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アスカ「シンジ、せっかくの休みだってのにいつまで寝てるのかしら」 番外

403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/20(日) 14:23:53.17 ID:xNhvVdip0
アスカ「あ~休みって暇ね」

シンジ「たまにはこういうのも良いじゃないか」

アスカ「それにしても暇よ」

シンジ「じゃあゲームでもすれば?ワンダースワン」

アスカ「もう飽きたわ。ねえシンジ、しりとりしない?」

シンジ「いくら暇だからってしりとりって....」

アスカ「良いじゃない~ホラ、私から行くわよ しりとり!」

シンジ「え、、っと。じゃあ りんご!」

406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/20(日) 14:31:33.06 ID:xNhvVdip0
10分後

シンジ「アスカ~」

アスカ「うるさいっ分かってるわよ! えっっと、、、エ、、エ」

シンジ「エヴァはもう出たからね。エヴァ二号機とかもナシだからね~」

アスカ「こ、細かい男ねいちいちと....」

シンジ「はい5-4-3-2ー」

アスカ「ちょっ ちょっと待ってシンジーー !?」

407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/20(日) 14:35:58.94 ID:xNhvVdip0
アスカ「エーストゥ!!」

シンジ「はい?」

アスカ「エーストゥよ!はいシンジ、「ト」か「ウ」ね」

シンジ「なんだよそのエーストゥって」

アスカ「ドイツ語よ 1って意味」

シンジ「ドイツ語なんてずるいよー」

アスカ「私は苦手な日本語でアンタと勝負してるんだから、これくらいの
    ハンデは当然でしょっ」

シンジ「なんだよぅーそんなの出されても英語だかドイツ語だかも分かんないよ」

アスカ「はいはい負け惜しみは良いから、早く次を考えなさいよね」

408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/20(日) 14:42:25.40 ID:xNhvVdip0
更に10分後

シンジ「う~....ス、、、ス、、、ス」

アスカ「ホラホラ~どうしちゃったのかな~シンジ~」

シンジ「スで返す縛りしてくるなんて、どこが日本語苦手なんだよアスカは.....」

アスカ「負けた方がお風呂掃除だからね~」

シンジ「あ~もう、、、す、、ス、、ス」

アスカ「・・・」

シンジ「あ、 ススキだ!ススキ!!」

アスカ(チッ)


409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/20(日) 14:50:50.46 ID:xNhvVdip0
アスカ(キ、、、キス)

シンジ「はいアスカ、キだよ」

アスカ「わ、分かってるわよ。キ.......キ.................」

シンジ「キツツキはもう出たからね~」

アスカ(あ~もうアレ以外頭に浮かんでこないっ)

アスカ「キ....キ............キス!!」

シンジ「キス!?」

アスカ(言っちゃった....)

シンジ「キスかぁ。アスカはやっぱすごいね」

アスカ「え?何が?」

シンジ「セカンドインパクト前の生き物だよね。その魚。図鑑で見たことあるんだ」

アスカ「え?あ、、そ、そうね」

シンジ「あ~でもまたスだ....もう思いつかないよ」

アスカ(なんか違う!想像してたのとなんか違う!!)

414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 15:06:30.41 ID:xNhvVdip0
更に10分後

アスカ「な、なかなか決着着かないわね」

シンジ「ねえ、もう引き分けってことにしようよ」

アスカ「何甘いこと言ってんのよっ勝負に引き分けなんてないのよっ」

シンジ「はぁ...ホント負けず嫌いなんだからアスカは。じゃあ別のゲームにしようよ
    このままじゃ決着つくの夜中だよ」

アスカ「まあそれはあるわね。じゃあ何にする?」

シンジ「うーん、、、、あ、コレなんかどう?」ゴゾゴゾ

アスカ「なにこれ?」

415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 15:13:25.72 ID:xNhvVdip0
シンジ「レトロゲームだよ、昔に流行ったヤツなんだって。ケンスケが本体ごと
    貸してくれたんだ」

アスカ「へぇ~それで勝負するってのね。良いわよ。格闘?アクション?」

シンジ「ルールは先にビビった方が負けってことで」

アスカ「ビビる? はんっ私がグズなアンタより先にビビるなんてあり得ないわっ。
    で、どんなゲームなの?」

シンジ「僕も詳しくは...ただちょっと怖い系だって言ってた。
    .ケンスケが名作だから一回やってみろってうるさくて」


カチッ

「弟切草 」

417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 15:20:10.65 ID:xNhvVdip0
※知らない人のために
弟切草って昔のゲームで、無人の館だから迷い込んだ2人が怖い目に合うって話で
選択肢選んで物語を進めてくって感じのヤツです。

小さい時やってかなり怖かった記憶があります。


419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 15:27:42.37 ID:xNhvVdip0




シンジ「たしかにちょっと怖いかも。夜中に1人でやった方が良いってケンスケが言ってた
    のが分かる気がするよ」

アスカ「そ、、、そうね、、、、それくらいがちょうど良いかもね」

シンジ「アスカ、こっちでいい?」

アスカ「い、い、いいわよっさっさと選びなさいよ」

シンジ「じゃあこっちっと」

ピカーン

アスカ「ヒィッ!?」ギュッ

シンジ「ただの雷だよ、アスカ」

アスカ「わ、分かってるわよっ アンタが驚くかなーって思ってわざとry」

シンジ「あ、この人、ミイラだ」

アスカ「ヒィーーーッ!!」ギュッ~

420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 15:33:17.87 ID:xNhvVdip0
シンジ(う、腕に、、柔らかい感触が、、、)
   「アスカ、結構怖いんじゃない?」

アスカ「ちょ、ちょっと寒いからくっついてるだけよ
    私がこれくらいで怖がるわけないじゃないの」

シンジ「じゃあ、進めるよ」





アスカ(怖い怖い怖いこーわーいー。もう何ぐずぐずしてんのかしらこの登場人物は
    あ~早く終わって!)

シンジ(ア、アスカがこんな密着してるとゲームに集中できないよ...)

421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 15:46:33.42 ID:xNhvVdip0
・・・

アスカ「.........ビクッ」

シンジ「あ、ここは何もなさそうかな,,,」

ガチャッ  !?

シンジ「うわっこれは結構怖い」

アスカ「キャーッもうダメ!!」


ドンッ バタッ

シンジ「いたたた、いきなりそんな思いっきり飛びつくなんてアスカやっぱりこわかったry」

アスカ「ブルブルブル.............」ギュッ



シンジ「....もうやめよっかゲーム。僕の負けでいいから」

アスカ コクッ


アスカ「...........落ち着くまでもうちょっとこのままでいて」

シンジ「はいはい」

431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 16:32:01.01 ID:xNhvVdip0
お風呂掃除

ゴシゴシゴシ

シンジ「ふぅ。あとは浴槽流してっと」

シンジ(アスカ、もう平気かな)

アスカ「シンジーー」

シンジ「何ー?」

ガラガラガラ

アスカ「私も手伝う」

432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 16:33:02.51 ID:xNhvVdip0
シンジ「平気だよ、アスカはTVでも見て気分変えてなって」

アスカ「いいの。勝負はなかったようなもんなんだから、私もやるわ」


アスカ(それに1人でいたらまたさっきの思い出しちゃうんだもん...)

433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 16:33:58.38 ID:xNhvVdip0
アスカ「よいしょ、よいしょっと」

シンジ「2人でやるとあっと言う間だね」

アスカ「そうね。シンジー蛇口からお水だしてくれる?」

シンジ「うん」キュッキュ

シャーーーーッ

アスカ「つめたっ!!」

434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 16:34:47.13 ID:xNhvVdip0
シンジ「ごごゴメン!!シャワーになってた」キュッキュ

アスカ「あ~もうびしょびしょ.....Tシャツ替えなきゃ」

シンジ(あぁ...怒るなぁこれは)

アスカ「シンジ.......」

シンジ「あ、あの、、、ゴメン、ついうっかりしてて」

アスカ「おかえしよっ」

シャーーーーッ

シンジ「つめたっ!!この!!」

アスカ「キャッ!やったわね~」

バシャバシャ



こんな夕方

477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 23:09:50.99 ID:xNhvVdip0
>>76

番外編 レイの一日 2


数日後

碇君が、どうすればいいか分からない時は笑えば良いって教えてくれた。
笑ったら碇君も笑ってくれた。これはいいかもしれない。


朝、赤木博士に笑ってみせた。無言で出てってしまった。
タイミングが悪かったのかしら。尿検査の後に笑うのはやめておこう。

昼、指令に笑いかけてみた。ユイ、ユイ、とつぶやきはじめた。いつもの指令だ。

夜、部屋で笑ってみた。1人の時にすることじゃないような気がした。



496 名前:1/2[sage] 投稿日:2010/06/21(月) 00:15:14.49 ID:LL3Ggwj+0 [1/5]
こういうの初めてだし拙いと思うけど
気に入らなかったらごめんね。しかも超短いです


「ねぇシンジィ」

「何? アスカ」

「あのさー・・・アレなんだったかしら、アレ」

「え・・・っ、アレって?」

「アレっていったらアレよ! 日本語で何て言うか思い出せないの!」

「いやそんなこと言われても・・・アスカ独語辞典とか持ってないの?」

「あたしとした事がこんな単語を忘れるとは思わなかったからねー・・・」

「んー・・・じゃあさ、それってどんなものか説明してよ」

「えっとね、シンジみたいでぇ、」

「え?」

「確か植物だったと思うわ」

498 名前:2/2[sage] 投稿日:2010/06/21(月) 00:22:02.49 ID:LL3Ggwj+0 [2/5]
「・・・念のために聞くけど、ドイツ語では何て言うの」

「sojabohnensprossen」
「ごめんわからないや」

「でしょうね。期待したあたしが馬鹿だったわ」

「力になれなくてごめんね・・・ご飯できたから機嫌直して」
「はんっ! ばっかじゃないの、ご飯なんかで機嫌直すほど幼稚じゃないのよ、あたしは! て言うか元から機嫌なんか悪くないし!」
「でもほら、久しぶりのチャーハンだし、美味しいよアスカ」

「・・・・・・じゃあいただきます」ムグムグ

「なかなか美味しいわね・・・まあまあじゃないかしら」

「そう? ならよかった。単語のほうはミサトさんが帰ってきたときにでも聞こうよ。ミサトさん、ドイツにいたことあるんだろ?」
「うん・・・まぁね」
「ならきっと解るよ。大丈夫」

「!」

「どしたの?」

「これよ! シンジ、これだわ!」

「ああ、それが・・・・・・って、それが・・・僕みたいって・・・どういう・・・」


もやしでした

651 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/22(火) 00:23:07.69 ID:Nq5l2NxC0 [3/11]

「シンジもさぁ、もうちょっと体鍛えないと老後が大変よ?」

「一応人並みには運動してるつもりなんだけどなあ・・・」

「もっとあたしみたいにエレガントにタフじゃなきゃ」

「エレガントでタフってよくわからないけど、まあ運動は必要だよね」

「その点あたしは小さい時から鍛錬を積んでいるから心配はないわ。
 あら良かったわね、老後の面倒はあたしが見てやれるわよ?」

「別に要介護者になるつもりはないけどね」

「まぁ」

653 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/22(火) 00:25:16.51 ID:Nq5l2NxC0 [4/11]
「ごちそうさま! と言うことでこの冷蔵庫のプリンの最後の一個はあたしがデザートとしていただくわね」

「どういうことか解らないよアスカ、ってかそれは僕が取っといた奴だって」

「それくらい知ってるわ。あたしにむかって生意気な口聞いた罰なのよ~」

「なんだよそれ・・・返してよ」

「駄目よ。こういう甘くてしかも添加物たんまりの食べ物は体に悪いの。こんなもん食べるんじゃないわ」

「じゃあアスカの代わりに食べてあげるからさっ。ほら返せ!」

「イヤよ~ん、盗れるもんなら盗ってみなさいっ」
しばし戯れる二人

ピンポーン…ガチャ
「たっだいまあ~! いやー疲れた疲れた!」

「あ、ミサトさんお帰りなさい」「あらミサト、遅かったわね」

「ちょっちね! 仕事が溜まってて。家までお持ち帰りよん」

「ご飯一応作っておきましたけど要りますか?」「何故か焼き飯にもやしが入ってる失敗作だけどね!」

「はいはい腹が膨れりゃなんでも歓迎っと・・・お? 何してんのあんたたち」

655 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/22(火) 00:27:39.46 ID:Nq5l2NxC0 [5/11]
「あ、そうそう。こいつがね! あたしのプリン奪おうとすんのよ!? しんじらんない!」

「酷っ! 最初に盗ったのはアスカのほうじゃないか・・・!」

「あーもう、事情はだいたいわかったから。あんたたちいっつもそんな事やってるじゃない。
 せめてもうちょっと平和的に解決なさいな」

「例えば?」

「そりゃあ、ここ、日本で平和的な解決法といったら、じゃんけんの右に出る物はないんじゃない?」

「ミサト・・・それ、こいつがじゃんけんだけは異常に強いこと知ってて言ってるの? あたしに不利よ」

「ふむ、じゃんけんが不満とは・・・となると、ここは腕相撲ね」

「へ? ミサトさん、そんな事なんで急に・・・」

「それはね、>>536氏が腕相撲と仰ってたからよ」

「「は?」」

657 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/22(火) 00:32:12.57 ID:Nq5l2NxC0 [6/11]
「まあ、アレよ。子供には知らなくても良い、オトナの事情ってもんがあるのよ」

「唐突過ぎて全く話が読めないわ」

「読めなくて結構。ここらで腕相撲やってもらわないと私が困るのよ」

「何でミサトが?」

「いいから、ほら。やったやった」

「・・・・・・シンジはそれで良いの?(あたしにアドバンテージがあるけど)」

「あや、あの僕は、アスカが良いなら別に・・・」

「あら生意気ね。あんたなんか一瞬で沈めてやるわ」

「話はまとまったわね。さあ急いで、ひじ付けて! いいわね、・・・ファイ!」


659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/22(火) 00:34:07.68 ID:Nq5l2NxC0 [7/11]
しばらく後
「な・・・なんであたしが・・・あんたなんかに・・・・・・」ゼーハーゼーハー

「ふふん・・・まあ、当然の結果・・・って、トコかな(自慢げ)」ヒュー…ヒュー

「悔しい・・・! 前やったときは楽勝だったのに・・・」ゼーゼー

「お、男の腕力、舐めちゃ駄目だよ(得意げ)」

「くっそ・・・! さっきからカッコの中身がいちいちムカつくのよ! もっかい!」

「え・・・マジ?」

「何回だってやってやるわ! あたしが勝つまでね! おりゃあ!」ガッ

660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/22(火) 00:44:34.42 ID:Nq5l2NxC0 [8/11]
「・・・結局のところ、戦績はアスカ3勝、シンちゃんが2勝。ま、引き分けって所ね」
「えぇーなんでぇ!? どう考えてもプリンはあたしのものでしょ!」
「もうどうでもいいや・・・」

「ねえ、ミサト!」

「(アスカ。)」←アイコンタクト
「(・・・?)」

「じゃあ、私はここらでお役御免ってことでぇ。さっ、ビールでも飲みましょ!」
「ち、ちょっと! ミサト?」

「(チャンスよアスカ)」←やっぱりアイコンタクト
「(・・・・・・!)」


「んむ~美味しい!」

「でもアスカ・・・アスカは本当にこれで良かったの? いつも食い意地張ってるだけに、何か裏がありそうで怖いんだけど」
「何よ、失礼ね! 裏なんかないわよ! ふんだ!」

「なんだかんだ言って、本当はアスカもシンちゃんのことが好きなのよねー。ね、ペンペン」
「クワッ!」

「な、なによミサト! 何か言った!? 第一ねえ、プリン開けるお皿の一つもないなんてしんじらんない!
 酒のつまみで使いすぎなのよーっ!」

とかなんとか言いつつも、シンジ君と一緒のカップをつつけて幸せなアスカさんでした。

(ミサト・・・たまには気が利くのね・・・ありがと)



500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/21(月) 00:22:55.43 ID:LL3Ggwj+0 [3/5]
お目汚し失礼致した・・・




536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 10:42:53.86 ID:Z/XGhOl+0 [4/7]
ネタ
シンジに料理を教わるアスカ
アスカに勉強を見てもらうシンジ
シンジVSアスカの腕相撲
熱を出したシンジを看るアスカ(その逆を)


553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:07:49.09 ID:RC9wQhN10 [1/40]
>>536

シンジ「アスカー具合どお?」

アスカ「あつーいだるーい汗でベトベトするーきもちわるーい」

シンジ「汗は我慢して。汗かかないと治らないよ。はいポカリ」

アスカ「起きるのだるーい」

シンジ「水分とらないと駄目だよ。じゃあ起こしてあげる」グイッ

アスカ ゴクゴクゴクッ

シンジ「服も着替えないと。はい、これ着替え」

アスカ「ぼぉー.......」バサっ

シンジ「ちょっとアスカ!!脱ぎださないでよ!!」

アスカ「すずしぃ~」

554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:08:51.46 ID:RC9wQhN10 [2/40]
バタン

シンジ「もう、よっぽど熱あるんだなアスカ」

シンジ「・・・」

ペンペン「?」

シンジ「うわっ恥ずかしい。。。」

シンジ「忘れろ忘れろ!、とりあえずアスカにお粥でも作ってあげなきゃ」



555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:10:00.80 ID:RC9wQhN10 [3/40]

シンジ「アスカー入るよー」

ガチャ

シンジ「お粥もって来たよ。ちょっとは食べないと」

アスカ「う、う~ん、、、食べたくない~い」

シンジ「そんな事言わないで、ホラ、食べさせるから起きて」グイ

ポロっ

シンジ「なんで裸のままなんだよぉ!!?ちゃんと服着なよ!」

アスカ「ぼぉ~.....あれ?.....」



556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:10:45.51 ID:RC9wQhN10 [4/40]

シンジ「ねえ、ちゃんと服きた?」

アスカ「うん、もう平気ー」

ガチャ

シンジ「ほっ じゃあお粥ちゃんとたべてね」

アスカ「あーん」

シンジ「?」

アスカ「ダルくて動けない~あーん」

シンジ「はいはい どうぞ」

アスカ「パクッ」



557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:11:45.98 ID:RC9wQhN10 [5/40]


ゴホゴホッ

シンジ「アスカ、咳で眠れないのかな」

ガチャ

アスカ「ゴホゴホ....はぁはぁ.....」

シンジ「随分苦しそう...氷のう取り合えてあげなきゃ」

シンジ「汗も拭いてあげて.....」

シンジ「ちょっと様子見てようかな」

・・・

アスカ「ん、、、、んん、、、」

アスカ「あぁ~良く寝た。なんかすごく楽になってる」

アスカ「シンジ、、、ここでずっと看病してくれてたの?」

アスカ「.....ありがとう、シンジ。おかげで良くなったわよ」



558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:12:19.28 ID:RC9wQhN10 [6/40]


シンジ「ん、、、いつの間にか寝ちゃってた」

アスカ「ようやくお目覚めね」

シンジ「ごめん、、、もう起きて良いの?」

アスカ「だいぶ楽になったわ。もう平気よ」

シンジ「だめだよ、治りかけが一番危ないんだから、今日は安静にしてて」

アスカ「平気だって言ってるのにぃ。心配性ね」

シンジ「いいからいいから」



559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:12:56.53 ID:RC9wQhN10 [7/40]

アスカ「ところで、アンタ、昨日なんか珍しいもの見たりしなかった?」

シンジ「え?、いや、まあ、その、、、あの」

アスカ「・・・まあいいわ。なんか甘いもの食べた~い。買って来てシンジ」

シンジ「わ、わかったよ。買ってくるよ」

アスカ「プリンねーそれとジュースもー」

シンジ「はいはい」

ガチャ


アスカ(......ずっと看病してくれてたんだから、これくらいで許してあげるわよ)



445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/20(日) 16:59:24.13 ID:nJ8oYMaa0 [1/2]
未来からアスカとの娘がやってきてシンジを取り合う展開はもうすぐか

570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:15:12.26 ID:RC9wQhN10 [10/40]
>>445

別冊特別編  娘、襲来

???「こんにちは」

シンジ「? こ、こんにちは」

???「碇シンジさんですよね?」

シンジ「そうだけど...君は?」

???「娘です。あなたの」

シンジ「はい?僕、中学生なんだけど」

娘「信じられないかも知れませんけど本当なんです」

シンジ「え、え~っと、迷子かな。1人?お父さんかお母さんはどこにいるのかな?」

娘「お父さんは碇シンジ。新人口進化研究所の研究員。お母さんは碇アスカ。同研究所の
  非常勤研究員です」

シンジ「いや、だから本当のお父さんとお母さんは何処に.....碇アスカって.....ええぇぇぇ!?」


571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:16:10.68 ID:RC9wQhN10 [11/40]
娘「パパとママが26歳の時に私が生まれました。今13歳です」

シンジ「僕、今14歳なんですけど」

娘「・・・これ、見てもらえますか?」

シンジ「ロケット?」

パカッ

シンジ「これって....」

娘「双子の弟達が生まれた時の写真です。私が4歳の時です」

シンジ(子供を抱いてる人、アスカに似てる.....髪と目の色は同じだ。それでこの男の人、僕に似てる)


572 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:17:56.81 ID:RC9wQhN10 [12/40]

娘「少しは話を聞く気になってくれましたか?」

シンジ「写真の人が僕とアスカに似てるのは認める、でもだからと言って君の言う事が
    本当だとも思えないよ」

娘「それでは順を追って説明します。聞いてくれますか?」

シンジ「コクッ」

娘「じゃあまず、私が生まれるまでのお話を。パパとママから聞いた話です」



573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:18:55.43 ID:RC9wQhN10 [13/40]
シンジ「さっき言ってたけどママって...」

娘「碇アスカ。旧姓、式波アスカラングレーです。パパとママは学生の時に才能を買われ、

とある国際機関でのプロジェクトに関っていて、そこで2人は知り合ったって聞きました。

ママはいつも私の方が優秀だったって言うけど、私はパパの方がすごかったんじゃないかって

思ってます。

えっとそれで、そのプロジェクトが成功して世界中でセカンドインパクト以降の復興が加速し

ていったんだそうです。

シンジ(ネルフとエヴァのことかな....じゃあ使徒を全部倒して平和になれたってことか.....)



575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:19:56.21 ID:RC9wQhN10 [14/40]
娘「それで、その後その機関は解散することになって2人は学生に戻ったそうです。
 その頃にパパの方からアタックしたって。パパはこの話する時はいつも嬉しそうにしてます」
シンジ「僕がアスカに......?」

娘「はい。続けますね。その後ママは新人口進化研究所に入所、パパは大学に進んた後に
  同所に入所したそうです。その後に結婚。そして私が生まれてママは非常勤の研究員
  に。って言ってもほとんど専業主婦で、私と弟達の面倒を見てくれてます」

シンジ「えっっと......なんか信じられないなぁ」

576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:20:58.67 ID:RC9wQhN10 [15/40]
娘「いきなり聞かされてもそうですよね。でもこれは私がパパとママから聞いた話です。」

シンジ「その研究所ってなんなのかな?」

娘「私も詳しくは分かりませんけど、とても難しい色々な研究をしてるんだそうです。」

シンジ「アスカはまだ分かるけど....僕がそんなことするなんて想像もできないや」

娘「パパはその世界では結構有名なんですよ」

シンジ「その世界って?」

娘「ひらたく言えば、タイムマシーンです。最も実際開発を主導してたのは別の方で、
 パパは一時プロジェクトに協力していただけですが」

シンジ「僕が!?そんなすごいことを!?」


577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:21:36.37 ID:RC9wQhN10 [16/40]
娘「パパはまったく違う研究をしてた時に偶然ヒントを得たって言ってました
  だから、何事にも一生懸命取り組みなさいっていつも言われます」

シンジ「で、それを使って君がここに来たってこと?」

娘「そうです。分かってもらえましたか?」

シンジ「うーーん、、、でも信じろって方が無理があるよ」

シンジ「ひとつ、聞いていいかな?」

579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:22:06.21 ID:RC9wQhN10 [17/40]
娘「なんですか?」

シンジ「なんで、君は僕に会いにきたの?」

娘「それは.....」




回想 未来 ------------

アスカ「そりゃ~パパとママは仲良しだもの~」

娘「パパは私とママどっちの方は好きなの?」



582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:03:07.27 ID:RC9wQhN10 [18/40]
さるさんくらったてすと

583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:04:06.02 ID:RC9wQhN10 [19/40]
シンジ「娘ちゃんも大切。ママも大切。どっちも大好きだよ」

アスカ「・・・」ジーッ

シンジ「マ、ママとは娘ちゃんがうまれる前からずっと一緒だからね。ママと娘ちゃんは同じ
   くらい好きだけど、ママが頑張ってくれたから娘ちゃんが生まれてきてくれたんだよ。
   だからママにはとっても感謝してるんだ。勿論生まれてきてくれた娘ちゃんにもね」

アスカ(どっちつかずが上手いわね相変わらず)


584 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:05:20.28 ID:RC9wQhN10 [20/40]

娘「じゃあ、パパの若い時に私と出会ってれば、ママより私をとった?」

シンジ「そうだね~そうかもしれないね~」

アスカ「ま~パパのことだから結局は私を選ぶに決まってるけどね~」

シンジ「ははは、そうだね」

娘「・・・そんな事ないもん」

娘「私の方がパパのこと好きだもん。絶対パパは私を選んでくれるに決まってるもん」

アスカ「じゃあ試してみる?」ニヤニヤ

娘「え?」


585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:06:21.18 ID:RC9wQhN10 [21/40]
アスカ「娘ちゃんが若いパパから愛の告白をしてもらえたら勝ちってことで」

シンジ「ちょ、ちょっとママ。タイムスリップさせるお金なんてウチにはないよ。それに危ないし」

アスカ「赤木博士に頼んで最新型のテスト実験に便乗させてもらえばいいのよ」

シンジ「うーん、それならお金はかからないし最新型は安全生高いけど、そんな下らない理由で」

アスカ&娘「くだらなくない!!」

シンジ「・・・はいはいそうですね」

娘「のぞむところです!」


※アホみたいに科学が進歩して、未来でのタイムスリップは現在の宇宙旅行くらいになってます



586 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:07:17.33 ID:RC9wQhN10 [22/40]
アスカ「期間は二週間よ。言っておくけど、ママが娘ちゃんくらいの歳にはもうおっぱいも
    これくらいあったし、パパはその頃からママを好きだったと思うわよ~」

娘「の、のぞむところです!」

アスカ「負けて帰ってきたら、お小遣い5割カット。いいわね?」

娘「むむむ、ママの意地悪!」

シンジ「じゃあ、リツ子さんに頼んでおくよ。娘ちゃん、色々注意事項はあるからちゃんとそれは守るんだよ?」

娘「うん、待っててねパパ。悪の手から私が守ってみせます!」

シンジ「悪って......大丈夫かなぁ」


二週間で帰ること。それまで一緒にいさせてほしいという事。アスカは勿論他の人達にも正体を明かさないこと。
目的はあくまで伏せたまま。パパが仕事で忙しいのでかまってもらえず、仕方なく夏休みを利用して若いパパに
会いにきたって事に。娘ちゃんはシンジに淡々と説明した。
シンジも害はないと判断。アスカと自分に似てる娘ちゃんに興味を持ち歓迎することにした

587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:08:22.38 ID:RC9wQhN10 [23/40]
アスカ「なにその子?」

シンジ「えっと、ここに来る前に近所に住んでた子。遊びに来たみたい」
   
アスカ「ふーん、それで、なんでこの子はウチの部屋に入ってきてるわけ?」

シンジ「夏休みで、暫くこっちに泊まるってことに」

アスカ「なに勝手に言ってんのよっ!第一空いてる部屋が無いじゃないの!?」

娘「大丈夫です。シンジさんの部屋にお邪魔しますからご迷惑はかけません」

アスカ「ななななに言ってんのよ。シンジが迷惑よシンジが! ね?シンジ?!」

シンジ「え?あ、ああ、うん。そうだね」

アスカ「ほらー見なさい。それにミサトの許可だって必要でしょ」

娘(ママ若ーい。びしょうじょ~って感じ)

娘「じゃあ、許可をいただけるまで待たせてもらいます」

スタスタスタ

アスカ「・・・なんなのあの子、いきなり偉そうにぃ!」


588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:09:09.79 ID:RC9wQhN10 [24/40]


ミサト「へえ、シンちゃんの知り合いなら良いんじゃない~」

アスカ「ミサト!!そんな簡単に!!」

ミサト「ま 今更1人増えても変わんないわよ~」

娘(ミサトおばさんも若い。今も綺麗だけど、中身はあまり変わってないみたい)

娘「ありがとうございます。ミサトおばさん」

ミサト「あら~礼儀がちゃんとしてる子ね~。ミサトお姉さん感心しちゃったわ~」


アスカ(訂正した...)
シンジ(さらっと訂正した....)

589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:09:42.81 ID:RC9wQhN10 [25/40]
ミサト「部屋は空いてないから、シンちゃん。暫くリビングで寝てちょうだい」

シンジ「はい、分かりました。じゃあ娘ちゃんは僕の部屋使って」

娘「そんなの悪いですよミサトおばさん。私はシンジさんと同じ部屋で構いません」

ミサト「さすがそれはマズいわよ~他所様の子を預かるミサトお姉さんとしてもね」

ミサト「さ~って、お姉さんはお風呂入ってこよっかな~」


シンジ(念を押した....)
アスカ(ミサト....)

591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:10:31.11 ID:RC9wQhN10 [26/40]
深夜

シンジ zzzzzzzz

娘(そろそろね...) コソ~

娘(パパ、良く寝てる)

娘(おっじゃまっしまーす) ゴソゴソ

娘(パパだ。やっぱりパパの匂い)ギュ~

アスカ「・・・」

娘「・・・はっ」


アスカ「・・・なにしてんのアンタ」


娘「・・・そ、添い寝です」

592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:11:17.72 ID:RC9wQhN10 [27/40]

アスカ「なにふざけたことしてんのよっ離れなさいよ」バサッ

娘「んにゃーー離れません~」


ワイワイガヤガヤ


アスカ「ったくもう、子供は大人しく部屋で寝なさい!」

娘「子供はお互い様です」

アスカ「アンタよりは大人よっ 早く戻りなさい!」

娘「ちぇっ」

トタトタトタ

604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:03:28.68 ID:RC9wQhN10 [29/40]
アスカ「あの子、油断も隙もないわね」

シンジ zzzzzzzzzzzzz

アスカ「・・・」

キョロキョロ

アスカ「・・・」

ゴゾゴゾ

アスカ(シンジ....)ピタっ


娘「・・・」

アスカ「・・・はっ」


娘「なにしてるんですか?」

アスカ「・・・シンジが寝言で寒いっていうから暖めてあげようかなと」


605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:05:03.37 ID:RC9wQhN10 [30/40]
娘「こんな蒸し暑いのにあり得ません!うなされてるじゃないですか!」

アスカ「アンタが余計なことしたせいよ!」

娘「とにかく離れて下さい!!」

アスカ「ムキーーーッ」

ワイワイガヤガヤ


アスカ「はぁはぁ」

娘「はぁはぁ」


アスカ「と、とりあえず、お互い同時に部屋に戻りましょう」

娘「そ、そうですね」

スタスタスタ


その後、朝を迎えるまでに同じようなやりとりが5回あった

609 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:06:52.82 ID:RC9wQhN10 [31/40]


シンジ「2人ともどうしたの?なんか目が座ってるんだけど...」

アスカ&娘「ちょっと虫がうるさくて」

ミサト「娘ちゃんはいいけど、アスカは今日学校あるんだからちゃんと行きなさいよ」

アスカ「は~い、分かってるわよ」

娘(そっか...昼間はお留守番かぁ)

シンジ「じゃあ行ってきます」

娘「いってらっしゃーい」
娘(つまんないなぁ)

アスカ(ニヤニヤ)
アスカ「シンジーー今日は2人でゆ~~っくり学校行きましょ」

シンジ「う、うん」

娘「さすがママ。いちいち意地悪してくるわ」

610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:07:49.61 ID:RC9wQhN10 [32/40]
学校

アスカ「あの子は危険よシンジ」

シンジ「そっかな。よく分からないけど良い子だよ多分」

アスカ「多分ってアンタ...ほんと分かってないわ」

シンジ「でも、せっかく会いにきてくれたんだし歓迎してあげないと」

アスカ「私はそんな気になれなそう~」

シンジ「そう言わず仲良くしてあげてよ」

アスカ「まあ考えておくわ。それはいいとして、あの子、なんとなくアンタに似てない?」

シンジ「そ、そっかなー」

アスカ「雰囲気というか、目が似てるのかな。最初みた時からなんかに似てるなーと思ったのよね」

611 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:08:31.06 ID:RC9wQhN10 [33/40]
シンジ「.ア、アスカにも似てるよね。髪の色とか」

アスカ「そう言われたらそうね」

シンジ「・・・もし」

アスカ「?」

シンジ「もし、僕とアスカの子供がいたとしたら、あんな感じ、、、なのかなって」

アスカ「バッカじゃないの?!」

シンジ「ははは、ゴメン」

アスカ「ほんっと、バッカみたい..........」



支援感謝!!

612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:09:28.42 ID:RC9wQhN10 [34/40]
ガラガラガラ

「おーい、碇。知り合いだってヤツが廊下にきてるぜ」

シンジ「う、うん。誰だろ」

アスカ「?」

娘「こんにちは!」

シンジ「娘ちゃん!どうしても学校に?!」

娘「へへへ、お弁当作ってもってきました」

シンジ「そ、そっかーわざわざありがとうね」

アスカ「へん、おあいにく様。シンジは弁当持参なのよ」

娘「そうなんですか? 余計なことしちゃいました」

シンジ「そんなことないよ。気にしないで」

アスカ「あ~あ、小さな親切大きなお世話ってね~」

613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:10:17.32 ID:RC9wQhN10 [35/40]
娘「むむむ、また意地悪なことを。 ....そうだ!お弁当もってきてもらえますか?」

シンジ「僕の?うんちょっと待って」ゴソゴソ 「はい」

娘「ありがとうございます、そこのいかにもお腹空いてそうなジャージの人」

トウジ「なんやワシのことか?」

娘「このお弁当は今からあなたのものです。しっかり食べて勉強に励むといいですバカ」

トウジ「なんや、もらってええんか。なら遠慮なくいただくわ」パクパク

娘「これで私のお弁当たべてもらえますね!」

シンジ「う、うん。そうだね(強引な所はアスカそっくりだ)」



アスカ「むむむむ」バチンッ!

トウジ「いったぁぁぁ!なんやねん!」

アスカ「フン、バーカ」

トウジ「毎度毎度なんやねん.....」

616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:12:28.33 ID:RC9wQhN10 [36/40]


娘「どんな人がタイプですか?」

シンジ「えっ僕? そうだな....」

アスカ「・・・」

娘「・・・」

シンジ「や、優しいひと、、かな」

アスカ「抽象的~。もっと具体的にないの?見た目がどうとか、髪型がどうとかさ~」

シンジ「だって、よく分かんないよそんなの。アスカは?」

アスカ「私?私は、、、アレよ、、、や、優しい人とか?」

シンジ「一緒じゃないか」

アスカ「うるさいわねーそんなのどうだっていいのよ」

シンジ「じゃあ娘ちゃんは?」

娘「シンジさんみたいな人!!」

シンジ「ははは、ありがとう」

アスカ(......むむむむ。この子はやっぱり危険だわ)

617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:13:15.31 ID:RC9wQhN10 [37/40]
数日後 自宅


娘「ママがいうほど、まだ2人の仲は進展してないみたい」

娘「どっちかっていうとママの方がパパを気にしてるみたいだけど、
  パパからアタックしたってホントなのかな」


娘「それにしても、ひま・・・」

娘「あ、そうだ!夕飯!!」

娘「パパは若い時ママの料理食べて、ママの事気になり始めたって言ってたわ」

娘「お弁当は手の込んだもの作れなかったけど、夕飯で!」


625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:56:30.05 ID:RC9wQhN10 [38/40]


シンジ&アスカ「たっだいま~」

シンジ「あれ、なんか良い匂いする」

アスカ「ほんとね。でもこれって...」

娘「おかえりなさい!」

シンジ「娘ちゃん、もしかして」

娘「はい!ご飯作っておきました!さあ早く着替えて食べてください!」


アスカ「....やっぱり」

シンジ(これってこの前アスカが作ってくれたのと一緒だ)

626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:57:43.64 ID:RC9wQhN10 [39/40]

娘「ママがとっても料理上手だから色々教えてくれるんです。
  これ、パパが一番好きなメニューなんです。お口に合うといいんですけど」


シンジ「モグモグ、、、うん、美味しいよこれ」

アスカ「・・・」

娘ちゃん「やったー!。ねえマm、じゃなくって、アスカさんはどうですか?」

アスカ「うん、まあ、お、美味しいわよ」

娘ちゃん「やったー!ママはいっつも美味しいって中々言ってくれないんです!嬉しいー!」



627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:58:29.10 ID:RC9wQhN10 [40/40]
アスカ「そうなの?意地悪なママね。充分美味しいわよ。それにこのメニュー、良いセンスしてるわ」

娘「へへへ。ねえアスカさん、たっくさん食べて」

アスカ「まあでも、ちょっと味付けが濃いかもね~」

娘「え~そうですか~?お塩入れすぎたのかな」

アスカ「それは下準備の時に軽く塩だけふって、~~~~~」

娘「うんうん」

アスカ「それでスープは~~~~~」



シンジ「なんか、急に仲良くなっちゃって」

シンジ(お母さんのこと、好きなんだな娘ちゃんは)

629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 00:00:34.73 ID:Vw3sGU080 [1/28]
娘(ママに褒めてもらってつい嬉しくなっちゃった。本来の目的はパパなのに)

娘(なんか、ママに会いたくなっちゃった...)





アスカ「あの子、またシンジの所に潜り込んだりしないかしら」

ガチャ

娘「・・・」

アスカ「? どうしたの?」

娘「・・・一緒に寝てもいいですか?」

アスカ(何企んでるのかしら....まあ手の届く所にいるほが良いか)「まあ、いいわよ」


630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 00:01:37.50 ID:Vw3sGU080 [2/28]
ゴソゴソ ぎゅ~っ

娘「・・・ママ」

アスカ(...寂しくなっちゃったのかな)
アスカ「よしよし、寝るまで一緒に居てあげるわよ」

娘 ぎゅ~

アスカ「ねえ、ママってどんな人?」

娘「あのね、怒るととっても怖くて、意地悪で、我が儘なの」

アスカ「酷い親ね」

娘「ううん、でもとっても優しいの。お料理もお勉強も教えてくれるし、物知りなのよ」

アスカ「ふ~ん」

娘「それにすっごく綺麗で、パパととっても仲良しなの。だからママ大好き」

アスカ「そうなんだ。パパは?」

娘「パパもとっても優しいの。ぽかぽかしてるの。私、パパとママが仲良くしてるのが大好きみたい」


631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 00:02:39.90 ID:Vw3sGU080 [3/28]
アスカ「そう、良いわね」

娘「うん。シンジさんとアスカさん、パパとママみたい」

アスカ「私とシンジがぁ?!なんか聞いてる話と全然違うような...」

娘「パp、じゃない、シンジさん、アスカさんお料理大好きだって言ってたよ
  だから、また作ってあげて」

アスカ「....うん、分かったわ」

娘「シンジさんは、ボケボケっとしてるようにみえるかもしれないけど
優しくてぼかぼかしてる人なの。仲良くしてあげてね.....ママ.....」


アスカ「分かってる。分かってるわよ」


zzzzz


633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 00:04:18.22 ID:Vw3sGU080 [4/28]


シンジ「あれ、娘ちゃんは?」

アスカ「あーなんか帰ったみたいよ。起きたら書き置きが」

おせわになりました。シンジさん、私の我が儘に付き合ってくれて
ありがとう。家に帰ります。もう会えないかもしれないけど
また会えたら仲良くしてね。


シンジ(そっかぁ満足して帰ったのかな。あの子、本当に僕とアスカの子供だったのかなぁ)


アスカ「....シンジ」

シンジ「なに?」

アスカ「また料理作ってあげるから、好きなもの教えなさいよ」

シンジ「え?どうしたの急に?」

アスカ「まあ、アンタが作ってほしいって思ってるならだけどね」

シンジ「嬉しいなぁ。じゃあ~~~~~~」


636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 00:05:36.85 ID:Vw3sGU080 [5/28]
未来 --------


娘「ママーママー」ぎゅ~

アスカ「どうしちゃったのこの子。いきなり帰ってきたと思ったら甘えん坊になっちゃって」

シンジ「寂しかったんじゃない。ママと会えなくってさ」

娘「ママ、あのねあのね。ミサトおばさん居たよ。全然変わってないのよ。中身が。
  トウジおじさんとも会ったの。おじさんだって一発で分かったわ。でねでね、」

アスカ「うんうん。じゃあリビング行きましょう。いっぱいお話聞かせてちょうだい」

娘「うん!ママ、若い時のままもすっごい綺麗だったよ。それでね、いきなり若いママったら
  私に~~~」

アスカ「うんうん、それで」

ワイワイガヤガヤ


シンジ(あ~幸せだなぁ)


おわり



720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 21:48:15.26 ID:jqfFwgLc0 [1/13]
ネタ
・酔っ払いアスカと素面シンジのやりとり(またはその逆パターン青
・デート中にトイレを我慢出来ず漏らしてしまうアスカにシンジが優しくフォロー
・デートの約束よりトウジやケンスケとの遊ぶ約束を優先してしまったシンジ


730 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:09:24.85 ID:Vw3sGU080 [12/28]
>>720
アスカ「ねえシンジ」

シンジ「なに?」

アスカ「隣町に新しく出来たファンシーショップ知ってる?」

シンジ「なにそれ?」

アスカ「アクセサリーとか小物のお店よ。ヒカリが先週行って来たんだって」

シンジ「へえ」

アスカ「アンタ、どうせ週末暇でしょ?ちょっと自転車で乗っけてってよ」

シンジ「なんか欲しいものでもあるの?」

アスカ「別にないわよ。ヒカリの話だと私の趣味とはちょっと違いそうだし」

シンジ「暇つぶしにって程度ってこと?」

アスカ「まあそんなところ」

ミサト「シンジくーん、お風呂ー空いたわよー」

シンジ「あ、はーい。じゃあ先入るよアスカ」

アスカ「お湯、汚さないでよ」

シンジ「はいはい」

732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:17:41.52 ID:Vw3sGU080 [13/28]
後日、金曜日

トウジ「先生~明日は何してるんや?」

シンジ「明日?どうかしたの?」

トウジ「なら明日はワシに付き合うてや」

シンジ「うん、いいよ。どこ?」

トウジ「それがな、妹のヤツに退院祝いでも買ってやろうかと思ってるやけど
    なにを買ってやったらいいか分からなくてのう」

シンジ「僕も、そういうの分かんないよ」

トウジ「頼む!そこをなんとか!一緒について来てくれるだけでもええんや!」

シンジ「わ、わかったよ。役に立たないかもしれないけど」

トウジ「先生~恩に着るわ~」

シンジ(....そういえばアスカがなんか言ってたけど、特別約束したわけでもないし
   いつでもいい用事みたいだから、平気だよね....)

736 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:22:01.36 ID:Vw3sGU080 [14/28]


シンジ「ただいまー」

ミサト「おかえりなさい」

シンジ「あれ、アスカは?」

ミサト「今日は洞木さんの所にお泊まりだそうよ」

シンジ「そうなんですか........」

ミサト「......むふふ~。なに~シンちゃん、寂しいのかな~」

シンジ「もう、からかわないでよミサトさん」

---- 一方 洞木家 ---

アスカ「ま、シンジがどうしてもって言うから、仕方なくね」

ヒカリ「じゃあデートってこと?!」

アスカ「そ、そんなんじゃないわよ」

アスカ(....明日何着てこうかな)

738 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:28:32.73 ID:Vw3sGU080 [16/28]
翌日 朝

アスカ「たっだいまー」

ミサト「おかえり、アスカ早いのね」

アスカ「まあね~」
アスカ(シンジはまだ寝てるのかしら。先に着替えちゃおっかな)

・・
・・・

アスカ「よし、これに決めたっ」

ゴソゴソ

アスカ「うん、可愛いわよアスカ」

ガチャ

ミサト「アラ、アスカまたお出かけ?」

アスカ「ちょっとそこまでね~ シンジはまだ寝てるの?」

ミサト「シンちゃんならもう出掛けたわよ」

アスカ「なぁんですってぇ!!!」

740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:38:05.54 ID:Vw3sGU080 [17/28]
夕方 シンジ「たっだいまー」

ミサト「・・・シンジくん」

シンジ「? どうしたんですかミサトさん怖い顔して」

ミサト「アスカ、朝帰ってきて、シンちゃんが出掛けてるって聞いたら
    もの凄い顔して出てったんだけど、なんかあったの今日?」

シンジ「え....えええええええ!?でも、ちゃんと約束したわけじゃ」

ミサト「詳しく聞かせてちょうだい」

かくかくじかじか

ミサト「なるほど。まあどっちもどっちって所ね」

シンジ「ねえミサトさんどうしよう....」

ミサト「わたし、今から加持君と飲みに行ってくるわ」

シンジ「ええええ見捨てないでよミサトさん!?」

ミサト「自分でなんとかするのも勉強よ。もう中学生なんだからしっかりしなさい」

シンジ「・・・面倒くさくて逃げるんですね」

ミサト「そそそそんなわけないでしょ!シンジ君のためよ。じゃあ頑張ってね~」

シンジ「どうしよう・・・怒ってるだろうなぁアスカ」

741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:40:51.99 ID:Vw3sGU080 [18/28]
数分後

バタン

アスカ「・・・」

シンジ「あ、おかえり、、、アスカ」

スタスタスタ

アスカ「・・・」

シンジ「・・・」

アスカ「・・・・・・・」

シンジ「あの、ゴメン、、、僕、、、」

バタンッ

アスカ「な~にがゴメンなのよ!!なにが!!!!」


744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:50:33.35 ID:Vw3sGU080 [19/28]
アスカ「8時間よ8時間!!朝から今まで!!」

シンジ「・・・ごめん」

アスカ「ミサトの手前出掛けないわけにはいかないから友達と遊びに行くんだって出て、
    ヒカリにはアンタと出掛けるって言っちゃったからヒカリの所にいくわけにもいか
   ず、公園コンビニ公園コンビニもう立ち読みする本なんて午前中で無くなったわよ!!!!」

シンジ「ごめん」

アスカ「だいたいアンタどこ行ってたのよ!!!?」

シンジ「.......その、トウジと...」

アスカ「あのバカなんてほっときゃいいのよ!!いいわよ!!もう!!!!!」

バタンッ

アスカ「バカ、バカ、バカ~~~~」


シンジ(................ゴメン、アスカ...)

747 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 22:57:38.54 ID:Vw3sGU080 [20/28]
数時間後

アスカ「全然怒りが収まらない。あのバカっ」
アスカ「バカみたいじゃない私.....」
アスカ「暫くバカシンジとは口きかないんだからっ」

トゥルルルルル

アスカ「ミサト?」

アスカ「もしもし?」

ミサト「アスカ、もう帰ってるのね?」

アスカ「ええ、帰ってるわよ」

ミサト「シンちゃんは?いる?」

アスカ「知らないわよあのバカのことなんて。で、なんなの?」

ミサト「シンちゃんね、かくかくしかじか」 アスカ「・・・」

ミサト「まあ、シンちゃんが悪くないとは思わないけど、悪気があったわけじゃないみたいってことだけ、伝えておくわ」

アスカ「別にいいわよ、そんなことだけならもう切るわよ」

ツーツーツー

アスカ「フンッ悪気がなけりゃ許されるってもんじゃないっつーの」

751 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:08:27.30 ID:Vw3sGU080 [21/28]
数十分後

シンジ「アスカ、部屋にいるよね?起きてる?」

アスカ「・・・」

シンジ「ゴメン、、、本当ゴメン。僕、てっきりちゃんと約束したわけじゃないと
   勘違いしてて。アスカのことをどうでもいいって思ってるわけじゃないんだ」

アスカ「・・・」

シンジ「ホント、ごめん。」

ゴトッ

シンジ「僕がいると部屋から出てきにくいだろうから、もう部屋にいくよ」

アスカ「・・・」

シンジ「じゃあ」

755 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:15:34.53 ID:Vw3sGU080 [22/28]
アスカ「フンッ、ゴメンで済むほど世の中甘くないわ」

アスカ「もっと態度で示すとか、夜中まで土下座するとかっていう発想はないのかしらあのバカには」

アスカ「・・・」

アスカ「はぁ、お風呂入ろ」

ガチャ

アスカ「・・・なんか置いてある」

ガサゴソ

アスカ「これ、ヒカリが行ってたお店の....」ガサゴソ

アスカ「指輪?。。。なにこれ~やすっぽ~い趣味わる~い」

アスカ「....フフッ」


758 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/22(火) 23:24:42.36 ID:Vw3sGU080 [23/28]
アスカ「シンジ」

シンジ「なに?」

アスカ「よくあんな趣味悪いもの選べるわね、しんじらんない」

シンジ「ごめん」

アスカ「あんなので許してもらえるとでも思ったわけ?」

シンジ「そういう風には思ってないよ。簡単に許してもらえるなんて思ってない」

アスカ「じゃあ、明日、早く起きなさいよ」

シンジ「? うん」

アスカ「このままじゃあのお店が趣味の悪いお店ってことになっちゃうでしょ。お店の人が可哀相だわ」

シンジ「....うんそうだね」

アスカ「お昼も奢りなさいよ」

シンジ「うん、奢らせてよ。アスカ、その指輪気に入らないなら明日別のものを」

アスカ「べつにいいわよ。貰っとくわ。この指輪見るたびにセンス悪い男のレッテルをはってあげるわ」

シンジ(さすがアスカだ.....意地が悪い....)

アスカ(まあ一応はじめて貰ったものだしね....)

909 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:56:45.80 ID:mgO/fQMd0 [3/30]
>>758の続き

翌日のお買い物編

アスカ「あっこれ可愛い~」

シンジ(こういうのが好きなんだアスカは)

アスカ「これも可愛い!しかもやっす~い!。あ、こっちも良いかも」

シンジ(...どれが可愛いのかよく分からなくなってきた)

アスカ「ねえシンジ」

シンジ「なに?」

アスカ「これと、これ、どっちが似合うとおもう?」

シンジ「うーん、こっちかな」

アスカ「えー私はこっちの方が気に入ってるのにぃ」

シンジ(だったら聞かないでよ...)

910 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:57:21.27 ID:mgO/fQMd0 [4/30]
シンジ「あ、これなんてどうかな?」

アスカ「どれどれ~。へえ良いじゃないこれ」

シンジ「へへ、アスカに似合うかなって思った」

アスカ「アンタもやる時はやるのね。なーんで昨日そのセンスを発揮しなかったわけ?」

シンジ「よく分からないけど、アスカのこと怒らせて焦ってたから。多分それで」

アスカ「冷静に選べなかったって言いたいのね」

シンジ「多分」

アスカ「バカね。まあ買ってきてくれただけで充分うれしかったわよ」

シンジ「ほんと?」

アスカ「ま、それで許したわけじゃないけどね」


911 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:58:15.68 ID:mgO/fQMd0 [5/30]
~~~

アスカ「あ、洋服も置いてるのねこのお店」

シンジ「可愛い服ばっかりだ」

アスカ「ふふーん、どれどれ~」

いらっしゃ~せ~、ど~ぞごら~んくださぁ~い

アスカ「なんでお店の人ってあんな喋り方なのかしら。意味が分からないわ」

シンジ「たしかに」

アスカ「あ、これ良い!このスカート可愛い!」

シンジ「ヒラヒラだね」

アスカ「ちょっと試着しちゃおっかな、スイマセーン」

ゴソゴソ

シンジ(試着してるの待つって気まずいなぁ。お店女の人ばっかりだ)

912 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:59:04.83 ID:mgO/fQMd0 [6/30]
アスカ「ジャーン!やっぱり可愛い~!」

シンジ「ほんとモデルさんみたいだ」

アスカ「このデザインなら色々着回しできそう~どうシンジ?似合ってる?」

シンジ「う、うん。すごく似合ってるよ」

アスカ「なによーもっとちゃんと見なさいよ」

シンジ「だ、だって、その、、、短すぎない?」

アスカ「そお?こんくらい普通よ普通」

シンジ「えええ、そっかなぁ」

アスカ クルクル ヒラッ

シンジ「!? ちょ、ちょっとアスカ!?」

アスカ「ふふーん、スイマセーンここに真っ赤な顔した変態がいまーす!」

シンジ「かんべんしてよもうー」

913 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:00:27.03 ID:mgO/fQMd0 [7/30]
~~~~

アスカ「シンジはどれが似合うと思う?」

シンジ「うーん、これとか?」

アスカ「ワンピースかぁ。この色はあまり着ないわね」

シンジ「アスカ可愛いから、これくらいでも映えるんじゃないかなって思って」

アスカ「.....じゃあ、ちょっと着てみる」

ゴソゴソ シャー

アスカ「良いわね、こういうのも」

シンジ「うん、似合ってるよアスカ」

アスカ「まあ私に着こなせない服なんて無いからね~」

シンジ「うん、ほんとにそうかも」

アスカ「素直にそう言われるとちょっと恥ずかしいじゃない」

シンジ「ははは」

アスカ「じゃあ着替えてくるわ」

914 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:01:12.49 ID:mgO/fQMd0 [8/30]

シンジ「さてっと、今のうちに」

シンジ「アスカが見てたのはこれと、これと、これかな。」

ピッ 三点で8800円になります。

シンジ「じゃあこれで。まだ買うものあるので荷物レジで預かってもらっていいですか?」

かしこまりました。


915 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:02:48.49 ID:mgO/fQMd0 [9/30]
~~~~

アスカ「うーん、これも買おうかなぁ」

シンジ「着替え終わった?」

アスカ「今、考え中」

シンジ「どれを買うか?」

アスカ「そうよ」

シンジ「じゃあそのワンピースは僕に買わせてよ。昨日のお詫び」

アスカ「いいわよ、冗談でまだ許さないって言っただけ。さすがに悪いわ」

シンジ「それじゃ僕の気が済まないよ。ね。僕が選んだんだし」

アスカ「いいの?」

シンジ「うん、もちろん」

アスカ「じゃあ、あとでなにかお返しするわ」

シンジ「うん、分かった。じゃあお会計してくるから、お店見てて」

アスカ「ありがと、シンジ」

916 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:03:20.82 ID:mgO/fQMd0 [10/30]
~~~

アスカ「あっれーおかしいな。さっきまであったのに。あのアクセサリー」

アスカ「あのスカートもない。売れちゃったのかな」

シンジ「どうしたの?アスカ」

アスカ「買おうと思ってたヤツが売れちゃったみたいなの」

シンジ「それならお店の人にとっておいてもらってあるよ。試着してる間に頼んでおいた」

アスカ「へーアンタにしては気が利くじゃん」

シンジ「レジで名前言えば出してもらえるようになってるから」

アスカ「うん、じゃあ行ってくるわ」


918 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:05:42.36 ID:mgO/fQMd0 [11/30]

アスカ「あのーアクセサリーとスカートを」

あ、こちらですね。どうぞ

アスカ「おいくらですか?」

代金はもういただいてますが

アスカ「えっ?」

お連れの彼氏さんから

アスカ「え?! え、えっと。。。どうもあ、ありがとう」


919 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:06:30.35 ID:mgO/fQMd0 [12/30]

アスカ(なに今日のシンジは。この手際の良さはなんなの)

アスカ「シンジ、自分で買うつもりだったのになんで」

シンジ「ごめん、余計なことして」

アスカ「いや、そりゃあ、嬉しいけどさ」

シンジ「僕がアスカを怒らせた。だからそのお詫びをしたかったんだけなんだ」

アスカ「別に怒ってないわよもう」

シンジ「なら良かった」

アスカ「お金平気なの?」

シンジ「僕はほとんどお金使わないから」

アスカ「そっか。でもさすがに悪いから今度埋め合わせさせなさいよね」

シンジ「うん」
シンジ(良かった。仲直りできて。相談にのってくれた加持さんに感謝しなきゃ)

920 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:07:22.19 ID:mgO/fQMd0 [13/30]
ランチ

いらっしゃいませー

アスカ「あーお腹空いた」

シンジ「朝から結構見て回ったもんね」

アスカ「さすがにちょっと疲れたわ。お昼済ませたら帰ってゴロゴロしましょ」

シンジ「そうだね。決まった?」

アスカ「じゃあ、私これ」

ピンポーン はい、はい、こちらとこちらですね。少々お待ちくださーい

アスカ「ねえ、そういえば、ここの店、カップルがやたら多くない?」

シンジ「そうだね。休みだからかな。あ、これ見てアスカ」

アスカ「月一恒例カップルデー。無料ドリンクサービス。これね。飲み物くらいで釣られる
   なんて世間のカップルってお気楽なもんね」

シンジ「ははは」

921 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:08:00.19 ID:mgO/fQMd0 [14/30]
お待たせしました~

アスカ&シンジ「!? こ、これは!!」

本日当店キャンペーン中でして、カップルでお越しのお客様には
こちらをサービスさせていただいております。ではごゆっくりー

アスカ&シンジ(こ、これはさすがに恥ずかしい!!)

※一人のグラスにストロー2つ、ベッタベタのアレです。



シンジ「これが無料ドリンク」

アスカ「まあ、し、し、し、仕方ないわね」

シンジ「アスカ!?」

928 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:04:51.27 ID:mgO/fQMd0 [15/30]
アスカ「ホラ、さっさと飲んじゃいましょ。置いてあっても恥ずかしいじゃない」

シンジ「え、でも」

アスカ「まわりを見なさいよ。どこも一緒よ」

シンジ「ホントだ.....」

アスカ「郷に入っては郷に従えってね」

シンジ「こ、これは恥ずかしいなぁ」

アスカ「意識しすぎなのよ。ほら、いくわよシンジ」

シンジ「う、うん」

チューチューー ズズズズ

シンジ「ぷはぁ。もうー恥ずかしくって何味かも分からなかったよ」

アスカ「こんなので喜んでるカップルがいるなんてしんじられないわ。二度とごめんね」



929 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:05:54.34 ID:mgO/fQMd0 [16/30]
食後

アスカ「ご馳走様でした」

シンジ「結構美味しかったね」

アスカ「そうね、それに珍しい経験もできたしね~」

シンジ「今思うと、ちょっと面白かったかも。恥ずかしいけど」

アスカ「そうね~率先してやろうとは思わないけど、偶然のイベントとしてはまあまあ楽しめたわ」

シンジ「うん。相手がアスカだからってのもあると思うけど」

アスカ「なーに恥ずかしいことサラっと言ってんのよ、もう」


931 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:06:47.54 ID:mgO/fQMd0 [17/30]

シンジ「じゃあ、そろそろいこっか」

アスカ「そうね」

カランコロ~ン

シンジ「あ ミサトさんに加持さん」

ミサト「!?」

加持「やっこれはご両人、仲がいいことで」

アスカ「ミサト、まさか」

加持「いやー葛城がこの店のさーびs」

ミサト「偶然!偶然通りかかったのよ偶然!!そう偶然!!お腹が空いてたからなのよ!!」


アスカ&シンジ(セカンドインパクト世代ってこれだから、、、)

938 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:24:31.33 ID:mgO/fQMd0 [22/30]
LAST

アスカ「シンジーなに読んでるの?」

シンジ「たいした本じゃないよ」

アスカ「ミステリーかぁ。私もそれ途中までは読んだけど飽きちゃった」

シンジ「じゃあ犯人知らないの?」

アスカ「うん、だれ?」

シンジ「じゃあ、ちょっと耳貸して」

アスカ「? なになに教えてくれるの?」

ttp://www.uproda.net/down/uproda106938.jpg

アスカ「キャッ くすぐったいじゃないもう」

シンジ「ははは」


おわり
 _   ∩
( ゚∀゚)彡 LAS!LAS!
 ⊂彡

971 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/24(木) 22:45:59.91 ID:mgO/fQMd0 [26/30]
アスカ「アンタ、バカァ?」
シンジ「ごめん」
アスカ「このクオリティでまとめサイトとか、どんな羞恥プレーよ!!」
シンジ「そうだよね」
アスカ「グーテンモーゲンスレと比べてみなさいよっ差は歴然よレ・キ・ゼ・ン!」
シンジ「あれはじわじわきたもんなぁ」
アスカ「まあ書き手の差ね」
シンジ「たしかに」
アスカ「・・・だいたい、アンタとほのぼのしてる所を見られるなんて恥ずかしいったら
    ありゃしないわ」
シンジ「ははは、ごもっとも」

アスカ(・・・私だけが知ってるシンジってもいいじゃない。なんでわざわざ他のヤツに)


製作VIPへ続きます

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