2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

唯「ラブレターが下駄箱の中にあったよ!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 01:51:54.13 ID:pc1KRiTWO [1/54]
律「ほ、本当か?」

唯「うん!」

澪「でも…ここは女子高だぞ」

唯「あ…………」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 01:54:58.12 ID:pc1KRiTWO [2/54]
梓「とりあえず読んで見たらどうですか?」

唯「うん、そうだね」ビリッ

紬「………………」

唯「うわぁ達筆だねこの人」

律「見せて見せて」

唯「や、やだよぉ」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 01:58:22.21 ID:pc1KRiTWO
唯「えーと…………」

律「どうだ?」

唯「まだ全部読んで無いよ…」

律「見せろよ~」

唯「恥ずかしいからダメ~」

律「じゃあ早く読んで」

唯「うん……………」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:01:00.43 ID:pc1KRiTWO
唯「よーし読んだよ」

紬「…………どうだった?」

唯「感想言うの?恥ずかしい!」

梓「でも一体誰が唯先輩にラブレターを…」

澪「男の先生とかじゃないか?」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:04:13.97 ID:pc1KRiTWO
律「教師と生徒の禁断の恋!」

唯「先生かぁ~それは無いと思うんだけどねぇ」

梓「なんでですか?」

唯「このラブレターには同じ三年生って書いてあるんだよ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:08:03.56 ID:pc1KRiTWO
澪「やっぱり…女の子から…」

律「そうとしか考えられないよなぁ…」

梓「唯先輩はどうなんですか?」

唯「え?何がぁ?」

梓「女の子と付き合う事ですよ」

唯「私はあずにゃんに抱き付いたりしてるけどそれは無いよぉ~」

律「だよな~」

紬「…………………」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:10:58.64 ID:pc1KRiTWO
唯「言ったら悪いけど流石に気持ち悪いよね…」

澪「まぁ…一般人の意見なんかそんな物だしな」

律「しかし誰が出したんだろうな~」

梓「本当ですよね」

紬「ごめんなさい少しトイレ行って来るわね」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:14:04.85 ID:pc1KRiTWO
律「あぁ、顔色が少し悪いぞムギ?」

紬「えぇ…少し体調が優れなくて」

唯「ムギちゃん大丈夫?」

紬「本当に大丈夫よ」

唯「熱があるのかな?」ピトッ

紬「ゆ、唯ちゃん」

唯「熱は無いみたいだね!」

紬「えぇ……」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:17:16.12 ID:pc1KRiTWO
紬「それじゃあトイレ行ってくるわね」

ガチャバタン

梓「大丈夫なんですかね?」

律「少し心配だな…」

唯「目が潤んでたし…病気じゃないといいな」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:23:41.90 ID:pc1KRiTWO
紬「…………唯ちゃん」

紬「やっぱり……同性愛なんて…気持ち悪いわよね…そう考えるのが普通だよね…」

紬「ぐすっ………ラブレターなんて出さなければよかった」ポロポロ

紬「………唯ちゃん」ポロポロ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:27:23.87 ID:pc1KRiTWO
紬「でも…唯ちゃんを見ると……心が苦しいの」

紬「あんな…ラブレターなんて…ひぐっ…」

紬「………唯ちゃんとデートしたり……二人で手を繋いで…学校を帰りたい」

紬「………今日わかったわ…それは無理なのね」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:29:57.98 ID:pc1KRiTWO
・・・・職員室

紬「失礼します…さわ子先生はいらっしゃいますでしょうか?」

教員「あーわかった呼んで来るから少し待っててね」

紬「はい………」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:33:30.09 ID:pc1KRiTWO
さわ子「あら?どうしたの?」

紬「いえ…少し体調が優れ無いので早退しようかと思いまして…」

さわ子「本当?大丈夫?」

紬「いえ…今も頭が少し…」

さわ子「うーんわかったわ今日は家に帰ってゆっくり休んでおいで」

紬「はい、ありがとうございます」

さわ子「気をつけて帰ってね」

紬「はい……」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:37:38.02 ID:pc1KRiTWO
紬「はぁ…………」

紬「でも…名前書かないでよかった…」

紬「私が唯ちゃんの事を好きなのがバレたらきっと唯ちゃんいつも通りに接してくれない…」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:40:16.39 ID:pc1KRiTWO
ガチャ

唯「あ…ムギちゃん…じゃない」

さわ子「悪かったわね私で」

律「さわちゃん今日もムギのお菓子を食べに来たのか?」

さわ子「あれ?聞いて無いの?早退したわよ」

梓「ほ、本当ですか?」

さわ子「本当よ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:43:25.19 ID:pc1KRiTWO
澪「やっぱり体調が優れないって言ってたから」

唯「心配だね…帰って電話かけてあげよ」

律「そう言えばさわちゃん今日、唯がラブレター貰ったんだぞ」

さわ子「ほ、本当に?見せて」

唯「恥ずかしいから嫌だよぉ…」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:47:56.95 ID:pc1KRiTWO
さわ子「いいから見せなさいよ~」

唯「い、嫌だよぉ!」

さわ子「減るもんじゃないしほら!ほら!」

唯「は…離して…」ビリッ

さわ子「あ………」

唯「あ……酷いよさわちゃん」

さわ子「ご、ごめんなさい唯ちゃん」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:50:49.98 ID:pc1KRiTWO
唯「書いてくれた人に悪いよ…」

さわ子「ごめんね唯ちゃん」

律「でも、このラブレター書いた人ってさ女なんだぜ」

さわ子「本当?」

唯「うん………」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:54:54.20 ID:pc1KRiTWO
さわ子「唯ちゃんはこのラブレターに対してどう思ってるの?」

唯「私あまりそー言う事に興味が無いし…この書いた人には悪いと思うけど気持ちには答えられない」

梓「そうですよね…」

唯「うん…」

さわ子「そうよね~私、仕事があるから行くわね」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 02:58:58.55 ID:pc1KRiTWO
・・・・・夜

唯「ムギちゃん大丈夫かな…電話かけて見よ」

紬『……もしもし』

唯「あ…ムギちゃん大丈夫?」

紬『え…えぇ大丈夫よありがとう唯ちゃん』

唯「ううん!私達は友達じゃん!」

紬『……えぇ、そうね』

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 03:02:35.89 ID:pc1KRiTWO
唯「そう言えばムギちゃんあのラブレター」

紬『え?あ…ラブレターね…』

唯「あのラブレター破けちゃったんだ…初めてもらったラブレターなのに」

紬『…………え?』

唯「でも…初めて貰ったラブレターが女の子からって…あまり嬉し気持ちはしなかったなぁ」

紬『……………』

唯「気持ちは伝わったんだけどね!」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 03:06:05.65 ID:pc1KRiTWO
紬『あの…私…ごめんなさい』

唯「え?」

紬『急がしいの…わざわざ電話ありがとうね』

唯「うん!早く直るといいね」

紬『ありがとう…切るわね』

唯「バイバイ!」ブツッ

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 03:08:15.86 ID:pc1KRiTWO
憂「お姉ちゃんごはん出来たよー」

唯「わかったすぐ行く!」

唯「ムギちゃんやっぱり元気無かったなぁ…」

唯「明日学校行けるのかなぁ…」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[寝ます] 投稿日:2010/05/06(木) 03:13:04.54 ID:pc1KRiTWO
紬「……うぅ……ひぐっひぐっ」ポロポロ

紬「唯ちゃん…ぐすっ……」

紬「ラブレター…出さ無ければよかったのよ…」

紬「………きっと唯ちゃん…気持ち悪がって破いちゃったんだ………」

紬「うっ…うぅぅ……」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 14:26:40.10 ID:pc1KRiTWO
・・・・翌日

唯「みんなおはよう!」

澪「おはよう唯」

梓「今日は早いですね」

唯「うん!あれ?ムギちゃんは?」

律「あぁ…今日は休むらしいぞ」

唯「そうなの?」

律「さわちゃんが言ってたやっぱり体調が悪いって」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 14:31:48.83 ID:pc1KRiTWO
唯「そっかー大丈夫なのかな?」

澪「早く直るといいな」

唯「うん!昨日電話掛けたんだけど…元気無かったもん」

律「私も掛けたけど電話に出なかったな」

唯「本当?多分寝てたんじゃないかな」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 14:36:47.29 ID:pc1KRiTWO
紬「はぁ……学校休んじゃった…」

紬「………みんなに悪い事したな……」

紬「明日は学校行かないと…」

紬「でも唯ちゃんと…何て話したらいいかわからないよ…」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 14:43:37.93 ID:pc1KRiTWO
ジャカジャカジャーン

唯「ふぅ……」

澪「んーやっぱりムギがいないと何か物足りないな」

梓「そうですね…」

唯「ティータイムもまだだしね!」

律「もうそろそろ授業始まるから教室に戻るか」

唯「うん」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 14:50:45.55 ID:pc1KRiTWO
・・・・・・放課後

律「よっしゃー部室に行くぞー!!」

澪「どうしたんだ?そんなに張り切って」

律「ムギがいない分、私が頑張らないとな」

澪「それは私の台詞だ…唯行くぞ」

唯「うん!」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 14:58:06.47 ID:pc1KRiTWO
唯「ほぇ~疲れた」

澪「ティータイムの分の時間を練習に回す事が出来たからな」

梓「いっぱい練習できましたね…」

律「うぅ…ケーキ…紅茶……」

唯「やっぱりムギちゃんがいないと部活に身が入らないね!」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 15:06:21.43 ID:pc1KRiTWO
唯「みんなまたねー」

律「あぁまた明日」

澪「気をつけて帰れよ」

梓「明日もいっぱい練習しましょうねー」

唯「うぅ……」

唯「さぁ…帰ってアイス食べよ!」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 15:11:39.59 ID:pc1KRiTWO
唯「今日のご飯何かなぁ~」

憂「お姉ちゃ~ん!!」

唯「あ……憂!」

憂「よかった追い付いた…一緒に帰ろうよ!」

唯「うん!いーよ!」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 15:20:38.70 ID:pc1KRiTWO
唯「あ…憂」

憂「なぁ~にお姉ちゃん?」

唯「私ラブレター貰ったんだよ!」

憂「わぁ~そうなんだよかったね!」

唯「でも女の子見たいなんだラブレター書いた人」

憂「ほ、本当?」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 15:29:02.34 ID:pc1KRiTWO
憂「お、お姉ちゃんそのラブレターを書いた人と付き合うの?」

唯「付き合わ無いよ!女の子同士で恋愛はしないよ!」

憂「そうだよね!お姉ちゃんラブレター見せてよ」

唯「恥ずかしい!」

憂「兄弟だからいいじゃん!」

唯「うーん…じゃあ憂だけだよ」

憂「ありがとう!」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 15:38:20.51 ID:pc1KRiTWO
憂「ふむふむ………」

唯「どう…かな?」

憂「凄く達筆だね!」

唯「でしょ!私も思ったんだ」

憂「でも……」

唯「なに?」

憂「ううん…何でも無いよ!」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 15:44:56.37 ID:pc1KRiTWO
唯「おかえりー!」

憂「お姉ちゃんアイスがあるよ!」

唯「うん!食べよっーと」

憂「………あ、そう言えばお姉ちゃん今年の年賀状何処にしまったの?」

唯「えーなんで?」

憂「見たいんだお姉ちゃんの年賀状」

唯「待ってて取ってくるから!」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 15:54:42.85 ID:pc1KRiTWO
唯「はい!澪ちゃんの」

憂(これじゃない)

唯「そしてりっちゃんの!」

憂(大吉?これじゃない)

唯「あずにゃんの!」

憂(違う…)

唯「ムギちゃんの!」

憂(……これだ)

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 16:02:46.50 ID:pc1KRiTWO
憂「ねぇ…紬さんと最近話した?」

唯「うん!でも今日学校に来なかったんだよ」

憂「え…なんで?」

唯「体調が悪いんだって!」

憂「そーなんだ…」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 16:22:07.81 ID:pc1KRiTWO
憂「あ…私部屋に戻るね」

唯「うん!アイス食べないの?」

憂「いらないよ二つ食べていいよ」

唯「本当?ありがとう」

憂「全然…大丈夫だよ」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 16:24:04.26 ID:pc1KRiTWO
憂「よいしょ……」

憂「あった…ヘアピン」

憂「こうして……お姉ちゃんに変身!」

憂「これで紬さんを呼び出して…………」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 16:30:38.61 ID:pc1KRiTWO
・・・・・翌日

唯「みんなおはよー!」

澪「おはよう唯」

律「おいーっす」

紬「ゆ、唯ちゃんおはよう……」

唯「あ!ムギちゃん来てたんだ!」

紬「え、えぇ…」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 16:39:49.19 ID:pc1KRiTWO
梓「おはよう憂」

憂「うん、おはよう」

梓「あれ?リボンの色が違うよ三年生のリボンの色だね」

憂「あっ…わっ…お姉ちゃんのと間違っちゃったかなぁ」

梓「珍しいわね」

憂「えへへ…あずにゃん♪」

梓「ど、どうしたの?」

憂「今の私の声お姉ちゃんに似てた?」

梓「うん…似てたけど」

憂「本当に?よかった」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 16:50:59.54 ID:pc1KRiTWO
・・・・・放課後

紬「はぁ……」

唯「ムギちゃんやっぱり体調悪い?」

紬「え…あ…えと………少しトイレに行ってくるわね」

唯「うん!」

紬「すぐ戻るからね」

律「ああわかった」

ガチャバタン

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 16:55:35.46 ID:pc1KRiTWO
紬「はぁ………」

憂「ムギちゃんいる?」

紬「は…え?ゆ、唯ちゃん?」

憂「うん…そーだよ」

紬「ど、どうしたの?」

憂「ちょっとお話ししようよ」

紬「え…えぇ」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 17:12:06.23 ID:pc1KRiTWO
ガチャ

憂「つ……えと、ムギちゃん」

紬「…話しってなに?」

憂「ここじゃ話しづらいから体育館裏に来て」

紬「う、うん…」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 17:18:01.24 ID:pc1KRiTWO
・・・・体育館裏

憂「…………えと」

紬「………………」

憂「あのね、私…ラブレター出したのムギちゃんって気付いたの」

紬「…………うん、ごめんなさい」

憂「な、なんで謝るの?」

紬「不快な思いをさせたと思って…」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 17:24:53.49 ID:pc1KRiTWO
憂「でも嬉しかったよ」

紬「……………気持ち悪いのよね…破いちゃうぐらいに」

憂「気持ち悪く無いよ!……破いちゃったのは…アレだよ!ほら…わざとじゃないんだよ」

紬「………そうなの」

憂「あのね…私の気持ちを伝えるとね」

紬「えぇ………」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 17:32:47.29 ID:pc1KRiTWO
憂「ムギちゃんの気持ちには答えられないの…」

紬「……………ぐすっ」

憂「ごめんなさい…あの…これからも良い友達でいましょう」

紬「うっ……うっうっ……」ポロポロ

憂「…………(傷付け無いように言ったつもりだけど…逆効果だったかなぁ)」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 17:36:23.50 ID:pc1KRiTWO
憂「………(お姉ちゃんなら…きっとあまり上手く言えると思え無いし)」

紬「うっ…うっ…うぅぅ…ひぐっ」ポロポロ

憂「ごめんなさい…泣かないでムギちゃん」

紬「…ひぐっ……えぇ……ありがとう…でも気持ちがスッキリしたわ」

憂「ほ、本当?」

紬「ありがとう唯ちゃん…」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 17:40:57.38 ID:pc1KRiTWO
憂「それじゃあ私先に部室に戻ってるから…」

紬「えぇ……」

憂「バイバイ…」

紬「うん……」

憂「……………」

紬「ありがとう唯ちゃん……」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 17:44:52.57 ID:pc1KRiTWO
ガチャ

唯「あ…ムギちゃん」

澪「大丈夫か?」

紬「えぇ…大丈夫よ唯ちゃん」

唯「なぁに?」

紬「これからも…良い友達でいましょうね♪」

唯「うん!」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/06(木) 17:52:22.85 ID:pc1KRiTWO
―――私と唯ちゃんは友達それ以上にもそれ以下にもなれない。
これは凄く悲しい事だけど…私はこれで満足してる。
時々、唯ちゃんが私に天使な様な笑顔を見せる。
その笑顔を見ると私の心は苦しくなるけれど。
溢れる程の感情を私はグッと我慢して私も唯ちゃんに微笑む。
ありがとう唯ちゃんこれからもいい友達でいましょうね―――




END


160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/07(金) 00:29:57.81 ID:Em+Tq+0wO [1/7]
・・・・体育館裏

憂「…………えと」

紬「………………」

憂「あのね、私…ラブレター出したのムギちゃんって気付いたの」

紬「…………うん、ごめんなさい」

憂「な、なんで謝るの?」

紬「不快な思いをさせたと思って…」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/07(金) 00:32:33.83 ID:Em+Tq+0wO [2/7]
憂「でも嬉しかったよ」

紬「…………本当に?」

憂「うん……ムギちゃんの気持ちが伝わって来て嬉しいかった」

紬「………唯ちゃん」ギュッ

憂「ど、どうしたの?」

紬「一回だけでいいから…唯ちゃんを抱きしめたかった…」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/07(金) 00:36:25.12 ID:Em+Tq+0wO [3/7]
紬「……ご、ごめんなさい…いきなり抱きしめたりして」パッ

憂「ううん…いいよ大丈夫だよ…」

憂(なんか…ドキドキしてる)

紬「…………好き」

憂「…え?」

紬「やっぱり私は唯ちゃんの事好き…諦められないわ」

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/07(金) 00:43:11.68 ID:Em+Tq+0wO [4/7]
憂(こ、告白されちゃった…)

紬「…………やっぱり気持ち悪いわよね」

憂「そ、そんな事無いよ!私も時々だけど…思うもん女の子とつ…付き合って見たいなぁ…って」

紬「……………本当?」

憂「う、うん…男の子の事あまり知らないし…あまり興味が無い…だから良く知ってる女の子と付き合う方がいいかなって……」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/07(金) 00:50:43.83 ID:Em+Tq+0wO [5/7]
紬「それは私じゃダメ?」

憂「……………えと」

憂(ど、どうしよう…)

紬「ねぇ…唯ちゃん」

紬さんは私の手を握り涙を浮かべた瞳で私を見て来た。
その瞳は綺麗で…宝石のみたいだった。
なんでだろう紬さんに手を握られると心が体が熱くなる。

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/07(金) 01:02:29.96 ID:Em+Tq+0wO [6/7]
憂「……………」

紬「……………ダメだよね」ポロポロ

紬さんの綺麗な瞳から涙が溢れ出した。

憂(どうしよう…)

いつの間にか私は紬さんの事を意識してしまっている。

綺麗な瞳…綺麗な唇…吸い込まれるように紬さんの唇に自分の唇を重ね合わせた。

紬「ゆ…いちゃ……ん」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/07(金) 01:08:03.82 ID:Em+Tq+0wO [7/7]
すべてが吹き飛んだ。

私の同性愛に対する不安も何もかもすべて吹き飛んだ。

私は驚いて目を開けたままだった。

唯ちゃんは目を閉じていた。

唯ちゃんの顔がこんなに近くに…しかも私とキスをしている。

私は唯ちゃんを抱きしめた…ずっとこうしていたかった。

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:20:54.15 ID:Em+Tq+0wO
私の体と紬さんの体が密着している。

体の凹凸が温もりが洋服を通じて伝わってくる。

意外と…柔らかい…。

紬「んっ……ふぅ…」

口の中に何かが入ってくる……舌が入ってくる。

憂「……んっ……」

紬さんの舌はピチャピチャと音を立てて私の口の中を踊る。

私も自分の舌を紬さんの舌に絡めた。

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:24:56.52 ID:Em+Tq+0wO
紬「……っぷは」

憂「はぁはぁはぁ」

紬「ごめんなさい…大胆だったかしら?」

憂「………ううん…でも何だろうこの気分」

紬「多分…私も唯ちゃんと同じ気分よ」

憂「………エッチな気分なの?」

紬「え…えぇ…」


185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:30:19.71 ID:Em+Tq+0wO
紬「………どうする?」

憂「……………えと、私は…ムギちゃんの事知りたい」

紬「……私も……私ってエッチなのかな?」

憂「ううん……積極的で…いいと思う」

紬「ありがとう♪」


186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:34:32.06 ID:Em+Tq+0wO
体育館の物置へと私達は来ていた。

ここは運動会用の道具をしまう所であり人も来ない、だから体育系の部室の人が来る事はあまり無いと思う。

私はマットの上に寝転んだ。

紬さんが私の上に被さりまたキスをした。

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:46:26.72 ID:Em+Tq+0wO
紬さんは上着を脱いでいた。

シャツからチラリと見えるブラジャーが私を興奮させた。

紬「んっ…っはぁ」

憂「ふはぁはぁはぁ」

私はキスをする時に息を止めてしまう癖があるらしい。

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:56:24.07 ID:Em+Tq+0wO
紬「………唯ちゃん好きよ」

憂「私も………」

紬「本当に好きよ…」ポロポロ

憂「ど、どうしたの?」

紬「何でも無いわ…」

憂「でも泣いて…………ん」

紬「嬉しいからよ」チュッ

違う本当は悲しいから…今気が付いたよ。

憂ちゃん…どうして唯ちゃんの格好をしているの?

194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:04:43.35 ID:Em+Tq+0wO
憂「ムギちゃん……」

どうして憂ちゃんが唯ちゃんの格好をしているのか分からない。

でも…今さら分かっていても私は自分を止められない。

溢れ出る性欲を私はコントロール出来無い。

憂「………んっ…」

紬「唯ちゃんの胸柔らかいわね…」

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:10:10.79 ID:Em+Tq+0wO
憂「…んんっ……」

紬さんは私のシャツのボタンを外してブラジャーを取り私の胸を舐めた。

憂「うぅっぅ…はぁ~んっんっ」

知らなかった…人から胸を舐めて貰う事がこんなに気持ち良いなんて。


197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:14:51.08 ID:Em+Tq+0wO
紬「気持ち良い?」

憂「う……うん」

紬さんは微笑むと私のスカートの中に手を入れた。

紬「…………指入れるわね」

憂「は、恥ずかしいよ」

紬「それは…お互い様よ薄暗いからあまり見え無いしね」

憂「う、うん…」


198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:28:24.28 ID:Em+Tq+0wO
紬「痛かったら言っね」

憂「うん…」

紬「入れるわよ」ヌプッ

憂「………んっ……」

紬「……動かすわね」

憂「っはぁ……い……」

クチュリクチュリと卑猥な音と何だかよく分からない匂いが部屋全体を包む。

憂「うっ…はぁ…んんんっ………いやっ…」

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:15:11.37 ID:Em+Tq+0wO
憂「んんんっ…はぁんぅっ」

紬「気持ち良い?」

憂「あっ……うぅん」

紬「私もお願いしていい?」

私は紬さんの白く柔らかな太ももに触れた。

紬「ありがとう」

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:18:00.61 ID:Em+Tq+0wO
憂「…んっ…あっ……い、入れて…いい?」

紬「えぇ…」

憂「ん…ん…」ヌプッ

紬「ひゃ………」

憂「…ご、ごめんなさい」

紬「いいのよ…続けていいのよ」


220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:23:40.07 ID:Em+Tq+0wO
紬「…………っ」

憂「はぁっ……」

紬「はぁ…はぁっ…」

憂「わ、私何か変な気分だよぉ」

紬「あっ………んっ…」

憂「凄く何か…変な気分だよぉ……」

222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:29:16.16 ID:Em+Tq+0wO
紬「どっ…んな気分?」

憂「わかんなぁい…よ」

紬「………あぁっ…」

憂「……もっ…もうやめてっ……おしっこが…出そうなの」

紬「そっそうなの…」

紬さんは怪しく笑うと指を激しく動かした。

憂「ダ、ダメだってっばぁ…んんんっ…いやぁっ」

紬さんの制服に何か透明な液がかかったのがわかった。

憂「は、恥ずかしいよぅ…」


223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:32:11.29 ID:Em+Tq+0wO
憂「恥ずかしいよ……」

紬「私はまだよ…イッて無いわ……」

憂「イッて無いってなに?」

紬「後で教えるから…ね」チュッ

憂「う、うんじゃあ続けるね」

紬「………んんっ」


224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:36:27.57 ID:Em+Tq+0wO
紬「あぁぁっ……」

私は初めて自分から紬さんにキスをした。

紬「んんんっ…っはぁ」

溢れた唾液が私の頬を伝って落ちる。

紬「…んっんっっ…はぁっ……」

憂「あの……苦しいの?」

紬「んっ…気持ち良いのよ…」


225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:41:11.13 ID:Em+Tq+0wO
紬「も…っと激しくして…」

憂「う、うん…」

紬「あぁっ…いやっ………私も変な感じ…」

憂「私と同じ感じ?」

紬「いやっ…あぁぁっ…んんんっ…」

憂「おしっこ……えと…イッたの?」

紬「えぇっ制服洗わ無いとね…」

憂「うん……」


226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:45:29.69 ID:Em+Tq+0wO
憂「………えへへ」

紬「どうしたの?」

憂「ううん…私達ってイケない事してるんだね」

紬「ええっ…そうよ憂ちゃん」

憂「うん………ムギちゃん好き」

憂「……………え?今憂ちゃんって…」

228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 15:51:32.87 ID:Em+Tq+0wO
紬「気付いてたわよ…」

憂「……ごめんなさいあの、私お姉ちゃんのフリして…本当にごめんなさい」

紬「いいのよ…私憂ちゃんの事が好きになっちゃったし」

憂「ほ、本当?」

紬「えぇ…これからもいい恋人でいましょうね」

憂「…はい」

231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 16:00:51.23 ID:Em+Tq+0wO
―――妥協はしていない憂ちゃんが唯ちゃんに似ているからじゃない。
私はそう言う理由で憂ちゃんと付き合う事にしたんじゃない。
確かに私は憂ちゃんの事が好き…でも何処が好き?と聞かれると私は一瞬言葉に詰まる。
いや…本当は好きじゃ無いのかも知れ無い。
唯ちゃんの事を忘れる為に憂ちゃんと付き合ったんだと思う―――



END

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)