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唯「タイムスリップ!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:30:25.06 ID:qDqQ4oy60 [1/78]
私、真鍋和は変わった力を持っています。
それは人生に3回だけタイムスリップができるという事です。
1回使うと自分が生きている期間中なら任意の時間に飛べます。
あ、1回というのは往復です。1回使うとちゃんと行って帰っこれます。て
今、人生で2回目のタイムスリップをしようと思います。
2年前のあの時に。
私、真鍋和は変わった力を持っています。
それは人生に3回だけタイムスリップができるという事です。
1回使うと自分が生きている期間中なら任意の時間に飛べます。
あ、1回というのは往復です。1回使うとちゃんと行って帰っこれます。て
今、人生で2回目のタイムスリップをしようと思います。
2年前のあの時に。
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:33:51.87 ID:qDqQ4oy60 [2/78]
2008-04-16-9:00 桜高
唯「なにか始めないと・・・」
和(いたいた・・・)
和(とりあえずあの時が来るまで待たなきゃね)
9:10 掲示板前
和(・・・)
唯「けいおん部か・・・」
唯「うん、いいかも~」
和「あら、何してるの唯」
唯「和ちゃん!えっとねぇ、ちょうど今ね、とりあえずけいおん部ってとこに入ろうかなって思ったところなの」
和「けいおん部って・・・唯大丈夫なの?」
唯「だって軽い音楽でしょ?」
和「何言ってるのよ唯」
唯「ほえ?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:34:51.90 ID:qDqQ4oy60
唯「えええ、そんなの全然知らなかったよ!」
和「入る時はちゃんと調べてから入りなさい。」
唯「そうだね~。私勝手にカスタネットとか想像してたよ~わかりにくいなあもう!」
和「まぁ、入たとしても案外上手くやってけるんじゃない?」
唯「そんな~!バンドなんて私には絶対に無理だったよ~」
和「まったく、唯ったら。」
唯「やっぱり部活やめようかな~」
和「・・・」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:35:52.52 ID:qDqQ4oy60
唯「もう帰宅部でいいかな~なんて。ってあれ?和ちゃん?どこいくの?」
和「もう、トイレよトイレ!」
唯「ごゆっくり~」
スタタタ
和「上手くいったわ。これで唯はけいおん部には入らないはず。」
和「長くいても仕方ないしもう帰った方がいいかもね」
・・・
唯「和ちゃん遅いなー」
和「あら?唯どうしたの一人でそんなところに」
唯「あ、和ちゃん遅かったねー」
和「?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:37:45.08 ID:qDqQ4oy60
2008-05-20-15:30
キーンコーン
唯「やっと終わったよ~和ちゃん、一緒に帰ろ~」
和「ごめん、唯。私今日も・・・」
唯「・・・生徒会だね。わかった。じゃあ私先に帰るね。」
唯(・・・)
律「おっしゃあ!放課後だー!!部活♪部活♪」
澪「まったく・・・はしゃぎ過ぎだぞ律!」
紬「まあまあ。でも澪ちゃんも部活楽しみでしょ?」
律「そーだそーだ!」
澪「部活ってお茶してるだけだろっ!!」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:39:16.34 ID:qDqQ4oy60
唯(あの人たち楽しそうだな・・・)
澪「それに最近は楽器にすら触ってないじゃないか!」
律「まだ始まったばっかじゃんかよー」ブー
唯(楽器?吹奏楽部か何かかな?)
澪「お前がバンドやりたいっていいだしたんじゃないかー!」
唯(バンド・・・?あぁ、もしかして和ちゃんが言ってたけいおん部ってやつかな?)
澪ムギ律「ワイワイ」
唯(さて、帰りますか・・・)
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:40:32.71 ID:qDqQ4oy60
唯「あの・・・」
澪「え?」
唯「そこ通りたいんですけど・・・」
律「後ろから出たらー?」
澪「お、おい、律!」
唯「えっと・・・後ろの方今掃除してて邪魔になるし・・・」
ムギ「はい、どうぞ」
唯「あ、すみませ~ん・・・」
トコトコ
律「・・・なんかぼーっとしたやつだったな」
ムギ「たしか一緒のクラスの平沢さんだったっけ?」
澪「よし!音楽室行って練習するぞ!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:42:22.57 ID:qDqQ4oy60
唯(う~。やっぱけいおん部ってバンドとかやってる人たちだから不良多いのかな?)
唯(あのでこの人怖かったよ~)
16:10 家
唯「ただいま~」
憂「おかえり!おねえちゃん!」
唯「疲れた~うい~アイス~」
憂「はいはい。今持ってくるね」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:43:16.80 ID:qDqQ4oy60
唯「おいし~」
憂「おねえちゃん、新しいお友達とかできた?」
唯「えっとそれがですね~」
憂「だめだよおねえちゃん!和さん以外のクラスのお友達も作らないと!」
唯「え~和ちゃんだけでいいよ~」
憂「和さんだって新しい友達作ってくよ!そんな事言ってたらおねえちゃんぼっちになっちゃうよ!」
唯「憂・・・あ、今日クラスの人とお話ししたよ。」
憂「どんな人だったの?」
唯「なんかけいおん部ってトコの人。扉の前にいたからそこどいてって。」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:47:17.66 ID:qDqQ4oy60
憂「・・・他は?」
唯「それだけ。」
憂「それってお話したって言わないんじゃ・・・」
唯「・・・」
唯「だ、だって今から部活みたいだったしさ・・・!」
憂「おねえちゃんも部活入った方が良かったんじゃない?」
唯「そんな~部活なんて面倒くさいだけだよ~。もし入っても楽な部活じゃなきゃヤダ!」
憂「・・・」
2008-05-21
唯「はぁ。和ちゃん今日は風邪で休みかぁ・・・」
唯「暇だなぁ・・・桜はこんなにきれいなのに・・・」
唯「そうだ、暇だしお外で桜の枝でも拾いにいきますか!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:49:00.26 ID:qDqQ4oy60
支援感謝です。とりあえず見やすく修正しました。
タイムスリップものなんで矛盾が出ても見逃してほしい。
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:50:04.53 ID:qDqQ4oy60
唯「綺麗だな~桜。心まで和むよ~」
唯「~♪」
律「ははは!でさー・・・って、おい、あそこ。桜の木の下。」
ムギ「えっと・・・平沢さん?それがどうしたのりっちゃん?」
律「いやぁ、1人で何してんのかなーって思ってさ。」
澪「しゃがんで何か探してるみたいだな」
律「聞いてみるか」
澪「おい律!あんま人にちょっかいだすなよ・・・」
律「ただ聞くだけだって!」
澪「まったく・・・」
唯「~♪」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:51:23.98 ID:qDqQ4oy60
唯「~♪」
律「おーい」
唯「ん?あ・・・確か同じクラスの・・・」
律「田井中律だよ。1人で何してんのかなーって思ってさ。」
唯「えっとねー、桜の枝集めてるの!」
澪「え?枝・・・?」
唯「うん!きれいな形のを選んで探してるんだー。あと1本で1ダースになるんだよ~」
律「1ダース・・・」
ムギ「ブフッwwwwwwwwwwww」
唯「でもあと1つが見つからないんだよ~」ムー
澪「1ダースって・・・」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:52:11.89 ID:qDqQ4oy60
澪(律、もう教室もどろ!この子変わってるよ)
ムギ(1ダースwwwwwwwwやべwwwツボったwwwwwwwwwwww)
律(まーもうちょっとだけ)
律「あのさー唯。」
唯「なーに?」
律「友達いないの?」
澪(っ!)
ムギ(!!)
唯「え・・・えっと・・・い、うん。いるよ!和ちゃんとかあとえっと・・・」
ムギ「そ、そう!」
澪「じ、じゃーな唯!」
唯「ばいばーい」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:53:03.21 ID:qDqQ4oy60
澪「律!そういうイジメみたいなことはやめろ!」
律「なっ!イジメじゃねないよ!コミュニケーションとっただけじゃん!?」
ムギ「1wwwダースwwwwwwww」
澪「相手の気持ちも考えてやれって・・・」
律「へいへい。それにしてもあの唯ってやつさ」
ムギ「変わってる子だったわね」
澪「確かになんか不思議な雰囲気だしな」
律「でもさ、ああいう奴見るとさ・・・」
澪「見ると?」
律「いやwwなんでもないwwww」
澪「な、なんだよ!教えろよ~!!」
ムギ「ふふふ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:54:55.26 ID:qDqQ4oy60
数日後
モブ「和おはよー」
和「あ、モブちゃんおはよう」
唯「・・・」
和ちゃんも高校の友達をいっぱい作っていました。
生徒会役員つながりで色んな部活の人しりあったみたいです。
あいかわらず私の友達は和ちゃんだけです。
最近は和ちゃんも新しい友達と遊ぶことも多くなってきました。
2008-06-13-12:40
キーンコーン
律「昼休みだー!!」
ムギ「いっしょに食べましょ!」
ヨセヨセ
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:55:50.22 ID:qDqQ4oy60
唯「さて、昼飯にしますか」
和「えっと・・・唯もくる?」
唯「・・・ううん。こっちで食べるからいいよー」
和ちゃんの友達グループ入れてもらっても気まずくなるだけ。
私は自分から和ちゃんの誘いを断るようになってきました。
こういうときは後ろの席が落ち着きます。
律「ゆーいっ!」
落ち着き・・・ます・・・
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:58:58.15 ID:qDqQ4oy60
ガヤ(また律かwwww)
ガヤ(聞き耳聞き耳)
律「何聞いてるんだ?」
唯「え、えっとね~、ウォークマンだよ」
律「そんなの聞いてねえよ。ウォークマンで何聞いてんのかって聞いたんだよ。」
唯「そ、そだよね。はは・・・」
律「まったくwほんっとに 馬 鹿 だよな!唯はww!!」
教室中のいたるところからくすくすと笑い声がもれる。
唯「は、ははは」
律「またな唯!」
唯「ばいばーい」
律「ばいばーいってwwwノリいいなおいwwwwwはい、ばいばいww」
「クスクス」
唯「・・・」
唯「いただきます・・・」パクパク
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:00:59.52 ID:qDqQ4oy60
15:50 放課後 音楽室
澪「まったく!ほんとに律は・・・」
律「なんだよ澪!スキンシップだよスキンシップ!!」
澪「スキンシップっておまえ・・・」
律「だって唯は私の友達だからな」キリッ
ムギ「ププwwwwwwwww」
澪「唯から見てイジメだと思われたらイジメだぞ・・・」
律「だからー、スキンシップだって!」
ムギ「スキンシップね!」
律「おお!ムギはわかってくれるかー!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:03:26.45 ID:qDqQ4oy60
16:10 平沢家
唯「ただいまー」
憂「おかえりおねえちゃん。最近早いね。」
唯「ふ~疲れたよ~。うい~あいす~」
憂「―――――また一人で帰ってきたの?」
唯「―――えっとね、和ちゃんが生徒会の仕事で忙しくてさ・・・」
憂「この時期に生徒会の仕事・・・?」
唯「う、うん。」
憂「おねえちゃん、やっぱり部活入った方がよかったんじゃない?」
唯「え・・・」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:04:24.32 ID:qDqQ4oy60
憂「だっておねえちゃん、最近すごくつまらなさそうだよ?」
唯「そ、そんなことないよ!毎日学校楽しいよ!」
憂「でも毎日ウォークマン充電してるでしょ?毎日電池使いきるほど聞いてるんでしょ?」
唯「それは・・・鞄の中とかでつけっぱなしで・・・」
憂「・・・」
憂「そういえば4月に話したって言ってたけいおん部の人とはどうなの?」
唯「・・・」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:07:50.69 ID:qDqQ4oy60
唯「えっと・・・最近はあんまりしゃべってないかな」
憂「じゃあ誰と話してるの?」
唯「和ちゃん・・・って憂には関係ないじゃん!」
そう言うと唯は勢いよく立ちあがり階段をバタバタと上がっていった。
憂「あ!おねえちゃん!」
唯は自室に戻り、部屋に入ってすぐに普段は締めない鍵をかけた。
唯(けいおん部の人たちなんて嫌いだ・・・いつも私にちょっかいばっかり・・・)
唯(もう放っておいてほしいよ・・・)
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:12:10.50 ID:qDqQ4oy60
数ヵ月後
2008-09-24
唯「もう文化祭の季節かー」
最近の学校は文化祭の準備で大忙しです。当日ライブをするけいおん部も毎日練習してるみたいです。
律「おーっす唯!」
唯「お、おーっす」
ムギ(おーっすwwwwwwwwwww)
律「文化祭のけいおん部のライブ。見に来ないと・・・」
唯「ひっ・・・」
澪「こら律!あの、平沢さん。私たち文化祭でライブやるんだけどさ、よかったら・・・」
唯「う、うん。見にいく!見にいくから!」
唯(見にいくから何もしないで・・・!)
澪「いや、あの、そうじゃなくて・・・」
唯「え・・・?」
ムギ「はい。このポスター。いろんなところに貼って宣伝してほしいの」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:13:35.27 ID:qDqQ4oy60
ムギ「いいかしら?」
澪「みんな部活やってて忙しいしさ・・・友達のお前にしか頼めないんだよ。」
唯「澪ちゃん・・・」
唯「ま、まかせてよ!私いっぱい貼っちゃうよ!」
澪「助かるよ、平沢さん。それじゃあ任せるから。」
唯「うん!」
唯(澪ちゃんはそんなに悪い人じゃなかったんだ・・・)
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:18:43.49 ID:qDqQ4oy60
これをがんばったら澪ちゃんと仲良くなれるかもしれない。
そうしたら嫌がらせも終わるかもしれない。
そう思った私は一生懸命に宣伝しました。
その結果なのかはわかりませんが当日、体育館はお客さんでいっぱいです。
2008-09-27-13:00 桜高文化祭
唯「えっと、体育館ではけいおん部が13:30からライブかぁ・・・」
唯「けいおん部は嫌いだけど・・・澪ちゃんのライブだもん。見にいかなきゃ。」
13:30 体育館
唯「すごい・・・人でいっぱいだよ・・・」
唯「他校の人だけじゃない・・・大人の人や、中学生の人まで・・・」
唯「高校の文化祭ってすごいなー」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:23:54.43 ID:qDqQ4oy60
澪『こんにちは。けいおん部です。けいおん部はこの3人と幽霊部員1人の4人で活躍しています。』
唯「へー4人もいたんだー」
「え?幽霊部員?」
唯「え?」
「いえ・・・すみません。って・・・!?」
澪『じゃあ次行きます。ふわふわタイム!』ジャカジャンジャン
モブ「キャー」
モブ「山中センセイカッコイー」
唯「か、かっこいい・・・かっこいいよ・・・」
唯(やっぱりこの演奏見て来年けいおん部入る子もいるのかな・・・)
唯(3人とも楽しそうだな・・・)
私も何か部活をやっておけばよかった。そう感じた文化祭でした。
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:27:42.75 ID:qDqQ4oy60
文化祭から数か月が翌年の春。
2009-04-09-7:50 通学路
唯「はぁ・・・今日から2年生か・・・クラス替え嫌だなぁ・・・」
トボトボ
8:10 学校
唯「うわ!掲示板すごい人だな~あ、あれは・・・」
律「ま、まーこっちのクラスに遊びにこりゃいいじゃん!」
ムギ「それに部室では一緒なんだし!ね?」
唯「けいおん部・・・」
律「ほら!あと教科書の貸し借りとかもできるぞ?」
澪「う~~~~」
律「って泣くなよ!!」
唯「けいおん部・・・澪ちゃんだけ違うクラスだったんだ・・・」
けいおん部内で忘れ物とかの貸し借りができる。そう聞いてほっとしてしまった自分が少し嫌でした。
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:30:27.58 ID:qDqQ4oy60
唯「和ちゃんと離れちゃったらどうしよう・・・」
唯「でも澪ちゃんのいるクラスだったら・・・澪ちゃんとなら仲良くなれるかもしれないし・・・」
唯「とりあえずクラス分けを見ないと」
唯(よっと・・・ちょっと失礼!失礼しまーす!)
・・・なんてできるわけなく人ごみ無くなるまで待ちました。
唯「えっと私のクラスは・・・えっと2組・・・」
唯「の、和ちゃんは!?」
和ちゃんは1組で澪ちゃんと一緒のクラスでした。
そして私は2年2組。そう、よりにもよって律ちゃんと紬ちゃんのいるクラスになってしまったのです。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:31:45.12 ID:qDqQ4oy60
9:10 2組教室
律「なんだ、また唯と一緒のクラスかー」
唯「そ、そうだね。ははは」
ムギ「今年は1ダース集めないの?」
唯「え・・・」
律「ブフッwwwwちょっとムギwwww今のは不意打ちすぎるだろwwwwww」
ムギ「ごめんなさいりっちゃんwwwwwふふふwwwwwww」
唯「はは・・・」
唯(助けて、和ちゃん・・・)
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:35:58.29 ID:qDqQ4oy60
こんな毎日が続き、そして数日後
2009-05-01 16:00 生徒玄関
律「ほら!こっちこっち!」
梓「なんですかもう~」
唯「・・・?」
ムギ「ほら、この子よw!」
梓「もう!先輩ってば!あ、こんにちはです。」
唯「こ、こんにちは・・・」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:36:41.33 ID:qDqQ4oy60
唯(リボンの色が違う・・・1年生かな?)
律「ぷーくっくっくwwwwww」
ムギ「くすくすwwwwwwwwwwwww」
唯「え?どうしたの・・・」
梓「なんかさっきからずっと2人で笑ってて・・・」
唯「ふ、ふーんそうなんだ。」
律「そうなんだじゃねえよ!」
ベシッ
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:38:01.00 ID:qDqQ4oy60
唯「痛いっ!」
律「なんだよー上履きにも耐えられないのかーwwwwwww」
ムギ「ほら、梓ちゃんもほら!」
律「先輩とか遠慮なんかしなくていいからさ!」
梓「では、いきます!」
ベシッ
唯「痛いっ!」
ベシッベシッベシッ
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:41:12.07 ID:qDqQ4oy60
梓「ふー疲れましたー」
律「ちょっとやりすぎだぞ梓。」
梓「す、すみません・・・」
律「ほら唯。120円。これでジュースでも買ってこい。な?」
唯「・・・」
ムギ「もう、梓ちゃんのせいで脅えてるじゃない!」
梓「すみません・・・」
律「唯、お前も梓殴っていいぞ。」
唯梓「え・・・?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:42:28.52 ID:qDqQ4oy60
唯「そんな・・・できないよ・・・」
律「なんだ?仕返しもできないチキンなのかw?」
唯「違うよ!だってかわいそうだし・・・眼鏡も壊しちゃうかもしれないし・・・」
ムギ「もうそろそろ部室にいきましょ、りっちゃん。澪ちゃんに怒られるわよ。」
律「そうだな。じゃあ梓も行くぞー」
梓「はい、律先輩」
スタスタ
唯「後輩・・・」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:54:33.32 ID:qDqQ4oy60
梓と呼ばれていた青い眼鏡をしたツインテールの少女は悪魔のような先輩達と音楽室へと向かっていきました。
その様子を、私はただ見ていることしかできませんでした。
和ちゃんがいないのをいいことにけいおん部の私へのいじめはエスカレートしていきました。
後輩が入って調子に乗り出したのか、澪ちゃんがいなくて歯止めが利かなくなったのかはわかりません。
本当に辛い毎日です。
登校拒否なんかすれば憂が心配するのでそんなことはできません。
私は一人で悩むことしかできませんでした。
昨年よりも状態が悪くなったことで、去年とは比べ物にならないぐらい酷いイジメのになりました。
そのままなにもできず毎日がすぎていき、そして1年がすぎていきました・・・
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:59:03.55 ID:qDqQ4oy60
2010-04-08 8:00 通学路
和「今日から3年生か。高校生活もあっという間ね。」
和「あら、唯。おはよう。」
唯「お、おはよー和ちゃん。」
和「朝から元気ないわね。」
唯「だって・・・だって・・・春休みが~~~~~」
和「まったく・・・」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:03:29.51 ID:qDqQ4oy60
8:20 掲示板前
唯「や、やった!和ちゃんと同じクラスだ!よかったよ~~」ギュー
和「もう・・・えっと他には・・・あら、結構知り合いいるわね。」
唯(律ちゃんと紬ちゃんも一緒か・・・でも和ちゃんもいるし・・・大丈夫だよね?)
和「ほら、教室にいくわよ」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:08:34.96 ID:qDqQ4oy60
8:30 教室
律「よかったなー澪ー!今年は一緒のクラスになれて!」
澪「ふえ~ん。よかったよ~」
律「おーよしよし」
ムギ「あらあら」
和「けいおん部全員集合って・・・。いったいどんな力が働いたのかしら?」
唯「でも和ちゃんと一緒だから私は嬉しいよ~」ギュー
和「もう!なんなのよさっきから!」
ガラララ
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:11:25.89 ID:qDqQ4oy60
さわこ「みなさんこんにちは。2組の担任を務める山中さわ子です」
澪「え」
ムギ「え」
律「ええええ!!!」
さわこ「よろしくね!」
和(ちょっと・・・担任までけいおん部ってどうなのよ・・・)
さわこ「じゃあちょっと早いけど出席をとるわねー!」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:17:16.31 ID:qDqQ4oy60
11:40 廊下
律「おっし。今日は昼までだからめいっぱい遊べるな!」
澪「練 習 な!」
律「あ!さわちゃん!帰る前に聞きたいことがあるんだけどさ!」
さわこ「あら、なあに?」
律「これ仕組んだのってさわちゃんか?」
さわこ「さあどうかしら~」
律「教えてくれたっていいじゃん!」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:20:00.73 ID:qDqQ4oy60
11:45 教室
唯「和ちゃん、今日生徒会は・・・?」
和「今日は無いわよ。流石に始業式だしね!」
唯「じゃあ一緒に帰れるね!」
和「あ、でも生徒会室に取りに戻らなきゃいけないものがあったからちょっとまっててくれる?」
唯「うん!まってるねー」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:24:09.35 ID:qDqQ4oy60
11:47 2年1組教室
純「今日はこれで帰りかー」
憂「梓ちゃんは部活あるの?」
梓「そうなんだ。だから弁当も持って来てるんだ。」
憂「長くなりそう?」
梓「うん、多分1日練習かな?」
梓(半分以上は遊びだと思うけど・・・)
純「じゃあ私たち先に帰ってるね。」
梓「うん。また明日。」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:27:48.69 ID:qDqQ4oy60
11:50 教室
唯「和ちゃん遅いなー。待ってる間にトイレ行ってこよっと」
11:51 生徒会室
和「あった。生徒会日誌。鞄に入れてっと。よし、OK。」
11:52 廊下
梓(こんなに早く行っても先輩達多分まだ来てないような・・・)
梓(行って鍵閉まってたら嫌だし先に音楽室の鍵貰ってこよっと。)
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:32:41.61 ID:qDqQ4oy60
11:55 職員室
さわこ「はー、まんぷく。まんぷく。」
さわこ「さて、食事も終わったし、けいおん部の部室に行くかな~?」
さわこ「音楽室の鍵はさっき澪ちゃんがもっていったから大丈夫っと」
11:57 廊下
さわこ「早くいかないと紅茶が冷めるわ!急ぐのよさわこ!」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:37:44.38 ID:qDqQ4oy60
12:00 廊下
和「唯が待ってるし急がないと・・・」
和「あ・・・」
和「そっか・・・私過去を変えたんだ・・・」
和「今は唯もけいおん部にいない・・・」
12:01 教室
唯「和ちゃん遅いな~」
ガララ
唯「あ、和ちゃん!・・・って、なんで先生?」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:40:26.74 ID:qDqQ4oy60
さわこ「唯ちゃん・・・」
唯「どうしたんですか?先生・・・」
さわこ「ごめんなさい。ちょっとお話があるから。」
唯「え?え?」
唯(何?私怒られるようなことした?)
さわこ「いいから来なさい!!」
唯「ひっ・・・」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:43:35.71 ID:qDqQ4oy60
12:10 体育倉庫
唯「なんでこんなところに・・・先生まさか・・・」
さわこ「変な勘違いはやめて!!ちょっとお話があるだけよ!」
唯「お話?」
さわこ「私、実はタイムスリップできるの。」
唯「頭大丈夫ですか?」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:49:06.17 ID:qDqQ4oy60
さわこ「あなたにそんな事言われるなんて・・・」
さわこ「私は人生に3回だけ。自分の生きている期間の範囲でならタイムスリップできるの。」
唯「にわかに信じがたいなぁ」
さわこ「その力の源がこの眼鏡なの。通称、スーパーメガネ。」
唯「スーパーメガネ?」
さわこ「この世界には青・白・赤・黒の4つのスーパーメガネがあるの。」
さわこ「で、その力を使って未来に行ってきて帰ってきたら過去が変わってたの」
唯「どんなふうに?」
さわこ「あなたがけいおん部じゃなくなってたのよ!」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:53:09.03 ID:qDqQ4oy60
唯「私がけいおん部?まさかそんな」
さわこ「本当よ!でも私は過去を変えた記憶ないし・・・」
さわこ「もし誰かが過去を変えたとしても他人の手によって過去が変わった以上それまでの事を私が覚えてるわけないし・・・」
さわこ「もしかしたら私が未来に行くと同時にその人も過去に行ったのかも!」
唯「私がけいおん部ってありえないって。きっと勘違いだよ先生。」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:03:08.11 ID:qDqQ4oy60
さわこ「勘違いなわけ無いわ。はっきり覚えてるもの。」
唯「絶対勘違いだって。」
さわこ「そんなはずない。」
唯「じゃあ眼鏡使って過去見てきたら?」
さわこ「・・・それもそうね。あなた新入生の時けいおん部に興味持った出来事あった?」
唯「えーっとねー、確かクラブ登録の前の日だったかに掲示板でけいおん部のチラシ見たような・・・」
さわこ「じゃあ確かめてくるわね。何が原因か見てきてあげる。」
・・・
2008-04-16-8:00 桜高
さわこ「さて、2年若返った私。調べますか~」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:06:09.67 ID:qDqQ4oy60
8:50
さわこ「ずっと掲示板見てるけど・・・あの子の言ったこと本当なのかしら?」
9:00
さわこ「遅い・・・朝か昼かだけでもきいときゃよかった・・・って来た!」
唯「なにか始めないと・・・」
さわこ(きたきた・・・)
さわこ(とりあえず時が来るまで待たなきゃね。さあ来い!)
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:10:56.40 ID:qDqQ4oy60
2010-04-08-12:15
さわこ「じゃあ確かめてくるわね。何が原因か見てきてあげる。」
唯「いってらっしゃ~い」
さわこ「犯人は和さんでした。」
唯「早っ!ってええ!?先生嘘はちょっと・・・」
さわこ「本当よ!でも何とかして元に戻さないと・・・」
唯「もう一回過去に行って阻止して来たらどうなの?」
さわこ「さっきのが3回目なの。そこまで考えて無かったわ。」
唯「そうですか。」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:16:33.58 ID:qDqQ4oy60
さわこ「・・・え?本来の流れに戻したくないの?」
唯「けいおん部の人と仲良くなんて無理かな・・・だって私・・・」
さわこ「何言ってるの!けいおん部のあなたはすごく輝いてたわよ!!」
唯「え・・・」
さわこ「4人でずっと頑張って・・・ほんとにリア充だったの!」
さわこ「私に任せなさい。担任として、顧問として。あなたをけいおん部に戻してあげる。もう一回、明るい世界に戻してあげる!」
唯「先生・・・」
唯「でももう過去に戻れないんじゃ・・・」
さわこ「・・・」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:21:05.81 ID:qDqQ4oy60
唯「本当に3回使ったんですか?」
さわこ「うん。1回目はリア充になるために過去を変えて、2回目はあなた達の未来を見にいって、3回目はさっきだもの。」
唯「先生、メガネって4つあるんですよね?だったら他のメガネつけてる人を探したら・・・」
さわこ「そうね・・・唯ちゃん、色つきメガネをかけてる人いない?」
唯「確か・・・けいおん部の梓ちゃんがつけてたような・・・」
さわこ「梓・・・ちゃん・・・とりあえず彼女を当たってみましょう!」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:25:35.32 ID:qDqQ4oy60
12:20 音楽室
『2年1組の中野梓さん、すぐに体育館へ来てください。繰り返します。2年~』
律「呼ばれてるぞー梓ー」
梓「すみません。ちょっと抜けます。」
12:25 体育館
梓「すみませーん。だれか呼びましたかー」
さわこ「こっちこっち」
梓「山中先生・・・?」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:30:09.94 ID:qDqQ4oy60
12:27 体育倉庫
さわこ「あなたタイムトラベルしたわね。」
梓「ど、どうしてそれを~~!?」
さわこ「ほらね。私の話、嘘じゃなかったでしょ?」
唯「スーパーメガネ・・・本当にあったんだ・・・」
さわこ「単刀直入に言うわ。私が初めに居た場所ではあなたはけいおん部員じゃなかったの。」
さわこ「それが今では・・・過去を変えたわね?」
梓「・・・はい」
さわこ「やっぱり・・・」
梓「でも、色々とおかしいんですよ・・・」
さわこ「おかしい・・・?」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 11:50:17.33 ID:qDqQ4oy60
梓「はい。1回目に過去に戻ったときは特になにもおきなかったんです。」
梓「2回目に同じことをしたらちゃんと変わったんですけど・・・」
さわこ「えっ、どういうこと?」
梓「私も実はリア充になりたくて、けいおん部に入ろうと思ったんです。」
梓「タイムスリップする前の今頃の私は根暗で“ゴキブリ”って言われて虐められてたんです。」
さわこ「梓ちゃん・・・」
梓「きっとあの時ライブに行けば変わっていた。そう思って去年の桜高の文化祭に行ったんです。」
唯「去年の桜高祭・・・」
さわこ「kwsk」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:02:18.84 ID:qDqQ4oy60
・・・
2008-09-27-12:00 桜高
梓「さっさと過去を改変して歴史を変えよう。暗い過去はおさらばです!」
梓「この時私どこに居たっけ?たしか・・・あ、いたいた。」
梓「さりげなくけいおん部のポスター渡してライブに行くよう仕向けなきゃ!」
13:30
梓「見てる見てる。感動してるっぽいし、これで私の未来も安泰!」
梓「用事もすんだし、帰ろ帰ろ」
・・・
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:10:58.23 ID:qDqQ4oy60
2010-04-08 12:00
梓「・・・あれ?リア充になってない・・・なんで・・・?」
梓(確かに過去も改変したし・・・私ならああなったら絶対入るはずなんだけど・・・)
梓「仕方ない。もう一回行こう」
・・・
2008-09-27 12:00
梓(どういうことだったんだろう・・・でも悩んでても仕方ないしまた同じことしなきゃ・・・)
13:30 体育館
梓「よし上手くいった。ちゃんとライブ見てる。あとは帰るだけ・・・」
澪『こんにちは。けいおん部です。けいおん部はこの3人と幽霊部員1人の4人で活躍しています。』
梓「え?幽霊部員?」
梓(さっき来た時こんなこと言ってたっけ?それにボーカルの人も変わってるし・・・)
「え?」
梓「いえ・・・すみません・・・って・・・」
・・・
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:21:16.86 ID:qDqQ4oy60
梓「・・・ということなんです。唯先輩がけいおん部じゃなくなってたんですよ。」
さわこ「多分1回目のは和さんに変えられてしまったのね。」
梓「1回損しました・・・」
唯「やっぱり私、けいおん部だったんだね!」
さわこ「だから言ってるでしょ!まずは唯ちゃんをけいおん部に戻してあげないとね。」
梓「でも他人に過去を変えられてるのに覚えてるって・・・」
唯「気にしない気にしない。」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:38:03.55 ID:qDqQ4oy60
唯「でも和ちゃんもまだ2回残してるかもよ?」
梓「確かにそうだったら無理ですね・・・私はあと1回だし・・・」
さわこ「わたしもう無いし・・・」
唯「あ、たしか」ゴソゴソ
唯「前部室で見つけた白いメガネ。もしかしてこれかな?」
梓(なんで持ってるんですか・・・)
さわこ「でもいいの?自分で過去変えちゃったら・・・その記憶残っちゃうわよ?」
唯「今の生活より全然ましだよ~さ、いこいこ梓ちゃん。」
梓「はい、唯先輩!」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:46:36.37 ID:qDqQ4oy60
さわこ「いい!同じ時間で任務を遂行して戻ってきた後も記憶を保つには2人で同時に過去に行かなきゃだめなの」
梓「そうすればどっちかの所為で未来が変わったとしても記憶を保てますからね。少なくとも唯先輩はあと3回はできるんだし。」
唯「でも2人で行くのはこれっきりだね・・・」
さわこ「今回成功したとしても多分また変えられるわ。だから2人とも。この次を考えて動くのよ」
唯「はーい」
梓「はいです。」
・・・
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:56:57.25 ID:qDqQ4oy60
2008-04-16-7:30
唯「うわーちゃんと体も幼くなるんだねー」
梓「唯先輩、とりあえず和さんを探しましょう。この時代の和さんと未来から来た和さんの2人がいるはずです。」
唯「あ、山中先生も2人いるよ。この時代の先生と未来の先生。さっきこの時期に跳ぶって言ってたし。」
梓「私も2人ですけどあまり関係ないですね。入学すらしてませんから。きっと家でPCでもやってるはずです。」
唯「じゃあ2人で各和ちゃんを止めれば介入の無いそのままの流れになるね!」
梓「そうですね。まず手分けして和さんを探しましょう。」
唯「頑張ろうね、梓ちゃん!」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 13:08:41.61 ID:qDqQ4oy60
>>104
始めは4人のけいおん部。→和ちゃん介入→唯ハブ
┏――――――――――――――――――――┛
↓
さわちゃん・あずにゃん気づく→唯をけいおん部に戻そう
わかりにくくてすまん。正直自分で書いててつまらん気がする。
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 14:24:26.75 ID:qDqQ4oy60
8:00 掲示板前
梓「唯先輩、唯先輩。」
唯「え?どうしたの?梓ちゃん。」
梓「アソコ見てください。アレって・・・」
唯「先生?張り込みでもしてるのかな?」
梓「多分そうですね。あれは多分未来の先生ですよ。次の事も考えるなら接触はしない方がいいですね。」
唯「え?どうして?」
梓「だって先生は私たちに会ったって言ってないんですよね。」
唯「うん。」
梓「だったらここで会っちゃったら未来が変わっちゃうじゃないですか。」
唯「あぁ、なるほど。」
梓「今回は偵察なんですからできるだけ状況をいじらないのが得策です。」
唯「わかったよ、梓ちゃん。」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 14:34:45.14 ID:qDqQ4oy60
唯「あ、そういえばなんで先生と梓ちゃんは今この時までこのこと教えてくれなかったの?できたら1年の時に教えてほしかったな。」
梓「それはその時までは知らなかったんですよ。」
梓「過去を変えちゃった瞬間私たちは平行世界の存在になっちゃいます。」
唯「うんうん。」
梓「でも変えられた世界の当時の私は未来が変えられたことに気づいて無いんです。唯先輩みたいに。」
梓「未来の私が、平行世界の私が飛び立った時間と同じ時間に帰ってきた時に記憶が混ざるんです。」
唯「変な話だね。」
梓「・・・“そういうふうにできている”って言葉があるじゃないですか。」
唯「わかったよ梓ちゃん。」
梓「おしゃべりはこのくらいにしてとりあえず和さんを探しましょう。視界に入れておいて損はないはずです。」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 14:42:02.46 ID:qDqQ4oy60
唯「じゃあいきますか。」
梓「あ、唯先輩。ややこしいことになるから携帯の電源は切っておいてください。」
唯「じゃあ連絡取れないね・・・あ、そうだ!」ゴソゴソ
唯「はい、トランシーバー。ちょうど鞄に入ってたよ~」
梓「なんでそんなモノがちょうど入ってるんですか・・・」
唯「さー行こー!」
梓(のんきな人だなぁ・・・)
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 14:53:23.00 ID:qDqQ4oy60
8:30
梓「和さん発見。場所は図書室です。」
唯『こちら唯隊員!こっちも和ちゃん発見!生徒会室で勉強中。』
梓(いったいどっちの和さんが未来の和さんなんだろう・・・)
梓(それがわかるまで手が出せないってのが・・・)
8:50
唯『和ちゃん現在移動中!今1階の廊下を進行中!』
梓「こっちも今片付けを始めました!もうすぐ動きそうです!」
梓(さて、どっちが未来人か・・・)
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 15:00:26.34 ID:qDqQ4oy60
8:55
唯『あ、こっちの和ちゃんはトイレに入っちゃった。』
梓(この時間にトイレ?ってことは先生の言う9:00に間に合わない・・・?ということはこいつが!!)
和「トコトコ」
梓(静観しなきゃだめだけど・・・ここは止めるべき?)
梓(もし和さんがもう3回使っているならここで和さんを止めれば未来は変わるはず・・・)
梓(それにもし今静観しても次行くのは唯先輩1人・・・成功するかどうか・・・)
梓(いいや、絶対しませんね!だって唯先輩ですよ?出し抜かれるに決まってます!)
梓(どうせ未来がわからないなら、ここは全部使い切ったっていう可能性にかけて・・・!)
梓(和さんを止めるしか・・・)
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 15:08:08.98 ID:qDqQ4oy60
8:57
梓「もしもし。唯先輩は追跡はやめて掲示板前に向かってください。」
唯『了解!』
梓(さて、こいつをどうやって阻止するか・・・)
梓(あと3分あります。3分あれば余裕で・・・)
唯『こ、こちら唯!!たた大変だよ!梓ちゃん!』
梓「唯先輩?そんなに慌ててどうしたんですか、こっちは今忙し」
唯『の、和ちゃんがもう掲示板前に来てるんだよ~~!』
梓「な、なんだってー」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 15:57:38.78 ID:qDqQ4oy60 [2/31]
唯『どうする?取り押さえる?』
梓「ち、ちょっと待ってください!」
梓(過去に干渉するなっていったのは私たちと同じ時間に過去に行った2目の和さんだから言えるのであって・・・)
梓(3人目の和さんに変えられたら今までの未来は無かったことになって全部忘れちゃう・・・!)
梓(かと言って止めたところでもうどうしようもない・・・唯先輩はけいおん部にはもう入らない・・・)
唯『梓ちゃーん?応答してー?』
梓(今戻ったところで記憶は受け継げない・・・)
唯『もしもし?もしもーし?』
梓「・・・」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:07:27.82 ID:qDqQ4oy60 [3/31]
梓「もうここにいてもしかたありません・・・戻るしか・・・
唯『了解~』
梓(今から戻ったところで記憶は受け継げない・・・)
梓(受け継ぐには3人目が私たちと同じ12:50ジャストに過去に飛んでいるしかない・・・)
梓(12:00のがそうだったんだ。そんな都合のいいことがたまたま再び起こるなんてありえない・・・)
唯『じゃあ変えろっか!』
梓(唯先輩はなんにもわかってないし・・・もういいです!!)
・・・
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:18:11.04 ID:qDqQ4oy60 [4/31]
2010-04-16-12:50
唯「なんとか戻ってこれたねーでも次は私一人か~」
梓「・・・」
さわこ「いったいなにがあったの?」
梓「それがまた私たちと同じ時間に和さんが過去に行ったらしいんですよ。」
さわこ「・・・でも戻ってこれてよかったわね。」
梓「でも次は唯先輩一人ですね・・・」
さわこ「大丈夫?唯ちゃん?」
唯「うん。でも私その前に聞きたいことがあるんだ。和ちゃんに。」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:27:05.43 ID:qDqQ4oy60 [5/31]
13:00 教室
梓(唯先輩いったい何する気なんでしょう?)
さわこ(まさか全部言う気じゃ・・・)
梓(まさか・・・あ、唯先輩来ましたよ)
唯「あ、和ちゃん。待った?」
和「まったくどこいってたのよ唯・・・」
唯「過去にいってたんだ~」
梓「え!?」
さわこ「はぁ!?」
和「・・・!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:35:51.79 ID:qDqQ4oy60 [6/31]
唯「なんであんなことするの?」
和「唯・・・知ってたの?」
唯「1時間くらい前に知ったの。なんでこんなひどいことを?」
和「私が見た未来。けいおん部の所為であんたは酷いことになってたの。」
和「だから最初から入らないようにするしかなかったの・・・」
梓(てことは和さんは3回全部使ってますね。)
さわこ(そうね。私たち今日ツキまくってるわね。)
唯「嘘だよ!山中先生が未来見たときは4人とも幸せそうだったって言ってたよ!!」
和「え?どういうこと?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:41:17.06 ID:qDqQ4oy60 [7/31]
さわこ(そう・・・そういうことだったの・・・)
梓(え?何がですか?)
さわこ(全部わかったの。和さんと私の見た未来が違った理由も、あなたが1回目の時間移動で何も変化がなかったのも!)
梓(どういうことですか・・・?)
さわこ(たぶん、和さんが見た未来は今日の12:00以前に見たものよ。)
梓(それがどうかしたんですか?)
さわこ(和さんは暗い未来を見たって言ってた。だから過去に行って未来を変えようと思ったはずよ。)
さわこ(そしてそのために過去に行ったのが今日の12:00。)
梓(はい。そこまではわかりましたけど・・・)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:51:19.60 ID:qDqQ4oy60 [8/31]
さわこ(あなたが1回目に過去に行った時間って12:00よね?)
梓(はい。確か12:00ですね。・・・ま、まさか・・・!)
さわこ(そう。あなたが1回目に過去に行った時、ちゃんと未来は変わってたのよ。)
さわこ(私が未来を見にいったのも12:00。そして和さんが過去を変えにいったのも12:00・・・)
梓(そうか先生が見た幸せそうな未来って、私がけいおん部に入った場合の未来だったんですね!)
さわこ(順番はどういう法則で決まるかはわからないけど、とりあえず最初に梓ちゃんの行動が処理されたのは確実・・・)
梓(じゃあ次は先生の行動の処理・・・私の行動で未来が変わったからこの時点で見える未来は幸せの未来・・・)
さわこ(でも最後に和さんの処理が入るわ。よりにもよって一番古いところ改変してるわけだから・・・)
梓(私の改変が無効になる・・・)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:58:21.17 ID:qDqQ4oy60 [9/31]
さわこ(とりあえずここまでの行動で唯がいない3人のけいおん部の世界になるはずよ。)
梓(私、その世界ではけいおん部に入って無かったです!だからもう1回使ったんです!)
さわこ(梓ちゃんが過去に戻って改変した結果今の世界があるわけね。)
梓(じゃあ唯先輩と私のいない3人のけいおん部の世界の記憶があるのは私だけってことですね。)
さわこ(そういことになるわね。まあその世界といっても文化祭の日までは同じ流れなんだけどね。)
梓(マジやってくれますね和さん。)
さわこ(まったくだわ・・・)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:02:39.98 ID:qDqQ4oy60 [10/31]
唯「でも言ってたもん!幸せな未来だったって!!」
和「そんなの信じられないわ。」
さわこ「じゃあ私たちが説明してあげるわよ!」ジャーン
和「山中先生・・・それに梓ちゃん・・・」
梓「マジやってくれますね和さん」
和「いったいどういうことですか!?」
唯「私にも教えてー」
さわこ「いいわよ。教えてあげる。」
さわこ「かくかくしかじか・・・」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:09:56.09 ID:qDqQ4oy60 [11/31]
遊戯王風に説明すると
和「効果発動!」
↓
さわこ「チェーン発動!」
↓
梓「チェーン発動!」
チェーンは逆処理だから梓→さわ→和の順で処理。
発動前は暗黒未来
↓
梓過去改変で幸せ未来に。
↓
さわ、幸せ未来を見る
↓
和過去改変により梓の変えた世界は平行世界になっちゃった。重みは過去>未来だから。
&梓の世界が平行世界だからさわが見た未来も並行世界
和の作った世界で、梓が文化祭を改変をしたから、和の世界ではあずにゃんはリア充に。
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:15:46.19 ID:qDqQ4oy60 [12/31]
和「そんなことが・・・じゃあわたしのしたことは・・・」
唯「大丈夫だよ、和ちゃん!私まだ力2回残ってるから!」
和「唯も・・・能力者なの?」
唯「能力者?力の源はこのメガネだよ?」
和「そんな・・・私はなにもかも勘違いしてたっていうの・・・」
唯「だから私が過去を変えに行ってくるよ!それで大丈夫だから!」
梓「そ、そんなことしたら・・・唯先輩だけこの記憶残っちゃいますよ!?」
唯「みんなの幸せのためだしそれぐらいどうってことないよ~」
さわこ「唯ちゃん・・・」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:20:21.09 ID:qDqQ4oy60 [13/31]
和「でも、過去治しただけじゃあの悲惨な未来が・・・」
唯「2回あるっていったでしょ?最後の1回を使って文化祭の日に行くよ。それで梓ちゃんもけいおん部の仲間にするの!」
唯「先生が見た未来ではその未来は幸せだったんだよね!」
さわこ「え、ええ・・・」
唯「じゃあきまりだね!私、過去に行ってくるよ!」
和「唯・・・」
唯「でも過去が変わっちゃうってことはこの世界の皆ともお別れってことなんだね・・・」
梓「唯先輩・・・」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:24:16.42 ID:qDqQ4oy60 [14/31]
梓「うっうう・・・」
唯「泣かないで、梓ちゃん。きっと新しい世界でもきっと仲良くなれるから。」
梓「唯先輩・・・記憶戻るまで虐めてごめんなさい・・・!!」
唯「もう、そんなの全然気にしてないよ・・・?」
梓「ふえ~ん・・・!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:28:16.19 ID:qDqQ4oy60 [15/31]
和「私も、色々混乱させてごめんね・・・」
唯「ううん、私この世界のおかげでかなり精神的に成長できた気がするよ。」
さわこ「・・・そうね。本当に成長したと思うもの。」
唯「だからむしろみんなに感謝してるんだよ?この眼鏡もきっと神様がそう言うのに気付かせてくれるために作ってくれたんだよ。」
唯「私この世界の経験絶対忘れないよ。みんな、ありがとう。それじゃあまたね・・・」
梓「唯先輩ー!!」
・・・
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:35:54.87 ID:qDqQ4oy60 [16/31]
2010-4-16-14:30 音楽室
澪「おい!唯!起きろ唯!」
唯「ふえ?」
律「まったく休憩時間の寝るなんてどんだけ寝不足なんだよ!」
ムギ「よく寝れた?唯ちゃん」
唯「うん。爆睡しすぎてすごい夢見ちゃったよ!」
梓「どんな夢見てたんですか?」
唯「ひみつ!う~~、あ~ず~にゃ~ん!」ギュー
梓「ちょっと!くっつかないでくださいよ!!変な夢でも見たんですか!?」
唯「離さないよーあずにゃーん!」
音楽室室に並んだ5つの鞄。その内の1つの鞄の中には白いメガネが入っていたとさ
おしまい
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:46:37.17 ID:qDqQ4oy60 [17/31]
俺の妄想に付き合ってくれてありがとう。
たとえ過疎スレでも最後まで支援してくれたお前らに感謝。
処女作だからアドバイスなんかくれると嬉しい。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/03(月) 17:45:39.80 ID:y1rfZxuu0 [2/2]
和が見た未来の唯の酷い状態って何?
なんで唯のために過去に戻ってまで修正しようとするの?
そのせいで唯がぼっちになったのに何で助けないの?
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:48:31.75 ID:qDqQ4oy60 [18/31]
>>26
死んでる。それとぼっちになってる時は和は平行世界の記憶が無い。
2008-04-16-9:00 桜高
唯「なにか始めないと・・・」
和(いたいた・・・)
和(とりあえずあの時が来るまで待たなきゃね)
9:10 掲示板前
和(・・・)
唯「けいおん部か・・・」
唯「うん、いいかも~」
和「あら、何してるの唯」
唯「和ちゃん!えっとねぇ、ちょうど今ね、とりあえずけいおん部ってとこに入ろうかなって思ったところなの」
和「けいおん部って・・・唯大丈夫なの?」
唯「だって軽い音楽でしょ?」
和「何言ってるのよ唯」
唯「ほえ?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:34:51.90 ID:qDqQ4oy60
唯「えええ、そんなの全然知らなかったよ!」
和「入る時はちゃんと調べてから入りなさい。」
唯「そうだね~。私勝手にカスタネットとか想像してたよ~わかりにくいなあもう!」
和「まぁ、入たとしても案外上手くやってけるんじゃない?」
唯「そんな~!バンドなんて私には絶対に無理だったよ~」
和「まったく、唯ったら。」
唯「やっぱり部活やめようかな~」
和「・・・」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:35:52.52 ID:qDqQ4oy60
唯「もう帰宅部でいいかな~なんて。ってあれ?和ちゃん?どこいくの?」
和「もう、トイレよトイレ!」
唯「ごゆっくり~」
スタタタ
和「上手くいったわ。これで唯はけいおん部には入らないはず。」
和「長くいても仕方ないしもう帰った方がいいかもね」
・・・
唯「和ちゃん遅いなー」
和「あら?唯どうしたの一人でそんなところに」
唯「あ、和ちゃん遅かったねー」
和「?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:37:45.08 ID:qDqQ4oy60
2008-05-20-15:30
キーンコーン
唯「やっと終わったよ~和ちゃん、一緒に帰ろ~」
和「ごめん、唯。私今日も・・・」
唯「・・・生徒会だね。わかった。じゃあ私先に帰るね。」
唯(・・・)
律「おっしゃあ!放課後だー!!部活♪部活♪」
澪「まったく・・・はしゃぎ過ぎだぞ律!」
紬「まあまあ。でも澪ちゃんも部活楽しみでしょ?」
律「そーだそーだ!」
澪「部活ってお茶してるだけだろっ!!」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:39:16.34 ID:qDqQ4oy60
唯(あの人たち楽しそうだな・・・)
澪「それに最近は楽器にすら触ってないじゃないか!」
律「まだ始まったばっかじゃんかよー」ブー
唯(楽器?吹奏楽部か何かかな?)
澪「お前がバンドやりたいっていいだしたんじゃないかー!」
唯(バンド・・・?あぁ、もしかして和ちゃんが言ってたけいおん部ってやつかな?)
澪ムギ律「ワイワイ」
唯(さて、帰りますか・・・)
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:40:32.71 ID:qDqQ4oy60
唯「あの・・・」
澪「え?」
唯「そこ通りたいんですけど・・・」
律「後ろから出たらー?」
澪「お、おい、律!」
唯「えっと・・・後ろの方今掃除してて邪魔になるし・・・」
ムギ「はい、どうぞ」
唯「あ、すみませ~ん・・・」
トコトコ
律「・・・なんかぼーっとしたやつだったな」
ムギ「たしか一緒のクラスの平沢さんだったっけ?」
澪「よし!音楽室行って練習するぞ!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:42:22.57 ID:qDqQ4oy60
唯(う~。やっぱけいおん部ってバンドとかやってる人たちだから不良多いのかな?)
唯(あのでこの人怖かったよ~)
16:10 家
唯「ただいま~」
憂「おかえり!おねえちゃん!」
唯「疲れた~うい~アイス~」
憂「はいはい。今持ってくるね」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:43:16.80 ID:qDqQ4oy60
唯「おいし~」
憂「おねえちゃん、新しいお友達とかできた?」
唯「えっとそれがですね~」
憂「だめだよおねえちゃん!和さん以外のクラスのお友達も作らないと!」
唯「え~和ちゃんだけでいいよ~」
憂「和さんだって新しい友達作ってくよ!そんな事言ってたらおねえちゃんぼっちになっちゃうよ!」
唯「憂・・・あ、今日クラスの人とお話ししたよ。」
憂「どんな人だったの?」
唯「なんかけいおん部ってトコの人。扉の前にいたからそこどいてって。」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:47:17.66 ID:qDqQ4oy60
憂「・・・他は?」
唯「それだけ。」
憂「それってお話したって言わないんじゃ・・・」
唯「・・・」
唯「だ、だって今から部活みたいだったしさ・・・!」
憂「おねえちゃんも部活入った方が良かったんじゃない?」
唯「そんな~部活なんて面倒くさいだけだよ~。もし入っても楽な部活じゃなきゃヤダ!」
憂「・・・」
2008-05-21
唯「はぁ。和ちゃん今日は風邪で休みかぁ・・・」
唯「暇だなぁ・・・桜はこんなにきれいなのに・・・」
唯「そうだ、暇だしお外で桜の枝でも拾いにいきますか!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:49:00.26 ID:qDqQ4oy60
支援感謝です。とりあえず見やすく修正しました。
タイムスリップものなんで矛盾が出ても見逃してほしい。
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:50:04.53 ID:qDqQ4oy60
唯「綺麗だな~桜。心まで和むよ~」
唯「~♪」
律「ははは!でさー・・・って、おい、あそこ。桜の木の下。」
ムギ「えっと・・・平沢さん?それがどうしたのりっちゃん?」
律「いやぁ、1人で何してんのかなーって思ってさ。」
澪「しゃがんで何か探してるみたいだな」
律「聞いてみるか」
澪「おい律!あんま人にちょっかいだすなよ・・・」
律「ただ聞くだけだって!」
澪「まったく・・・」
唯「~♪」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:51:23.98 ID:qDqQ4oy60
唯「~♪」
律「おーい」
唯「ん?あ・・・確か同じクラスの・・・」
律「田井中律だよ。1人で何してんのかなーって思ってさ。」
唯「えっとねー、桜の枝集めてるの!」
澪「え?枝・・・?」
唯「うん!きれいな形のを選んで探してるんだー。あと1本で1ダースになるんだよ~」
律「1ダース・・・」
ムギ「ブフッwwwwwwwwwwww」
唯「でもあと1つが見つからないんだよ~」ムー
澪「1ダースって・・・」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:52:11.89 ID:qDqQ4oy60
澪(律、もう教室もどろ!この子変わってるよ)
ムギ(1ダースwwwwwwwwやべwwwツボったwwwwwwwwwwww)
律(まーもうちょっとだけ)
律「あのさー唯。」
唯「なーに?」
律「友達いないの?」
澪(っ!)
ムギ(!!)
唯「え・・・えっと・・・い、うん。いるよ!和ちゃんとかあとえっと・・・」
ムギ「そ、そう!」
澪「じ、じゃーな唯!」
唯「ばいばーい」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:53:03.21 ID:qDqQ4oy60
澪「律!そういうイジメみたいなことはやめろ!」
律「なっ!イジメじゃねないよ!コミュニケーションとっただけじゃん!?」
ムギ「1wwwダースwwwwwwww」
澪「相手の気持ちも考えてやれって・・・」
律「へいへい。それにしてもあの唯ってやつさ」
ムギ「変わってる子だったわね」
澪「確かになんか不思議な雰囲気だしな」
律「でもさ、ああいう奴見るとさ・・・」
澪「見ると?」
律「いやwwなんでもないwwww」
澪「な、なんだよ!教えろよ~!!」
ムギ「ふふふ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:54:55.26 ID:qDqQ4oy60
数日後
モブ「和おはよー」
和「あ、モブちゃんおはよう」
唯「・・・」
和ちゃんも高校の友達をいっぱい作っていました。
生徒会役員つながりで色んな部活の人しりあったみたいです。
あいかわらず私の友達は和ちゃんだけです。
最近は和ちゃんも新しい友達と遊ぶことも多くなってきました。
2008-06-13-12:40
キーンコーン
律「昼休みだー!!」
ムギ「いっしょに食べましょ!」
ヨセヨセ
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:55:50.22 ID:qDqQ4oy60
唯「さて、昼飯にしますか」
和「えっと・・・唯もくる?」
唯「・・・ううん。こっちで食べるからいいよー」
和ちゃんの友達グループ入れてもらっても気まずくなるだけ。
私は自分から和ちゃんの誘いを断るようになってきました。
こういうときは後ろの席が落ち着きます。
律「ゆーいっ!」
落ち着き・・・ます・・・
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 05:58:58.15 ID:qDqQ4oy60
ガヤ(また律かwwww)
ガヤ(聞き耳聞き耳)
律「何聞いてるんだ?」
唯「え、えっとね~、ウォークマンだよ」
律「そんなの聞いてねえよ。ウォークマンで何聞いてんのかって聞いたんだよ。」
唯「そ、そだよね。はは・・・」
律「まったくwほんっとに 馬 鹿 だよな!唯はww!!」
教室中のいたるところからくすくすと笑い声がもれる。
唯「は、ははは」
律「またな唯!」
唯「ばいばーい」
律「ばいばーいってwwwノリいいなおいwwwwwはい、ばいばいww」
「クスクス」
唯「・・・」
唯「いただきます・・・」パクパク
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:00:59.52 ID:qDqQ4oy60
15:50 放課後 音楽室
澪「まったく!ほんとに律は・・・」
律「なんだよ澪!スキンシップだよスキンシップ!!」
澪「スキンシップっておまえ・・・」
律「だって唯は私の友達だからな」キリッ
ムギ「ププwwwwwwwww」
澪「唯から見てイジメだと思われたらイジメだぞ・・・」
律「だからー、スキンシップだって!」
ムギ「スキンシップね!」
律「おお!ムギはわかってくれるかー!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:03:26.45 ID:qDqQ4oy60
16:10 平沢家
唯「ただいまー」
憂「おかえりおねえちゃん。最近早いね。」
唯「ふ~疲れたよ~。うい~あいす~」
憂「―――――また一人で帰ってきたの?」
唯「―――えっとね、和ちゃんが生徒会の仕事で忙しくてさ・・・」
憂「この時期に生徒会の仕事・・・?」
唯「う、うん。」
憂「おねえちゃん、やっぱり部活入った方がよかったんじゃない?」
唯「え・・・」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:04:24.32 ID:qDqQ4oy60
憂「だっておねえちゃん、最近すごくつまらなさそうだよ?」
唯「そ、そんなことないよ!毎日学校楽しいよ!」
憂「でも毎日ウォークマン充電してるでしょ?毎日電池使いきるほど聞いてるんでしょ?」
唯「それは・・・鞄の中とかでつけっぱなしで・・・」
憂「・・・」
憂「そういえば4月に話したって言ってたけいおん部の人とはどうなの?」
唯「・・・」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:07:50.69 ID:qDqQ4oy60
唯「えっと・・・最近はあんまりしゃべってないかな」
憂「じゃあ誰と話してるの?」
唯「和ちゃん・・・って憂には関係ないじゃん!」
そう言うと唯は勢いよく立ちあがり階段をバタバタと上がっていった。
憂「あ!おねえちゃん!」
唯は自室に戻り、部屋に入ってすぐに普段は締めない鍵をかけた。
唯(けいおん部の人たちなんて嫌いだ・・・いつも私にちょっかいばっかり・・・)
唯(もう放っておいてほしいよ・・・)
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:12:10.50 ID:qDqQ4oy60
数ヵ月後
2008-09-24
唯「もう文化祭の季節かー」
最近の学校は文化祭の準備で大忙しです。当日ライブをするけいおん部も毎日練習してるみたいです。
律「おーっす唯!」
唯「お、おーっす」
ムギ(おーっすwwwwwwwwwww)
律「文化祭のけいおん部のライブ。見に来ないと・・・」
唯「ひっ・・・」
澪「こら律!あの、平沢さん。私たち文化祭でライブやるんだけどさ、よかったら・・・」
唯「う、うん。見にいく!見にいくから!」
唯(見にいくから何もしないで・・・!)
澪「いや、あの、そうじゃなくて・・・」
唯「え・・・?」
ムギ「はい。このポスター。いろんなところに貼って宣伝してほしいの」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:13:35.27 ID:qDqQ4oy60
ムギ「いいかしら?」
澪「みんな部活やってて忙しいしさ・・・友達のお前にしか頼めないんだよ。」
唯「澪ちゃん・・・」
唯「ま、まかせてよ!私いっぱい貼っちゃうよ!」
澪「助かるよ、平沢さん。それじゃあ任せるから。」
唯「うん!」
唯(澪ちゃんはそんなに悪い人じゃなかったんだ・・・)
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:18:43.49 ID:qDqQ4oy60
これをがんばったら澪ちゃんと仲良くなれるかもしれない。
そうしたら嫌がらせも終わるかもしれない。
そう思った私は一生懸命に宣伝しました。
その結果なのかはわかりませんが当日、体育館はお客さんでいっぱいです。
2008-09-27-13:00 桜高文化祭
唯「えっと、体育館ではけいおん部が13:30からライブかぁ・・・」
唯「けいおん部は嫌いだけど・・・澪ちゃんのライブだもん。見にいかなきゃ。」
13:30 体育館
唯「すごい・・・人でいっぱいだよ・・・」
唯「他校の人だけじゃない・・・大人の人や、中学生の人まで・・・」
唯「高校の文化祭ってすごいなー」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:23:54.43 ID:qDqQ4oy60
澪『こんにちは。けいおん部です。けいおん部はこの3人と幽霊部員1人の4人で活躍しています。』
唯「へー4人もいたんだー」
「え?幽霊部員?」
唯「え?」
「いえ・・・すみません。って・・・!?」
澪『じゃあ次行きます。ふわふわタイム!』ジャカジャンジャン
モブ「キャー」
モブ「山中センセイカッコイー」
唯「か、かっこいい・・・かっこいいよ・・・」
唯(やっぱりこの演奏見て来年けいおん部入る子もいるのかな・・・)
唯(3人とも楽しそうだな・・・)
私も何か部活をやっておけばよかった。そう感じた文化祭でした。
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:27:42.75 ID:qDqQ4oy60
文化祭から数か月が翌年の春。
2009-04-09-7:50 通学路
唯「はぁ・・・今日から2年生か・・・クラス替え嫌だなぁ・・・」
トボトボ
8:10 学校
唯「うわ!掲示板すごい人だな~あ、あれは・・・」
律「ま、まーこっちのクラスに遊びにこりゃいいじゃん!」
ムギ「それに部室では一緒なんだし!ね?」
唯「けいおん部・・・」
律「ほら!あと教科書の貸し借りとかもできるぞ?」
澪「う~~~~」
律「って泣くなよ!!」
唯「けいおん部・・・澪ちゃんだけ違うクラスだったんだ・・・」
けいおん部内で忘れ物とかの貸し借りができる。そう聞いてほっとしてしまった自分が少し嫌でした。
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:30:27.58 ID:qDqQ4oy60
唯「和ちゃんと離れちゃったらどうしよう・・・」
唯「でも澪ちゃんのいるクラスだったら・・・澪ちゃんとなら仲良くなれるかもしれないし・・・」
唯「とりあえずクラス分けを見ないと」
唯(よっと・・・ちょっと失礼!失礼しまーす!)
・・・なんてできるわけなく人ごみ無くなるまで待ちました。
唯「えっと私のクラスは・・・えっと2組・・・」
唯「の、和ちゃんは!?」
和ちゃんは1組で澪ちゃんと一緒のクラスでした。
そして私は2年2組。そう、よりにもよって律ちゃんと紬ちゃんのいるクラスになってしまったのです。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:31:45.12 ID:qDqQ4oy60
9:10 2組教室
律「なんだ、また唯と一緒のクラスかー」
唯「そ、そうだね。ははは」
ムギ「今年は1ダース集めないの?」
唯「え・・・」
律「ブフッwwwwちょっとムギwwww今のは不意打ちすぎるだろwwwwww」
ムギ「ごめんなさいりっちゃんwwwwwふふふwwwwwww」
唯「はは・・・」
唯(助けて、和ちゃん・・・)
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:35:58.29 ID:qDqQ4oy60
こんな毎日が続き、そして数日後
2009-05-01 16:00 生徒玄関
律「ほら!こっちこっち!」
梓「なんですかもう~」
唯「・・・?」
ムギ「ほら、この子よw!」
梓「もう!先輩ってば!あ、こんにちはです。」
唯「こ、こんにちは・・・」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:36:41.33 ID:qDqQ4oy60
唯(リボンの色が違う・・・1年生かな?)
律「ぷーくっくっくwwwwww」
ムギ「くすくすwwwwwwwwwwwww」
唯「え?どうしたの・・・」
梓「なんかさっきからずっと2人で笑ってて・・・」
唯「ふ、ふーんそうなんだ。」
律「そうなんだじゃねえよ!」
ベシッ
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:38:01.00 ID:qDqQ4oy60
唯「痛いっ!」
律「なんだよー上履きにも耐えられないのかーwwwwwww」
ムギ「ほら、梓ちゃんもほら!」
律「先輩とか遠慮なんかしなくていいからさ!」
梓「では、いきます!」
ベシッ
唯「痛いっ!」
ベシッベシッベシッ
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:41:12.07 ID:qDqQ4oy60
梓「ふー疲れましたー」
律「ちょっとやりすぎだぞ梓。」
梓「す、すみません・・・」
律「ほら唯。120円。これでジュースでも買ってこい。な?」
唯「・・・」
ムギ「もう、梓ちゃんのせいで脅えてるじゃない!」
梓「すみません・・・」
律「唯、お前も梓殴っていいぞ。」
唯梓「え・・・?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:42:28.52 ID:qDqQ4oy60
唯「そんな・・・できないよ・・・」
律「なんだ?仕返しもできないチキンなのかw?」
唯「違うよ!だってかわいそうだし・・・眼鏡も壊しちゃうかもしれないし・・・」
ムギ「もうそろそろ部室にいきましょ、りっちゃん。澪ちゃんに怒られるわよ。」
律「そうだな。じゃあ梓も行くぞー」
梓「はい、律先輩」
スタスタ
唯「後輩・・・」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:54:33.32 ID:qDqQ4oy60
梓と呼ばれていた青い眼鏡をしたツインテールの少女は悪魔のような先輩達と音楽室へと向かっていきました。
その様子を、私はただ見ていることしかできませんでした。
和ちゃんがいないのをいいことにけいおん部の私へのいじめはエスカレートしていきました。
後輩が入って調子に乗り出したのか、澪ちゃんがいなくて歯止めが利かなくなったのかはわかりません。
本当に辛い毎日です。
登校拒否なんかすれば憂が心配するのでそんなことはできません。
私は一人で悩むことしかできませんでした。
昨年よりも状態が悪くなったことで、去年とは比べ物にならないぐらい酷いイジメのになりました。
そのままなにもできず毎日がすぎていき、そして1年がすぎていきました・・・
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 06:59:03.55 ID:qDqQ4oy60
2010-04-08 8:00 通学路
和「今日から3年生か。高校生活もあっという間ね。」
和「あら、唯。おはよう。」
唯「お、おはよー和ちゃん。」
和「朝から元気ないわね。」
唯「だって・・・だって・・・春休みが~~~~~」
和「まったく・・・」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:03:29.51 ID:qDqQ4oy60
8:20 掲示板前
唯「や、やった!和ちゃんと同じクラスだ!よかったよ~~」ギュー
和「もう・・・えっと他には・・・あら、結構知り合いいるわね。」
唯(律ちゃんと紬ちゃんも一緒か・・・でも和ちゃんもいるし・・・大丈夫だよね?)
和「ほら、教室にいくわよ」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:08:34.96 ID:qDqQ4oy60
8:30 教室
律「よかったなー澪ー!今年は一緒のクラスになれて!」
澪「ふえ~ん。よかったよ~」
律「おーよしよし」
ムギ「あらあら」
和「けいおん部全員集合って・・・。いったいどんな力が働いたのかしら?」
唯「でも和ちゃんと一緒だから私は嬉しいよ~」ギュー
和「もう!なんなのよさっきから!」
ガラララ
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:11:25.89 ID:qDqQ4oy60
さわこ「みなさんこんにちは。2組の担任を務める山中さわ子です」
澪「え」
ムギ「え」
律「ええええ!!!」
さわこ「よろしくね!」
和(ちょっと・・・担任までけいおん部ってどうなのよ・・・)
さわこ「じゃあちょっと早いけど出席をとるわねー!」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:17:16.31 ID:qDqQ4oy60
11:40 廊下
律「おっし。今日は昼までだからめいっぱい遊べるな!」
澪「練 習 な!」
律「あ!さわちゃん!帰る前に聞きたいことがあるんだけどさ!」
さわこ「あら、なあに?」
律「これ仕組んだのってさわちゃんか?」
さわこ「さあどうかしら~」
律「教えてくれたっていいじゃん!」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:20:00.73 ID:qDqQ4oy60
11:45 教室
唯「和ちゃん、今日生徒会は・・・?」
和「今日は無いわよ。流石に始業式だしね!」
唯「じゃあ一緒に帰れるね!」
和「あ、でも生徒会室に取りに戻らなきゃいけないものがあったからちょっとまっててくれる?」
唯「うん!まってるねー」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:24:09.35 ID:qDqQ4oy60
11:47 2年1組教室
純「今日はこれで帰りかー」
憂「梓ちゃんは部活あるの?」
梓「そうなんだ。だから弁当も持って来てるんだ。」
憂「長くなりそう?」
梓「うん、多分1日練習かな?」
梓(半分以上は遊びだと思うけど・・・)
純「じゃあ私たち先に帰ってるね。」
梓「うん。また明日。」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:27:48.69 ID:qDqQ4oy60
11:50 教室
唯「和ちゃん遅いなー。待ってる間にトイレ行ってこよっと」
11:51 生徒会室
和「あった。生徒会日誌。鞄に入れてっと。よし、OK。」
11:52 廊下
梓(こんなに早く行っても先輩達多分まだ来てないような・・・)
梓(行って鍵閉まってたら嫌だし先に音楽室の鍵貰ってこよっと。)
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:32:41.61 ID:qDqQ4oy60
11:55 職員室
さわこ「はー、まんぷく。まんぷく。」
さわこ「さて、食事も終わったし、けいおん部の部室に行くかな~?」
さわこ「音楽室の鍵はさっき澪ちゃんがもっていったから大丈夫っと」
11:57 廊下
さわこ「早くいかないと紅茶が冷めるわ!急ぐのよさわこ!」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:37:44.38 ID:qDqQ4oy60
12:00 廊下
和「唯が待ってるし急がないと・・・」
和「あ・・・」
和「そっか・・・私過去を変えたんだ・・・」
和「今は唯もけいおん部にいない・・・」
12:01 教室
唯「和ちゃん遅いな~」
ガララ
唯「あ、和ちゃん!・・・って、なんで先生?」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:40:26.74 ID:qDqQ4oy60
さわこ「唯ちゃん・・・」
唯「どうしたんですか?先生・・・」
さわこ「ごめんなさい。ちょっとお話があるから。」
唯「え?え?」
唯(何?私怒られるようなことした?)
さわこ「いいから来なさい!!」
唯「ひっ・・・」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:43:35.71 ID:qDqQ4oy60
12:10 体育倉庫
唯「なんでこんなところに・・・先生まさか・・・」
さわこ「変な勘違いはやめて!!ちょっとお話があるだけよ!」
唯「お話?」
さわこ「私、実はタイムスリップできるの。」
唯「頭大丈夫ですか?」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:49:06.17 ID:qDqQ4oy60
さわこ「あなたにそんな事言われるなんて・・・」
さわこ「私は人生に3回だけ。自分の生きている期間の範囲でならタイムスリップできるの。」
唯「にわかに信じがたいなぁ」
さわこ「その力の源がこの眼鏡なの。通称、スーパーメガネ。」
唯「スーパーメガネ?」
さわこ「この世界には青・白・赤・黒の4つのスーパーメガネがあるの。」
さわこ「で、その力を使って未来に行ってきて帰ってきたら過去が変わってたの」
唯「どんなふうに?」
さわこ「あなたがけいおん部じゃなくなってたのよ!」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 07:53:09.03 ID:qDqQ4oy60
唯「私がけいおん部?まさかそんな」
さわこ「本当よ!でも私は過去を変えた記憶ないし・・・」
さわこ「もし誰かが過去を変えたとしても他人の手によって過去が変わった以上それまでの事を私が覚えてるわけないし・・・」
さわこ「もしかしたら私が未来に行くと同時にその人も過去に行ったのかも!」
唯「私がけいおん部ってありえないって。きっと勘違いだよ先生。」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:03:08.11 ID:qDqQ4oy60
さわこ「勘違いなわけ無いわ。はっきり覚えてるもの。」
唯「絶対勘違いだって。」
さわこ「そんなはずない。」
唯「じゃあ眼鏡使って過去見てきたら?」
さわこ「・・・それもそうね。あなた新入生の時けいおん部に興味持った出来事あった?」
唯「えーっとねー、確かクラブ登録の前の日だったかに掲示板でけいおん部のチラシ見たような・・・」
さわこ「じゃあ確かめてくるわね。何が原因か見てきてあげる。」
・・・
2008-04-16-8:00 桜高
さわこ「さて、2年若返った私。調べますか~」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:06:09.67 ID:qDqQ4oy60
8:50
さわこ「ずっと掲示板見てるけど・・・あの子の言ったこと本当なのかしら?」
9:00
さわこ「遅い・・・朝か昼かだけでもきいときゃよかった・・・って来た!」
唯「なにか始めないと・・・」
さわこ(きたきた・・・)
さわこ(とりあえず時が来るまで待たなきゃね。さあ来い!)
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:10:56.40 ID:qDqQ4oy60
2010-04-08-12:15
さわこ「じゃあ確かめてくるわね。何が原因か見てきてあげる。」
唯「いってらっしゃ~い」
さわこ「犯人は和さんでした。」
唯「早っ!ってええ!?先生嘘はちょっと・・・」
さわこ「本当よ!でも何とかして元に戻さないと・・・」
唯「もう一回過去に行って阻止して来たらどうなの?」
さわこ「さっきのが3回目なの。そこまで考えて無かったわ。」
唯「そうですか。」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:16:33.58 ID:qDqQ4oy60
さわこ「・・・え?本来の流れに戻したくないの?」
唯「けいおん部の人と仲良くなんて無理かな・・・だって私・・・」
さわこ「何言ってるの!けいおん部のあなたはすごく輝いてたわよ!!」
唯「え・・・」
さわこ「4人でずっと頑張って・・・ほんとにリア充だったの!」
さわこ「私に任せなさい。担任として、顧問として。あなたをけいおん部に戻してあげる。もう一回、明るい世界に戻してあげる!」
唯「先生・・・」
唯「でももう過去に戻れないんじゃ・・・」
さわこ「・・・」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:21:05.81 ID:qDqQ4oy60
唯「本当に3回使ったんですか?」
さわこ「うん。1回目はリア充になるために過去を変えて、2回目はあなた達の未来を見にいって、3回目はさっきだもの。」
唯「先生、メガネって4つあるんですよね?だったら他のメガネつけてる人を探したら・・・」
さわこ「そうね・・・唯ちゃん、色つきメガネをかけてる人いない?」
唯「確か・・・けいおん部の梓ちゃんがつけてたような・・・」
さわこ「梓・・・ちゃん・・・とりあえず彼女を当たってみましょう!」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:25:35.32 ID:qDqQ4oy60
12:20 音楽室
『2年1組の中野梓さん、すぐに体育館へ来てください。繰り返します。2年~』
律「呼ばれてるぞー梓ー」
梓「すみません。ちょっと抜けます。」
12:25 体育館
梓「すみませーん。だれか呼びましたかー」
さわこ「こっちこっち」
梓「山中先生・・・?」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 08:30:09.94 ID:qDqQ4oy60
12:27 体育倉庫
さわこ「あなたタイムトラベルしたわね。」
梓「ど、どうしてそれを~~!?」
さわこ「ほらね。私の話、嘘じゃなかったでしょ?」
唯「スーパーメガネ・・・本当にあったんだ・・・」
さわこ「単刀直入に言うわ。私が初めに居た場所ではあなたはけいおん部員じゃなかったの。」
さわこ「それが今では・・・過去を変えたわね?」
梓「・・・はい」
さわこ「やっぱり・・・」
梓「でも、色々とおかしいんですよ・・・」
さわこ「おかしい・・・?」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 11:50:17.33 ID:qDqQ4oy60
梓「はい。1回目に過去に戻ったときは特になにもおきなかったんです。」
梓「2回目に同じことをしたらちゃんと変わったんですけど・・・」
さわこ「えっ、どういうこと?」
梓「私も実はリア充になりたくて、けいおん部に入ろうと思ったんです。」
梓「タイムスリップする前の今頃の私は根暗で“ゴキブリ”って言われて虐められてたんです。」
さわこ「梓ちゃん・・・」
梓「きっとあの時ライブに行けば変わっていた。そう思って去年の桜高の文化祭に行ったんです。」
唯「去年の桜高祭・・・」
さわこ「kwsk」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:02:18.84 ID:qDqQ4oy60
・・・
2008-09-27-12:00 桜高
梓「さっさと過去を改変して歴史を変えよう。暗い過去はおさらばです!」
梓「この時私どこに居たっけ?たしか・・・あ、いたいた。」
梓「さりげなくけいおん部のポスター渡してライブに行くよう仕向けなきゃ!」
13:30
梓「見てる見てる。感動してるっぽいし、これで私の未来も安泰!」
梓「用事もすんだし、帰ろ帰ろ」
・・・
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:10:58.23 ID:qDqQ4oy60
2010-04-08 12:00
梓「・・・あれ?リア充になってない・・・なんで・・・?」
梓(確かに過去も改変したし・・・私ならああなったら絶対入るはずなんだけど・・・)
梓「仕方ない。もう一回行こう」
・・・
2008-09-27 12:00
梓(どういうことだったんだろう・・・でも悩んでても仕方ないしまた同じことしなきゃ・・・)
13:30 体育館
梓「よし上手くいった。ちゃんとライブ見てる。あとは帰るだけ・・・」
澪『こんにちは。けいおん部です。けいおん部はこの3人と幽霊部員1人の4人で活躍しています。』
梓「え?幽霊部員?」
梓(さっき来た時こんなこと言ってたっけ?それにボーカルの人も変わってるし・・・)
「え?」
梓「いえ・・・すみません・・・って・・・」
・・・
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:21:16.86 ID:qDqQ4oy60
梓「・・・ということなんです。唯先輩がけいおん部じゃなくなってたんですよ。」
さわこ「多分1回目のは和さんに変えられてしまったのね。」
梓「1回損しました・・・」
唯「やっぱり私、けいおん部だったんだね!」
さわこ「だから言ってるでしょ!まずは唯ちゃんをけいおん部に戻してあげないとね。」
梓「でも他人に過去を変えられてるのに覚えてるって・・・」
唯「気にしない気にしない。」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:38:03.55 ID:qDqQ4oy60
唯「でも和ちゃんもまだ2回残してるかもよ?」
梓「確かにそうだったら無理ですね・・・私はあと1回だし・・・」
さわこ「わたしもう無いし・・・」
唯「あ、たしか」ゴソゴソ
唯「前部室で見つけた白いメガネ。もしかしてこれかな?」
梓(なんで持ってるんですか・・・)
さわこ「でもいいの?自分で過去変えちゃったら・・・その記憶残っちゃうわよ?」
唯「今の生活より全然ましだよ~さ、いこいこ梓ちゃん。」
梓「はい、唯先輩!」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:46:36.37 ID:qDqQ4oy60
さわこ「いい!同じ時間で任務を遂行して戻ってきた後も記憶を保つには2人で同時に過去に行かなきゃだめなの」
梓「そうすればどっちかの所為で未来が変わったとしても記憶を保てますからね。少なくとも唯先輩はあと3回はできるんだし。」
唯「でも2人で行くのはこれっきりだね・・・」
さわこ「今回成功したとしても多分また変えられるわ。だから2人とも。この次を考えて動くのよ」
唯「はーい」
梓「はいです。」
・・・
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 12:56:57.25 ID:qDqQ4oy60
2008-04-16-7:30
唯「うわーちゃんと体も幼くなるんだねー」
梓「唯先輩、とりあえず和さんを探しましょう。この時代の和さんと未来から来た和さんの2人がいるはずです。」
唯「あ、山中先生も2人いるよ。この時代の先生と未来の先生。さっきこの時期に跳ぶって言ってたし。」
梓「私も2人ですけどあまり関係ないですね。入学すらしてませんから。きっと家でPCでもやってるはずです。」
唯「じゃあ2人で各和ちゃんを止めれば介入の無いそのままの流れになるね!」
梓「そうですね。まず手分けして和さんを探しましょう。」
唯「頑張ろうね、梓ちゃん!」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 13:08:41.61 ID:qDqQ4oy60
>>104
始めは4人のけいおん部。→和ちゃん介入→唯ハブ
┏――――――――――――――――――――┛
↓
さわちゃん・あずにゃん気づく→唯をけいおん部に戻そう
わかりにくくてすまん。正直自分で書いててつまらん気がする。
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 14:24:26.75 ID:qDqQ4oy60
8:00 掲示板前
梓「唯先輩、唯先輩。」
唯「え?どうしたの?梓ちゃん。」
梓「アソコ見てください。アレって・・・」
唯「先生?張り込みでもしてるのかな?」
梓「多分そうですね。あれは多分未来の先生ですよ。次の事も考えるなら接触はしない方がいいですね。」
唯「え?どうして?」
梓「だって先生は私たちに会ったって言ってないんですよね。」
唯「うん。」
梓「だったらここで会っちゃったら未来が変わっちゃうじゃないですか。」
唯「あぁ、なるほど。」
梓「今回は偵察なんですからできるだけ状況をいじらないのが得策です。」
唯「わかったよ、梓ちゃん。」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 14:34:45.14 ID:qDqQ4oy60
唯「あ、そういえばなんで先生と梓ちゃんは今この時までこのこと教えてくれなかったの?できたら1年の時に教えてほしかったな。」
梓「それはその時までは知らなかったんですよ。」
梓「過去を変えちゃった瞬間私たちは平行世界の存在になっちゃいます。」
唯「うんうん。」
梓「でも変えられた世界の当時の私は未来が変えられたことに気づいて無いんです。唯先輩みたいに。」
梓「未来の私が、平行世界の私が飛び立った時間と同じ時間に帰ってきた時に記憶が混ざるんです。」
唯「変な話だね。」
梓「・・・“そういうふうにできている”って言葉があるじゃないですか。」
唯「わかったよ梓ちゃん。」
梓「おしゃべりはこのくらいにしてとりあえず和さんを探しましょう。視界に入れておいて損はないはずです。」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 14:42:02.46 ID:qDqQ4oy60
唯「じゃあいきますか。」
梓「あ、唯先輩。ややこしいことになるから携帯の電源は切っておいてください。」
唯「じゃあ連絡取れないね・・・あ、そうだ!」ゴソゴソ
唯「はい、トランシーバー。ちょうど鞄に入ってたよ~」
梓「なんでそんなモノがちょうど入ってるんですか・・・」
唯「さー行こー!」
梓(のんきな人だなぁ・・・)
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 14:53:23.00 ID:qDqQ4oy60
8:30
梓「和さん発見。場所は図書室です。」
唯『こちら唯隊員!こっちも和ちゃん発見!生徒会室で勉強中。』
梓(いったいどっちの和さんが未来の和さんなんだろう・・・)
梓(それがわかるまで手が出せないってのが・・・)
8:50
唯『和ちゃん現在移動中!今1階の廊下を進行中!』
梓「こっちも今片付けを始めました!もうすぐ動きそうです!」
梓(さて、どっちが未来人か・・・)
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 15:00:26.34 ID:qDqQ4oy60
8:55
唯『あ、こっちの和ちゃんはトイレに入っちゃった。』
梓(この時間にトイレ?ってことは先生の言う9:00に間に合わない・・・?ということはこいつが!!)
和「トコトコ」
梓(静観しなきゃだめだけど・・・ここは止めるべき?)
梓(もし和さんがもう3回使っているならここで和さんを止めれば未来は変わるはず・・・)
梓(それにもし今静観しても次行くのは唯先輩1人・・・成功するかどうか・・・)
梓(いいや、絶対しませんね!だって唯先輩ですよ?出し抜かれるに決まってます!)
梓(どうせ未来がわからないなら、ここは全部使い切ったっていう可能性にかけて・・・!)
梓(和さんを止めるしか・・・)
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 15:08:08.98 ID:qDqQ4oy60
8:57
梓「もしもし。唯先輩は追跡はやめて掲示板前に向かってください。」
唯『了解!』
梓(さて、こいつをどうやって阻止するか・・・)
梓(あと3分あります。3分あれば余裕で・・・)
唯『こ、こちら唯!!たた大変だよ!梓ちゃん!』
梓「唯先輩?そんなに慌ててどうしたんですか、こっちは今忙し」
唯『の、和ちゃんがもう掲示板前に来てるんだよ~~!』
梓「な、なんだってー」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 15:57:38.78 ID:qDqQ4oy60 [2/31]
唯『どうする?取り押さえる?』
梓「ち、ちょっと待ってください!」
梓(過去に干渉するなっていったのは私たちと同じ時間に過去に行った2目の和さんだから言えるのであって・・・)
梓(3人目の和さんに変えられたら今までの未来は無かったことになって全部忘れちゃう・・・!)
梓(かと言って止めたところでもうどうしようもない・・・唯先輩はけいおん部にはもう入らない・・・)
唯『梓ちゃーん?応答してー?』
梓(今戻ったところで記憶は受け継げない・・・)
唯『もしもし?もしもーし?』
梓「・・・」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:07:27.82 ID:qDqQ4oy60 [3/31]
梓「もうここにいてもしかたありません・・・戻るしか・・・
唯『了解~』
梓(今から戻ったところで記憶は受け継げない・・・)
梓(受け継ぐには3人目が私たちと同じ12:50ジャストに過去に飛んでいるしかない・・・)
梓(12:00のがそうだったんだ。そんな都合のいいことがたまたま再び起こるなんてありえない・・・)
唯『じゃあ変えろっか!』
梓(唯先輩はなんにもわかってないし・・・もういいです!!)
・・・
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:18:11.04 ID:qDqQ4oy60 [4/31]
2010-04-16-12:50
唯「なんとか戻ってこれたねーでも次は私一人か~」
梓「・・・」
さわこ「いったいなにがあったの?」
梓「それがまた私たちと同じ時間に和さんが過去に行ったらしいんですよ。」
さわこ「・・・でも戻ってこれてよかったわね。」
梓「でも次は唯先輩一人ですね・・・」
さわこ「大丈夫?唯ちゃん?」
唯「うん。でも私その前に聞きたいことがあるんだ。和ちゃんに。」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:27:05.43 ID:qDqQ4oy60 [5/31]
13:00 教室
梓(唯先輩いったい何する気なんでしょう?)
さわこ(まさか全部言う気じゃ・・・)
梓(まさか・・・あ、唯先輩来ましたよ)
唯「あ、和ちゃん。待った?」
和「まったくどこいってたのよ唯・・・」
唯「過去にいってたんだ~」
梓「え!?」
さわこ「はぁ!?」
和「・・・!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:35:51.79 ID:qDqQ4oy60 [6/31]
唯「なんであんなことするの?」
和「唯・・・知ってたの?」
唯「1時間くらい前に知ったの。なんでこんなひどいことを?」
和「私が見た未来。けいおん部の所為であんたは酷いことになってたの。」
和「だから最初から入らないようにするしかなかったの・・・」
梓(てことは和さんは3回全部使ってますね。)
さわこ(そうね。私たち今日ツキまくってるわね。)
唯「嘘だよ!山中先生が未来見たときは4人とも幸せそうだったって言ってたよ!!」
和「え?どういうこと?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:41:17.06 ID:qDqQ4oy60 [7/31]
さわこ(そう・・・そういうことだったの・・・)
梓(え?何がですか?)
さわこ(全部わかったの。和さんと私の見た未来が違った理由も、あなたが1回目の時間移動で何も変化がなかったのも!)
梓(どういうことですか・・・?)
さわこ(たぶん、和さんが見た未来は今日の12:00以前に見たものよ。)
梓(それがどうかしたんですか?)
さわこ(和さんは暗い未来を見たって言ってた。だから過去に行って未来を変えようと思ったはずよ。)
さわこ(そしてそのために過去に行ったのが今日の12:00。)
梓(はい。そこまではわかりましたけど・・・)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:51:19.60 ID:qDqQ4oy60 [8/31]
さわこ(あなたが1回目に過去に行った時間って12:00よね?)
梓(はい。確か12:00ですね。・・・ま、まさか・・・!)
さわこ(そう。あなたが1回目に過去に行った時、ちゃんと未来は変わってたのよ。)
さわこ(私が未来を見にいったのも12:00。そして和さんが過去を変えにいったのも12:00・・・)
梓(そうか先生が見た幸せそうな未来って、私がけいおん部に入った場合の未来だったんですね!)
さわこ(順番はどういう法則で決まるかはわからないけど、とりあえず最初に梓ちゃんの行動が処理されたのは確実・・・)
梓(じゃあ次は先生の行動の処理・・・私の行動で未来が変わったからこの時点で見える未来は幸せの未来・・・)
さわこ(でも最後に和さんの処理が入るわ。よりにもよって一番古いところ改変してるわけだから・・・)
梓(私の改変が無効になる・・・)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 16:58:21.17 ID:qDqQ4oy60 [9/31]
さわこ(とりあえずここまでの行動で唯がいない3人のけいおん部の世界になるはずよ。)
梓(私、その世界ではけいおん部に入って無かったです!だからもう1回使ったんです!)
さわこ(梓ちゃんが過去に戻って改変した結果今の世界があるわけね。)
梓(じゃあ唯先輩と私のいない3人のけいおん部の世界の記憶があるのは私だけってことですね。)
さわこ(そういことになるわね。まあその世界といっても文化祭の日までは同じ流れなんだけどね。)
梓(マジやってくれますね和さん。)
さわこ(まったくだわ・・・)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:02:39.98 ID:qDqQ4oy60 [10/31]
唯「でも言ってたもん!幸せな未来だったって!!」
和「そんなの信じられないわ。」
さわこ「じゃあ私たちが説明してあげるわよ!」ジャーン
和「山中先生・・・それに梓ちゃん・・・」
梓「マジやってくれますね和さん」
和「いったいどういうことですか!?」
唯「私にも教えてー」
さわこ「いいわよ。教えてあげる。」
さわこ「かくかくしかじか・・・」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:09:56.09 ID:qDqQ4oy60 [11/31]
遊戯王風に説明すると
和「効果発動!」
↓
さわこ「チェーン発動!」
↓
梓「チェーン発動!」
チェーンは逆処理だから梓→さわ→和の順で処理。
発動前は暗黒未来
↓
梓過去改変で幸せ未来に。
↓
さわ、幸せ未来を見る
↓
和過去改変により梓の変えた世界は平行世界になっちゃった。重みは過去>未来だから。
&梓の世界が平行世界だからさわが見た未来も並行世界
和の作った世界で、梓が文化祭を改変をしたから、和の世界ではあずにゃんはリア充に。
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:15:46.19 ID:qDqQ4oy60 [12/31]
和「そんなことが・・・じゃあわたしのしたことは・・・」
唯「大丈夫だよ、和ちゃん!私まだ力2回残ってるから!」
和「唯も・・・能力者なの?」
唯「能力者?力の源はこのメガネだよ?」
和「そんな・・・私はなにもかも勘違いしてたっていうの・・・」
唯「だから私が過去を変えに行ってくるよ!それで大丈夫だから!」
梓「そ、そんなことしたら・・・唯先輩だけこの記憶残っちゃいますよ!?」
唯「みんなの幸せのためだしそれぐらいどうってことないよ~」
さわこ「唯ちゃん・・・」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:20:21.09 ID:qDqQ4oy60 [13/31]
和「でも、過去治しただけじゃあの悲惨な未来が・・・」
唯「2回あるっていったでしょ?最後の1回を使って文化祭の日に行くよ。それで梓ちゃんもけいおん部の仲間にするの!」
唯「先生が見た未来ではその未来は幸せだったんだよね!」
さわこ「え、ええ・・・」
唯「じゃあきまりだね!私、過去に行ってくるよ!」
和「唯・・・」
唯「でも過去が変わっちゃうってことはこの世界の皆ともお別れってことなんだね・・・」
梓「唯先輩・・・」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:24:16.42 ID:qDqQ4oy60 [14/31]
梓「うっうう・・・」
唯「泣かないで、梓ちゃん。きっと新しい世界でもきっと仲良くなれるから。」
梓「唯先輩・・・記憶戻るまで虐めてごめんなさい・・・!!」
唯「もう、そんなの全然気にしてないよ・・・?」
梓「ふえ~ん・・・!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:28:16.19 ID:qDqQ4oy60 [15/31]
和「私も、色々混乱させてごめんね・・・」
唯「ううん、私この世界のおかげでかなり精神的に成長できた気がするよ。」
さわこ「・・・そうね。本当に成長したと思うもの。」
唯「だからむしろみんなに感謝してるんだよ?この眼鏡もきっと神様がそう言うのに気付かせてくれるために作ってくれたんだよ。」
唯「私この世界の経験絶対忘れないよ。みんな、ありがとう。それじゃあまたね・・・」
梓「唯先輩ー!!」
・・・
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:35:54.87 ID:qDqQ4oy60 [16/31]
2010-4-16-14:30 音楽室
澪「おい!唯!起きろ唯!」
唯「ふえ?」
律「まったく休憩時間の寝るなんてどんだけ寝不足なんだよ!」
ムギ「よく寝れた?唯ちゃん」
唯「うん。爆睡しすぎてすごい夢見ちゃったよ!」
梓「どんな夢見てたんですか?」
唯「ひみつ!う~~、あ~ず~にゃ~ん!」ギュー
梓「ちょっと!くっつかないでくださいよ!!変な夢でも見たんですか!?」
唯「離さないよーあずにゃーん!」
音楽室室に並んだ5つの鞄。その内の1つの鞄の中には白いメガネが入っていたとさ
おしまい
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:46:37.17 ID:qDqQ4oy60 [17/31]
俺の妄想に付き合ってくれてありがとう。
たとえ過疎スレでも最後まで支援してくれたお前らに感謝。
処女作だからアドバイスなんかくれると嬉しい。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/03(月) 17:45:39.80 ID:y1rfZxuu0 [2/2]
和が見た未来の唯の酷い状態って何?
なんで唯のために過去に戻ってまで修正しようとするの?
そのせいで唯がぼっちになったのに何で助けないの?
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/03(月) 17:48:31.75 ID:qDqQ4oy60 [18/31]
>>26
死んでる。それとぼっちになってる時は和は平行世界の記憶が無い。
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