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上条「俺がパートナー?」ティオ「そういうこと」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/04(日) 20:23:36.17 ID:y+TwFG7GO [1/12]
ティオ「だから私が王様になるのを手伝いなさい」

上条「どうやったらその魔界の王様になれるんだ?」

ティオ「私以外に99人魔物の子がこの人間界に来てるの」

ティオ「そいつらの魔本を燃やせばいいのよ」

上条「で、これがその魔本か・・・」

上条「第一の呪文・・・」

ティオ「あ、まっ

『サイス』

シュボン

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/04(日) 20:33:29.06 ID:y+TwFG7GO [2/12]
上条「へ?」

シュウゥ・・・

ティオ「ゴメンナサイ」

ティオ「って、何で私が謝るのよ!」

ティオ「勝手に読んだあんたが悪いんだからね!」

上条「ベランダが・・・」

――――――――――――――――

黒子「で、この子は?」

ガッシュ「我が名はガッシュ・ベル。魔物の子なのだ!」

御坂「魔物の子らしいわ」

黒子「ガッシュ君ですわね?」

ガッシュ「ウヌ」

黒子「御両親はどちらに?」

ガッシュ「魔界なのだ」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/04(日) 20:38:11.65 ID:y+TwFG7GO [3/12]
御坂「私もさっき聞いたけど同じ返答だったわ」

黒子「困りましたわね・・・」

御坂「もしかして外人さんじゃないの?」

ガッシュ「魔界から来たのだ」

黒子「・・・」

御坂「・・・その本は?」

ガッシュ「これは魔本なのだ。オヌシ、この本読めるか?」

御坂「どれ、ちょっと読んでみるわね」

御坂「??・・・やっぱりどこか違う国の・・・!!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/04(日) 20:44:56.13 ID:y+TwFG7GO [4/12]
黒子「お姉様、どうかされましたの!?」

御坂「ここ・・・この部分だけ読める・・・」

黒子「??わたくしには全く読めませんが・・・」

御坂「第一の呪文『ザケル』」

ボン!

黒子「お姉様!!!」

シュゥ・・・

御坂「な、何!?この子口から電撃出したわよ!」


ガッシュ「今のが術なのだ。オヌシ直撃したが大丈夫か?」

御坂「私は電気系の攻撃が効かないのよ」

ガッシュ「うぬぅ・・・オヌシが味方で良かったのだ」
黒子「これは能力とは違いますの?」

ガッシュ「能力?多分同じ様なものなのだ!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/04(日) 20:50:12.67 ID:y+TwFG7GO [5/12]
御坂「でも魔界って・・・」


ガッシュ「全員で100人の魔物が人間界に来てるのだ」

ガッシュ「そのみんなを倒したら魔界の新王なのだ!」

黒子「話が壮大過ぎて・・・」

御坂「でも、楽しそう!!」

ガッシュ「そういえばオヌシらの名前はなんなのだ?」

御坂「私は御坂美琴よ」

黒子「白井黒子ですの」

ガッシュ「ウヌ、美琴に黒子だな!」

ガッシュ「御坂、オヌシは私のパートナーなのだ。よろしく頼むぞ!」

御坂「暇だから手伝っあげるわよ!」

黒子「大変なことにならなければいいんですの・・・」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/04(日) 22:42:37.31 ID:y+TwFG7GO [11/12]
今書き溜めしてるけどまた今度立てるや


という事で、別人ver

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:14:33.14 ID:CHrg5AsgO [1/18]
そいつは突然やってきた・・・
バリィィィン
バッサバッサ

ガッシュ「上条当麻はオヤツだな?」

バッサバッサ

ガッシュ「鷹殿、感謝するー」

イン「なになに!?

ガッシュ「さて、オヌシが当麻だな?」

イン「なにがおこったのー?」

上条「ぁ・・・」

ガッシュ「?どうしたのだ?」


上条「ベランダが・・・」

ガッシュ「うぬぅ・・・スマヌ」

~説教2時間~

ガッシュ「スマヌ、スマヌノダ、ユルシテクレナノダ」

イン「zzz」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:16:10.02 ID:CHrg5AsgO [2/18]
上条「確か・・・ガッシュか。お前は何の為に俺のところに来たんだ?」

イン「ガッシュ?ガッシュっていうの?」

ガッシュ「う、うぬ!魔界の王を決める闘いなのだ」

ガッシュ「今人間界には100人の魔物が来てるのだ」

ガッシュ「それぞれが人間と組んでおる。当麻、この本の文字が読めるか?」

上条「どれ、上条さんはおつむが良くないからぜんっぜん・・・ん?」

上条「読める・・・この部分だけ読める!!」

ガッシュ「やはり、おぬしが私のパートナーなのだ!」

ガッシュ「よろしくなのだ当麻!」

上条「また大変なことに・・・」

イン「スルーなんだよ」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:17:33.86 ID:CHrg5AsgO [3/18]
―――――――昼間――――――――――――

ガッシュ「のぅ、当麻。遊びに行ってもよいか?」

上条「あぁ、だけど危ないことはするなよ。あとお金のかかる所へは行くな」

ガッシュ「ケチなのだー」

イン「ガッシュガッシュ、私も行っていい?」

ガッシュ「うぬ、二人の方が楽しいのだ!」

イン「じゃあ行こ!!私が案内するんだよ!」ダッ

ガッシュ「インデックス待つのだー!」ダッ

上条「やれやれ、上条さんは課題がたっぷりだから行きませんよ」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:19:24.80 ID:CHrg5AsgO [4/18]

イン「それでね~ここが小学校って場所なんだよ」

ガッシュ「学校は魔界にもあったのだ」

イン「魔界に関しては面倒だからスルーなんだよ」


「この学校・・・」

「あぁ、今夜・・・」

「そうさ今日で嫌な思い出とはサヨナラだ」

「うん。今夜、学校を壊す!!」

「あぁ、このエリート魔物の力でな・・・!」


イン「い、今魔物って・・・それに学校を壊すって」

ガッシュ「うぬ!あれは魔物なのだ」

イン「じゃあ、あの大きいのはパートナー?」

ガッシュ「そうみたいなのだ・・・」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:21:16.44 ID:CHrg5AsgO [5/18]
ガッシュ「インデックス。私はあやつらを探って来る!」

ガッシュ「インデックスは当麻にこのことを知らせるのだ!」

イン「わ、わかったんだよ!面倒なことはスルーなんだよ」ダッ


~~~~~~~~~~~~夕方、公園~~~~~~

エシュロス「進一、いじめのある学校はあってはならないんだ。いいな?」

進一「あぁ、だから僕は今夜学校を壊すんだ、自分の意思で・・・」
エシュロス「それでいい。ママも喜んでるぞ!」

エシュロス「そうだ、飲み物でも買ってくるよ」タッ



エシュロス「そうやってお前は俺の成長の為に働けばいいんだ・・・ククッ」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:22:24.52 ID:CHrg5AsgO [6/18]
ガッシュ「許せぬ・・・許せぬのだっ!・・・」


~~~~~~~~~~~夜、学校~~~~~~~~~~

エシュロス「おや、はるばる北海道から来たかいがあったぜ」

エシュロス「こんな時に魔物に会うとはな」

ガッシュ「学校は壊させぬ!」


エシュロス「なにを言うかと思ったら・・・魔物が一人きりでなに言ってやがる」

エシュロス「進一!呪文だ!!」

進一「で、でもあの子悪い魔物じゃなさそうだよ!」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:25:24.14 ID:CHrg5AsgO [7/18]
エシュロス「そんなことは関係ねぇ!俺達の計画を邪魔するやつは敵だ!!」

エシュロス「ママのお願いを叶えるんだろ!!」

『立派な大人になるのよ・・・』


進一「ま、ママ・・・」


上条「何がお願いを叶えるだ!!」

ガッシュ「当麻!!」

進一・エシュロス「!!」

上条「お前のママは学校を壊してくれって願ったのかよ!!」

エシュロス「惑わされるな!!あいつらは悪者だ!呪文を唱えろ!!」

進一「ぼ、僕は・・・ママが天国で心配しないような大人になるんだ!!」

進一「グランダム!!」
グバン

154 名前:一つ抜けてたよ[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:28:52.19 ID:CHrg5AsgO [8/18]
イン「当麻ー当麻ー大変大変!!魔物らしいよ」

上条「ついにか・・・どこだその魔物は?」


イン「今夜、小学校を壊すって言ってたよ!」

イン「でもでも今小学校行ったらまだいるかも!」

上条「やられる前にやるってことか」

イン「どうする?当麻!」

上条「決まってんだろ・・・!!」

イン「ガッシュが先に行ってるよ!いってらっしゃい!」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:38:05.86 ID:CHrg5AsgO [9/18]
上条「ある程度は自力で避けてくれ!」

上条「いざとなったら術でアシストする!だから・・・」

上条「あいつをぶん殴るつもりで突っ込めぇえ!!」

ガッシュ「ぅぉおおおおっ!!」
ドドドドド

進一「ど、どっちを攻撃すれば!?」

エシュロス「人間に決まってんだろ!!」

進一「グランセン!!」

ズドォォォン

ボンッ

エシュロス「な・・・人間の右手に当たったら弾けた!?」

上条「ザケル!」

バゴン

進一「クレイシル!」

ビシィィッ!

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:44:40.92 ID:CHrg5AsgO [10/18]
進一(も、もうこんな近くに・・・!)

エシュロス「進一ぃ!呪文を早く!!」

進一「グランバオ!!」

ドバンッ

「「ぐぁあああっ」」

エシュロス「やったか!?」

上条「まだだ・・・まだまだ・・・」


ガッシュ「うぬぅ・・・!!」

進一「な、なんで・・・なんであの二人は立ち上がれるの・・・?」

進一「人間なのに・・・あの爆発を受けても・・・」

ガッシュ「ぅぉおおおおっ!!」

エシュロス「進一!」

進一「く、グランカルゴ!!」

ズガガガ

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:50:57.32 ID:CHrg5AsgO [11/18]
上条「ザケル!!」

バヂバヂィッ

「「ぐぁあああっ」」
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――
――――――――

僕は強くなりたかった

エシュロスと、この魔本で強くなれると思ってた

ママが心配しないように強く・・・

「・・・オヌシ!!」

ガッシュ「オヌシ!目を覚ますのだ!!」

進一「はっ!」

ガッシュ「もうこのような闘いは止めるのだ!」

エシュロス「このクソガキ!!」ガシッ

ガッシュ「ぬあっ!」

エシュロス「進一!ママを喜ばせる為だぞ!?学校を壊してくれ安心させるんだろ!?」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 00:57:48.09 ID:CHrg5AsgO [12/18]
エシュロス「お前は俺の言うことだけ聞いてりゃいいんだ!!」

エシュロス「そうすりゃママも喜ぶんだ!!」

エシュロス「お前みたいなバカは何も考える必要ねぇんだよ!!!!」

上条「てめぇもう喋るな・・・」

ドガッ

エシュロス「んがぁっ!!」

上条「学校を壊せばママが喜ぶ!?学校を壊せば強くなれる!?バカ言ってんじゃねぇ!!」

上条「てめぇ!自分がどれだけ酷いことしてるか分かってんのか!?」

上条「こいつの純粋な母親への思いを踏みにじったんだ!!」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 01:03:18.63 ID:CHrg5AsgO [13/18]
上条「てめぇが自分の為だけに人の心を利用するってんなら・・・その幻想をぶち殺す!!」


上条「お前もあんな野郎の本なんか捨てちまえ!」


ママ、分かったよ・・・

この人たちの姿が・・・ママの言ってた強い姿なんだね・・・

進一「君たち・・・ありがとう」


進一「でも、本は渡せない・・・」

エシュロス「は、ハハ・・・それでいいんだ!お前は俺の言うことだけ・・・

進一「黙れぇえええ!!」

ビクッ
エシュロス「な・・・」

進一「これからはお前が僕の言うことを聞くんだ・・・」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 01:09:03.97 ID:CHrg5AsgO [14/18]
進一「さぁ、攻撃するよ・・・」

エシュロス「お、おい・・・進一・・・」

進一「向こうを向くんだ・・・」

進一「早く!!」

ビクッ

進一「グランセン!!」

ドンドン

上条「さっきよりデカイ!?」


上条「ガッシュ!俺が右手で防ぐ!!」

ガッシュ「う、うぬ!」

バンッバンッ

上条「くっ、数が多過ぎる!・・・」

ドガッ

ガッシュ「ぐぁああっ!」

上条「ガッシュ!!」

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 01:10:23.22 ID:CHrg5AsgO [15/18]
ガッシュ「だ、大丈夫なのだ!!」

ガッシュ「何故だ・・・何故あの者は闘いを止めぬ!?」

上条「わからん!だが負けるわけには行かない!!」

上条「勝てないなんて思うなよ!!絶対にあいつを食い止める!!」

ガッシュ「うぬぅ!!」

上条「ザケル!!」


やっぱり君達は強い
自分の意思をちゃんと持って、その強い思いを信じ、実行し続ける・・・

でも・・・怖いけど・・・僕は君達に勝ちたい!

強い君達を倒して強い人間になるんだ!!

進一「グランバイソン!!!」

ドギャァァン

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 01:12:50.99 ID:CHrg5AsgO [16/18]

ゴッ!!!!


ゴシャァアアン!!


上条「クッ!俺達の方が押され・・・

!!

上条(俺の本があんな所に・・・)


上条「くっそぉおおおお!!」ダッ

ドン

上条(俺達の負け・・・!?)

エシュロス「よくやった!進一、とどめを・・・」

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 01:15:26.17 ID:CHrg5AsgO [17/18]
スッ

進一「ありがとう。僕はこの本を捨てるよ・・・」

エシュロス「な・・・進一、お前何を!?」

進一「お前は僕を騙した悪いやつだ。だから悪いやつの本を捨てる」

進一「これが僕の意思だから!!」
――――――――――――――――――――
翌日

ガッシュ「これが進一の母上のお墓かの」

進一「いろいろゴメンね・・・迷惑かけて・・・」

上条「いいさ。理由を聞いたら納得した」

ガッシュ「うぬ。進一の母上殿!」

ガッシュ「オヌシの子、進一は強気者であるぞ!」


おわり

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/06(火) 01:18:21.15 ID:CHrg5AsgO [18/18]
やっぱり清麿とかわらんな

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