぉぉ…)
律(唯…。わー、私…心臓すげー音…)
律(お、思ってた以上に気持ちいいんだな、これ…。2人の口の境目が溶けて無くなっちゃったみたいだ…。ずっとこうしてたい…)
律(これ…この後どうしたらいいんだ?)
律(舌…とか、かな)
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 21:25:45.93 ID:llSPxs6uO
律(いやいや、でもさすがにそれはまだ、)
律(…っ!!…!?)
律(…ゆ、唯ぃぃぃ!!舌…舌が……………唯ぃぃぃ!!)
律(もー…ダメだ…。もう……やばいって、唯…。え、エロい気分になっちまうって…)
律(力入んねぇ…)
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 21:37:31.85 ID:llSPxs6uO
唯「…っぷぁ」
律「………は………はっ…!…はぁ…!」
唯「りっちゃん、鼻で息しなきゃ」
律「ゆ、唯に…鼻息か、かかっちゃうと、思って…」
唯「いいのに、そんなの。それに…」
律「……?…はぁ…」
唯「息荒くしてくれたほうが…興奮するもん」
律「!!……唯ぃ…」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 21:50:27.89 ID:llSPxs6uO
律「唯…」
唯「ん?もー、りっちゃん苦しいよー」
律「唯ぃ…私…」
唯「りっちゃん猫さんみたいだね。いい子いい子…」
律「ん……唯、もう1回しよ…」
唯「……やだ」
律「えっ…?」
唯「1回じゃやだ。今日はずーっとするから、ね?」
律「うん…」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:09:40.83 ID:llSPxs6uO
梓「話は聞かせてもらいましたー!!!!」バーン
唯律(びくっ)
梓「律先輩ずるいです!!」
律「な!?おま…あず……なん…なんなんだよ!!お前、帰って……え!?」
唯「………ちっ」
律「…え?」
梓「唯先輩どういう事ですか!!」
唯「うるせえよ、とりあえず黙れよゴキ」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:20:40.02 ID:llSPxs6uO
唯「おめえよ、1回やったぐらいで彼女面すんじゃねえよ。帰れ」
梓「なんでそんな事言うんですか!…悪い所があるなら直しますから!」
律「えっ。えっ、何」
唯「…空気読めや、まじでよ。帰れ。出てけ」
梓「ちょっ…!!ちょっと!!…ちゃんと説明してもらいますからね!!納得してませんからね!!」
ばたん
律「……」
唯「……」
律「……」
唯「…りっちゃ~ん♪」
律「いやいやいやいや」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:29:47.85 ID:llSPxs6uO
律「唯……今の…」
唯「あー…もう…くっそ、せっかくいい感じだったのに」
律「え、じゃあ…」
唯「梓とは……2年に上がってすぐ、ぐらいかな。ちょっと、そういう…関係になって」
律「…そう…だったんだ」
唯「私は遊びの延長だった。でも、梓はそうじゃなかった。あんまりしつこかったから突き放した。でも未だに梓は付き纏ってくる」
律「…はは、ぜ、全然…気付かなかった…なぁ…」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:38:55.04 ID:llSPxs6uO
唯「…軽蔑した?」
律「ん…いや、ま……うーん……びっくりした、かな…」
唯「ごめんね……気持ち悪い、よ、ね」
律「や、でも、唯は唯だし…あの、うん…」
唯「………」
律「……ごめん、やっぱ…ショックだわ…。はは…」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:46:52.98 ID:llSPxs6uO
律「あ、ごめん…ごめんな」
唯「……」
律「泣いたりしたら…迷惑だよな…」
唯「……」
律「ははっ…。…私…部長会議行くから……今日の事は忘れるから…安心しろよ、な」
唯「待って」
律「ちょっ…と…」
唯「……」
律「手、はなせよ…」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:54:55.20 ID:llSPxs6uO
唯「やだ。はなさない」
律「っ…会議…遅れるから、はなせって」
唯「部長会議なんか…いっつもサボってばっかじゃんか」
律「…やめろよ。もう、さ。信じられないんだって…」
唯「りっちゃん」
律「なんだよ」
唯「キスしていい?」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:03:54.29 ID:llSPxs6uO
律「…怒るぞ」
唯「梓の事は本当にもうなんにも無いよ。りっちゃんが信用できるできない関係なく、本当にもうただの過去だよ」
律「……」
唯「梓の事隠してたのは悪かったけど、今日りっちゃんに言った事は全部今の私の本音だよ。嘘じゃない」
律「……嘘だ」
唯「好きでもない人とあんな気持ちいいキスできないよ。りっちゃんも実際にしたからわかるでしょ?」
律「………うん…」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:10:13.18 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃん…」
律「あっ、やっぱ待って、ちが」
唯「ダメ、もう我慢できない」
律「ん、やだ!こんな気持ちで、やだって!」
唯「うるさい」
律「ひっ…!?」
唯「キス、するから。ね」
律「え……ん、は…はい」
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:19:24.98 ID:llSPxs6uO
紬「も、ももも、もう限界やぁぁぁーっ!!!!!」
唯律(びくっ)
紬「ここここれはもももう、21世紀最大のメロドラマですわぁぁぁ!!」
律「む…ムギ?」
紬「見て、見てめっちゃ鼻血出てもうた」
唯「あの…ムギちゃん…」
紬「うわwwwwwパンツめっちゃ濡れてるわwwwwww」
律「ムギぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:34:10.32 ID:llSPxs6uO
紬「ワイのエアペニスがビンビコビンでっせ!!!!ビンビコビン!!ビンビコビン!!」
律「うるせええええええ!!!!」
紬「やっべ、ちょ、あのさ、もっかいキスやってみてよ。近くで見たいわ」
唯「やらねーよ」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:45:17.76 ID:llSPxs6uO [47/48]
紬「見てちゃダメ?wwwww唯のキスの時のwww顔ww」
律「やっ…!やめろ!!」
紬「私もwwwりっちゃんのwwwwww顔見ながらwwキスwしたいwww」
唯「めっちゃ恥ずい」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:51:15.75 ID:llSPxs6uO [48/48]
紬「アレやで?あのー、ちゃうで?別にからかってるわけちゃうで?」
律「からかってんじゃねーか」
紬「ほんまに羨ましかってん。2人とも今までで1番可愛かったもん。あたしガチレズやし」
唯「それはそれで恥ずい。ほんで後半のカミングアウトはどう受け止めたらええねん」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/13(火) 00:03:40.69 ID:m85ZEat8O [1/21]
紬「まあまあ、ええやん。……あのさ、2人のさ、どっちでもええから、このビッシャビシャのジャングル探検に来えへん?」
律「広げんな!!」
唯「ほら」
律「指入れんな!!」
紬「OH…ヒロシフジオーカ…」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/13(火) 00:11:04.80 ID:m85ZEat8O [2/21]
唯「ほら…もう、はやくイってよね」
紬「あっ、ん、あ、はっ、あん、あっ、ん……っ…!!んあっ…っっ…!!ああああっ!!!」
どかーん
律「ムギが…!!」
唯「爆発、した…!!」
こうして、また1人地球上からガチレズが消滅したのである。
我々人類はこの事件を重く受け止め、そして二度と繰り返してはいけない。
唯と律、この2人の戦いはまだ始まったばかりだ
おわり
律「そうだなー。んじゃ今日は休みって事で。唯も帰んな」
唯「えっ。それじゃー、りっちゃんが1人になっちゃうじゃん」
律「え?あー…」
唯「私も6時までいるよ」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:37:33.59 ID:llSPxs6uO
律「なんだよー。唯ちゅわん、やっさしー事言ってくれんじゃん」
唯「えへへ。いやー、だってりっちゃんって意外と寂しがり屋さんだからさー」
律「え?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:39:23.27 ID:llSPxs6uO
唯「誰か一緒にいてあげないと、ウサギみたいに死んじゃうでしょ」
律「いやいや」
唯「?」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:41:33.22 ID:llSPxs6uO
律「澪じゃねーんだから」
唯「りっちゃんは澪ちゃんより寂しがり屋でしょ?」
律「な」
唯「りっちゃんは澪ちゃんより寂しがり屋で、ムギちゃんより優しくて、あずにゃんより可愛いよ?」
律「は!?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:43:15.12 ID:llSPxs6uO
律「ちょっ…ちょっと待て、唯。まず…なんだ、ムギより…なんだって?」
唯「優しくてー」
律「優しくねーし!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:46:50.93 ID:llSPxs6uO
唯「えー、優しいよー。りっちゃんいっつも周りのみんなの事見てるじゃん」
律「ばっか。そんなんいちいち気にした事ねーって」
唯「んーん。そんな事無いよ。だって、今だって私が部室に入ったらすぐにクーラー消してくれたでしょ?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:47:44.34 ID:llSPxs6uO
律「…ん…まあ…」
唯「それって前に私がクーラーの風苦手って言ったからだよね」
律「いや…ま、そうだけどさ」
唯「暑いの大嫌いなのに、そういう事サラッとできちゃうのはさ…やっぱり優しいんだよ、りっちゃん」
律「んん…」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:49:09.34 ID:llSPxs6uO
唯「へへ。りっちゃん照れてる」
律「ばっ…唯がいきなり変な事言うからだろ!からかうなってー」
唯「からかってるわけじゃないよ?私ずっとりっちゃんに言わなきゃって思ってたんだー」
律「いいよ、もう。恥ずかしいって」
唯「ダメだよ!りっちゃん!」
律「近いって!顔!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:53:21.55 ID:llSPxs6uO
唯「こういう気持ちとかは恥ずかしくてもちゃんと伝えないと!親しき仲にも礼儀ありだよ!」
律「おーい、若干意味おかしいぞー」
唯「そっかな」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 15:56:28.16 ID:llSPxs6uO
律「ったく…。……そ、それにさ……さっきの、あ、梓よりも、さ…あの……」
唯「可愛い?」
律「ん……その…うん。…それは、礼儀とか関係無いだろ」
唯「だってりっちゃん可愛いよー?」
律「可愛くねーって!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:17:14.76 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃんあんまりお化粧してないでしょ?」
律「え?うん。ベースだけ。」
唯「それなのに、こんな可愛いんだよ?ずるいよ」
律「いやいや、だから唯…」
唯「目ぇおっきいし、肌ピカピカだし、髪だってツヤツヤだし」
律「そんなことねーって!」
唯「えー?」
律「んわっ!?なっ…!!ほっぺたなでるなぁっ!!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:18:07.67 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃんの顔あっついねえ」
律「ばっ…!ばかやろー!そっ、そういうのは梓とかにやれよな!!」
唯「んー…あずにゃんはねえ、私が抱きついたりすると、なんだかんだ言いながら空気読んじゃうんだよね」
律「どういうこと?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:20:21.71 ID:llSPxs6uO
唯「あずにゃんは頭良いから『こう言っておけば先輩は喜ぶし、この場は盛り上がるんだろうな』っていうのがわかるんだよ」
律「そ、そうなのか?」
唯「うん。『もうっ!やめてくださいってば!』ぐらいの本気で言ってるわけじゃない感じも可愛いんだけど」
唯「やっぱり私は、りっちゃんみたいに本当に照れちゃって何も言えない子のほうが好きなんだー」
律「好き…とか、おまえ……おまえ」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:39:22.22 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃん」
律「な、なんだよ」
唯「りっちゃんにも抱きついていい?」
律「はあ!?………あ、梓には、な、なんにも言わないで抱きついてんじゃんか」
唯「…じゃあ、いいの?」
律「ん…いいっていうか…」
唯「りっちゃん?」
律「んああ!!もう!いいよ!言わせんなぁ!恥ずかしい!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:44:21.19 ID:llSPxs6uO
唯「へへへ。そいじゃあ、いただきますっ!隊長!」
律「おうっ」
唯「んんーりっちゃーん」
律(うお、やさしっ。もっとバーッて来るかと思ったのに…)
律(…超いい匂いする)
律「唯、香水つけてる?」
唯「んー?つけてないよー?」
律「…あ、そ…」
律(唯の匂いか…)
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:50:50.15 ID:llSPxs6uO
唯「ずっとりっちゃんにも抱きつきたかったんだー」
律「…え…なに、我慢してたのか?」
唯「うん。みんながいる時だったら、りっちゃん照れちゃって変な空気になっちゃうかなって」
律「否定できない…」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 16:55:23.49 ID:llSPxs6uO
唯「だからね、今日部室のドア開けた時りっちゃんが1人でいるの見て、ラッキーって思ったんだ」
律「最初から狙ってたのかよ…」
唯「えへへ…ごめんね?嫌だった?もう暑い?」
律「ん……や、うーん、あつ…んー……も、もうちょっとならいいよ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:00:29.52 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃん、やっぱり可愛い」
律「だからもうそれはいいって」
唯「可愛いって思うのは私の勝手だよ?」
律「そうだけどさ」
唯「こういう時は、素直にありがとうって言ったほうが可愛いよ」
律「んー…」
唯「りっちゃん」
律「……」
唯「すごく可愛い」
律「…………ありがと……」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:08:49.07 ID:llSPxs6uO
律(ダメだ、顔熱い。ぼーっとしてきた)
律(唯…こんな大人っぽい顔してたっけ)
律(色白くて可愛いな、ドキドキする)
律(まつげ長いな……耳ちっちぇー)
律(口…唇ぷよぷよだ……さ、触ったら怒るかな…)
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:13:37.40 ID:llSPxs6uO
唯「くち…」
律「ぅえっ!?」
唯「りっちゃん口ちっちゃいねえ。いっぱい食べていっぱいしゃべってるのに」
律「いっつもいっぱい食べてんのはお前だろ」
唯「あはは…そだね。………ね、口、触ってもいい?」
律「…えっ……」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:23:34.15 ID:llSPxs6uO
律「………ん、いいけど」
唯「ほんと?…じゃ、触るね?」
律(………っっ!!…うわ…!唇って触られたらこんな気持ちいいのか!?)
律(こんな…ゾクゾクする……ああ…行ったり来たりしてる)
律(あ……唯の顔、赤い…。私の口でドキドキしてくれてんのかな…?)
律「ゅ……唯?」
唯「んー?」
律「…あの、さ、わ、私も…唯の、くっ…口なでてもいいか?」
唯「………うん…。…私も触ってほしいな」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:30:45.86 ID:llSPxs6uO
律「じゃっ、じゃあ、触るから」
唯「りっちゃん、指震えまくってるよ」
律「うっ…!うるせー!」
唯「緊張することないよ、ほら」
律「あっ……。……うわ、やらけ…」
唯「んふふ…ふしゅぶっふぁいよ」
律「あ…わりぃ」
唯「いいよ、謝んないで。……私も触るね」
律「…っっ。う…」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:39:49.33 ID:llSPxs6uO
律(あー……もう、なんだこれ…いろんな感覚が麻痺してる感じ)
律(指と口にしか神経通ってないみたい)
律(やばい……唯とこんな事しちゃってるのに…私、今幸せすぎる)
律(あっ……指、口ん中入れんなよぉ…!唾付いちゃうって!)
律(うわぁ……口の中まで気持ちいいよぉ…なんだよ、これ)
律(私、こんなに上アゴ敏感だったんだ…)
律(……どんどん、恥ずかしい自分が出ちゃってんな…やべえ……でも、やめてほしくない…)
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 17:46:38.62 ID:llSPxs6uO
唯「ね、りっちゃん」
律「ふ…う、ん?どした?」
唯「いい事思い付いちゃいました」
律「いい事?」
唯「口同士で触り合っちゃえばいいんだよ」
律「…?…………え、唯…それー、は、さぁ……それって…あの」
唯「うん。キス、しちゃってもいいかな?」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 18:00:04.73 ID:llSPxs6uO
律「きす」
唯「キス」
律「キス…って」
唯「結構…言うの勇気いるんだよ」
律「そそ、そうか。そうだよ、な。うん。………あ、でも、私」
唯「なーに?」
律「は、初めてなんだけど」
唯「良かったー!私も!私も初めて!」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 18:04:46.50 ID:llSPxs6uO
律「え、いいのか?」
唯「何が?」
律「その…初めてのさ、相手が私で」
唯「私から誘ったんだよ?」
律「そりゃまあそうだけど…」
唯「りっちゃんは私じゃ嫌?」
律「ん…………嫌、じゃ、ないよ…。唯なら、うん。私もしたい…かな」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 18:23:47.03 ID:llSPxs6uO
唯「えへへ」
律「…わ、笑うなよ。」
唯「違うよぉ、これはニヤけてるの」
律「よけい嫌だ!」
唯「りっちゃん」
律「……」
唯「私、りっちゃんの事好きかも」
律「っ!!ゆ…唯」
唯「へへ。まだ『かも』で、ごめんね?女の子同士だから、あんまりこういうのわかんないんだー」
律「うん…私も、わかんね。…………私も、唯の事好き…なの『かも』」
唯「うん…ありがと、りっちゃん。嬉しいよ」
律「うん…。……なあ、唯?そろそろ、さ…」
唯「んー?もー、りっちゃんは欲しがり屋さんだなー」
律「ほっ…!!………い…いいから、は、はやくしよーぜ?キ、キス」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 18:25:14.32 ID:llSPxs6uO
ごめん、携帯の電池きれそう
8時ぐらいに続き書きます
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 20:46:45.02 ID:llSPxs6uO
唯「緊張するね」
律「うん…」
唯「見られてると恥ずかしいから、目ぇ閉じてよ」
律「えー……あー…」
唯「?」
律「……見てちゃダメか?唯の、キスの時の顔…」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 20:59:03.13 ID:llSPxs6uO
唯「おおー、おぬしも物好きですなぁ。
……いいよー。私もりっちゃんの顔ちゃんと見ながらキスしたい」
律「うん…」
唯「……」
律「唯…」
律「…んっ」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 21:14:44.19 ID:llSPxs6uO
律(うわあああああああ………ほんとにキスしちゃってるよぉぉ…)
律(唯…。わー、私…心臓すげー音…)
律(お、思ってた以上に気持ちいいんだな、これ…。2人の口の境目が溶けて無くなっちゃったみたいだ…。ずっとこうしてたい…)
律(これ…この後どうしたらいいんだ?)
律(舌…とか、かな)
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 21:25:45.93 ID:llSPxs6uO
律(いやいや、でもさすがにそれはまだ、)
律(…っ!!…!?)
律(…ゆ、唯ぃぃぃ!!舌…舌が……………唯ぃぃぃ!!)
律(もー…ダメだ…。もう……やばいって、唯…。え、エロい気分になっちまうって…)
律(力入んねぇ…)
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 21:37:31.85 ID:llSPxs6uO
唯「…っぷぁ」
律「………は………はっ…!…はぁ…!」
唯「りっちゃん、鼻で息しなきゃ」
律「ゆ、唯に…鼻息か、かかっちゃうと、思って…」
唯「いいのに、そんなの。それに…」
律「……?…はぁ…」
唯「息荒くしてくれたほうが…興奮するもん」
律「!!……唯ぃ…」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 21:50:27.89 ID:llSPxs6uO
律「唯…」
唯「ん?もー、りっちゃん苦しいよー」
律「唯ぃ…私…」
唯「りっちゃん猫さんみたいだね。いい子いい子…」
律「ん……唯、もう1回しよ…」
唯「……やだ」
律「えっ…?」
唯「1回じゃやだ。今日はずーっとするから、ね?」
律「うん…」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:09:40.83 ID:llSPxs6uO
梓「話は聞かせてもらいましたー!!!!」バーン
唯律(びくっ)
梓「律先輩ずるいです!!」
律「な!?おま…あず……なん…なんなんだよ!!お前、帰って……え!?」
唯「………ちっ」
律「…え?」
梓「唯先輩どういう事ですか!!」
唯「うるせえよ、とりあえず黙れよゴキ」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:20:40.02 ID:llSPxs6uO
唯「おめえよ、1回やったぐらいで彼女面すんじゃねえよ。帰れ」
梓「なんでそんな事言うんですか!…悪い所があるなら直しますから!」
律「えっ。えっ、何」
唯「…空気読めや、まじでよ。帰れ。出てけ」
梓「ちょっ…!!ちょっと!!…ちゃんと説明してもらいますからね!!納得してませんからね!!」
ばたん
律「……」
唯「……」
律「……」
唯「…りっちゃ~ん♪」
律「いやいやいやいや」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:29:47.85 ID:llSPxs6uO
律「唯……今の…」
唯「あー…もう…くっそ、せっかくいい感じだったのに」
律「え、じゃあ…」
唯「梓とは……2年に上がってすぐ、ぐらいかな。ちょっと、そういう…関係になって」
律「…そう…だったんだ」
唯「私は遊びの延長だった。でも、梓はそうじゃなかった。あんまりしつこかったから突き放した。でも未だに梓は付き纏ってくる」
律「…はは、ぜ、全然…気付かなかった…なぁ…」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:38:55.04 ID:llSPxs6uO
唯「…軽蔑した?」
律「ん…いや、ま……うーん……びっくりした、かな…」
唯「ごめんね……気持ち悪い、よ、ね」
律「や、でも、唯は唯だし…あの、うん…」
唯「………」
律「……ごめん、やっぱ…ショックだわ…。はは…」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:46:52.98 ID:llSPxs6uO
律「あ、ごめん…ごめんな」
唯「……」
律「泣いたりしたら…迷惑だよな…」
唯「……」
律「ははっ…。…私…部長会議行くから……今日の事は忘れるから…安心しろよ、な」
唯「待って」
律「ちょっ…と…」
唯「……」
律「手、はなせよ…」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 22:54:55.20 ID:llSPxs6uO
唯「やだ。はなさない」
律「っ…会議…遅れるから、はなせって」
唯「部長会議なんか…いっつもサボってばっかじゃんか」
律「…やめろよ。もう、さ。信じられないんだって…」
唯「りっちゃん」
律「なんだよ」
唯「キスしていい?」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:03:54.29 ID:llSPxs6uO
律「…怒るぞ」
唯「梓の事は本当にもうなんにも無いよ。りっちゃんが信用できるできない関係なく、本当にもうただの過去だよ」
律「……」
唯「梓の事隠してたのは悪かったけど、今日りっちゃんに言った事は全部今の私の本音だよ。嘘じゃない」
律「……嘘だ」
唯「好きでもない人とあんな気持ちいいキスできないよ。りっちゃんも実際にしたからわかるでしょ?」
律「………うん…」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:10:13.18 ID:llSPxs6uO
唯「りっちゃん…」
律「あっ、やっぱ待って、ちが」
唯「ダメ、もう我慢できない」
律「ん、やだ!こんな気持ちで、やだって!」
唯「うるさい」
律「ひっ…!?」
唯「キス、するから。ね」
律「え……ん、は…はい」
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:19:24.98 ID:llSPxs6uO
紬「も、ももも、もう限界やぁぁぁーっ!!!!!」
唯律(びくっ)
紬「ここここれはもももう、21世紀最大のメロドラマですわぁぁぁ!!」
律「む…ムギ?」
紬「見て、見てめっちゃ鼻血出てもうた」
唯「あの…ムギちゃん…」
紬「うわwwwwwパンツめっちゃ濡れてるわwwwwww」
律「ムギぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:34:10.32 ID:llSPxs6uO
紬「ワイのエアペニスがビンビコビンでっせ!!!!ビンビコビン!!ビンビコビン!!」
律「うるせええええええ!!!!」
紬「やっべ、ちょ、あのさ、もっかいキスやってみてよ。近くで見たいわ」
唯「やらねーよ」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:45:17.76 ID:llSPxs6uO [47/48]
紬「見てちゃダメ?wwwww唯のキスの時のwww顔ww」
律「やっ…!やめろ!!」
紬「私もwwwりっちゃんのwwwwww顔見ながらwwキスwしたいwww」
唯「めっちゃ恥ずい」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/12(月) 23:51:15.75 ID:llSPxs6uO [48/48]
紬「アレやで?あのー、ちゃうで?別にからかってるわけちゃうで?」
律「からかってんじゃねーか」
紬「ほんまに羨ましかってん。2人とも今までで1番可愛かったもん。あたしガチレズやし」
唯「それはそれで恥ずい。ほんで後半のカミングアウトはどう受け止めたらええねん」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/13(火) 00:03:40.69 ID:m85ZEat8O [1/21]
紬「まあまあ、ええやん。……あのさ、2人のさ、どっちでもええから、このビッシャビシャのジャングル探検に来えへん?」
律「広げんな!!」
唯「ほら」
律「指入れんな!!」
紬「OH…ヒロシフジオーカ…」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/13(火) 00:11:04.80 ID:m85ZEat8O [2/21]
唯「ほら…もう、はやくイってよね」
紬「あっ、ん、あ、はっ、あん、あっ、ん……っ…!!んあっ…っっ…!!ああああっ!!!」
どかーん
律「ムギが…!!」
唯「爆発、した…!!」
こうして、また1人地球上からガチレズが消滅したのである。
我々人類はこの事件を重く受け止め、そして二度と繰り返してはいけない。
唯と律、この2人の戦いはまだ始まったばかりだ
おわり
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