2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

魔法使い「この武器そんなに重くないよ?」 後日談?

魔法使い「この武器そんなに重くないよ?」
後日談?
530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 20:27:13.19 ID:ma+wGsz90 [45/54]
少女「やあっ!」ズドン

勇者「あれ、その武器って……」

魔法使い「そ、ボクのお古だよ」

勇者「なんか、将来が見える気がするな……」

魔法使い「ボクみたいに強い女の子に……」

勇者「魔法使いみたいな絶壁に……」ゴシュ

少女「あ……ごめんなさい、お父さん」

536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 20:42:22.25 ID:ma+wGsz90 [46/54]
火山王「こいつは驚いたな……予想外の組み合わせだ」

魔王「……ふん」

火山王「しかし、魔王が幼児好きとはな、知らなかったぞ」

魔王「貴様に言われとう無いわ!」


僧侶「……何の、話?」

氷幼女「バカのバカ談義じゃ、気にするでない」

541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 20:49:52.36 ID:ma+wGsz90 [47/54]
ピギャー  ピギャー

森林王「……最近、魔物が静かだ」

森林王「……旅の者なども、めっきりおらん」

森林王「……たまに来るのは、むさ苦しい男ばかり」

森林王「……あいつらに、ついていけばよかった」ハァ

550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 21:23:09.68 ID:ma+wGsz90 [49/54]
魔法使い「ねぇ、勇者。もし、ボクが死んじゃったらどうする?」

勇者「なんだよ、唐突に」

魔法使い「だってさー、勇者は死なないけどボクはいつか死んじゃうでしょ?」

勇者「……そん時は…………俺も死んでやろうか?」

魔法使い「えー、いいよー……ボクのことを、忘れないでいてくれたらそれでいい」

勇者「……忘れねぇよ、絶対。忘れろって言われても、忘れてやらん」ぎゅ

魔法使い「えへへ……ありがと……勇者、大好き」ぎゅ



魔王「ふん……見てられんな」

僧侶「……ほんと」

氷幼女「見てるこっちが恥ずかしくなるぞよ……」

火山王「ふん、お盛んなこったな」

少女(どこから来たんだろ……?)

554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 21:35:31.93 ID:ma+wGsz90 [50/54]
鎧騎士「魔王様に任されたこの城!誰も通すわけにはいかぬ!」

僧侶「……どうも」

鎧騎士「む、貴様は……あの時は本当にすまなかったな」

僧侶「……気にしてない」

鎧騎士「しかし、魔王様の后に無礼を……」

僧侶「……后?」

魔王「……鎧騎士、ちょっとこい」ズルズル

鎧騎士「ま、魔王様っ!?も、もうしわけ……アッー」

562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 22:05:01.98 ID:ma+wGsz90 [51/54]
ピギャー  ピギャー
森林王「……暇、だな」

魔物「ギャギャギャギィ」

森林王「……お前ら、何か俺を楽しませろ」

魔物「ギャギャイ!?ギャギャ……」クネ クネ

森林王「いや、そんなムリしなくていい……俺が悪かった」


終わり

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)