2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

上条「北野誠一郎?」AcT3

91 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 09:18:48.75 ID:NamCSkDO [1/28]
―常盤台―

美琴「…う…う~ん…」

ここは白井と御坂の部屋……その夜、美琴は悪夢にうなされていた…


~~~~~~~~

北野「―」にたり

美琴「ひっ」

北野「きええええええ!!」ザザザッ!

美琴(く…来るな…!……お、お願い…来ないで!?)

北野「きええええ!!」

~~~~~~~~

美琴「う…あ…アアッ!?」ガバッ!

美琴「はぁはぁ……またこの夢……」

…あの件以来、美琴は北野君の悪夢に悩まされる毎日を送っていた…
悪夢を見たせいか汗をかき、心も体も不快で気分は最低である

美琴「……なんなんだってんのよ…一体」ギリッ

そして…
美琴はある決心をした

美琴(…考えてみればあの悪魔と勝負したのはたった一回じゃない…情けない!…一回勝負して負けただけでトラウマ気味になるなんて……この悪夢を終わらせるには……元凶を絶たなきゃ!)

92 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 09:19:22.14 ID:NamCSkDO [2/28]
次の日

―とある高校―

わいわいがやがや

青髪「――ってな事があったらしいんや」

男A「…まじ?」

土御門「北野…やっぱり大悪党だったんだにゃー」

女子C「やっぱり怖い人なんだ…」

青髪「しかし、そんな極悪人がなんでウチの高校に来たのかホンマわけわからへんわ」

上条「うぃーす」ガラッ

青髪「あ、カミやん」

土御門「おはようだにゃー。――しかし、それは言えてるだにゃー」

上条「ん?朝から皆さん何を話してんでせうか?」

青髪「カミやんは昨日の事件の噂知ってるん?」

上条「事件?」

土御門「…昨日、北野がたった一人でスキルアウト数十人をシメたらしいにゃー」

上条「…はい?」

土御門「しかも、シメた理由が相手の目つきが気に食わないとか、どうでもいい理由で潰したらしいんだにゃー」

上条「…それはないだろ」

青髪「話しの続きはまだあるで!…その潰されたスキルアウトの数人は行方不明とか……ワイの予想ではもうこの世におらんと思うんよ」

93 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 09:19:59.99 ID:NamCSkDO [3/28]
上条「いやいやいや!いくらなんでもそれは絶対ないだろ!」

青・土「はぁっ~」


上条「何故そこで溜め息!」

土御門「…カミやんは北野の狡猾な手で騙されてるのが、まだわからないのかにゃー?」

上条「この前も言ったが…北野は噂されてるような奴じゃないぞ」

青髪「可哀想なカミやん…北野の術中にハマってしまったんやね」

上条「…おい、人の話を聞けよ…第一その噂が仮に本当だとしても、そんな事したらすぐ捕まるだろ」

土御門「奴の狡猾さだ…痕跡を一つも残さず消したに違いないにゃー」

クラス一同「うんうん」

青髪「己に刃向かう者には容赦せず、そして何も痕跡を残さず相手を消す……恐るべし!北野誠一郎!?」

上条(…ダメだこいつら)

94 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 09:20:28.63 ID:NamCSkDO [4/28]

上条「…だけど、所詮は噂だろ…北野がそんな事するわけ――」

ガラッ

北野「……」コツコツ…ガタッ…スッ

静かになった教室に入り自分の席につく北野君…ここまではいつもと同じ風景だ…だが…

上条「き、北野…」

北野「おはよう上条君」

上条「お前…顔に殴られた痣みたいのあるけど…どうしたんだそれ?」

北野「ああ…これね…(心配させないようにしなきゃ)…ゴミ掃除してる時、つい転んじゃったんだ。僕っておっちょこちょいだよね」

…彼の言葉と顔の傷を見てクラス一同は、確信してこう思った…

クラス一同(スキルアウトを潰すのがゴミ掃除って事か……あの噂…本当だったんだ…)

95 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 09:20:55.81 ID:NamCSkDO [5/28]
昼休み

―屋上―

上条「まったく…心配かけたくないってのは分かるけど…クラスの奴ら北野の事をまた誤解してるぞ多分」モグモグ

北野「えっ、そうなの?…はあ~憂鬱だなぁ…」モグモグ

上条「北野は気を使い過ぎなんだよ。もっとこう、肩の力を抜いたほうが良いと上条さんは思いますよーっと」ヒョイッパク

北野「う~~ん…僕は普通にしてるつもりなんだけどなぁ…」

上条「…ま、あーだこーだ言った所ですぐ変わるもんじゃないし、気楽にやっていこうぜ。時間をかけて頑張っていけばきっと、皆分かってくれるハズさ」

北野「うん、そうだね」

96 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 09:21:36.52 ID:NamCSkDO [6/28]

北野「所で上条君…ふと思い出したんだけど、この前の女の子とは、ケンカでもしてるの?」

上条「女の子とケンカ?」

北野「ほら、電気を君に放ってた娘の事だよ」


上条「あ~~、ビリビリの事か」

北野「ビリビリ?」

上条「あ、ビリビリってのは俺が勝手に言ってるだけ。あいつの名前は御坂美琴、常盤台のお嬢様でLV5の電撃使い」

北野「‥凄い女の子なんだね」

上条「まあそうなんだが…だが、そのお嬢様が何故か俺に絡んでくるんだよな~~…本当に何ででせう?」

北野「心当たりがないの?」

上条「ない。神に誓って上条さん嘘をつきません」

北野「その女の子、上条君に何をしたかったんだろうね」

上条「‥さあ?」

97 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 09:22:46.14 ID:NamCSkDO [7/28]
下校中

―とある公園―

上条「そういえば北野は、自炊してるのか?」テクテク

北野「うん、料理するのは好きだし結構するよ」テクテク

上条「(…意外だ)じゃあ、得意な料理とかあるのか?」

北野「そうだなあ…お菓子とか作るの得意かな」

上条「あ、ああ、そうなんだ(北野には悪いが全然イメージが浮かばない)」

美琴「…見つけたわよ」

上条「うわ……その声は」クルッ

上条「ビリビリ…またお前か……何度言おうが上条さんは―――」

美琴「今日用があるのはあんたじゃないわよ……そこのあんた…ちょっと私に付き合いなさい」

北野「?(付き合いなさいって、何に付き合うんだろ?)」

上条(なんでせう…この展開…上条さんの不幸センサーがものすご~く警報を鳴らしてるような…)




101 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 14:45:45.31 ID:NamCSkDO [10/28]
―とある河原―

美琴「…よし、ここなら人もいないしどんなに騒いでも問題ないわね」

北野(言われた通り付いてきたけど…人気のない河原で何するんだろ…ひょっとして人にはあまり知られたくない相談とかなのかな?この女の子傷つきやすい娘のようだから、喋る時は言葉を気をつけなきゃね)

上条(うわ~…河原とか…もうここまでくると、ビリビリの次の行動が簡単に予想できるな)

美琴「さて、と…あんたにここまで付き合ってもらったのは、他でもないわ…ここでケリをつけさせてもらうわよ!」

上条(やっぱりか…)

北野「(相談じゃない?ケリ?…ケリって何んだろ?)あのう…話しが見えないんだけど」

102 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/13(日) 14:46:15.20 ID:NamCSkDO [11/28]
美琴「……LV5であるこの私が無能力に敗れた…そんな事あってはいけないのよ…そんな事は…そんな事は……私のプライドが絶対許さないのよ!…だから……私の誇りを取り戻す為に…あんたとはケリをつけないといけないのよ!!」ギリッ

北野「……」

上条「ビリビリ…お前まだそんなLVがどうこう言ってるのか…」

美琴「あんたは黙ってなさいよ!これは私とこいつの問題なんだから!」

上条「はいそーですか…と、言ってノコノコ引き下がる上条さんじゃありませんよ、お前分かってるのか?北野は俺みたいにお前の電撃を

103 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/13(日) 14:46:15.59 ID:NamCSkDO [12/28]
美琴「……LV5であるこの私が無能力に敗れた…そんな事あってはいけないのよ…そんな事は…そんな事は……私のプライドが絶対許さないのよ!…だから……私の誇りを取り戻す為に…あんたとはケリをつけないといけないのよ!!」ギリッ

北野「……」

上条「ビリビリ…お前まだそんなLVがどうこう言ってるのか…」

美琴「あんたは黙ってなさいよ!これは私とこいつの問題なんだから!」

上条「はいそーですか…と、言ってノコノコ引き下がる上条さんじゃありませんよ、お前分かってるのか?北野は俺みたいにお前の電撃を打ち消す事ができない…お前の電撃を北野が浴びたら入院だけじゃ済まないかもしれねーんだぞ」

美琴「フン、どうだか…あんたもLV0のくせに変な能力持ってる例もあるしね…」

104 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 14:46:41.77 ID:NamCSkDO [13/28]

北野(話しの内容がよくわからないけど…この間の事で僕は彼女を怒らせちゃったみたいだな……怒らせた理由がよく分からないけど…うん、よし)

北野「…分かった」

美琴「?」

北野「君の言うケリを…つけよう」

上条「お、おい!北野」

美琴「へ、へえ~…ようやくやる気になったわね」

上条「何言ってんだよ北野!結果は目に見えてるだろうが!無謀だぞお前!?」

北野「(上条君は何で止めるんだろ?とりあえず落ち着かせなきゃ)大丈夫だよ…すぐ終わるから」

上・美「!?」

上条(すぐ終わるから…って北野、何か策でもあるのか?それともまさか!…俺みたいに異能の力でもあるのか!?)

美琴(この男…やっぱりただのLV0じゃないみたいね…それだけ自信があると言うことは…あの馬鹿みたいに変な力を持ってるみたいね)

北野(所でケリをつけるってどういう意味なんだろ?)

105 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 14:47:01.71 ID:NamCSkDO [14/28]

ヒュウウウッ…

上条(…)

美琴(こいつがどんな力を持ってるか分からないし、迂闊に攻撃できないわね…)ジリッ

北野(?二人共どうしたんだろう?無言になっちゃったけど…?)

美琴(かといって…このままじゃらちがあかないわね…様子見ついでに…先手必勝よ!)バチバチッ!――ビュン!!

北野「!?」


上条(速ッ!石を電撃で飛ばしただと!?)

北野「きひゃいっ!」ザザッ!――スカッ

上条(え、かわした!?)

美琴「化け物じみた身体能力ね…一個はかわせても大量の石は……どう!」バチバチッ!――ビュンビュンビュンビュン!!!

上条(うわっ!あれじゃいくらなんでも――)

北野「きえええええええええっっ!!!」ババババババッ!

上条(――かわせるんですね…)

106 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 14:47:30.62 ID:NamCSkDO [15/28]
美琴(こいつ…やっぱりただものじゃないわね…)

北野「はあはあ…(物凄い速さで石が飛んできて驚いたけど…彼女…何で僕に攻撃してくるんだろ?)」

上条(北野…お前本当に何者なんだよ…)

北野(う~~ん…ケリをつけるとは言ったけど何をすれば彼女の気がすむんだろう……あ!大変だ!彼女の近くに蜂が飛んできてる!離れさせなきゃ!)

北野「きえええええっ!!!」ズザザザザッ!

107 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 14:47:59.17 ID:NamCSkDO [16/28]

美琴(早い!一気に間合いを詰めてきた……だけど…甘いわねっ!)バリバリバリ!

バチバチバチッ!

北野「が…!あ……あ…」ドサッ…

上条「き、北野ーー!?」

美琴「ふん…いくら人並み外れた身体能力を持ってたとしても、LV0の無能力者がLV5に真っ向からむかってくるなんて……馬鹿にも程があるわ」

108 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/13(日) 14:48:26.96 ID:NamCSkDO [17/28]

北野(これがLV5の電撃か~…効いたなあ…意識が………あっ…いけない!さっきの蜂!彼女を刺そうとしてる!)

美琴「ま、手加減したから死んでないでしょうけど、しばらく夢の中――」

北野「き・きえええええっ!!?」ガバッ

上・美「嘘っ!?」

北野「きえええええええっ!」ズザザザッ!――ババッ!

美琴(ゆ、夢と同じ…こ、こわい!)

上条(あいつ…本当に人間なのかな…自信無くなってきた)

美琴「ひっ(こ、こいつ人間じゃないっ!)い、いやぁぁっ!」ブアッ!スパンッ!

北野「ぶっ!」ヨロヨロッ

上条「電撃じゃなく…常盤台のお嬢様が顔面にハイキック…だと?」

109 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 14:49:03.73 ID:NamCSkDO [18/28]
美琴(迷ってたらダメだ!やられる前にやらなきゃ!?)ゴソゴソ…ピーン…

上条「!(レールガン!?――あいつ!恐怖で追いつめられて見境つかなくなってやがる!)」

上条「北野ーーー!!避けろーーーー!!!!」

北野「え?」フラフラ

美琴「くらえーーーーっ!!!!」

110 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 14:49:47.25 ID:NamCSkDO [19/28]




美琴が放ったレールガンによって地面は一直線に抉られ、周りは土煙に覆われてしまい北野君の姿は見当たらない………この最悪の状況に上条は後悔していた……

上条(俺はなんて馬鹿なんだっ!俺が間に入って止めればこんな結末にならなかったのに……!)ギリッ

美琴「…はあ…はあ…」ガクリッ

美琴(私……人を…こ、ころしちゃった……ど、どうしよう…)ジワッ

辺りは重い空気に包まれていく………





116 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 22:54:05.29 ID:NamCSkDO [21/28]
……上条は後悔し、美琴は瞳に涙を浮かべる……だが…その時だった!


「きえええええええええええええええっ!!!」

もうもうとたちこむ煙から人のシルエットが浮かび、その人外ならぬ者の奇声がこの静寂を打ち破る

上美「「えっ?」」

二人は何が起きたのか理解できず、視線を奇声が起きた場所に目を向け呆然としてしまう
そんな二人にお構い無しに、シルエットの人物……北野君は土煙から飛び出し凄まじい勢いで駆け抜け……美琴に迫る!

北野「きえええええっ!!!」

上条(北野!生きてたか…)ホッ

美琴(生きて…る…?よ、よかっ――)

117 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 22:54:32.02 ID:NamCSkDO [22/28]
…しかし、二人の安堵など関係なく北野君は美琴に肉薄する!
美琴は我にかえり、演算を行おうとするが…時すでに遅し……

美琴(間に合わ――!?)

そして北野君は――




美琴を再び刺そうとした蜂を両手で捕まえ、美琴から距離を急いでとると捕まえた蜂を手を開き素早く逃がす……
そして…再び場に静寂が戻った

118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 22:55:47.38 ID:NamCSkDO [23/28]
北野「…ふう……間に合った…本当に良かった」

美琴「……良かったって……何がよ?…」

北野「さっきの蜂、君を何度も刺そうとしてたから、僕危ないと思って君から蜂を何度も離そうとしてたんだ」

上条に美琴‥両者共北野君の言葉に唖然としてしまう

上条(あんな状況で人の心配をしてたのか北野……たくっ……お前ってやつは…)ポリポリ

美琴(私はこいつに攻撃する事しか考えてなかったっていうのに、こいつは……はぁ…この勝負…私の完敗ね……でも)

美琴「…ねえ、一つ教えて欲しいんだけど」

北野「?」

美琴「どうやって…私のレールガンを凌いだの?」

上条「あ、それは上条さんも知りたい」

119 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/13(日) 22:56:21.33 ID:NamCSkDO [24/28]
北野「それが……僕にも良く分からないんだ…レールガンが向かってきた時、気付いたら射程位置から離れたとこにいて…」

上条「お前…どんだけ人間離れした体してるんだよ…」

美琴「無意識に動いてかわすなんて…顔もそうだけどホント非常識な奴ね」

北野「???」

美琴「まあいいわ……この勝負私の負けよ……あんた、強いわね」

北野「(負け?なんの事?)…僕は全然強くないよ…」

美琴「何言ってんのよ、この私が強いって言ってんだから間違い無いわよ、もっと自信を持ちなさい」

上条「ビリビリの言う通り、北野…お前は強い奴だよ…他人の為に体張ったお前…すっげー格好良かったよ」

北野「そ、そんな事――」
美琴「だから…ビリビリ言うなゴルァァァっ!!!」バリバリ!

上条「どぅわっ!?」パキーン!

120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 22:57:04.67 ID:NamCSkDO [25/28]
美琴「…そういえば…あんたとの決着はまだだったわね…」

上条(げ……この嫌な展開は…)

美琴「…覚悟しなさい!」バチバチ

上条(とほほ…やっぱり上条さんの不幸センサーは今日も絶好調で狂いなく正確ですねーコンチクショーー!?とりあえず…)ダダッ

美琴「あ!コラ逃げんな!ちゃんと勝負しなさいよ!」バチバチ!

上条「不幸だーーー!!」ダダッ

北野「だ、ダメだよ二人共!ケンカなんてしちゃ!」ダダッ

121 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 22:57:47.13 ID:NamCSkDO [26/28]



??「行きましたか……まったく…世話のやける方達ですわね…」

北野君達から少し離れたとこの草陰から出てきた少女――白井黒子はヤレヤレといった感じで愚痴を1人こぼす

黒子「街でお姉さま方をみかけた時、おかしい雰囲気だったので、隠れて尾行してみましたが…どうやら私の判断は正解だったみたいですわね」

そういい白井は溜め息を吐く……あの時、北野君がレールガンを避けられたのは白井黒子…彼女のおかげなのである…これは彼女以外全く気付かないであろう…

ギャーヤメロシヌー!ダッタラチャントショウブシナサイヨアンタ!スルワケナイダローガ!?キエエカダメキエエェ(訳:ケンカハダメダヨー!)

遠くから騒いでる声が聞こえるが…精神的に疲れた白井はあえて無視する

黒子「しかし…北野誠一郎…あなた、中々のトラブルメーカーみたいですわね…ふう」


ACT3.終


-NGシーン集-

99 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 09:49:13.52 ID:NamCSkDO [9/28]
布団に沈む前に…悪ふざけネタを…

―NG―

―常盤台―

美琴「…う…う~ん…」

ここは白井と御坂の部屋……その夜、美琴はある夢にうなされていた…

~~~~~~~~

北野「―」にたり

美琴「!」ドキ!

北野「きええええええ!!」ザザザッ!

美琴(や…やだ!…私なんでドキドキしてるの)

北野「きええええ!!」

~~~~~~~~

美琴「う…あ…アアッ!?」ガバッ!

美琴「はぁはぁ……またこの夢……」

…あの件以来、美琴は北野君の夢に悩まされる毎日を送っていた…
北野君の夢を見たせいか汗をかき、心臓のドキドキが止まらない


美琴「……なんなんだってんのよ…一体」ギュッ

美琴(…考えてみればあの悪魔と出会ったのってたった一回だけじゃない…なんでなのよ!…一回会っただけなのにあの悪魔の顔が鮮明に頭に浮かんじゃう……)

そこで美琴はハッと気付く

美琴(もしかして…)

美琴(これが…)

美琴(……恋?)


123 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/13(日) 22:59:20.38 ID:NamCSkDO [28/28]
―おまけ―

美琴「…ねえ、一つ教えて欲しいんだけど」

北野「?」

美琴「どうやって…私のレールガンを凌いだの?」

上条「あ、それは上条さんも知りたい」

北野「それが……僕に向かってきたレールガン……僕の顔に近づいた途端勝手にそれていっちゃったんだ…」

上条(意志のないエネルギーすら恐れられるとは……)

美琴(恐るべし…北野誠一郎!?)

おしまい

Tag : エンジェル伝説とある魔術の禁書目録とある科学の超電磁砲

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)