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唯「あーあ、付き合ってみたいなー…」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/18(火) 00:39:03.06 ID:xwTxtPaj0 [1/7]
唯「」ボー…

律「よう唯ー…唯?」

唯「…んぁ、りっちゃん」

律「なぁにボーっとしてんだよ!おはよ」

唯「うん…」

律「…」

ガラッ

澪「ったく律、走るの速すぎ…」

律「なんか唯が変だ」

澪「…?」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/18(火) 00:42:07.97 ID:xwTxtPaj0 [2/7]
唯「」ボー…

澪「あれくらい普通だろ?」

律「いつもは話しかけたらちゃんと返事はするだろ」

澪「しないのか?」

律「話しかけてみろって」

澪「おーい唯、おはよう」

唯「…」

澪「唯」

唯「あぇ?あ、はい元気です」

澪「…」

唯「なんだぁ澪ちゃんか、出席とってるかと思って…えへへ」


律「…どうよ」

澪「ちょっと変だな」

律「だろ?」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/18(火) 00:47:24.52 ID:xwTxtPaj0 [3/7]
澪「またギー太が心配なんじゃないか?首ったけだもんな」
律「いや、今日は教室にある」
澪「…あ、ホントだ」
律「うーむ…」

紬「おはよう」

律「おぉ、いいとこにムギ!」

紬「? どうしたの?」

律「かくかくしかじか で、お菓子で釣ってみて欲しいんだけど」

紬「わかった、やってみるわ」


紬「ゆーいちゃん」ポン

唯「みっ」
「あ、ムギちゃん、おはよー」

紬「今日はマカロンを持ってきたの!」

唯「そうなの?部活の時間が楽しみだねぇ」

紬(食いついてこない…)

律(ファイトだムギ、お前にかかってる)



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/18(火) 00:51:05.29 ID:xwTxtPaj0 [4/7]
紬「よかったら今ひとつ食べてみる?」

唯「うーん…いいや!今日は朝ご飯たくさん食べてきたんだぁ」

紬(なん…)

律(だと…)

澪「これは重症だな…」

律「和なら…それでも和ならきっとなんとかしてくれる」

和「無理ね」

律澪「うわぁ!?」

和「朝一緒に来たけどずっとあの調子よ」

律「脅かすなよ…しかし誰も原因がわからないのか」

澪「うーん…」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/18(火) 00:56:28.89 ID:xwTxtPaj0 [5/7]
…休み時間

梓「はぁ、はぁ…な、なんなんですかいきなり引っ張ってきて」

律「唯に抱きついてこい」

梓「はぁ!?なにを言ってるですか!」

澪「頼む、梓」

紬「お願い、梓ちゃん」

梓「な、なにをそんなに真剣になってるんですか…」

律澪紬「…」

梓「もう!わかりましたよ!後でちゃんと説明して下さいよ!」


唯「…」ボー

梓(まったく…なんで私がこんなこと…)

梓(…き、緊張してきた)


紬「これでダメならお手上げね…」

律「だな」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/18(火) 01:04:00.68 ID:xwTxtPaj0 [6/7]
梓「ゆ、唯先輩っ」ギュー

唯「おぉ?」

唯「おやあずにゃん」クル

梓(…あれ?なんか反応薄い…)

唯「…はぁ…」

梓(ため息つかれた!?)


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/18(火) 01:04:42.96 ID:xwTxtPaj0 [7/7]
梓「…」トボトボ…

律「な、説明するまでもないだろ」

梓「はい…」

澪「…早いとこなんとかしないと…」

梓「私は唯先輩に嫌われたんですね…」

澪「え?」

梓「こんなことなら…抱きつかれて嫌なんて言わなきゃよかった…」

律「おいおい梓、勘ちg」

梓「ホントは嫌じゃなかったんです…う…嬉しかっ…うわあぁぁぁあぁん!」ダッ

律「まためんどくさいのが増えたぞ」

紬「うふふ」

澪「笑うところじゃないぞムギ」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 07:46:34.06 ID:wX/qe6jV0
律「いや待てよ…?まさか…」

澪「…? なんだ?律?」

律「恋の病とかじゃ………ない…かな?」

澪「唯に限ってそんな…」

澪「(いやでもお菓子でも釣られない唯なんて高レア過ぎるしなぁ…)」

律「よし、じゃあやる事は1つだな!」

律「唯を 尾行 しよう!!」

澪「そうなるか」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 07:51:41.47 ID:wX/qe6jV0
…放課後


律「今日は唯部活休むらしいな…やはり何かありそうだ」

澪「で、只今下校する唯を三人で後をつけてる訳だが…」

澪「ホントにいいのか?唯にもプライバシーというものが…」

律「あれぇ?澪?興味無いの?じゃあ先帰ってていいぞぉ」

澪「誰も興味無いとは言ってないが」キリッ

紬「私、お友達を尾行するのが夢だったの♪」

律澪「その夢はどうかとおもう」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 07:59:06.72 ID:wX/qe6jV0
唯「…」テクテク


澪「普通に帰路についてるな」

律「つまんないなぁ」

紬「つまんないねぇ」

澪「ただ単に今日は具合が悪かっただけじゃないのか?」

律「とかなんとかやってる合間にもう唯の奴家に帰ったぞ」

紬「家の中に何かあるなこいつぁ」

澪「流石に家の中の探索までは無理だろ……常識的に考えて」

紬「それが出来るんです」

澪「えっ…でも唯だって家の中コソコソ嗅ぎ回られたら気持ち悪がるだろ…」

律「じゃあ澪興味無いんだな帰っていいぞぉ」

澪「別に興味無いとは言ってないが」キリッ


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 08:05:04.22 ID:wX/qe6jV0
紬「さわちゃん先生が唯ちゃんの家に侵入した日の事を覚えてる?」

律「あぁ…クリスマス会の時か…」
澪「えっ…まさか」

紬「さわちゃん先生に出来て私達に出来ないなんて有り得ない!やろうやろう!」

律「くッ…澪、先陣頼むぜ」

澪「そんな忍者みたいな事出来るワケ無いだろ!」

?「きさまらそこでなにをしている…」ザッ

みんな「!?」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 08:09:53.31 ID:wX/qe6jV0
律「お前は……確か…」
澪「純!!」

純「その通りだ、まぁ、2期は出番多いし覚えてて当然かな…」

紬「何か用?」

純「きさまらには平沢家の秘密を知る権利は無い…去れ」

律「後輩のクセに調子乗ってるな……澪頼む」ポンッ

澪「何が!?」

純「去らないというのなら…」ゴオォォ

紬「!?……目の色が変わった…!」
律「まさか……まさか覚醒…!?」

澪「(どういう事なの…)」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 08:15:24.34 ID:wX/qe6jV0
紬「でもアナタは墓穴を掘ったわね」

純「?」

律「"平沢家の秘密"なんて口走っちゃったら…余計興味が出るってもんだ」ニヤッ

純「フン…冥土の土産だとでも思ってくれ」ゴオォ

純「鬼神覚醒…」ギュオォ

ーと次の瞬間!なんと純の周りに炎が現れたのだ!

律「なッ…炎!?」
紬「純…"炎の能力者"だったのね!」

律「ちっ…相手が"能力者"じゃあ手加減する訳にはいかねぇな…」

澪「純熱くないのか」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 08:23:07.11 ID:wX/qe6jV0
律「ムギ!私達も"能力解放"だ!」バッ
紬「OK!」シュパッ

律「"秘光天束(ひこうてんそく)"!!」カァァァ
紬「"スロースレギンレイブ!!"」グボォォ

純「"光の能力者"と"放の能力者"か…」

律「手加減…ナシだ!」
紬「りっちゃん!行くよ!」

律紬、両方共体から光を放っていた
そして、純と激突する


澪「どういう事なの…」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 08:30:59.13 ID:wX/qe6jV0
律「光の能力の神髄!それは!」バッ

純「!?…律が消えた!?」

次の瞬間、律は純の後ろに回っていた
律「いや、お前の視界から消しただけだ!」ヒュッ

バゴォ!!
純に強烈なチョップを浴びせる

純「ぐッ…!なる程…光を操り…屈折させ…私の視界から消したと言う訳か…」ゴオォ

紬「こっちにもいるぞォ!」バッ

紬が純に追撃を浴びせようとする

純「火炎キャノン!!」ドドォ

純から火炎弾が放たれる

紬「はぁ!」シュパッ

なんと次の瞬間、紬は空高く舞い上がり火炎弾をよけた
しかも空中に浮いている

紬「"放の能力"はあらゆる物から"解放"される力を秘めている…
  つまり"重力からの解放"で空を飛ぶのも容易い…」

純「能力者2名を相手にするのはなかなかキツいな…」ニヤリ


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 08:37:50.87 ID:wX/qe6jV0
純「では…コイツはどうかな!?」ズドォォ

純「灼熱の大熊~ヒート・ビッグベアー~」ゴオォォ

突如純の体が赤く光り、周りに灼熱の炎をまとっている

純「高熱の火炎を操る私には勝てんよ…」

純「これで貴様らは"肉弾戦"で私にダメージを与えられない」

律「くッ…あじなまねを!」
紬「私達は2人共遠距離攻撃に特化してないわ!」

澪「(ここまで能力の秘密を安易にペラペラ喋っちゃうとか…
   なんかどっかの漫画家がこういう奴らアホとか言ってたよな…)」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 08:44:01.49 ID:wX/qe6jV0
律「あっ…そうだ!澪!澪も能力解放しろ!」

澪「はぁ!?出来るワケ無いだろ!」

紬「お願い澪ちゃん!力を貸して!」

純「よそ見するなぁ!」

ズドゴォ!

律「ぐはぁあ!!」

律は純の灼熱パンチを食らい吹き飛んだ

澪「律ゥ!」

純「そりゃあ!爆熱マシンガン!」ドドドドド

紬「うあああああああッーーー」ドゴオオォン

紬は純の灼熱の弾丸を連続で食らい地に墜ちた

純「大した事は無いな…けいおん部(笑)も…」


澪「お前ッ…!ぐッ…律…ムギ…!!」

純「後は無能力者を火に炙るだけか…」ザッザッ

澪「お前等の分まで戦ってやるぜーーーー!!!」ピカァァァァ


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 08:54:42.86 ID:wX/qe6jV0
澪「"武装錬金"…」チュギイィン
純「!?武器を生成した!?」

澪は手をホッチキス型のアームドハンマーみたいなやつに変化させた
澪「私の能力は…"武の能力"…
  体からあらゆる武器を生成する事が出来る…」シャキン

澪「ホッチキス・ラブ!!」ドドドドド
澪のアームドホッチキスからコの字の刃が大量に放たれた

純「なッ…!?ぐあああぁ!」ザクザク
ーと次の瞬間、純はダメージを食らい周りに灯った炎は消えた

律「良くやった澪!」タッ
紬「全員でトドメよ!」シュバッ

律「ソルティックブロー!」
紬「アイデンティティスクラップ!」
澪「ハンマーKISS!」

律は光を集約したパンチ
紬は物質の重力を解放して、周りの物をぶつけまくる技
澪はダッシュからのアームドホッチキスアッパー
をそれぞれ放った

純「うぐおおおおおおおおお!!」ドカーン
純は倒れた


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 09:03:19.96 ID:wX/qe6jV0
澪「さて…門番は倒した…」チラッ
澪の目に映る平沢家
ここに全ての秘密が眠っている…

律「いくか」
紬「えぇ」

三人は平沢家に向かう

~一方、平沢家内部~

ゴゥンゴウンゴウン……

唯「うーいー…ホントにこんな事して大丈夫なの…?」

憂「大丈夫だよ、お姉ちゃん、これはただのカレーだよ」

唯「……(うそだ)」

唯の目の前にある怪しい巨大な機械…
透明なポット型をしており、中には謎の緑色の液体が入っている

唯「(こんな怪しい機械…さっさと捨ててよ…うい…)」
憂「(もうすぐ完成する…"お姉ちゃんと…私だけ"が存在する世界が…)」ゴゴゴゴ

ピンポーン

憂「うーい」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 09:14:03.15 ID:wX/qe6jV0
ガチャッ
憂「あっ、律さん澪さん紬さんこんばんわ」ニコッ

律「聞いたぜ…平沢家の秘密…」

憂「生きては帰さん」ギロリ

澪「(淡々としてるなぁ)」

憂「!…この臭い…純がやられたか…」
律「私達が倒した」
憂「クク…まぁ良い、純は…我々四天王の中でも最弱…
  四天王の面汚しよ…」ニヤァ
紬「仲間をなんだとおもってやがる…」ギリッ
憂「仲間(笑)など…お荷物でしか無いわ…
  スマブラのオンラインが良い例」
律「唯!唯はどこにいる!」

憂「玄関より先は通さん、ここで死ね」

すると、憂の後ろから2人の影が現れた

律「なッ…和…さわちゃん先生!」

和、さわ子「コンゲツゴゥコンゲツゴゥ……ウンコダステーロー…」ユラリ

紬「顔色が変だわ」
澪「一体何をした!!」

憂「私の…操り人形になってもらいました^^v」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 09:21:15.92 ID:wX/qe6jV0
和「うがああああ」
さわ子「うがああああ」

律「くッ!こいつらの能力は把握してねぇ!」
澪「何をされるか分からないぞ!みんな気を付けろ!」
紬「玄関でバトルは無理ありすぎだろ」

憂「安心して?その2人に能力は無いわ」

みんな「なに!?」

憂「私があらかじめ能力を抜き取っておいたから…」ニヤァ

律「能力を抜き取るだと!?そんなこt」

バキィ

律「ぐゥ!」ガクッ

和「うがあ」

憂「だけどドーピングの作用でその2人は怪力を持ってるけどね^U^」

澪「くッ!とりあえず倒すしかないぞ!」

ボコスカボコスカ

憂「今の内に作戦を実行に移させて貰う…」ザッザッ

奥の部屋へ向かううい…一体何をしようとゆうのか!?


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 09:28:28.39 ID:wX/qe6jV0
~唯の部屋~

唯「うーいー!今りっちゃんたちの声が聞こえt」
憂「大丈夫、幻聴だよお姉ちゃん」ニコッ

唯「そんなわけないよ!おーいりっt」

憂「ホワタァ!」

ゴスッ

唯「うぶっ…」ガクッドサ

憂「ごめんねお姉ちゃん…でも、安心して…
  目が覚めたら2人だけの世界になってるはずだよ…」ニヤ

~玄関~

律「エクストリームヒートブロウ!」バキィ

和「ぎゃーす」ドサ

澪「CURRYのちDEATH!」ズドォ

さわ子「ぐわー」ドサ

律「よし!突入だ!」
澪「ああ!」
紬「おう!」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 09:49:11.65 ID:wX/qe6jV0
~唯の部屋~
憂「…」クル

律「憂!諦めろ!お前ひとりじゃ勝ち目はないぞ!」ザッ

憂「ゆ、許して!降参!降参です!すみませんでした!」ペコペコ

澪「(あっさりだなぁ)」

律「よォしお嬢ちゃんそこを動くんじゃないぞォ…?」ニヤァ
澪「おいやめろ」

三人が完全に油断して憂に近寄った…
ーっと次の瞬間ッ!
憂「バカめ!引っかかったな!」
みんな「!?」

なんと憂の周りに謎のゾーンがあるではないか!
しかもそのゾーンに澪紬律は触れてしまっている!

憂「私の能力!それは!"集の能力"!
  貴様らの"能力エネルギー"さえも吸い取り集める事が出来る野田!!
  フハハハハハハハハハ!!」

律「ぐあぁッ!力が入らねえ…!」バチバチ
澪「く…そ…!」バチバチ
紬「ここまでか…」バチバチ


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 09:54:02.45 ID:wX/qe6jV0
憂「どぅあはははははは!プギャーハハハ!!」

みんな「 」

三人は倒れ、能力は吸収されてしまった。ドンマイ

憂「油断禁物ですぞ!?うはははは!」

?「それはテメーにも言える事だぜです」ヒャウッ

憂「!?」

何かが憂に高速で迫る!そして攻撃する!

ガッガッバキボコッスカッ

憂「ぐはあぁ!」ドシャア

clock over !

梓「ふぅ…」

みんな「(どこに抜き所が…)」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 10:10:48.92 ID:wX/qe6jV0
律「梓も…能力者だったのか」
澪「私達の力が無力化された今、頼れるのは梓だけだ!」
紬「ガンバッテ!」

梓「ッしゃあ!私の"走の能力"の力!見せてやるです!」フンスッ

憂「ぬぅ…貴様ァ…!」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 10:34:27.97 ID:wX/qe6jV0
梓「clock up !」シャウッ

ボコバキドカスカ

憂「ぐッ…!おのれェ…!」

律「早ェ!」
澪「勝てるぞ!」

憂「ぬぅぅ…!」

紬「…しかしあれはなんなんだろうか」

紬が見る方向、そこには先程唯がキモがってた
緑色のあれがあった

澪「憂の奴…あんなもん使って何を企んでるんだ…?」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 10:49:36.78 ID:wX/qe6jV0
憂「ちィ…面倒だ…!」ガッバスッベキッ

梓「オラオラオラオラァァ!!」バキガスボグォ

憂「ポチっとな」ポチっ

憂は懐から取り出した謎のスイッチを押した

すると…

ギュウウウウウウウゥン…

梓「ぐッ…!?なっ…高速移動が…出来な…」clock down...

憂「オラァ!」

憂の強烈なアッパーカッが梓に直撃する

梓「うにゃああ!!」バタン

律「そんな…!能力封じだと…!?」
澪「梓ァァ!!」


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 10:52:26.07 ID:xWfxdBK10
憂「くらえ!アッパーカッ!!!」
梓「うにゃああ」



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 10:54:37.67 ID:wX/qe6jV0
憂「やれやれ…高速移動が出来るのは梓ちゃんだけじゃ無いんだよ?」

梓「な…ン…だと…?」

憂「私はね、一番最初に能力の存在に気づいたの…」

憂「そして私は周りにも沢山の能力者が覚醒していってるのに気づいた」

憂「これは…神が与えてくれた力…」

憂「でも…神に選ばれるのは……お姉ちゃんと…私だけで良い」

憂「これ以上…これ以上私より優れた力を持つ者が増えると困るの」

憂「みんなが…お姉ちゃんを狙ってるから…ね…!」ギロリ

律「な…なんだ一体…」
澪「被害妄想乙」
紬「oh...hmm...」


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:00:29.26 ID:wX/qe6jV0
憂「私は…能力の研究に励んだ…」

憂「私の能力で人の能力を吸い取る事は出来る……でも…」

憂「使うことは出来ない。液体にして外部に出すことは出来る」

憂「そしてその"能力液"を集めたのがこれ…」

憂が指差したのはさっき唯がキモがってた緑のヤツ

律「きたねぇえええええ!」

憂「黙れ雑魚!私は様々な人間の能力を吸い取りこのポットに集約した」

憂「そして…研究を重ね…"この液体に収録されている能力"を
  "他の人間が使えなくする磁場"を発生させることに成功した」

梓「つまり…どういう事だってばよ…?」

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:07:41.35 ID:wX/qe6jV0
憂「私が"高速移動"できる能力を吸い取りここに溜める…
  そして磁場を発生させれば…

  他の人間の"高速移動"を封じる事が出来るのだ」

律「理屈は良く分からんがそのせいで梓は…」
澪「くっそ…!負けか…!」
紬「リセットボタンは………無いわね(本気)」


憂「立花姫子…とか言ったかな、梓ちゃん以外に高速移動出来る人間は」

梓「高速移動は出来なくても…
  高速攻撃なら…!茶羽殺法!」シュバッ

憂「無駄だよ^^」

ビチャァ

憂は先程三人から吸い取った能力液を
梓にぶっかけした

梓「なッ…!?きたねぇえええええ!!」

憂「汚いだけじゃないんだよ?」

梓「ぐッ!?痺れ…」ビリリリッ

憂「その液体には神経毒の作用もあるのさ…フヒヒ…」


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:20:19.14 ID:wX/qe6jV0
そうこうしてる間に梓の能力も憂に吸収されてしまったでござる

律「梓ェ…」
澪「クソがあああああ当たって砕けろじゃけえええぇぇ!!」ダッ

律「澪ッ…!無茶だ!」

憂「能力無しで私に勝てる訳…無ェだろ!!」ズガーン

澪「おぼふッ」バタッチーン(笑)

紬「憂ちゃんの戦闘スペックが以上だわ…」
律「ドーピングか…!」

憂「一気に4つも能力液が集まった…完成するよ…
  "全てを破壊する毒"が………」ニヤァ

説明しよう!
能力液を30人分集めると、なんか凄いパワーが集合して
一気に外部に生物をまとめて殺す地場が炸裂する
地球を飲み込むほどの高威力なので逃げても無駄だよ
ちなみに、あらがじめ能力液ワクチンを注入しておくと死ななくて済むんだ
既に憂が自分と唯にワクチン注入してるので安心してるよ
このままじゃみんな死んでしまう!


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:26:13.82 ID:wX/qe6jV0
ていうかなんで憂がこんな面倒くさい事情知ってんのかと言われると困るぞ!
多分研究したら色々分かるんだよ!凄いね!

憂「この地球に私とお姉ちゃん以外いらねェ…死にさらせや」ガチャン

憂はポットの蓋を開け能力液を4人分入れようとしていた…

律「うをッ…くせぇ…!悪臭全快だ…!」クラッ
澪「精液を1ヵ月費やしてペットボトルに満タン溜め込んだような臭いだ…!」
紬「そんな臭い誰も知らねーよ」

?「YAMETE!!!!」

みんな「!?」


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:30:29.76 ID:wX/qe6jV0
唯「憂!やめてよ!そんな恐ろしいこtくっせぇぇえ!!オェ!」

憂「お姉ちゃん!?確実に急所を突いたから半日は目覚めないはずなのに!」

唯「奇跡が…起きたんだよ!ウップ」

律「唯!無事だったんだな!」
紬「唯ちゃん!」

唯「みんな!オェ」

憂「ええいうるせぇもう遅いわ!」ドボボボ

憂の能力液がポットに注がれた…!


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:40:22.48 ID:wX/qe6jV0
能力液が注がれたポットは光り出し、強烈な静電気を発している

バチバチバチバチ!!!!

憂「うはははははははは!
  走・光・武・放・闇・閉
  氷・駆・水・言・雷・木
  幻・念・治・心・重・操
  時・壊・消・融・鉄・双
  解・斬・地・封・愛・蟹!!」

憂「全ての能力よ!神の鉄槌を!全ての人間にィィィ!!!」ピカーーーッ

律「うああああ!」
紬「ここまでかあああ」
唯「みんなああああ」
梓「にゃあああああ」
澪「」ピクピク

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:46:20.49 ID:wX/qe6jV0
~謎の空間~

唯「みんな……みんな……聞こえる…?」

律「うっ…うーん…あっ…夢オチかぁ…」

唯「違う!違うよ!」

律「ハッ…!?なんだこの空間は!?」
澪「一面真っ白だな…」
紬「天国かしら…」
梓「にゃあ…」

唯「私がここにみんなを連れてきたみたい」

律「ワープする能力を持っていたのか…?」

唯「違うの、ここは精神の空間…私達の精神だけがここに…」

紬「唯ちゃん…能力に覚醒していたのね…」

唯「ずっと前からね…高校生に入った時には既に…」

唯「私自身この力を自由に扱う事はできないの…
  私の…"奇の能力"は…奇跡を起こす力だから…」

梓「奇跡…ですか…」

唯「今の内に話しておくよ…私の事…うーいーの事…」キリリッ


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:50:20.17 ID:wX/qe6jV0
唯「うーいーは一番最初に自分が覚醒していたとかほざいていたけど
  ホントは私が一番最初だったんだ…」

唯「その次にうーいーが覚醒して…怪しい事をするようになった…」

唯「うーいーは私を脅して部屋に閉じ込めて…」

唯「うーいーは能力者狩りをしていたみたい…
  でも私の力じゃ何も出来なくて…」

唯「止められなかった…」

唯「…」

唯「聞いてる?」

みんな「続けて」


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:56:23.08 ID:wX/qe6jV0
唯「そして今日…うーいーは"あんまり人と会話すんな"
  と私に念押しして…」

律「だから素っ気なかったのか…」
澪「憂の奴め…一回殺しておかないと分からんらしいな」ギリリ

梓「殺されかけてた澪先輩が何を言いますか」

澪「黙れ雑魚」

唯「でも分かってあげて?うーいーは…
  人1倍人を愛する気持ちが強いだけなんだよ!」

律「優しいな。唯は」
紬「唯ちゃんの優しさは五臓六腑に染み渡るでぇ」

唯「でも、でもうーいーは間違ってる!
  私達で、みんなで!うーいーを止めよう!!」


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 11:59:01.88 ID:wX/qe6jV0
律「ああ!」
澪「おう!」
紬「みんなで力を合わせて…」
梓「憂を止めましょう!」

和「面白い事になってるわね」ニコッ
さわ子「私達も協力するわよ?」

唯「和ちゃん!さわちゃん!」

律「奇跡だな」
澪「便利だなその言葉」

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:13:43.42 ID:wX/qe6jV0
唯「みんな…力を合わせて…
  僅かに残ったパワーを集約して…うーいーにぶつけるよ?」

みんな「O・K」

唯「でも、この技を使えば…
  みんな、無能力者になって…普通の女子高生にもどっちゃうけど…良い?」

律「勿論!放課後ティータイムさえあればなんでも構わないぜ!」
澪「上に同じ」
紬「私もよ!」
梓「みんなで…生き残りましょう!」
和「唯、強くなったわね…」
さわ子「顧問として鼻が高いわ」

唯「よし!行くよ!みんな気を集中して!」

唯「私に元気をわけてくれーーー!!!」


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:23:35.41 ID:wX/qe6jV0
>>87-95
の会話の間僅か0.5秒

唯「元気玉ーーーーーー!!!」チュボオオオオオ
憂「!?……なッ…!!」

バアアアアアアアン

憂「うわああああ!!」

唯の突然の不意打ちに吹き飛ぶ憂
憂「ういーっ!」ドシャア

唯「決まったな…」

憂「まだだ…!もうすぐ強力な磁場が放出される…
  みんな終わりさ…!並大抵の攻撃じゃそのポットは壊せない…!」

唯「平気だよ…」
唯「みんな!下がって!」

紬「くっ…!」スタタッ

律「澪いつまで気絶してんだ!逃げるぞ!」ズリズリ
澪「」ピクピク

梓「唯先輩も!」

唯「私は大丈夫!」


100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:27:26.82 ID:wX/qe6jV0
唯「憂も!下がって!!」

憂「!?」サッ


ブロロロロロロォォォ……

唯「ギリギリでかわしてみせる…!」

ブロロロロロロ…

唯「今だ!!」シュバッ

唯が飛び上がった次の瞬間!


ドガシャアアアアアアアアパリンガシャンバコオオオ


大型トラックが平沢家に突入してきたのである
ポットも流石に粉々だ


律「奇跡だ…!」
澪「いや事故だ」

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:36:15.22 ID:wX/qe6jV0
憂「そんな…」

律「憂の負けだ」

憂「うぅっ…ハッ」

(「憂も!下がって!!」)

憂「お姉ちゃん…なんで私を…」

紬「唯ちゃんは…とっても優しいから…」
梓「どんなに悪い事してても…憂だから…守ってあげてるんだよ」
澪「まぁつまりそういう事だ」

唯「うーいー!」ダキッ

憂「お姉ちゃん…///」

唯「私がけいおん部に首ったけだったから…
  憂の事見てあげられなかったよ…ごめんね
  寂しかったんだよね…?
  だから地球で2人っきりになれば私が憂の事見ててくれる…
  そうおもったんでしょ?」

憂「グスッ……うんっ…」


106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:40:35.84 ID:wX/qe6jV0
唯「これからは憂の事いっぱい見てあげるよー!」スリスリ

憂「お姉ちゃあーん///」

律「一見落着だな…」
澪「殺風景だけどな」

梓「なんだか複雑な気分…」モヤモヤ

唯「あーずにゃん!」ダキッ
梓「ぅみゃあッ!?」

唯「休み時間の時抱きついて来たお返しだよぉー」スリスリ

梓「にゃあぁ…///」

憂「お姉ちゃん!浮気はダメだよぉー!」

キャーキャーワイワイ

紬「トラックの運転手大丈夫なのか」


108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:43:23.00 ID:wX/qe6jV0
つぎのひ!ほうかご!

唯「みんなおまたせー!」バアン

澪「遅いぞ!唯!」
律「唯今日ずーっと寝てたよな」

唯「いやぁ、天井も壁もなくて寝つき悪くてさー大変だったよぉ」

澪「別の部屋で寝ろよ」

唯「あぁ!その手があったか!澪ちゃん頭良い!」

澪「いや普通思いつくだろ…」


110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:46:13.96 ID:wX/qe6jV0
澪「とりあえず唯が遅刻したからティータイムはナシな!練習練習!」

律「寝不足の唯には悪いけど演奏してりゃ目も覚めるだろ」

唯「えー!?私もう大丈夫だよ!寝たし!」

梓「昨日はあんな騒動があって練習出来なかったんですから練習しますよ!」

紬「私も今日は練習したいなー」

唯「ちぇー…じゃあ仕方ないか…」


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:50:20.62 ID:wX/qe6jV0
例えどんな事があろうとも彼女たちけいおん部は
仲間の素晴らしさを忘れないだろう…
放課後ティータイム、それが彼女たちの全て
唯、澪、律、紬、梓がいる限りけいおん!は終わらない!

ポローンペロローンパョーン…

澪「ちょっと待て」

律「唯…ギターひどいぞ…」
梓「もう!唯先輩真面目にやってくださいよ!」
紬「うふふ」

唯「…」


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:52:43.17 ID:wX/qe6jV0
唯「忘れてた…」

律紬澪梓「え?」


唯「ギターひけたのは"奇跡の力"のおかげだったの忘れてた…
  素じゃ何も弾けねぇや……」






みんな「えええええええええぇぇぇえええ!!!!!???」


お わ り


113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 12:55:38.05 ID:wX/qe6jV0
終わりです

乗っ取りです。ごめんなさいでした
ちゃんとオチ付けられて嬉しかったです
読んでくれた人にありがとう

おしまい


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