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上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」
816 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:52:47.50 ID:60CKdjUo [1/7]
流れ切って投下します 4レス
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817 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:53:50.38 ID:60CKdjUo [2/7]
上条「ぬぉぉ……取れない……!」
上条「やっぱりこの自販機に関わるべきじゃなかった……」
黒子「……そんなに這い蹲って何をしているんですの」
上条「この姿を見て察してくれ白井……自販機の下に小銭をぶちまけてしまってだな……」
黒子「百円くらい諦めてはいかが?」
上条「違う、五百円玉が4枚ほどだ」
黒子「一体どうすればそこまで溢せるんですの?」
上条「もう聞かないでくれ!どうせ手を滑らせた俺が悪かったんだ!」
黒子「……はぁ」
上条「助けてくれ白井!この通り!」ガバッ
黒子「その体勢から土下座に移行されても、あまり誠意を感じられませんの……」
上条「そこをなんとか!」
黒子「プライドも何もあったものではありませんわね。分かりました。少々退いて頂けます?」
上条「お、おぉ」
黒子「わたくしの方が腕が細いでしょうし、何とかなるかもしれません」
黒子「あ、周りに人が来ないか見ていてくださいな。さすがにあの格好は抵抗がありますの」
818 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:54:42.13 ID:60CKdjUo [3/7]
上条「空間移動は使わねえのか?」
黒子「残念なことにわたくし、ここまでの重量を持つ物質はまだ飛ばせませんの」
黒子「ですから仕方なく、このようなはしたない真似をしなければならないんですのよ」
上条「う、悪い……」
黒子「謝らないでくださいな。風紀委員は困っている人の為にあります」
黒子「最初に貴方が仰った4枚ですの」
上条「サンキュー白井」
黒子「ええ。謝罪よりお礼の方が、人は喜ぶものですのよ」
上条「じゃ、お礼にジュース奢るよ」
黒子「……別に飲み物目的だったわけではありませんのに」
上条「ん、今から間違えて2つ買っちまうから、1つ飲んでくれ」チャリン
上条「……?」ポチポチガチャガチャ
自販機「しーん」
上条「……不幸だ」
黒子「ぷっ……」
上条「笑うな白井ぃ!」
黒子「本当に貴方という人は……」クスクス
819 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:55:40.02 ID:60CKdjUo [4/7]
黒子「さ、支部に行きましょうか?」
上条「はて、上条さん何かしました?」
黒子「貴方の腕の手当てですの。あんな狭い所に無理矢理手を入れるから。まさか血が出ていることに気付いていないんですの?」
上条「いやいや気付いてた。けどそこまでしてもらうのは悪いんじゃねーかなと」
黒子「ただ道端で転んだならまだしも、今回は自販機の下。場所が場所だけに少々恐ろしいものがありますの」
上条「お気になさらず、というのは?」
黒子「通用致しません。なんなら無実の罪にこじつけて連行、でも構いませんが」
上条「はぁ、分かったよ」
黒子「物分りの良い人は嫌いではありませんの」
上条「そうなのか?いや、ありがとう」
黒子「な……何真に受けているんですの!?」
一七七支部
黒子「一つ、お聞きしても?」コレデオワリデスノ
上条「なんだ?」サンキューシライ
黒子「お姉様とはどういったご関係ですの?」
上条「どう、って言われてもな……腐れ縁?付き合いは短いんだけどな」
上条「アイツから一方的に絡んでくるだけで、そんな大層なものじゃねーよ」
黒子「まったく脈無しですのね……」
上条「何がだ?」
黒子「何でもございません」
美琴「おいーす……あ」
820 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:56:42.13 ID:60CKdjUo [5/7]
美琴「あ、あ、アンタ達、こんなところで二人っきりで一体何を……!」
黒子「いやですわお姉様。わたくしに限ってそのようなことはありませんわよ」
美琴「そ、そうなの?」
黒子「ええもちろん。上条さん、今日はお帰りになってくださいな。宜しければまたここに遊びに来てください」
美琴「ちょ、ちょっと黒子!?」
黒子「その時を楽しみにしていますわよ?」
上条「おう」
美琴「何ナチュラルに返事してんのよアンタも!ねぇ何この置いてきぼりな感じは!?」
黒子「さて、わたくしも帰ってシャワーを浴びたいのですが……」
美琴「うぉぉぉい!!!」
上条「じゃーな白井。御坂も白井を見習って、もうちょっとお嬢様っぽく頑張れよ」
美琴「く~ろ~こ~?」バチバチ
黒子「あの……お姉様?」
美琴「……さぁ、あった事を話してもらいましょうか……?」バチバチ
美琴「何私の居ない所でアイツと仲良くなってんのよぉぉぉ!!!」
サァカクゴォォォ!!
デースーノー
上条「……アイツらやっぱ仲良いな」
おしまい
821 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:57:30.77 ID:60CKdjUo [6/7]
方向性は明確じゃないけど、とりあえず上条さんと黒子の絡みが大好きです
らぶらぶじゃなくても絡んでいれば
ありがとうございました
上条「ぬぉぉ……取れない……!」
上条「やっぱりこの自販機に関わるべきじゃなかった……」
黒子「……そんなに這い蹲って何をしているんですの」
上条「この姿を見て察してくれ白井……自販機の下に小銭をぶちまけてしまってだな……」
黒子「百円くらい諦めてはいかが?」
上条「違う、五百円玉が4枚ほどだ」
黒子「一体どうすればそこまで溢せるんですの?」
上条「もう聞かないでくれ!どうせ手を滑らせた俺が悪かったんだ!」
黒子「……はぁ」
上条「助けてくれ白井!この通り!」ガバッ
黒子「その体勢から土下座に移行されても、あまり誠意を感じられませんの……」
上条「そこをなんとか!」
黒子「プライドも何もあったものではありませんわね。分かりました。少々退いて頂けます?」
上条「お、おぉ」
黒子「わたくしの方が腕が細いでしょうし、何とかなるかもしれません」
黒子「あ、周りに人が来ないか見ていてくださいな。さすがにあの格好は抵抗がありますの」
818 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:54:42.13 ID:60CKdjUo [3/7]
上条「空間移動は使わねえのか?」
黒子「残念なことにわたくし、ここまでの重量を持つ物質はまだ飛ばせませんの」
黒子「ですから仕方なく、このようなはしたない真似をしなければならないんですのよ」
上条「う、悪い……」
黒子「謝らないでくださいな。風紀委員は困っている人の為にあります」
黒子「最初に貴方が仰った4枚ですの」
上条「サンキュー白井」
黒子「ええ。謝罪よりお礼の方が、人は喜ぶものですのよ」
上条「じゃ、お礼にジュース奢るよ」
黒子「……別に飲み物目的だったわけではありませんのに」
上条「ん、今から間違えて2つ買っちまうから、1つ飲んでくれ」チャリン
上条「……?」ポチポチガチャガチャ
自販機「しーん」
上条「……不幸だ」
黒子「ぷっ……」
上条「笑うな白井ぃ!」
黒子「本当に貴方という人は……」クスクス
819 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:55:40.02 ID:60CKdjUo [4/7]
黒子「さ、支部に行きましょうか?」
上条「はて、上条さん何かしました?」
黒子「貴方の腕の手当てですの。あんな狭い所に無理矢理手を入れるから。まさか血が出ていることに気付いていないんですの?」
上条「いやいや気付いてた。けどそこまでしてもらうのは悪いんじゃねーかなと」
黒子「ただ道端で転んだならまだしも、今回は自販機の下。場所が場所だけに少々恐ろしいものがありますの」
上条「お気になさらず、というのは?」
黒子「通用致しません。なんなら無実の罪にこじつけて連行、でも構いませんが」
上条「はぁ、分かったよ」
黒子「物分りの良い人は嫌いではありませんの」
上条「そうなのか?いや、ありがとう」
黒子「な……何真に受けているんですの!?」
一七七支部
黒子「一つ、お聞きしても?」コレデオワリデスノ
上条「なんだ?」サンキューシライ
黒子「お姉様とはどういったご関係ですの?」
上条「どう、って言われてもな……腐れ縁?付き合いは短いんだけどな」
上条「アイツから一方的に絡んでくるだけで、そんな大層なものじゃねーよ」
黒子「まったく脈無しですのね……」
上条「何がだ?」
黒子「何でもございません」
美琴「おいーす……あ」
820 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:56:42.13 ID:60CKdjUo [5/7]
美琴「あ、あ、アンタ達、こんなところで二人っきりで一体何を……!」
黒子「いやですわお姉様。わたくしに限ってそのようなことはありませんわよ」
美琴「そ、そうなの?」
黒子「ええもちろん。上条さん、今日はお帰りになってくださいな。宜しければまたここに遊びに来てください」
美琴「ちょ、ちょっと黒子!?」
黒子「その時を楽しみにしていますわよ?」
上条「おう」
美琴「何ナチュラルに返事してんのよアンタも!ねぇ何この置いてきぼりな感じは!?」
黒子「さて、わたくしも帰ってシャワーを浴びたいのですが……」
美琴「うぉぉぉい!!!」
上条「じゃーな白井。御坂も白井を見習って、もうちょっとお嬢様っぽく頑張れよ」
美琴「く~ろ~こ~?」バチバチ
黒子「あの……お姉様?」
美琴「……さぁ、あった事を話してもらいましょうか……?」バチバチ
美琴「何私の居ない所でアイツと仲良くなってんのよぉぉぉ!!!」
サァカクゴォォォ!!
デースーノー
上条「……アイツらやっぱ仲良いな」
おしまい
821 名前:上条「ぐぬ、ぬぬぬ……!」[] 投稿日:2010/06/02(水) 22:57:30.77 ID:60CKdjUo [6/7]
方向性は明確じゃないけど、とりあえず上条さんと黒子の絡みが大好きです
らぶらぶじゃなくても絡んでいれば
ありがとうございました
Tag : とあるSS総合スレ
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