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金糸雀「ゴールドエクスペリエンスッ!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 22:37:31.52 ID:KFpVCPA60 [1/28]
「627回の失敗を乗り越え、ついに真紅たちの居場所をつきとめたかしらー!」

「うふふ、いるいる、いるかしら…真紅に、雛苺、翠星石に蒼星石まで!」

「これで一気に4つもローザミスティカが手に入るかしら!」

「ただ問題なのは、妹たちとは358時間7298分の前からの知り合いだけど…」

「未だにカナはその能力を知らないってことかしら…」

「薔薇乙女一の策士金糸雀の頭脳、偵察力を持ってしても彼女らのスタンドの秘密がわからないとは流石といったところかしら」

「いくら薔薇乙女のDIO様こと最強・金糸雀といえども、ドールズ4人を一度に相手にして勝算はないわ」

「一人一人誘い出す必要があるわね…」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 22:40:07.00 ID:KFpVCPA60
―桜田家―

くんくん「まさか…カメジロウさん…!」

カメジロウ「私は最初から、仲間になんかなっていないさ」

雛苺「くんくんあぶなーーーーい!!!」

真紅「聞こえないわ。黙って見なさい」

雛苺「くんくーん!!!!」

真紅「まさか、カメジロウさんが裏切るなんて…」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 22:42:19.12 ID:KFpVCPA60
翠星石「あがりですぅ!久しぶりに1番ですぅ!」

蒼星石「ふふ、君は…真紅たちと一緒にくんくんは見なくていいの?」

翠星石「蒼星石だってどうなんですか?」

蒼星石「僕は別に…」

翠星石「なら一緒に大富豪やってるほうが楽しいですぅ!」

のり「このゲーム、単純だけど面白いのよねぇ」

翠星石「特に勝てる試合は格別ですぅ!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 22:45:18.49 ID:KFpVCPA60
雛苺「今日のくんくんもすごかったのー!」

真紅「さてと、もうこんな時間だわ。部屋に戻りましょう」

雛苺「あのねーきのう巴がねー」

ガサッ

真紅「…?」

雛苺「う?どうしたの?真紅」

真紅「なにかしら、今の音は」

雛苺「音…?」

真紅「あの部屋(鏡のある部屋)からするわね…ということは…」

真紅「まったく、こんな時間にやめて欲しいわ」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 22:49:48.05 ID:KFpVCPA60
真紅「雛苺、蒼星石を呼んで頂戴」

雛苺「わかったのー!」

蒼星石「どうしたんだい?真紅。大富豪に入れて欲しいなら直接言えば…」

真紅「今向こうで物音がしたのよ。何かいるわ」

蒼星石「また水銀燈?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 22:52:16.94 ID:KFpVCPA60
真紅「可能性は高いわ。でも、絶対じゃあない。もしかしたらネズミかもしれない。見えない敵に気を使うのは面倒なのよ」

蒼星石「彼女は…恐ろしいからね」

真紅「音が聞こえたのはついさっきよ。2分前でいいわ。「再生」してちょうだい」

蒼星石「わかったよ。でも本当に水銀燈なら、非常に危険だよ。はっきり言って僕のムーディブルースじゃあ彼女は倒せない」

真紅「『苦戦する』の間違いでしょう?戦う前から弱気な発言はやめて頂戴」

蒼星石「とにかく、どうするのさ」

真紅「影に入らなければいいだけよ。懐中電灯を持っていくわ。それで見えるはずよ」

蒼星石「じゃあ、行こうか」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 22:56:07.79 ID:KFpVCPA60
蒼星石「2分どころか、5分、10分とやってみたけど誰もいないようだけど?」

真紅「おかしいわね…確かにこっちで物音が…」

蒼星石「気のせいじゃないのかい?」

真紅「この真紅が?気のせい?冗談はやめて頂戴」

蒼星石「じゃあなんなのさ」

雛苺「真紅、トイレじゃないの?」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:00:28.78 ID:KFpVCPA60
翠星石「いい度胸じゃないですか…翠星石を呼び出すなんて」

金糸雀「ふっふっふ…思った以上にうまく独りになってくれたかしら…
    ピチカートの偵察で真紅と雛苺が部屋から出たところでトイレから侵入する。
    真紅はその音に必ず気づき、長年の因縁から『また水銀燈ね』と考えるはず…。
    そして次に考えることは、『水銀燈が鏡から出てきた』
    つまり鏡の部屋を探す…その隙にカナはトイレの窓から出て表に回り…翠星石を呼ぶ…。
    蒼星石までうまくいなくなってくれたのは嬉しい誤算かしら」

翠星石「金糸雀…言っておきますが翠星石はお前に呼ばれて『何か用があるのかな』って思って出てきたわけじゃあないですぅ」

翠星石「お前の能力は知らねーですが、翠星石はなにがあっても負けない絶対的な自信があるからこそ誘われたんですぅ」

金糸雀「ドールズはみんな、能力にかかわらずそんな自身を持ってるかしら。
     でも、優劣はある、つまり戦えばどちらかが負けると言うことかしら」

翠星石「言うまでもなく、それは金糸雀ですぅ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:04:26.10 ID:KFpVCPA60
バッ!

金糸雀「これが貴女のスタンドねッ!」

翠星石「ふっふっふ…飛んで避けてしまいましたね…」

金糸雀「!?」

翠星石「その!恐怖の顔!その顔が翠星石は見たかったんですぅ!!」

金糸雀「あ…お父様から貰った大切な体が…」

翠星石「おーっほっほっほっほっほっほ!!!」

金糸雀「カビて…る…?」

翠星石「私のグリーンディは無敵ですぅ!!!!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:08:57.02 ID:KFpVCPA60
翠星石「翠星石は鞄に乗って高みの見物ですぅ!」

金糸雀「待ちなさい翠星石…!」バッ

金糸雀「えっ…?傘で飛ぶのは危険ですってピチカート。グリーンディの攻撃を避けたとき翠星石は飛んで避けてしまったと言った。
    そして下に落ちたらカビが生えた。カビが生える条件は落下することの可能性が高いから飛ぶのは危険…確か似そうね」

翠星石「どうしたんですぅ?そんなところに這いつくばっていては、いつまで経ってもローザミスティカは手に入らないですぅ!」

金糸雀「GEの射程ではあそこまで届かない…行くしかないかしら」バッ

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:13:20.75 ID:KFpVCPA60
金糸雀「ゴールドエクスペリエンスッ!」

翠星石「落下せずに空中で戦うなんて到底無理な話…どんどんカビて行くですぅ…
     カビまみれになったお前を壊すことなど簡単なことですぅ!」ドグシャア!

翠星石「!?」

金糸雀「次に貴女は『なんで私がダメージを』と言うわ」

翠星石「なんで…私がダメージを」グシャ

金糸雀「髪飾りをカビにして体に貼り付けたかしら。殴ったダメージは貴女に行く…そして」

金糸雀「かしらかしらかしらかしらかしらかしらかしらかしらかしらかしらかしら!!!!」

翠星石「ヤッダーバァァァ!」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:17:56.93 ID:KFpVCPA60
蒼星石「翠星石…どこに…」

真紅「ムーディブルースで見たのは意外にも金糸雀…まさか翠星石が」

蒼星石「グリーンディは無敵だ…そうやすやすと翠星石が負けるとは思えない」

真紅「でも、私たちの誰一人、金糸雀の能力は知らないわ」

蒼星石「なら真紅は!翠星石が倒されたとでも言うのかい!」

真紅「そうは言ってないわ。とにかく、追うわよ」

蒼星石「金糸雀だからとほうっておかずに、あの時さっさと追えばよかった…!」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:20:48.55 ID:KFpVCPA60
金糸雀「…来るかしら。カナは一時退散かしら!」


蒼星石「翠星石!!!!」

真紅「ローザミスティカが…ない」

蒼星石「………」

真紅「まさか…金糸雀が…」


真紅「…? 蒼星石? 雛苺…?」

真紅「どこに行ったの、貴方たち」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:24:00.75 ID:KFpVCPA60
金糸雀「ふっふっふー。まんまと外にやってきて、今頃お姉ちゃんにフルボッコにされてるころかしら」

金糸雀「!?」

金糸雀「どうして、あなたがここに…?」

雛苺「金糸雀こそ、どうしてこんな時間にこんなところに…?」

金糸雀「カナはこの時間はいつも散歩をしてるかしらー!」

雛苺「そう。実はヒナもね、散歩の途中なの。なんて」

金糸雀「ゴールドエクスペリエンスッ!」

バーーーーンッ!

雛苺「この世の時間は消し飛ぶの」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:26:43.10 ID:KFpVCPA60
金糸雀「!? えっ…!?」

雛苺「翠星石を壊したの、カナなの…?」

金糸雀「なんのことかしら…?」

雛苺「蒼星石のムーディブルースで金糸雀が再生されたわ…そして庭には翠星石が…。さらに、こんなところに貴女はいたの」

金糸雀「ムーディブルース…?」

雛苺「これはもう、偶然とは言わせないの」

金糸雀「再生…蒼星石の能力ね。仲間の能力を話すなんて、雛苺は三流以下かしら」

雛苺「関係ないのよ?これからジャンクになる金糸雀になにを話そうと」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:30:49.07 ID:KFpVCPA60
金糸雀「ゴールドエクスペリエンスッ!」

雛苺「キングクリムゾンッ!」

バーーーン

雛苺「石を殴って…一体何のつもりなの…?」

雛苺「石が…ちょうちょに?」

雛苺「きれいなの…」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:31:43.57 ID:KFpVCPA60
金糸雀「…!? 蝶々が…!カナが生み出すつもりでいた蝶々がすでに!」

雛苺「待つのー!」

金糸雀「雛苺が蝶々に夢中になってる間に…ゴールドエクスペリエンスで殴る!」

金糸雀「!? いない!?」

雛苺「ヒナはね、無敵なの」

金糸雀「時を…ぶっ飛ばしてる…」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:34:05.05 ID:KFpVCPA60
雛苺「ヒナは誰にも負けないのよ?でもね、本当は戦いなんて好きじゃないの」

金糸雀「…?」

雛苺「ヒナは、誰も傷つけたくないの」

金糸雀「雛苺…貴女…」

雛苺「金糸雀…もうやめるの、こんなこと」

金糸雀「わかったかしら…翠星石のローザミスティカ、返すわ」

雛苺「! みんなの所へ戻るの!金糸雀」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:35:41.23 ID:KFpVCPA60
金糸雀「ところで、雛苺、今日のくんくんは見たかしら?」

雛苺「え?どうして今そんな話を?」

金糸雀「カシラァ!」ドグシャア!

メコッ!

雛苺「え…どうして、かな」

金糸雀「このカナには夢があるかしら」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:39:07.85 ID:KFpVCPA60
金糸雀「私たちは生まれたときから殺し合う宿命にあるかしら。信じるなんてやっぱり三流以下だわ、雛苺」

雛苺「」


真紅「どこに行ったの、貴方たち」

水銀燈「ほんとにほんとにおばかさぁん」

真紅「貴女…蒼星石を話しなさい」

水銀燈「いいわよぉ…ただし、ローザミスティカを貰ってからねぇ」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:42:23.54 ID:KFpVCPA60
真紅「あの子のスタンド ブラックサバスは、夜、外で戦うにはあまりに危険…最悪ね」

水銀燈「うふふふ。薔薇乙女一の策士、その言葉、飾りじゃないのよぉ」

真紅「! 貴女たち、グルだったのね」

水銀燈「気付かないなんておばかさぁん。さてと、ローゼミスティカを…  !!」

水銀燈「貴女…いつの間に…」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:44:24.40 ID:KFpVCPA60
真紅「ローザミスティカをペラペラにしたわ。その形じゃあ取り込めない…私を倒さない限りは」

水銀燈「…簡単なことじゃあないのぉ。貴女をジャンクにするなんて。もうすでにジャンクみたいな貴女を!」

真紅「うるさいわね…この出来損ない人形!ソフトマシーン!」

水銀燈「おばかさぁん。私は貴女の射程なんて知り尽くしてるの。気をつけなさぁい」

真紅「う…やっぱり影の中で戦うのは厳しいみたいね…ぐ…」

水銀燈「あはははははは!そのまま魂を引きずり出してあげるわぁ!」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:45:51.99 ID:KFpVCPA60
水銀燈「!?」

真紅「なにを攻撃しているのかしら?」ドン!

水銀燈「ぐ…この水銀燈が…」

真紅「だわだわだわだわだわだわだわだわだわだわだわだわ!!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:48:59.80 ID:KFpVCPA60
水銀燈「あれは…ムーディブルースが変装していた真紅だったのね…目を覚ましていたなんて…だけどねぇ」

真紅「!?」

水銀燈「今のでかなりのダメージを負ったわぁ」

真紅「いつのまに…どうしてあんなところに『ハエ』が…」

水銀燈「あなたもダメージを受けてるじゃなあい!!あははははは!!!」

金糸雀「大丈夫かしら、お姉ちゃん」

水銀燈「当たり前でしょう。私を誰だと思ってるのぉ?」

金糸雀「そうよね。蒼星石は?」

水銀燈「もうとっくに気絶させてあるわぁ」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:52:06.49 ID:KFpVCPA60
金糸雀「真紅が消えた…!?」

水銀燈「自分の体をペラペラにして隙間に逃げただけよぅ」

金糸雀「隙間ということは影があるわ。ブラックサバスで終えないのかしら?」

水銀燈「そうなんだけど、どうやら家の中に入ったようねぇ」

金糸雀「家の中には明かりがある…かしら」

水銀燈「そういうことよぉ」

金糸雀「家に…入るかしら」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:53:42.92 ID:KFpVCPA60
金糸雀「お姉ちゃん…?」

金糸雀「お姉ちゃん!?どこ!?」

金糸雀「まさか…真紅の能力!?」

ブーン

金糸雀「あのときのハエが…タンスの当たりをうろうろしてるかしら…」

金糸雀「このタンスの中に…お姉ちゃんと…真紅が」

金糸雀「ゴールドエクスペリエンスッ!」バンッ!

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:56:21.15 ID:KFpVCPA60
糸雀「沈黙の鎮魂歌!」バキバキバキ!

真紅「…!!」

真紅「タンスを…よく…私がこのタンスにいるとわかったわね」

金糸雀「お姉ちゃんが教えてくれたかしら…。カシラァ」バギッ

真紅「おぶっ…!」

金糸雀「かしらかしらかしらかしらかしらかしらかしらかしらかしらかしらッ!」

真紅「」

金糸雀「レクイエムは静かに奏でられる…かしら」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/14(金) 23:59:13.70 ID:KFpVCPA60
水銀燈「蒼星石のローザミスティカの形も元に戻って…さて…カナ」

金糸雀「…」

水銀燈「どうするのぉ?このローザミスティカを賭けて、私と壊し合いをするのぉ?」

金糸雀「お姉ちゃんは、アリスになりたいのかしら」

水銀燈「当然じゃなあい。アリスになるためなら、あなたを壊す覚悟もあるわよぉ」

金糸雀「よかったかしら」

水銀燈「…?」

金糸雀「カナのローザミスティカ、お姉ちゃんにあげるかしら!」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/15(土) 00:00:34.84 ID:IEePyb7y0 [1/2]

水銀燈「え…?なにを言ってるの…?あなた、アリスになるのが夢なんじゃあ…」

金糸雀「ううん。違うの。カナの夢はね。お姉ちゃんをアリスにすることかしら!」

水銀燈「え…」

金糸雀「覚えてるかわからないけど、私が作られたときお姉ちゃん泣いてたわ。私は完璧じゃないのかって。
    カナは今まで、幸せだったわ。お姉ちゃんも優しくしてくれたし、みっちゃんと一緒で楽しかったし、
    妹たちも私のことをよく覚えてなかったけど、でも楽しかった」

水銀燈「…」

金糸雀「でも、お姉ちゃんは違う。お父様が必要だと思うから。…かしら」

水銀燈「貴女…」

金糸雀「だから、ローザミスティカはお姉ちゃんにあげるから、アリスになって欲しいかしら!」

おしまい

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/15(土) 00:01:15.39 ID:IEePyb7y0 [2/2]
初SSなのでgdgdでした。ごめんなさい
読んでくれてありがとうございました

Tag : ローゼンメイデン

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