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麦野「もっと早くに……」
57 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/05(日) 02:31:23.80 ID:jB/OVcDO [2/9]
マイナーな組み合わせ書いてみた。時系列は19巻で浜面達が飛び立った直後くらい
マイナーな組み合わせ書いてみた。時系列は19巻で浜面達が飛び立った直後くらい
58 名前:麦野「もっと早くに……」[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 02:32:57.15 ID:jB/OVcDO [3/9]
麦野(生き延びんのよ。浜面、滝壺。私は、もう……)
??「おい、大丈夫か!?」
麦野(なに……?)
??「しっかりしろ、おい!」
麦野「うっさい奴ね……“まだ”生きてるっての」
??「良かった! 今すぐ助けを――ちくしょう! なんでこんな時に限って携帯を置いてきちまうんだ! 悪いがお前の携帯は?」
麦野「ぶっ壊れたわ」
??「くそっ。なぁ、体動かして大丈夫か?」
麦野「さぁ? ところでアンタは私をどうするつもり? 見たところ暗部の人間じゃなさそうだけど……」
??「アンブ? んなもん知らん。俺はお前を助けたいだけだ。だから人の居るところまで連れて行こうとしてんだ」
麦野「……、止めときな」
??「なんでだ!?」
麦野「アンタが……殺されるから」
??「殺される? ……へっ。その心配はねぇ」
麦野「?」
??「聞いて驚くな? これでも学園都市に7人だったかしかいないレベル5の第七位だ。そこら辺の奴とは根性の出来が違う」
麦野「第七位だって? ……アンタ、名前は?」
59 名前:麦野「もっと早くに……」[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 02:33:54.06 ID:jB/OVcDO [4/9]
削板「削板軍覇だ」
麦野「削板、軍覇……覚えておくわ」
削板「これでお前の心配することはなくなったな? なら早く手当てをしてもらおう」
麦野「……そうね。アンタは私のこと聞かないの?」
削板「女性の過去を聞くのは根性無しのすることだ」
麦野「意外と紳士ね。なのにおんぶなの?」
削板「ダメだったか!? こっちの方が早く動けるから……なんならすぐにでも――」
麦野「それでいいよ。今の私の姿見られたくないし」
削板「俺は気にしない」
麦野「え……?」
削板「俺はどんな姿のお前でも必ず助けていた。だから姿なんて関係ない」
麦野「……、取りあえずお前は止めて」
削板「お、おう。そしたら名前を」
麦野「麦野。麦野沈利よ」
削板「分かった。麦野、俺が必ず助けるから見送った奴らのために絶対に生きろ」
麦野「アンタ、まさか見てたの……?」
60 名前:麦野「もっと早くに……」[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 02:35:22.27 ID:jB/OVcDO [5/9]
削板「旅客機が飛んでいく所をな。そしたら煙が上がっててなんだと思ったら麦野が泣きそうな顔をして倒れていた。それで声をかけた」
麦野「そう……」
削板「もう少しで施設だ。体はどうだ?」
麦野「全身の感覚がハッキリしなくて妙な感じ」
削板「そうか。まぁ聞いた所でさっぱりなんだが」
麦野「アンタねぇ……あ、止まって」
削板「うぉ、どうした急に?」
麦野「ここまでいいわ。“迎え”が来たみたい」
削板「迎え? さっき言ってたアンブとか言う連中か?」
麦野「えぇ。だから私を置いて早く逃げた方が良いわ。第七位のアンタなら見逃してくれるはずよ」
削板「……、助けがいるなら手を貸す。俺はここで逃げるような根性無しじゃない」
麦野「ごめん。言い方を変える。目的地に着いたから帰って、削板」
削板「……分かった。俺の助けが必要になったらいつでも呼べよ! じゃあな麦野!」
麦野(連絡先知らなきゃ呼べないでしょ全く。……じゃあね削板。アンタにもっと早くに――)
麦野「……。さぁクソったれ共、煮るなり焼くなり再利用するなり好きにしろ」
61 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 02:37:14.69 ID:jB/OVcDO [6/9]
おわり
麦野×削板って多分ないだろうと思って挑戦してみた
麦野(生き延びんのよ。浜面、滝壺。私は、もう……)
??「おい、大丈夫か!?」
麦野(なに……?)
??「しっかりしろ、おい!」
麦野「うっさい奴ね……“まだ”生きてるっての」
??「良かった! 今すぐ助けを――ちくしょう! なんでこんな時に限って携帯を置いてきちまうんだ! 悪いがお前の携帯は?」
麦野「ぶっ壊れたわ」
??「くそっ。なぁ、体動かして大丈夫か?」
麦野「さぁ? ところでアンタは私をどうするつもり? 見たところ暗部の人間じゃなさそうだけど……」
??「アンブ? んなもん知らん。俺はお前を助けたいだけだ。だから人の居るところまで連れて行こうとしてんだ」
麦野「……、止めときな」
??「なんでだ!?」
麦野「アンタが……殺されるから」
??「殺される? ……へっ。その心配はねぇ」
麦野「?」
??「聞いて驚くな? これでも学園都市に7人だったかしかいないレベル5の第七位だ。そこら辺の奴とは根性の出来が違う」
麦野「第七位だって? ……アンタ、名前は?」
59 名前:麦野「もっと早くに……」[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 02:33:54.06 ID:jB/OVcDO [4/9]
削板「削板軍覇だ」
麦野「削板、軍覇……覚えておくわ」
削板「これでお前の心配することはなくなったな? なら早く手当てをしてもらおう」
麦野「……そうね。アンタは私のこと聞かないの?」
削板「女性の過去を聞くのは根性無しのすることだ」
麦野「意外と紳士ね。なのにおんぶなの?」
削板「ダメだったか!? こっちの方が早く動けるから……なんならすぐにでも――」
麦野「それでいいよ。今の私の姿見られたくないし」
削板「俺は気にしない」
麦野「え……?」
削板「俺はどんな姿のお前でも必ず助けていた。だから姿なんて関係ない」
麦野「……、取りあえずお前は止めて」
削板「お、おう。そしたら名前を」
麦野「麦野。麦野沈利よ」
削板「分かった。麦野、俺が必ず助けるから見送った奴らのために絶対に生きろ」
麦野「アンタ、まさか見てたの……?」
60 名前:麦野「もっと早くに……」[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 02:35:22.27 ID:jB/OVcDO [5/9]
削板「旅客機が飛んでいく所をな。そしたら煙が上がっててなんだと思ったら麦野が泣きそうな顔をして倒れていた。それで声をかけた」
麦野「そう……」
削板「もう少しで施設だ。体はどうだ?」
麦野「全身の感覚がハッキリしなくて妙な感じ」
削板「そうか。まぁ聞いた所でさっぱりなんだが」
麦野「アンタねぇ……あ、止まって」
削板「うぉ、どうした急に?」
麦野「ここまでいいわ。“迎え”が来たみたい」
削板「迎え? さっき言ってたアンブとか言う連中か?」
麦野「えぇ。だから私を置いて早く逃げた方が良いわ。第七位のアンタなら見逃してくれるはずよ」
削板「……、助けがいるなら手を貸す。俺はここで逃げるような根性無しじゃない」
麦野「ごめん。言い方を変える。目的地に着いたから帰って、削板」
削板「……分かった。俺の助けが必要になったらいつでも呼べよ! じゃあな麦野!」
麦野(連絡先知らなきゃ呼べないでしょ全く。……じゃあね削板。アンタにもっと早くに――)
麦野「……。さぁクソったれ共、煮るなり焼くなり再利用するなり好きにしろ」
61 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 02:37:14.69 ID:jB/OVcDO [6/9]
おわり
麦野×削板って多分ないだろうと思って挑戦してみた
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削板も大好きだ
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