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唯「あずにゃん、別れようか」梓「えっ……」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:05:19.76 ID:E//GdIfJ0 [1/10]
梓「唯先輩……?」
唯「聞こえなかった?もう終わりにしようよ」
梓「な、なんでですか!」
唯「あずにゃんと居ても退屈なんだよね。やっぱり女の子として見れないよ」
梓「そんな……」
梓「唯先輩……?」
唯「聞こえなかった?もう終わりにしようよ」
梓「な、なんでですか!」
唯「あずにゃんと居ても退屈なんだよね。やっぱり女の子として見れないよ」
梓「そんな……」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:14:09.39 ID:E//GdIfJ0
唯「変に固くていっつも私に注意してばかりだし」
唯「気の休まる暇も無いんだよね。ウンザリしちゃた」
唯「人の粗探しばっかりして楽しいの?」
梓「私そんなつもりじゃ……」
唯「そんなのもうどうでもいいよ。これから他人に戻るんだから」
唯「こんなことになるなら付き合わなきゃよかったよ……」
梓「あ、あ……」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:17:12.72 ID:E//GdIfJ0
唯「私の事嫌いなら告白してこなきゃよかったじゃん」
唯「あーもう最悪。最悪の気分だよ」
梓「ごめんなさい……気分を悪くしてしまったなら謝ります……だから」
唯「とりあえず皆には迷惑かけたくないから部室では今までどおり話しかけるけど」
唯「必要以上に私と関わらないでね。それじゃ」
バタン
梓「ま、待って……」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:26:56.93 ID:E//GdIfJ0
梓「唯先輩!待ってください!唯先輩!」ダッ
唯「……」スタスタ
梓「粗探しとかそんなつもりはなかったんです。私はただ唯先輩が心配で……」
唯「……」スタスタ
梓「先輩、お願いします。話を聞いてください……」
唯「……」スタスタ
梓「うっ、ううっ」グスッ
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:32:34.89 ID:E//GdIfJ0
紬「唯ちゃーん!」
唯「あっムギちゃんだ!」パアア
梓「!」
紬「今帰るところ?一緒に帰りましょ?」
唯「うん!ムギちゃんと会えるなんてラッキーだよぉ」
紬「もう唯ちゃんったら///」ギュッ
梓「あ……」
唯「わっ、ムギちゃん手を握ってくの?恥ずかしいよぉ///」
紬「うふふ、唯ちゃんの手柔らかい」
紬「……じゃあね、梓ちゃん」スタスタ
梓「……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:40:56.24 ID:E//GdIfJ0
紬「ねえ唯ちゃん、梓ちゃんと何かあったの?」
唯「う、ううん。何も無いよ」
紬「嘘よ。唯ちゃんの顔をみればわかるわ」
紬「梓ちゃんをかばってるんでしょう?唯ちゃんは優しいからきっとそうだわ」
唯「何でもないんだよ。ムギちゃんは気にしないで?」
紬「唯ちゃん……」
紬「ねえ唯ちゃん。今日私の家に寄っていけない?」
唯「えっ突然悪いよ!」
紬「寄ってほしいな……だめ?」ムニュ
唯(わっムギちゃんの胸が当たるよ///)
唯「じゃ、じゃあちょっとだけお邪魔しようかな」
紬「嬉しい!ありがとう!」ムニュ
唯(えへへ///)
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:47:43.26 ID:E//GdIfJ0
ムギの部屋
紬(今日の唯ちゃんと絶対に怪しい)
紬(きっと梓ちゃんと何かあったんだわ……)
唯「ムギちゃんのベッドふかふかだよぉ」
紬「……唯ちゃん」ギシッ
唯「ほえ?」
紬「好きよ……」
唯「ムギちゃん?あっ……」
紬「ん……」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:52:45.38 ID:E//GdIfJ0
――――――――――
唯「じゃあ私そろそろ……」
紬「うん。車を出すからちょっと待っててね」
唯「わぁ、ありがとー」
紬「あ。唯ちゃんまだ顔赤いよ。斉藤にバレちゃうかも」
唯「えっ!あうー///」
紬「唯ちゃん可愛かったわ」
唯「もう、ムギちゃんのバカっ!」
紬「うふふ」
唯(やっぱりムギちゃんは上手だな。すっごく気持ちよかったよぉ)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:59:27.35 ID:E//GdIfJ0
――――――――――
憂「お姉ちゃん遅いなあ……」
ブロロロロ…
憂「!もしかして」
ガチャッ
唯「ただいまー」
憂「お帰りお姉ちゃん……」チラッ
紬「こんばんは、憂ちゃん」
憂「こんばんは。お姉ちゃんがご迷惑おかけしてすみません」
紬「ううん、唯ちゃんのためだから♪」
唯「私先行くねーバイバイムギちゃん!」
憂「……」
紬「……」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 00:06:24.09 ID:E//GdIfJ0
憂「またお姉ちゃんを家に連れ込んだんですか?」
紬「連れ込んだなんてひどいわ。ただ私の家で遊んだだけよ」
憂「何をしてたんですか?もう随分と遅い時間ですが」
紬「さあなんでしょう?うふふ♪」
憂「……」
憂「お姉ちゃんは優しいから紬さんの誘いを断れないんです」
憂「だからお姉ちゃんを連れまわすのもほどほどにしてくださいね」
紬「憂ちゃん、もしかして嫉妬してるの?」
憂「……それではお休みなさい」
バタン!
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:14:04.85 ID:eiO46CbZ0 [2/57]
唯「うーいー!ごはんー!」
憂「……」
唯「うーいー……?」
憂「お姉ちゃん、あの人の家で何してたの?」
唯「な、何もしてないよ」
憂「……お姉ちゃん、首の赤いの何?」
唯「!」ササッ
憂「お姉ちゃん、またあの人としたんだね」
唯「あう……ごめんなさい」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:17:42.06 ID:eiO46CbZ0 [3/57]
ガバッ
唯「わあっ!」
憂「……あの人の匂いがする」
憂「あの人とシてそのまま帰ってきたんだ。ベタベタな体で、いやらしい匂いをさせながら」
唯「ごめんなさい……」
憂「一刻も早く体を洗ってきて。それまでこの部屋に入ってこないで」
唯「うん……」
バタン
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:23:27.19 ID:eiO46CbZ0 [4/57]
――――――――――
唯の部屋
唯(お風呂上がってから一度も口をきいてくれなかったよ)
唯(明日には機嫌が直ってるといいな)
ガチャ
憂「……」
唯「憂?」
憂「……」ギシッ
唯「う、憂。どうしたの?」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:31:52.59 ID:eiO46CbZ0 [5/57]
憂「お姉ちゃん、なんで紬さんとあんな事するの?」
唯「それは……」
憂「脅されてるの?無理やりされてるんでしょ?」
唯「……」
憂「さっきはごめんねお姉ちゃん。ついカッとなっちゃったの」スッ
唯「う、憂!?///」
憂「お姉ちゃん、あの人に体をベタベタ触られたんだよね?」
憂「あの人の舌がお姉ちゃんのキレイな体を這いずり回ったんだ」ペロッ
唯「ひゃっ!憂///」
憂「汚い……私がキレイにしてあげる」ペロ
唯「や、やあっ……///」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:41:20.93 ID:eiO46CbZ0 [6/57]
憂「ああ、お姉ちゃんの首に痕が残ってるよ……」
憂「あの人の吸った痕が。あの人がお姉ちゃんを自分の所有物だって主張する印が」
憂「イヤだよお姉ちゃん……。お姉ちゃんは誰にも渡さないよ」
唯「う、憂……」
憂「あの人は何様なのかな?私の事馬鹿にしてるのかな」
唯「憂を、馬鹿に?」
憂「目でわかるよ……。お姉ちゃんは私の物だ、あなたは黙ってみてなさいって」
憂「お姉ちゃんを一番愛してるのは私だよ。生まれたときからずっと一緒なんだから」
憂「お姉ちゃんもそうでしょ?私のこと愛してるよね?」
唯「う、うん。もちろんだよ」
憂「よかった……。お姉ちゃん、よくしてあげるからね」チュッ
唯「ん……」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:50:41.46 ID:eiO46CbZ0 [7/57]
――――――――――
ガラッ
梓「あ」
紬「あら……まだ梓ちゃんしかいないのね」
梓「は、はい」
紬「……」
梓「……」
梓(会話がない……)
紬「ねえ」
梓「は、はいっ!」
紬「昨日唯ちゃんに何したの?」
梓「何って……どういうことですか?」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:56:18.88 ID:eiO46CbZ0 [8/57]
紬「とぼけないで。唯ちゃんの様子をみればわかるわ」
梓「え、え……」
紬「何か変なことでもしたの?それとも困らせるような事を言ったの?」
梓「いえ、それは」
紬「とにかく、もう唯ちゃんにおかしな真似はしないで。はっきり言って迷惑なの」
梓(いつものムギ先輩じゃない……。こんな攻撃的な人じゃないのに)
梓「ム、ムギ先輩には関係ないです。これは私達の問題なので」
紬「関係ない?どういうこと?」
梓「私達、つっつきあっているんです。だから放っておいてください」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:01:13.69 ID:eiO46CbZ0 [9/57]
紬「付き合う?何の冗談?」
梓「本当です!私達は付き合ってるんです。唯先輩に聞いてみたらどうですか?」
紬「何を訳のわからない事を……。梓ちゃんってストーカー?」
梓「なっ!ち、違います!」
紬(……)
紬「そう、ならいいわ。お付き合いしてるなら私が首を突っ込むのはおかしいものね」
梓「そ、そうです。放って置いてください」
紬(……)
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:06:03.96 ID:eiO46CbZ0 [10/57]
――――――――――
紬「唯ちゃん、ちょっといいかしら」
唯「なーにー?」
紬「梓ちゃんから唯ちゃんと付き合ってる、なんて聞いたんだけど」
唯「えっ!」
紬「ほんと?」
唯(……)
唯「……ううん、違うよ。あずにゃんが、勝手に私と付き合ってると思い込んでるんだ」
紬「やっぱり。何考えてるのかしら梓ちゃん」
唯「あのね、最近ずっと私に纏わりついてきて迷惑してるんだよぉ」
唯「時々私の事を変な目で見てるんだ……。怖いよぅムギちゃん」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:12:00.65 ID:eiO46CbZ0 [11/57]
紬「唯ちゃんはイヤなんだ?」
唯「うん、もちろんだよ。私はムギちゃんがイイんだもん」ギュッ
紬「嬉しいわ……。でもどうしよう?唯ちゃん、梓ちゃんに強く言える?」
唯「ううん。それが私があずにゃんを拒んでも、しつこくくっついてきて……」
紬「そうなんだ。じゃあ私から強く……」
唯「ムギちゃん?」
紬「唯ちゃん、ちょっといいかしら?」
唯「?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:17:38.36 ID:eiO46CbZ0 [12/57]
――――――――――
紬「きたわね」
梓「なんですか、こんな所に呼び出して……」
紬「私、梓ちゃんが唯ちゃんと付き合ってるっていうの信用できないの」
梓「!」
紬「大方梓ちゃんの妄想か嘘なんでしょう?」
梓「っ!だから本当です!」
梓「大体何なんですか?何でムギ先輩はそんなに私達に干渉するんですか?」
紬「そ、それは。唯ちゃんが心配だからよ」
梓(!)
梓「ああ、わかりました。そういうことですか」
梓「ムギ先輩、唯先輩の事好きなんですね?」
紬「なっ……!?」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:21:38.73 ID:eiO46CbZ0 [13/57]
梓(やっぱり。だからムギ先輩はあんなに私を突っかかってくるんだ)
梓「それで嫉妬して付き合ってる私に色々言ってくるんですね。見苦しいです」
紬「……」
梓(ふふん)
梓「なんなら唯先輩を呼んでみますか?私達が付き合ってる証拠をみせますよ」
紬「しょ、証拠?」
梓「そうです。ちょっと待ってくださいね」カチカチ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:26:15.88 ID:eiO46CbZ0 [14/57]
――――――――――
ガチャ
唯「あずにゃん……?」
梓「ああ唯先輩。突然すみません。ちょっとムギ先輩が聞きたいことがあるらしくて」
唯「ムギちゃん?」
紬「あ、唯ちゃん……あの」
唯「?」
梓「私と唯先輩が付き合ってるかどうか知りたいそうですよ」
唯「……!」
梓(唯先輩、動揺してる……。まだ誰にも言ってなかったんだから当然かな)
梓(昨日別れるとか色々言いつつ、今までどおり振舞うっていってた)
梓(唯先輩は軽音部をギスギスした空気にしたくないからそう言ったんだ)
梓(だから付き合ってることは肯定しても、別れたとか険悪になることは言わないはず)
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:29:37.64 ID:eiO46CbZ0 [15/57]
紬「唯ちゃん……?」
唯「……付き合ってるよ」
紬「!」
梓(やった!)
梓「そういうことです。わかっていただけましたか、ムギ先輩」
紬「う……」ブルブル
梓「あれ?まだ何か言いたいことでも?」
紬「……」
ダッ
梓(ムギ先輩泣きそうだったな。ふふん、いい気味)
唯「あ、あずにゃん……突然言うなんて酷いよ」
梓「あれ?唯先輩こそ別れたって言ってませんでしたっけ?」
唯「それは……」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:35:37.51 ID:eiO46CbZ0 [16/57]
梓「何ですか?」
梓(まあ引っ込みがつかなくなったんでしょうね。あの場面ではああ言うしか)
唯「私、昨日よく考え直して」
梓(え?)
唯「昨日はちょっと熱くなっちゃったっていうか……」
唯「あずにゃんに酷いこと言っちゃってごめんなさい」ペコリ
梓「唯先輩……」
唯「あずにゃんは間違ってないよ。私が悪い子だったのがいけないんだよ」
唯「だからまた私と付き合ってください。お願いします」ペコリ
梓(嘘……。まさかこんな事になるなんて)
梓「……いいですよ。唯先輩もちゃんと反省したようですし。付き合って上げます」
唯「わぁ……!ありがとう」ヘラッ
梓(やっぱり唯先輩は私の事が好きなんだ。ふふっ)
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:42:42.23 ID:eiO46CbZ0 [17/57]
――――――――――
唯「あーずにゃん!」ガバッ
梓「きゃあ!もう唯先輩ってば……」チラッ
紬「……」
梓(ふふん)
梓(あの日以降、ムギ先輩が唯先輩にちょっかいを出す事はなくなった)
梓(唯先輩が私にじゃれ付いてきても悔しそうな顔をして目を背けるだけ……)
紬「……」キッ
梓「……」
梓(その後は決まって私の事を睨みつけてくるけど滑稽でたまらない)
梓(これが必死に私から唯先輩を引き離そうとしてた人だと思うと笑いそうになる)
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:48:00.45 ID:eiO46CbZ0 [18/57]
梓「……」
梓(でもムギ先輩は危ない気がする。まだ諦めた目をしてない)
梓(隙さえあれば私から唯先輩を奪ってやろうって考えてると思う)
梓(……)
梓「唯先輩?」
唯「なーに、あずにゃ!?」
梓「んっ……」チュッ
唯「……!」
紬「!?」
律「え……!」
澪「なっ///」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:52:50.07 ID:eiO46CbZ0 [19/57]
唯「あ、あずにゃん……」
梓(ふふっ)
梓「あれ?どうしたんです、皆さん」
律「どうしたって、お前……」
梓「ああ、実は私達付き合ってるんです」
澪「な、何ぃ!?」
梓「あまり唯先輩がうるさいので、してあげました」
唯「……///」
梓「もう先輩方、恋人ならキスくらい……普通ですよ?」チラッ
紬「……っ」ブルブル
澪「ふ、普通って……///」
梓「さあ唯先輩も静かになったことですし、練習を始めましょうか」
律「あ、ああ」
梓(あのムギ先輩の顔……ふふっ。気持ちいいなぁ)
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:56:48.16 ID:eiO46CbZ0 [20/57]
――――――――――
唯「あ、あずにゃん!さっきのなんなのっ」
梓「ああ、ごめんなさい。突然したくなっちゃったんです」
唯「そんな……。私、ファーストキスだったのに!」
梓(ファーストキス……!)
梓「まあ恋人ですからあのくらい普通ですよ。いずれ皆さんにも言わなきゃいけなかったんですし」
唯「だからってあんな時に……んっ」
梓「……っはぁ」
梓「どうしたんですか?嫌そうな顔には見えませんけど」
唯「……あずにゃんの、バカっ///」
梓(ふふ……)
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:04:25.08 ID:eiO46CbZ0 [21/57]
――――――――――
梓「♪」
憂「梓ちゃん、何だかご機嫌だね?」
梓「ん?まあね」
憂「何々?教えて」
梓「うーん……憂には言っといたほうがいいかなぁ?でもなぁ」
憂「えー?もったいぶらないでよ!」
梓「やっぱり秘密!」
憂「ひどーい!」
梓(私が唯先輩と付き合ってる事言って惚気たいけど、憂はシスコンだからなぁ)
梓(タイミングを見計らってカミングアウトしよっと!)
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:08:08.08 ID:eiO46CbZ0 [22/57]
梓「ってもうこんな時間だ」ガタッ
憂「あっ梓ちゃん?」
梓「唯先輩と約束してるんだ!今日は早めに部活に行って二人で練習するんだ」
梓「それじゃ!」
――――――――――
部室前
梓「はあっ、はあっ……」
梓「唯先輩、もうきてるかなっ……?」
『あっ……やめてっ!』
梓「!?」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:11:46.41 ID:eiO46CbZ0 [23/57]
梓(今の、唯先輩の声?)
梓(中を……覗いてみよう)
紬『唯ちゃんっ……唯ちゃんっ』
唯『や、やめてよムギちゃん!離れてっ!』
紬『好きなの!唯ちゃんの事……!』
唯『わ、私はあずにゃんとっ……いやあっ!?』
バタン!
梓「唯先輩っ!」
紬「!?」
唯「あ、あずにゃんっ!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:16:32.63 ID:eiO46CbZ0 [24/57]
梓「唯先輩!大丈夫ですかっ!?」
唯「う、うん……」
梓「……」キッ
紬「な、何よ……」
梓「っ!」
パシーン!
紬「うっ……」ヨロッ
梓「最低ですっ!このっ……変態っ!」
紬「……」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:18:34.17 ID:eiO46CbZ0 [25/57]
梓「可哀想に……。怖かったでしょう、唯先輩」
梓「側にいなくてごめんなさい……。これからはずっと私が守りますから」
唯「あずにゃん……」
紬「……」ダッ
唯「ムギちゃん!」
梓「いいんですよ、あんな人のこと……」
唯「でも……」
梓「唯先輩は人が良すぎます……。だから皆につけ込まれちゃうんです」
梓「でも大丈夫です。こんなこと二度とさせませんから」
唯「……」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:29:14.49 ID:eiO46CbZ0 [26/57]
――――――――――
紬「……」
『……ムギ先輩』
紬「!」
梓「どういうことですか、さっきのは」
紬「……どういうも何も、見てわからないの?」
梓「なっ……!開き直るんですか、あんなことしておいて!」
紬「唯ちゃんは梓ちゃんの事好きじゃない」
梓「……何言ってるんですか?唯先輩、嫌がってたじゃないですか!」
紬「照れてただけでしょ?ダメとか、あの状況で言葉通りに受け取る人はいないわ」
梓「……理解不能です。とにかく、二度とあんな事しないでください」
紬「イヤよ」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:37:39.36 ID:eiO46CbZ0 [27/57]
梓「なっ」
紬「まだ私は諦めてないから」
唯「唯先輩は私と付き合ってるんです!手を出さないでください!」
紬「付き合ってるって……まだキスをしたくらいでしょ?」
梓「それが何なんですか」
紬「子供じゃあるまいし、その程度で恋人って言われても納得できないもの」
梓「……わかりました」
紬「わかってくれたのかしら?じゃあ」
梓「それ以上の関係ってことを証明すればいいんですね?」
紬「それ以上?キス以上ってことかしら」
梓「当然です」
紬「梓ちゃんには無理じゃないかしら?それにそうなったとしても信用できないわ……」
梓「……」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:46:59.02 ID:eiO46CbZ0 [28/57]
紬「だって梓ちゃんって……」ジロジロ
梓「……何ですか?言いたいことがあるならはっきり言ってください」
紬「いえ……。まだ女性らしい体とはいえないし」
梓「!」
紬「それで関係なんて言われても……ねぇ?」
梓「なっ……」
紬「唯ちゃんも、子供みたいな子とそういう事するの、気が引けると思うわ」
梓「……っ」
紬「梓ちゃんは無理しなくていいのよ?手を繋いで、キスをして満足してればいいわ」
紬「そういうのとってもピュアでいいと思うわ~♪」
梓「……失礼しますっ!」
紬「あら……ふふっ」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:54:56.95 ID:eiO46CbZ0 [29/57]
――――――――――
梓(ムギ先輩、私の事完全に馬鹿にしてるっ!)
梓(自分がちょっと胸が大きいからって……調子乗りすぎ!)
梓(女はスレンダーな方がいいに決まってるよ。羨ましくもなんともないから。ふんっ)
梓(それにしてもムギ先輩は異常だよ)
梓(私達が付き合ってるのを知っていながらアレだもん。このままじゃ……)
梓(なんとかムギ先輩を諦めさせないと……)
梓「……」カチカチ
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:01:04.06 ID:eiO46CbZ0 [30/57]
――――――――――
ピンポーン
梓(きたっ!)タタタ
ガチャッ
唯「あずにゃん、こんにちはー!」ダキッ
梓「きゃっ!危ないですよ唯先輩!」
唯「えへへ、お休みの日にあずにゃんに会えてテンションが上がっちゃった!」
梓「もう……。さあ、上がってください」
唯「うん。お邪魔しまーす」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:04:21.91 ID:eiO46CbZ0 [31/57]
――――――――――
梓の部屋
唯「わー、あずにゃんの部屋だぁ!」
梓「……」
唯「あ、あずにゃんのお母さんに挨拶するの忘れてた!してこないと!」
梓「その必要はありませんよ。今日は親いませんから」
唯「あ、そうなんだ。ちょっとホッとしたかな。えへへ」
梓「……」
唯「……ほえ?あずにゃん?きゃっ!」ボスン
梓「唯先輩……」ギシッ
唯「な、何?どうしたのあずにゃん、何だか怖いよ……?」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:10:20.57 ID:eiO46CbZ0 [32/57]
梓「唯先輩、私の事好きですよね?」
唯「う、うん。好きだよ」
梓「じゃあいいですよね?」
唯「いいって……えっ?ちょっとあずにゃん、待ってよ」
梓「恋人ならこういうことするの、普通ですよね?」
唯「そ、そうかもしれないけど……。急すぎるよ。どうしたの?」
梓「もう私達子供じゃないんです。それに恋人なんですから……」
唯「あ、あずにゃん……あっ///」
梓「こういうことするの、初めてですか?」
唯「う……///」
梓「よかったです……。脱がしますね」
唯「きゃ!?じ、自分で脱げるよぉ」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:14:34.35 ID:eiO46CbZ0 [33/57]
唯「……」
梓「唯先輩、キレイです……」
唯「あまり見ないでよぉ……///」
梓(唯先輩のこんな姿が見れるのは、私だけ)
梓(ムギ先輩がこの事知ったらどう思うかな……ふふっ)
梓「ゆ、唯先輩っ」
唯「きゃっ!」ドサッ
梓「はあっ、はあっ……」フニッ
唯「んっ……」
梓(すごい……。人の胸ってこんなにフニフニしてるんだ)
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:19:30.49 ID:eiO46CbZ0 [34/57]
梓「はっ……はっ……」フニフニ
唯「あ……やあっ///」
梓「気持ちいいですか?」
唯「……///」コクリ
梓「!」キュン
梓(か、可愛いっ)
梓「せ、先輩っ!」ハムッ
唯「あっ!///」
梓「ふっ!ふむっ!ふごっ」チュパ
唯「やっ!あずにゃん、そんなに吸っちゃ……///」
梓(す、すごいっ!私、唯先輩のおっぱい吸ってるんだ)
梓「ふぐ、ふご」ジュルッ ジュパ
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:24:40.18 ID:eiO46CbZ0 [35/57]
唯「う、ううーっ///」ブルブル
梓(先輩震えてる……気持ちいいんだ)
梓「ぷはっ!せ、先輩っ。私のも……」
唯「え……」
梓「私の胸も吸ってくださいっ」
唯「う、うん」チュッ
梓「ふあっ///」
唯「……」チュク チュパ
梓(ああ……。唯先輩が、私の胸を……)
梓(興奮する……。この光景を、ムギ先輩に見せ付けたい)
梓「あっ……///」ブルッ
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:29:44.76 ID:eiO46CbZ0 [36/57]
梓「も、もういいです。次は……」
唯「?」
梓(し、下。唯先輩の下を)バッ
唯「きゃっ///」
梓「ゆっ唯先輩。下っ、下触ります」
唯「う、うん」
梓「はっ、はっ……」
梓(すごい……これが唯先輩のあそこなんだ)
唯「あ、あずにゃん。息が当たって……」
梓「はっ……はっ……」スリスリ
唯「ひゃっ!?///」
梓(こ、こうすればいいんだよね。指で擦ればいいよね)スリスリ
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:33:22.30 ID:eiO46CbZ0 [37/57]
梓「唯先輩、気持ちいいですか?」
唯「……」
梓「気持ちいいんですよね?我慢しなくていいんですよ」
唯「き……」
梓「えっ、な、なんですかっ」
唯「気持ちいい……」
梓「そ、そうです。素直になってください……ふうっ、ふうっ」スリスリ
唯「……」
梓(あ、あれ……でも濡れない)
梓「……」ペロッ
唯「ひいっ!?」ビクッ
梓(反応があった!よーしっ)ペロペロ
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:37:23.54 ID:eiO46CbZ0 [38/57]
梓「ふごっ……ふうっ!」ペチャ…
唯「……っ」
梓「ふっ……!ふんっ!」クチャ…ピチャ
唯「も……」
梓「……はあっ!な、なんですか?」
唯「もういい……やめて」
梓「き、気持ちよすぎたみたいですね。このくらいにしておきますか」
梓「じゃ、じゃあ今度は二人で……」ズルン
唯「!」
梓「お、女の子同士の時は、お互いのを……こすり付けあうんです。知ってましたか」
唯「……」
梓「でしょうね。じゃ、じゃあやりますよ。いきますよ」ピトッ
唯「……ぅ」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:40:48.36 ID:eiO46CbZ0 [39/57]
クチュ…
梓「うっ……はっ」
唯「……っ」ギシッ
梓「はっ、はっ……!」
唯「……」ギシッ
梓(うまく擦れない……。唯先輩どうかな?)
唯「……」ブルブル
梓(堪えてる。気持ちいいのを我慢してるんだ……!)
梓「ゆ、唯先輩っ!イイですかっ?声だしていいですよっ」ギシッ
唯「う……あ」クチュッ
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:54:21.68 ID:eiO46CbZ0 [40/57]
――――――――――
梓(結局、二人ともイケなかった……)チラッ
唯「……」
梓(ちょっと泣いてる?唯先輩、かなり気持ちよかったみたいだし……えへへ)ゴソゴソ
カシャッ
梓(唯先輩の顔撮っちゃった。可愛くて……ちょっと色っぽい)
唯「……?」
梓「あ、なんでもないですよ。一緒に寝ましょう」ゴロン
唯「……うん」
梓(ついにえっちしちゃったんだ、私達)
梓(ムギ先輩が知ったらどんな顔するかな……ふふ)
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:11:35.66 ID:eiO46CbZ0 [41/57]
――――――――――
唯の家
憂「お帰りお姉ちゃん!」
唯「ただいま……」
憂「どうしたの?なんだか元気ないね」
唯「……なんでもないよ。お風呂ある?」
憂「う、うん。あるけど」
唯「ちょっと先に入るね。ごめん」
憂「う、うん……」
憂(今日梓ちゃんと遊んだんだよね?どうしたんだろう)
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:21:45.32 ID:eiO46CbZ0 [42/57]
――――――――――
教室
憂(お姉ちゃん、今朝になっても元気なかったな……)
憂(梓ちゃんとケンカでもしたのかな?)
梓「~♪」
憂「ねえ梓ちゃん」
梓「なに?」
憂「昨日、お姉ちゃんと何かあったりした?」
梓「えっ!?も、もうっ憂ったら!変な事聞かないでよ!」バシッ!
憂「痛っ!」
梓「なかったと言えば嘘になるかな?えへへ」
憂「え……どういうこと?」
梓(うーん、もう言っちゃおうかな……?)
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:25:42.09 ID:eiO46CbZ0 [43/57]
純「あれ?梓、体操着は?」
梓「え……あ!部室だ!とってこないと!」ガタッ
憂「あっ梓ちゃん……」
憂(あ、携帯忘れてった……)
憂「……」キョロキョロ
サッ
憂(お、お姉ちゃんと何かあったんだ。絶対そうだよ)
憂(ちょっとだけ……ちょっとだけ)パカッ
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:31:38.25 ID:eiO46CbZ0 [44/57]
――――――――――
部室前
梓(純に言ってもらってよかった。危うく遅刻するところだったよ)
梓(昨日あんな事があって浮かれてたかも。もっとしっかりしないと!)
『……』
梓(ん?誰かいるのかな?)
『……で……よ』
『……ら……ね』
梓(唯先輩と……ムギ先輩の声?)
梓(また唯先輩に言い寄って……!?)ジッ
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:40:06.72 ID:eiO46CbZ0 [45/57]
唯『もう最悪だったよぉ』
紬『あらあら。そんな事いっちゃ梓ちゃんが可哀想よ?』
唯『だって言いたくもなるよー!ほんっとに気持ち悪かったんだから!』
梓(え……?)
紬『じゃあ私の言ったとおり、ちゃんと梓ちゃんと寝たの?』
唯『そうだよ。そうじゃなきゃこんなに怒らないよ!キスでもイヤだけど……』
紬『で、梓ちゃんはどうだった?詳しく聞きたいな』
唯『どうもこうも、とにかくヘタッピだよ!一人で興奮しててさ、引くよ!』
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:47:11.22 ID:eiO46CbZ0 [46/57]
唯『部屋に入るなり、今日は親いないんですとか言って』
唯『いきなりベッドに押し倒してきたんだよ』
紬『まぁ♪』クスクス
唯『男子じゃないんだからさ、もっとムードってものがあると思わない?』
紬『まあ、梓ちゃんはまだお子様だから♪』クスクス
唯『それで、私の服を慌てて脱がせようとして』
唯『私が脱いだら即胸揉んできてさ、キスもなしだよ。ありえないよ』
紬『それはよくないわね。キスは一番重要なのに……』
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:06:35.30 ID:eiO46CbZ0 [47/57]
唯『で、胸に触るなりすぐに気持ちいいですか?って。そんなわけないよ』
唯『それで、うんって私が言ってあげたら今度は口で吸ってきたんだけど』
唯『とにかく必死でさ!鼻息荒くして音をじゅるじゅる立てて、もう最悪!鳥肌たっちゃった!』
紬『あら……。梓ちゃん、よっぽど唯ちゃんの胸が魅力的だったのね』
梓「……」
唯『で、こっちが我慢してたら私の胸も吸ってくださいって。吸わされたんだよ』
紬『まぁ、妬けちゃう。私の胸よりよかった?』
唯『そんなわけないよぉ。ぺったんこだし、色も変だったし……』
紬『そんな事言っちゃだめよ?』
唯『ムギちゃんと同じ女の子だなんて思えなかったよ!』
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:15:03.54 ID:eiO46CbZ0 [48/57]
紬『それで、次は?』
唯『その後は下を触られたんだけどね』
唯『ゆっ唯先輩!しっ、下触ります!』
紬『ふふっ……』クスクス
唯『気持ちいいですか?気持ちいいですよね?素直になってください!』
紬『ふ……ふふ……』クスクス
唯『こっちはもうドン引きだよぉ。それで黙ってたら突然舌で舐めてきたんだよ』
紬『えっ初めてなのに?』
唯『うん。あずにゃんは当然そうだろうし、私も処女ってことにしといたんだけど』
唯『それなのにいきなりクンニだからね。普通初めての人にはしないよそんなの』
唯『される女の子の事とか全然考えてないよ。イヤに決まってるのにね』
紬『梓ちゃんも唯ちゃんを気持ちよくさせようと必死だったのよ♪』
唯『そうかもしれないけどー……』ブー
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:21:33.56 ID:eiO46CbZ0 [49/57]
唯『で、舐めてるときはやっぱりすごく鼻息荒くてさ、ゾクゾクしちゃった』
唯『もう我慢できなくなって、やめてって言ったら……」
唯『気持ちよすぎたみたいですね。このくらいにしておきますか』
紬『ぷっ!』ゴホゴホ
唯『最後は貝合わせ?お互いのを擦りつけあってきたんだけど』
唯『もう全然気持ちよくないの』
紬『ああ……そうなのよね。アレって案外よくないのよね』
唯『私達はしないもんね?』
紬『そうね。こすり付けるなら、相手の太ももとかが一番いいものね』
唯『うん、なのに必死にアソコをすりつけてきて気持ちいいですか、声だしてください!だもん』
紬『知らなかったんだもの、仕方が無いわよ』クスクス
梓「……」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:29:34.32 ID:eiO46CbZ0 [50/57]
梓(なんで……?唯先輩、なんで……?)
紬『うん、わかったわ。ああ楽しかった♪』
唯『楽しかったって……私は楽しくないよ!なんであんな事させたの?』
梓(させた……どういうこと?唯先輩はやらされてたの?)
梓(ムギ先輩は私を嫌ってるんじゃ……。それにえっちを指示するなんて普通じゃない……)
梓(ムギ先輩と唯先輩はどういう関係なの?)
紬『うーん……ドキドキするから?』
唯『えっ?』
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:39:45.42 ID:eiO46CbZ0 [51/57]
紬『自分の恋人が、他の人に抱かれるのってどんな気持ちかなって』
唯『……』
紬『唯ちゃんが嫌々抱かれて、汚されちゃうの』
紬『……ドキドキしちゃった。私の唯ちゃんが汚されちゃったって』
唯『……』
紬『唯ちゃんがとられちゃうって思うと苦しいんだけど、唯ちゃんの気持ちを考えると……』
紬『余計にドキドキしちゃうの』
唯『……』
紬『怒った?』
唯『サイテー……』
紬『ごめんね?あんな事させちゃったけど、私は唯ちゃんの事一番大切よ』
唯『……』
紬『梓ちゃんに汚されちゃった体、私がキレイにしてあげる』
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:47:55.58 ID:eiO46CbZ0 [52/57]
唯『あ……ん』チュッ
紬『んっ……』
唯『……こんなんじゃ許さないもん』
紬『わかってるわ。いっぱい触られちゃった胸も』フニッ
唯『んっ』
紬『梓ちゃんの……好きでもない子の汚い唾液が染み付いちゃった、唯ちゃんの胸』
紬『そんな胸を恋人に舐めさせるの?』
唯『……』
紬『ふふ……ごめんなさい。私がやらせたんだものね』
スッ
唯『あっ……なんで?』
紬『学校じゃダメよ。続きはお家でね』
唯『むぅー』
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:53:18.39 ID:eiO46CbZ0 [53/57]
――――――――――
憂「……」
純「ねぇ憂、どうしたの?あっ」
梓「……」
純「梓。あれ、服はどうし」
憂「梓ちゃん、ちょっときて」グイッ
梓「……」
純「ちょ、ちょっと二人とも?どうしたのー?」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:57:18.66 ID:eiO46CbZ0 [54/57]
――――――――――
憂「梓ちゃん、昨日お姉ちゃんに何したの?正直に答えて」
梓「……」
憂「……」イラッ
憂「お姉ちゃんに、乱暴したでしょ」
梓「え……」
ズイッ
憂「何?この写真」
梓「あ……それは」
憂「ベッドの上で、お姉ちゃんが泣いてる写真……。説明して」
梓「そ、それは……なんでもn」
バシン!
梓「ふぶっ……!」ヨロッ
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 07:01:53.09 ID:eiO46CbZ0 [55/57]
憂「どういうこと?ねえ、ねえ!」
梓「無理やりじゃない……。ちゃんと唯先輩に聞いて……」
憂「じゃあ何で泣いてるの!それになんでそんな所写真に撮るの!」
梓「そ、それは……」
憂「証拠のつもり?これ」
梓「え……」
憂「お姉ちゃんを後で脅すために証拠を残したんでしょ?そうでしょ?」
梓「ち、ちがう……そんなつもりじゃ」
憂「……とにかく携帯返すから。勝手に見てごめんね」
憂「あとお姉ちゃんに二度と近づかないで。それじゃ」スタスタ
梓「……」
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 07:12:51.19 ID:eiO46CbZ0 [56/57]
――――――――――
放課後
澪「あれ?梓は?」
唯「よくわからないけど、早退したらしいよ?」
律「ふーん」
澪「ふーんってお前な……」
紬(残念だわ……梓ちゃんの勝ち誇る顔が見たかったのに)シュン
唯(そういえば、私あずにゃんとあんな事しちゃったけどこれからどうなるんだろう?)
紬「じゃあお茶にしましょうか♪」
律「待ってました!」
唯「わーい!(まあいっか。明日考えよっと)」
おわり
唯「変に固くていっつも私に注意してばかりだし」
唯「気の休まる暇も無いんだよね。ウンザリしちゃた」
唯「人の粗探しばっかりして楽しいの?」
梓「私そんなつもりじゃ……」
唯「そんなのもうどうでもいいよ。これから他人に戻るんだから」
唯「こんなことになるなら付き合わなきゃよかったよ……」
梓「あ、あ……」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:17:12.72 ID:E//GdIfJ0
唯「私の事嫌いなら告白してこなきゃよかったじゃん」
唯「あーもう最悪。最悪の気分だよ」
梓「ごめんなさい……気分を悪くしてしまったなら謝ります……だから」
唯「とりあえず皆には迷惑かけたくないから部室では今までどおり話しかけるけど」
唯「必要以上に私と関わらないでね。それじゃ」
バタン
梓「ま、待って……」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:26:56.93 ID:E//GdIfJ0
梓「唯先輩!待ってください!唯先輩!」ダッ
唯「……」スタスタ
梓「粗探しとかそんなつもりはなかったんです。私はただ唯先輩が心配で……」
唯「……」スタスタ
梓「先輩、お願いします。話を聞いてください……」
唯「……」スタスタ
梓「うっ、ううっ」グスッ
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:32:34.89 ID:E//GdIfJ0
紬「唯ちゃーん!」
唯「あっムギちゃんだ!」パアア
梓「!」
紬「今帰るところ?一緒に帰りましょ?」
唯「うん!ムギちゃんと会えるなんてラッキーだよぉ」
紬「もう唯ちゃんったら///」ギュッ
梓「あ……」
唯「わっ、ムギちゃん手を握ってくの?恥ずかしいよぉ///」
紬「うふふ、唯ちゃんの手柔らかい」
紬「……じゃあね、梓ちゃん」スタスタ
梓「……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:40:56.24 ID:E//GdIfJ0
紬「ねえ唯ちゃん、梓ちゃんと何かあったの?」
唯「う、ううん。何も無いよ」
紬「嘘よ。唯ちゃんの顔をみればわかるわ」
紬「梓ちゃんをかばってるんでしょう?唯ちゃんは優しいからきっとそうだわ」
唯「何でもないんだよ。ムギちゃんは気にしないで?」
紬「唯ちゃん……」
紬「ねえ唯ちゃん。今日私の家に寄っていけない?」
唯「えっ突然悪いよ!」
紬「寄ってほしいな……だめ?」ムニュ
唯(わっムギちゃんの胸が当たるよ///)
唯「じゃ、じゃあちょっとだけお邪魔しようかな」
紬「嬉しい!ありがとう!」ムニュ
唯(えへへ///)
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:47:43.26 ID:E//GdIfJ0
ムギの部屋
紬(今日の唯ちゃんと絶対に怪しい)
紬(きっと梓ちゃんと何かあったんだわ……)
唯「ムギちゃんのベッドふかふかだよぉ」
紬「……唯ちゃん」ギシッ
唯「ほえ?」
紬「好きよ……」
唯「ムギちゃん?あっ……」
紬「ん……」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:52:45.38 ID:E//GdIfJ0
――――――――――
唯「じゃあ私そろそろ……」
紬「うん。車を出すからちょっと待っててね」
唯「わぁ、ありがとー」
紬「あ。唯ちゃんまだ顔赤いよ。斉藤にバレちゃうかも」
唯「えっ!あうー///」
紬「唯ちゃん可愛かったわ」
唯「もう、ムギちゃんのバカっ!」
紬「うふふ」
唯(やっぱりムギちゃんは上手だな。すっごく気持ちよかったよぉ)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/14(月) 23:59:27.35 ID:E//GdIfJ0
――――――――――
憂「お姉ちゃん遅いなあ……」
ブロロロロ…
憂「!もしかして」
ガチャッ
唯「ただいまー」
憂「お帰りお姉ちゃん……」チラッ
紬「こんばんは、憂ちゃん」
憂「こんばんは。お姉ちゃんがご迷惑おかけしてすみません」
紬「ううん、唯ちゃんのためだから♪」
唯「私先行くねーバイバイムギちゃん!」
憂「……」
紬「……」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 00:06:24.09 ID:E//GdIfJ0
憂「またお姉ちゃんを家に連れ込んだんですか?」
紬「連れ込んだなんてひどいわ。ただ私の家で遊んだだけよ」
憂「何をしてたんですか?もう随分と遅い時間ですが」
紬「さあなんでしょう?うふふ♪」
憂「……」
憂「お姉ちゃんは優しいから紬さんの誘いを断れないんです」
憂「だからお姉ちゃんを連れまわすのもほどほどにしてくださいね」
紬「憂ちゃん、もしかして嫉妬してるの?」
憂「……それではお休みなさい」
バタン!
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:14:04.85 ID:eiO46CbZ0 [2/57]
唯「うーいー!ごはんー!」
憂「……」
唯「うーいー……?」
憂「お姉ちゃん、あの人の家で何してたの?」
唯「な、何もしてないよ」
憂「……お姉ちゃん、首の赤いの何?」
唯「!」ササッ
憂「お姉ちゃん、またあの人としたんだね」
唯「あう……ごめんなさい」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:17:42.06 ID:eiO46CbZ0 [3/57]
ガバッ
唯「わあっ!」
憂「……あの人の匂いがする」
憂「あの人とシてそのまま帰ってきたんだ。ベタベタな体で、いやらしい匂いをさせながら」
唯「ごめんなさい……」
憂「一刻も早く体を洗ってきて。それまでこの部屋に入ってこないで」
唯「うん……」
バタン
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:23:27.19 ID:eiO46CbZ0 [4/57]
――――――――――
唯の部屋
唯(お風呂上がってから一度も口をきいてくれなかったよ)
唯(明日には機嫌が直ってるといいな)
ガチャ
憂「……」
唯「憂?」
憂「……」ギシッ
唯「う、憂。どうしたの?」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:31:52.59 ID:eiO46CbZ0 [5/57]
憂「お姉ちゃん、なんで紬さんとあんな事するの?」
唯「それは……」
憂「脅されてるの?無理やりされてるんでしょ?」
唯「……」
憂「さっきはごめんねお姉ちゃん。ついカッとなっちゃったの」スッ
唯「う、憂!?///」
憂「お姉ちゃん、あの人に体をベタベタ触られたんだよね?」
憂「あの人の舌がお姉ちゃんのキレイな体を這いずり回ったんだ」ペロッ
唯「ひゃっ!憂///」
憂「汚い……私がキレイにしてあげる」ペロ
唯「や、やあっ……///」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:41:20.93 ID:eiO46CbZ0 [6/57]
憂「ああ、お姉ちゃんの首に痕が残ってるよ……」
憂「あの人の吸った痕が。あの人がお姉ちゃんを自分の所有物だって主張する印が」
憂「イヤだよお姉ちゃん……。お姉ちゃんは誰にも渡さないよ」
唯「う、憂……」
憂「あの人は何様なのかな?私の事馬鹿にしてるのかな」
唯「憂を、馬鹿に?」
憂「目でわかるよ……。お姉ちゃんは私の物だ、あなたは黙ってみてなさいって」
憂「お姉ちゃんを一番愛してるのは私だよ。生まれたときからずっと一緒なんだから」
憂「お姉ちゃんもそうでしょ?私のこと愛してるよね?」
唯「う、うん。もちろんだよ」
憂「よかった……。お姉ちゃん、よくしてあげるからね」チュッ
唯「ん……」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:50:41.46 ID:eiO46CbZ0 [7/57]
――――――――――
ガラッ
梓「あ」
紬「あら……まだ梓ちゃんしかいないのね」
梓「は、はい」
紬「……」
梓「……」
梓(会話がない……)
紬「ねえ」
梓「は、はいっ!」
紬「昨日唯ちゃんに何したの?」
梓「何って……どういうことですか?」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 01:56:18.88 ID:eiO46CbZ0 [8/57]
紬「とぼけないで。唯ちゃんの様子をみればわかるわ」
梓「え、え……」
紬「何か変なことでもしたの?それとも困らせるような事を言ったの?」
梓「いえ、それは」
紬「とにかく、もう唯ちゃんにおかしな真似はしないで。はっきり言って迷惑なの」
梓(いつものムギ先輩じゃない……。こんな攻撃的な人じゃないのに)
梓「ム、ムギ先輩には関係ないです。これは私達の問題なので」
紬「関係ない?どういうこと?」
梓「私達、つっつきあっているんです。だから放っておいてください」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:01:13.69 ID:eiO46CbZ0 [9/57]
紬「付き合う?何の冗談?」
梓「本当です!私達は付き合ってるんです。唯先輩に聞いてみたらどうですか?」
紬「何を訳のわからない事を……。梓ちゃんってストーカー?」
梓「なっ!ち、違います!」
紬(……)
紬「そう、ならいいわ。お付き合いしてるなら私が首を突っ込むのはおかしいものね」
梓「そ、そうです。放って置いてください」
紬(……)
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:06:03.96 ID:eiO46CbZ0 [10/57]
――――――――――
紬「唯ちゃん、ちょっといいかしら」
唯「なーにー?」
紬「梓ちゃんから唯ちゃんと付き合ってる、なんて聞いたんだけど」
唯「えっ!」
紬「ほんと?」
唯(……)
唯「……ううん、違うよ。あずにゃんが、勝手に私と付き合ってると思い込んでるんだ」
紬「やっぱり。何考えてるのかしら梓ちゃん」
唯「あのね、最近ずっと私に纏わりついてきて迷惑してるんだよぉ」
唯「時々私の事を変な目で見てるんだ……。怖いよぅムギちゃん」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:12:00.65 ID:eiO46CbZ0 [11/57]
紬「唯ちゃんはイヤなんだ?」
唯「うん、もちろんだよ。私はムギちゃんがイイんだもん」ギュッ
紬「嬉しいわ……。でもどうしよう?唯ちゃん、梓ちゃんに強く言える?」
唯「ううん。それが私があずにゃんを拒んでも、しつこくくっついてきて……」
紬「そうなんだ。じゃあ私から強く……」
唯「ムギちゃん?」
紬「唯ちゃん、ちょっといいかしら?」
唯「?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:17:38.36 ID:eiO46CbZ0 [12/57]
――――――――――
紬「きたわね」
梓「なんですか、こんな所に呼び出して……」
紬「私、梓ちゃんが唯ちゃんと付き合ってるっていうの信用できないの」
梓「!」
紬「大方梓ちゃんの妄想か嘘なんでしょう?」
梓「っ!だから本当です!」
梓「大体何なんですか?何でムギ先輩はそんなに私達に干渉するんですか?」
紬「そ、それは。唯ちゃんが心配だからよ」
梓(!)
梓「ああ、わかりました。そういうことですか」
梓「ムギ先輩、唯先輩の事好きなんですね?」
紬「なっ……!?」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:21:38.73 ID:eiO46CbZ0 [13/57]
梓(やっぱり。だからムギ先輩はあんなに私を突っかかってくるんだ)
梓「それで嫉妬して付き合ってる私に色々言ってくるんですね。見苦しいです」
紬「……」
梓(ふふん)
梓「なんなら唯先輩を呼んでみますか?私達が付き合ってる証拠をみせますよ」
紬「しょ、証拠?」
梓「そうです。ちょっと待ってくださいね」カチカチ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:26:15.88 ID:eiO46CbZ0 [14/57]
――――――――――
ガチャ
唯「あずにゃん……?」
梓「ああ唯先輩。突然すみません。ちょっとムギ先輩が聞きたいことがあるらしくて」
唯「ムギちゃん?」
紬「あ、唯ちゃん……あの」
唯「?」
梓「私と唯先輩が付き合ってるかどうか知りたいそうですよ」
唯「……!」
梓(唯先輩、動揺してる……。まだ誰にも言ってなかったんだから当然かな)
梓(昨日別れるとか色々言いつつ、今までどおり振舞うっていってた)
梓(唯先輩は軽音部をギスギスした空気にしたくないからそう言ったんだ)
梓(だから付き合ってることは肯定しても、別れたとか険悪になることは言わないはず)
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:29:37.64 ID:eiO46CbZ0 [15/57]
紬「唯ちゃん……?」
唯「……付き合ってるよ」
紬「!」
梓(やった!)
梓「そういうことです。わかっていただけましたか、ムギ先輩」
紬「う……」ブルブル
梓「あれ?まだ何か言いたいことでも?」
紬「……」
ダッ
梓(ムギ先輩泣きそうだったな。ふふん、いい気味)
唯「あ、あずにゃん……突然言うなんて酷いよ」
梓「あれ?唯先輩こそ別れたって言ってませんでしたっけ?」
唯「それは……」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:35:37.51 ID:eiO46CbZ0 [16/57]
梓「何ですか?」
梓(まあ引っ込みがつかなくなったんでしょうね。あの場面ではああ言うしか)
唯「私、昨日よく考え直して」
梓(え?)
唯「昨日はちょっと熱くなっちゃったっていうか……」
唯「あずにゃんに酷いこと言っちゃってごめんなさい」ペコリ
梓「唯先輩……」
唯「あずにゃんは間違ってないよ。私が悪い子だったのがいけないんだよ」
唯「だからまた私と付き合ってください。お願いします」ペコリ
梓(嘘……。まさかこんな事になるなんて)
梓「……いいですよ。唯先輩もちゃんと反省したようですし。付き合って上げます」
唯「わぁ……!ありがとう」ヘラッ
梓(やっぱり唯先輩は私の事が好きなんだ。ふふっ)
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:42:42.23 ID:eiO46CbZ0 [17/57]
――――――――――
唯「あーずにゃん!」ガバッ
梓「きゃあ!もう唯先輩ってば……」チラッ
紬「……」
梓(ふふん)
梓(あの日以降、ムギ先輩が唯先輩にちょっかいを出す事はなくなった)
梓(唯先輩が私にじゃれ付いてきても悔しそうな顔をして目を背けるだけ……)
紬「……」キッ
梓「……」
梓(その後は決まって私の事を睨みつけてくるけど滑稽でたまらない)
梓(これが必死に私から唯先輩を引き離そうとしてた人だと思うと笑いそうになる)
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:48:00.45 ID:eiO46CbZ0 [18/57]
梓「……」
梓(でもムギ先輩は危ない気がする。まだ諦めた目をしてない)
梓(隙さえあれば私から唯先輩を奪ってやろうって考えてると思う)
梓(……)
梓「唯先輩?」
唯「なーに、あずにゃ!?」
梓「んっ……」チュッ
唯「……!」
紬「!?」
律「え……!」
澪「なっ///」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:52:50.07 ID:eiO46CbZ0 [19/57]
唯「あ、あずにゃん……」
梓(ふふっ)
梓「あれ?どうしたんです、皆さん」
律「どうしたって、お前……」
梓「ああ、実は私達付き合ってるんです」
澪「な、何ぃ!?」
梓「あまり唯先輩がうるさいので、してあげました」
唯「……///」
梓「もう先輩方、恋人ならキスくらい……普通ですよ?」チラッ
紬「……っ」ブルブル
澪「ふ、普通って……///」
梓「さあ唯先輩も静かになったことですし、練習を始めましょうか」
律「あ、ああ」
梓(あのムギ先輩の顔……ふふっ。気持ちいいなぁ)
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 02:56:48.16 ID:eiO46CbZ0 [20/57]
――――――――――
唯「あ、あずにゃん!さっきのなんなのっ」
梓「ああ、ごめんなさい。突然したくなっちゃったんです」
唯「そんな……。私、ファーストキスだったのに!」
梓(ファーストキス……!)
梓「まあ恋人ですからあのくらい普通ですよ。いずれ皆さんにも言わなきゃいけなかったんですし」
唯「だからってあんな時に……んっ」
梓「……っはぁ」
梓「どうしたんですか?嫌そうな顔には見えませんけど」
唯「……あずにゃんの、バカっ///」
梓(ふふ……)
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:04:25.08 ID:eiO46CbZ0 [21/57]
――――――――――
梓「♪」
憂「梓ちゃん、何だかご機嫌だね?」
梓「ん?まあね」
憂「何々?教えて」
梓「うーん……憂には言っといたほうがいいかなぁ?でもなぁ」
憂「えー?もったいぶらないでよ!」
梓「やっぱり秘密!」
憂「ひどーい!」
梓(私が唯先輩と付き合ってる事言って惚気たいけど、憂はシスコンだからなぁ)
梓(タイミングを見計らってカミングアウトしよっと!)
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:08:08.08 ID:eiO46CbZ0 [22/57]
梓「ってもうこんな時間だ」ガタッ
憂「あっ梓ちゃん?」
梓「唯先輩と約束してるんだ!今日は早めに部活に行って二人で練習するんだ」
梓「それじゃ!」
――――――――――
部室前
梓「はあっ、はあっ……」
梓「唯先輩、もうきてるかなっ……?」
『あっ……やめてっ!』
梓「!?」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:11:46.41 ID:eiO46CbZ0 [23/57]
梓(今の、唯先輩の声?)
梓(中を……覗いてみよう)
紬『唯ちゃんっ……唯ちゃんっ』
唯『や、やめてよムギちゃん!離れてっ!』
紬『好きなの!唯ちゃんの事……!』
唯『わ、私はあずにゃんとっ……いやあっ!?』
バタン!
梓「唯先輩っ!」
紬「!?」
唯「あ、あずにゃんっ!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:16:32.63 ID:eiO46CbZ0 [24/57]
梓「唯先輩!大丈夫ですかっ!?」
唯「う、うん……」
梓「……」キッ
紬「な、何よ……」
梓「っ!」
パシーン!
紬「うっ……」ヨロッ
梓「最低ですっ!このっ……変態っ!」
紬「……」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:18:34.17 ID:eiO46CbZ0 [25/57]
梓「可哀想に……。怖かったでしょう、唯先輩」
梓「側にいなくてごめんなさい……。これからはずっと私が守りますから」
唯「あずにゃん……」
紬「……」ダッ
唯「ムギちゃん!」
梓「いいんですよ、あんな人のこと……」
唯「でも……」
梓「唯先輩は人が良すぎます……。だから皆につけ込まれちゃうんです」
梓「でも大丈夫です。こんなこと二度とさせませんから」
唯「……」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:29:14.49 ID:eiO46CbZ0 [26/57]
――――――――――
紬「……」
『……ムギ先輩』
紬「!」
梓「どういうことですか、さっきのは」
紬「……どういうも何も、見てわからないの?」
梓「なっ……!開き直るんですか、あんなことしておいて!」
紬「唯ちゃんは梓ちゃんの事好きじゃない」
梓「……何言ってるんですか?唯先輩、嫌がってたじゃないですか!」
紬「照れてただけでしょ?ダメとか、あの状況で言葉通りに受け取る人はいないわ」
梓「……理解不能です。とにかく、二度とあんな事しないでください」
紬「イヤよ」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:37:39.36 ID:eiO46CbZ0 [27/57]
梓「なっ」
紬「まだ私は諦めてないから」
唯「唯先輩は私と付き合ってるんです!手を出さないでください!」
紬「付き合ってるって……まだキスをしたくらいでしょ?」
梓「それが何なんですか」
紬「子供じゃあるまいし、その程度で恋人って言われても納得できないもの」
梓「……わかりました」
紬「わかってくれたのかしら?じゃあ」
梓「それ以上の関係ってことを証明すればいいんですね?」
紬「それ以上?キス以上ってことかしら」
梓「当然です」
紬「梓ちゃんには無理じゃないかしら?それにそうなったとしても信用できないわ……」
梓「……」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:46:59.02 ID:eiO46CbZ0 [28/57]
紬「だって梓ちゃんって……」ジロジロ
梓「……何ですか?言いたいことがあるならはっきり言ってください」
紬「いえ……。まだ女性らしい体とはいえないし」
梓「!」
紬「それで関係なんて言われても……ねぇ?」
梓「なっ……」
紬「唯ちゃんも、子供みたいな子とそういう事するの、気が引けると思うわ」
梓「……っ」
紬「梓ちゃんは無理しなくていいのよ?手を繋いで、キスをして満足してればいいわ」
紬「そういうのとってもピュアでいいと思うわ~♪」
梓「……失礼しますっ!」
紬「あら……ふふっ」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 03:54:56.95 ID:eiO46CbZ0 [29/57]
――――――――――
梓(ムギ先輩、私の事完全に馬鹿にしてるっ!)
梓(自分がちょっと胸が大きいからって……調子乗りすぎ!)
梓(女はスレンダーな方がいいに決まってるよ。羨ましくもなんともないから。ふんっ)
梓(それにしてもムギ先輩は異常だよ)
梓(私達が付き合ってるのを知っていながらアレだもん。このままじゃ……)
梓(なんとかムギ先輩を諦めさせないと……)
梓「……」カチカチ
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:01:04.06 ID:eiO46CbZ0 [30/57]
――――――――――
ピンポーン
梓(きたっ!)タタタ
ガチャッ
唯「あずにゃん、こんにちはー!」ダキッ
梓「きゃっ!危ないですよ唯先輩!」
唯「えへへ、お休みの日にあずにゃんに会えてテンションが上がっちゃった!」
梓「もう……。さあ、上がってください」
唯「うん。お邪魔しまーす」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:04:21.91 ID:eiO46CbZ0 [31/57]
――――――――――
梓の部屋
唯「わー、あずにゃんの部屋だぁ!」
梓「……」
唯「あ、あずにゃんのお母さんに挨拶するの忘れてた!してこないと!」
梓「その必要はありませんよ。今日は親いませんから」
唯「あ、そうなんだ。ちょっとホッとしたかな。えへへ」
梓「……」
唯「……ほえ?あずにゃん?きゃっ!」ボスン
梓「唯先輩……」ギシッ
唯「な、何?どうしたのあずにゃん、何だか怖いよ……?」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:10:20.57 ID:eiO46CbZ0 [32/57]
梓「唯先輩、私の事好きですよね?」
唯「う、うん。好きだよ」
梓「じゃあいいですよね?」
唯「いいって……えっ?ちょっとあずにゃん、待ってよ」
梓「恋人ならこういうことするの、普通ですよね?」
唯「そ、そうかもしれないけど……。急すぎるよ。どうしたの?」
梓「もう私達子供じゃないんです。それに恋人なんですから……」
唯「あ、あずにゃん……あっ///」
梓「こういうことするの、初めてですか?」
唯「う……///」
梓「よかったです……。脱がしますね」
唯「きゃ!?じ、自分で脱げるよぉ」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:14:34.35 ID:eiO46CbZ0 [33/57]
唯「……」
梓「唯先輩、キレイです……」
唯「あまり見ないでよぉ……///」
梓(唯先輩のこんな姿が見れるのは、私だけ)
梓(ムギ先輩がこの事知ったらどう思うかな……ふふっ)
梓「ゆ、唯先輩っ」
唯「きゃっ!」ドサッ
梓「はあっ、はあっ……」フニッ
唯「んっ……」
梓(すごい……。人の胸ってこんなにフニフニしてるんだ)
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:19:30.49 ID:eiO46CbZ0 [34/57]
梓「はっ……はっ……」フニフニ
唯「あ……やあっ///」
梓「気持ちいいですか?」
唯「……///」コクリ
梓「!」キュン
梓(か、可愛いっ)
梓「せ、先輩っ!」ハムッ
唯「あっ!///」
梓「ふっ!ふむっ!ふごっ」チュパ
唯「やっ!あずにゃん、そんなに吸っちゃ……///」
梓(す、すごいっ!私、唯先輩のおっぱい吸ってるんだ)
梓「ふぐ、ふご」ジュルッ ジュパ
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:24:40.18 ID:eiO46CbZ0 [35/57]
唯「う、ううーっ///」ブルブル
梓(先輩震えてる……気持ちいいんだ)
梓「ぷはっ!せ、先輩っ。私のも……」
唯「え……」
梓「私の胸も吸ってくださいっ」
唯「う、うん」チュッ
梓「ふあっ///」
唯「……」チュク チュパ
梓(ああ……。唯先輩が、私の胸を……)
梓(興奮する……。この光景を、ムギ先輩に見せ付けたい)
梓「あっ……///」ブルッ
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:29:44.76 ID:eiO46CbZ0 [36/57]
梓「も、もういいです。次は……」
唯「?」
梓(し、下。唯先輩の下を)バッ
唯「きゃっ///」
梓「ゆっ唯先輩。下っ、下触ります」
唯「う、うん」
梓「はっ、はっ……」
梓(すごい……これが唯先輩のあそこなんだ)
唯「あ、あずにゃん。息が当たって……」
梓「はっ……はっ……」スリスリ
唯「ひゃっ!?///」
梓(こ、こうすればいいんだよね。指で擦ればいいよね)スリスリ
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:33:22.30 ID:eiO46CbZ0 [37/57]
梓「唯先輩、気持ちいいですか?」
唯「……」
梓「気持ちいいんですよね?我慢しなくていいんですよ」
唯「き……」
梓「えっ、な、なんですかっ」
唯「気持ちいい……」
梓「そ、そうです。素直になってください……ふうっ、ふうっ」スリスリ
唯「……」
梓(あ、あれ……でも濡れない)
梓「……」ペロッ
唯「ひいっ!?」ビクッ
梓(反応があった!よーしっ)ペロペロ
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:37:23.54 ID:eiO46CbZ0 [38/57]
梓「ふごっ……ふうっ!」ペチャ…
唯「……っ」
梓「ふっ……!ふんっ!」クチャ…ピチャ
唯「も……」
梓「……はあっ!な、なんですか?」
唯「もういい……やめて」
梓「き、気持ちよすぎたみたいですね。このくらいにしておきますか」
梓「じゃ、じゃあ今度は二人で……」ズルン
唯「!」
梓「お、女の子同士の時は、お互いのを……こすり付けあうんです。知ってましたか」
唯「……」
梓「でしょうね。じゃ、じゃあやりますよ。いきますよ」ピトッ
唯「……ぅ」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:40:48.36 ID:eiO46CbZ0 [39/57]
クチュ…
梓「うっ……はっ」
唯「……っ」ギシッ
梓「はっ、はっ……!」
唯「……」ギシッ
梓(うまく擦れない……。唯先輩どうかな?)
唯「……」ブルブル
梓(堪えてる。気持ちいいのを我慢してるんだ……!)
梓「ゆ、唯先輩っ!イイですかっ?声だしていいですよっ」ギシッ
唯「う……あ」クチュッ
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 04:54:21.68 ID:eiO46CbZ0 [40/57]
――――――――――
梓(結局、二人ともイケなかった……)チラッ
唯「……」
梓(ちょっと泣いてる?唯先輩、かなり気持ちよかったみたいだし……えへへ)ゴソゴソ
カシャッ
梓(唯先輩の顔撮っちゃった。可愛くて……ちょっと色っぽい)
唯「……?」
梓「あ、なんでもないですよ。一緒に寝ましょう」ゴロン
唯「……うん」
梓(ついにえっちしちゃったんだ、私達)
梓(ムギ先輩が知ったらどんな顔するかな……ふふ)
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:11:35.66 ID:eiO46CbZ0 [41/57]
――――――――――
唯の家
憂「お帰りお姉ちゃん!」
唯「ただいま……」
憂「どうしたの?なんだか元気ないね」
唯「……なんでもないよ。お風呂ある?」
憂「う、うん。あるけど」
唯「ちょっと先に入るね。ごめん」
憂「う、うん……」
憂(今日梓ちゃんと遊んだんだよね?どうしたんだろう)
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:21:45.32 ID:eiO46CbZ0 [42/57]
――――――――――
教室
憂(お姉ちゃん、今朝になっても元気なかったな……)
憂(梓ちゃんとケンカでもしたのかな?)
梓「~♪」
憂「ねえ梓ちゃん」
梓「なに?」
憂「昨日、お姉ちゃんと何かあったりした?」
梓「えっ!?も、もうっ憂ったら!変な事聞かないでよ!」バシッ!
憂「痛っ!」
梓「なかったと言えば嘘になるかな?えへへ」
憂「え……どういうこと?」
梓(うーん、もう言っちゃおうかな……?)
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:25:42.09 ID:eiO46CbZ0 [43/57]
純「あれ?梓、体操着は?」
梓「え……あ!部室だ!とってこないと!」ガタッ
憂「あっ梓ちゃん……」
憂(あ、携帯忘れてった……)
憂「……」キョロキョロ
サッ
憂(お、お姉ちゃんと何かあったんだ。絶対そうだよ)
憂(ちょっとだけ……ちょっとだけ)パカッ
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:31:38.25 ID:eiO46CbZ0 [44/57]
――――――――――
部室前
梓(純に言ってもらってよかった。危うく遅刻するところだったよ)
梓(昨日あんな事があって浮かれてたかも。もっとしっかりしないと!)
『……』
梓(ん?誰かいるのかな?)
『……で……よ』
『……ら……ね』
梓(唯先輩と……ムギ先輩の声?)
梓(また唯先輩に言い寄って……!?)ジッ
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:40:06.72 ID:eiO46CbZ0 [45/57]
唯『もう最悪だったよぉ』
紬『あらあら。そんな事いっちゃ梓ちゃんが可哀想よ?』
唯『だって言いたくもなるよー!ほんっとに気持ち悪かったんだから!』
梓(え……?)
紬『じゃあ私の言ったとおり、ちゃんと梓ちゃんと寝たの?』
唯『そうだよ。そうじゃなきゃこんなに怒らないよ!キスでもイヤだけど……』
紬『で、梓ちゃんはどうだった?詳しく聞きたいな』
唯『どうもこうも、とにかくヘタッピだよ!一人で興奮しててさ、引くよ!』
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 05:47:11.22 ID:eiO46CbZ0 [46/57]
唯『部屋に入るなり、今日は親いないんですとか言って』
唯『いきなりベッドに押し倒してきたんだよ』
紬『まぁ♪』クスクス
唯『男子じゃないんだからさ、もっとムードってものがあると思わない?』
紬『まあ、梓ちゃんはまだお子様だから♪』クスクス
唯『それで、私の服を慌てて脱がせようとして』
唯『私が脱いだら即胸揉んできてさ、キスもなしだよ。ありえないよ』
紬『それはよくないわね。キスは一番重要なのに……』
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:06:35.30 ID:eiO46CbZ0 [47/57]
唯『で、胸に触るなりすぐに気持ちいいですか?って。そんなわけないよ』
唯『それで、うんって私が言ってあげたら今度は口で吸ってきたんだけど』
唯『とにかく必死でさ!鼻息荒くして音をじゅるじゅる立てて、もう最悪!鳥肌たっちゃった!』
紬『あら……。梓ちゃん、よっぽど唯ちゃんの胸が魅力的だったのね』
梓「……」
唯『で、こっちが我慢してたら私の胸も吸ってくださいって。吸わされたんだよ』
紬『まぁ、妬けちゃう。私の胸よりよかった?』
唯『そんなわけないよぉ。ぺったんこだし、色も変だったし……』
紬『そんな事言っちゃだめよ?』
唯『ムギちゃんと同じ女の子だなんて思えなかったよ!』
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:15:03.54 ID:eiO46CbZ0 [48/57]
紬『それで、次は?』
唯『その後は下を触られたんだけどね』
唯『ゆっ唯先輩!しっ、下触ります!』
紬『ふふっ……』クスクス
唯『気持ちいいですか?気持ちいいですよね?素直になってください!』
紬『ふ……ふふ……』クスクス
唯『こっちはもうドン引きだよぉ。それで黙ってたら突然舌で舐めてきたんだよ』
紬『えっ初めてなのに?』
唯『うん。あずにゃんは当然そうだろうし、私も処女ってことにしといたんだけど』
唯『それなのにいきなりクンニだからね。普通初めての人にはしないよそんなの』
唯『される女の子の事とか全然考えてないよ。イヤに決まってるのにね』
紬『梓ちゃんも唯ちゃんを気持ちよくさせようと必死だったのよ♪』
唯『そうかもしれないけどー……』ブー
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:21:33.56 ID:eiO46CbZ0 [49/57]
唯『で、舐めてるときはやっぱりすごく鼻息荒くてさ、ゾクゾクしちゃった』
唯『もう我慢できなくなって、やめてって言ったら……」
唯『気持ちよすぎたみたいですね。このくらいにしておきますか』
紬『ぷっ!』ゴホゴホ
唯『最後は貝合わせ?お互いのを擦りつけあってきたんだけど』
唯『もう全然気持ちよくないの』
紬『ああ……そうなのよね。アレって案外よくないのよね』
唯『私達はしないもんね?』
紬『そうね。こすり付けるなら、相手の太ももとかが一番いいものね』
唯『うん、なのに必死にアソコをすりつけてきて気持ちいいですか、声だしてください!だもん』
紬『知らなかったんだもの、仕方が無いわよ』クスクス
梓「……」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:29:34.32 ID:eiO46CbZ0 [50/57]
梓(なんで……?唯先輩、なんで……?)
紬『うん、わかったわ。ああ楽しかった♪』
唯『楽しかったって……私は楽しくないよ!なんであんな事させたの?』
梓(させた……どういうこと?唯先輩はやらされてたの?)
梓(ムギ先輩は私を嫌ってるんじゃ……。それにえっちを指示するなんて普通じゃない……)
梓(ムギ先輩と唯先輩はどういう関係なの?)
紬『うーん……ドキドキするから?』
唯『えっ?』
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:39:45.42 ID:eiO46CbZ0 [51/57]
紬『自分の恋人が、他の人に抱かれるのってどんな気持ちかなって』
唯『……』
紬『唯ちゃんが嫌々抱かれて、汚されちゃうの』
紬『……ドキドキしちゃった。私の唯ちゃんが汚されちゃったって』
唯『……』
紬『唯ちゃんがとられちゃうって思うと苦しいんだけど、唯ちゃんの気持ちを考えると……』
紬『余計にドキドキしちゃうの』
唯『……』
紬『怒った?』
唯『サイテー……』
紬『ごめんね?あんな事させちゃったけど、私は唯ちゃんの事一番大切よ』
唯『……』
紬『梓ちゃんに汚されちゃった体、私がキレイにしてあげる』
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:47:55.58 ID:eiO46CbZ0 [52/57]
唯『あ……ん』チュッ
紬『んっ……』
唯『……こんなんじゃ許さないもん』
紬『わかってるわ。いっぱい触られちゃった胸も』フニッ
唯『んっ』
紬『梓ちゃんの……好きでもない子の汚い唾液が染み付いちゃった、唯ちゃんの胸』
紬『そんな胸を恋人に舐めさせるの?』
唯『……』
紬『ふふ……ごめんなさい。私がやらせたんだものね』
スッ
唯『あっ……なんで?』
紬『学校じゃダメよ。続きはお家でね』
唯『むぅー』
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:53:18.39 ID:eiO46CbZ0 [53/57]
――――――――――
憂「……」
純「ねぇ憂、どうしたの?あっ」
梓「……」
純「梓。あれ、服はどうし」
憂「梓ちゃん、ちょっときて」グイッ
梓「……」
純「ちょ、ちょっと二人とも?どうしたのー?」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 06:57:18.66 ID:eiO46CbZ0 [54/57]
――――――――――
憂「梓ちゃん、昨日お姉ちゃんに何したの?正直に答えて」
梓「……」
憂「……」イラッ
憂「お姉ちゃんに、乱暴したでしょ」
梓「え……」
ズイッ
憂「何?この写真」
梓「あ……それは」
憂「ベッドの上で、お姉ちゃんが泣いてる写真……。説明して」
梓「そ、それは……なんでもn」
バシン!
梓「ふぶっ……!」ヨロッ
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 07:01:53.09 ID:eiO46CbZ0 [55/57]
憂「どういうこと?ねえ、ねえ!」
梓「無理やりじゃない……。ちゃんと唯先輩に聞いて……」
憂「じゃあ何で泣いてるの!それになんでそんな所写真に撮るの!」
梓「そ、それは……」
憂「証拠のつもり?これ」
梓「え……」
憂「お姉ちゃんを後で脅すために証拠を残したんでしょ?そうでしょ?」
梓「ち、ちがう……そんなつもりじゃ」
憂「……とにかく携帯返すから。勝手に見てごめんね」
憂「あとお姉ちゃんに二度と近づかないで。それじゃ」スタスタ
梓「……」
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/15(火) 07:12:51.19 ID:eiO46CbZ0 [56/57]
――――――――――
放課後
澪「あれ?梓は?」
唯「よくわからないけど、早退したらしいよ?」
律「ふーん」
澪「ふーんってお前な……」
紬(残念だわ……梓ちゃんの勝ち誇る顔が見たかったのに)シュン
唯(そういえば、私あずにゃんとあんな事しちゃったけどこれからどうなるんだろう?)
紬「じゃあお茶にしましょうか♪」
律「待ってました!」
唯「わーい!(まあいっか。明日考えよっと)」
おわり
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コメント
打ち切りかい!
おい!続きをくれ早急に
No title
ここからどうハッピーエンドへ?と期待していたら
あずにゃん虐めて終わりでした
ひどい
あずにゃん虐めて終わりでした
ひどい
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