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澪「あれ、梓は?」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:37:58.03 ID:x55yzr/H0 [1/11]
唯「あれ、ホントだ。どこ行ったんだろ」
律「トイレじゃないのか?」
紬「だけど今日、まだ部室で梓ちゃん見てないわ」
唯「そう言えばそうだね」
俺「ま、まさか誘拐でもされたんじゃ…!」
律「ははは、まさか」
紬「ちょっと待って」
澪「どうしたんだ、ムギ?」
紬「今、この場には既に五人いるわ……」
唯「えっ」
律「えっ」
澪「えっ」
俺「えっ」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:41:36.47 ID:x55yzr/H0
澪「1、2、3、4、5……、ホントだ……」
唯「え、どういうこと? 軽音部って元から五人だよ?」
俺「あのね、唯ちゃん。元々五人だった軽音部からあずにゃんを抜いたら何人になる?」
唯「えーと、えーと」
律「俺、こいつはほっとこう」
俺「う、うん……」
澪「な、なぁ、ムギ。一人多いってのはつまり……」
紬「私たちの中にここに居ないはずの人間がいる」
澪「ひぃぃ!(ガタガタガタガタガタ」
律「居ないはずのったって……、ここに居るのは全員軽音部のメンバーだぞ!?」
俺「そ、そうだよ。メンバーの顔は俺たちが一番よく知ってるじゃないか!」
紬「ねぇ、座敷童子って知ってる?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:45:31.47 ID:x55yzr/H0
律「な、なんだよそれ」
紬「古い民間伝承なんだけどね」
律「都市伝説みたいなもんか?」
紬「そう。見知った顔の中ばかりなのに総数が一人多い。昔からそういう時は座敷童子が出たって騒がれていたらしいの」
律「じゃあ、この中にも座敷童子がいるってのかよ」
紬「そうかもね」
澪「や、やめろよ。そんなの居るわけないだろ!(ガタガタガタガタガタ
唯「……あ、四人だっ!!」
紬「……」
律「……」
澪「……」
俺「唯ちゃんかわいい」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:48:38.80 ID:x55yzr/H0
律「この中の誰かが、ここに居ないはずの人間……」
俺「一体誰が……」
澪「違う、これは何かの勘違いだ!(ガタガタガタガタ」
唯「ところで座敷童子っていうのが居たら何か困ることってあるの?」
紬「いいえ。むしろ富だとか名誉だとかを授けてくれる良いものだって言われてるわ」
律「なんだ、じゃあ何も問題ないじゃん」
唯「富と名誉……武道館ライブも夢じゃないかも(キラキラ」
俺「唯ちゃん、よかったねー」
澪「いいことあるかっ!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:51:06.39 ID:x55yzr/H0
澪「と、とにかく」
律「お、落ち着いたか」
澪「うるさい! とにかく皆、それぞれの楽器を持つんだ」
律「あ、そうか」
紬「それはいい考えね。ここには人数分の楽器しかないはずだもの」
唯「え、何? 練習するの?」
俺「唯ちゃん、あのね……」
澪「だから唯はもうほっとけって」
律「よーし、じゃあ皆ポジションにつけー」
……
唯 ギー太
澪 ベース
紬 キーボード
律 ドラムス
俺 カスタネット
律「あれー、ちゃんと全員分あるぞ……」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:54:59.29 ID:x55yzr/H0
律「おっかしいなー」
澪「なあ、一度全員で合わせてみないか? 人が多いなら音に違和感もでるだろ」
律「そ、そうだな。皆ー、準備はいいか?」
唯「大丈夫だよー」
紬「大丈夫よ」
俺「いつでもOKだぜ」
澪「よし、始めよう」
律「いくぞー。ワンツースリーフォーワンツースリー!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:57:49.82 ID:x55yzr/H0
ジャカジャカジャンジャンジャカジャカジャカジャカ……
俺「カチカチカチカチ……カタカタカタタタタタタタ……」
キミを見てるといつもハートDOKI☆DOKI
俺「カタ……カチカチカタタッ……カタタタタタタタ……」
揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ
俺「カタカタ……カタンカチチチカタタタタタタタタ……」
いつもがんばる君の横顔……
俺「カタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ……」
……
ジャーン……
澪「いつも通りの演奏……だな」
唯「そうだね」
紬「そうね」
律「そうだな」
俺「うん」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 20:06:31.67 ID:x55yzr/H0
ガララ……
梓「こんにちはー」
唯「あ、あずにゃん!」
律「あ、梓。どこ行ってたんだ?」
梓「どこって……。ちょっとHRが長引いて遅くなっちゃいました」
澪「なぁ、梓。部室の中を見て何か感じないか?」
梓「? 何かいたずらでも仕掛けたんですか?」
俺「いや、そういう訳じゃないんだよ」
梓「……? 特に何も感じませんけど」
澪「いいか梓。今ここに居る人数を数えてみるんだ」
梓「人数ですか? えーと、1、2、3、4、5、6……。あれ?」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 20:13:32.03 ID:x55yzr/H0
梓「一人……多い?」
澪「そうなんだ。だけど誰が多いのかは分からない」
紬「やっぱり梓ちゃんにも分からないのね」
唯「がっかり……」
梓「そんながっかりされても……」
俺「うーん、これはもうお手上げかな」
梓「そ、そうだ、皆で演奏してみましょうよ!」
律「それはもうさっきやった」
梓「そんな! 音楽室に余ってる楽器は無いはずです」
律「そうは言っても……ギターだろ。ベースだろ。ドラム、キーボードにカスタネット」
梓「いつもの楽器構成ですね」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 20:15:37.74 ID:x55yzr/H0
ガララ……
さわ子「お邪魔するわよー。……誰よ、そのおっさん」
唯「えっ」
澪「えっ」
紬「えっ」
律「えっ」
梓「えっ」
俺「えっ」
終
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 20:22:37.22 ID:x55yzr/H0 [11/11]
見切り発車はいかんね
次はちゃんと完成させてから立てるよ
読んでくれた人thx
唯「あれ、ホントだ。どこ行ったんだろ」
律「トイレじゃないのか?」
紬「だけど今日、まだ部室で梓ちゃん見てないわ」
唯「そう言えばそうだね」
俺「ま、まさか誘拐でもされたんじゃ…!」
律「ははは、まさか」
紬「ちょっと待って」
澪「どうしたんだ、ムギ?」
紬「今、この場には既に五人いるわ……」
唯「えっ」
律「えっ」
澪「えっ」
俺「えっ」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:41:36.47 ID:x55yzr/H0
澪「1、2、3、4、5……、ホントだ……」
唯「え、どういうこと? 軽音部って元から五人だよ?」
俺「あのね、唯ちゃん。元々五人だった軽音部からあずにゃんを抜いたら何人になる?」
唯「えーと、えーと」
律「俺、こいつはほっとこう」
俺「う、うん……」
澪「な、なぁ、ムギ。一人多いってのはつまり……」
紬「私たちの中にここに居ないはずの人間がいる」
澪「ひぃぃ!(ガタガタガタガタガタ」
律「居ないはずのったって……、ここに居るのは全員軽音部のメンバーだぞ!?」
俺「そ、そうだよ。メンバーの顔は俺たちが一番よく知ってるじゃないか!」
紬「ねぇ、座敷童子って知ってる?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:45:31.47 ID:x55yzr/H0
律「な、なんだよそれ」
紬「古い民間伝承なんだけどね」
律「都市伝説みたいなもんか?」
紬「そう。見知った顔の中ばかりなのに総数が一人多い。昔からそういう時は座敷童子が出たって騒がれていたらしいの」
律「じゃあ、この中にも座敷童子がいるってのかよ」
紬「そうかもね」
澪「や、やめろよ。そんなの居るわけないだろ!(ガタガタガタガタガタ
唯「……あ、四人だっ!!」
紬「……」
律「……」
澪「……」
俺「唯ちゃんかわいい」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:48:38.80 ID:x55yzr/H0
律「この中の誰かが、ここに居ないはずの人間……」
俺「一体誰が……」
澪「違う、これは何かの勘違いだ!(ガタガタガタガタ」
唯「ところで座敷童子っていうのが居たら何か困ることってあるの?」
紬「いいえ。むしろ富だとか名誉だとかを授けてくれる良いものだって言われてるわ」
律「なんだ、じゃあ何も問題ないじゃん」
唯「富と名誉……武道館ライブも夢じゃないかも(キラキラ」
俺「唯ちゃん、よかったねー」
澪「いいことあるかっ!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:51:06.39 ID:x55yzr/H0
澪「と、とにかく」
律「お、落ち着いたか」
澪「うるさい! とにかく皆、それぞれの楽器を持つんだ」
律「あ、そうか」
紬「それはいい考えね。ここには人数分の楽器しかないはずだもの」
唯「え、何? 練習するの?」
俺「唯ちゃん、あのね……」
澪「だから唯はもうほっとけって」
律「よーし、じゃあ皆ポジションにつけー」
……
唯 ギー太
澪 ベース
紬 キーボード
律 ドラムス
俺 カスタネット
律「あれー、ちゃんと全員分あるぞ……」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:54:59.29 ID:x55yzr/H0
律「おっかしいなー」
澪「なあ、一度全員で合わせてみないか? 人が多いなら音に違和感もでるだろ」
律「そ、そうだな。皆ー、準備はいいか?」
唯「大丈夫だよー」
紬「大丈夫よ」
俺「いつでもOKだぜ」
澪「よし、始めよう」
律「いくぞー。ワンツースリーフォーワンツースリー!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 19:57:49.82 ID:x55yzr/H0
ジャカジャカジャンジャンジャカジャカジャカジャカ……
俺「カチカチカチカチ……カタカタカタタタタタタタ……」
キミを見てるといつもハートDOKI☆DOKI
俺「カタ……カチカチカタタッ……カタタタタタタタ……」
揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ
俺「カタカタ……カタンカチチチカタタタタタタタタ……」
いつもがんばる君の横顔……
俺「カタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ……」
……
ジャーン……
澪「いつも通りの演奏……だな」
唯「そうだね」
紬「そうね」
律「そうだな」
俺「うん」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 20:06:31.67 ID:x55yzr/H0
ガララ……
梓「こんにちはー」
唯「あ、あずにゃん!」
律「あ、梓。どこ行ってたんだ?」
梓「どこって……。ちょっとHRが長引いて遅くなっちゃいました」
澪「なぁ、梓。部室の中を見て何か感じないか?」
梓「? 何かいたずらでも仕掛けたんですか?」
俺「いや、そういう訳じゃないんだよ」
梓「……? 特に何も感じませんけど」
澪「いいか梓。今ここに居る人数を数えてみるんだ」
梓「人数ですか? えーと、1、2、3、4、5、6……。あれ?」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 20:13:32.03 ID:x55yzr/H0
梓「一人……多い?」
澪「そうなんだ。だけど誰が多いのかは分からない」
紬「やっぱり梓ちゃんにも分からないのね」
唯「がっかり……」
梓「そんながっかりされても……」
俺「うーん、これはもうお手上げかな」
梓「そ、そうだ、皆で演奏してみましょうよ!」
律「それはもうさっきやった」
梓「そんな! 音楽室に余ってる楽器は無いはずです」
律「そうは言っても……ギターだろ。ベースだろ。ドラム、キーボードにカスタネット」
梓「いつもの楽器構成ですね」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 20:15:37.74 ID:x55yzr/H0
ガララ……
さわ子「お邪魔するわよー。……誰よ、そのおっさん」
唯「えっ」
澪「えっ」
紬「えっ」
律「えっ」
梓「えっ」
俺「えっ」
終
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/20(木) 20:22:37.22 ID:x55yzr/H0 [11/11]
見切り発車はいかんね
次はちゃんと完成させてから立てるよ
読んでくれた人thx
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