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紬「私スタイルよくないから……」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 00:38:48.05 ID:vIrplJgD0 [1/33]
唯「水着涼しいよー!皆も着替えなよ!」

澪「そんなの着るの唯以外……」

紬「わぁ、涼しいー♪」

唯「でしょでしょ……?」

唯「」ジロジロ

紬「なあに、唯ちゃん?」

唯(私ムギちゃんの事ぐらまーだと思ってたけど、よく見ると……)

唯(結構ぽっちゃりしてるし、胸もそんなにない……?)

紬「へ、変かしら?」

http:8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 01:32:50.29 ID:vIrplJgD0
唯「でへへ」

律「なんだよ突然笑い出して」

唯「いやーちょっとね。ムギちゃーん」ギューッ

紬「きゃっ♪」

唯「ムギちゃんは私の仲間だよー」

梓「?」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 01:43:07.73 ID:vIrplJgD0
翌日

紬(遅くなっちゃった。早く行ってお茶の準備をしないと!)

『ムギ……で?』

紬(あっ、私の話をしてる?何話してるのか聞いてみよう♪)

律『昨日お前達スクール水着きてたじゃん?なんであの時機嫌よかったんだ?』

唯『ああ、ムギちゃんが仲間だなって思って!』

律『仲間?どこが?』

唯『体系がだよー。ムギちゃんって意外とぽっちゃりしてない?』

紬(!)

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 01:48:28.78 ID:vIrplJgD0
唯『ムギちゃんってお嬢様で、髪もふわふわでキレイで、セレブって感じでしょ?』

澪『うん、そうだな』

唯『それで、なんとなくムギちゃんをゴージャスでスタイル抜群って思い込んでたんだけど』

唯『水着姿をみたらそうでもないなって!』

梓『うわっ。唯先輩、それはひどいですよ』

唯『でもみんなもそう思ったでしょ?結構お肉ついてるのに、胸もそんなにないし』

律『お前が言うな!』

澪『それにムギは可愛いじゃないか。ぽっちゃりだとしてもあれくらい普通だよ』

唯『そうかなー?』


紬「……」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 01:53:34.63 ID:vIrplJgD0
いや、なんかごめん
俺はひっそりと続けるからそのままやっててもいいよ

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:00:02.85 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――

唯「でも、私ムギちゃんが羨ましいな」

梓「さんざん貶しといて今更それを言いますか」

唯「だってムギちゃん可愛いもん♪」

澪「はぁ……。ムギが聞いたらショック受けるから、絶対言うなよ」

律「そういえばムギ遅いなー。まだ来ないし」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:08:35.36 ID:vIrplJgD0
トイレ


唯『それで、なんとなくムギちゃんをゴージャスでスタイル抜群って思い込んでたんだけど』

唯『水着姿をみたらそうでもないなって!』

唯『でもみんなもそう思ったでしょ?結構お肉ついてるのに、胸もそんなにないし』



紬「はぁ……」

紬(やっぱり私、太ってるんだ……。ショック)

紬「……」プニプニ

紬(ほっぺもすごくブニブニしてるし……)

紬「……」プニプニ

紬(腕もお肉がこんなにプルプルしてる)

紬(みんな、私の事太ってるって思ってたのよね……)

紬「はぁ……」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:25:17.05 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――

部室

律「おっムギ。遅かったな」

紬「ごめんなさい。ちょっと用事があって……」

唯「じゃあ早くお茶にしよう!お茶!」

律「うんそれがいい。練習の前に力をつけないと!」

澪「またこの流れか……」

紬「……今日はカステラを持ってきたの。すぐに準備するね」

唯「わーい!かすていら!かすていら!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:28:21.72 ID:vIrplJgD0
カチャ…カチャ…

紬「はい、召し上がれ♪」

梓「……あれ?ムギ先輩の分は?」

紬「……実は私、カステラが苦手なの」

律「え?でも前持ってきてなかったっけ?」

紬「そ、そうだったかしら?実はあまり好きじゃなかったの。皆で食べてね」

唯「わーい!いただきまーす」

澪「なんか悪いなムギ、今度はムギの好きな物にしてくれよ」

紬「ううん、気にしないで。さあどうぞ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:40:54.02 ID:vIrplJgD0
紬の家

紬「……」モグモグ

紬(お肉はできるだけ食べないようにしないと。野菜なら平気よね)

紬「……ご馳走様」

メイド「紬様?」

紬「ごめんなさい、今日はあまり食欲がわかないの」

メイド「まぁ……かしこまりました」

紬「いえ、いいの。あと……明日から食事の量を減らしてもらえるかしら?」

メイド「……かしこまりました」

紬「……」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 02:47:13.85 ID:vIrplJgD0
浴場

紬「……」プニプニ

紬(体重が53kgも……。いつの間にこんなに増えたのかしら)

紬(身長も低いのにこの体重じゃ、太ってるって言われるのも当たり前よね)

紬「……」チラッ

紬(お肉も胸につくならまだしも、お腹や腕や足にばかり……)

紬(うん、体重を40kg台に落とすのを目標に頑張ろう!)

紬(明日からジョギングも始めましょう。斉藤に伝えておかないと)

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:17:49.76 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――

翌日

紬(うう……。朝ご飯ほとんど食べなかったから、お腹が減って気持ち悪い)

グゥゥゥゥ…

紬(あっ!)サッ

チラ…チラ…

紬(ああ、気づかれてる……恥ずかしい)

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:29:32.25 ID:vIrplJgD0
昼休み

唯「むーぎちゃん!一緒に食べよ!」

紬「う、うん!」

紬(よかった。私嫌われてるわけじゃないんだ)

律「ようやく昼かー。長く辛い戦いだったな」

澪「律は授業中ずっと寝てただろ」

律「ばれたか。あれ?ムギ、その弁当箱……」

唯「ちっちゃーい。子供のみたいだね。それで足りるの?」

紬「うん。最近食欲が無いから」

澪「そうなの?まあ夏だし夏バテとかかもな」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:35:35.46 ID:vIrplJgD0
唯「あ、次の授業は水泳だよね。やったー」

紬「!」

澪「水泳かぁ。やだな」

律「なんで?夏の水泳ほどありがたいものはないだろ!」

澪「だって髪濡れちゃうし、嫌じゃないか?」

唯「んーそれはそうだけど。ムギちゃんは?」

紬「えっ……。わ、私も嫌かも」

律「髪が濡れるから?」

紬「うん。わたしくせっ毛だし、ぐねぐねになっちゃうから」

律「あ、そっかー。確かにそういう人は大変だな」

紬「うん、この髪の毛は本当に嫌になっちゃう」

紬(本当は水着になるのが嫌だから……。こんな体で水着なんて恥ずかしいもの)

唯(ムギちゃんの髪の毛、ふわふわでキレーなのにな)

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:48:33.42 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――
水泳

律「ムギ、着替えたか?早く行こうぜ」

紬「うん……」

澪「なにキョロキョロしてるんだ?」

紬(あ……。澪ちゃんすごい)

澪「な、なんだよジロジロ見て///」

紬「澪ちゃんってスタイル良くて羨ましいな……」

澪「へ、変なこと言うな!それにムギだっていいと思うぞ」

律「なんて上から目線なセリフなんだ!」

唯「澪ちゃんには私達の気持ちがわからないんだよ!裏切り者だよ!」

澪「な、なんでだよ!」

紬「……」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 03:54:24.38 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――

教師「では今日の授業は~」

唯「」ジー

紬「……」

唯(ムギちゃんってすごく肌白い……。髪の毛と合わさってすごいなー)

唯(ムギちゃん可愛いなー///)ホワン

紬「?」チラッ

唯(わっ、やばっ!)サッ

紬(……唯ちゃん、今私を見て笑ってた?)

紬(やっぱり私の体系を見て……)

紬「」シュン

唯(?)

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 12:30:28.37 ID:vIrplJgD0
ムギちゃん大好き

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 13:24:36.42 ID:vIrplJgD0
>>74
男と女だとまた違うと思うけど、この漫画のキャラはぽっちゃりしてる
大学生の妹2人いるけど両方162cmくらいで48kgキープしてる 50kg台は避けたいってさ
リアルの女的には40kg台キープが理想 でも実際は50kg台も沢山いるそうだ
だが最近の女の子は背が高く160cmとか別に普通だからなわけで、このキャラ達の身長だと

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 15:47:42.79 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――

紬「今日のお菓子よー」

律「おっきたきた!今日はケーキか!」

唯「あれ?ムギちゃん、そのおせんべいは?」

紬「私、おせんべいにはまってるの」

梓「えっ」

澪「ムギのケーキは?」

紬「今日は偶然ケーキが4つしか手に入らなくて……」

唯「えっ?じゃあ私のケーキ分けるよ!半分こしよう?」

紬「いいの。私実はケーキも苦手なの」

唯「えっ……」

律(なんだそりゃ)

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 16:02:27.55 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――

唯の家

唯「ということがあったんだよー」

憂「へぇ……。でもケーキが嫌いなんて珍しいね」

唯「だよねーあんなにおいしいのに!ムギちゃんも前はおいしそうに食べてたのにな」

憂「なのに突然……?」

唯「ムギちゃんって意外と好き嫌いが激しいんだよ。最近はお菓子全然食べないもん」

憂「うーん?」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 16:24:17.87 ID:vIrplJgD0
翌週

唯「あれ?ムギちゃんまた水泳休むの?」

紬「うん。ちょっとね」

唯「なんで?具合悪いの?」

和「そういうのは聞かなくていいの」

唯(ちぇっムギちゃんとプールで遊びたいのにな)

律「でも本当に大丈夫か?このままだと出席が足りなくなりそうだけど」

紬「うん、補習になっちゃうけどしかたないわ」

紬(補習になれば誰にも見られなくて済むし、残りの水泳は休もう)

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 17:51:13.85 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――

部室

澪「あのさ、私思ったんだけど」

律「ん?」

澪「ムギってダイエットしてるんじゃないか?」

唯「ダイエット!」

梓「ああ、確かに最近お菓子全然食べませんよね。そのせいだったんでしょうか」

律「そういえば水泳の授業も全然出ないよな。後で補習受けるとか言ってるし」

澪「お昼もほとんど食べてないし」

唯「でもでもどうして?なんで急にそんなことするの?」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 18:03:12.37 ID:vIrplJgD0
梓「もしかして、この前のを聞かれてたとか……」

律「そういえば、あの時はムギ遅れてきたよな。実は聞かれてた?」

唯「この前のってなにー?」

澪「なんで唯が忘れてるんだ。ほら、ムギが……ぽっちゃりって言ってたやつ」

唯「おお!あれかぁ」

梓「おおじゃないですよ。もしかしたらそのせいで傷ついたのかもしれないんですよ」

唯「うう、どうしよう……」

澪「うーん、まさかムギに太ってないから心配するな!なんて言うわけにいかないし」

梓「ですねぇ……」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 18:12:44.54 ID:vIrplJgD0
唯「あっ、わかった。じゃあ私に任せて!」

律「任せてって、元はといえば唯のせいなんだぞ?」

ガチャ

唯「あ、きた!ムギちゃんやっほー」トテトテ

紬「やっほー♪うふふ」

唯「うんうん」ジロジロ

紬「?」

唯「ムギちゃんはいいなー」

梓(?)

唯「実は私、最近太っちゃって……体重が50kgもあるんだよ!おでぶさんだよー。ぶひぃ」

紬「!(私より背が低いのにずっと軽い)」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 18:22:11.04 ID:vIrplJgD0
訂正

紬「!(私と背はほとんど同じなのにずっと軽い)

唯「私156cmしかないのにこれじゃ困るよ。恥ずかしいよ」

唯(えへへ。私が自分の事をデブって言ってからムギちゃんを褒めればいいんだよ)

唯「ムギちゃんは?体重いくつ?」

紬「あ……えっと」

唯「うんうん、教えて!」

梓「唯先輩、体重を聞くのは失礼ですよ?やめましょう」

紬「……さん……」

唯「ええっ!?ムギちゃん43kgなの!すごーい!」パチパチ

紬「……ごじゅう……さん」

澪(終わった……)

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 18:52:06.77 ID:vIrplJgD0
唯「えっ、53kg?」

紬「うん……」

梓(どうするんですか唯先輩)

唯「ええーっ信じられないよ!まさかそんなに体重があるなんて!」

律「」

唯「ムギちゃんはてっきり40kg台かと思ってたよ。すごく着やせするんだね。羨ましいよー」

梓「唯先輩、もう黙ってて……」

唯「え?なんで?」

紬「……」グスッ

澪「あっ……」

紬「ぅ……」グスグス

律(泣いちゃった……)

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 19:02:16.41 ID:vIrplJgD0
澪「ムギ、そのくらいの体重普通だよ。気にしなくても大丈夫だから」

紬「……澪ちゃんは、スタイルがいいから」

澪「えっ……そ、そんなことないって///」

律「何真に受けてるんだよ。澪はちょっと胸が大きいだけだろ」

澪「ふんっ!」

バキッ

律「ぐわっ……」

唯「そうだよ。ちょっとくらい重くたって、胸についてればいいじゃん!」

紬「でもこの前、胸もそんなにないって……」グスッ

唯「えっ!聞いてたの!?」

梓(だからさっきからそう言ってるじゃん!)

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 19:39:53.14 ID:vIrplJgD0
唯「わわっ、どうしよう。じゃあアレも……?」チラチラ

律「何モジモジしてるんだよ」

唯「ムギちゃん、あれはちょっと口が滑った……じゃなくて、本当なんだけど、あうう」

紬「!」

梓「ちょっ唯先輩!いい加減にしてください!」

澪「そうだぞ唯、ちゃんとムギに謝るんだ!」

紬「み、みんな。もういいの……。全部本当のことだから……」グスッ

唯「あうぅ……。わかったよ。恥ずかしいけど言うよ」

律「恥ずかしいってお前な」

唯「ムギちゃん、変な目でみてごめん……」

紬「……」

澪「……」

梓「変な目?」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 19:54:44.53 ID:vIrplJgD0
唯「私、ムギちゃんに見とれちゃっただけなんだよお」

紬「私に……見とれた?」

唯「ムギちゃんは可愛くて、キレイだから……つい目で追っちゃったんだよ」

紬「え……じゃあプールの時、水着の私を見てたのは?」

唯「それはぁ……ムギちゃん色白くてキレイだなって思って……///」

紬「で、でもあの時私を見て笑ってたもの」

唯「うー……ニヤニヤしちゃってごめん。気持ち悪かったよね……」

紬「……」ポカーン

梓「あのー、話についていけないんですが」

律「突然見とれただのなんだの、何言ってるんだ?」

唯「え?だって私がムギちゃんの事……す、好きって言うの、バレちゃったんでしょ?」

澪「はぁ?」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:02:56.53 ID:vIrplJgD0
唯「だって、この前私がムギちゃんのこと可愛いって言ったの聞かれちゃったんだよ?」

紬「え……?私、そんなの聞いてない」

澪「それ、この前のムギが意外とぽっちゃりって言った時のことだよね」

唯「うん」

梓「そう言われれば、あの時ムギ先輩の事羨ましいとか可愛いとか言ってたような」

紬「……私、そのとき部屋の前で話を聞いてたの」

律「やっぱりそうだったか」

紬でも、「途中まで聞いたところで部屋から離れたから……)

唯「えっ……。じゃあ最後に私が可愛いって言ったのは、聞かれてない……?」

紬「……」コクリ

唯「……うわあああああっ!//」バタバタ

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:03:36.18 ID:vIrplJgD0
訂正

唯「だって、この前私がムギちゃんのこと可愛いって言ったの聞かれちゃったんだよ?」

紬「え……?私、そんなの聞いてない」

澪「それ、この前のムギが意外とぽっちゃりって言った時のことだよね」

唯「うん」

梓「そう言われれば、あの時ムギ先輩の事羨ましいとか可愛いとか言ってたような」

紬「……私、そのとき部屋の前で話を聞いてたの」

律「やっぱりそうだったか」

紬「でも、途中まで聞いたところで部屋から離れたから……)

唯「えっ……。じゃあ最後に私が可愛いって言ったのは、聞かれてない……?」

紬「……」コクリ

唯「……うわあああああっ!//」バタバタ

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:09:56.09 ID:vIrplJgD0
律「え、どういうこと?つまり唯はムギのことが……?」

梓「好k……むぐっ」

唯「ああああああ!あずにゃん言わないでっ!///」

紬「えっ、えっ?///」オロオロ

澪「私達はムギに失礼な事を言ったのを謝れっていったんだぞ?それを唯は」

律「可愛いって言ったのを聞かれたと思い込んで、途中からパニクって」

梓「ぷはっ。自分がムギ先輩のこと好きなのがバレたと勘違いして不要なことまで暴露したと」

唯「もうやめてよ!みんなさっきのは忘れて!」

紬「……///」ドキドキ

律「いやーもうここまできたら、なぁ?」

澪「うん、ちゃんと言うべきだぞ?」

唯「ううー……///」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:19:16.05 ID:vIrplJgD0
唯「ム、ムギちゃん」

紬「は、はいっ」

唯「前から、ムギちゃんの事いいなって思ってて」

唯「えっと……その……」

紬「……」

唯「すっ、好きでしたっ。好きです!///」

紬「……///」

唯「えへへ……///」

律「……ってそれで終わりかよ!続きは!?」

唯「えっ、でもちゃんと伝えたよ?」

梓「」ガクッ

澪「まだ一番重要な事を言ってないだろ!」

唯「重要?」

梓「ああもう、付き合ってくださいって言わなきゃだめじゃないですか!」

唯「えっ……ええーっ!?///」

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/21(月) 20:24:49.90 ID:vIrplJgD0
澪「ええーっじゃない。ムギ待ってるだろ?」

紬「唯ちゃん……///」

唯「すーはー。すーはー。よ、よーしっ」

唯「ムギちゃん、私と付き合ってください!」

梓「……」ゴクリ

紬「……はいっ///」

唯澪律「「「やったー!!!」」」

梓「ムギ先輩、本当によかったんですか?」

紬「うん。唯ちゃんがそんな風に思ってくれてたなんて、すごく嬉しかった///」

唯「そうだよあずにゃん、せっかくのムードに水を差さないで!」プンプン

梓「」イラッ

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/21(月) 20:33:54.60 ID:vIrplJgD0
―――――――――――――――
その後

唯「えへへ、ムギちゃーん♪」ギュー

紬「きゃっ♪」

唯「ムギちゃんの体柔らかくて気持ち良いよー♪」プニプニ

紬「やんっ♪唯ちゃんってば///」

イチャイチャ

梓「」イライラ

律「何イライラしてんの?構ってもらえなくなったから?」

梓「違います!見境無くベタベタしてるからうるさいだけです!」

唯「あれれ?ムギちゃん、なんだか前よりぷにぷにしてるよ?確かめなきゃ!」ズボッ

紬「きゃっ!?唯ちゃん、こんなところでダメよ……んっ///」

澪「唯、服に手を入れるな!そういうのは家でやれ!///」

唯「ムギちゃん大好きだよー♪」

紬「……///」



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