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とある男児の根性理論
666 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/20(日) 19:38:27.35 ID:KbwHOSo0 [1/11]
どうも。『ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ』からきました。
削板ストーリーを考えていた者です。
少しだけ出来上がったので投下してみてもよいでしょうか?
どうも。『ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ』からきました。
削板ストーリーを考えていた者です。
少しだけ出来上がったので投下してみてもよいでしょうか?
671 名前:いきますああ緊張してきた[sage] 投稿日:2010/06/20(日) 19:51:12.61 ID:KbwHOSo0 [2/11]
七月上旬 学園都市 第七学区 とある高校の学生寮の一室
削板「213!…214!…215!…216!」フン!フン!
削板「…225!…226!…227!…222!…223!…てあれ?何回数えたっけ?」ピタ…
削板「…はっ、なにを途中休憩しているのだ削板軍覇!もう一度最初から腹筋だぁ!」1! 2! …
~~~~~~隣室~~~~~~
コンジョー!
土御門「にゃー…。うるさすぎだぜぃ、ナンバーセブン…」
土御門元春は辟易していた。
自分が通っている高校は極めて普通で普遍で凡庸で、学園都市外部のそれと比べてもあまり違いは見受けられない。
なぜそんな高校に、学園都市二三十万人の頂点、三十二万八五七一分の一の天才、超能力者、削板軍覇が在籍するに至ったのか。
科学と魔術の多角スパイ、土御門元春は回想する。
~土御門~~~~~~~~~~~
高校最初の夏休みが少しだけ見え始めた六月末
土御門「…第七位がこの学校に編入されるだと…?」
呆けたように繰り返す土御門。
雲川「その通り。ちなみにこれは、君の担任が望んだ結果だけど」
とある高校の屋上にて向かい合うは、
学園都市の表向きの最高権力、十二人しかいない『統括理事会』がひとり、貝積継敏のブレインを務める少女、雲川芹亜。
土御門「小萌先生が…?どういうことだ?」
雲川「こういうことだけど」
土御門の回想の中で、雲川芹亜はさらに回想する。
673 名前:慣れない作業だ[] 投稿日:2010/06/20(日) 19:52:41.20 ID:KbwHOSo0 [3/11]
~雲川~~~~~~~~~~~
高校初めての中間テストが終った五月中旬 どっかのスゴメの高校の学生寮近くにて
チンピラエリート「ぐぇへへ。ねーちんねーちん、いっしょに遊ばなぁい?」
女の子「や、やめてください。友達を待たせてるので…」
チンピラ子分「つぅれぇねぇえぇなぁ。少しだけなのにYO!」
チンピラ手下「友達なんていいじゃないか。僕たちと甘「くおぉぉるあぁぁ!根性が足りてないようだなお前らは!」
チンエリ「誰だ!」
削板「お前らみたいな根性無しに名乗る名前なぞないわ!そんなことよりその女の子は嫌っがっているだろう!?
それなのにお前らときたしつこく―――」クドクド
チン子分「うぅるぅさぁいぃなぁ。これでも喰らいなYO!」拳銃ぱぁん 削板ドサッ
チン手下「あっけn 女の子「きゃあぁぁぁぁ!」
削板「―――人の話を最後まで聞かず!あまつさえ女の子を泣かすとは何事だあぁぁぁ!!」ムクリ
チンエリ「なっ…なんだとっ……!」
削板「もう加減はしても容赦はしてやらんぞ根性無し共!覚悟しろ!」
チン子分「な…なんなんだYO…おまえ…」
削板「根性の使者、ついでに学園都市の超能力者、七人の中の七番目、削板軍覇がお前らを成敗してくれる!!」
チン手下「う、うs削板「すごいパーンチ!」ボルシチ!」バタッ
チン子分「た助けてエリートちゃーn削板「すごいチョーップ!」トムヤンク!」ドタッ
チンエリ「ち、畜生!パパンに言いつけてやr削板「すごいキーック!」シシカバブ!」ズサァッ
削板「だァァァらっしゃァァあああああああああああああ!!」背後でカラフルな煙がどっかーん
女の子「やだ、カッコイイ…」ポッ
翌日
チンピラエリートのパパンは削板の学校の理事長だった!
削板は学校を退学になった!寮を追い出された!ホームレスになった!
小萌「どーしたのですかー。こんな夜遅くに公園にいるなんて。悩みがあるなら相談に乗るのですよー」
~~~~~~~~~~雲川~~
674 名前:区切りミスった。生まれ変わるなら死体になりたい[] 投稿日:2010/06/20(日) 19:54:09.07 ID:KbwHOSo0 [4/11]
土御門「なるほど。それでうちの学校に…」
土御門「だがそれだけじゃないだろう?おまえも口を効かしたんじゃないのか?」
雲川「それも正解。まぁ、私の生活がもっと楽しくなりそうだと思ったからだけど」
~~~~~~~~~~土御門~~
土御門(まさか俺のクラス、俺の隣室に送り込んでくるとは…。世話でもさせる気か)
まぁそんなことより、
舞夏「兄貴ー。肉じゃができたぞー」
土御門「にゃー!まってたぜぃ!その言葉を!」
今はまだ楽しもう。
675 名前:見せられるような状態はここまで[] 投稿日:2010/06/20(日) 19:56:45.92 ID:KbwHOSo0 [5/11]
七月十九日 夏休み前夜の学園都市―――
削板「足りんな、根性が。全然足りん」
路地裏にて、削板軍覇は地に伏す不良少年たちを見下ろしていた。別に自分からケンカを売ったわけではない。
本日は一学期の最終日。転校してきて早速、Level5のくせに期末テストで真っ赤な成績を手に入れ、
見事夏休みに学校へ来る義務を獲得した削板は気分転換のため夜の街にくりだしていた。
そこでクラスメイトの上条当麻を大人数で追いまわしていた男共を発見。今に至るという訳だ。
削板「何処に行ったんだ上条のヤツ。せっかく親睦を深めようと思ったのに…」
上条は削板に向かってこなかった何人かの男とともに、不幸だーとか言いながらそのまま走っていった。
やることもなかったのでそんな上条を探し、大きな鉄橋までやってきたわけだが。
御坂「…なんでアンタが来るわけよ」
突如、声のほうから放たれた雷撃を、受けるでも無効化するでもなく、根性と速度でかわす削板。
不機嫌此処に極まり、といった感じで鉄橋にて仁王立ちしている少女は、学園都市第三位『超電磁砲』御坂美琴。
御坂「今日はあっちの馬鹿を追いまわしてるはずだったんだけどね。……ま、アンタでもいっか」
削板「あっちの馬鹿が誰かは知らんが…。いい加減にそこらの人間を追いまわすような根性無いことはやめろよ?通報されるぞ?」
御坂「そこらの人間って…。アンタ達みたいな奴等がそこらにいてたまるかゴルァ!」
怒声と同時に再び雷撃の槍が発射されるが、高速でブレる削板には当たらない。
と、避けた先の場所にピンポイントで紫電が走り、削板に直撃する。生身の人間がまともに喰らえば気絶必至の一撃だ。
676 名前:区切り難しい[] 投稿日:2010/06/20(日) 19:58:01.24 ID:KbwHOSo0 [6/11]
が。
削板軍覇は倒れない。
ぶるぶるっと身体を震わしても立っている。
削板「痛いな!それがかつて不良から助けてやろうとした人間にすることか!なんであれから俺をつけまわす!?」
御坂「それよそれ!確かにあの時も直撃したわよね!?あの馬鹿みたいに無効化したわけでもないのに、
なんで私より序列が四つも下なうえ、超能力者かも怪しいアンタにはほとんど効かないのよ!普通に考えておかしいでしょ!」」
削板「根性だよ根性」
御坂「それ以外になんかあんでしょうが!」
削板「む。そういえば今日は筋トレがまだだったな」
ビリビリ放電している御坂を無視してきびすを返す削板。
削板「じゃあな御坂!中学生は早く寝ろよ!」
御坂「子ども扱いするんじゃ―――って待ちなさいよ話聞きなさいよ無視するなー!」
追われる第七位と追う第三位。
こうして学園都市の夏休みが始まる。
677 名前:タイトルは『とある男児の根性理論』かな[] 投稿日:2010/06/20(日) 20:01:02.95 ID:KbwHOSo0 [7/11]
ここまでです。
ご意見感想注意からお褒めの言葉まで幅広く受け付けておりますです。
お願いするです。
誤字等いくつかは修正済
ネタバレっぽい事もあったので、以下カット!
七月上旬 学園都市 第七学区 とある高校の学生寮の一室
削板「213!…214!…215!…216!」フン!フン!
削板「…225!…226!…227!…222!…223!…てあれ?何回数えたっけ?」ピタ…
削板「…はっ、なにを途中休憩しているのだ削板軍覇!もう一度最初から腹筋だぁ!」1! 2! …
~~~~~~隣室~~~~~~
コンジョー!
土御門「にゃー…。うるさすぎだぜぃ、ナンバーセブン…」
土御門元春は辟易していた。
自分が通っている高校は極めて普通で普遍で凡庸で、学園都市外部のそれと比べてもあまり違いは見受けられない。
なぜそんな高校に、学園都市二三十万人の頂点、三十二万八五七一分の一の天才、超能力者、削板軍覇が在籍するに至ったのか。
科学と魔術の多角スパイ、土御門元春は回想する。
~土御門~~~~~~~~~~~
高校最初の夏休みが少しだけ見え始めた六月末
土御門「…第七位がこの学校に編入されるだと…?」
呆けたように繰り返す土御門。
雲川「その通り。ちなみにこれは、君の担任が望んだ結果だけど」
とある高校の屋上にて向かい合うは、
学園都市の表向きの最高権力、十二人しかいない『統括理事会』がひとり、貝積継敏のブレインを務める少女、雲川芹亜。
土御門「小萌先生が…?どういうことだ?」
雲川「こういうことだけど」
土御門の回想の中で、雲川芹亜はさらに回想する。
673 名前:慣れない作業だ[] 投稿日:2010/06/20(日) 19:52:41.20 ID:KbwHOSo0 [3/11]
~雲川~~~~~~~~~~~
高校初めての中間テストが終った五月中旬 どっかのスゴメの高校の学生寮近くにて
チンピラエリート「ぐぇへへ。ねーちんねーちん、いっしょに遊ばなぁい?」
女の子「や、やめてください。友達を待たせてるので…」
チンピラ子分「つぅれぇねぇえぇなぁ。少しだけなのにYO!」
チンピラ手下「友達なんていいじゃないか。僕たちと甘「くおぉぉるあぁぁ!根性が足りてないようだなお前らは!」
チンエリ「誰だ!」
削板「お前らみたいな根性無しに名乗る名前なぞないわ!そんなことよりその女の子は嫌っがっているだろう!?
それなのにお前らときたしつこく―――」クドクド
チン子分「うぅるぅさぁいぃなぁ。これでも喰らいなYO!」拳銃ぱぁん 削板ドサッ
チン手下「あっけn 女の子「きゃあぁぁぁぁ!」
削板「―――人の話を最後まで聞かず!あまつさえ女の子を泣かすとは何事だあぁぁぁ!!」ムクリ
チンエリ「なっ…なんだとっ……!」
削板「もう加減はしても容赦はしてやらんぞ根性無し共!覚悟しろ!」
チン子分「な…なんなんだYO…おまえ…」
削板「根性の使者、ついでに学園都市の超能力者、七人の中の七番目、削板軍覇がお前らを成敗してくれる!!」
チン手下「う、うs削板「すごいパーンチ!」ボルシチ!」バタッ
チン子分「た助けてエリートちゃーn削板「すごいチョーップ!」トムヤンク!」ドタッ
チンエリ「ち、畜生!パパンに言いつけてやr削板「すごいキーック!」シシカバブ!」ズサァッ
削板「だァァァらっしゃァァあああああああああああああ!!」背後でカラフルな煙がどっかーん
女の子「やだ、カッコイイ…」ポッ
翌日
チンピラエリートのパパンは削板の学校の理事長だった!
削板は学校を退学になった!寮を追い出された!ホームレスになった!
小萌「どーしたのですかー。こんな夜遅くに公園にいるなんて。悩みがあるなら相談に乗るのですよー」
~~~~~~~~~~雲川~~
674 名前:区切りミスった。生まれ変わるなら死体になりたい[] 投稿日:2010/06/20(日) 19:54:09.07 ID:KbwHOSo0 [4/11]
土御門「なるほど。それでうちの学校に…」
土御門「だがそれだけじゃないだろう?おまえも口を効かしたんじゃないのか?」
雲川「それも正解。まぁ、私の生活がもっと楽しくなりそうだと思ったからだけど」
~~~~~~~~~~土御門~~
土御門(まさか俺のクラス、俺の隣室に送り込んでくるとは…。世話でもさせる気か)
まぁそんなことより、
舞夏「兄貴ー。肉じゃができたぞー」
土御門「にゃー!まってたぜぃ!その言葉を!」
今はまだ楽しもう。
675 名前:見せられるような状態はここまで[] 投稿日:2010/06/20(日) 19:56:45.92 ID:KbwHOSo0 [5/11]
七月十九日 夏休み前夜の学園都市―――
削板「足りんな、根性が。全然足りん」
路地裏にて、削板軍覇は地に伏す不良少年たちを見下ろしていた。別に自分からケンカを売ったわけではない。
本日は一学期の最終日。転校してきて早速、Level5のくせに期末テストで真っ赤な成績を手に入れ、
見事夏休みに学校へ来る義務を獲得した削板は気分転換のため夜の街にくりだしていた。
そこでクラスメイトの上条当麻を大人数で追いまわしていた男共を発見。今に至るという訳だ。
削板「何処に行ったんだ上条のヤツ。せっかく親睦を深めようと思ったのに…」
上条は削板に向かってこなかった何人かの男とともに、不幸だーとか言いながらそのまま走っていった。
やることもなかったのでそんな上条を探し、大きな鉄橋までやってきたわけだが。
御坂「…なんでアンタが来るわけよ」
突如、声のほうから放たれた雷撃を、受けるでも無効化するでもなく、根性と速度でかわす削板。
不機嫌此処に極まり、といった感じで鉄橋にて仁王立ちしている少女は、学園都市第三位『超電磁砲』御坂美琴。
御坂「今日はあっちの馬鹿を追いまわしてるはずだったんだけどね。……ま、アンタでもいっか」
削板「あっちの馬鹿が誰かは知らんが…。いい加減にそこらの人間を追いまわすような根性無いことはやめろよ?通報されるぞ?」
御坂「そこらの人間って…。アンタ達みたいな奴等がそこらにいてたまるかゴルァ!」
怒声と同時に再び雷撃の槍が発射されるが、高速でブレる削板には当たらない。
と、避けた先の場所にピンポイントで紫電が走り、削板に直撃する。生身の人間がまともに喰らえば気絶必至の一撃だ。
676 名前:区切り難しい[] 投稿日:2010/06/20(日) 19:58:01.24 ID:KbwHOSo0 [6/11]
が。
削板軍覇は倒れない。
ぶるぶるっと身体を震わしても立っている。
削板「痛いな!それがかつて不良から助けてやろうとした人間にすることか!なんであれから俺をつけまわす!?」
御坂「それよそれ!確かにあの時も直撃したわよね!?あの馬鹿みたいに無効化したわけでもないのに、
なんで私より序列が四つも下なうえ、超能力者かも怪しいアンタにはほとんど効かないのよ!普通に考えておかしいでしょ!」」
削板「根性だよ根性」
御坂「それ以外になんかあんでしょうが!」
削板「む。そういえば今日は筋トレがまだだったな」
ビリビリ放電している御坂を無視してきびすを返す削板。
削板「じゃあな御坂!中学生は早く寝ろよ!」
御坂「子ども扱いするんじゃ―――って待ちなさいよ話聞きなさいよ無視するなー!」
追われる第七位と追う第三位。
こうして学園都市の夏休みが始まる。
677 名前:タイトルは『とある男児の根性理論』かな[] 投稿日:2010/06/20(日) 20:01:02.95 ID:KbwHOSo0 [7/11]
ここまでです。
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誤字等いくつかは修正済
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