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蒼天既死
悪い。
2,3レス借ります。
――青髪の家。早朝。
電気を点け、コンビニの袋を持ち入ってくる男、青髪。
青髪「はぁー。今日もバイト疲れたな…」
と、時計を見る青髪。
――午前四時〇三分。
青髪「…あと三時間ぐらいで学校、か。とりあえず飯でも作るか」
時計――時間は午前四時二十七分。
大盛りのスパゲッティを目の前にする青髪。
青髪「…できた、と。青ピ特製大盛りミートスパゲッティや!」
天井から軋む音。
「…シズ…リ、……シ、…ズ……リ…」
青髪「………。まあ、今のわいにはどうでもいい事やな。と、タバスコ、タバスコ…」
立ち上がる青髪。
午前四時三〇分を指す時計。
青髪、タバスコを床に落とす。
青髪「……、……」
大盛りスパゲッティを前に立ち竦む青髪。
スパゲッティの上には、白い粉が――
青髪「な、なんでや――わいはチーズなんて…かけた覚、え…なん、て…」
白い粉、よく見ると埃である。
青髪「――――!」
更に規則正しく、激しく軋む天井。
青髪、静かに涙が流れ――
青髪「エリ・エリ・レマ・サバクタニ!(神よ、神よ、なんぞ我を見棄てたもうや)」
慟哭。
608 名前:蒼天既死[sage saga] 投稿日:2010/06/20(日) 13:29:20.47 ID:QDIHxzg0 [3/6]
その時だった。
彼の中から綺麗な幻想が砕け散ったのは。
「自分だけの現実」。彼は理解、いや感じられ、目覚め、『わかった』のは。
学園都市の闇の深さに気づいたのは。
そして、この時学園都市の歴史が動いた。
学園都市の上層部が彼の存在を認識し、恐怖するのは少し後の話である。
609 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/06/20(日) 13:30:42.20 ID:QDIHxzg0 [4/6]
と、ここまでで終わり。
いやいや。こっちこそ、流れきってわるい。
ではでは。
Tag : とあるSS総合スレ
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