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上条 「あっ、理后からメールだ」 浜面 「……滝壺から?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 20:45:21.14 ID:aj2VpZKs0
浜面「おい、お前の携帯が鳴ってるぞ。」

上条「ん? あ、ほんとだな。・・・あっ、理后からメールだ。」

浜面「理后・・・? って言うと、滝壺か? 何でメアド知ってんだ? そもそも何で名前で呼んでんだ?」

上条「そんな連続で聞かれても上条さんは器用に答えられませんよ。優先順位が高い方から聞いてくれないか?」

浜面「じゃあ、どんな関係なんだよ。」

上条「あれ!? 質問が変わっておりませんか!? ・・・まぁ、いいか。友達だよ。」

浜面「友達ぃ?」

上条「友達。」

浜面「なんだ・・・危うく勘違いの大連鎖が起こるところだった。」

上条「そんな俺達は怪しい関係じゃねえよ。・・・・・・・・・」ニヤリ

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 20:53:50.18 ID:aj2VpZKs0
浜面「それで? 滝壺からは何てメールが来たんだ?」

上条「ん、明日遊べないかってメールだよ。・・・そんな怖い顔しないでもらえませんか、普通に遊ぶだけですよ?」

浜面「・・・・・・何もしないんだよな?」

上条「さぁ? 上条さんは保障できませんよ。」

浜面「殺す。」

上条「ぎゃああああああああああああ!!!! く、首!! 首がしま・・・冗談だ!! 今の冗談だから!!」

浜面「・・・・・・だよな。悪い、今日はもう帰るわ。最近滝壺の事ばっかり意識してるせいでこんなことを・・・」

上条「ゲホッ・・・気にしてねえよ。」

浜面「・・・・・・悪かったな。」

上条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・帰ったか。ははっ、上条さんは何も手を出さないと約束した訳じゃないですよ? あんな簡単に騙されて・・・」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:00:08.19 ID:aj2VpZKs0
美琴「当麻~友達は帰ったの?」

上条「ん、帰ったよ。何だ我慢できなくなって、風呂場から出てきたのか?」

美琴「だって・・・当麻はお昼から来た人と喋ってばかりで朝から来てた私に風呂場に隠れてろなんて言うから・・・」

上条「ああ、悪かったって。その分ちゃんと今から美琴が望む時間まで相手してやるから。」

美琴「・・・ほんと?」

上条「もちろんですよ、上条さんは美琴に対してだけは絶対に嘘を吐きませんよ?」

美琴「・・・」ウルッ

上条「え? な、何泣いてるんだよ!?」

美琴「だ、だって・・・当麻が私に優しくしてくれるんだもん・・・嬉しくて・・・あっ」

上条「彼氏なんだから、優しくするのが当然だろ? ほら、今の様に優しく抱きしめるのだって当然だ。」

美琴「当麻・・・」

上条「美琴・・・」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:10:59.89 ID:aj2VpZKs0
浜面「はぁ・・・どうしたんだろうな俺・・・滝壺の事が好きってのはわかってる。わかってる・・・でも、滝壺の友達の上条にもあんなに突っかかるなんてな・・・」

浜面「やっぱり、本当に滝壺の事が大好きになってるんだな・・・俺・・・。」

浜面「確か明日は滝壺は上条と遊ぶはずだし、今週・・・いや、明後日くらいに遊べるか聞いてみるか・・・?」

浜面「いやいや、そんないきなり誘っても受け入れられないだろ・・・くそーどうすりゃいいんだ・・・なぁ、滝壺・・・お前は俺の事をどう思ってるんだ・・・?」

黒子「ちょっとそこのあなた? こんな路地裏で独り言なんて呟いて何をやっているんですの?」

浜面「・・・・・・え?」

黒子「おや・・・? あなたの顔。見た事ありますの! 確か車上荒らしだと聞いておりますの!」

浜面「え? え?」

黒子「大人しくしなさい! ジャッジメントですの!」

浜面「・・・・・・何でバレてんだよ・・・クソ、上条・・・悪いけどお前の台詞貸してもらうぞ。・・・せーのっ、不幸だあああああああああああああああ!!!!」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:20:01.79 ID:aj2VpZKs0
上条「大丈夫か?」

美琴「うん・・・当麻にいっぱい愛をもらっちゃった///」

上条「そっか・・・って、もうこんな時間か、そろそろ門限だろ? 帰った方がいいんじゃないか?」

美琴「ううん、大丈夫。もしもの時は黒子に連絡入れておけば、何とか誤魔化してくれるだろうし・・・それにもっと当麻といたいし・・・///」

上条「・・・」チッ

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:21:48.85 ID:aj2VpZKs0
上条「それでも、やっぱり規則は守らないと駄目だ。上条さんはそんな子嫌いですよ?」

美琴「え、あ、ごめん。わかった、今日は帰るね・・・、あ、明日空いてる!? もし空いてたら今日みたいに朝から・・・」

上条「駄目だ。明日は青ピや土御門と遊ぶ約束してるから。」

美琴「え・・・? でも、明日は日曜日だし・・・恋人同士なんだから・・・」

上条「駄目だ。明日は絶対に外せないんだ。」

美琴「・・・・・・そっか・・・じゃあ、朝くらいは・・・?」

上条「駄目だ。」

美琴「・・・・・・・」グスッ

上条「ごめんな、わかってくれ。友達付き合いっていうのもあるからさ。」

美琴「・・・うん・・・わかってる・・・ごめんね、こんなしつこい彼女でさ・・・それじゃあ帰るね・・・? また後でメールするから。」

上条「ああ、わかった。それじゃあな。・・・・・・・・・やっと帰ったか。さーてと、五和に電話っと・・・」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:26:18.62 ID:aj2VpZKs0
初春「お花お花~♪」

固法「あぁ、匂い・・・」クンカクンカ

黒子「それで? 車上荒らしさんはあそこで何をなさっていたのですの?」

浜面「いや・・・あの・・・」

黒子「はっきりとおっしゃい! 黒子は殿方とお話してるお時間はないですの!」

浜面「じゃあ、連行しなくても・・・」

黒子「それはそれ。仕事は仕事ですの。」

浜面「・・・」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:30:19.15 ID:aj2VpZKs0
初春「もうきちゃいけませんよ~」

固法「ねぇ、本当に帰らせていいの?」

黒子「いいんですの! お姉さまからお迎え要求のメールが来ましたので、仕事なんて知らないですの!」

浜面「・・・」

固法「まぁ、いいか。私はガーデニングに忙しいし。」

初春「私も今から肥料を頭にまかないといけませんし。」

黒子「そういうわけで、今度見つけたら、確実に死刑ですの! せいぜいこの世の別れをご友人方に告げて回るのがよろしいですの!では!」

浜面「・・・」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:34:00.73 ID:aj2VpZKs0
上条「おい、五和・・・もう少し丁寧にできないのか?」

五和「す、すみません!! わ、私・・・その・・・あなたが初めてだったんですから・・・///」

上条「そんなのわかってる。俺が処女奪っちまったんだし。」

五和「・・・///」

上条「だからって、ちゃんとしないなんて言わないよな? ちゃんと口でしろよ。」

五和「は、はい・・・わかりました・・・///」

上条「(何か処女じゃないやつ相手にするの嫌になるな。まぁ、明日は理后を食えるだろうしいいかな。今は我慢我慢と)」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:54:58.29 ID:aj2VpZKs0
まぁ、いいや、続けてみる。変すぎたら、流石に言ってくれ。

 ー翌日ー

上条「おーい、理后ー!」

滝壺「あ、とうま。・・・待った?」

上条「うん。1時間くらいかな。」

滝壺「・・・えっ・・・ごめん。」

上条「許さない。・・・なーんてな。嘘だよ。俺も今さっき来たばかりだよ。ちょっと困った顔を見たかっただけですよ。」

滝壺「・・・とうま、怒るよ? 私は真剣にどうしようとおもったのに。」

上条「ごめんごめん。でも、困った顔・・・めちゃくちゃ可愛かったですよ?」

滝壺「・・・///」

上条「(ちょろすぎクソワロタwwこんなので誤魔化されるなよwww)」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:01:46.59 ID:aj2VpZKs0
上条「それじゃあ、そろそろ行こうぜ? どこか行きたい所とかあるか?」

滝壺「・・・んー・・・私は特にない。とうまが行きたい所に私も行きたい。」

上条「そっか。それじゃあ、ラブホでも行くかー」

滝壺「・・・うん。・・・っ!?」

上条「ん? あれ? 頷いたのに何で真っ赤になって突っ立ってるんだ?」

滝壺「・・・だって・・・そんな所に行こうとするなんて・・・///」

上条「(ふひひ、この反応からして処女だな。間違いない。浜面にとられたか心配したが、大丈夫そうだな。)」

上条「嘘だって、照れて可愛い理后の顔がさ・・・困った顔よりも特に見たかったんだよ。(イケメンAA略」

滝壺「・・・/// やめて恥ずかしい・・・」

上条「(ぶひひwwwwか~わいいねぇwwww)」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:09:11.41 ID:aj2VpZKs0
上条「それで俺がいつも行ってるファミレスに来た訳だけど、ここでよかったか? 集合時間を10時にしてたから、多分飯食べてないだろうし。」

滝壺「ん。丁度良かった。今日は私朝ごはん食べてないから。」

上条「あれ? そうなのか? 何で食べてないんだよ?」

滝壺「・・・女の子にそれを聞くのはNGだと思うよ。」

上条「NG? 何で?」

滝壺「・・・」

上条「(ヤベェなんだかよくわかんねえけど、空気がやべえ。さっさと切り替えないと・・・)」

上条「あ、そ、そうだ。朝飯食ってないんだから、余計に腹減ってるだろうし、さっさと飯食っちまおうぜ?」

滝壺「・・・わかった。まずはドリンクバーでジュースを入れてくる。」

上条「(チッ・・・好感度が恐らく下がってるな・・・どっかで挽回しないとやばいな。)」

イラッシャッセー

浜面「あー、腹減った。」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:11:44.69 ID:aj2VpZKs0
オキャクサマーオヒトリデスカー?ブヒヒwwww

浜面「・・・そうだ。」

ヘイヘイwwwンジャツイテキテクダサーイwwwwボッチチャンwwwww

浜面「・・・」

ゴユックリドゾーwwwww

浜面「早く飯食って帰るか・・・あ、まずはドリンクバーに行くか。」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:29:27.03 ID:aj2VpZKs0
浜面「さ~て、今日はなっににしよおっかな~、よし、今日は大人なイチゴミルクにちょっと子供ちっく・・・だけども、大人にも大人気なメロンサイダーでも加え・・・て・・・」

滝壺「・・・」

浜面「・・・」

滝壺「・・・」

浜面「(あー、多分上条とまずは腹ごしらえにここに来てんだろうなー・・・そして、運命の出会い。うふふ嬉しいなー)」

滝壺「・・・」

浜面「・・・あの」

滝壺「・・・ばいばい。」

浜面「・・・・・・・・・イチゴミルク×メロンサイダーが飲みたかっただけなのに」ブワッ

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:33:29.68 ID:aj2VpZKs0
上条「あれ?何で飲み物を入れずに帰ってきたんだ?」

滝壺「・・・・・・妙な趣味の人を見つけて、逃げてきた。」

上条「妙な趣味・・・?(もしかして、店内乱交でもやってんのか!? よ、よし。俺も後でドリンクバーに行って・・・うひゃひゃ)」

滝壺「・・・・・・・・・・はまづら・・・」

上条「(おっと、妄想が膨らみすぎて、何を呟いたか聞いてなかった。)ん? なんだって?」

滝壺「・・・・・・何でもない。・・・・・・・バカ。」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:38:25.60 ID:aj2VpZKs0
浜面「男には~♪ 泣きたい時くらいあるでしょ、当然よ~♪」

浜面「変な趣味が見つかるともさ~♪ 本音を言ったら嫌われるかもしれないさ~♪」ズズッ

浜面「それでも男には~♪ 女のために~♪ 立ち上がるべきなのさ~♪」グスン

浜面「そう、自分の大切な人をまも・・・守るた・・・め・・・・・・滝壺・・・」ブワッ

作詞:浜面

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:43:29.81 ID:aj2VpZKs0
上条「とりあえず、ドリンクバーを使わないんだったら、メニューから何か頼むか?」

滝壺「・・・うん。ちょっと今はドリンクバーに近づきたくない。」

上条「(お、やっぱり何かあったのか? 性的な何かだといいなぁ~・・・後でトイレに行くと見せかけて確認せねば。)」

上条「んじゃさ、何か適当に頼んでおいてくれないか? 俺は理后がドリンクバーに行ってる間に注文済ませたから。俺はトイレに行ってくるわ。」

滝壺「ん、わかった。」

上条「(よし、あ、焦るな・・・理后にバレない様に平静を・・・)うおおおおおおおおおおおおおおお!!!待っててくれよ!!!俺の肉便器ーーーー!!!!!」ドドドドド

滝壺「・・・? にくべんき? ってなんだろ。・・・まぁ、いっか。飲み物と何か頼もう。」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:48:52.46 ID:aj2VpZKs0
浜面「ぐく・・・滝壺・・・! 滝壺ぉ・・・!!」

スキルアウトA「ぐへへ、この子くぁわぁええぇ~。」

スキルアウトB「うっひょほぉぉう!! いいねいいね。貰っていこうぜ?」

??「や、やめてください!!」

浜面「たきつぼぉぉぉ・・・理后ぅぅぅぅ・・・!!!!」

??「あ、そ、そこの泣きながら走ってる人ー!! お願いします助けてくださキャッ!?」

浜面「・・・? 何だ? あ、女の子が襲われてる・・・。・・・ッ!? ま、待て・・・女の子・・・? ・・・・・・・・・・理后ーーーー!!!!!」

スキルアウトA「・・・おい、何だあの野郎。」

スキルアウトB「・・・さあ」

??「・・・・・・助け求める人間違えたかも。」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:53:05.25 ID:aj2VpZKs0
スキルアウトA「まぁ、いいか。あんなのほっといて俺らは俺らでこの子と楽しいことを・・・」

スキルアウトB「ま、待て!! あ、あの野郎、泣きながらこっちに全力疾走してくるぞ!!」

スキルアウトA「・・・は?」

浜面「理后を返せぇぇぇええええええええええ!!!!」

スキルアウトA「ぶっしゅらっしゅ!!」

スキルアウトB「スキルアウトAェェええええええ!!! テメェよく・・・も!?」

浜面「うああああああああああああああああああ!!!」

スキルアウトB「ああッふぅくぅん!!」

??「凄い・・・一人は単純に体当たりで気絶させて、もう一人は顔を殴って・・・ていうか、理后って誰?」

浜面「ハァ・・・ハァ・・・クソ・・・理后・・・」

??「あ、あの・・・ありがとうございます!!」

浜面「・・・え?」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 22:58:42.27 ID:aj2VpZKs0
佐天「私、佐天涙子と言います。あの・・・あなたは?」

浜面「・・・俺は浜面仕上だ。」

佐天「そっか。浜面・・・さんですか。・・・あのっ・・・助けてもらったお礼をしたいので、連絡先とか教えてもらえませんか・・・?」

浜面「へ? 別にお礼なんていいぞ。それよりも・・・くぅ・・・理后ぅ・・・」ボロボロ

佐天「(何だろう・・・この人突然人の名前だと思うけど、その名前を言うなり、ボロボロ泣き出した・・・でも、ちょっと可愛い・・・かも・・・///)」

佐天「お願いします!」ペコリ

浜面「・・・そんな頭まで下げられたら断れないよ。・・・ほら赤外線。」

佐天「あ、ありがとうございます!」パァァ

浜面「(理后ほどじゃないけど・・・可愛いな・・・)」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:02:31.72 ID:aj2VpZKs0
浜面「んじゃ、今日は俺はこれで~・・・」

佐天「あれ? どこ行っちゃうんですか? せっかくだから、この後少しどこかで遊びませんか?」

浜面「・・・(うわ、年下の子に誘われた・・・しかも女の子・・・で、でも、俺には理后がいる・・・悪いけど・・・)」

浜面「ごめん。急用があるから。」

佐天「そうですか・・・」シュン

浜面「(うッ・・・悪い気しか起こらねえ・・・で、でも仕方ないんだ・・・!!)」

浜面「そ、それじゃあ、ま、た・・・?」

佐天「はい、また今度遊びに行きましょう!」

浜面「・・・・・・多分な。」ダッ

佐天「・・・・・・・・・行っちゃったかぁー・・・ヘタれっぽいけど・・・かっこよかったなぁー・・・」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:12:38.67 ID:aj2VpZKs0
上条「クソッ!! 乱交パーリーは何処だ!! 早くしないと終わっちまうだろうが!!」

一方通行「うるっせえンだよ、三下がァ!! うちの可愛い打ち止めちゃンがご飯を安心して食えねえだろうが!!」

上条「ッゲ!? ア、一方通行!?」

一方通行「何だよ、お前かよ・・・チッ、それでもファミレス内で暴れた事は許さねェぜ?」

上条「ま、待ってくれ!! こ、この中でパーティーがあるはずなんだ!! それを探してるんだ・・・邪魔をするんだったら、もういっぺん戦う事になるぜ?」

一方通行「(なンだァ? 今日のこいつはやけに好戦的だな)ギャハハハハ!! 三下の分際で俺とやろうってンのかァ?」

上条「お前が俺の邪魔をするってんなら、相手になってやる。」

一方通行「おもしれェ!! 表へでなァ!! 本物の悪党ってのはなァ・・・一般人を巻き込まねえもンなンだよォ!!」

上条「・・・いいぜ。テメェが俺の邪魔をできるってんなら・・・まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:21:56.76 ID:aj2VpZKs0
一方通行「ケッ、言う様になったじゃねェか。もしも、テメェが負けたらなら・・・その時は覚悟しておけよォ?」ニヤリ

上条「テメェもな。もしも、テメェが負けたら、打ち止めよこせゴラァ」

一方通行「あァ!? 何で打ち止めがそこで出てくンだ!?」

上条「あいつの事がめちゃくちゃ気になるからだ。」

一方通行「・・・」

上条「・・・」

一方通行「・・・なるほどなァ!! ハハハァ!! 俺と同じ闇を抱えてるようだなァ!!」

上条「闇?」

一方通行「とぼけるなよ!! 俺と同じストライクゾーンを持った勇者だったンだな。OK、俺達が争う理由はなかった様だな。ファミレスに戻ろうぜ!!」

上条「・・・?」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:28:41.05 ID:aj2VpZKs0
滝壺「・・・・・・とうま、遅い。・・・・・・はまづら・・・はまづらだったら、直ぐに戻ってきてくれただろうなぁ・・・」

滝壺「・・・ッ!!」ブンブン

滝壺「・・・でも、はまづらはイチゴミルクにメロンサイダーを加える様な味覚のおかしい人・・・」

滝壺「・・・でも・・・私はそんな人にキス・・・しちゃったんだよね・・・」

滝壺「・・・・・・考えたら、どうして私はとうまと一緒にいるんだろう・・・とうまは既に20分も帰ってこないし・・・」

 ~その頃、上条~

上条「うへぇ・・・打ち止めの中すげぇ・・・締まりが半端ないぞ・・・」

一方通行「だろォ? これだから幼女好きはやめられないぜ、ヒャッハーーーー!!!」

打ち止め「な、何で五月蝿い人がいるからって怒りにいったあなたが帰ってきたと思ったら、いきなりミサカはこんな目に合ってるのかなぁ・・・ってミサカはミサカは・・・アッ・・・ン・・・」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:34:48.70 ID:aj2VpZKs0
浜面「ハァ・・・年下の子からメアドもらっちまった・・・俺は理后一筋のはずなのになぁ・・・」

浜面「多分、これは試練なんだろうな・・・あの佐天・・・さん? の誘惑に負けずにどれだけ理后を好きでいられるかという・・・」

浜面「うぅ・・・クッソォーーーー!!! 童貞の俺にあんな可愛い年下の子が寄ってきたら、下がギンギンにあるだろうが!!」

浜面「どうすりゃいいんだよ!! 俺は理后が世界の誰よりも好きだ!! でも・・・あんなにも真面目に感謝されたのも・・・」

黒子「こんにちわ~ですの。またまた路地裏で独り言に今度は壁に頭を何回も打ち付けて、器物損害ですの?」

浜面「・・・・・・あ。」

黒子「はぁ・・・あなたも懲りませんよねぇ・・・聞きましたわよ? アンチスキルの・・・黄泉川・・・さんでしたっけ、あのお方に14回も捕まったそうじゃないですの。」

浜面「・・・はあ」

黒子「まぁ、なんという危ない人ですの。早速逮捕ですの。」

浜面「・・・・・・ははッ・・・不幸だなぁ・・・」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:39:04.07 ID:aj2VpZKs0
黒子「は~い、一名様ご案内ですの~」

浜面「ご案内されますの~」

黒子「・・・・・・キモイですの。」

浜面「・・・」

初春「お花お花~♪ ・・・あれ? その人また捕まえてきたんですか?白井さん。」

黒子「えぇ。またしても奇行をしていたもので。」

美琴「お、黒子帰ってきたわね。」

黒子「・・・ッ!? お、お姉さま・・・わ、わたくしのためにわざわざこんな汚い所まで・・・」

固法「汚いのは、あなたの机周辺だけだと思うんだけどなぁ・・・」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:46:41.84 ID:aj2VpZKs0
黒子「お姉さまのご用件はわかりましたの。それにしても、今日は珍しくあの類人猿と一緒ではないのですね?」

美琴「まぁね。今日は当麻は友達と遊んでるそうだし・・・」

黒子「まあまあまあまあ!! お姉さまというものがありながら・・・!! あの類人猿・・・!!!!」

美琴「お、落ち着きなさい!! べ、別に私はいいのよ。1日くらい我慢しないと・・・ね。それよりも。」

美琴「この、イスの上で正座してるこの人は誰?」

浜面「初めまして、浜面仕上です。ただいま不幸真っ只中です・・・」

美琴「あ、はい。そうなんですか・・・って、あれ? あなたって当麻の友達?」

浜面「当麻?」

美琴「ほら、上条当麻!」

浜面「あ、あぁ~。そうだ、よく家にお邪魔してる。というか、よくわかったな?」

美琴「だって、あんたの声聞いたことが・・・あ、いや、何でもないわっ!」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:49:25.92 ID:aj2VpZKs0
浜面「・・・? まぁ、いいや。それにしても、そっかー。今言ってた事から察するに上条の彼女か何かか?」

浜面「(まぁ、本当に彼女だったら、理后と遊んでるのなんか結構問題だろうな・・・だから、違うだろ。)」

美琴「・・・/// う、うん。そう、当麻の彼女・・・です///」

浜面「・・・は? え? 本当に?」

美琴「え?」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 23:57:45.68 ID:aj2VpZKs0
浜面「(ま、待て・・・落ち着けよ・・・上条に彼女なんていたのか?
そして、彼女のいる上条は、この彼女の誘いを断って理后を優先した・・・。これは・・・)」

浜面「いやさ・・・今日上条の遊んでいる相手って誰か知ってるのか?」

美琴「え? 確か昨日青ピと土御門って言う人と遊ぶって言ってたわよ。」

浜面「(理后の名前を出していない・・・!? ま、まさか・・・浮気・・・?)」

浜面「(お、おちつけけけけ・・・滝壺が上条の浮気相手になっているというのか・・・?)」


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:00:59.05 ID:aj2VpZKs0 [39/39]
美琴「何よ? 何でそんな事を聞くの? もしかして、あんたも当麻と遊びたかった口なの?」

浜面「(・・・あの優しくて面白くて同じレベル0の上条が・・・浮気を・・・? いや、待て・・・
まだ、上条が浮気のために今日の遊ぶ相手の名前に理后を出さなかったという証拠は・・・いや。
そもそも、名前を出していない時点で、彼女に知られたくないからという心が見え見えだ。これは十分・・・。)」

浜面「なあ、今日上条が遊んでる相手さ・・・実はその二人じゃないんだよ。」

美琴「・・・え?」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:06:13.31 ID:+gketVzt0 [1/61]
浜面「実はさ、今日上条が会っているのは、滝壺理后と言って、俺の・・・世界で一番大好きな人だ。」

美琴「・・・え? ・・・え?」

浜面「そして、今見る態度からして、お前は上条からは理后と遊ぶと聞かされてないんだろ? っていうことは・・・わかるか?」

美琴「・・・」

五和「ま、待ってください!!」

浜面・美琴「ッ!?」

五和「あなたの言った事・・・本当なんですか!?」

美琴「ちょ、あんたどっから沸いて出てきたのよ!?」

五和「私は日常に同化するのが得意ですから、これくらい当然です。当麻の名前を口に出しているセンサーが反応したので、飛んできました。」

浜面「・・・」

五和「それで!! 一体!! どういう!! 事なんですか!!」

浜面「・・・顔近い。」

五和「知りません!! 早く説明を!!」

浜面「はいはい・・・」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:11:02.09 ID:+gketVzt0 [2/61]
~説明略~

五和「そ、そんな・・・」

浜面「というか、上条の彼女(自称)がこの場に2人いる時点で既に決定的じゃねえか・・・」

美琴「・・・」

五和「・・・」

浜面「・・・俺は理后を取り戻したい。あんたら2人はどうする?」

美琴・五和「・・・」

浜面「・・・頼む。協力してくれ、俺が上条から理后を取り戻すために・・・!!」

美琴・五和「・・・」

美琴「・・・わかったわ。」

浜面「・・・ッ!!」

五和「・・・いいですよ、私も協力します。あの人が・・・許せません。」

浜面「・・・あ、ありがとう!!」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:13:23.31 ID:+gketVzt0 [3/61]
浜面「ここだ。ここで滝壺を見たから、多分このファミレスの中に・・・上条はいる・・・!!」

美琴「・・・レールガンでファミレスごとぶっ飛ばしてしまおうかしら。」

五和「いえ、それだと民間人にも被害が出て、めんどうなので、説明はしませんが、私の力で日常に溶け込んで、あの人に近づきましょう。」

五和「その後にでも、あの人を・・・ふふふ」

浜面・美琴「(何この人怖い)」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:23:31.48 ID:+gketVzt0 [4/61]
上条「フヒヒヒヒヒwwwwwいいねいいねwww打ち止めに御坂妹達を呼んでもらって、ハーレムの中でやりまくる・・・!! 最高すぎるだろ!!」

御坂妹「あっ・・・あなたとこうして繋がることができる日が来るなんて・・・とミサカ10032号は幸せと恥ずかしさで顔を真っ赤にします。」

10039号「こ、こっちもお願いします・・・とミサカ10039号は上目遣いであなたを誘惑します。」

上条「おう、任せとけ!! うりゃりゃりゃりゃりゃー!! その処女膜をぶち殺す!!」

13577号「ま、待ってください!! ミサカを先に相手をしてください!! とミサカ13577号は必死にあなたに抱きつきます!」

上条「あ? 相手してほしいなら、それなりにおねだりの1つや2つくらいやれよ。」

19090号「ふ、13577号はやる事ばかりで駄目ですね・・・とミサカ19090号は13577号を鼻で笑います。私ならまずは気を引くためにこうします、とミサカ19090号はあなたの口にキスをして、必死におねだりをします。」

上条「あっ・・・か、可愛い・・・よし、お前も直ぐに相手してやるから、また開けでまっとけよぉぉおおおおおおおお!!!!これで4発目!!!!」

御坂妹「あ・・・ミ、ミサカの中にたくさん・・・とミサカ10032号はうっとりと余韻にひたります。」

一方通行「け、中学生なんて相手にしてらンねェぜ。おい、打ち止めェ・・・もう一発やるぞ。三下に負けてられっか!!」

打ち止め「え・・・ミサカはもう疲れたよ・・・とミサカはミサカはだらーんとしてみる。」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:35:38.33 ID:+gketVzt0 [5/61]
美琴「ちょっとあんた・・・!! 何やってんのよ!!」ビリビリ

上条「ん?」パシュン

美琴「なっ・・・こっちを見ずに右手で電撃を・・・!?」

浜面「・・・どけ、俺がやる。・・・っ!! ふん!!」

浜面は上条の元へと疾走するが、途中で一方通行が立ちはばかった。

一方通行「おおっとォ!! 俺と同じ闇を抱えた同士に攻撃なんてさせねえぜェ?」

浜面「ッチ!!」

浜面は構わず目の前の上条を庇うひ弱なもやしの様な奴をぶん殴って、さっさと上条をぶん殴ろうと考えていた。
しかし、

美琴「気をつけて!! そいつの能力はベクトル操作・・・つまり、あんたがそいつに攻撃すれば、反射されて、そのままあんたの拳のダメージがあんたに返ってくるわ!!」

浜面「な・・・に・・・!?」

浜面は美琴の助言を聞き、背筋に冷たい嫌な汗を噴出した。
そして、今更浜面は攻撃を中断する事ができない。
なぜならば、既に浜面の拳は一方通行目掛けて発射していたからだ。
そんな浜面を真横から迫ってくる影があった。
五和だ。
五和は浜面を突き飛ばして、なんとか一方通行から浜面を強引に距離をとらせる。

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:45:02.53 ID:+gketVzt0 [6/61]
浜面は五和のおかげでなんとか距離を稼ぐことができ、五和も直ぐに一方通行から距離をとっていた。

美琴「く、何でこいつがこんな所にいるのよ・・・!! しかも、何で毎回毎回敵側なのよ!!」

一方通行「仕方ねェじゃねえか。俺も一般人とは戦いたくねえ・・・けどな。俺は絶対に戦うと決めている奴がいる。そいつから喧嘩を売られれば無条件で買う事にしてンだよ」

一方通行「その1、悪党。その2、ロリをけなす奴。その3、俺と同じロリコンの奴を襲う奴だ。つまり、テメェらはその3に分類されるから俺に殺されとけェ!!」

一方通行は一方的に会話を終了させると、ベクトル操作によって一気にある人物との距離を詰める。
そう、その人物とは・・・五和だ。

一方通行「テメェは何をするか未知数の奴だァ!! だから、さっさと殺す!!」

五和「・・・ッ!?」

五和は反射的に海軍用戦上槍を構える。
が、一方通行はそれをすり抜ける様に、五和の真上へと飛び、五和の背後を取る。

一方通行「巨乳はくたばりやがれェえええええええええ!!」

そして、一方通行の右手が五和へと迫る。

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:46:57.78 ID:+gketVzt0 [7/61]
しかし、一方通行の右手が五和に触れられる事はなかった。
なぜならば











上条「おい。俺の女に手を出そうとするんじゃねえよ。」

上条当麻が一方通行の右手を掴み、五和を庇う形になっていたからだ。

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:51:42.53 ID:+gketVzt0 [8/61]
一方通行「・・・ハァ!?」

一方通行には上条の言葉の意味がわからなかった。
なぜ自分を狙った人間をこうして庇っているのか。
それが全くわからなかったからだ。

一方通行「テメェ・・・うちの可愛い可愛い打ち止めちゃンが気になるっつってただろうが!!

上条「ああ、もちろんだ。」

一方通行「それじゃあ、何でこの腐れ巨乳を庇ってンだ。」

上条「俺の女だからだ。」

一方通行「・・・」

上条「・・・」

一方通行「・・・OKー、OKー、OKよー。」

一方通行「テメェはあれだな。うちの可愛くて愛らしくて食べたくなっちゃう程にナイス幼女な打ち止めちゃンを裏切るって訳だな? よーしよし。」

上条「裏切るんじゃねえ!! みんな愛してんだよ!!」

一方通行「(・・・駄目だこいつ)」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 00:57:44.41 ID:+gketVzt0 [9/61]
一方通行「おい、お前。」

浜面「ん、何だ?」

一方通行「協力してやる。この三下をぶっ殺す手伝いを・・・な?」ニヤリ

浜面「いいのか?」

一方通行「おお、俺はロリ好きのやつなら、仲良くなれるが・・・ババア好きの奴なんて知らねえし。」

浜面「(こいつも十分駄目だな)わかった。ありがとう。」

上条「は? 何お前、バカなのか? どう考えたらそっち側につくんだよ、セロリくぅぅぅぅぅん?」

一方通行「」ピキピキ

上条「まぁ、いいわ。はい、人質。こっち側につけよ。セロリくんよぉ」

打ち止め「ひぃ・・・あ、一方通行・・・」

一方通行「うほぉ・・・脅迫されてビビってる打ち止めちゃンも可愛いなぁ・・・」

浜面・美琴・五和「(こいつ帰れよ・・・)」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:05:00.39 ID:+gketVzt0 [10/61]
上条「どうすんの? つかないなら、こいつ拉致ってやりまくるけど。」

一方通行「他人に犯されて泣きじゃくる打ち止め・・・」ハァハァ

打ち止め「そんなことはいいから、早く助けて一方通行!!」

一方通行「む、どうすりゃいいンだよ・・・泣きじゃくる打ち止めも見てェよ・・・」

浜面「いや、拉致されたら、見れないだろ。」

一方通行「・・・? ・・・・・・・・・ッ!? そういえば、そうじゃねえか!! くっそ三下がァ・・・俺を騙しやがったなァ・・・」

浜面「何に騙されたんだよ・・・」

一方通行「よし、三下ァ! テメェの望むもんはなんだよ? そっち側にはつけねえから、代わりにそれなりの要求ぐらいなら飲んでやんぜ?」

上条「ふふ、そうこなくっちゃな、一方通行! それじゃあ、今すぐここで脱げ。」

浜面・美琴・五和・打ち止め「・・・!?」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:07:17.57 ID:+gketVzt0 [11/61]
一方通行「・・・あ?」

上条「脱・げ・よ☆」

一方通行「何で俺なンだ」

上条「お前ってぶっちゃけ男か女かわからねえから、お前とやってもいいのかわかんねえんだよ!! だから、確認させろよ!!」

浜面「(え、何この展開。さっきまでバトルだったよな? 何でこうなってんの? てか、女だったら一方通行でもいいのかよ・・・うぇ・・・)」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:13:38.14 ID:+gketVzt0 [12/61]
ごめん、何かベクトルがおかしくなったんだけど
このまま続けちゃっていい?もし、あれなら途中からやり直すけど
書き溜めもせずにその場のノリで展開したら、こんなんなったんだけど

148 名前:んじゃ、続けるわww[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:23:45.12 ID:+gketVzt0 [13/61]
一方通行「く・・・」

上条「ほら、早くしろよ? 打ち止めちゃんがどうなってもいいのかにゃ~ん!」

一方通行「」ピキピキピキ

一方通行は眉間にしわを寄せ、コメカミ辺りをひくひくとさせているが、決して怒らずにただ少し諦めた様な顔をしてから、ベルトに手をやる。

一方通行「もしも、俺が脱いだら、打ち止めは助けてくれるのか?」

上条「あぁ、約束するわ。でも、女だったら・・・お前自身容赦しねえからな?」

上条の言葉に一方通行は1つ諦めた様なため息を吐くと、そのままベルトを外す。
ベルトの外すカチャカチャという音だけがファミレス店内に響く。
何故か周りの客の席からは堅唾を飲む音さえも聞こえてくる程に急にしんと静まり返っていた。

上条「(お、おぉぉぉぉ。遂に・・・遂に男女の秘密が・・・解き明かされるのか・・・!!)」

浜面「(・・・さっさと理后を探しに行きてぇ・・・)」

149 名前:んじゃ、続けるわww[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:27:31.82 ID:+gketVzt0 [14/61]
上条「(さあ・・・胸は貧乳・・・下が遂にパンツ一枚・・・やべ、勃起してきた。)」

上条「(・・・俺も脱ぐか。)」

上条は急に何か悟ったような顔をすると、自らも脱ぎ始めた。

浜面「・・・!? な、何で上条まで脱ぎ始めたんだ!?」

美琴・五和「・・・」

浜面「あ、女性二人が最早耐えられなくなって、失神しちまったぞ!! こ、この中にお医者様はいらっしゃいませんかー!!」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:31:11.13 ID:+gketVzt0 [15/61]
上条「一方通行・・・お前・・・体綺麗だな・・・」

一方通行「・・・///」

浜面「正に誰得。」

上条「・・・なぁ? 少しだけお前の体を触らせてくれないか・・・?」

一方通行「・・・恥ずかしいンだけどな・・・」

上条「いや、頼む。お前はまだ下着をきていて、下半身を見てないからわからないけど、もうそんな事はどうでもいい。触らせてくれ。」

一方通行「し、仕方ねェな・・・」

一方通行は上条の元へ歩み寄ると、上条は震えた手で一方通行へと手を伸ばす。

上条「あぁ・・・、悪いけど、目をつむってくれないか?」

一方通行「・・・・・・・・・///」

一方通行は目を閉じた。
そして、来るであろうものを待った。

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:34:33.45 ID:+gketVzt0 [16/61]

ガッゴォォン!!!!!

上条の拳が一方通行の顔面へと突き刺さった。

一方通行「ガッアァハァ!!」

上条の渾身の一撃を顔面で受け止めた一方通行は竹とんぼの様な勢いでぐるぐると回り、3m程ノーバウンドで吹き飛び、壁へと顔面から突っ込んだ。

上条「いーひっひっひっひっひwwwww嘘に決まってんじゃんwwwwバッカじゃねえのwwww」

浜面「・・・は?」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:37:51.83 ID:+gketVzt0 [17/61]
打ち止め「あ、一方通行ァァああああああああああああああああああああ!!!いやあああああああああああああああ!!!」

浜面「・・・なッ・・・」

上条「せいせいせいせいwwwちょっとちょっと浜面くんww何信じられないみたいな顔でボーっとしてるんだよ?」

浜面「だって、お前・・・」

上条「何? 本気で俺があんなセロリくんに何かすると思った? バッカじゃねえのwwだから、理后を俺にとられるんだよww」

浜面「お前・・・信じられねえよ・・・本当に人間なのか?」

上条「はぁ?wwwバカだねえ、俺が人間じゃなかったら何なんだよ? 神か? ああ、神だなww」

浜面「・・・」ブチ

155 名前:>>そもそも17巻の途中までしか読んでない俺にはわからん話だ[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:43:09.49 ID:+gketVzt0 [18/61]
浜面「上条おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

上条「うっせえってのwwそんな怒ってこっち走ってきても、こっちには人質が・・・」

御坂妹「大丈夫ですか、上位固体。とミサカ10032号はゲス条にバレない様にこっそりと救出した上位固体に問いかけます。」

打ち止め「うん・・・で、でも一方通行が・・・!!」

上条「ミサカあああああああああああああ!!てめえ何勝手に持っていってんだよぉ、あぁ!?」

御坂妹「私もあなたに反旗を翻しますとミサカ10032号は高らかに宣言します。」

上条「テメェふざけんなよマジで。お前みたいな出来損ないの気持ち悪い人形が調子に乗ってんじゃねえぞ!!」

浜面「お前はいつまでそうやっているつもりだ?」

上条「な、しまッ!!」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:50:01.30 ID:+gketVzt0 [19/61]
浜面は拳を思い切り横にふるい、上条の顔面を狙う。
だが、しかし

上条「あめえんだよ!! 相手の攻撃当てたかったら、最後まで無言で不意打ちくらいやれや!!」

上条は咄嗟に気づけたおかげで、何とか上体をめいいっぱい後ろへと逸らし、顔面狙いの攻撃をやり過ごす。

浜面「くそ、このッ!!」

浜面は追撃で回し蹴りをするが、これも難なく上条に避けられる。
そんな上条はげらげらと笑いながら

上条「おい? 主人公補正って知ってっか? 俺が主役から落ちない限りは負けましぇ~んwwww」

浜面「くそ!! 何で当たらねえんだよ!!」

浜面はヤケクソ気味に攻撃を連発するが、それでも上条には当たらない。
そして、遂に焦りと、攻撃が当たらない事による更なる怒りで、冷静さを失っていき、攻撃が単調なものへと変わっていく。
上条はそれを見抜き、ニヤニヤと笑いながら、言葉を投げかける。

上条「そういえばさー、理后ってさー本当に可愛いよなー

浜面「・・・ッ!?」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 01:57:22.07 ID:+gketVzt0 [20/61]
上条「少し可愛いとか誉めると、直ぐに顔を真っ赤にするしww見てて本当にムラムラするわww」

浜面「・・・黙れよ。」

上条「特に、理后ってよく見たら、あれ実は巨乳なんじゃないか? あれに挟んでもらいたいよなーww」

浜面「・・・黙れ・・・」

上条「更には処女だぜ? ありゃやりまくって、エロい事しか考えられない様にしたいよなww」

浜面「黙れって言ってるだろうがあああああああああああああ!!!!」

浜面は更に怒りに我を忘れ、猛攻を続ける。
しかし、その猛攻はとても単調なもので、上条は簡単に見切っては、避けていた。

浜面「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

浜面は獣の様な咆哮を上げて、攻撃を続けるが、上条には届かない。

上条「お前もううるせえよ、耳元で叫びやがって、寝てろよ。」

上条は浜面の大袈裟なストレートから飛んでくる拳を難なく避けると、浜面の顎をカウンターでぶん殴る。
上条の攻撃を受けた浜面は揺らぐ視界の中で地面へと倒れ伏せた。

上条「げひゃひゃひゃひゃひゃ!!! バカみたいにやられやがったぞww」

上条は既に倒れている浜面の顔面をひたすら踏み続ける。

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 02:01:42.10 ID:+gketVzt0 [21/61]
??「あー、やかましいわ~、五月蝿すぎて幼女と戯れる夢を見てたのに目が覚めちまったわー」

??「ほんとバカな笑い声よね。私はこんな男が好きになってたなんて笑い話にもならないわ。」

??「ええ、本当に私もこの人の事が好きだったなんて、信じられません。というか、この人の存在が信じられません。」

上条「・・・あぁ? ・・・テメェら目が覚めたのかよ。」

美琴「そりゃあんだけやかましく笑ってたら起きるわよ。」

五和「本当にバカなんですね。そして、覚悟はいいですか?」

一方通行「さ~て、第2ラウンドいっとくかァ?」

上条「・・・クズどもが」

浜面「・・・ごっふ・・・い、いや・・・お、お前が言うなよ。」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 02:09:55.18 ID:+gketVzt0 [22/61]
美琴「いっくわよ!!」

美琴は全身から電気を迸らせると、約1億ボルトの電撃を上条へと放つ。
それを上条は右手を避雷針の様に突き出して、電撃を打ち消す。
そうしているうちに、間合いを詰めた一方通行が右手を上条へと伸ばす。
伸ばされた右手を上条は1度バックステップで距離をあけて、近くにあった布切れを一方通行へと投げつける。

一方通行「クソが!! 目くらましのつもりかよォ!!」

一方通行は風のベクトルを操り、目の前の布切れを吹き飛ばす。
そして、視界良好になった前方へと視線をやると、そこには上条の姿はなかった。

一方通行「・・・ッ!?」

美琴「一方通行!! 伏せなさい!!」

一方通行は美琴の言うとおりに床に寝転ぶ様に勢いよく伏せる。
すると、その1秒後には美琴の180度展開された電撃が前方全てを攻撃する。

上条「ここだ!!」

美琴「なッ!?」

なんと上条は美琴の攻撃した前方にはおらずにいつの間にか美琴の背後をとっていた。

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 02:14:50.70 ID:+gketVzt0 [23/61]
上条は力を最大にまで込めた拳を美琴へと発射する。
美琴は電撃で迎撃しようかと考えたが、相手は上条だ。
どうせ攻撃しても、消されるのでは防御にはならない。
美琴は諦めて、なんとかダメージを最小限にする防御を考えていると

五和「美琴さん!!」

五和が美琴を突き飛ばして、上条の攻撃範囲から脱出する。

上条「クソがッ・・・影の薄いやつめ・・・」

上条は五和のことを目で捉えて、忌々しげに呟く。










姫神「呼んだ?」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 02:22:27.28 ID:+gketVzt0 [24/61]
一方通行「ヒャッハーーー!!」

一方通行は上条目掛けてロケットの様に飛んでいくが、これを上条は狭い道で道でも譲るように体を縦にして、何とかやりすごす。
そして、仕返しとばかりに通り過ぎる間際に右手でラリアットを一方通行に炸裂させる。

一方通行「ぐぶふぉ!!」

勢いよく突っ込んでいた分、上条のラリアットが異常な程にダメージを増やしてしまい、一方通行は微妙に呼吸ができずに苦しむ。
そんな一方通行を冷たい目で見下ろしていた上条の喉元へ海軍用戦上槍の切っ先を向ける。

五和「チェックメイトです。動かないでください。動けばあなたの喉を・・・ッ!?」

五和が話してる間に上条は既に動いており、五和の懐へ一瞬でもぐりこむと、五和の腹を思い切り蹴り飛ばす。

五和「があああああああ!!」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 02:29:21.96 ID:+gketVzt0 [25/61]
そして、上条の耳にはある音が聞こえた。
それはコインを弾く音だ。
見れば、美琴がコインを親指で弾き、レールガンを放つところだった。
上条はニヤっと笑うと、右手をそっと来るであろう軌道の場所へと手を向けた。
すると、美琴もそれに習い、ニヤっと笑う。
上条が疑問を抱いていると直ぐに答えはきた。
上条の背後から物凄い足音が聞こえるのだ。
顔をできる限り横へ向けて、そちらを横目で見ると

浜面「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

浜面仕上が上条へと突っ込んでいるところだった。
上条は即座に浜面を倒そうと思った。が、動けない。
なぜならば、後ろでは美琴がレールガンを狙っているからだ。
そこで上条は考えた。
レールガンを防ぐか浜面仕上の拳を防ぐか。
上条の答えはすぐに出た。
上条は美琴を真正面から見据えると、レールガンで来るであろう軌道を予測した。
そして、美琴がコインを弾くであろう瞬間に美琴は・・・コインをスルーした。

上条「んなッ!?」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 02:32:51.72 ID:+gketVzt0 [26/61]
美琴「バカね? レールガンなんて撃っちゃったら、後ろの熱血君があんたを殴れないでしょ?」

上条「そん・・・な・・・」

上条は恐る恐る振り返ろうと、背後を見ようとすると、浜面がすぐそこまで来ていた。

浜面「かみじょおおおおおおおおおおおおおおお!!」

浜面はめいいっぱい叫ぶと、今度こそ怒りと力を全力で込めた拳を上条へと放つ。
それはまるで上条の顔面に吸い寄せられる様に迫っていき、そして・・・直撃した。

ドッッグガァン!!

という音とともに、上条の体は地面に倒れた。

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 03:10:57.00 ID:+gketVzt0 [29/61]
浜面「ハァ・・・ハァ・・・倒したのか?」

美琴「・・・大丈夫、気を失ってるみたい。」

浜面「そっか・・・あ、二人は!?」

一方通行「」

五和「」

美琴「こっちも完全に気絶してるわね。目立った外傷もないし、とりあえずは大丈夫よ。」

浜面「はぁ~・・・そっか・・・あ、そうだ! 理后!!」

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 03:13:50.77 ID:+gketVzt0 [30/61]
美琴「あ、ちょっとあんた・・・行っちゃった・・・もう! 私1人でこの3人をなんとかしろっての!?」

上条「・・・」

美琴「・・・・・・このバカ・・・なんで私を裏切ったのよ・・・」グス

上条「・・・・・・」

美琴「うぅ・・・バカぁ・・・」

上条「・・・・・・・・・」ピク

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 03:20:58.05 ID:+gketVzt0 [31/61]
浜面「理后ー!! 理后何処だー!!!」

滝壺「・・・はまづら・・・」

浜面「・・・あ、り、理后・・・」

滝壺「・・・」

浜面「・・・」

滝壺「・・・」

浜面「・・・そ、その・・・助けに来た。事情はよくわかってないと思うけど・・・それでも助けに来た。俺の手を取ってくれないか?」

滝壺「・・・・・・・・・うん。・・・それと事情はわかってる。」

浜面「・・・え? 何で?」

滝壺「・・・別々のファミレス内の騒動ならともかく、あんな少し離れたところで起こった事件なら、事情は大体耳に入ってくる。」

浜面「えっと・・・それじゃあ、上条の事は・・・」

滝壺「わかってる。私も簡単に乗せられすぎたと思ってる。・・・正直、反省してる。」

浜面「・・・・・・・・・そっか。」

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 03:25:20.39 ID:+gketVzt0 [32/61]
滝壺「それと・・・」

浜面「ん?」

滝壺「私のことを・・・名前で呼んでくれるんだね。」

浜面「・・・あっ、こ、これは・・・その・・・」

滝壺「いいよ? 私もはまづらの事はしあげって呼ぶ。」

浜面「理后・・・」

滝壺「それじゃあ・・・ご飯頼んで良い?」

浜面「ご飯?」

滝壺「ご飯。今日はまだ何も食べてないから。」

浜面「そうなのか、わかった。それじゃあ、別のファミレスで食べようぜ。ここじゃちょっとな・・・」

滝壺「わかった。行こう。」

浜面「あ、待ってくれ。・・・俺と一緒に戦ってくれたやつらがいて、そいつらにお礼が言いたい。」

滝壺「・・・わかった。ファミレスの外で待ってるから。」

浜面「了解~」

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 03:28:33.02 ID:+gketVzt0 [33/61]
浜面「おーい、いる・・・か・・・」

美琴「」

浜面「な、何だよこれ・・・頭から血が・・・・・・・・・ッ!?」

上条「チッ、かわしたか。」

浜面「なっ!? 上条!! 気絶してたはずじゃ・・・」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 03:30:53.23 ID:+gketVzt0 [34/61]
上条「クソが、簡単にほいほい避けんじゃねえよ・・・俺だってぐらつく視界の中で頑張ってるんだから。」

浜面「お前の事情なんて知るかよ・・・! それよりも御坂に何をした?」

上条「これを背後から殴っただけだ。」

浜面「そ、それは灰皿・・・!? そんな物で女の子を殴ったのか!?」

208 名前:昨日寝ぼけて書いたせいで文変やし、少し修正する[] 投稿日:2010/07/09(金) 07:43:01.97 ID:+gketVzt0 [36/61]
上条「クソが、簡単にほいほい避けんじゃねえよ・・・上条さんはぐらつく視界の中で頑張ってるんですよ?。」

浜面「お前の事情なんて知るかよ・・・! それよりも御坂に何をした?」

上条「これで泣きっ面をぶん殴っただけですよ? 何も問題はない。」

浜面「なっ・・・灰皿・・・!? そんな物で女の子を殴ったのか!?」

上条「女の子だからなんでせうか? そんなの知りませんよwwふひひwww」

浜面「本当にゲスの極みだな」

上条「だから、なんでせうか? 上条さんはそんな事言われても今更ごめんなさいと汚い地面に這いつくばって謝ったりしません事よww」

浜面「仕方ねえな・・・」

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 07:48:50.71 ID:+gketVzt0 [37/61]
上条「あ?」

浜面「俺はお前の事・・・本当に友達だと思ってたんだぜ? 一緒に飯食いに行ったり、一緒に遊んで笑ったりしてさ・・・
お前の事だから、最初は何かあってこんな風になってると思った。
だけど、違うんだよな。
理后に手を出そうとか考えてるんじゃないかと考えた瞬間に俺はお前が許せない存在になった。
こんな節操なしで何股もかけて、扱いは最悪・・・そんな奴に理后を任せられるかよ!!」

上条「へぇ~、そんな思惑があったんですか~。上条さん全くもって知りませんでしたよ^^」

浜面「・・・お前は本当に今からでも自首する気はないのか?」

上条「え? 自首? 何で? 俺何か悪い事したか?」

浜面「・・・ッ!!」

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 13:54:10.76 ID:+gketVzt0 [38/61]
上条「はぁ・・・大体さ、お前って本当にバカなんだよな。」

浜面「・・・は?」

上条「大体、お前理后の事が好きなら、何でさっさと行動に移さねえんだよ。遊びにでもいいから誘えばいいじゃねえか。」

上条「お前はいっつも俺の家に来たら、理后のことで相談ばかりで行動に移そうともしねえ。そんな奴は自分の好きな人を持ってかれても仕方ねえだろ?」

上条「理后は絶対にお前の事が好きだ。それでも、お前が相手しないから、今みたいに俺の方へ走っちまったんだろ?」

上条「なぁ、浜面? お前は俺を殴る権利が・・・俺を責める権利があるのか? お前が理后の事を誰よりも想っているのは知ってる。」

上条「だけどな・・・その想いも相手に伝えないと意味ねえだろうが・・・!!」

浜面「・・・!!」

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 13:56:45.61 ID:+gketVzt0 [39/61]
上条「考えろよ。」

浜面「・・・?」

上条「このままだとお前は俺に理后を奪われるんだぜ? そうならないためにはどうすればいいのか。」

上条「今俺を責めて、さっさとアンチスキルに引き渡したりなんてしてる場合じゃねえだろ?」

上条「お前が今やらないといけない事ってのは何なんだよ!!」

浜面「・・・俺は・・・」

上条「いけよ。早く理后の所へ行って、お前の今まで想い全部ぶつけてこいよ!!」

浜面「上条・・・わかった、行ってくる。後は任せていいか?」

上条「ああ、行って来い。」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 14:00:40.56 ID:+gketVzt0 [40/61]
上条「・・・ふぅ・・・行ったか・・・危ねえ危ねえ理后の事は諦める事になるが、これで浜面にアンチスキルへ引き渡される事はないな・・・」

美琴「ほんとね~、あくまで『浜面』にはだけどね?」

上条「・・・・・・へ?」

一方通行「よォ、ヒィーロォー? 説教すれば何でもかんでも解決すると思ったのかァァ??」

上条「・・・」

五和「まずは手始めに槍で串刺しにしてもいいですか?」

上条「・・・・・・・・・不幸だ・・・」

美琴・一方通行・五和「お前が言うなああああああああああああ!!!!」

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 14:07:44.13 ID:+gketVzt0 [41/61]
浜面「ハァ・・・!! ハァ・・・!! 理后ー!! 何処だ!!」

滝壺「・・・ん、ここにいるよ。どうしたのはまづら?」

浜面「・・・・・・あの・・・さ? えっと・・・」

滝壺「・・・?」

浜面「理后、聞いてくれ・・・じ、実は・・・俺はずっとお前の事が大好きだったんだ!! 頼む、付き合ってくれ!!」ガバッ

滝壺「・・・・・・・・・・・・やだ。」

浜面「・・・・・・・・・・・・・・え?」

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 14:16:13.69 ID:+gketVzt0 [42/61]
滝壺「・・・」

浜面「・・・な、なん・・・で・・・?」

滝壺「はまづらは散々私の事を放置して、かみじょうと遊んでた。」

浜面「あ・・・いや・・・それは・・・べ、別に放置してた訳じゃ・・・」

滝壺「駄目。言い訳は聞かない。」

浜面「そんな・・・」

滝壺「・・・・・・・・・だから・・・








今まで放置した分の埋め合わせをするまで、付き合ってあげない。」

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 14:18:23.41 ID:+gketVzt0 [43/61]
浜面「・・・え? そ、それって・・・?」

滝壺「・・・」

浜面「・・・あ・・」

滝壺「・・・早速今日から埋め合わせ。早く遊びにいこ。」

浜面「・・・・・・ああ、もちろんだ!!」

~完~

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 14:18:57.73 ID:+gketVzt0 [44/61]
あまりにゲス条さんが人気過ぎて、その人気をぶち殺したくなった。
後悔はしてない。

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 14:23:34.30 ID:+gketVzt0 [45/61]
というか、SS書くのが初めてで、お粗末過ぎた。
だって、スレの立て方も知らないから、書けないしね。

コメント

御坂さん八月十九日に滝壺に会ったことアルよな?
あと浜面たしか元スキルアウトリーダーだったような…

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