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>>104-107 垣根VS第6位
流れを読まず地の文の練習がてら2レスほど貰う。いつも通り誤字脱字は脳内補完でお願いします
「……温いな。その程度じゃ俺の絶対防御は崩せねぇよ」
「っ!?」
男は驚きを隠せなかった。完全に不意を突き、更には全方位からの攻撃を仕掛けた。だが、目の前の男は無傷でその場に立っていた
「お前がどんな理由でここにいるかは知らねぇ。今なら見逃してやる。そこをどけ第六位」
「目の前で知り合いを殺されて黙っていられるか! お前が第二位だろうと退くわけにはいかないんだよ!」
拳を握り、声を張り上げ、第六位と呼ばれた男は第二位と呼ぶ男に対し、宣戦を布告する
「知り合い? あぁ、それは悪いことをしたな。だけどな、こっちも仕事なんだよ。運が悪かったと思うんだな」
「あいつは何も関係なかったんだ! それを、お前はぁ!!」
宣戦布告を歯に衣も着せず淡々と言葉を返す第二位に対し第六位が能力を放つ。様々な物質が第二位の周囲に発生し襲いかかるが、その攻撃は第二位に届くことはなかった
「『物質精製』と言ったか。所詮は『常識』の中で作られた物質、相性は最悪なようだな」
第六位の持つ能力、物質精製<リライズマテリア>とは、この世に存在する物質を生み出し操る能力である
「なんで、なんで効かないんだよ!? なんなんだよお前は!?」
最初のように不意ではないにしろ一瞬の隙も与えない全方位からの攻撃を第六位はした。結果は同じく無傷。その結果に対し第六位はやはり驚きを隠せなかった
106 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/12(土) 00:00:47.14 ID:dvQuBADO [2/4]
「俺の未元物質に常識は通用しねぇ」
「なんなんだよ、ちくしょう!」
第六位はそう叫ぶと第二位の周囲に約5メートル四方の巨大な金属の塊を複数出現させる。空間自体を押し潰すこの攻撃に今度こそと奥歯を噛みしめる
「見せてやるよ『非常識』ってやつをな」
金属の塊が第二位に直撃する直前、それは突然融解した。そしての中心点に居る第二位から白い大きな翼が出現していた
「お前は一体……?」
「皆まで言うな、自覚はある」
「これが第二位の本当の力……なのか?」
全力が一切通じないだけじゃなく、まるで天使のような翼。第六位は目の前の光景が信じられずにいた。第六位は自分の常識が音を建て崩れていくのを感じた
「格下とは言え同じ序列の奴を[ピーーー]のは気が進まねぇ。もう一度だけ言う。そこをどけ第六位」
「……」
沈黙を承諾の返事と受け取ったのか第二位は第六位の横を通り過ぎて行く
「ちく、しょう……!」
第六位は沈黙していたのではく声を発せられなかった。足が震え、気がつけば股間が冷たくなっていた。第二位との絶対的な差と、友人の仇を取れなかった第六位はその場にうずくまるしかなかった
107 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/12(土) 00:02:13.45 ID:dvQuBADO [3/4]
格好いい垣根を書きたいがために2レスにも関わらずオリキャラ出しちゃったへてすいません
Tag : とあるSS総合スレ
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