スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
麦野「ねぇ、そこのおに~さん」
1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:05:56.84 ID:1tK4ZOQ0 [1/30]
上条「え~っと、上条さんはこういうの初めてです」
麦野「そう? 結構カッコイイのに~」
上条「あ、ありがとうございます (なんだろう)」
麦野「んじゃあ、どっかお茶でもしに行こうか。奢ったげるよ」
上条「それはありがたいです (すごく嬉しい場面のはずなのに)」
御坂「……」ジー
上条「……(悪い予感しかしない!!!)」
~ ~ ~ ~ ~
・アイテム解散前。キャラ崩壊等あるかもしれませんがよろしくお願いします
上条「え~っと、上条さんはこういうの初めてです」
麦野「そう? 結構カッコイイのに~」
上条「あ、ありがとうございます (なんだろう)」
麦野「んじゃあ、どっかお茶でもしに行こうか。奢ったげるよ」
上条「それはありがたいです (すごく嬉しい場面のはずなのに)」
御坂「……」ジー
上条「……(悪い予感しかしない!!!)」
~ ~ ~ ~ ~
・アイテム解散前。キャラ崩壊等あるかもしれませんがよろしくお願いします
3 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:11:51.70 ID:1tK4ZOQ0
-数時間前-
麦野「んなわけないでしょ」
絹旗「超嘘ですね」
フレンダ「遅刻の言い訳だね。しかも結局嘘」
浜面「本当だって! 街で逆ナンされてさ、喫茶店につれてかれたんだ!」
滝壺「大丈夫だよはまづら。そんなウソツキはまづらでも私は受け入れてみせる」
浜面「滝壺……でも嘘はついてないぞ?」
絹旗「滝壺さんに超ヒットしてないで実際にあったことを超話してください」
浜面「あ、あぁいいだろう! ―――あれは、夏の暑い日で」
麦野「その作り話長い? 長いならドリンクバー行ってきてからにしてくれない?」
絹旗「あ、じゃあ私も超頼みます」
浜面「話すらさせないのかよ!」
滝壺「はまづら……」
浜面「何!? 何も言ってくれないの!? もう救えないってこと!?」
フレンダ「結局、もう浜面には期待してないってことだね。私はそもそも期待してないけど」
麦野・絹旗「「私も(です)」」
4 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:15:30.61 ID:1tK4ZOQ0
麦野「でも浜面が逆ナンねぇ……」
絹旗「超物好きな人もいるんですね」
滝壺「はまづらはカッコイイよ……多分」
浜面「そこは言い切ってほしかった!」
フレンダ「ホイホイついてった浜面が結局悪いんだね」
浜面「うっ。それを言われると何にも言えない」
麦野「やってみよっか」ボソ
4人「「「?」」」
麦野「やってみようか、ナンパ」
4人「「「えっ!?」」」
絹旗「超ナンパですか?」
麦野「なんか面白そうじゃない。ちょうど仕事もないし」
フレンダ「結局、暇つぶしってわけだね」
浜面「でも誰がやんの?」
絹旗「浜面ですね。それを私達が遠くから見て超笑いものにします」
フレンダ「私も結局それに賛成ね」
滝壺「大丈夫、はまづら……大丈夫……」
浜面「あぁ!なんかありがとうな滝壺。とにかく励まそうとしたんだな!それだけで十分だ!」
5 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:21:29.25 ID:1tK4ZOQ0
麦野「いや、私がやる」
4人「「「えぇっ!?」」」
麦野「なんか面白そうじゃない!」
絹旗「で、でも相手がもし超襲ってきたりしたら」
麦野「だいじょぶだいじょぶ。私レベル5だし」
浜面「相手に悪い気が……」
麦野「は~まづらあ? 何か言った?」
浜面「いや何にも」キリッ
麦野「じゃ、ナンパに出発! 適当に声かけてくるわ」
―――
麦野「…………」
―――
絹旗「麦野は超綺麗ですから、黙ってても超逆ナンされるんじゃないですか?」
浜面「黙ってれば、な」
フレンダ「結局、浜面は後で死刑ってわけだね」
浜面「チクんの!? ていうかこれだけで俺殺されんの!?」
滝壺「大丈夫だよはまづら。骨は回収してあげる」
浜面「結局死ぬのか……回収っていう言い方がなんとも」
絹旗「あ、超動きましたよ!」
7 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:27:17.59 ID:1tK4ZOQ0
麦野「あ、あのぉ」
一方通行「あァ?」
麦野「もしよかったらぁお茶しませんかぁ?」
―――
浜面「うぜぇ! あのしゃべり方うぜぇ!」
絹旗「……ぷっくっくくくく」
滝壺「はまづら、きぬはた、今までありがとう」
絹旗「えぇ!? 浜面と一緒に死ぬなんて超嫌なんですけど」
浜面「嫌がんのそこかよ!」
―――
一方通行「チッ」スタスタ
麦野「待ってくださいよぉ」
一方通行「なンだよ」
麦野「そのぉ…えっとぉ、カッコイイなぁって」
一方通行「そりゃどうもォ。じゃあなァ」
麦野「スマートな体と白い髪の毛とかぁもやし、じゃない。クールでカッコイイよぉ」
一方通行「うっせェババァ。消えろ」
麦野「」
麦野「ふふふふふふふふふふふふふ」
―――
浜面「うわぁ! あの白いの死んだ! はい死んだ!!」
フレンダ「結局ご愁傷様ってわけだね」
滝壺「……南無南無」
絹旗「助けましょうよ!!」
8 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:34:09.90 ID:1tK4ZOQ0
>>5いきなりミス 訂正>絹旗「麦野は超綺麗ですから、黙ってても超ナンパされるんじゃないですか?」
麦野「っと(落ち着くのよ沈利。キレちゃ駄目よ)」
麦野「えぇ~? じゃあ私っていくつに見えるぅ?」
一方通行「35ォ」
麦野「」
麦野「こ、このもやしぃいいい!!!」
一方通行「あァ? やるってェのかァ?」
麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」
一方通行「いいぜェやってやンよ」カチッ
浜面「うわあぁぁ! すいません!」
絹旗「ウチの麦野が超迷惑かけました! 超ごめんなさい」ペコッ
一方通行「るせェ! ガキは引っ込ンで……ガキ…?」
絹旗「?」
一方通行「っ(上目遣いだとォ……!?)」
一方通行「ま、まァこンくらいでキレンのも大人げねェからなァ」
麦野「ふっざけんなぁぁああああああああ」
浜面「今のうちに向こうに行くぞ! フレンダと滝壺も手伝え!」
―――
フレンダ「結局、失敗ってわけだね」
滝壺「むぎの、どんまい」
10 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:41:39.90 ID:1tK4ZOQ0
麦野「…………」イライラ
―――
絹旗「麦野、超イライラしてますね」
滝壺「さっきの白い人が原因」
浜面「つかまだやんのかよ」
フレンダ「さっきのが結局悔しいって訳だね」
浜面「お」
―――
麦野「ね、そこのボク」
青ピ「僕?」
麦野「そそ。一緒にお姉さんと遊ばない?」
青ピ「くぅっ! ついに僕の時代が来たってことか!!」
―――
浜面「次はどんなキャラだよ!!」
14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:49:10.56 ID:1tK4ZOQ0
麦野「ふふっ」
青ピ「へへへ」
―――
絹旗「今回は超上手くいきそうなんじゃないですか?」
フレンダ「結局、失敗は成功の元って訳だね」
―――
麦野「どこか行きたいところってある?」
青ピ「お姉さんと一緒ならどこでもええよ~」
麦野「……」
青ピ「……」
麦野「どっか行きたいとこは?」
青ピ「え? だからどこでも……」
―――
浜面「あいつ、ナンパって何すりゃいいのかわからないんじゃ……」
滝壺「2回目だからね」
15 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:55:01.53 ID:1tK4ZOQ0
麦野「チッ」
青ピ「舌打ち!? でもそこがまたええなぁ」
麦野「とりあえず歩こうか。好みのタイプってどんな女の子?」テクテク
青ピ「落下型ヒロインのみならず、義姉義妹(ry」テクテク
青ピ「というわけで……あれ?」
青ピ「さっきのお姉さんは!?」
―――
麦野「チェンジ」
浜面「もうやめろよ……」
麦野「ん~? じゃあ成功するまでってことで」
浜面「(いつになるんだか……)」
絹旗「麦野、超頑張ってください!」
麦野「ありがと~」ナデナデ
絹旗「えへへ//」
滝壺「……はまづら、はまづら」
浜面「あぁ、わかってるよ」ナデナデ
滝壺「……//」
フレンダ「…………結局こうなるんだね……別にいいもん」
20 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:07:23.80 ID:1tK4ZOQ0
麦野「何か作戦でもたてようかしら」ナデナデ
フレンダ「にへへ//」
滝壺「可愛い系、とか」
麦野「え~? 最初のやつ可愛い系なんだけど」
浜面「いやいやいや、ないない」
麦野「ん~」
絹旗「語尾に何か付けてみたらどうです?」
麦野「あ、いいわね。それでいってくるわ」
―――
土御門「……」テクテク
麦野「……にゃー♪」バッ
土御門「うわっ! び、びっくりしたにゃー」
麦野「えへへ~お兄ちゃん、あそぼ~?」
土御門「」
―――
浜面「」
滝壺「」
フレンダ「」
絹旗「」
23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:16:51.20 ID:1tK4ZOQ0
浜面「決定的に何か間違ってる。間違ってる!!」
フレンダ「麦野は結局選ぶキャラがいまいちってことかな」
絹旗「う~ん……」
―――
土御門「……い、いったい何の冗談だ」シリアス
麦野「えへへ~」ニコニコ
土御門「……金か? 俺が言うのもなんだがそういう危ないバイトはやめた方が」
麦野「バイトじゃないも~ん。ちょっと遊びたかっただけだもん」
土御門「はぁ……」
麦野「むぅ、ため息つくと幸せがにげるゾ☆」
土御門「…………」
麦野「な~に? その変人を見るような顔。も~むぎのん怒っちゃうよ~」プンプン
―――
浜面「もう駄目! あんなあいつ見たくない!!」
絹旗「たしかに、刺激が超強すぎます……」
滝壺「……りこりん怒っちゃうぞ」ボソ
浜面「ん?」
滝壺「なんでもない」
27 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:23:54.70 ID:1tK4ZOQ0
土御門「ま、まぁ困ったことがあったら相談に乗るからにゃー」スッ
麦野「名刺?」
土御門「じゃっ!」ダダダダダ
麦野「ちょ、ちょっと……」
―――
浜面「はい、反省か~い」
絹旗「なんだかんだで浜面も超ノってきましたね」
麦野「何がいけなかったのかしら」
4人「「「「全部」」」」
麦野「えぇっ!?」
滝壺「仕方ない。私が行ってくる」
浜面「気をつけてな」
―――
滝壺「……」ビシッ
―――
麦野「あの子、妙にビシッっと立ってない?」
浜面「そうだな」
絹旗「超緊張してるんでしょうか」
29 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:32:22.66 ID:1tK4ZOQ0
滝壺「っ!」ドサッ
―――
4人「「「「!!?」」」」
浜面「何だ!? 急に倒れたぞ」
麦野「熱中症?」
フレンダ「結局体が弱すぎるんじゃ……」
―――
垣根「お? どうした?」
滝壺「……」
垣根「お、おい!! しっかりしろ! きゅ、救急車……いや、間に合わねぇ!」
滝壺「あ、なおった」
垣根「うぉ!?」
滝壺「心配してくれてありがとう」
垣根「おぉ……大丈夫か?」
滝壺「でも、まだちょっとダルいかも……」ギュ
垣根「!!?」
―――
浜面「……」
麦野「浜面泣いてるわよ?」
絹旗「……浜面」
フレンダ「……」
31 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:38:32.22 ID:1tK4ZOQ0
滝壺「ねぇ、あなた結構カッコイイね」
垣根「お? ありがとうな」
滝壺「まるで……」
垣根「?」
滝壺「売れないホストみたい」
垣根「売れないは余計じゃね!? あと俺実はホストとかチャラチャラしてんのじゃなくてもっと硬派な……」
滝壺「硬派といえば、はまづら」
垣根「? 誰だそいつ」
滝壺「私の……大切な人」ポッ
垣根「じゃあとっととそいつのとこに行けよ」
滝壺「うん」テクテク
垣根「なんだったんだろうな。常識が通用しねぇ奴だった……」
垣根「……」
垣根「結構、胸あtゲバッ!?」
垣根「だ、誰だ!? サッカーボールぶつけやがったのは!」キョロキョロ
―――
浜面「滝壺!」
滝壺「はまづら」
麦野「で、何だったの? さっきの」
33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:46:47.45 ID:1tK4ZOQ0
ていとくんの口調とか覚えてなかった……
なかなか上条さんにいかないけど、海原消化したら上条さんいきます
麦野「よし、行ってくるわ」
浜面「滝壺~」ギュ
滝壺「はまづら…」ギュ
フレンダ「2人は結局ラブラブってわけか」
―――
麦野「あ、アンタ!」
海原「僕ですか?」
麦野「そうよ! アンタよアンタ」
海原「何でしょう?」
麦野「ち、ちょっと私に付き合いなさいよ!」
―――
浜面「あれ何?」
滝壺「いわゆるツンデレ口調」
絹旗「どんどん超訳がわからない方向に行ってますね」
37 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:54:18.98 ID:1tK4ZOQ0
海原「でも、今は少々忙しくてですね」
麦野「ど、どこに行くのよ」
海原「友人と遊びに」
麦野「へ~アンタに友達なんていたんだ?」
海原「……はい(この人誰?)」
麦野「え~ま、結構イケメンだけど、私は別に趣味じゃないかな~」ギュ
海原「ではこの手を離してもらえませんか?」
麦野「え、えとえと」パラッ
海原「?(メモ?)」
麦野「べ、別にアンタのことが好きな訳じゃないんだからね!」
海原「はぁ、あの、僕そろそろ失礼します」スタスタ
―――
麦野「うん、今回は私が悪かったわ」
浜面「今回〝は〟じゃないけどな」
絹旗「いっそ、超普通でいったらどうですか?」
麦野「む?」
浜面「ぎ?」
フレンダ「の?」
麦野「じゃなくて! あーじゃあ次で最後ね」
41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 03:01:37.61 ID:1tK4ZOQ0
滝壺「むぎの、ナンパは最初が肝心。逆ナンの基本はお姉さんっぽくだからむぎのは自然に行けば間違はない……はず」
絹旗「滝壺さん何でそんなこと超知ってるんですか?」
滝壺「はまづらの雑誌で読んだ」
浜面「いつのまに!?」
フレンダ「結局、浜面もナンパしたかった訳だね」
麦野「よっし、次の勝負行ってくるわ!」
麦野「……」
麦野「ん?」
???「うぉおおおおお! 特売ぃいいいい!!」ダダダ
麦野「(ツンツン頭に黒髪……よっし)」
麦野「ねぇ、そこのおに~さん」ダダダ
上条「はい? 上条さんですか?」ダダダ
麦野「えっと、時間ある?」ダダダ
上条「今は忙しいです!」ダダダ
45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 03:07:05.87 ID:1tK4ZOQ0
麦野「い~じゃんい~じゃんあそぼ~よ~」ダダダ
上条「でも大事な特売が……(走るの結構速いな……)」ダダダ
麦野「ね~オ・ネ・ガ・イっきゃっ」ドテッ
上条「!?」
麦野「いたたたた……」
上条「大丈夫ですか?」
麦野「え?」
上条「ま、特売はいいや。まだ他の店にもあるし」
麦野「あ、ありが痛っ」
―――
3人「「「おぉ~」」」
フレンダ「結局、3度目の正直って訳だね」
絹旗「しかも超優しい人じゃないですか。あれ? 浜面は?」
滝壺「飲み物買いにいった」
―――
上条「ん? 足、血が出てますよ」
麦野「えー? あ、本当だ」
上条「このハンカチどうぞ。立てます?」
麦野「痛ぁ~ちょっと派手にやりすぎたかな」ボソ
上条「え?」
麦野「ん? 何でもない。ありがと」
58 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:10:18.44 ID:1tK4ZOQ0
上条「で、何か用でせうか?」
麦野「用っていうか……ちょっとナンパを」
上条「ナンパ?」
麦野「そ。ナンパ」
上条「俺を?」
麦野「君を」
―――
浜面「ただいま~っと。お前らの分も買ってきたぞ」
絹旗「浜面にしては超気が利きますね」
浜面「ん? 成功したの? ってアイツどっかで見たような……」
滝壺「はまづら、お知り合い?」
浜面「知り合いっていうか前に殴られたような」
滝壺「はまづらを殴るなんて10年早い。ちょっと殴ってくる」ムカムカ
浜面「大丈夫だから! ってか10年後には殴っていいの!?」
―――
上条「え~っと、上条さんこういうの初めてです」
麦野「そう? 結構カッコイイのに~」
上条「あ、ありがとうございます (なんだろう)」
麦野「んじゃあ、どっかお茶しにいこうか。奢ったげるよ」
上条「それはありがたいです(すごく嬉しい場面のはずなのに)」
御坂「……」
上条「……(悪い予感しかしない!!!)」
59 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:18:57.42 ID:1tK4ZOQ0
麦野「んと、名前は上条君だっけ?」
上条「はい、上条当麻っていいます」
麦野「私は麦野沈利。よろしくね当麻君」スッ
上条「あ、はい(まぁ悪い人じゃなさそうだし)」ギュ
麦野「……ねぇ」
上条「はい?」
麦野「もしかして、彼女とかいる?」
上条「え? いえ、いませんけど」
麦野「そっか。ふふっ」ギュ
上条「えぇ!? 突然どうしたんですか!?」
麦野「いいじゃない腕を組むくらい。それに上手く立てないから杖代わりってことで」ニヤッ
御坂「!?」
―――
絹旗「うわ、腕組むなんて麦野超大胆です」
フレンダ「結局、女は度胸って訳だね」
浜面「ていうか、もう怖くて見てられない」
滝壺「どういうこと?」
浜面「後ろの方、常盤台の制服がすっげぇ目で睨んでる」
4人「「「「…………」」」」
4人「「「よし、(超)逃げよう(ましょう)」」」
62 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:29:00.54 ID:1tK4ZOQ0
麦野「ここでいい?」
上条「えぇはい、奢っていただけるならもうどこでも」
麦野「苦学生ってやつ?」
上条「まぁ、なんというか……家に1匹飼ってるんで」
麦野「ペット?」
上条「あ、じゃあ2匹か」
麦野「???」
―――
御坂「あ、アイツ……!」
御坂「デレデレしちゃって……しかもあの女1回こっち見たってことは気づいてる?」
御坂「見せつけてくれちゃって!」ビリビリ
白井「お、お姉さま?」
御坂「ここ入るわよ」
白井「でも今日はわたくしと一緒にお買い物を」
御坂「入 る わ よ」
白井「はいですの」
―――
麦野「何頼んでもいいわよ(あ、結局着いて来るんだあの常盤台)」
上条「じ、じゃあこの〈デラックスパフェ〉とか頼んでも……?」
麦野「あら? パフェだったらこっちの〈レベルFIVEスペシャルジャンボパフェ〉の方が色々凄くない?」
上条「え? でもこれってカップル限定ですよ?」
麦野「いいじゃない」
上条「俺なんかとカップルに見られて嫌じゃないですか?」
麦野「全然。あと、敬語じゃなくていいわよ」
上条「じゃあ遠慮なく。そういえば、金持ちってことは高レベルの人?」
麦野「ん~一応、このパフェと一緒」
63 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:35:08.30 ID:1tK4ZOQ0
上条「へ~じゃあビリビリと一緒だ」
麦野「ビリビリ?」
上条「知り合いにもレベル5がいるんですよ」
麦野「ふ~ん(斜め後ろの席からチラチラ見てきてるのがビリビリちゃんかしら?)」
麦野「当麻君はレベルはいくつ?」
上条「いや、俺は無能力者ですよ」
麦野「じゃあ浜面と一緒か」
上条「浜面?(どっかで聞いたような名前だな)」
麦野「じゃ、頼んじゃおうか」
上条「麦野は?」
麦野「私はこれ、シャケ弁」
上条「いやいやいや。駄目でしょう」
麦野「えっ? でも何にも言われないよ?」
上条「とにかく、駄目ですって」
麦野「えー? じゃあこの紅茶で」
―――
上条「おぉ……さすがレベル5、なんともボりューミーだな……」
麦野「えぇ……ここまでとは思わなかったわ」
店員「では写真を撮りますのでパフェを中心に近くにどうぞ」
上条「え?」
麦野「あら、ここに書いてあるわ」
上条「[2人の想いを写真に]……パフェでやることじゃないんじゃ」
65 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:44:25.77 ID:1tK4ZOQ0
麦野「じゃ、当麻君。あ~ん」スッ
上条「えっ!?」
麦野「あれ? こういうものじゃないの?」
店員「いえいえ。さ、彼氏さんもどうぞ」
上条「っじゃあ……(何だこれ公開処刑か? 恥かしすぎる……!)」
上条「む、麦」
麦野「沈利」ボソ
上条「え?」
麦野「カップルらしくしないとね。だから下の名前で呼んで」
上条「し、沈利」スッ
店員「はい、撮りますよー」カシャッ
麦野「写真ってどのくらいでできます?」
店員「お会計の際お渡しします。それではごゆっくりどうぞ」
麦野「ふふっ」ニコニコ
上条「(沈利楽しそうだし、いっか……って俺今『沈利』って)」
66 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:54:24.29 ID:1tK4ZOQ0
上条「じゃ、いただきます」
麦野「この紅茶、なかなかおいしいわ」ズッ
上条「うわクリームが崩れ……今度はこっちが!」
麦野「ふふふ」ニコニコ
―――
御坂「(な、なななな、なによアイツ!)」
白井「あ、お姉さま! このカップル限定の〈レベルFIVEスペシャルジャンボパフェ〉というのを……」
御坂「……(ちょっとナンパされたくらいでデレッデレしちゃって……わ、私だって『あ~ん』ってやりたいのに)」
白井「……(……無視が一番辛いですの)」
御坂「あーもう! ヤケ食いよ!!」
白井「! で、ではこのパフェを」
御坂「すいません、ここからここまで全部! あとこっからここまでテイクアウトね。お持ち帰り!」
店員「わ、わかりました(て、店長ぉぉおおおおお!!)」
白井「(わたくしは負けませんのぉぉぉおおおおお!!!)」
68 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 20:03:46.51 ID:1tK4ZOQ0
麦野「じゃ、手伝ったげる……ムグ、甘くておいしいわね」
上条「量が多いけどな」モグモグ
麦野「ふふっ頑張れっ」
上条「え? お手伝いもうおしまい!?」
麦野「じゃ、はい。あ~ん」スッ
上条「うぇ!? (こ、これって間接キスってやつじゃ)」
麦野「ん~?」グイッ
上条「あ、あ~ん」パクッ
麦野「ふふっ間接キス」
上条「!! ゲホッゲホッ」
麦野「ホント、からかい甲斐があるな~」
上条「(な、なんか遊ばれてる……?)」
上条「あ、そういえば大学生? 歳はいくつ?」
麦野「」ピタッ
上条「?」
麦野「ふふふふふ(そういえばあのもやし、35とかぬかしてたわね……ふふふ)」
上条「あ、いえ、な、なんでもないです」モグモグモグモグ
69 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 20:14:22.18 ID:1tK4ZOQ0
――
上条「ふぅ、なんとか食べきった」
麦野「へ~すごい。あ」ズイッ
上条「ん?」
麦野「……」ペロッ
上条「!!??!!!???」
麦野「頬、ついてたわよ」ツン
上条「あ、あ、ありがとう」
麦野「じゃ、出ましょうか」
―――
白井「も、もう食べられませんの……」
御坂「く~ろこっ。はい、あ~ん」
白井「あ、あ~んですの(嬉しいのに! 嬉しいのにぃぃいいい!!)」
御坂「あ、あれ?」
白井「どうかしました?」モッシャモッシャ
御坂「ううん、なんでもない(あいつらどこいったんだろ)」
70 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 20:18:40.33 ID:1tK4ZOQ0
-外-
麦野「……ごめんね」テクテク
上条「え?」テクテク
麦野「急いでたのに……それにせっかく時間まで割いてもらったのにその理由が適当なナンパなんて」テクテク
上条「いや、俺は楽しかったしいいよ。むしろ俺なんかと居て沈利は楽しかったか?」ピタッ
麦野「私は…… (『沈利』……)」テクテク
麦野「私も」クルッ
麦野「楽しかった」ニコッ
上条「っ」ドキッ
麦野「この写真、大切にするね。今日はありがとう。さようなら」テクテク
上条「あぁ!」
―――
白井「おねーさま……」
御坂「これ追加!」ムッシャムッシャ
白井「おねぇさまぁああああ!!」
72 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 20:27:06.18 ID:1tK4ZOQ0
麦野「(上条当麻……か)」
麦野「(良い人っぽかったけど無自覚であぁいうこと言ってそう)」クスッ
麦野「(……本当にいい人。ヒーローみたいな、そんな人)」
麦野「(だから、私には眩しすぎるかな)」
prrrr prrrr
麦野「はい。はい。わかりました。えぇ、〝仕事〟ですね。(ホントは『さようなら』じゃなくて『またね』って言ってやるつもりだったのに…………)」
麦野「……」
麦野「ん?」
麦野「あ (ハンカチ……)」
麦野「(ふふっ。また会わなきゃいけなくなったね)」クスッ
麦野「またね、当麻君」
終
書き溜めでは終わりだけど、不完全燃焼気味だ……
すいません、もう少しだけお付き合いください。書かせてください。
あと、ネタとかあったら提供お願いします。
とりあえず今回の投下は終了します
-数時間前-
麦野「んなわけないでしょ」
絹旗「超嘘ですね」
フレンダ「遅刻の言い訳だね。しかも結局嘘」
浜面「本当だって! 街で逆ナンされてさ、喫茶店につれてかれたんだ!」
滝壺「大丈夫だよはまづら。そんなウソツキはまづらでも私は受け入れてみせる」
浜面「滝壺……でも嘘はついてないぞ?」
絹旗「滝壺さんに超ヒットしてないで実際にあったことを超話してください」
浜面「あ、あぁいいだろう! ―――あれは、夏の暑い日で」
麦野「その作り話長い? 長いならドリンクバー行ってきてからにしてくれない?」
絹旗「あ、じゃあ私も超頼みます」
浜面「話すらさせないのかよ!」
滝壺「はまづら……」
浜面「何!? 何も言ってくれないの!? もう救えないってこと!?」
フレンダ「結局、もう浜面には期待してないってことだね。私はそもそも期待してないけど」
麦野・絹旗「「私も(です)」」
4 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:15:30.61 ID:1tK4ZOQ0
麦野「でも浜面が逆ナンねぇ……」
絹旗「超物好きな人もいるんですね」
滝壺「はまづらはカッコイイよ……多分」
浜面「そこは言い切ってほしかった!」
フレンダ「ホイホイついてった浜面が結局悪いんだね」
浜面「うっ。それを言われると何にも言えない」
麦野「やってみよっか」ボソ
4人「「「?」」」
麦野「やってみようか、ナンパ」
4人「「「えっ!?」」」
絹旗「超ナンパですか?」
麦野「なんか面白そうじゃない。ちょうど仕事もないし」
フレンダ「結局、暇つぶしってわけだね」
浜面「でも誰がやんの?」
絹旗「浜面ですね。それを私達が遠くから見て超笑いものにします」
フレンダ「私も結局それに賛成ね」
滝壺「大丈夫、はまづら……大丈夫……」
浜面「あぁ!なんかありがとうな滝壺。とにかく励まそうとしたんだな!それだけで十分だ!」
5 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:21:29.25 ID:1tK4ZOQ0
麦野「いや、私がやる」
4人「「「えぇっ!?」」」
麦野「なんか面白そうじゃない!」
絹旗「で、でも相手がもし超襲ってきたりしたら」
麦野「だいじょぶだいじょぶ。私レベル5だし」
浜面「相手に悪い気が……」
麦野「は~まづらあ? 何か言った?」
浜面「いや何にも」キリッ
麦野「じゃ、ナンパに出発! 適当に声かけてくるわ」
―――
麦野「…………」
―――
絹旗「麦野は超綺麗ですから、黙ってても超逆ナンされるんじゃないですか?」
浜面「黙ってれば、な」
フレンダ「結局、浜面は後で死刑ってわけだね」
浜面「チクんの!? ていうかこれだけで俺殺されんの!?」
滝壺「大丈夫だよはまづら。骨は回収してあげる」
浜面「結局死ぬのか……回収っていう言い方がなんとも」
絹旗「あ、超動きましたよ!」
7 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:27:17.59 ID:1tK4ZOQ0
麦野「あ、あのぉ」
一方通行「あァ?」
麦野「もしよかったらぁお茶しませんかぁ?」
―――
浜面「うぜぇ! あのしゃべり方うぜぇ!」
絹旗「……ぷっくっくくくく」
滝壺「はまづら、きぬはた、今までありがとう」
絹旗「えぇ!? 浜面と一緒に死ぬなんて超嫌なんですけど」
浜面「嫌がんのそこかよ!」
―――
一方通行「チッ」スタスタ
麦野「待ってくださいよぉ」
一方通行「なンだよ」
麦野「そのぉ…えっとぉ、カッコイイなぁって」
一方通行「そりゃどうもォ。じゃあなァ」
麦野「スマートな体と白い髪の毛とかぁもやし、じゃない。クールでカッコイイよぉ」
一方通行「うっせェババァ。消えろ」
麦野「」
麦野「ふふふふふふふふふふふふふ」
―――
浜面「うわぁ! あの白いの死んだ! はい死んだ!!」
フレンダ「結局ご愁傷様ってわけだね」
滝壺「……南無南無」
絹旗「助けましょうよ!!」
8 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:34:09.90 ID:1tK4ZOQ0
>>5いきなりミス 訂正>絹旗「麦野は超綺麗ですから、黙ってても超ナンパされるんじゃないですか?」
麦野「っと(落ち着くのよ沈利。キレちゃ駄目よ)」
麦野「えぇ~? じゃあ私っていくつに見えるぅ?」
一方通行「35ォ」
麦野「」
麦野「こ、このもやしぃいいい!!!」
一方通行「あァ? やるってェのかァ?」
麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」
一方通行「いいぜェやってやンよ」カチッ
浜面「うわあぁぁ! すいません!」
絹旗「ウチの麦野が超迷惑かけました! 超ごめんなさい」ペコッ
一方通行「るせェ! ガキは引っ込ンで……ガキ…?」
絹旗「?」
一方通行「っ(上目遣いだとォ……!?)」
一方通行「ま、まァこンくらいでキレンのも大人げねェからなァ」
麦野「ふっざけんなぁぁああああああああ」
浜面「今のうちに向こうに行くぞ! フレンダと滝壺も手伝え!」
―――
フレンダ「結局、失敗ってわけだね」
滝壺「むぎの、どんまい」
10 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:41:39.90 ID:1tK4ZOQ0
麦野「…………」イライラ
―――
絹旗「麦野、超イライラしてますね」
滝壺「さっきの白い人が原因」
浜面「つかまだやんのかよ」
フレンダ「さっきのが結局悔しいって訳だね」
浜面「お」
―――
麦野「ね、そこのボク」
青ピ「僕?」
麦野「そそ。一緒にお姉さんと遊ばない?」
青ピ「くぅっ! ついに僕の時代が来たってことか!!」
―――
浜面「次はどんなキャラだよ!!」
14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:49:10.56 ID:1tK4ZOQ0
麦野「ふふっ」
青ピ「へへへ」
―――
絹旗「今回は超上手くいきそうなんじゃないですか?」
フレンダ「結局、失敗は成功の元って訳だね」
―――
麦野「どこか行きたいところってある?」
青ピ「お姉さんと一緒ならどこでもええよ~」
麦野「……」
青ピ「……」
麦野「どっか行きたいとこは?」
青ピ「え? だからどこでも……」
―――
浜面「あいつ、ナンパって何すりゃいいのかわからないんじゃ……」
滝壺「2回目だからね」
15 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 01:55:01.53 ID:1tK4ZOQ0
麦野「チッ」
青ピ「舌打ち!? でもそこがまたええなぁ」
麦野「とりあえず歩こうか。好みのタイプってどんな女の子?」テクテク
青ピ「落下型ヒロインのみならず、義姉義妹(ry」テクテク
青ピ「というわけで……あれ?」
青ピ「さっきのお姉さんは!?」
―――
麦野「チェンジ」
浜面「もうやめろよ……」
麦野「ん~? じゃあ成功するまでってことで」
浜面「(いつになるんだか……)」
絹旗「麦野、超頑張ってください!」
麦野「ありがと~」ナデナデ
絹旗「えへへ//」
滝壺「……はまづら、はまづら」
浜面「あぁ、わかってるよ」ナデナデ
滝壺「……//」
フレンダ「…………結局こうなるんだね……別にいいもん」
20 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:07:23.80 ID:1tK4ZOQ0
麦野「何か作戦でもたてようかしら」ナデナデ
フレンダ「にへへ//」
滝壺「可愛い系、とか」
麦野「え~? 最初のやつ可愛い系なんだけど」
浜面「いやいやいや、ないない」
麦野「ん~」
絹旗「語尾に何か付けてみたらどうです?」
麦野「あ、いいわね。それでいってくるわ」
―――
土御門「……」テクテク
麦野「……にゃー♪」バッ
土御門「うわっ! び、びっくりしたにゃー」
麦野「えへへ~お兄ちゃん、あそぼ~?」
土御門「」
―――
浜面「」
滝壺「」
フレンダ「」
絹旗「」
23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:16:51.20 ID:1tK4ZOQ0
浜面「決定的に何か間違ってる。間違ってる!!」
フレンダ「麦野は結局選ぶキャラがいまいちってことかな」
絹旗「う~ん……」
―――
土御門「……い、いったい何の冗談だ」シリアス
麦野「えへへ~」ニコニコ
土御門「……金か? 俺が言うのもなんだがそういう危ないバイトはやめた方が」
麦野「バイトじゃないも~ん。ちょっと遊びたかっただけだもん」
土御門「はぁ……」
麦野「むぅ、ため息つくと幸せがにげるゾ☆」
土御門「…………」
麦野「な~に? その変人を見るような顔。も~むぎのん怒っちゃうよ~」プンプン
―――
浜面「もう駄目! あんなあいつ見たくない!!」
絹旗「たしかに、刺激が超強すぎます……」
滝壺「……りこりん怒っちゃうぞ」ボソ
浜面「ん?」
滝壺「なんでもない」
27 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:23:54.70 ID:1tK4ZOQ0
土御門「ま、まぁ困ったことがあったら相談に乗るからにゃー」スッ
麦野「名刺?」
土御門「じゃっ!」ダダダダダ
麦野「ちょ、ちょっと……」
―――
浜面「はい、反省か~い」
絹旗「なんだかんだで浜面も超ノってきましたね」
麦野「何がいけなかったのかしら」
4人「「「「全部」」」」
麦野「えぇっ!?」
滝壺「仕方ない。私が行ってくる」
浜面「気をつけてな」
―――
滝壺「……」ビシッ
―――
麦野「あの子、妙にビシッっと立ってない?」
浜面「そうだな」
絹旗「超緊張してるんでしょうか」
29 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:32:22.66 ID:1tK4ZOQ0
滝壺「っ!」ドサッ
―――
4人「「「「!!?」」」」
浜面「何だ!? 急に倒れたぞ」
麦野「熱中症?」
フレンダ「結局体が弱すぎるんじゃ……」
―――
垣根「お? どうした?」
滝壺「……」
垣根「お、おい!! しっかりしろ! きゅ、救急車……いや、間に合わねぇ!」
滝壺「あ、なおった」
垣根「うぉ!?」
滝壺「心配してくれてありがとう」
垣根「おぉ……大丈夫か?」
滝壺「でも、まだちょっとダルいかも……」ギュ
垣根「!!?」
―――
浜面「……」
麦野「浜面泣いてるわよ?」
絹旗「……浜面」
フレンダ「……」
31 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:38:32.22 ID:1tK4ZOQ0
滝壺「ねぇ、あなた結構カッコイイね」
垣根「お? ありがとうな」
滝壺「まるで……」
垣根「?」
滝壺「売れないホストみたい」
垣根「売れないは余計じゃね!? あと俺実はホストとかチャラチャラしてんのじゃなくてもっと硬派な……」
滝壺「硬派といえば、はまづら」
垣根「? 誰だそいつ」
滝壺「私の……大切な人」ポッ
垣根「じゃあとっととそいつのとこに行けよ」
滝壺「うん」テクテク
垣根「なんだったんだろうな。常識が通用しねぇ奴だった……」
垣根「……」
垣根「結構、胸あtゲバッ!?」
垣根「だ、誰だ!? サッカーボールぶつけやがったのは!」キョロキョロ
―――
浜面「滝壺!」
滝壺「はまづら」
麦野「で、何だったの? さっきの」
33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:46:47.45 ID:1tK4ZOQ0
ていとくんの口調とか覚えてなかった……
なかなか上条さんにいかないけど、海原消化したら上条さんいきます
麦野「よし、行ってくるわ」
浜面「滝壺~」ギュ
滝壺「はまづら…」ギュ
フレンダ「2人は結局ラブラブってわけか」
―――
麦野「あ、アンタ!」
海原「僕ですか?」
麦野「そうよ! アンタよアンタ」
海原「何でしょう?」
麦野「ち、ちょっと私に付き合いなさいよ!」
―――
浜面「あれ何?」
滝壺「いわゆるツンデレ口調」
絹旗「どんどん超訳がわからない方向に行ってますね」
37 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 02:54:18.98 ID:1tK4ZOQ0
海原「でも、今は少々忙しくてですね」
麦野「ど、どこに行くのよ」
海原「友人と遊びに」
麦野「へ~アンタに友達なんていたんだ?」
海原「……はい(この人誰?)」
麦野「え~ま、結構イケメンだけど、私は別に趣味じゃないかな~」ギュ
海原「ではこの手を離してもらえませんか?」
麦野「え、えとえと」パラッ
海原「?(メモ?)」
麦野「べ、別にアンタのことが好きな訳じゃないんだからね!」
海原「はぁ、あの、僕そろそろ失礼します」スタスタ
―――
麦野「うん、今回は私が悪かったわ」
浜面「今回〝は〟じゃないけどな」
絹旗「いっそ、超普通でいったらどうですか?」
麦野「む?」
浜面「ぎ?」
フレンダ「の?」
麦野「じゃなくて! あーじゃあ次で最後ね」
41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 03:01:37.61 ID:1tK4ZOQ0
滝壺「むぎの、ナンパは最初が肝心。逆ナンの基本はお姉さんっぽくだからむぎのは自然に行けば間違はない……はず」
絹旗「滝壺さん何でそんなこと超知ってるんですか?」
滝壺「はまづらの雑誌で読んだ」
浜面「いつのまに!?」
フレンダ「結局、浜面もナンパしたかった訳だね」
麦野「よっし、次の勝負行ってくるわ!」
麦野「……」
麦野「ん?」
???「うぉおおおおお! 特売ぃいいいい!!」ダダダ
麦野「(ツンツン頭に黒髪……よっし)」
麦野「ねぇ、そこのおに~さん」ダダダ
上条「はい? 上条さんですか?」ダダダ
麦野「えっと、時間ある?」ダダダ
上条「今は忙しいです!」ダダダ
45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 03:07:05.87 ID:1tK4ZOQ0
麦野「い~じゃんい~じゃんあそぼ~よ~」ダダダ
上条「でも大事な特売が……(走るの結構速いな……)」ダダダ
麦野「ね~オ・ネ・ガ・イっきゃっ」ドテッ
上条「!?」
麦野「いたたたた……」
上条「大丈夫ですか?」
麦野「え?」
上条「ま、特売はいいや。まだ他の店にもあるし」
麦野「あ、ありが痛っ」
―――
3人「「「おぉ~」」」
フレンダ「結局、3度目の正直って訳だね」
絹旗「しかも超優しい人じゃないですか。あれ? 浜面は?」
滝壺「飲み物買いにいった」
―――
上条「ん? 足、血が出てますよ」
麦野「えー? あ、本当だ」
上条「このハンカチどうぞ。立てます?」
麦野「痛ぁ~ちょっと派手にやりすぎたかな」ボソ
上条「え?」
麦野「ん? 何でもない。ありがと」
58 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:10:18.44 ID:1tK4ZOQ0
上条「で、何か用でせうか?」
麦野「用っていうか……ちょっとナンパを」
上条「ナンパ?」
麦野「そ。ナンパ」
上条「俺を?」
麦野「君を」
―――
浜面「ただいま~っと。お前らの分も買ってきたぞ」
絹旗「浜面にしては超気が利きますね」
浜面「ん? 成功したの? ってアイツどっかで見たような……」
滝壺「はまづら、お知り合い?」
浜面「知り合いっていうか前に殴られたような」
滝壺「はまづらを殴るなんて10年早い。ちょっと殴ってくる」ムカムカ
浜面「大丈夫だから! ってか10年後には殴っていいの!?」
―――
上条「え~っと、上条さんこういうの初めてです」
麦野「そう? 結構カッコイイのに~」
上条「あ、ありがとうございます (なんだろう)」
麦野「んじゃあ、どっかお茶しにいこうか。奢ったげるよ」
上条「それはありがたいです(すごく嬉しい場面のはずなのに)」
御坂「……」
上条「……(悪い予感しかしない!!!)」
59 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:18:57.42 ID:1tK4ZOQ0
麦野「んと、名前は上条君だっけ?」
上条「はい、上条当麻っていいます」
麦野「私は麦野沈利。よろしくね当麻君」スッ
上条「あ、はい(まぁ悪い人じゃなさそうだし)」ギュ
麦野「……ねぇ」
上条「はい?」
麦野「もしかして、彼女とかいる?」
上条「え? いえ、いませんけど」
麦野「そっか。ふふっ」ギュ
上条「えぇ!? 突然どうしたんですか!?」
麦野「いいじゃない腕を組むくらい。それに上手く立てないから杖代わりってことで」ニヤッ
御坂「!?」
―――
絹旗「うわ、腕組むなんて麦野超大胆です」
フレンダ「結局、女は度胸って訳だね」
浜面「ていうか、もう怖くて見てられない」
滝壺「どういうこと?」
浜面「後ろの方、常盤台の制服がすっげぇ目で睨んでる」
4人「「「「…………」」」」
4人「「「よし、(超)逃げよう(ましょう)」」」
62 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:29:00.54 ID:1tK4ZOQ0
麦野「ここでいい?」
上条「えぇはい、奢っていただけるならもうどこでも」
麦野「苦学生ってやつ?」
上条「まぁ、なんというか……家に1匹飼ってるんで」
麦野「ペット?」
上条「あ、じゃあ2匹か」
麦野「???」
―――
御坂「あ、アイツ……!」
御坂「デレデレしちゃって……しかもあの女1回こっち見たってことは気づいてる?」
御坂「見せつけてくれちゃって!」ビリビリ
白井「お、お姉さま?」
御坂「ここ入るわよ」
白井「でも今日はわたくしと一緒にお買い物を」
御坂「入 る わ よ」
白井「はいですの」
―――
麦野「何頼んでもいいわよ(あ、結局着いて来るんだあの常盤台)」
上条「じ、じゃあこの〈デラックスパフェ〉とか頼んでも……?」
麦野「あら? パフェだったらこっちの〈レベルFIVEスペシャルジャンボパフェ〉の方が色々凄くない?」
上条「え? でもこれってカップル限定ですよ?」
麦野「いいじゃない」
上条「俺なんかとカップルに見られて嫌じゃないですか?」
麦野「全然。あと、敬語じゃなくていいわよ」
上条「じゃあ遠慮なく。そういえば、金持ちってことは高レベルの人?」
麦野「ん~一応、このパフェと一緒」
63 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:35:08.30 ID:1tK4ZOQ0
上条「へ~じゃあビリビリと一緒だ」
麦野「ビリビリ?」
上条「知り合いにもレベル5がいるんですよ」
麦野「ふ~ん(斜め後ろの席からチラチラ見てきてるのがビリビリちゃんかしら?)」
麦野「当麻君はレベルはいくつ?」
上条「いや、俺は無能力者ですよ」
麦野「じゃあ浜面と一緒か」
上条「浜面?(どっかで聞いたような名前だな)」
麦野「じゃ、頼んじゃおうか」
上条「麦野は?」
麦野「私はこれ、シャケ弁」
上条「いやいやいや。駄目でしょう」
麦野「えっ? でも何にも言われないよ?」
上条「とにかく、駄目ですって」
麦野「えー? じゃあこの紅茶で」
―――
上条「おぉ……さすがレベル5、なんともボりューミーだな……」
麦野「えぇ……ここまでとは思わなかったわ」
店員「では写真を撮りますのでパフェを中心に近くにどうぞ」
上条「え?」
麦野「あら、ここに書いてあるわ」
上条「[2人の想いを写真に]……パフェでやることじゃないんじゃ」
65 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:44:25.77 ID:1tK4ZOQ0
麦野「じゃ、当麻君。あ~ん」スッ
上条「えっ!?」
麦野「あれ? こういうものじゃないの?」
店員「いえいえ。さ、彼氏さんもどうぞ」
上条「っじゃあ……(何だこれ公開処刑か? 恥かしすぎる……!)」
上条「む、麦」
麦野「沈利」ボソ
上条「え?」
麦野「カップルらしくしないとね。だから下の名前で呼んで」
上条「し、沈利」スッ
店員「はい、撮りますよー」カシャッ
麦野「写真ってどのくらいでできます?」
店員「お会計の際お渡しします。それではごゆっくりどうぞ」
麦野「ふふっ」ニコニコ
上条「(沈利楽しそうだし、いっか……って俺今『沈利』って)」
66 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 19:54:24.29 ID:1tK4ZOQ0
上条「じゃ、いただきます」
麦野「この紅茶、なかなかおいしいわ」ズッ
上条「うわクリームが崩れ……今度はこっちが!」
麦野「ふふふ」ニコニコ
―――
御坂「(な、なななな、なによアイツ!)」
白井「あ、お姉さま! このカップル限定の〈レベルFIVEスペシャルジャンボパフェ〉というのを……」
御坂「……(ちょっとナンパされたくらいでデレッデレしちゃって……わ、私だって『あ~ん』ってやりたいのに)」
白井「……(……無視が一番辛いですの)」
御坂「あーもう! ヤケ食いよ!!」
白井「! で、ではこのパフェを」
御坂「すいません、ここからここまで全部! あとこっからここまでテイクアウトね。お持ち帰り!」
店員「わ、わかりました(て、店長ぉぉおおおおお!!)」
白井「(わたくしは負けませんのぉぉぉおおおおお!!!)」
68 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 20:03:46.51 ID:1tK4ZOQ0
麦野「じゃ、手伝ったげる……ムグ、甘くておいしいわね」
上条「量が多いけどな」モグモグ
麦野「ふふっ頑張れっ」
上条「え? お手伝いもうおしまい!?」
麦野「じゃ、はい。あ~ん」スッ
上条「うぇ!? (こ、これって間接キスってやつじゃ)」
麦野「ん~?」グイッ
上条「あ、あ~ん」パクッ
麦野「ふふっ間接キス」
上条「!! ゲホッゲホッ」
麦野「ホント、からかい甲斐があるな~」
上条「(な、なんか遊ばれてる……?)」
上条「あ、そういえば大学生? 歳はいくつ?」
麦野「」ピタッ
上条「?」
麦野「ふふふふふ(そういえばあのもやし、35とかぬかしてたわね……ふふふ)」
上条「あ、いえ、な、なんでもないです」モグモグモグモグ
69 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 20:14:22.18 ID:1tK4ZOQ0
――
上条「ふぅ、なんとか食べきった」
麦野「へ~すごい。あ」ズイッ
上条「ん?」
麦野「……」ペロッ
上条「!!??!!!???」
麦野「頬、ついてたわよ」ツン
上条「あ、あ、ありがとう」
麦野「じゃ、出ましょうか」
―――
白井「も、もう食べられませんの……」
御坂「く~ろこっ。はい、あ~ん」
白井「あ、あ~んですの(嬉しいのに! 嬉しいのにぃぃいいい!!)」
御坂「あ、あれ?」
白井「どうかしました?」モッシャモッシャ
御坂「ううん、なんでもない(あいつらどこいったんだろ)」
70 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 20:18:40.33 ID:1tK4ZOQ0
-外-
麦野「……ごめんね」テクテク
上条「え?」テクテク
麦野「急いでたのに……それにせっかく時間まで割いてもらったのにその理由が適当なナンパなんて」テクテク
上条「いや、俺は楽しかったしいいよ。むしろ俺なんかと居て沈利は楽しかったか?」ピタッ
麦野「私は…… (『沈利』……)」テクテク
麦野「私も」クルッ
麦野「楽しかった」ニコッ
上条「っ」ドキッ
麦野「この写真、大切にするね。今日はありがとう。さようなら」テクテク
上条「あぁ!」
―――
白井「おねーさま……」
御坂「これ追加!」ムッシャムッシャ
白井「おねぇさまぁああああ!!」
72 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/06(木) 20:27:06.18 ID:1tK4ZOQ0
麦野「(上条当麻……か)」
麦野「(良い人っぽかったけど無自覚であぁいうこと言ってそう)」クスッ
麦野「(……本当にいい人。ヒーローみたいな、そんな人)」
麦野「(だから、私には眩しすぎるかな)」
prrrr prrrr
麦野「はい。はい。わかりました。えぇ、〝仕事〟ですね。(ホントは『さようなら』じゃなくて『またね』って言ってやるつもりだったのに…………)」
麦野「……」
麦野「ん?」
麦野「あ (ハンカチ……)」
麦野「(ふふっ。また会わなきゃいけなくなったね)」クスッ
麦野「またね、当麻君」
終
書き溜めでは終わりだけど、不完全燃焼気味だ……
すいません、もう少しだけお付き合いください。書かせてください。
あと、ネタとかあったら提供お願いします。
とりあえず今回の投下は終了します
<<とあるアイテムの恋愛物語-恋の爆弾と窒素装甲- | ホーム | 澪「部室の前にドッスンがいる・・」 >>
コメント
No title
よかった
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |