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御坂妹「ミサカは誠実な対応を望みますと上条当麻に要求します」ニコッ
上条「その髪、綺麗だな…」その後、等々の御坂妹メインですの
116 名前:結構飲まされたので寝たらごめんなさい[] 投稿日:2010/02/19(金) 20:56:35.35 ID:hoghbRJnP
上条(あいつ、御坂と同じ姿でああいうことするから…健全な高校生の上条さんは…)
上条(だめだだめだ…まだアイツは…なんだぞ…)
上条(でも御坂より……素直な分可愛いよな)
チラッ
御坂妹「?」チラッ
上条「!?」ドキッ
上条「…」
上条(落ち着け落ち着け……)ドキドキ
上条(アイツは無自覚なだけだ、子供と一緒なんだ…)
チラッ
上条(あぁ、やって猫を可愛がってるところみると……普通の女の子…いや…)
………
……
…
上条「御坂妹、俺は今日補習で学校いくけど、どうする?」
118 名前:エロ期待はいないとおもいますけど[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:12:47.66 ID:hoghbRJnP
御坂妹「…?」
上条「お前はこの後どうするんだ?」
御坂妹「ミサカは…」
猫「にゃ~ん?」
スフィンクス「うにゃぁ?」
御坂妹「…」チラッ
上条「わかったわかった、インデックス用の合鍵あるから、いてもいいぞ」
御坂妹「その…」
上条「猫が気になるんだろ?帰るとき鍵しめて郵便受けにいれていってくれればいいから」
御坂妹「ミサカはその御好意に甘えてもよろしいのですか?」
上条「別に気にしないでもいいぞ、どうせ俺1人しか居ない部屋だし、ただし、部屋だけは荒らさないでくれよ」
御坂妹「荒らさない?」
上条「あ、まぁ気にしないでくれ……とりあえず朝飯を…」
御坂妹「朝飯?朝食のことですねとミサカは確認します」
上条「そうだけど、お前も食うか?」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:19:37.17 ID:hoghbRJnP
上条「お前は料理はできるのか?」
御坂妹「ミサカにはあらゆるレシピが知識としてつめこまれています」
上条「じゃ、目玉焼き頼めるか?」
御坂妹「ミサカにお任せください」
………
……
…
プスプス
上条「えっとこの黒い物体はなんなのでしょうか?」
御坂妹「おかしいですね、とミサカは首を傾げます」
上条「…知識はあっても経験はないのね」
御坂妹「それをどうしてとミサカは上条当麻の洞察力にびっくりします」
上条「……」
御坂妹「どうかしましたか?」
上条「まぁ、お前はすわっとけよ…」
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:28:57.31 ID:hoghbRJnP
上条「お前にも意外な欠点があるんだな」
御坂妹「ミサカは欠点だとはおもっていません」
御坂妹「そもそも、加工して食べるという工程にミサカは必要性を感じません」
上条「……人類が火を手にしてからの文化を否定しますか」
猫「にゃぁ~ん」
スフィンクス「にゃぁ~」
御坂妹「…」ジー
上条「体調も回復したみたいだし、そこにある猫の餌でも食わせればいいとおもうぞ」
御坂妹「ミサカには……」
上条「大丈夫だって、お前が微弱な磁場を形成していたって、気持ちは通じるから…」
御坂妹「そういうものなのですか?とミサカは…」
スリスリ
スフィンクス「にゃぁ~」
猫「にゃぁ~」
上条「こいつらは気にしてないみたいだぞ?」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:37:51.87 ID:hoghbRJnP
上条「それじゃ、帰るときは戸締りよろしくな」
御坂妹「了解しましたとミサカは返答します」
スフィンクス「にゃぁ?」
上条「でかけてくるな、こいつに迷惑かけるなよ」
スフィンクス「にゃ!」
上条「それじゃ」
ガチャッ
バタンッ
御坂妹「…これからどうしましょうか、とミサカは悩みます」
猫「にゃぁ?」
………
……
…
上条「結局1人になったと思えば、2人か…」
上条「インデックスより手間がかからないからいいけど…」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:43:45.76 ID:hoghbRJnP
猫「にゃぁ?」
スフィンクス「にゃぁにゃぁ!」
御坂妹「…」ジー
猫「うにゃ!」
スフィンクス「にゃ!にゃ!」
ウニャ、ゴロゴロ
御坂妹「…」ジー
猫「みゃぁ~」
スフィンクス「みゃぁみゃぁ?」
御坂妹「…」ジー
猫「うにゃみゃぁ!」
スフィンクス「うにゃうにゃ!」
御坂妹「にゃー」
猫「にゃぁ?」ペロペロ
御坂妹「に、にゃぁ…///」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:49:48.31 ID:hoghbRJnP
御坂妹「うにゃうにゃ!」
スフィンクス「にゃ!」コクンッ
猫「にゃぁにゃ!」コクンッ
御坂妹「ふにゃぁ!」ピョーン
スフィンクス「にゃお~」ピョーン
猫「にゃ、にゃぁ~ん」ピョーン
ドタトタ
御坂妹「にゃにゃ!」
スフィンクス「にゃにゃにゃ!」
猫「にゃにゃにゃにゃ!」
ドタドタ
ガチャッ
上条「ただいま、あれまだいるのか?」
テクテク
御坂妹「にゃ、にゃ!にゃ!!」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:54:03.58 ID:hoghbRJnP
上条「え?御坂妹、何してるんだ?」
スフィンクス「にゃぉ~ん」ピョーン
猫「ふにゃ~ん」ピョーン
御坂「…にゃ、にゃぁ~ん///」ピョーン
ガシ、ガシッ、ヒシッ
上条「な、なんだ…!?」
スフィンクス「うにゃ~ん」ペロペロ
上条「うわ、くすぐったいぞ」
猫「みゃおーん」ペロペロ
上条「ちょ、ちょっと舐めるなって」
御坂妹「にゃ、にゃおー」ペロペロ
上条「え?ちょっとちょっと///」
御坂妹「みゃお~ん」ペロペロ
上条「御坂妹、ちょっとまてまて」
御坂妹「!?」
133 名前:激しく眠いのです[] 投稿日:2010/02/19(金) 22:03:24.11 ID:hoghbRJnP
上条「ちょっとお前までなにやってるんだ///」
御坂妹「どうして、上条当麻がここにと、ミサカは驚いてききます」
上条「補習おわってかえってきたら、お前たちが駈けずりまわってたから…」
御坂妹「その…」
上条「オマケにみんなで飛びついてきて顔舐められるとは…///」
………
……
…
上条「それでどうする?この猫もってかえるのか?」
御坂妹「ミサカは…飼う事ができません…」
上条「うーん、困ったな」
御坂妹「…」
上条「仕方ない、うちで面倒見るか」
御坂妹「!?」
上条「スフィンクスとも仲良くやってるし、まぁいいだろう」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 22:12:10.46 ID:hoghbRJnP
上条「そのかわり」
御坂妹「?」
上条「面倒みてやってくれよ?こいつらお前になついてるみたいだし」
スフィンクス「ゴロゴロ」スリスリ
猫「うにゃ~」スリスル
御坂妹「あっ…」
上条「さっき、渡した合鍵あるよな?」
御坂妹「これでしょうか?とミサカ確認をとします」チャラッ
上条「それ暫くお前に預けるから、いつでも好きなときにきていいぞ」
御坂妹「本当でしょうか?とミサカは半信半疑にききます」
上条「うちで猫を飼ってもいいから、出来る限り面倒は自分でみてくれってことだよ。無理ならこっちで面倒見るけど」
御坂妹「ミサカは猫をかってもいいのですか?」
上条「ちゃんと世話しろよ?今インデックスいないし、昼間世話してくれる人いないんだし」
御坂妹「も、もちろんです!とミサカは自分の決意を力強く表現します」
上条「それじゃきまりな、こいつらの面倒は御坂妹がみる、俺は場所を提供する餌も準備する」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 23:31:50.07 ID:hoghbRJnP
キーボードに倒れこむようにねてました
寝落ちです
今日は早めにねます、ごめんなさい…
165 名前:変な時間ですが起きたので再開[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:26:24.90 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「ミサカはありがとうございますと感謝の気持ちを述べます」
上条「それで…お前は帰るんだよな…?」
御坂妹「帰る?」
上条「研究施設に」
御坂妹「ミサカはやはり帰るべきなのでしょうかと少々不安そうにたずねます」
上条「え?」
御坂妹「絶対能力者の実験が凍結された時点でミサカの行動の指示がありません」
上条「あ…」
御坂妹「そういうことですので、ミサカもこの部屋のベッドの下のスペースでもクローゼットでもいいので」
御坂妹「この猫達の近くに置いてもらえると、ミサカはうれしいといいます」
上条「えっとそれはつまり……」ゴクリッ
御坂妹「ミサカの現在の希望は、この猫達の面倒をミサカが見ることだけです」
上条「うちで寝泊りする?」
御坂妹「ご迷惑でなければ…とミサカは遠慮しつつ頼んでいます」
上条「とはいってもな……」チラッ
168 名前:普段5,6時間睡眠でなれてるもので…[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:34:28.85 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「着替え?あぁ、昨夜の事をいっているのですねとミサカは確認します」
上条「そういうこと、うちには基本的にインデックスが寝るときに着てた俺のシャツとか男物ばっかりだったし」
上条「まぁその手のものは我慢できるならいいんだけど…」
御坂妹「下着ですか?ミサカはなくてもいいと昨夜もいいましたが…」
上条「だめだ!だめだ!うちで寝泊りするなら最低限度その辺りをきちっとしてくれないと」
上条「上条さんも男の子なんですから、かなりこまるのです!」
御坂妹「下着がないと困る?ミサカはどういうことか理解できません」
御坂妹「ベッドの下のこのような雑誌には…」ドサッ
上条「ちょっ!!!」
御坂妹「このように全裸の女性の写真が、沢山掲載されており、ミサカはこういうのが貴方の好みなのかとおもっています」
上条「その///」
御坂妹「まぁ家主の方がそういうのでしたら、ミサカは従いますが」
上条「そうしてもらえると助かります///」
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:42:37.49 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「本当に下着を身につけたほうがいいのですね?とミサカは最終確認をします」
上条「そうしてくれないと俺がどうにかなっちゃいます///」カァァ
御坂妹「そうですか…残念ですとミサカはつぶやきます」
上条「なにが残念なんですか!///」
御坂妹「これが貴方の好みなら、ミサカは貴方にこの前の恩もこれからの恩も返せるのにと…」
上条「お、俺はそういうことでの見返りを求めたりはしないぞ…」
御坂妹「やはり貴方は変わった人なのですねとミサカは少々うれしい気分になります」
上条「変わった人間といわれて嬉しがられても、こっちはどう反応すればいいか複雑な気持ちに…」
御坂妹「ミサカの表現がおかしかったですか?」
上条「まぁいいんだけど……よく言われてるし…」
御坂妹「ミサカ達、妹達は皆上条当麻に感謝し、好意をいだいていますよとミサカは補足説明をします」
上条「なっ…!?」
御坂妹「この表現でよかったでしょうかとミサカは…」
上条「そ、そう直球でいわれると…てれるというか…嬉しいというか…///」
御坂妹「いちいち注文が多いのですねとミサカは少々呆れ気味です」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:48:43.70 ID:B7kjwxVqP
上条(まぁこいつらの好意というのは親しみとか友好的って意味なんだろうけど…この真面目な顔でいわれると……)チラッ
御坂妹「?」
上条「流石にな…///」
御坂妹「では、着替えだけ調達してきますので、ミサカは猫達のことを貴方に暫く託します」
上条「わかった」
御坂妹「いってきます、とミサカははじめて出発の挨拶の言葉を発します」
ガチャッ、バタンッ
上条「ふぅ……インデックスがいなくなって1人と1匹の生活と思ったら…」
スフィンクス「にゃぁ?」
猫「にゃぁ!」
上条「1人と2匹になり……さらに2人と2匹と……」
上条「とにかく……本の隠し場所…かえないと///」
ガサゴソ
上条「どこなら大丈夫かな…」
ガサゴソ
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:55:58.03 ID:B7kjwxVqP
-その日の夜-
上条「で、これから一緒に生活するうえでの事だけど」
御坂妹「ミサカはちゃんと下着を身につける、しっかり服を着る」
上条「そこまではokだ」
御坂妹「ほかには何かありますか?とミサカはこの家の決まりごとを確認します」
上条「そうだな、お前寝るところどこがいい?」
御坂妹「ミサカの希望は猫のいるところです、とミサカは希望をつたえます」
上条「となると俺の部屋か……ベッド使うか?俺は今までどおり風呂でねるから」
御坂妹「そういうわけにはいきません!とミサカは強い口調でいいます」
上条「ん?なにが」
御坂妹「家主を浴室で寝てもらうなんて恩知らずのすることです、とミサカは説明します」
上条「恩知らずね…」
上条(インデックスに聞かせてやりたいぜ…)
御坂妹「ミサカは部屋のどこでもいいですので……なんなら貴方が本を隠した天井裏でも…」
上条「……なんでみつけてくれるの」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:02:28.64 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「上条当麻の愛読書の位置は全てミサカのちぇっく済みです」
上条「……全てって…」
御坂妹「2冊はベッドとマットの間、3冊は天井裏、1冊は教科書と書かれたダンボールの中とミサカは発見したものの確認をします」
上条「はいはい…そのとおりでございます…」
御坂妹「ただ……貴方の好みが少々偏っているのはミサカは…」
上条「よ、余計な突っ込みはもとめていません///」
御坂妹「このような雑誌に求めずとも……やはりミサカ自身を…」
上条「そういう発言も禁止です///」
御坂妹「残念です…」ポツリッ
コホンッ
上条「と、とにかく俺がベッドで寝ろって言うことはわかった……お前はどうする?床に布団しくか?」
御坂妹「そうしていただけるとありがたいですとミサカはいいます」
上条「それじゃそこにあるから出して自分で敷いててくれ」
御坂妹「わかりました、とミサカは布団を敷く作業にはいります」
ガサゴソ
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:07:43.05 ID:B7kjwxVqP
-就寝時間-
上条「それじゃ俺は寝るけど、お前も早く寝ろよ?」
御坂妹「わかりました…それと…」スゥー
上条「どうかしたか?」
御坂妹「これはミサカの感謝の気持ちです」
チュッ
上条「お前…!」
御坂妹「他意はありませんとミサカは補足しておきます」
上条「他意はないって///」
御坂妹「おやすみなさい」
上条「お、おやすみ///」
………
……
…
御坂妹「すーすー」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:12:59.43 ID:B7kjwxVqP
上条「もう眠ったのか……」
上条「こっちはさっきのお前からのキスで…ドキドキして眠れないっつーの…」
上条「ったく、こいつはあれがどういう意味を持つのかしってるのかね……」
上条「他意はないか……ただの感謝の気持ちだけなんだろうけど…」
上条「あーっ、もうこっちが意識してどうするんだ」
上条「こんな年下に…」
上条「……ねよう…ねむれないけど」
………
……
…
-「おきてください」ユサユサ
-「朝ですよ」ユサユサ
上条「んんー」
御坂妹「もう朝ですよ、起きてくださいとミサカは上条当麻の身体をゆさぶります」
上条「んぁ?ふぁあああ」ムクッ
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:17:27.85 ID:B7kjwxVqP
上条「あれ?御坂がなんでここに…」
御坂妹「昨日のことを忘れたのですかとミサカは問いかけます」
上条「あぁ、御坂妹か…」
御坂妹「ミサカはお姉さまの妹であり、ミサカでもありますよ」
上条「漢字の御坂とカタカナのミサカと…」
御坂妹「なんのことかわかりませんが」
上条「こっちの都合です」
御坂妹「?」
上条「ともかく、おきるか…」ガバッ
御坂妹「!?」
上条「ふぅ、まだ寝たりないな…」
御坂妹「…」ジー
上条「ん?なんだ」
御坂妹「…」ジー
上条「ちょ、ちょっと!!どこみて///」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:21:03.16 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「…」ジー
スフィンクス「…」ジー
猫「…」ジー
上条「こ、これは生理現象なんだよ!自分の意思じゃどうにもならないもんなんだよ///」
スフィンクス「…!?」キュピーン
スフィンクス「にゃぁ~お(ソーセージ!)」ピョーン
ガブッ
上条「うぎゃぁあああああああ」
………
……
…
上条「…いててて」
御坂妹「大丈夫でしょうかとミサカは心配そうにいいます」
上条「こいつはインデックスに似て食い意地だけは…」
スフィンクス「にゃぁ?」
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:29:04.90 ID:B7kjwxVqP
上条「ったく…」
御坂妹「そんなに痛いのですかとミサカにはないのでミサカはその感覚がわかりません」
上条「相当痛いです…」
御坂妹「そうなのですか…弱点なんですねとミサカは上条当麻の弱点を知りました」
上条「俺の弱点じゃなくて、男全般の弱点だ!!」
御坂妹「なるほど…」サスリサスリッ
上条「ちょ、ちょっとお前」アセアセ
御坂妹「ミサカは患部をさすっています」
上条「や、やめてね…そのやめなさい///」
御坂妹「なぜですか?こうすると痛みが和らぐのではないのですか?とミサカは…」
上条「だぁああ、やめろっていったらやめるの!///」
御坂妹「あれ……また…」
上条「///」
御坂妹「また大きくなりましたとミサカは回復したことを喜びます」
上条「回復って…確かに回復にはかわりないけど…///」
181 名前:ちょいと休憩[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:35:28.98 ID:B7kjwxVqP
上条「とにかく、こんなことはもうしちゃいけません!家主命令です!」
御坂妹「家主命令…わかりましたとミサカは了解します」
上条「スフィンクス達も、かみつくんじゃねーぞ!」
スフィンクス「うにゃ?」
猫「にゃー」
………
……
…
上条(こいつは下着の件といい、キスの事といい、さっきの件といい……そういうことに対する知識は全くないんだな…)
上条(見た目は御坂な分だけ性質わるいぜ…)
上条(外でこんなことやってみろ……たちまち、御坂本人に悪いうわさが流れるぞ…)
上条(……どうするべきか)
上条(俺が教えるわけにもいかないし、なんで研究機関でおしえないんだ…)
上条(まぁあの実験にこういう気持ちや感情はいらないのだろうけど…)
上条(年頃女の子が無意識で…ああいうことするのはな…)
185 名前:朝飯つくってます[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:21:10.50 ID:B7kjwxVqP
上条(アレ…?でも他意って…)
上条「まさかな…」
………
……
…
予想以上にこいつの感覚はずれているもので…
カポーン
上条「ふぅ…この瞬間が一番落ち着くな…」
ガラッ
上条「!?」
御坂妹「あの…一緒にはいってもよろしいでしょうか…?とミサカは2人一緒にお風呂に入ることを提案します」
上条「な、なにをいって…」
御坂妹「二人一緒に入ったほうが光熱費の問題でお得ですよとミサカは間髪いれずに伝えます」
上条「だから、そういうことは…///」
御坂妹「お風呂で服を着てはいるのはいささかおかしいとミサカは思います」
187 名前:エロは…たぶんなし[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:27:39.54 ID:B7kjwxVqP
ザパッ
上条「と、とりあえず俺はでるからな!///」
スタスタ
御坂妹「あっ…」
………
……
…
上条「ったく…あいつは恥ずかしいとかそういう気持がないのかよ…」
上条「こっちのほうが恥ずかしくて逃げるなんてありえないだろ」
上条「やっぱりちゃんと教えないとダメか…」
上条「はぁ…不幸だ」
スフィンクス「にゃぁ?」
猫「にゃあ」
上条「猫に躾するほうが楽そうだな…」
「にゃぁー!」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:34:02.96 ID:B7kjwxVqP
ガチャッ
上条「ただいま」
御坂妹「…」イソイソ
上条「あ…」
御坂妹「ん?」
上条「あ、あの…ですね」プルプル
御坂妹「なんでしょうか…?」
上条「な、なんで玄関に鍵を閉めずにですね…」
御坂妹「在宅しているのに鍵閉めないとダメでしょうか?とミサカは」
上条「それはまぁおいておこう、だけど…」
御坂妹「?」
上条「ど、どこの世界に玄関あけてすぐのところで着替えする女の子がいますか!!!!///」
御坂妹「ここに居ますがとミサカは答えます」
上条「…とにかく、着替える時は脱衣場または…おくの部屋でカーテンしめてください///」
御坂妹「でも……ぬれてしまったので早く着替えないと気持ち悪いのですが」
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:41:43.27 ID:B7kjwxVqP
上条「わかったから脱衣場いきなさい!!」
御坂妹「…わかりました」
テクテク
バタンッ
上条「……ここまでくると、流石に…インデックスのほうが楽だったかもしれないな」
………
スフィンクス「なーご」
猫「にゃぁ?」
御坂妹「流石鈍感王です…手ごわいですとミサカは上条当麻に対する認識を再確認しました」
御坂妹「せっかく、手に入れたこのチャンス…いかしてみせますとミサカは誓います:
御坂妹「あなた達のおかげでこの家においてもらえるチャンスと手に入れたのですから…」
猫「にゃ!」
スフィンクス「うにゃ!」
御坂妹「大丈夫、ミサカはがんばります」
御坂妹「さて次はどの手でいきましょうか…」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:48:21.75 ID:B7kjwxVqP
上条「今日は…カレーでいいかな…」
トントントン
-御坂妹「ミサカもお手伝いしてもいいですか?」
上条「あぁ、手伝ってくれるのか?」
テクテク
御坂妹「このためにエプロンもミサカは用意しましたので!」
上条「そうか、じゃあ、この野菜きってもらえるか…」チラッ
上条「!?」
御坂妹「野菜を切ればいいのですねとミサカは指示をききます」
上条「あ、あのあの…その格好は…」
御坂妹「料理の時の格好ですが?とミサカは答えます」
上条「え、エプロンつけるときは服をきたままですよ?///」
御坂妹「でも下着はつけていますよ?とミサカは不思議そうにたずねます」
上条「そ、そういう問題じゃなくて!///」
御坂妹「それにあの本にはこういう姿で身に着けている写真が…とミサカは貴方の蔵書で調べたと伝えます」
192 名前:エロスレじゃないんですorz[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:54:39.49 ID:B7kjwxVqP
上条「お、お前また、あれを///」
御坂妹「どこに隠していても、ミサカには発見できるとミサカは出来る女をアピールします」
上条「それ、できる女と違うから///」
御坂妹「それでこれは貴方の好みでしょうか?とミサカは少々恥ずかしそうにききます」
上条「は、はずかしいとおもっているならやめなさい///」
御坂妹「好みではありますか?とミサカは再度聞きなおします」
上条「こ、好みではあるけど……ってなにいわせてるんだ///」
御坂妹「上条当麻の好みを確認…」
上条「とにかく、ちゃんと服着てから手伝ってください!」
御坂妹「は~い、とミサカは気の抜けた返事でこの場をあとにします」
スタスタ
上条「……はぁ」
上条「猫を心配してうちに泊まったときとは偉い違いだな…」
上条「まてよ……あの時も…」
上条「そんなはずはないな、俺の勘違いだ…」
193 名前:鈍い上条と思わぬことから上条宅に居座るチャンスを手に入れたミサカの…です[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:00:35.61 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「これでよろしいでしょうか?とミサカは服装のチェックをお願いします」
上条「そうそう、そういうのが普通の料理の格好だよ」
御坂妹「なるほど……でも先ほどの方が好みだったのでは…とミサカは…」
上条「そ、そんなことはいいから!早く野菜きってくれ!」
御坂妹「…わかりました」
トントントン
上条「そういう作業は、お前器用だな」
御坂妹「本当ですか?」
上条「味付けとかはあれだけど…」
御坂妹「武器の扱いは……訓練をミサカはうけていますので」
上条「包丁を武器といいますか…」
御坂妹「武器です」
上条「さいですか…」
トントントン
御坂妹「痛ッ」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:05:43.64 ID:B7kjwxVqP
上条「どうした?」
御坂妹「これを切っていたら…ミサカの目がしみて…」ポロポロ
上条「あー玉葱か、大丈夫か」
御坂妹「め、目が…」ゴシゴシ
上条「おいおい、こするなよ、手に付いた汁でまたしみるぞ」
御坂妹「眼が痛い…痛いですとミサカは涙をながします」
上条「ったく仕方ないな…ほらこっち向いて」
御坂妹「はい?」クルッ
上条「タオルぬらしたからこれで目の周りを拭いてだな…」ゴシゴシ
御坂妹「あ…」
上条「どうだ?目を開けてみろ」
すぅー
御坂妹「…」パッ
上条「まだしみるか?」
御坂妹「しみませんが…その…」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:13:50.58 ID:B7kjwxVqP
上条「ん?」
御坂妹「いつまで顔を向けていれば…」
ドキッ
上条「あっ!?」
パッ
上条「わりいわりい、いつまでも顔さわってるのはおかしいな」アセアセ
御坂妹「いえ…」
上条(……ち、チクショウ…うかつにもドキッとしちゃったじゃねーか///)
上条「と、とにかくだ、玉葱は電子レンジで少しチンするとあんまり目にしみなくなるぞ」アセアセ
御坂妹「ナルホド、チンですね」
上条「そこにあるから使ってくれ、使い方は…わかるか?」
御坂妹「いえ、それには及びません、それなら…電子レンジの周波数に限定して…」
バチバチッ
御坂妹「これで…とミサカは」
上条「能力か…器用なもんだな……」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:21:59.13 ID:B7kjwxVqP
上条「俺にもそんな能力があればなぁ…」
御坂妹「ミサカのこの能力が欲しいのですか?」
上条「それだけって訳じゃないけど、あれば生活につかえたりして便利じゃないかな」
御坂妹「そうでしょうか?」
上条「だってお前の能力だったらほら、今みたいに色々応用もききそうだし、他の能力者にしたってな」
上条「まぁない物ねだりってやつだけど」
御坂妹「ミサカの能力がそんなに便利に感じるのでしたら…」
上条「ん?あれば便利だってことで」
御坂妹「ミサカはずっと貴方の傍にいて貴方の能力の代わりになってもいいですよ?とミサカはいいます」
上条「はぁ?」
御坂妹「ずっと、貴方の傍にいてもいいですよ、とミサカは言い直します」
上条「それって…おい…」
御坂妹「言葉のとおりですがとミサカは正しく伝わっているか怪しく感じてきました」
上条「無自覚ってのもすごいな…そんな言葉がでるなんて…」
御坂妹「え?」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:29:14.84 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「貴方の鈍感と無自覚もたいしたものですよ」ポツリッ
上条「なにかいったか?」
御坂妹「いえなんでもありません」
上条「そっか」
………
……
…
上条「あとはこのまま煮込むだけだな」
御坂妹「そうですか」
上条「ここから俺ひとりでいいし、アイツラと遊んでまっててくれていいぞ」
御坂妹「ミサカがここに居ては迷惑でしょうか?」
上条「迷惑ってことはないけど、お前猫が気になるからこの場所にいるんだよな?」
御坂妹「あ…」
上条「遊んでやるのも世話の1つだぞ?」
御坂妹「そうですね…ミサカは向こうの部屋へいってきます」
198 名前:会社に行く準備しますのでいったんここまでで[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:35:29.58 ID:B7kjwxVqP
トテトテ
猫「にゃんにゃん♪」
ダッタタタ
スフィンクス「にゃ~ん」
御坂妹「…」ナデナデ
猫「にゃぁ~」
スフィンクス「ゴロゴロ」
御坂妹「どうやったら、ミサカはあの上条当麻の気を引くことができるのでしょうか」ナデナデ
猫「にゃ?」
スフィンクス「ゴロゴロ」
御坂妹「ミサカは今まで、色々アプローチしてきました」
御坂妹「ことごとく……ミサカはかわされてきましたが…」
御坂妹「……どうしたら」
御坂妹「こうなったら…」
御坂妹「こうなったら実力行使あるのみとミサカは決意します」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 08:43:05.89 ID:B7kjwxVqP
-その日の夜-
上条「それじゃ明かり消すぞ」
御坂妹「はい」
スフィンクス「にゃぁ!」
猫「ぬにゃぁ」
カチッ
上条「おやすみ」
御坂妹「おやすみなさいとミサカは就寝の挨拶をします」
………
……
…
上条「ぐごぉー」
猫「すーすー」
スフィンクス「むにゃむにゃぁ」
御坂妹「寝ましたね?とミサカは確認をします」
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 08:46:53.48 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「…」スクッ
ギシッ
上条「ぐごぉ~」
ギシギシッ、ガサゴソッ
御坂妹「潜入成功です、とミサカはつぶやきます」
上条「んん~」ゴロンッ
御坂妹「!?」
抱きっ
御坂妹「ま、まさか起きて…!?」
上条「すーすー」
御坂妹「ただの寝返りですか…とミサカは焦りました」
ぎゅぅ~
御坂妹「あれ…?」モゾモゾ
ぎゅぅう~
御坂妹「う、動けない…」
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 08:52:10.38 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「うーん、うーん…」モゾモゾ
上条「ぐごぉ~」ぎゅぅう
御坂妹「ぁ…ん」
上条「ぐごぉ~」
御坂妹「こんなにきつく抱きしめられては…ミサカは動けない…」
ぎゅぅう
御坂妹「でも……」チラッ
上条「すーすー」
御坂妹「ミサカの目的とは違いましたが」
上条「すーぴすーぴ」
御坂妹「こうやって抱きしめてもらって寝るのも悪くないとミサカは思います」
上条「うーん…」スリスル
御坂妹「!?」
上条「へへへ」スリスリ
御坂妹「わ、悪くないどころじゃありません……最高です///」
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 09:00:46.33 ID:B7kjwxVqP
ハムッ
御坂妹「だ、だめです、そんなにミサカの首すっちゃ…」
ちゅぅ~う
御坂妹「ぁん…ミサカはたまらず、吐息を漏らしてしまいました」
ぎゅぅう
御坂妹「きょ、今日はこのくらいでミサカは勘弁してあげます」
上条「むにゃむにゃ」スリスリ
御坂妹「///」
御坂妹「///」スリスリ
………
……
…
チュンチュン
上条「ふぁぁ…なんだかいい夢みた気がする…」
上条「とても優しい、とてもやわらかい、とてもいい匂いがしたような…」
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 09:11:10.71 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「おはようございますとミサカは///」
上条「おはよう……え!?」
御坂妹「///」
上条「な、なんで一緒に…しかも俺がお前を…抱きしめてるの…」
御坂妹「昨夜のこと覚えて居ないんですか…とミサカは問いただします」
上条「昨夜のことって…」
御坂妹「///」
上条「なに顔をあからめてる…の…」
上条「!?」
御坂妹「あっ…ごめんなさい、シャツ脱げて下着もめくれてましたね…昨日ははげしかったですからとミサカは遠まわしに…」
上条「え?え?え?」
御坂妹「あんなに激しくミサカを抱きしめてくてました///
上条「う、嘘だよな……」
御坂妹「この首を見てくださいとミサカは指差します」
上条「ま、まさか…」
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 09:21:27.18 ID:B7kjwxVqP
御坂妹(予想以上の結果でミサカは満足しています)
上条「お、俺がやったのか?」アセアセ
御坂妹「はい…抱きしめてミサカの首筋に吸い付いて…その…この痕を///」
………
……
…
御坂妹「というわけなんです、とミサカは全て説明おえました(嘘ですけど)」
上条「俺はなんて事を…」
御坂妹「大丈夫です、上条当麻、貴方にされてミサカはいやじゃありません」
上条「そうはいうけど…」
御坂妹「はじめてでしたけど!とミサカは強調します」
上条「!?」
御坂妹「♪~♪~」ニコニコ
上条「…」
御坂妹「ミサカは誠実な対応を望みますと上条当麻に要求します」ニコッ
続くけどいったん終わり
上条(あいつ、御坂と同じ姿でああいうことするから…健全な高校生の上条さんは…)
上条(だめだだめだ…まだアイツは…なんだぞ…)
上条(でも御坂より……素直な分可愛いよな)
チラッ
御坂妹「?」チラッ
上条「!?」ドキッ
上条「…」
上条(落ち着け落ち着け……)ドキドキ
上条(アイツは無自覚なだけだ、子供と一緒なんだ…)
チラッ
上条(あぁ、やって猫を可愛がってるところみると……普通の女の子…いや…)
………
……
…
上条「御坂妹、俺は今日補習で学校いくけど、どうする?」
118 名前:エロ期待はいないとおもいますけど[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:12:47.66 ID:hoghbRJnP
御坂妹「…?」
上条「お前はこの後どうするんだ?」
御坂妹「ミサカは…」
猫「にゃ~ん?」
スフィンクス「うにゃぁ?」
御坂妹「…」チラッ
上条「わかったわかった、インデックス用の合鍵あるから、いてもいいぞ」
御坂妹「その…」
上条「猫が気になるんだろ?帰るとき鍵しめて郵便受けにいれていってくれればいいから」
御坂妹「ミサカはその御好意に甘えてもよろしいのですか?」
上条「別に気にしないでもいいぞ、どうせ俺1人しか居ない部屋だし、ただし、部屋だけは荒らさないでくれよ」
御坂妹「荒らさない?」
上条「あ、まぁ気にしないでくれ……とりあえず朝飯を…」
御坂妹「朝飯?朝食のことですねとミサカは確認します」
上条「そうだけど、お前も食うか?」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:19:37.17 ID:hoghbRJnP
上条「お前は料理はできるのか?」
御坂妹「ミサカにはあらゆるレシピが知識としてつめこまれています」
上条「じゃ、目玉焼き頼めるか?」
御坂妹「ミサカにお任せください」
………
……
…
プスプス
上条「えっとこの黒い物体はなんなのでしょうか?」
御坂妹「おかしいですね、とミサカは首を傾げます」
上条「…知識はあっても経験はないのね」
御坂妹「それをどうしてとミサカは上条当麻の洞察力にびっくりします」
上条「……」
御坂妹「どうかしましたか?」
上条「まぁ、お前はすわっとけよ…」
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:28:57.31 ID:hoghbRJnP
上条「お前にも意外な欠点があるんだな」
御坂妹「ミサカは欠点だとはおもっていません」
御坂妹「そもそも、加工して食べるという工程にミサカは必要性を感じません」
上条「……人類が火を手にしてからの文化を否定しますか」
猫「にゃぁ~ん」
スフィンクス「にゃぁ~」
御坂妹「…」ジー
上条「体調も回復したみたいだし、そこにある猫の餌でも食わせればいいとおもうぞ」
御坂妹「ミサカには……」
上条「大丈夫だって、お前が微弱な磁場を形成していたって、気持ちは通じるから…」
御坂妹「そういうものなのですか?とミサカは…」
スリスリ
スフィンクス「にゃぁ~」
猫「にゃぁ~」
上条「こいつらは気にしてないみたいだぞ?」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:37:51.87 ID:hoghbRJnP
上条「それじゃ、帰るときは戸締りよろしくな」
御坂妹「了解しましたとミサカは返答します」
スフィンクス「にゃぁ?」
上条「でかけてくるな、こいつに迷惑かけるなよ」
スフィンクス「にゃ!」
上条「それじゃ」
ガチャッ
バタンッ
御坂妹「…これからどうしましょうか、とミサカは悩みます」
猫「にゃぁ?」
………
……
…
上条「結局1人になったと思えば、2人か…」
上条「インデックスより手間がかからないからいいけど…」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:43:45.76 ID:hoghbRJnP
猫「にゃぁ?」
スフィンクス「にゃぁにゃぁ!」
御坂妹「…」ジー
猫「うにゃ!」
スフィンクス「にゃ!にゃ!」
ウニャ、ゴロゴロ
御坂妹「…」ジー
猫「みゃぁ~」
スフィンクス「みゃぁみゃぁ?」
御坂妹「…」ジー
猫「うにゃみゃぁ!」
スフィンクス「うにゃうにゃ!」
御坂妹「にゃー」
猫「にゃぁ?」ペロペロ
御坂妹「に、にゃぁ…///」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:49:48.31 ID:hoghbRJnP
御坂妹「うにゃうにゃ!」
スフィンクス「にゃ!」コクンッ
猫「にゃぁにゃ!」コクンッ
御坂妹「ふにゃぁ!」ピョーン
スフィンクス「にゃお~」ピョーン
猫「にゃ、にゃぁ~ん」ピョーン
ドタトタ
御坂妹「にゃにゃ!」
スフィンクス「にゃにゃにゃ!」
猫「にゃにゃにゃにゃ!」
ドタドタ
ガチャッ
上条「ただいま、あれまだいるのか?」
テクテク
御坂妹「にゃ、にゃ!にゃ!!」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 21:54:03.58 ID:hoghbRJnP
上条「え?御坂妹、何してるんだ?」
スフィンクス「にゃぉ~ん」ピョーン
猫「ふにゃ~ん」ピョーン
御坂「…にゃ、にゃぁ~ん///」ピョーン
ガシ、ガシッ、ヒシッ
上条「な、なんだ…!?」
スフィンクス「うにゃ~ん」ペロペロ
上条「うわ、くすぐったいぞ」
猫「みゃおーん」ペロペロ
上条「ちょ、ちょっと舐めるなって」
御坂妹「にゃ、にゃおー」ペロペロ
上条「え?ちょっとちょっと///」
御坂妹「みゃお~ん」ペロペロ
上条「御坂妹、ちょっとまてまて」
御坂妹「!?」
133 名前:激しく眠いのです[] 投稿日:2010/02/19(金) 22:03:24.11 ID:hoghbRJnP
上条「ちょっとお前までなにやってるんだ///」
御坂妹「どうして、上条当麻がここにと、ミサカは驚いてききます」
上条「補習おわってかえってきたら、お前たちが駈けずりまわってたから…」
御坂妹「その…」
上条「オマケにみんなで飛びついてきて顔舐められるとは…///」
………
……
…
上条「それでどうする?この猫もってかえるのか?」
御坂妹「ミサカは…飼う事ができません…」
上条「うーん、困ったな」
御坂妹「…」
上条「仕方ない、うちで面倒見るか」
御坂妹「!?」
上条「スフィンクスとも仲良くやってるし、まぁいいだろう」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 22:12:10.46 ID:hoghbRJnP
上条「そのかわり」
御坂妹「?」
上条「面倒みてやってくれよ?こいつらお前になついてるみたいだし」
スフィンクス「ゴロゴロ」スリスリ
猫「うにゃ~」スリスル
御坂妹「あっ…」
上条「さっき、渡した合鍵あるよな?」
御坂妹「これでしょうか?とミサカ確認をとします」チャラッ
上条「それ暫くお前に預けるから、いつでも好きなときにきていいぞ」
御坂妹「本当でしょうか?とミサカは半信半疑にききます」
上条「うちで猫を飼ってもいいから、出来る限り面倒は自分でみてくれってことだよ。無理ならこっちで面倒見るけど」
御坂妹「ミサカは猫をかってもいいのですか?」
上条「ちゃんと世話しろよ?今インデックスいないし、昼間世話してくれる人いないんだし」
御坂妹「も、もちろんです!とミサカは自分の決意を力強く表現します」
上条「それじゃきまりな、こいつらの面倒は御坂妹がみる、俺は場所を提供する餌も準備する」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 23:31:50.07 ID:hoghbRJnP
キーボードに倒れこむようにねてました
寝落ちです
今日は早めにねます、ごめんなさい…
165 名前:変な時間ですが起きたので再開[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:26:24.90 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「ミサカはありがとうございますと感謝の気持ちを述べます」
上条「それで…お前は帰るんだよな…?」
御坂妹「帰る?」
上条「研究施設に」
御坂妹「ミサカはやはり帰るべきなのでしょうかと少々不安そうにたずねます」
上条「え?」
御坂妹「絶対能力者の実験が凍結された時点でミサカの行動の指示がありません」
上条「あ…」
御坂妹「そういうことですので、ミサカもこの部屋のベッドの下のスペースでもクローゼットでもいいので」
御坂妹「この猫達の近くに置いてもらえると、ミサカはうれしいといいます」
上条「えっとそれはつまり……」ゴクリッ
御坂妹「ミサカの現在の希望は、この猫達の面倒をミサカが見ることだけです」
上条「うちで寝泊りする?」
御坂妹「ご迷惑でなければ…とミサカは遠慮しつつ頼んでいます」
上条「とはいってもな……」チラッ
168 名前:普段5,6時間睡眠でなれてるもので…[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:34:28.85 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「着替え?あぁ、昨夜の事をいっているのですねとミサカは確認します」
上条「そういうこと、うちには基本的にインデックスが寝るときに着てた俺のシャツとか男物ばっかりだったし」
上条「まぁその手のものは我慢できるならいいんだけど…」
御坂妹「下着ですか?ミサカはなくてもいいと昨夜もいいましたが…」
上条「だめだ!だめだ!うちで寝泊りするなら最低限度その辺りをきちっとしてくれないと」
上条「上条さんも男の子なんですから、かなりこまるのです!」
御坂妹「下着がないと困る?ミサカはどういうことか理解できません」
御坂妹「ベッドの下のこのような雑誌には…」ドサッ
上条「ちょっ!!!」
御坂妹「このように全裸の女性の写真が、沢山掲載されており、ミサカはこういうのが貴方の好みなのかとおもっています」
上条「その///」
御坂妹「まぁ家主の方がそういうのでしたら、ミサカは従いますが」
上条「そうしてもらえると助かります///」
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:42:37.49 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「本当に下着を身につけたほうがいいのですね?とミサカは最終確認をします」
上条「そうしてくれないと俺がどうにかなっちゃいます///」カァァ
御坂妹「そうですか…残念ですとミサカはつぶやきます」
上条「なにが残念なんですか!///」
御坂妹「これが貴方の好みなら、ミサカは貴方にこの前の恩もこれからの恩も返せるのにと…」
上条「お、俺はそういうことでの見返りを求めたりはしないぞ…」
御坂妹「やはり貴方は変わった人なのですねとミサカは少々うれしい気分になります」
上条「変わった人間といわれて嬉しがられても、こっちはどう反応すればいいか複雑な気持ちに…」
御坂妹「ミサカの表現がおかしかったですか?」
上条「まぁいいんだけど……よく言われてるし…」
御坂妹「ミサカ達、妹達は皆上条当麻に感謝し、好意をいだいていますよとミサカは補足説明をします」
上条「なっ…!?」
御坂妹「この表現でよかったでしょうかとミサカは…」
上条「そ、そう直球でいわれると…てれるというか…嬉しいというか…///」
御坂妹「いちいち注文が多いのですねとミサカは少々呆れ気味です」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:48:43.70 ID:B7kjwxVqP
上条(まぁこいつらの好意というのは親しみとか友好的って意味なんだろうけど…この真面目な顔でいわれると……)チラッ
御坂妹「?」
上条「流石にな…///」
御坂妹「では、着替えだけ調達してきますので、ミサカは猫達のことを貴方に暫く託します」
上条「わかった」
御坂妹「いってきます、とミサカははじめて出発の挨拶の言葉を発します」
ガチャッ、バタンッ
上条「ふぅ……インデックスがいなくなって1人と1匹の生活と思ったら…」
スフィンクス「にゃぁ?」
猫「にゃぁ!」
上条「1人と2匹になり……さらに2人と2匹と……」
上条「とにかく……本の隠し場所…かえないと///」
ガサゴソ
上条「どこなら大丈夫かな…」
ガサゴソ
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 04:55:58.03 ID:B7kjwxVqP
-その日の夜-
上条「で、これから一緒に生活するうえでの事だけど」
御坂妹「ミサカはちゃんと下着を身につける、しっかり服を着る」
上条「そこまではokだ」
御坂妹「ほかには何かありますか?とミサカはこの家の決まりごとを確認します」
上条「そうだな、お前寝るところどこがいい?」
御坂妹「ミサカの希望は猫のいるところです、とミサカは希望をつたえます」
上条「となると俺の部屋か……ベッド使うか?俺は今までどおり風呂でねるから」
御坂妹「そういうわけにはいきません!とミサカは強い口調でいいます」
上条「ん?なにが」
御坂妹「家主を浴室で寝てもらうなんて恩知らずのすることです、とミサカは説明します」
上条「恩知らずね…」
上条(インデックスに聞かせてやりたいぜ…)
御坂妹「ミサカは部屋のどこでもいいですので……なんなら貴方が本を隠した天井裏でも…」
上条「……なんでみつけてくれるの」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:02:28.64 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「上条当麻の愛読書の位置は全てミサカのちぇっく済みです」
上条「……全てって…」
御坂妹「2冊はベッドとマットの間、3冊は天井裏、1冊は教科書と書かれたダンボールの中とミサカは発見したものの確認をします」
上条「はいはい…そのとおりでございます…」
御坂妹「ただ……貴方の好みが少々偏っているのはミサカは…」
上条「よ、余計な突っ込みはもとめていません///」
御坂妹「このような雑誌に求めずとも……やはりミサカ自身を…」
上条「そういう発言も禁止です///」
御坂妹「残念です…」ポツリッ
コホンッ
上条「と、とにかく俺がベッドで寝ろって言うことはわかった……お前はどうする?床に布団しくか?」
御坂妹「そうしていただけるとありがたいですとミサカはいいます」
上条「それじゃそこにあるから出して自分で敷いててくれ」
御坂妹「わかりました、とミサカは布団を敷く作業にはいります」
ガサゴソ
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:07:43.05 ID:B7kjwxVqP
-就寝時間-
上条「それじゃ俺は寝るけど、お前も早く寝ろよ?」
御坂妹「わかりました…それと…」スゥー
上条「どうかしたか?」
御坂妹「これはミサカの感謝の気持ちです」
チュッ
上条「お前…!」
御坂妹「他意はありませんとミサカは補足しておきます」
上条「他意はないって///」
御坂妹「おやすみなさい」
上条「お、おやすみ///」
………
……
…
御坂妹「すーすー」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:12:59.43 ID:B7kjwxVqP
上条「もう眠ったのか……」
上条「こっちはさっきのお前からのキスで…ドキドキして眠れないっつーの…」
上条「ったく、こいつはあれがどういう意味を持つのかしってるのかね……」
上条「他意はないか……ただの感謝の気持ちだけなんだろうけど…」
上条「あーっ、もうこっちが意識してどうするんだ」
上条「こんな年下に…」
上条「……ねよう…ねむれないけど」
………
……
…
-「おきてください」ユサユサ
-「朝ですよ」ユサユサ
上条「んんー」
御坂妹「もう朝ですよ、起きてくださいとミサカは上条当麻の身体をゆさぶります」
上条「んぁ?ふぁあああ」ムクッ
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:17:27.85 ID:B7kjwxVqP
上条「あれ?御坂がなんでここに…」
御坂妹「昨日のことを忘れたのですかとミサカは問いかけます」
上条「あぁ、御坂妹か…」
御坂妹「ミサカはお姉さまの妹であり、ミサカでもありますよ」
上条「漢字の御坂とカタカナのミサカと…」
御坂妹「なんのことかわかりませんが」
上条「こっちの都合です」
御坂妹「?」
上条「ともかく、おきるか…」ガバッ
御坂妹「!?」
上条「ふぅ、まだ寝たりないな…」
御坂妹「…」ジー
上条「ん?なんだ」
御坂妹「…」ジー
上条「ちょ、ちょっと!!どこみて///」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:21:03.16 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「…」ジー
スフィンクス「…」ジー
猫「…」ジー
上条「こ、これは生理現象なんだよ!自分の意思じゃどうにもならないもんなんだよ///」
スフィンクス「…!?」キュピーン
スフィンクス「にゃぁ~お(ソーセージ!)」ピョーン
ガブッ
上条「うぎゃぁあああああああ」
………
……
…
上条「…いててて」
御坂妹「大丈夫でしょうかとミサカは心配そうにいいます」
上条「こいつはインデックスに似て食い意地だけは…」
スフィンクス「にゃぁ?」
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:29:04.90 ID:B7kjwxVqP
上条「ったく…」
御坂妹「そんなに痛いのですかとミサカにはないのでミサカはその感覚がわかりません」
上条「相当痛いです…」
御坂妹「そうなのですか…弱点なんですねとミサカは上条当麻の弱点を知りました」
上条「俺の弱点じゃなくて、男全般の弱点だ!!」
御坂妹「なるほど…」サスリサスリッ
上条「ちょ、ちょっとお前」アセアセ
御坂妹「ミサカは患部をさすっています」
上条「や、やめてね…そのやめなさい///」
御坂妹「なぜですか?こうすると痛みが和らぐのではないのですか?とミサカは…」
上条「だぁああ、やめろっていったらやめるの!///」
御坂妹「あれ……また…」
上条「///」
御坂妹「また大きくなりましたとミサカは回復したことを喜びます」
上条「回復って…確かに回復にはかわりないけど…///」
181 名前:ちょいと休憩[] 投稿日:2010/02/20(土) 05:35:28.98 ID:B7kjwxVqP
上条「とにかく、こんなことはもうしちゃいけません!家主命令です!」
御坂妹「家主命令…わかりましたとミサカは了解します」
上条「スフィンクス達も、かみつくんじゃねーぞ!」
スフィンクス「うにゃ?」
猫「にゃー」
………
……
…
上条(こいつは下着の件といい、キスの事といい、さっきの件といい……そういうことに対する知識は全くないんだな…)
上条(見た目は御坂な分だけ性質わるいぜ…)
上条(外でこんなことやってみろ……たちまち、御坂本人に悪いうわさが流れるぞ…)
上条(……どうするべきか)
上条(俺が教えるわけにもいかないし、なんで研究機関でおしえないんだ…)
上条(まぁあの実験にこういう気持ちや感情はいらないのだろうけど…)
上条(年頃女の子が無意識で…ああいうことするのはな…)
185 名前:朝飯つくってます[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:21:10.50 ID:B7kjwxVqP
上条(アレ…?でも他意って…)
上条「まさかな…」
………
……
…
予想以上にこいつの感覚はずれているもので…
カポーン
上条「ふぅ…この瞬間が一番落ち着くな…」
ガラッ
上条「!?」
御坂妹「あの…一緒にはいってもよろしいでしょうか…?とミサカは2人一緒にお風呂に入ることを提案します」
上条「な、なにをいって…」
御坂妹「二人一緒に入ったほうが光熱費の問題でお得ですよとミサカは間髪いれずに伝えます」
上条「だから、そういうことは…///」
御坂妹「お風呂で服を着てはいるのはいささかおかしいとミサカは思います」
187 名前:エロは…たぶんなし[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:27:39.54 ID:B7kjwxVqP
ザパッ
上条「と、とりあえず俺はでるからな!///」
スタスタ
御坂妹「あっ…」
………
……
…
上条「ったく…あいつは恥ずかしいとかそういう気持がないのかよ…」
上条「こっちのほうが恥ずかしくて逃げるなんてありえないだろ」
上条「やっぱりちゃんと教えないとダメか…」
上条「はぁ…不幸だ」
スフィンクス「にゃぁ?」
猫「にゃあ」
上条「猫に躾するほうが楽そうだな…」
「にゃぁー!」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:34:02.96 ID:B7kjwxVqP
ガチャッ
上条「ただいま」
御坂妹「…」イソイソ
上条「あ…」
御坂妹「ん?」
上条「あ、あの…ですね」プルプル
御坂妹「なんでしょうか…?」
上条「な、なんで玄関に鍵を閉めずにですね…」
御坂妹「在宅しているのに鍵閉めないとダメでしょうか?とミサカは」
上条「それはまぁおいておこう、だけど…」
御坂妹「?」
上条「ど、どこの世界に玄関あけてすぐのところで着替えする女の子がいますか!!!!///」
御坂妹「ここに居ますがとミサカは答えます」
上条「…とにかく、着替える時は脱衣場または…おくの部屋でカーテンしめてください///」
御坂妹「でも……ぬれてしまったので早く着替えないと気持ち悪いのですが」
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:41:43.27 ID:B7kjwxVqP
上条「わかったから脱衣場いきなさい!!」
御坂妹「…わかりました」
テクテク
バタンッ
上条「……ここまでくると、流石に…インデックスのほうが楽だったかもしれないな」
………
スフィンクス「なーご」
猫「にゃぁ?」
御坂妹「流石鈍感王です…手ごわいですとミサカは上条当麻に対する認識を再確認しました」
御坂妹「せっかく、手に入れたこのチャンス…いかしてみせますとミサカは誓います:
御坂妹「あなた達のおかげでこの家においてもらえるチャンスと手に入れたのですから…」
猫「にゃ!」
スフィンクス「うにゃ!」
御坂妹「大丈夫、ミサカはがんばります」
御坂妹「さて次はどの手でいきましょうか…」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:48:21.75 ID:B7kjwxVqP
上条「今日は…カレーでいいかな…」
トントントン
-御坂妹「ミサカもお手伝いしてもいいですか?」
上条「あぁ、手伝ってくれるのか?」
テクテク
御坂妹「このためにエプロンもミサカは用意しましたので!」
上条「そうか、じゃあ、この野菜きってもらえるか…」チラッ
上条「!?」
御坂妹「野菜を切ればいいのですねとミサカは指示をききます」
上条「あ、あのあの…その格好は…」
御坂妹「料理の時の格好ですが?とミサカは答えます」
上条「え、エプロンつけるときは服をきたままですよ?///」
御坂妹「でも下着はつけていますよ?とミサカは不思議そうにたずねます」
上条「そ、そういう問題じゃなくて!///」
御坂妹「それにあの本にはこういう姿で身に着けている写真が…とミサカは貴方の蔵書で調べたと伝えます」
192 名前:エロスレじゃないんですorz[] 投稿日:2010/02/20(土) 06:54:39.49 ID:B7kjwxVqP
上条「お、お前また、あれを///」
御坂妹「どこに隠していても、ミサカには発見できるとミサカは出来る女をアピールします」
上条「それ、できる女と違うから///」
御坂妹「それでこれは貴方の好みでしょうか?とミサカは少々恥ずかしそうにききます」
上条「は、はずかしいとおもっているならやめなさい///」
御坂妹「好みではありますか?とミサカは再度聞きなおします」
上条「こ、好みではあるけど……ってなにいわせてるんだ///」
御坂妹「上条当麻の好みを確認…」
上条「とにかく、ちゃんと服着てから手伝ってください!」
御坂妹「は~い、とミサカは気の抜けた返事でこの場をあとにします」
スタスタ
上条「……はぁ」
上条「猫を心配してうちに泊まったときとは偉い違いだな…」
上条「まてよ……あの時も…」
上条「そんなはずはないな、俺の勘違いだ…」
193 名前:鈍い上条と思わぬことから上条宅に居座るチャンスを手に入れたミサカの…です[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:00:35.61 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「これでよろしいでしょうか?とミサカは服装のチェックをお願いします」
上条「そうそう、そういうのが普通の料理の格好だよ」
御坂妹「なるほど……でも先ほどの方が好みだったのでは…とミサカは…」
上条「そ、そんなことはいいから!早く野菜きってくれ!」
御坂妹「…わかりました」
トントントン
上条「そういう作業は、お前器用だな」
御坂妹「本当ですか?」
上条「味付けとかはあれだけど…」
御坂妹「武器の扱いは……訓練をミサカはうけていますので」
上条「包丁を武器といいますか…」
御坂妹「武器です」
上条「さいですか…」
トントントン
御坂妹「痛ッ」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:05:43.64 ID:B7kjwxVqP
上条「どうした?」
御坂妹「これを切っていたら…ミサカの目がしみて…」ポロポロ
上条「あー玉葱か、大丈夫か」
御坂妹「め、目が…」ゴシゴシ
上条「おいおい、こするなよ、手に付いた汁でまたしみるぞ」
御坂妹「眼が痛い…痛いですとミサカは涙をながします」
上条「ったく仕方ないな…ほらこっち向いて」
御坂妹「はい?」クルッ
上条「タオルぬらしたからこれで目の周りを拭いてだな…」ゴシゴシ
御坂妹「あ…」
上条「どうだ?目を開けてみろ」
すぅー
御坂妹「…」パッ
上条「まだしみるか?」
御坂妹「しみませんが…その…」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:13:50.58 ID:B7kjwxVqP
上条「ん?」
御坂妹「いつまで顔を向けていれば…」
ドキッ
上条「あっ!?」
パッ
上条「わりいわりい、いつまでも顔さわってるのはおかしいな」アセアセ
御坂妹「いえ…」
上条(……ち、チクショウ…うかつにもドキッとしちゃったじゃねーか///)
上条「と、とにかくだ、玉葱は電子レンジで少しチンするとあんまり目にしみなくなるぞ」アセアセ
御坂妹「ナルホド、チンですね」
上条「そこにあるから使ってくれ、使い方は…わかるか?」
御坂妹「いえ、それには及びません、それなら…電子レンジの周波数に限定して…」
バチバチッ
御坂妹「これで…とミサカは」
上条「能力か…器用なもんだな……」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:21:59.13 ID:B7kjwxVqP
上条「俺にもそんな能力があればなぁ…」
御坂妹「ミサカのこの能力が欲しいのですか?」
上条「それだけって訳じゃないけど、あれば生活につかえたりして便利じゃないかな」
御坂妹「そうでしょうか?」
上条「だってお前の能力だったらほら、今みたいに色々応用もききそうだし、他の能力者にしたってな」
上条「まぁない物ねだりってやつだけど」
御坂妹「ミサカの能力がそんなに便利に感じるのでしたら…」
上条「ん?あれば便利だってことで」
御坂妹「ミサカはずっと貴方の傍にいて貴方の能力の代わりになってもいいですよ?とミサカはいいます」
上条「はぁ?」
御坂妹「ずっと、貴方の傍にいてもいいですよ、とミサカは言い直します」
上条「それって…おい…」
御坂妹「言葉のとおりですがとミサカは正しく伝わっているか怪しく感じてきました」
上条「無自覚ってのもすごいな…そんな言葉がでるなんて…」
御坂妹「え?」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:29:14.84 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「貴方の鈍感と無自覚もたいしたものですよ」ポツリッ
上条「なにかいったか?」
御坂妹「いえなんでもありません」
上条「そっか」
………
……
…
上条「あとはこのまま煮込むだけだな」
御坂妹「そうですか」
上条「ここから俺ひとりでいいし、アイツラと遊んでまっててくれていいぞ」
御坂妹「ミサカがここに居ては迷惑でしょうか?」
上条「迷惑ってことはないけど、お前猫が気になるからこの場所にいるんだよな?」
御坂妹「あ…」
上条「遊んでやるのも世話の1つだぞ?」
御坂妹「そうですね…ミサカは向こうの部屋へいってきます」
198 名前:会社に行く準備しますのでいったんここまでで[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:35:29.58 ID:B7kjwxVqP
トテトテ
猫「にゃんにゃん♪」
ダッタタタ
スフィンクス「にゃ~ん」
御坂妹「…」ナデナデ
猫「にゃぁ~」
スフィンクス「ゴロゴロ」
御坂妹「どうやったら、ミサカはあの上条当麻の気を引くことができるのでしょうか」ナデナデ
猫「にゃ?」
スフィンクス「ゴロゴロ」
御坂妹「ミサカは今まで、色々アプローチしてきました」
御坂妹「ことごとく……ミサカはかわされてきましたが…」
御坂妹「……どうしたら」
御坂妹「こうなったら…」
御坂妹「こうなったら実力行使あるのみとミサカは決意します」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 08:43:05.89 ID:B7kjwxVqP
-その日の夜-
上条「それじゃ明かり消すぞ」
御坂妹「はい」
スフィンクス「にゃぁ!」
猫「ぬにゃぁ」
カチッ
上条「おやすみ」
御坂妹「おやすみなさいとミサカは就寝の挨拶をします」
………
……
…
上条「ぐごぉー」
猫「すーすー」
スフィンクス「むにゃむにゃぁ」
御坂妹「寝ましたね?とミサカは確認をします」
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 08:46:53.48 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「…」スクッ
ギシッ
上条「ぐごぉ~」
ギシギシッ、ガサゴソッ
御坂妹「潜入成功です、とミサカはつぶやきます」
上条「んん~」ゴロンッ
御坂妹「!?」
抱きっ
御坂妹「ま、まさか起きて…!?」
上条「すーすー」
御坂妹「ただの寝返りですか…とミサカは焦りました」
ぎゅぅ~
御坂妹「あれ…?」モゾモゾ
ぎゅぅう~
御坂妹「う、動けない…」
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 08:52:10.38 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「うーん、うーん…」モゾモゾ
上条「ぐごぉ~」ぎゅぅう
御坂妹「ぁ…ん」
上条「ぐごぉ~」
御坂妹「こんなにきつく抱きしめられては…ミサカは動けない…」
ぎゅぅう
御坂妹「でも……」チラッ
上条「すーすー」
御坂妹「ミサカの目的とは違いましたが」
上条「すーぴすーぴ」
御坂妹「こうやって抱きしめてもらって寝るのも悪くないとミサカは思います」
上条「うーん…」スリスル
御坂妹「!?」
上条「へへへ」スリスリ
御坂妹「わ、悪くないどころじゃありません……最高です///」
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 09:00:46.33 ID:B7kjwxVqP
ハムッ
御坂妹「だ、だめです、そんなにミサカの首すっちゃ…」
ちゅぅ~う
御坂妹「ぁん…ミサカはたまらず、吐息を漏らしてしまいました」
ぎゅぅう
御坂妹「きょ、今日はこのくらいでミサカは勘弁してあげます」
上条「むにゃむにゃ」スリスリ
御坂妹「///」
御坂妹「///」スリスリ
………
……
…
チュンチュン
上条「ふぁぁ…なんだかいい夢みた気がする…」
上条「とても優しい、とてもやわらかい、とてもいい匂いがしたような…」
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 09:11:10.71 ID:B7kjwxVqP
御坂妹「おはようございますとミサカは///」
上条「おはよう……え!?」
御坂妹「///」
上条「な、なんで一緒に…しかも俺がお前を…抱きしめてるの…」
御坂妹「昨夜のこと覚えて居ないんですか…とミサカは問いただします」
上条「昨夜のことって…」
御坂妹「///」
上条「なに顔をあからめてる…の…」
上条「!?」
御坂妹「あっ…ごめんなさい、シャツ脱げて下着もめくれてましたね…昨日ははげしかったですからとミサカは遠まわしに…」
上条「え?え?え?」
御坂妹「あんなに激しくミサカを抱きしめてくてました///
上条「う、嘘だよな……」
御坂妹「この首を見てくださいとミサカは指差します」
上条「ま、まさか…」
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 09:21:27.18 ID:B7kjwxVqP
御坂妹(予想以上の結果でミサカは満足しています)
上条「お、俺がやったのか?」アセアセ
御坂妹「はい…抱きしめてミサカの首筋に吸い付いて…その…この痕を///」
………
……
…
御坂妹「というわけなんです、とミサカは全て説明おえました(嘘ですけど)」
上条「俺はなんて事を…」
御坂妹「大丈夫です、上条当麻、貴方にされてミサカはいやじゃありません」
上条「そうはいうけど…」
御坂妹「はじめてでしたけど!とミサカは強調します」
上条「!?」
御坂妹「♪~♪~」ニコニコ
上条「…」
御坂妹「ミサカは誠実な対応を望みますと上条当麻に要求します」ニコッ
続くけどいったん終わり
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