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上条「小萌せんせええええええ!!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 20:57:50.74 ID:2ocQGn0g0 [1/42]
土御門「おはよーだにゃー」
青ピ「あぁ、おはよう土御門くん」
土御門「ん?何読んでるだにゃー?」
青ピ「あぁ、これ?これは催眠術の本やで」
土御門「催眠術?それってインチキじゃないのかにゃー?」
青ピ「いやいや!昨日テレビでやってたんやって!マジで効くらしいで」
土御門「おはよーだにゃー」
青ピ「あぁ、おはよう土御門くん」
土御門「ん?何読んでるだにゃー?」
青ピ「あぁ、これ?これは催眠術の本やで」
土御門「催眠術?それってインチキじゃないのかにゃー?」
青ピ「いやいや!昨日テレビでやってたんやって!マジで効くらしいで」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:01:34.27 ID:2ocQGn0g0 [2/42]
土御門「それは心理掌握とかそういう系の能力じゃないのかにゃー」
青ピ「そういうのとはまったく別もんらしいねん」
土御門「ふーん。まぁ俺は興味ないけどにゃー」
青ピ「そんなさみしい事言わんと、実験台になってくれへん?」
土御門「いやだぜい!そんなインチキみたいなの」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:03:47.38 ID:2ocQGn0g0
土御門「そんなんは上やんにやったらいいんだにゃー。あいつきっと単純だから引っ掛かるぜい」
青ピ「土御門くんに試して効いたらホンマもんやん!なぁやらしてえな!」
土御門「まぁいいけどにゃー」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:06:39.69 ID:2ocQGn0g0
青ピ「ならこの五円玉をじーーっと見つめといてな」
土御門「わかったぜい」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:09:59.65 ID:2ocQGn0g0
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:12:19.08 ID:2ocQGn0g0
土御門「…効かないみたいだぜい」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「話聞けよ!全然効いてないにゃー」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「話聞かんかい!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:15:34.18 ID:2ocQGn0g0
青ピ「あかんなー全然効かんわ」
土御門「そういうのはかけられる側が信じてないとダメらしいにゃー」
青ピ「まさか土御門くん!信用してへんな?」
土御門「まったくしてないにゃー」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:18:36.78 ID:2ocQGn0g0
青ピ「それじゃーあかんわー。あー誰かかかるやつおらんかな~」
上条「おはよーっす。何してんだ二人とも」
青ピ「上やん!さっそくやけどこの五円玉じーっと見つめてくれへん?」
上条「なんだなんだー?催眠術か何かですかー?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:24:29.62 ID:2ocQGn0g0
土御門「昨日テレビでやってたらしいんだぜい」
上条「いいぜー俺は右手もあるし絶対かかんねーよ」
青ピ「ほないくで。あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「ははは、効かないって」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「んー?効かんなー。はっはっはー」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:28:24.32 ID:2ocQGn0g0
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「ぜ、全然効いて…ないぜ…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「お、おかしいな…眠気が…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「く、くそ…ね、ねむ・・・」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:32:16.90 ID:2ocQGn0g0
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「zzz…」
土御門「効いてる!効いてるにゃー!」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「zzz…」
青ピ「あなたh――土御門「効いてるって言ってんだろうが!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:37:10.60 ID:2ocQGn0g0
土御門「す、すごいにゃー」
青ピ「ホンマに効くとは思えへんかったわ…」
土御門「で、この後はどうするんだぜい?もう起こした方が…」
青ピ「いや、この状況を使わない手はないで…」
上条「zzz」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:42:34.80 ID:2ocQGn0g0
青ピ「上やん、ええか?上やんは起きたらむしょーーに僕らになんかおごりたくなるんやで?」
上条「zzz…お…ご…る…?」
土御門「なるほどー青ピ、よく考えたにゃー」
青ピ「五つ数えて僕が手叩いたらそうなるんやで?ええな?5,4,3,2,1、ハイッ!」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:48:58.74 ID:2ocQGn0g0
上条「むぐっ…あれ?俺なんで寝てたんだ?」
土御門「おはようだにゃー上やん」
青ピ「上やん。なんか喉乾いてんけど」
上条「おう!じゃあ飲みもん買ってくるわ!」
土御門「もちろん…上やんの金でだよにゃー?」
上条「あたりめえだ!」
青ピ「じゃあ僕アクエリアス~」
土御門「俺はコカコーラゼロで頼むぜい」
上条「わかった!すぐ買ってくる!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:51:46.05 ID:2ocQGn0g0
タッタッタッ
土御門「すごい…すごすぎるで青ピ!」
青ピ「ホンマや…これで僕も能力者やー!!!」
土御門「いや能力とは別もんって自分で言ってたにゃー」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:54:50.53 ID:2ocQGn0g0
上条「はぁ…はぁ…買ってきたぞほら」
青ピ「サンキュー」
土御門「ありがたいにゃー」
青ピ「ほらほら上やん。この五円玉見つめて」
上条「わかった」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「zzz…」
土御門「はやっ!」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:58:28.28 ID:2ocQGn0g0
土御門「青ピ…あんまやりすぎると上やん破産するぜい?」
青ピ「わかってるて。もう金は使わせへんよ。その代わりめっちゃええこと思いついてん」
青ピ「誰かこのクラスの中で上やんと付き合いたい奴おらんかー!?あ、妹おるやつ限定やでー」
え?
何言ってんの?
上条君と…?ゴクリ…
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:03:49.58 ID:2ocQGn0g0
土御門「青ピ…お前まさか…」
青ピ「そうや…上やんを生贄にしてクラスメイトの妹と付き合う…最強のプランや!」
土御門「青ピ…恐ろしい子…!だにゃー」
わ、私五つ離れた妹居るけど…
私双子の妹いる!
私も私も!
青ピ「並んで並んでー。あっ、妹の写メとかあると嬉しいねんけどー」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:08:24.97 ID:2ocQGn0g0
吹寄「馬鹿じゃないのまったく」
土御門「あれ?委員長は興味ないのかにゃー?」
吹寄「全然」
青ピ「ほなじゃんけんしてやー」
最初はグー!ジャンケンポン!ジャンケンポン!ジャンケンポン!
………
……
姫神「わたしが。勝った」
青ピ「お、姫やんかー。って妹おるんか?」
姫神「妹はいない。でも。あなた好みのロリっこの知り合いは。数人いる」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:11:35.26 ID:2ocQGn0g0
青ピ「ほな、上やんの前に立って」
姫神「うん」ドキドキ
青ピ「上やんええか?上やんは起きて最初に見た人のことが好きで好きでたまらなくなるんやで?」
上条「zzz…好…き…」
姫神「…」ドキドキ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:14:25.68 ID:2ocQGn0g0
青ピ「五つ数えて僕が手叩いたらおきんねんで?わかったか?」
姫神「ドキドキ」
青ピ「5,4,3,2,1、ハイッ!」
小萌「はーい、ホームルーム始めるのですよー」
青ピ「あっ」
土御門「あっ」
姫神「えっ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:17:05.43 ID:2ocQGn0g0
上条「うーん…あっ小萌先生…もうホームr……!!!」
青ピ「あっあかん!」
小萌「上条ちゃん起きました?ホームルームはじm」
上条「小萌せんせえええええええ!!!!好きだああああ!!!」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:22:54.46 ID:2ocQGn0g0
小萌「ちょ、ちょっと落ち着いて…」
上条「落ち着いていられますか!先生!!好きだ!」
青ピ「落ち着けって、上やん!せや、この五円玉見つめてなー」
上条「せんせええええええ!!」
土御門「周りが見えてないにゃー…」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:25:47.80 ID:2ocQGn0g0
青ピ「どうしたらええんや…」
土御門「しょうがないにゃー。上やん、ちょっとこっち向け」
上条「なんだよお前まで!この愛は止められねえんだよ!」
土御門「オラァァァァ!!」
上条に思いっきり腹パンする土御門
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:27:31.18 ID:2ocQGn0g0
上条「うぐッ…小…萌…せ・・・ん・・・・」
土御門「手間かけさせやがって」
青ピ「えらいこっちゃやで」
小萌「青髪ちゃん、土御門ちゃん…一体これはどういうことなんですか…」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:33:31.86 ID:2ocQGn0g0
青ピ「実はですね…」
全てを説明する土御門と青髪
小萌「そんなことが…でも上条ちゃんの右手で頭を触ればその能力は打ち消せるんじゃないですか?」
土御門「そういえば…ぶん殴ることなかったにゃー」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:36:09.72 ID:2ocQGn0g0
のびている上条の右手を頭に乗せる小萌
小萌「これで万事解決なのです!」
青ピ「はぁ…えらいことしてもうたな…」
土御門「上やん。殴って悪かったにゃー。とっとと起きるぜよ」
上条「zzz…」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:40:38.31 ID:2ocQGn0g0
青ピ「寝てるで…」
土御門「ほーら、上やん。起きるぜよ」
上条「zzz…」
青ピ「もしかして…」
青ピ「上やん、僕が五つ数えて手叩いたら起きるんやで?ええか?5,4,3,2,1、ハイッ!」
上条「むっ・・・は、腹がいてえ…」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:46:08.71 ID:2ocQGn0g0
すんません
もうちっと続くんですが少し考える時間をください
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:09:24.04 ID:2ocQGn0g0
あー考えれば考えるほど思いつかねえ
御坂とか出していい?
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:16:56.79 ID:2ocQGn0g0
放課後――
上条「あー今日は散々な日だったぜ、腹はいてえし昼飯代がいつの間にか減ってるし…」
青ピ・土御門(それはこっちのセリフでもあるんやで(だぜい))
青ピ「なー土御門くん。最後に上やんに飯おごってもらっても悪いことあれへんよな」コソコソ
土御門「そうだなー。どっちにしてもこれでラストにするぜよ」ヒソヒソ
青ピ「あー疲れた。上やんそこのベンチ座ろうや」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:18:55.83 ID:2ocQGn0g0
上条「そうだなー」
ベンチに腰掛ける3人
青ピ「なぁ上やん。この五円玉見つめてや」
上条「あーなんだそれ」
青ピ「ええからええから」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:24:01.28 ID:2ocQGn0g0
青ピ「上やんは今日の俺らに晩飯おごりたくなってくる~」
上条「うーん…ばん…めし…」
青ピ「ほいっ、飯3人分買っといで」パンッ
上条「うーん…あぁ…なんか腹減ったな~よしっ!今日は上条さんがおごってやるよ!」
青ピ「サンキュー、俺コンビ二でええわ。500円分くらいなんか買ってきてや」
土御門「俺も頼むにゃー」
上条「まかせろー」タッタッタッ
美琴「見たわよ…」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:27:58.58 ID:2ocQGn0g0
美琴「あの…すみません」
青ピ「んー?その制服常盤台やないの!お嬢様が俺らに何の用やー?」
美琴「さっきの見てたんですけど…」
土御門(この子確か…)
土御門「君も催眠術使いたいのかにゃー?」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:31:17.30 ID:2ocQGn0g0
美琴「はい…あの…別にあいつがどうこうってわけじゃなくて」
青ピ「あいつ?あー上やんのこと?お嬢ちゃんも上やん病の病人ですかー?」
美琴「べ、別に…」
青ピ「ええでええで。この本と5円玉あげるわ」
美琴「ほ、ほんとですか!?」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:32:47.54 ID:2ocQGn0g0
青ピ「その代わり…」
美琴「はい?」
青ピ「常盤台の女の子紹介してや!それで手うったるわ!」
美琴「わ、わかりました!是非!」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:38:05.84 ID:2ocQGn0g0
美琴(でも私の知り合いで彼氏いない子…黒子はダメだし初春さんと佐天さんは常盤台じゃない…)
美琴(湾内さんと泡浮さんも…ダメかなぁ…土御門…も常盤台じゃないしなぁ…)
美琴「あの…常盤台じゃないんですけどメイド学校に通ってる女の子じゃダメですか?」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:41:10.72 ID:2ocQGn0g0
青ピ「全然ええよ!」
土御門「メイド…」ピクッ
土御門「もしかしてその子繚乱家政女学校じゃないのかにゃー?」
美琴「はい、そうですけど」
土御門「もしかして土御門って名前じゃないよなァ?」ギロリッ
美琴(えっ…もしかして…知り合い…?)
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:43:37.87 ID:2ocQGn0g0
美琴「ち、違います!そういえばあの子彼氏いたっけなぁ…」
土御門「なーんだそれならいいんだにゃー」
青ピ「ホンマ?それならあかんな~」
美琴(ええい、もう黒子でいいや!)
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:47:25.85 ID:2ocQGn0g0
美琴「あっ!彼氏いない友達いました!ちょっと電話してみますね!」
prrrrr
黒子「もしもしお姉さまですの?」
美琴「黒子、アンタ彼氏欲しくない?」
黒子「私はお姉さま以外興味ありませんの!ましてや殿方との恋愛にはいっさい興味ありません!」
美琴「ホントー?じゃあかっこいい高校生の男の人にあんたのアドレスと番号教えとくから!」
黒子「ちょ、お姉さま私の話聞いてますの!?」
美琴「バイバーイ」
プツッ
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:53:33.88 ID:2ocQGn0g0
美琴「okみたいです!」
青ピ「ホンマ?じゃあ赤外線しようや。あっお姉ちゃんの番号も一応教えてー」
美琴「わかりました!」
美琴(ごめん黒子!後で埋め合わせするから…)
……
…
青ピ「おっ、来た来た。じゃあお邪魔もんはここらでおさらばするとしますかーなぁ、土御門くん」
土御門「えー、上やんが買ってくる飯はどうするんだにゃー」
青ピ「僕がおごったるさかいええやん!土御門くんの飯代だけで常盤台の女の子と仲良くなれるなら全然ええし!」
土御門「ゴチになるにゃー」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:57:14.01 ID:2ocQGn0g0 [42/42]
青ピ「じゃあ頑張ってやー」
美琴「はい、ありがとうございます」
青ピ「ええよええよ。さーて常盤台のかわい子ちゃんとメールしよかなー」
土御門「上やんは手ごわいぜい。まぁせいぜいがんばるんだにゃー。第3位のレールガンさん」
美琴「はい!ってばれてるー!?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:01:44.91 ID:MABTvaUP0 [1/32]
……
…
美琴「あいつが帰ってくる前に一通り読まないと…」
「紐で吊るした五円玉を相手の前で揺らして相手が昏睡状態に陥ったら要求を告げます。
その後相手の目の前で手を叩くと相手はその要求通りに動いてくれます。念を込めれば込めるほど相手は従順になります。」
美琴「こんなんでいいの?…でもあの青髪の人は成功してたし…」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:06:15.57 ID:MABTvaUP0 [2/32]
「もう一度相手の前で手を叩くと催眠術は解けます。簡単でしょう?」
美琴「簡単だけど…私が成功するとは限らないわよね。誰かで一回試したいわ」
ほーら、もう帰るわよ
やだー!!まだ遊ぶのー!
美琴「ん?こーら、ママの言うことはちゃんと聞きなさい」
子供「やだー!もっと砂のお城大きくするんだーい!!」
美琴(この子で試してみるか…)
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:11:22.89 ID:MABTvaUP0 [3/32]
美琴「ほーらボク、この5円玉見つめてごらん」
子供「えー、お姉ちゃんが遊んでくれるのー?」
美琴「そうよー。ほーら、君はママの言うことが聞きたくてしょうがなくなってくる~ママの言うことが聞きたくてしょうがなくなってくる~」
美琴「はいっ!」パンッ
子供「うーん…」
もう帰るわよ~ママご飯作らないといけないんだから
子供「うん!僕おうち帰る!ママのお手伝いもするー」
美琴(き、効いてる~!!!)
子供「お姉ちゃんばいばーい」
美琴「バイバーイ。ママの言うことちゃんと聞くのよ」
美琴(これならいける!!!)
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:18:02.45 ID:MABTvaUP0 [4/32]
……
…
上条「おーい、あれ?土御門と青ピは?」
美琴「あの二人なら帰ったわよ」
上条「えー…せっかく飯買ってきたのに…」
美琴「それよりちょっと話があるんだけど」
上条「ダメだ!俺はあいつらに晩飯おごらなきゃいけないんだよ!それより優先することなんて何一つないんだ!どけ御坂!」
美琴「」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:20:06.88 ID:MABTvaUP0 [5/32]
美琴(そっか…こいつは今あの青髪の人の催眠術にかかってるんだっけ…それなら…)
パンッ
上条の前で手を叩く美琴
上条「へっ?あれ?俺はなんでこんなに大量の飯持ってんだ?」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:22:36.78 ID:MABTvaUP0 [6/32]
美琴「知らないわよ。あんたが一人で食べようとしてたんじゃないの?」
上条「それにしてもこの量…俺一人じゃ食いきれねえぞ」
美琴「あ、あたしが一緒に食べてあげてもいいわよ?」
上条「…」
美琴「…」(あれ?これなら催眠術いらないんじゃない?)
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:27:39.44 ID:MABTvaUP0 [7/32]
上条「っざけんな!なんでお前におごらなきゃいけないんだよ!いつもの迷惑料としておごってもらいたいくらいだ!それだったらインデックスに食わすわい!」
美琴「あ、あ、あんたってやつはああああ!!」
上条「バッバカやめろ、今右手がふさがって、ふんぎゃーーー!!!!」
ビリビリビリビリ
上条「」
美琴「最低出力にしてあげただけありがたく思え!」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:35:11.79 ID:MABTvaUP0 [8/32]
上条「ホントだ…あんま痛くねえ」
美琴「ったく…とりあえず座ったら?」
上条「おう…ったく、今日は上条さんの16年の人生で一番不幸な日だぜ」
美琴(なら今日を一番幸せな日にしてやるわよ…!)
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:39:08.65 ID:MABTvaUP0 [9/32]
上条「ふぅ…」
美琴「あんたちょっとこの五円玉見つめてよ」
上条「おっ?なんだ?催眠術か?はっはっは、上条さんはそんなもんにかかりませんよ」
美琴「いいから!この五円玉を見つめて!」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:42:05.12 ID:MABTvaUP0 [10/32]
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「はっはっは、かからないってのに」
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「子供だましだなぁー今時そんな古臭い…あれ…?」
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「おかし…い…な…」
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「ぜ、全ぜ…眠く…な…」
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「zzz…」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:46:21.78 ID:MABTvaUP0 [11/32]
美琴「ね、眠ったのかしら?」
上条「zzz…」
美琴「やったー!第一段階はクリアね…次は…私のことを好きにさせるのね…」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:52:47.83 ID:MABTvaUP0 [12/32]
美琴「あんたは目を覚まして一番最初に見た人のことが好きで好きでたまらなくなってしまう~」
美琴「その人と結婚したいほど好きになってしまう~」
美琴「わかった?」
上条「zz・・すき・・・けっこん・・・」
美琴「よしよし、かかってる…念を込めて…はぁぁぁぁぁぁぁーっっっっ!!!!」
美琴「ハイッ!」パンッ
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:59:35.73 ID:MABTvaUP0 [13/32]
上条「ン…はぁ…」
美琴「ねえ当麻…」
上条「み、み、み、み、みさかああああああああああああ!!!!」
美琴「な、なによ」
上条「好きだああああ!頼む!一発やらせてくれ!」
美琴「はぁ!?ここ公園よ!?」
上条「関係ねえよ!!カァンケイねェェんだよォォォ!!」
美琴「そのセリフはどっかの能力者思い出すからやめて!」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:03:08.64 ID:MABTvaUP0 [14/32]
上条「なぁ頼むよ!!マジでマジで!」
美琴「ここじゃダメだってのに!」
上条「はぁぁっぁ!もう我慢できねええええ!」
美琴「バカ!チャック下ろすな!」
美琴(そうだ・・・ここは一回…)
パンッ
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:04:42.85 ID:MABTvaUP0 [15/32]
上条「うっ…」
美琴「はぁ…なんなのよ…ちょっと効きすぎでしょ…」
上条「みさかああああああああ!!!」
美琴「解けてねええええええええ!!!!!」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:10:10.15 ID:MABTvaUP0 [16/32]
美琴「なんなのよおおおおおおおおおお」
パンッ
上条「うっ…」
美琴「ハァハァハァ…」
上条「みことおおおおおおお!!!!!」
美琴「こいつどーにかしてえええええええええ!!!!!!」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:12:12.25 ID:MABTvaUP0 [17/32]
美琴「なんで…なんで解けないのよおおおお!!」
美琴「そういえば…」
>念を込めれば込めるほど相手は従順になります
美琴「念込めすぎたああああ!!!」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:14:23.59 ID:MABTvaUP0 [18/32]
美琴「あーっ!!右手で触られてるからレールガンも出せない!!」
美琴「こうなったら!」
美琴「そりゃ!!」
上条の金的を蹴り上げる美琴
上条「あがっ!!!!」
上条「そ、そこは…はんそ…く…」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:18:19.81 ID:MABTvaUP0 [19/32]
悶絶して気絶する上条
美琴「ハァハァハァ…おさまったみたいね…」
美琴「にしても効きすぎでしょこの催眠術!」
美琴「あたしはもっと普通のイチャイチャがしたかったのに…」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:24:44.32 ID:MABTvaUP0 [20/32]
美琴「ちょっと、アンタ起き…」
美琴「今起こしたらまた襲われるかも…どうしよう…」
美琴「あーっ!!襲われてもしょうがないわよ私のせいだし!」
美琴「初体験が公園…しかもレイプ気味…」
美琴「いいか…好きな人だし…」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:30:24.25 ID:MABTvaUP0 [21/32]
美琴「ほら!起きなさいよ!」
上条「むぐ…いてええええ!!」
美琴「だ、大丈夫?」
上条「上条さんの上条さんがああ…」
美琴「ご、ごめんなさい…」
上条「え?なんでお前が謝るんだ?」
美琴(あっ…解けてる)
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:39:42.82 ID:MABTvaUP0 [22/32]
上条「いたたたた…」
美琴「…大丈夫?病院いく?」
上条「いやそこまでじゃないけどさ。お前意外と優しいんだな」
美琴「え?」
上条「見直したよ。局部痛がってる男に優しくできるなんてさ、普通の女の子なら引くぜ」
美琴「まァそれは…」(私のせいだし)
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:41:52.54 ID:MABTvaUP0 [23/32]
上条「じゃあ俺帰るから、お前も気を付けてな」
美琴「うん…ありがと」
……
…
美琴「こんなもんに頼らなくても…あいつはきちんと私のこと考えててくれてるのね…」
美琴「…こんなもん!」
ボチャッ
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:44:39.67 ID:MABTvaUP0 [24/32]
その夜――
美琴「ただいま~」
黒子「お姉さま…」
美琴「あっ、ごめんね黒子。あの人からしつこくメールとか電話とか来たりしてない?」
黒子「お姉さま…私お姉さまというお方がいながら…あの方と会って…はじめてを捧げてしまいましたの…」
美琴「ふーん、えっ!?」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:46:25.03 ID:MABTvaUP0 [25/32]
黒子「正直このことをお姉さまに言おうかとても迷いましたの…でもお姉さまには知っていただきたくて…」
美琴「あの青髪野郎…」
美琴「目覚ましなさい!」
パンッ
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:50:46.75 ID:MABTvaUP0 [26/32]
黒子「うぅ…」
黒子「……」
黒子「うがあああああ!!あの青髪いいいいいいい!!
今度会ったらただじゃおきませんの!!!!
お姉さまに捧げるはずだった私のぉぉぉぉ!!!!!!!」
美琴「はぁ…アンタ、今日私と一緒に寝る?」
黒子「はい!はい!是非!黒子のけがれた体をお姉さまに癒していただきたいですの!」
美琴「ふふっ、可愛いやつっ」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:54:28.25 ID:MABTvaUP0 [27/32]
翌朝――
上条「はぁ…まだ腹と股間がいてえや…不幸だ…」
青ピ「おーっす上やん、何しょぼくれた顔してんねん!」
上条「おー、おはようさん…」
青ピ「いやあ昨日は最高やったで!常盤台の上玉とよろしくできたんやからなぁ!」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:55:37.35 ID:MABTvaUP0 [28/32]
上条「そうかい…そりゃよかったな」
青ピ「最高やで!もう世界中の女は僕のもんやな!」
上条「…」
青ピ「上やん?」
上条「…」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:56:27.09 ID:MABTvaUP0 [29/32]
青ピ「かーみやん」
パンッ
上条「!!」ピクッ
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 02:01:21.09 ID:MABTvaUP0 [30/32]
上条「青ピ…お前って…結構可愛いよなぁ…」
青ピ「な、なにゆーてん上やん…僕そういう趣味ないで?」
上条「お前にはなくても…俺 は お 前 が 好 き な ん だ よ おおおおおおおお!」
青ピ「ちょ―待て上やん!何で僕のズボン下ろしてんねん…ま、待って…ア、アッー!!!!」
姫神「すごく。情熱的。」
終わり
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 02:04:04.83 ID:MABTvaUP0 [31/32]
終わりだぜええええええええ
小萌先生全然出てこなかったあああああああ
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 02:16:30.23 ID:MABTvaUP0 [32/32]
実はこのss元ネタがあります
バナナマンとおぎやはぎが出してる「epoch tv square」ってDVDにほぼ同じコントが収録されてます
土御門「それは心理掌握とかそういう系の能力じゃないのかにゃー」
青ピ「そういうのとはまったく別もんらしいねん」
土御門「ふーん。まぁ俺は興味ないけどにゃー」
青ピ「そんなさみしい事言わんと、実験台になってくれへん?」
土御門「いやだぜい!そんなインチキみたいなの」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:03:47.38 ID:2ocQGn0g0
土御門「そんなんは上やんにやったらいいんだにゃー。あいつきっと単純だから引っ掛かるぜい」
青ピ「土御門くんに試して効いたらホンマもんやん!なぁやらしてえな!」
土御門「まぁいいけどにゃー」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:06:39.69 ID:2ocQGn0g0
青ピ「ならこの五円玉をじーーっと見つめといてな」
土御門「わかったぜい」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:09:59.65 ID:2ocQGn0g0
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:12:19.08 ID:2ocQGn0g0
土御門「…効かないみたいだぜい」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「話聞けよ!全然効いてないにゃー」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
土御門「話聞かんかい!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:15:34.18 ID:2ocQGn0g0
青ピ「あかんなー全然効かんわ」
土御門「そういうのはかけられる側が信じてないとダメらしいにゃー」
青ピ「まさか土御門くん!信用してへんな?」
土御門「まったくしてないにゃー」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:18:36.78 ID:2ocQGn0g0
青ピ「それじゃーあかんわー。あー誰かかかるやつおらんかな~」
上条「おはよーっす。何してんだ二人とも」
青ピ「上やん!さっそくやけどこの五円玉じーっと見つめてくれへん?」
上条「なんだなんだー?催眠術か何かですかー?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:24:29.62 ID:2ocQGn0g0
土御門「昨日テレビでやってたらしいんだぜい」
上条「いいぜー俺は右手もあるし絶対かかんねーよ」
青ピ「ほないくで。あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「ははは、効かないって」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「んー?効かんなー。はっはっはー」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:28:24.32 ID:2ocQGn0g0
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「ぜ、全然効いて…ないぜ…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「お、おかしいな…眠気が…」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「く、くそ…ね、ねむ・・・」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:32:16.90 ID:2ocQGn0g0
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「zzz…」
土御門「効いてる!効いてるにゃー!」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「zzz…」
青ピ「あなたh――土御門「効いてるって言ってんだろうが!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:37:10.60 ID:2ocQGn0g0
土御門「す、すごいにゃー」
青ピ「ホンマに効くとは思えへんかったわ…」
土御門「で、この後はどうするんだぜい?もう起こした方が…」
青ピ「いや、この状況を使わない手はないで…」
上条「zzz」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:42:34.80 ID:2ocQGn0g0
青ピ「上やん、ええか?上やんは起きたらむしょーーに僕らになんかおごりたくなるんやで?」
上条「zzz…お…ご…る…?」
土御門「なるほどー青ピ、よく考えたにゃー」
青ピ「五つ数えて僕が手叩いたらそうなるんやで?ええな?5,4,3,2,1、ハイッ!」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:48:58.74 ID:2ocQGn0g0
上条「むぐっ…あれ?俺なんで寝てたんだ?」
土御門「おはようだにゃー上やん」
青ピ「上やん。なんか喉乾いてんけど」
上条「おう!じゃあ飲みもん買ってくるわ!」
土御門「もちろん…上やんの金でだよにゃー?」
上条「あたりめえだ!」
青ピ「じゃあ僕アクエリアス~」
土御門「俺はコカコーラゼロで頼むぜい」
上条「わかった!すぐ買ってくる!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:51:46.05 ID:2ocQGn0g0
タッタッタッ
土御門「すごい…すごすぎるで青ピ!」
青ピ「ホンマや…これで僕も能力者やー!!!」
土御門「いや能力とは別もんって自分で言ってたにゃー」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:54:50.53 ID:2ocQGn0g0
上条「はぁ…はぁ…買ってきたぞほら」
青ピ「サンキュー」
土御門「ありがたいにゃー」
青ピ「ほらほら上やん。この五円玉見つめて」
上条「わかった」
青ピ「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「zzz…」
土御門「はやっ!」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:58:28.28 ID:2ocQGn0g0
土御門「青ピ…あんまやりすぎると上やん破産するぜい?」
青ピ「わかってるて。もう金は使わせへんよ。その代わりめっちゃええこと思いついてん」
青ピ「誰かこのクラスの中で上やんと付き合いたい奴おらんかー!?あ、妹おるやつ限定やでー」
え?
何言ってんの?
上条君と…?ゴクリ…
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:03:49.58 ID:2ocQGn0g0
土御門「青ピ…お前まさか…」
青ピ「そうや…上やんを生贄にしてクラスメイトの妹と付き合う…最強のプランや!」
土御門「青ピ…恐ろしい子…!だにゃー」
わ、私五つ離れた妹居るけど…
私双子の妹いる!
私も私も!
青ピ「並んで並んでー。あっ、妹の写メとかあると嬉しいねんけどー」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:08:24.97 ID:2ocQGn0g0
吹寄「馬鹿じゃないのまったく」
土御門「あれ?委員長は興味ないのかにゃー?」
吹寄「全然」
青ピ「ほなじゃんけんしてやー」
最初はグー!ジャンケンポン!ジャンケンポン!ジャンケンポン!
………
……
姫神「わたしが。勝った」
青ピ「お、姫やんかー。って妹おるんか?」
姫神「妹はいない。でも。あなた好みのロリっこの知り合いは。数人いる」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:11:35.26 ID:2ocQGn0g0
青ピ「ほな、上やんの前に立って」
姫神「うん」ドキドキ
青ピ「上やんええか?上やんは起きて最初に見た人のことが好きで好きでたまらなくなるんやで?」
上条「zzz…好…き…」
姫神「…」ドキドキ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:14:25.68 ID:2ocQGn0g0
青ピ「五つ数えて僕が手叩いたらおきんねんで?わかったか?」
姫神「ドキドキ」
青ピ「5,4,3,2,1、ハイッ!」
小萌「はーい、ホームルーム始めるのですよー」
青ピ「あっ」
土御門「あっ」
姫神「えっ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:17:05.43 ID:2ocQGn0g0
上条「うーん…あっ小萌先生…もうホームr……!!!」
青ピ「あっあかん!」
小萌「上条ちゃん起きました?ホームルームはじm」
上条「小萌せんせえええええええ!!!!好きだああああ!!!」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:22:54.46 ID:2ocQGn0g0
小萌「ちょ、ちょっと落ち着いて…」
上条「落ち着いていられますか!先生!!好きだ!」
青ピ「落ち着けって、上やん!せや、この五円玉見つめてなー」
上条「せんせええええええ!!」
土御門「周りが見えてないにゃー…」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:25:47.80 ID:2ocQGn0g0
青ピ「どうしたらええんや…」
土御門「しょうがないにゃー。上やん、ちょっとこっち向け」
上条「なんだよお前まで!この愛は止められねえんだよ!」
土御門「オラァァァァ!!」
上条に思いっきり腹パンする土御門
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:27:31.18 ID:2ocQGn0g0
上条「うぐッ…小…萌…せ・・・ん・・・・」
土御門「手間かけさせやがって」
青ピ「えらいこっちゃやで」
小萌「青髪ちゃん、土御門ちゃん…一体これはどういうことなんですか…」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:33:31.86 ID:2ocQGn0g0
青ピ「実はですね…」
全てを説明する土御門と青髪
小萌「そんなことが…でも上条ちゃんの右手で頭を触ればその能力は打ち消せるんじゃないですか?」
土御門「そういえば…ぶん殴ることなかったにゃー」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:36:09.72 ID:2ocQGn0g0
のびている上条の右手を頭に乗せる小萌
小萌「これで万事解決なのです!」
青ピ「はぁ…えらいことしてもうたな…」
土御門「上やん。殴って悪かったにゃー。とっとと起きるぜよ」
上条「zzz…」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:40:38.31 ID:2ocQGn0g0
青ピ「寝てるで…」
土御門「ほーら、上やん。起きるぜよ」
上条「zzz…」
青ピ「もしかして…」
青ピ「上やん、僕が五つ数えて手叩いたら起きるんやで?ええか?5,4,3,2,1、ハイッ!」
上条「むっ・・・は、腹がいてえ…」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 22:46:08.71 ID:2ocQGn0g0
すんません
もうちっと続くんですが少し考える時間をください
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:09:24.04 ID:2ocQGn0g0
あー考えれば考えるほど思いつかねえ
御坂とか出していい?
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:16:56.79 ID:2ocQGn0g0
放課後――
上条「あー今日は散々な日だったぜ、腹はいてえし昼飯代がいつの間にか減ってるし…」
青ピ・土御門(それはこっちのセリフでもあるんやで(だぜい))
青ピ「なー土御門くん。最後に上やんに飯おごってもらっても悪いことあれへんよな」コソコソ
土御門「そうだなー。どっちにしてもこれでラストにするぜよ」ヒソヒソ
青ピ「あー疲れた。上やんそこのベンチ座ろうや」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:18:55.83 ID:2ocQGn0g0
上条「そうだなー」
ベンチに腰掛ける3人
青ピ「なぁ上やん。この五円玉見つめてや」
上条「あーなんだそれ」
青ピ「ええからええから」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:24:01.28 ID:2ocQGn0g0
青ピ「上やんは今日の俺らに晩飯おごりたくなってくる~」
上条「うーん…ばん…めし…」
青ピ「ほいっ、飯3人分買っといで」パンッ
上条「うーん…あぁ…なんか腹減ったな~よしっ!今日は上条さんがおごってやるよ!」
青ピ「サンキュー、俺コンビ二でええわ。500円分くらいなんか買ってきてや」
土御門「俺も頼むにゃー」
上条「まかせろー」タッタッタッ
美琴「見たわよ…」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:27:58.58 ID:2ocQGn0g0
美琴「あの…すみません」
青ピ「んー?その制服常盤台やないの!お嬢様が俺らに何の用やー?」
美琴「さっきの見てたんですけど…」
土御門(この子確か…)
土御門「君も催眠術使いたいのかにゃー?」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:31:17.30 ID:2ocQGn0g0
美琴「はい…あの…別にあいつがどうこうってわけじゃなくて」
青ピ「あいつ?あー上やんのこと?お嬢ちゃんも上やん病の病人ですかー?」
美琴「べ、別に…」
青ピ「ええでええで。この本と5円玉あげるわ」
美琴「ほ、ほんとですか!?」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:32:47.54 ID:2ocQGn0g0
青ピ「その代わり…」
美琴「はい?」
青ピ「常盤台の女の子紹介してや!それで手うったるわ!」
美琴「わ、わかりました!是非!」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:38:05.84 ID:2ocQGn0g0
美琴(でも私の知り合いで彼氏いない子…黒子はダメだし初春さんと佐天さんは常盤台じゃない…)
美琴(湾内さんと泡浮さんも…ダメかなぁ…土御門…も常盤台じゃないしなぁ…)
美琴「あの…常盤台じゃないんですけどメイド学校に通ってる女の子じゃダメですか?」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:41:10.72 ID:2ocQGn0g0
青ピ「全然ええよ!」
土御門「メイド…」ピクッ
土御門「もしかしてその子繚乱家政女学校じゃないのかにゃー?」
美琴「はい、そうですけど」
土御門「もしかして土御門って名前じゃないよなァ?」ギロリッ
美琴(えっ…もしかして…知り合い…?)
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:43:37.87 ID:2ocQGn0g0
美琴「ち、違います!そういえばあの子彼氏いたっけなぁ…」
土御門「なーんだそれならいいんだにゃー」
青ピ「ホンマ?それならあかんな~」
美琴(ええい、もう黒子でいいや!)
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:47:25.85 ID:2ocQGn0g0
美琴「あっ!彼氏いない友達いました!ちょっと電話してみますね!」
prrrrr
黒子「もしもしお姉さまですの?」
美琴「黒子、アンタ彼氏欲しくない?」
黒子「私はお姉さま以外興味ありませんの!ましてや殿方との恋愛にはいっさい興味ありません!」
美琴「ホントー?じゃあかっこいい高校生の男の人にあんたのアドレスと番号教えとくから!」
黒子「ちょ、お姉さま私の話聞いてますの!?」
美琴「バイバーイ」
プツッ
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:53:33.88 ID:2ocQGn0g0
美琴「okみたいです!」
青ピ「ホンマ?じゃあ赤外線しようや。あっお姉ちゃんの番号も一応教えてー」
美琴「わかりました!」
美琴(ごめん黒子!後で埋め合わせするから…)
……
…
青ピ「おっ、来た来た。じゃあお邪魔もんはここらでおさらばするとしますかーなぁ、土御門くん」
土御門「えー、上やんが買ってくる飯はどうするんだにゃー」
青ピ「僕がおごったるさかいええやん!土御門くんの飯代だけで常盤台の女の子と仲良くなれるなら全然ええし!」
土御門「ゴチになるにゃー」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/12(水) 23:57:14.01 ID:2ocQGn0g0 [42/42]
青ピ「じゃあ頑張ってやー」
美琴「はい、ありがとうございます」
青ピ「ええよええよ。さーて常盤台のかわい子ちゃんとメールしよかなー」
土御門「上やんは手ごわいぜい。まぁせいぜいがんばるんだにゃー。第3位のレールガンさん」
美琴「はい!ってばれてるー!?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:01:44.91 ID:MABTvaUP0 [1/32]
……
…
美琴「あいつが帰ってくる前に一通り読まないと…」
「紐で吊るした五円玉を相手の前で揺らして相手が昏睡状態に陥ったら要求を告げます。
その後相手の目の前で手を叩くと相手はその要求通りに動いてくれます。念を込めれば込めるほど相手は従順になります。」
美琴「こんなんでいいの?…でもあの青髪の人は成功してたし…」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:06:15.57 ID:MABTvaUP0 [2/32]
「もう一度相手の前で手を叩くと催眠術は解けます。簡単でしょう?」
美琴「簡単だけど…私が成功するとは限らないわよね。誰かで一回試したいわ」
ほーら、もう帰るわよ
やだー!!まだ遊ぶのー!
美琴「ん?こーら、ママの言うことはちゃんと聞きなさい」
子供「やだー!もっと砂のお城大きくするんだーい!!」
美琴(この子で試してみるか…)
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:11:22.89 ID:MABTvaUP0 [3/32]
美琴「ほーらボク、この5円玉見つめてごらん」
子供「えー、お姉ちゃんが遊んでくれるのー?」
美琴「そうよー。ほーら、君はママの言うことが聞きたくてしょうがなくなってくる~ママの言うことが聞きたくてしょうがなくなってくる~」
美琴「はいっ!」パンッ
子供「うーん…」
もう帰るわよ~ママご飯作らないといけないんだから
子供「うん!僕おうち帰る!ママのお手伝いもするー」
美琴(き、効いてる~!!!)
子供「お姉ちゃんばいばーい」
美琴「バイバーイ。ママの言うことちゃんと聞くのよ」
美琴(これならいける!!!)
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:18:02.45 ID:MABTvaUP0 [4/32]
……
…
上条「おーい、あれ?土御門と青ピは?」
美琴「あの二人なら帰ったわよ」
上条「えー…せっかく飯買ってきたのに…」
美琴「それよりちょっと話があるんだけど」
上条「ダメだ!俺はあいつらに晩飯おごらなきゃいけないんだよ!それより優先することなんて何一つないんだ!どけ御坂!」
美琴「」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:20:06.88 ID:MABTvaUP0 [5/32]
美琴(そっか…こいつは今あの青髪の人の催眠術にかかってるんだっけ…それなら…)
パンッ
上条の前で手を叩く美琴
上条「へっ?あれ?俺はなんでこんなに大量の飯持ってんだ?」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:22:36.78 ID:MABTvaUP0 [6/32]
美琴「知らないわよ。あんたが一人で食べようとしてたんじゃないの?」
上条「それにしてもこの量…俺一人じゃ食いきれねえぞ」
美琴「あ、あたしが一緒に食べてあげてもいいわよ?」
上条「…」
美琴「…」(あれ?これなら催眠術いらないんじゃない?)
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:27:39.44 ID:MABTvaUP0 [7/32]
上条「っざけんな!なんでお前におごらなきゃいけないんだよ!いつもの迷惑料としておごってもらいたいくらいだ!それだったらインデックスに食わすわい!」
美琴「あ、あ、あんたってやつはああああ!!」
上条「バッバカやめろ、今右手がふさがって、ふんぎゃーーー!!!!」
ビリビリビリビリ
上条「」
美琴「最低出力にしてあげただけありがたく思え!」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:35:11.79 ID:MABTvaUP0 [8/32]
上条「ホントだ…あんま痛くねえ」
美琴「ったく…とりあえず座ったら?」
上条「おう…ったく、今日は上条さんの16年の人生で一番不幸な日だぜ」
美琴(なら今日を一番幸せな日にしてやるわよ…!)
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:39:08.65 ID:MABTvaUP0 [9/32]
上条「ふぅ…」
美琴「あんたちょっとこの五円玉見つめてよ」
上条「おっ?なんだ?催眠術か?はっはっは、上条さんはそんなもんにかかりませんよ」
美琴「いいから!この五円玉を見つめて!」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:42:05.12 ID:MABTvaUP0 [10/32]
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「はっはっは、かからないってのに」
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「子供だましだなぁー今時そんな古臭い…あれ…?」
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「おかし…い…な…」
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「ぜ、全ぜ…眠く…な…」
美琴「あなたは、段々眠くなってくる~」
上条「zzz…」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:46:21.78 ID:MABTvaUP0 [11/32]
美琴「ね、眠ったのかしら?」
上条「zzz…」
美琴「やったー!第一段階はクリアね…次は…私のことを好きにさせるのね…」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:52:47.83 ID:MABTvaUP0 [12/32]
美琴「あんたは目を覚まして一番最初に見た人のことが好きで好きでたまらなくなってしまう~」
美琴「その人と結婚したいほど好きになってしまう~」
美琴「わかった?」
上条「zz・・すき・・・けっこん・・・」
美琴「よしよし、かかってる…念を込めて…はぁぁぁぁぁぁぁーっっっっ!!!!」
美琴「ハイッ!」パンッ
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 00:59:35.73 ID:MABTvaUP0 [13/32]
上条「ン…はぁ…」
美琴「ねえ当麻…」
上条「み、み、み、み、みさかああああああああああああ!!!!」
美琴「な、なによ」
上条「好きだああああ!頼む!一発やらせてくれ!」
美琴「はぁ!?ここ公園よ!?」
上条「関係ねえよ!!カァンケイねェェんだよォォォ!!」
美琴「そのセリフはどっかの能力者思い出すからやめて!」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:03:08.64 ID:MABTvaUP0 [14/32]
上条「なぁ頼むよ!!マジでマジで!」
美琴「ここじゃダメだってのに!」
上条「はぁぁっぁ!もう我慢できねええええ!」
美琴「バカ!チャック下ろすな!」
美琴(そうだ・・・ここは一回…)
パンッ
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:04:42.85 ID:MABTvaUP0 [15/32]
上条「うっ…」
美琴「はぁ…なんなのよ…ちょっと効きすぎでしょ…」
上条「みさかああああああああ!!!」
美琴「解けてねええええええええ!!!!!」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:10:10.15 ID:MABTvaUP0 [16/32]
美琴「なんなのよおおおおおおおおおお」
パンッ
上条「うっ…」
美琴「ハァハァハァ…」
上条「みことおおおおおおお!!!!!」
美琴「こいつどーにかしてえええええええええ!!!!!!」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:12:12.25 ID:MABTvaUP0 [17/32]
美琴「なんで…なんで解けないのよおおおお!!」
美琴「そういえば…」
>念を込めれば込めるほど相手は従順になります
美琴「念込めすぎたああああ!!!」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:14:23.59 ID:MABTvaUP0 [18/32]
美琴「あーっ!!右手で触られてるからレールガンも出せない!!」
美琴「こうなったら!」
美琴「そりゃ!!」
上条の金的を蹴り上げる美琴
上条「あがっ!!!!」
上条「そ、そこは…はんそ…く…」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:18:19.81 ID:MABTvaUP0 [19/32]
悶絶して気絶する上条
美琴「ハァハァハァ…おさまったみたいね…」
美琴「にしても効きすぎでしょこの催眠術!」
美琴「あたしはもっと普通のイチャイチャがしたかったのに…」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:24:44.32 ID:MABTvaUP0 [20/32]
美琴「ちょっと、アンタ起き…」
美琴「今起こしたらまた襲われるかも…どうしよう…」
美琴「あーっ!!襲われてもしょうがないわよ私のせいだし!」
美琴「初体験が公園…しかもレイプ気味…」
美琴「いいか…好きな人だし…」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:30:24.25 ID:MABTvaUP0 [21/32]
美琴「ほら!起きなさいよ!」
上条「むぐ…いてええええ!!」
美琴「だ、大丈夫?」
上条「上条さんの上条さんがああ…」
美琴「ご、ごめんなさい…」
上条「え?なんでお前が謝るんだ?」
美琴(あっ…解けてる)
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:39:42.82 ID:MABTvaUP0 [22/32]
上条「いたたたた…」
美琴「…大丈夫?病院いく?」
上条「いやそこまでじゃないけどさ。お前意外と優しいんだな」
美琴「え?」
上条「見直したよ。局部痛がってる男に優しくできるなんてさ、普通の女の子なら引くぜ」
美琴「まァそれは…」(私のせいだし)
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:41:52.54 ID:MABTvaUP0 [23/32]
上条「じゃあ俺帰るから、お前も気を付けてな」
美琴「うん…ありがと」
……
…
美琴「こんなもんに頼らなくても…あいつはきちんと私のこと考えててくれてるのね…」
美琴「…こんなもん!」
ボチャッ
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:44:39.67 ID:MABTvaUP0 [24/32]
その夜――
美琴「ただいま~」
黒子「お姉さま…」
美琴「あっ、ごめんね黒子。あの人からしつこくメールとか電話とか来たりしてない?」
黒子「お姉さま…私お姉さまというお方がいながら…あの方と会って…はじめてを捧げてしまいましたの…」
美琴「ふーん、えっ!?」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:46:25.03 ID:MABTvaUP0 [25/32]
黒子「正直このことをお姉さまに言おうかとても迷いましたの…でもお姉さまには知っていただきたくて…」
美琴「あの青髪野郎…」
美琴「目覚ましなさい!」
パンッ
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:50:46.75 ID:MABTvaUP0 [26/32]
黒子「うぅ…」
黒子「……」
黒子「うがあああああ!!あの青髪いいいいいいい!!
今度会ったらただじゃおきませんの!!!!
お姉さまに捧げるはずだった私のぉぉぉぉ!!!!!!!」
美琴「はぁ…アンタ、今日私と一緒に寝る?」
黒子「はい!はい!是非!黒子のけがれた体をお姉さまに癒していただきたいですの!」
美琴「ふふっ、可愛いやつっ」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:54:28.25 ID:MABTvaUP0 [27/32]
翌朝――
上条「はぁ…まだ腹と股間がいてえや…不幸だ…」
青ピ「おーっす上やん、何しょぼくれた顔してんねん!」
上条「おー、おはようさん…」
青ピ「いやあ昨日は最高やったで!常盤台の上玉とよろしくできたんやからなぁ!」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:55:37.35 ID:MABTvaUP0 [28/32]
上条「そうかい…そりゃよかったな」
青ピ「最高やで!もう世界中の女は僕のもんやな!」
上条「…」
青ピ「上やん?」
上条「…」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 01:56:27.09 ID:MABTvaUP0 [29/32]
青ピ「かーみやん」
パンッ
上条「!!」ピクッ
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 02:01:21.09 ID:MABTvaUP0 [30/32]
上条「青ピ…お前って…結構可愛いよなぁ…」
青ピ「な、なにゆーてん上やん…僕そういう趣味ないで?」
上条「お前にはなくても…俺 は お 前 が 好 き な ん だ よ おおおおおおおお!」
青ピ「ちょ―待て上やん!何で僕のズボン下ろしてんねん…ま、待って…ア、アッー!!!!」
姫神「すごく。情熱的。」
終わり
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 02:04:04.83 ID:MABTvaUP0 [31/32]
終わりだぜええええええええ
小萌先生全然出てこなかったあああああああ
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/13(木) 02:16:30.23 ID:MABTvaUP0 [32/32]
実はこのss元ネタがあります
バナナマンとおぎやはぎが出してる「epoch tv square」ってDVDにほぼ同じコントが収録されてます
<<唯「あずにゃん、どうして私の足ばかり見るの?」 | ホーム | 和「え、、けいおん部廃部になったんだ」>>
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