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ハリー「透明マントでエロいことしよう」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:29:25.95 ID:EsDae4cLO [2/26]
ハリー「透明マント……か」
ロン「おや? どうしたんだいハリー、そのマントは?」
ハリー「いや……、なんでもない」
ロン「変な奴だな。じゃあ僕は先に寝るぜ」
ハリー「あ、ああ」
ハリー(被ると透明になれるだって……?)
ハリー(そんな夢のような(性的な意味で)マントがあるなんて……)
ハリー「透明マント……か」
ロン「おや? どうしたんだいハリー、そのマントは?」
ハリー「いや……、なんでもない」
ロン「変な奴だな。じゃあ僕は先に寝るぜ」
ハリー「あ、ああ」
ハリー(被ると透明になれるだって……?)
ハリー(そんな夢のような(性的な意味で)マントがあるなんて……)
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:31:03.30 ID:EsDae4cLO [3/26]
ハリー「よしっ」
ハリー(エロいことをしよう! これを被れば、女子部屋から風呂場までどこだって入れるんだ!)
ハリー(まずは……、女子部屋のハーマイオニーのところに……)
ハリー(って僕は何を考えているんだ! ハーマイオニーは大切な友人じゃないか! 彼女でエロいことをするなんて)
ロン「ムニャムニャ……。さぁハーマイオニー、君の秘密の部屋を見せてごらんよ」
ハリー「ビクッ! ……なんだ、寝言か」
ロン「アロホモーラ。……おいおい、そんなに恥ずかしがるなって」ムニャムニャ
ハリー「……よし、ハーマイオニーのところに行こう」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:33:21.36 ID:EsDae4cLO
―女子部屋―
ハリー(マントも被ったし、今の僕の姿は誰にも見えないはず)
ハリー(ハーマイオニーはもう寝たかな?)チラッ
ハーマイオニー「……」カキカキ
ハリー(ハーマイオニー、勉強してるよ。やっぱり努力家だなぁ)
ハーマイオニー「……」カキカキ
ハリー「……」
ハーマイオニー「……ん」
ハリー「」ピクッ
ハーマイオニー「……」カキカキ
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:36:18.83 ID:EsDae4cLO
ハリー(参ったな……、何も面白くない。それに、この部屋で何かエロいことが起きるとは思えないな)
ハリー(何かしらアクションが欲しいところだ)
バンッ
ジニー「ハーマイオニー! そろそろお風呂に行かない!?」
ハリー「!」ビクッ
ハーマイオニー「あら、もうこんな時間!? そうね、お風呂に入って寝ましょう」
ジニー「ウワーオ! まだ勉強してたのね! 私さきに行ってるから!」
バンッ
ハリー「……」
ハリー(……アクシオ性欲よ来い!)
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:38:33.10 ID:EsDae4cLO
―風呂場―
ハリー(来たぜ)
ハリー(ハーマイオニーより先に来たけど……、まだかな?)
ハーマイオニー「」スタスタ
ハリー(き、来たっ)
ハーマイオニー「」カチャッ
バタンッ
ハリー「おっと」
ハリー(戸を閉められてしまっ……)
ハリー(しまったああ!!)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:40:31.29 ID:EsDae4cLO
ハリー(早く中に入って……)
ハリー(待て待て待て)
ハリー(今僕がこの戸を開けたら、まるでひとりでに戸が開いたように見えて怪しすぎるじゃないか!)
ハリー(なんとかハーマイオニーの後に続いて入るべきだったんだ……!)
ジニー『ウワーオ! ハーマイオニー、ナイスバディじゃない! ウワーオ!』
ハーマイオニー『やっ! 触んないでよぉ!』
ハリー(ちくしょおおおおお!!)
ハリー(これじゃあ僕の魔法の杖から守護霊を出せない!)
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:43:20.59 ID:EsDae4cLO
―自室―
ハリー(結局戻ってきてしまった……。また明日にでも行くか)
ロン「ははっ、ハーマイオニー、こんなところからバタービールが溢れ出てきているよ。……え?違うって?」ムニャムニャ
ハリー「ロンのやつ、どんな夢を見てるんだ」
ロン「……むにゃ」
ハリー「おっと、目を覚ましたのかい?」
ロン「……トイレ」スタスタ
ガンッ
ロン「うわっ、何かに躓いた!」
ハリー「うげっ!」
ハリー(僕の股間のケンタウロスにロンの膝がっ!)
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:46:59.91 ID:EsDae4cLO
ロン「なんだぁ?」モゾモゾ
ハリー「うっ! 止めろ、ロンっ!」
ロン「お、おいハリー! 股間がガチガチに固くなってるぞ!」
ロン「まさか……、ここだけバジリスクの目によって石化したんじゃ……!」
ハリー「い、いや違うんだ、ロン!」
ロン「だって、こんな石みたいの、バジリスクの仕業としか……」モゾモゾ
ハリー「違うって! むしろそいつが僕のバジリスクだ!」
ロン「なんだって?」モゾモゾ
ハリー「いいから手を離すんだ!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:49:18.60 ID:EsDae4cLO
ハリー「―――というわけなんだ」
ロン「なるほど、それで君の股間がファイアボルトだったんだな」
ハリー「恐縮です」
ロン「しかしハーマイオニーでエロいことをしようとするなんて、けしからんね」
ハリー「君が今まで見ていた夢の内容を言ってみろよ」
ロン「ところで、そのマント僕に貸してくれないかな?」
ハリー「なんだって?」
ロン「僕にいい考えがあるんだ」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:52:11.14 ID:EsDae4cLO
ハリー「そっ、そうか! なら僕も一緒に……」
ロン「いや、まずは僕1人でやらせてくれ。いきなり2人でイって共倒れになるなんてまっぴらだからな」
ハリー「ロン、お前まさか……」
ロン「気にすんなよ、相棒」
ハリー「必ず、帰って来るんだぞ!」シュッ
ロン「ああ」パシッ
ロン「確かに、受け取ったぜ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:56:11.75 ID:EsDae4cLO
―談話室―
ロン「よしっ、邪魔は消えたな」
ロン「まったく、誰がこんな楽しみを独り占めせずにいられるかよ。ハリーには悪いけどね」
ロン「それにしても……、風呂場は入れないようだし、どうしたものか……」
ロン(あそこに行くか……)
─────────────
―医務室―
ロン(いたいた、マダム・ポンフリー)
マダム「(仕事中)」
ロン(マクゴナガル先生とトレローニー先生も捨てがたいけど、やっぱり一番はマダムだよな)
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:00:10.36 ID:EsDae4cLO
ロン(怪我した生徒もいないみたいだし、1人きりか……)ゴクリ
マダム「……ふぅ」
マダム「疲れましたわね……。こんな日はあの方が恋しくなりますわ」
ロン(あの方? いったい誰のことだろう)
ガチャッ
ロン「!」ビクッ
マダム「あら」
ロン(こっ、こいつは!)
マダム「スネイプ先生じゃありませんの」
スネイプ「失礼」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:04:07.64 ID:EsDae4cLO
スネイプ「今、生徒はおりますかな?」
マダム「ご覧になればお分かりでしょう?」
スネイプ「……」チラッ
ロン「」ドキドキ
スネイプ「いないようだ」
マダム「ええ、医務室が暇であるとは、いいことですわ」
スネイプ「ああ。いいことだ」
マダム「それで……、今日はどんなご用で?」
スネイプ「ふ……、分かっておるだろうに」
スネイプ「……実は、今夜もあなたのことを考えていたら股間の腫れが引かなくなってしまいましてな」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:08:09.59 ID:EsDae4cLO
ロン(な、何ぃ!?)
マダム「またですの? 本当困りましたわね」
スネイプ「顔は笑っているではないか」
マダム「スネイプ先生こそ……」スルリ
ロン(マダム・ポンフリーのおっぱい……)
スネイプ「我輩、我慢できませぬぞ」
ロン(すごいことになってきたぞ……)
スネイプ「闇の魔術の世界へようこそ、マダム」ボロン
ロン(く、黒いっ)
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:12:50.23 ID:EsDae4cLO
マダム「まぁ、お待ちになって。……スネイプ先生は魔法薬を教えてらっしゃいますのよね?」
スネイプ「いかにもそうだが?」
マダム「是非わたくしにも、魔法薬についてご教示してくださいまし」
スネイプ「というと?」
マダム「あらやだ、新たな命を創り出す神秘の白濁薬のことでございますわ」
スネイプ「おやおや、みなまで言ってしまいますとは、我輩恐れ入りましたな」
マダム「うふふふ」
スネイプ「ふははは」
ロン(これが大人の世界……!)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:17:07.38 ID:EsDae4cLO
―――――――――――――
スネイプ「おおマダム……」
マダム「はぁ、あぁ……」
スネイプ「マダム、どうやらここのビーンズは百味とまではいかないようですな」ペロペロ
マダム「ああっ!」
ロン「スネイプのやつ、すごいテクだ……」
スネイプ「我輩が持つ二つの賢者の石も、そろそろ力を解放しますかな」ズムムッ
マダム「ひぃっ」ビクッ
ロン「はぁ……、はぁ……」シコシコ
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:21:32.60 ID:EsDae4cLO
スネイプ「我輩、間も無く絶頂を迎えますぞ」
マダム「あっ、……中にっ、中に注いでぇ! あなたの魔法薬っ!」
スネイプ「ぐっ……、ぬおおぉぉっ!」
スネイプ「パトローナムッッ!」ビュルルッ
ロン(うわはぁ……、うっ!)ビュルルッ
マダム「はぁ……、愛していますわセブルス……」
スネイプ「ふん、さっさと服を着るのですな。生徒が来てはいけない」
ロン(ふぅ……。僕、何やってんだろ。帰ろ)
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:25:14.66 ID:EsDae4cLO
―――――――――――――
―自室―
ロン「―――ということがあったのさ」
ハリー「まさかスネイプとマダム・ポンフリーがそんな関係だったなんて……」
ハリー「それより君、熟女趣味があったのか。僕はてっきりハーマイオニーの方を……」
ロン「まぁまぁ、そこはマンドレイクで頼むぜ」
ハリー「気安く触れるんじゃない、と?」
ロンハリ「ハハハハハ」
ロン「そうだ、ハリー。マントを返すよ」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:29:42.21 ID:EsDae4cLO
ハリー「ああ。……ってなんだこれは!」
ハリー「マントの内側がロンのパトローナムでベチョベチョだ!」
ロン「す、すまない……。すっかり夢中で……」
ハリー「まぁ、こんな汚れくらいだったら魔法ですぐ綺麗にできるさ」
ロン「でも僕も君も、浄化の魔法は使えないじゃないか」
ハリー「そうだったね。だったらハーマイオニーにでも……」
ロン「ハーマイオニーにでも……」
ハリロン「!!」
ハリー(ハーマイオニーに、この汚れを……)
ハリー「エレクト立てよ!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:34:28.81 ID:EsDae4cLO
―女子部屋―
コンコン
ハリー「ハーマイオニーいるかい?」
ハーマイオニー「あら、ハリーにロンじゃない。どうかしたの?」
ハリー「実は……、マントを汚しちゃって」
ロン「君に綺麗にして欲しいんだ」
ハーマイオニー「なぁんだ、そんなこと朝飯前だわ。そのマントを貸しなさい」
ハリー「こ、これなんだけど……」スッ
ハーマイオニー「うっ、臭っ」
ロン「おぉふ……」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:38:29.73 ID:EsDae4cLO
ハーマイオニー「これ、なんなの? マントの内側が白いドロドロしたのでびっしり……」
ハリー「あー……、ハグリッドが間違えてよだれ掛けにしちゃったみたいでさ」
ハーマイオニー「とんだ天然半巨人ね。いいわ、今綺麗にする」
ハリー「ありがとう、ハーマイオニー」
ロン「おいハリー、なかなか良い言い訳じゃないか」ヒソヒソ
ハリー「ハグリッドには悪いけどね」ヒソヒソ
ロン「はははっ、違いない」ヒソヒソ
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:43:23.70 ID:EsDae4cLO
ハーマイオニー「スコージファイ!」ピシュッ
ピカーン
ハリー「おお……」
ハーマイオニー「私にかかればヒゲ半巨人の悪臭よだれだって、あっという間よ」
ロン「おぅ……、僕のパトローナ」
ハリー「オラァ」ガスッ
ロン「いてっ!」
ハーマイオニー「? ロンの……、何ですって?」
ハリー「い、いやっ、なんでもないよハーマイオニー!」
ロン「おおぅ……」
ハリー「マントはありがとう! そろそろ僕たち戻らなきゃ。……それじゃあ!」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:46:56.02 ID:EsDae4cLO
―自室―
ハリー「おいロン。危うくハーマイオニーにバレるところだったじゃないか!」
ロン「分かった分かった! 悪かったって」
ハリー「まったく……。ムシャクシャしたらまたムラムラしてきたよ」
ロン「ははっ、『ムシャクシャ』と『ムラムラ』をかけたのかい? それはちょっと無理が」
ハリー「オラァ!」ガスッ
ロン「うっ、おぉふ……」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:50:34.84 ID:EsDae4cLO
ロン「ところで、僕はさっき医務室でスッキリしてきたことだし、眠いから寝るよ」
ハリー「ちくしょう、自分ばっかり」
ロン「君も今から楽しめばいいさ。多分まだマダム・ポンフリーはいるぜ」
ハリー「いや、マダムは遠慮しておく」
ロン「じゃあマクゴナガル先生かい?」
ハリー「とりあえず校舎内をうろついてみるよ。僕の暴れ柳はもう限界なんだ」
ロン「ンー、ムニャムニャ……」
ハリー「もう寝た……だと? まぁいい、行くか」
ロン「やぁハーマイオニー、君の禁じられた森を切り開いてみようか……」ムニャムニャ
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:55:52.60 ID:EsDae4cLO [26/26]
―廊下―
ハリー(さて……。グリフィンドール寮は出て来たものの、どこへ行こうか)
ハリー(やはり風呂場か……? 確か、監督生だけが使えるとびきり大きな風呂があったはず)
ハリー(よし、行くか!)
─────────────
カッカッカッカッ
ハリー(おっ、誰か来るぞ……)
マルフォイ「……」スタスタ
ハリー(マ、マルフォイ!?)
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:00:51.95 ID:5vwlSgjxO [1/43]
ハリー(ヤバいっ……、って今の僕は透明なんだった! 何も怖がることはないか)
マルフォイ「……」スタスタ
ハリー(こ、こっちに来る……! ぶつからないよう気をつけて静かにしていよう)
マルフォイ「――」ブツブツ
ハリー(? 何か言ってるぞ? 耳をすましてみよう)
マルフォイ「遂に来るんだ……」ブツブツ
ハリー(来る? なんのことだろう)
マルフォイ「遂に闇の帝王、ヴォルデモート様が復活するんだ……」ブツブツ
ハリー「な、なんだって!?」バサッ
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:05:22.45 ID:5vwlSgjxO [2/43]
マルフォイ「ポポポポポッター!」
ハリー(しまった!! マントを脱ぎ捨ててしまった!)
ハリー「や、やぁマルフォイ、クラッブとの熱い夜は楽しかったかい?」アセアセ
マルフォイ「なっ、貴様っ、なぜそれを……!」
ハリー(え?)
マルフォイ「そんなことより、いつからお前はここにいた!? 僕の独り言を……聞いたか?」
ハリー「独り言? 僕はたった今きたところだから分からないなぁ」
ハリー(ここは聞かなかったふりをしておこう)
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:10:06.58 ID:5vwlSgjxO [3/43]
マルフォイ「そうか…… む!!」
ハリー「!」ギクッ
マルフォイ「貴様っ! こんなところに杖を隠し持って……、何をする気だ!」
ハリー(違う違うっ! これは僕の暴れ柳だ!)
マルフォイ「こいつをよこせ!」ガシッ
ハリー「あはぁっ!」
マルフォイ(あれ、こんなに太い杖だったか……?)ニギニギ
ハリー(ヤバいっ、許されざる呪文が発動しそうだっ!)
マルフォイ「こいつはまさか……」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:16:01.84 ID:5vwlSgjxO [4/43]
ハリー(しかもマルフォイは若干ホモっぽい!)
ハリー(こうなったら……!)
ハリー「おらっ」ダッ
マルフォイ「お、おい待て、逃げるな!」
ハリー「はぁ、はぁ」ズドドド
マルフォイ「ちっ、なんて速さだ……、ん?」
マルフォイ「こんなところにマントが……。ポッターが落としていったのか?」バサッ
マルフォイ(!! と、透明になった!)
マルフォイ「これは……、これがあれば!」
マルフォイ「エロいことし放題じゃないか!」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:22:05.06 ID:5vwlSgjxO [5/43]
―ハリー自室―
ハリー「はぁ、はぁ」
ロン「おや、ハリー」ゴシゴシ
ハリー「ん? ロン、なぜパンツを洗ってるんだい?」
ロン「いやぁ、参ったよ。夢の中でいろいろあって、僕の尻尾爆発スクリュートが」
ハリー「そうか」
ロン「ところで、成果はあったのかい?」
ハリー「へ? ああ、それなら……、!!」
ハリー「……マント忘れた」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:27:17.80 ID:5vwlSgjxO [6/43]
―スリザリン寮―
マルフォイ「もしかするとポッターは、このマントを使ってエロいことをしようとしていたのかもしれない……」
マルフォイ「あいつばかりに良い思いをさせてたまるか! 僕はマルフォイだぞ」
マルフォイ「とりあえず、外に出てチャンスを探すか」
マルフォイ「待てよ……、何か恐ろしいことを忘れてるような気が……」
マルフォイ「いやっ、そんなことより、僕の屋敷しもべ妖精を可愛がる方が先だ! 待ってろよ!」バッ
200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:31:25.70 ID:5vwlSgjxO [7/43]
補足:屋敷しもべ妖精=マルフォイのあそこ
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:33:31.74 ID:5vwlSgjxO [8/43]
―廊下―
マルフォイ(さぁ、何かないかな……)
カッカッカッカッ
マルフォイ(! 誰か来るぞ……!)
カッカッカッカッ
パーシー「……」スタスタ
マルフォイ(あれは確か、ウィーズリーの兄貴……)
ガチャッ バタン
マルフォイ(部屋に入ったぞ!)
マルフォイ(この部屋は……、風呂場?)
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:39:00.98 ID:5vwlSgjxO [9/43]
マルフォイ(そういや聞いたことがあるぞ。ホグワーツのどこかには監督生だけが使える風呂がある、と)
マルフォイ(ということは、パーシーの奴は今……)
マルフォイ「やべ、純血がみなぎってきた……」
マルフォイ「よしっ」
マルフォイ(音を立てないように慎重に……)
(カチャッ)
パーシー「ふふーん♪」
マルフォイ(ほう……)
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:45:28.98 ID:5vwlSgjxO [10/43]
マルフォイ「素晴らしい……」
小さく鼻歌を歌いながらシャワーを浴びているパーシーに、マルフォイは欲望を感じずにはいられなかった。
普段の監督生としての姿しか知らなかったが故に、目の前でクネクネと魅力的な裸体を捩る姿は――実際はシャワーを浴びているだけに過ぎないが――マルフォイの愚息をいきり立たせるに難くなかった。
いや、愚息は固くなっていたのだが。
意識はしていなかった。
マルフォイは自分がマスターベーションをしようとしていることに、自分でさえも気付かなかった。
こんなこと、あってたまるか。僕はマルフォイだぞ。
そう思いながらもマルフォイはしっかりと、それでいて柔らかく包んだ右手を放さなかった。
243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:51:19.41 ID:5vwlSgjxO [11/43]
マルフォイ「はぁ……はぁ……」シコシコ
パーシー「ふんふんふふーん♪」
マルフォイ「はぁ……はぁ……」シコシコ
パーシー「ふふんふふーん♪」
マルフォイ「はぁ……はぁ……、ああっ!」ビクッ
パーシー「ふんふ」ピタッ
マルフォイ「!」
マルフォイ(勘づかれたかっ! だが……、止まらないっっ!)ビュルルッ
パーシー「なんだぁ? 今こっちから声が……」スタスタ
マルフォイ(フォォォォォイ!)ビュルルッ
260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:58:01.04 ID:5vwlSgjxO [12/43]
パーシー「なんかこの辺から変な匂いが……」
マルフォイ「あぁ……」ピクピク
パーシー「この辺かな?」スウッ
マルフォイ(うわっ、いつの間にこんな近くまで! ヤバい、捕まる!)
??「待ちなさい!」
パーシー「!」ビクッ
マルフォイ「!」
マルフォイ(た、助かった……)
??「そのまま動かないで」
パーシー「なっ、お前は……、嘆きのマートル!」
マートル「はぁ~い」
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:03:26.71 ID:5vwlSgjxO [13/43]
パーシー「マートルお前っ、いったい何をしている!」
マートル「あら、そんなカッコで凄まれても全然こわくないわよぉ?」
パーシー「えっ?」
パーシー「…………」カァァァァ
パーシー「く、くそっ!」ダッ
ガチャッ バタン
マルフォイ「て、照れて赤くなったパーシー……」
マルフォイ(かわいい……)
マートル「で、あんたは何をやってたわけ?」
マルフォイ「うわっ!」ビクッ
282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:10:52.28 ID:5vwlSgjxO [14/43]
マルフォイ「き、貴様、マントを被った僕が見えるのか!?」
マートル「ええ。私ゴーストだもの」
マルフォイ「どこまで……、見ていた?」
マートル「あなたの可愛いオチ○コが精○を出すところまでよ」
マルフォイ「ばっ、馬鹿者! ちゃんと隠語を使え! せっかく今まで隠してきたんだから!」
マートル「そんなことより、ねぇあなた。ゴーストのオマ○コって興味なぁい?」スルスル
マルフォイ「ちっ、悪いが僕は生身の男と屋敷しもべ妖精にしか興味がない」
マートル「あら、酷いっ」
289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:14:47.30 ID:5vwlSgjxO [15/43]
マルフォイ「賢者と化した今の僕には、スネイプ先生の誘惑も効かない」
マートル「スネイプ先生の誘惑とか普通に気持ち悪いんだけど」
マルフォイ「君を置いて、僕は行く!」バッ
マートル「あっ、待ちなさい!」
ガチャッ バタン
マートル「待ちなさ……」
マートル「もう! こんなことなら自分でオマ○コいじってオ○ニーでもしてる方がいいわ!」
301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:20:15.41 ID:5vwlSgjxO [16/43]
―廊下―
マルフォイ「パーシー! パーシーは?」キョロキョロ
マルフォイ「くっ、いないか……。どっちに行った!?」
マルフォイ「……こっちか!」バッ
ドンッ
マルフォイ「いたっ!」
マルフォイ「貴様! どこ見て歩いている! 僕はマルフォイだぞ!」バサッ
??「……」
マルフォイ「なにを黙っている! 貴様、何者だ!」
??「私は……、闇の帝王・ヴォルデモート」
マルフォイ「……へ?」
314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:26:16.90 ID:5vwlSgjxO [17/43]
―ハリー自室―
ロン「おいハリー、マントを忘れて、どうするつもりなんだよ?」
ハリー「今から取りに行くのはちょっとな……」
ロン「? 何故だい? マルフォイがうろついていたからかい?」
ハリー「ああ、それもあるけど、マルフォイが言うにはヴォルデモートが復活するらしいんだ。だから」
ロン「えっ?」
ハリー「え? だから、ヴォルデモートが……」
ハリロン「ええええええええ!!」
319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:31:00.85 ID:5vwlSgjxO [18/43]
ハリー「はっ、早くダンブルドア先生に知らせないと!」
ロン「でも外はマルフォイがうろついているんだろ?」
ハリー「だったら透明マントで……」
ロン「マントは忘れて来たんだろう!?」
ハリー「ウォォォオ!」
ロン「どうするんだよ!」
ハリー「」
ロン「ど、どうした?」
ハリー「いや、行くしかない」
324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:33:06.96 ID:5vwlSgjxO [19/43]
ロン「そうは言ったって……」
ハリー「闇の帝王を倒すのは僕だ。僕が行かなくてはならないんだ」
ロン「……そうか、分かった」
ハリー「だけど君を巻き込むわけにはいかない。僕が1人で行く」
ロン「そりゃいい」
ハリー「僕がダンブルドア先生に伝えるんだ!」
ロン「そうだ、それがいい! さっさと行け!」
ハリー「じゃあ、行ってくるよ!」
335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:37:11.26 ID:5vwlSgjxO [20/43]
―校長室―
ハリー「なんとか誰にも会わずに来れたな」
ハリー「早速ダンブルドア先生に会わなきゃ」スタスタ
ムギュ
ハリー「うぎゅ」
ハリー「なんだ? 見えない壁が……」
ヒュルルルル
ハリー「うわっ!」サッ
ガッシャーン!
ハリー「……なんて罠だ。さすがダンブルドア先生」
336 名前:佳境[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:40:13.31 ID:5vwlSgjxO [21/43]
ハリー「はぁ、はぁ」
ハリー「やっと入口に辿り着いたか……。罠ばかりで入口に来るのも一苦労だ」
ガチャッ
ハリー「失礼します。ダンブルドア先生」
ダンブルドア「おや、ハリー」
ハリー「ダンブルドア先生、大変なんです!」
ダンブルドア「ふむ。何があったのかな」
ハリー「実は―――」
344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:48:23.82 ID:5vwlSgjxO [22/43]
佳境に入ったところで続きは明日の午前中に持ち越しです
落ちなければいいのですが…
419 名前:いきます[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:25:24.70 ID:5vwlSgjxO [23/43]
ハリー「実は、あのヴォルデモートが復活するらしいんです!」
ダンブルドア「ふぉっふぉっふぉ。そのくらいとっくに気付いておったよ」
ハリー「えっ! そうだったんですか!?」
ダンブルドア「対策もバッチリしておる。ハリー、ちょっと待っていてくれるかな?」
ハリー「はい」
ダンブルドア「これを見るんじゃ」スススッ
ハリー「これは……」
422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:30:01.36 ID:5vwlSgjxO [24/43]
ハリー「ペンシープ、ですね。確か記憶を映像として保存できるという……。もしかして、これでヴォルデモートに関する記憶を?」
ダンブルドア「いいや、これはワシのパトローナムじゃよ。いつもこのペンシープに集めておるんじゃ」
ハリー「もう何がなんだか分からなくなってきました」
ダンブルドア「白く渦巻く様子が幻想的じゃろ?」
ハリー「あなたは何がしたいんですか?」
425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:36:57.72 ID:5vwlSgjxO [25/43]
ダンブルドア「本命はこっちじゃ。ハリー、後ろを見てみるがよい」
ハリー「はい、……これは、みぞの鏡!」
ダンブルドア「ワシはみぞの鏡に魔法をかけての。その鏡に見えた『望み』を実現させることが出来るようにしたのじゃ」
ハリー「そっ、それはすごい」
ダンブルドア「君のヴォルデモートを倒すという望みを鏡に映せば、その望みを叶えられるというわけじゃ」
ハリー「やってみます」
ダンブルドア「ハリー、鏡には何が映っているかな?」
ハリー「……ハーマイオニーがいます」
ダンブルドア「ふむ……。どんな状況じゃ?」
ハリー「ハーマイオニーは、全裸です」
435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:42:27.10 ID:5vwlSgjxO [26/43]
ダンブルドア「ふむ、ならばヴォルデモートのことを考えるんじゃ」
ハリー「先生、この望みは実現させなくてもいいんですか?」
ダンブルドア「ヴォルデモートのことを考えるんじゃ」
ハリー「はい……」
ダンブルドア「何が見えるかな」
ハリー「ヴォルデモートと……、僕が映っています」
ダンブルドア「どんな状況じゃ?」
ハリー「……ヴォルデモートの上に僕が乗っかっています!」
ダンブルドア「ほう」
ハリー「2人とも、全裸です!」
442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:48:42.36 ID:5vwlSgjxO [27/43]
ダンブルドア「それがいい。実現させよう」
ハリー「こんな望みを抱えていたなんて自分でも驚きです」
ダンブルドア「結果的には倒しておるから問題ないじゃろう」
ハリー「それどころか僕は闇の帝王を犯すことになりますよ」
ダンブルドア「さぁハリー、みぞの鏡に手を伸ばすんじゃ」
ハリー「ええ……」スッ
??「待つのだ」
ハリー「!」
ダンブルドア「これはこれは」
ダンブルドア「ヴォルデモート」
ヴォルデモート「これは便利なマントであった」バサッ
447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:54:11.92 ID:5vwlSgjxO [28/43]
――30分前
マルフォイ『ヴォヴォヴォヴォルデモート様!』
ヴォルデモート『貴様は……、マルフォイと言ったな』
マルフォイ『ははいっ!』
ヴォルデモート『そのマントは……なんだ?』
マルフォイ『はっ! このマントは被ると透明になれるマントでして……』
ヴォルデモート『それを寄越すのだ』
マルフォイ『はいっ!』
ヴォルデモート『ははは……、これがあれば』
マルフォイ『……!』ゴクリ
ヴォルデモート(エロいことし放題だな……)
456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:00:58.35 ID:5vwlSgjxO [29/43]
ハリー「と、透明マント!」
ヴォルデモート「ふふふ、貴様の後ろをついて来るだけで罠は全て回避できたぞ! 礼を言おう」
ハリー「そうか、校長室前でぶつかった透明な壁は、マントを被ったヴォルデモートだったのか……!」
ダンブルドア「ハリー、こやつはワシが食い止めておる。君は早く鏡の望みを実現させるのじゃ」
ハリー「はい、分かりました」スッ
ヴォルデモート「させるか!」ピシュッ
ハリー「!」ドガン
ヴォルデモート「話は全部聞いていた。その鏡を使うのは私だ!」ダッ
ダンブルドア「ああっ」
ハリー「お前全然食い止められてねえぞ」
463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:06:46.76 ID:5vwlSgjxO [30/43]
ダンブルドア「や、やめるんじゃ!」
ヴォルデモート「もう遅いぃ!」スッ
ハリー「うわっ!」
ピカーン
ハリー(ヴォルデモートの望みが実現してしまう! ホグワーツの、魔法界の終わりだ……!)
ダンブルドア「うわああぁぁ」
─────────────
ハリー「…………」
ハリー「…………うう」
ハリー(? ここは……?)
465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:12:16.16 ID:5vwlSgjxO [31/43]
ハリー(はっ! ヴォルデモートは? あいつの望みは……?)
パンパンパンパンパンパン
ハリー(この音は……?)
ハリー「あっー! 尻が痛い!」
ハリー(まさか……!)クルッ
ヴォルデモート「ああっ、ああっ、ハリー、いいっ!」
ハリー「」
476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:17:38.85 ID:5vwlSgjxO [32/43]
ヴォルデモート「いくっ! 闇の帝王がいくっ!」
ハリー(そうか……、ヴォルデモートの望みって……)
ヴォルデモート「いっちゃうよっ! 名前を言ってはいけないあの人がいくよっ!」
ハリー(これだったん……だな……)
ヴォルデモート「ああんっ!」ビュルルッ
ハリー(はぁぁん)
ハリー(なんてことだ……)
481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:22:14.79 ID:5vwlSgjxO [33/43]
ヴォルデモート「ふぅ……」
ハリー「……くそっ」
ヴォルデモート「ありがとう。私のナギニも随分と君を気に入ったようだ」
ハリー「……」
ヴォルデモート「どうした? あまりの気持ち良さに呆然としたか」
ハリー「……あんな鏡」
ヴォルデモート「?」
ハリー「あんな鏡なんてなくても、僕は望みを叶えてみせる!」ガバッ
ヴォルデモート「うっ! なっ、何をする!」
487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:27:14.17 ID:5vwlSgjxO [34/43]
パンパンパンパンパンパンパンパン
ヴォルデモート「あっ、あっ、あっ」
ハリー「はぁぁ、はぁぁ……。これまでの報いを受けろ!」
ハリー「うっ……、これはお父さんの分!」ビュルルッ
ヴォルデモート「あはぁ!」
ハリー「これは……、セドリック・ディゴリーの分!」ビュルルッ
ヴォルデモート「あんっ……」
ハリー「そしてこれは、あっ……、僕の個人的な欲望の分!」ビュルルッ
496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:33:38.55 ID:5vwlSgjxO [35/43]
ヴォルデモート「……」ピクピク
ハリー「はぁ……、んっ」ズボッ
ハリー「闇の帝王の隠れ穴も大したことなかったな」
ヴォルデモート「」ピクピク
ハリー「ヴォルデモート……、失神したか」
ハリー「お前のナギニもなかなかだったけど、僕のヘドウィグの方が一枚上手だったようだな」
ハリー「さぁ、闇の帝王は倒した。みんなのところに戻ろう!」
502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:39:25.55 ID:5vwlSgjxO [36/43]
―グリフィンドール寮―
ガチャッ
ハリー「ただいま」
ロン「ハリー!」
ハーマイオニー「話は聞いたわよ、ハリー! 闇の帝王を犯して失神させたんだって?」
ジニー「ウワーオ! やるわね、ハリー! ウワーオ!」
ハリー「ははは……、その前に僕のグリンゴッツも破られちゃったんだけどね」
ハーマイオニー「あらそう。そんなことより、今日はパーティーよ!」
ジニー「ウワーオ!」
ロン「おいっ、ハリー」ヒソヒソ
506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:45:11.53 ID:5vwlSgjxO [37/43]
ハリー「なんだい?」
ロン「あれ、どうする気だよ?」ヒソヒソ
ハリー「あれ?」
ハーマイオニー「2人ともー! 何こそこそやってんのよー」
ネビル「りょっ、料理が冷めちゃうよぉ」
ロン「マントだよ、マント。まさか忘れたんじゃないだろうな」
ハリー「ははっ、まさか。もちろんこれからも使うつもりさ」
ハリー「エロいことに、ね」
おわり
523 名前:おまけ[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:51:46.02 ID:5vwlSgjxO [38/43]
―廊下―
マルフォイ「はぁ、闇の帝王様にマントを持ってかれてしまった……」
マルフォイ(これじゃあエロいことができない……)
マルフォイ「おや……?」
パーシー「」スタスタ
マルフォイ「!?」
529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:55:45.88 ID:5vwlSgjxO [39/43]
マルフォイ(パーシー! まずい、今はマントがないから見つかるっ!)
パーシー「ん? お前はスリザリンのマルフォイ! こんな時間に外を出歩いて、いけないじゃないか!」
マルフォイ「あ、あー……」
マルフォイ(……ダメだっ、どうしてもさっきの恥ずかしくて赤面したこいつの顔が浮かんでくる!)
マルフォイ「す、すまない……」
パーシー「なんだ? やけに素直じゃないか」
パーシー(……かわいいな)
533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 11:00:25.59 ID:5vwlSgjxO [40/43]
パーシー「じゃあ、分かったら早く寮に帰るんだぞ」
マルフォイ「……ああ」
マルフォイ(これで……いいのか?)
パーシー「僕はまだ見回りがあるから、向こうへ行く。……気をつけてな」
マルフォイ「はっ……、はい」
パーシー「」スタスタ
マルフォイ(パーシーが行ってしまう……! 行かせてしまっていいのか? 僕は彼によってイッたのだけれど)
マルフォイ(あの風呂場の一件で僕は……、僕は――)
マルフォイ「まっ、待ってくれ!」
535 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 11:07:01.94 ID:5vwlSgjxO [41/43]
パーシー「ん? まだ何か用か?」
マルフォイ「あの……、いや」
マルフォイ(くっ、恥ずかしい……! 透明マントなしで向かい合うのがこんなに辛いなんて!)
パーシー「……マルフォイ」
マルフォイ(早く何か言えっ、僕!)
パーシー「」スタスタ
マルフォイ(ぼっ、僕はマルフォイだぞ!)
パーシー「マルフォイ……」ギュッ
マルフォイ「!!」
542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 11:14:39.48 ID:5vwlSgjxO [42/43]
マルフォイ「なななっ!」
パーシー「……すまない。抑え切れなかったんだ」
マルフォイ「えっ! ちょっ……」
パーシー「もう少し、このままで……」
マルフォイ「…………ああ」ギュッ
マルフォイ(そうか……、そうだったのか)
マルフォイ(マントなんか使わなくても、言葉にしなくても、伝わる思いはあるんだ)
マルフォイ(こんな大事なことに気がつけたのも、マントのおかげかな……)
マルフォイ(僕はもう、マントなんか使わないさ……)
マルフォイ(エロいことに、ね)
本当におわり
551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 11:22:41.45 ID:5vwlSgjxO [43/43]
ありがとうございました
細かいことを気にせず書いたので時系列とか目茶苦茶なところは見逃してください
正直こんなに伸びるとは思わなかったので嬉しい限りです
ハリー「よしっ」
ハリー(エロいことをしよう! これを被れば、女子部屋から風呂場までどこだって入れるんだ!)
ハリー(まずは……、女子部屋のハーマイオニーのところに……)
ハリー(って僕は何を考えているんだ! ハーマイオニーは大切な友人じゃないか! 彼女でエロいことをするなんて)
ロン「ムニャムニャ……。さぁハーマイオニー、君の秘密の部屋を見せてごらんよ」
ハリー「ビクッ! ……なんだ、寝言か」
ロン「アロホモーラ。……おいおい、そんなに恥ずかしがるなって」ムニャムニャ
ハリー「……よし、ハーマイオニーのところに行こう」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:33:21.36 ID:EsDae4cLO
―女子部屋―
ハリー(マントも被ったし、今の僕の姿は誰にも見えないはず)
ハリー(ハーマイオニーはもう寝たかな?)チラッ
ハーマイオニー「……」カキカキ
ハリー(ハーマイオニー、勉強してるよ。やっぱり努力家だなぁ)
ハーマイオニー「……」カキカキ
ハリー「……」
ハーマイオニー「……ん」
ハリー「」ピクッ
ハーマイオニー「……」カキカキ
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:36:18.83 ID:EsDae4cLO
ハリー(参ったな……、何も面白くない。それに、この部屋で何かエロいことが起きるとは思えないな)
ハリー(何かしらアクションが欲しいところだ)
バンッ
ジニー「ハーマイオニー! そろそろお風呂に行かない!?」
ハリー「!」ビクッ
ハーマイオニー「あら、もうこんな時間!? そうね、お風呂に入って寝ましょう」
ジニー「ウワーオ! まだ勉強してたのね! 私さきに行ってるから!」
バンッ
ハリー「……」
ハリー(……アクシオ性欲よ来い!)
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:38:33.10 ID:EsDae4cLO
―風呂場―
ハリー(来たぜ)
ハリー(ハーマイオニーより先に来たけど……、まだかな?)
ハーマイオニー「」スタスタ
ハリー(き、来たっ)
ハーマイオニー「」カチャッ
バタンッ
ハリー「おっと」
ハリー(戸を閉められてしまっ……)
ハリー(しまったああ!!)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:40:31.29 ID:EsDae4cLO
ハリー(早く中に入って……)
ハリー(待て待て待て)
ハリー(今僕がこの戸を開けたら、まるでひとりでに戸が開いたように見えて怪しすぎるじゃないか!)
ハリー(なんとかハーマイオニーの後に続いて入るべきだったんだ……!)
ジニー『ウワーオ! ハーマイオニー、ナイスバディじゃない! ウワーオ!』
ハーマイオニー『やっ! 触んないでよぉ!』
ハリー(ちくしょおおおおお!!)
ハリー(これじゃあ僕の魔法の杖から守護霊を出せない!)
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:43:20.59 ID:EsDae4cLO
―自室―
ハリー(結局戻ってきてしまった……。また明日にでも行くか)
ロン「ははっ、ハーマイオニー、こんなところからバタービールが溢れ出てきているよ。……え?違うって?」ムニャムニャ
ハリー「ロンのやつ、どんな夢を見てるんだ」
ロン「……むにゃ」
ハリー「おっと、目を覚ましたのかい?」
ロン「……トイレ」スタスタ
ガンッ
ロン「うわっ、何かに躓いた!」
ハリー「うげっ!」
ハリー(僕の股間のケンタウロスにロンの膝がっ!)
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:46:59.91 ID:EsDae4cLO
ロン「なんだぁ?」モゾモゾ
ハリー「うっ! 止めろ、ロンっ!」
ロン「お、おいハリー! 股間がガチガチに固くなってるぞ!」
ロン「まさか……、ここだけバジリスクの目によって石化したんじゃ……!」
ハリー「い、いや違うんだ、ロン!」
ロン「だって、こんな石みたいの、バジリスクの仕業としか……」モゾモゾ
ハリー「違うって! むしろそいつが僕のバジリスクだ!」
ロン「なんだって?」モゾモゾ
ハリー「いいから手を離すんだ!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:49:18.60 ID:EsDae4cLO
ハリー「―――というわけなんだ」
ロン「なるほど、それで君の股間がファイアボルトだったんだな」
ハリー「恐縮です」
ロン「しかしハーマイオニーでエロいことをしようとするなんて、けしからんね」
ハリー「君が今まで見ていた夢の内容を言ってみろよ」
ロン「ところで、そのマント僕に貸してくれないかな?」
ハリー「なんだって?」
ロン「僕にいい考えがあるんだ」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:52:11.14 ID:EsDae4cLO
ハリー「そっ、そうか! なら僕も一緒に……」
ロン「いや、まずは僕1人でやらせてくれ。いきなり2人でイって共倒れになるなんてまっぴらだからな」
ハリー「ロン、お前まさか……」
ロン「気にすんなよ、相棒」
ハリー「必ず、帰って来るんだぞ!」シュッ
ロン「ああ」パシッ
ロン「確かに、受け取ったぜ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:56:11.75 ID:EsDae4cLO
―談話室―
ロン「よしっ、邪魔は消えたな」
ロン「まったく、誰がこんな楽しみを独り占めせずにいられるかよ。ハリーには悪いけどね」
ロン「それにしても……、風呂場は入れないようだし、どうしたものか……」
ロン(あそこに行くか……)
─────────────
―医務室―
ロン(いたいた、マダム・ポンフリー)
マダム「(仕事中)」
ロン(マクゴナガル先生とトレローニー先生も捨てがたいけど、やっぱり一番はマダムだよな)
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:00:10.36 ID:EsDae4cLO
ロン(怪我した生徒もいないみたいだし、1人きりか……)ゴクリ
マダム「……ふぅ」
マダム「疲れましたわね……。こんな日はあの方が恋しくなりますわ」
ロン(あの方? いったい誰のことだろう)
ガチャッ
ロン「!」ビクッ
マダム「あら」
ロン(こっ、こいつは!)
マダム「スネイプ先生じゃありませんの」
スネイプ「失礼」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:04:07.64 ID:EsDae4cLO
スネイプ「今、生徒はおりますかな?」
マダム「ご覧になればお分かりでしょう?」
スネイプ「……」チラッ
ロン「」ドキドキ
スネイプ「いないようだ」
マダム「ええ、医務室が暇であるとは、いいことですわ」
スネイプ「ああ。いいことだ」
マダム「それで……、今日はどんなご用で?」
スネイプ「ふ……、分かっておるだろうに」
スネイプ「……実は、今夜もあなたのことを考えていたら股間の腫れが引かなくなってしまいましてな」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:08:09.59 ID:EsDae4cLO
ロン(な、何ぃ!?)
マダム「またですの? 本当困りましたわね」
スネイプ「顔は笑っているではないか」
マダム「スネイプ先生こそ……」スルリ
ロン(マダム・ポンフリーのおっぱい……)
スネイプ「我輩、我慢できませぬぞ」
ロン(すごいことになってきたぞ……)
スネイプ「闇の魔術の世界へようこそ、マダム」ボロン
ロン(く、黒いっ)
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:12:50.23 ID:EsDae4cLO
マダム「まぁ、お待ちになって。……スネイプ先生は魔法薬を教えてらっしゃいますのよね?」
スネイプ「いかにもそうだが?」
マダム「是非わたくしにも、魔法薬についてご教示してくださいまし」
スネイプ「というと?」
マダム「あらやだ、新たな命を創り出す神秘の白濁薬のことでございますわ」
スネイプ「おやおや、みなまで言ってしまいますとは、我輩恐れ入りましたな」
マダム「うふふふ」
スネイプ「ふははは」
ロン(これが大人の世界……!)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:17:07.38 ID:EsDae4cLO
―――――――――――――
スネイプ「おおマダム……」
マダム「はぁ、あぁ……」
スネイプ「マダム、どうやらここのビーンズは百味とまではいかないようですな」ペロペロ
マダム「ああっ!」
ロン「スネイプのやつ、すごいテクだ……」
スネイプ「我輩が持つ二つの賢者の石も、そろそろ力を解放しますかな」ズムムッ
マダム「ひぃっ」ビクッ
ロン「はぁ……、はぁ……」シコシコ
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:21:32.60 ID:EsDae4cLO
スネイプ「我輩、間も無く絶頂を迎えますぞ」
マダム「あっ、……中にっ、中に注いでぇ! あなたの魔法薬っ!」
スネイプ「ぐっ……、ぬおおぉぉっ!」
スネイプ「パトローナムッッ!」ビュルルッ
ロン(うわはぁ……、うっ!)ビュルルッ
マダム「はぁ……、愛していますわセブルス……」
スネイプ「ふん、さっさと服を着るのですな。生徒が来てはいけない」
ロン(ふぅ……。僕、何やってんだろ。帰ろ)
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:25:14.66 ID:EsDae4cLO
―――――――――――――
―自室―
ロン「―――ということがあったのさ」
ハリー「まさかスネイプとマダム・ポンフリーがそんな関係だったなんて……」
ハリー「それより君、熟女趣味があったのか。僕はてっきりハーマイオニーの方を……」
ロン「まぁまぁ、そこはマンドレイクで頼むぜ」
ハリー「気安く触れるんじゃない、と?」
ロンハリ「ハハハハハ」
ロン「そうだ、ハリー。マントを返すよ」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:29:42.21 ID:EsDae4cLO
ハリー「ああ。……ってなんだこれは!」
ハリー「マントの内側がロンのパトローナムでベチョベチョだ!」
ロン「す、すまない……。すっかり夢中で……」
ハリー「まぁ、こんな汚れくらいだったら魔法ですぐ綺麗にできるさ」
ロン「でも僕も君も、浄化の魔法は使えないじゃないか」
ハリー「そうだったね。だったらハーマイオニーにでも……」
ロン「ハーマイオニーにでも……」
ハリロン「!!」
ハリー(ハーマイオニーに、この汚れを……)
ハリー「エレクト立てよ!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:34:28.81 ID:EsDae4cLO
―女子部屋―
コンコン
ハリー「ハーマイオニーいるかい?」
ハーマイオニー「あら、ハリーにロンじゃない。どうかしたの?」
ハリー「実は……、マントを汚しちゃって」
ロン「君に綺麗にして欲しいんだ」
ハーマイオニー「なぁんだ、そんなこと朝飯前だわ。そのマントを貸しなさい」
ハリー「こ、これなんだけど……」スッ
ハーマイオニー「うっ、臭っ」
ロン「おぉふ……」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:38:29.73 ID:EsDae4cLO
ハーマイオニー「これ、なんなの? マントの内側が白いドロドロしたのでびっしり……」
ハリー「あー……、ハグリッドが間違えてよだれ掛けにしちゃったみたいでさ」
ハーマイオニー「とんだ天然半巨人ね。いいわ、今綺麗にする」
ハリー「ありがとう、ハーマイオニー」
ロン「おいハリー、なかなか良い言い訳じゃないか」ヒソヒソ
ハリー「ハグリッドには悪いけどね」ヒソヒソ
ロン「はははっ、違いない」ヒソヒソ
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:43:23.70 ID:EsDae4cLO
ハーマイオニー「スコージファイ!」ピシュッ
ピカーン
ハリー「おお……」
ハーマイオニー「私にかかればヒゲ半巨人の悪臭よだれだって、あっという間よ」
ロン「おぅ……、僕のパトローナ」
ハリー「オラァ」ガスッ
ロン「いてっ!」
ハーマイオニー「? ロンの……、何ですって?」
ハリー「い、いやっ、なんでもないよハーマイオニー!」
ロン「おおぅ……」
ハリー「マントはありがとう! そろそろ僕たち戻らなきゃ。……それじゃあ!」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:46:56.02 ID:EsDae4cLO
―自室―
ハリー「おいロン。危うくハーマイオニーにバレるところだったじゃないか!」
ロン「分かった分かった! 悪かったって」
ハリー「まったく……。ムシャクシャしたらまたムラムラしてきたよ」
ロン「ははっ、『ムシャクシャ』と『ムラムラ』をかけたのかい? それはちょっと無理が」
ハリー「オラァ!」ガスッ
ロン「うっ、おぉふ……」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:50:34.84 ID:EsDae4cLO
ロン「ところで、僕はさっき医務室でスッキリしてきたことだし、眠いから寝るよ」
ハリー「ちくしょう、自分ばっかり」
ロン「君も今から楽しめばいいさ。多分まだマダム・ポンフリーはいるぜ」
ハリー「いや、マダムは遠慮しておく」
ロン「じゃあマクゴナガル先生かい?」
ハリー「とりあえず校舎内をうろついてみるよ。僕の暴れ柳はもう限界なんだ」
ロン「ンー、ムニャムニャ……」
ハリー「もう寝た……だと? まぁいい、行くか」
ロン「やぁハーマイオニー、君の禁じられた森を切り開いてみようか……」ムニャムニャ
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 23:55:52.60 ID:EsDae4cLO [26/26]
―廊下―
ハリー(さて……。グリフィンドール寮は出て来たものの、どこへ行こうか)
ハリー(やはり風呂場か……? 確か、監督生だけが使えるとびきり大きな風呂があったはず)
ハリー(よし、行くか!)
─────────────
カッカッカッカッ
ハリー(おっ、誰か来るぞ……)
マルフォイ「……」スタスタ
ハリー(マ、マルフォイ!?)
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:00:51.95 ID:5vwlSgjxO [1/43]
ハリー(ヤバいっ……、って今の僕は透明なんだった! 何も怖がることはないか)
マルフォイ「……」スタスタ
ハリー(こ、こっちに来る……! ぶつからないよう気をつけて静かにしていよう)
マルフォイ「――」ブツブツ
ハリー(? 何か言ってるぞ? 耳をすましてみよう)
マルフォイ「遂に来るんだ……」ブツブツ
ハリー(来る? なんのことだろう)
マルフォイ「遂に闇の帝王、ヴォルデモート様が復活するんだ……」ブツブツ
ハリー「な、なんだって!?」バサッ
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:05:22.45 ID:5vwlSgjxO [2/43]
マルフォイ「ポポポポポッター!」
ハリー(しまった!! マントを脱ぎ捨ててしまった!)
ハリー「や、やぁマルフォイ、クラッブとの熱い夜は楽しかったかい?」アセアセ
マルフォイ「なっ、貴様っ、なぜそれを……!」
ハリー(え?)
マルフォイ「そんなことより、いつからお前はここにいた!? 僕の独り言を……聞いたか?」
ハリー「独り言? 僕はたった今きたところだから分からないなぁ」
ハリー(ここは聞かなかったふりをしておこう)
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:10:06.58 ID:5vwlSgjxO [3/43]
マルフォイ「そうか…… む!!」
ハリー「!」ギクッ
マルフォイ「貴様っ! こんなところに杖を隠し持って……、何をする気だ!」
ハリー(違う違うっ! これは僕の暴れ柳だ!)
マルフォイ「こいつをよこせ!」ガシッ
ハリー「あはぁっ!」
マルフォイ(あれ、こんなに太い杖だったか……?)ニギニギ
ハリー(ヤバいっ、許されざる呪文が発動しそうだっ!)
マルフォイ「こいつはまさか……」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:16:01.84 ID:5vwlSgjxO [4/43]
ハリー(しかもマルフォイは若干ホモっぽい!)
ハリー(こうなったら……!)
ハリー「おらっ」ダッ
マルフォイ「お、おい待て、逃げるな!」
ハリー「はぁ、はぁ」ズドドド
マルフォイ「ちっ、なんて速さだ……、ん?」
マルフォイ「こんなところにマントが……。ポッターが落としていったのか?」バサッ
マルフォイ(!! と、透明になった!)
マルフォイ「これは……、これがあれば!」
マルフォイ「エロいことし放題じゃないか!」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:22:05.06 ID:5vwlSgjxO [5/43]
―ハリー自室―
ハリー「はぁ、はぁ」
ロン「おや、ハリー」ゴシゴシ
ハリー「ん? ロン、なぜパンツを洗ってるんだい?」
ロン「いやぁ、参ったよ。夢の中でいろいろあって、僕の尻尾爆発スクリュートが」
ハリー「そうか」
ロン「ところで、成果はあったのかい?」
ハリー「へ? ああ、それなら……、!!」
ハリー「……マント忘れた」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:27:17.80 ID:5vwlSgjxO [6/43]
―スリザリン寮―
マルフォイ「もしかするとポッターは、このマントを使ってエロいことをしようとしていたのかもしれない……」
マルフォイ「あいつばかりに良い思いをさせてたまるか! 僕はマルフォイだぞ」
マルフォイ「とりあえず、外に出てチャンスを探すか」
マルフォイ「待てよ……、何か恐ろしいことを忘れてるような気が……」
マルフォイ「いやっ、そんなことより、僕の屋敷しもべ妖精を可愛がる方が先だ! 待ってろよ!」バッ
200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:31:25.70 ID:5vwlSgjxO [7/43]
補足:屋敷しもべ妖精=マルフォイのあそこ
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:33:31.74 ID:5vwlSgjxO [8/43]
―廊下―
マルフォイ(さぁ、何かないかな……)
カッカッカッカッ
マルフォイ(! 誰か来るぞ……!)
カッカッカッカッ
パーシー「……」スタスタ
マルフォイ(あれは確か、ウィーズリーの兄貴……)
ガチャッ バタン
マルフォイ(部屋に入ったぞ!)
マルフォイ(この部屋は……、風呂場?)
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:39:00.98 ID:5vwlSgjxO [9/43]
マルフォイ(そういや聞いたことがあるぞ。ホグワーツのどこかには監督生だけが使える風呂がある、と)
マルフォイ(ということは、パーシーの奴は今……)
マルフォイ「やべ、純血がみなぎってきた……」
マルフォイ「よしっ」
マルフォイ(音を立てないように慎重に……)
(カチャッ)
パーシー「ふふーん♪」
マルフォイ(ほう……)
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:45:28.98 ID:5vwlSgjxO [10/43]
マルフォイ「素晴らしい……」
小さく鼻歌を歌いながらシャワーを浴びているパーシーに、マルフォイは欲望を感じずにはいられなかった。
普段の監督生としての姿しか知らなかったが故に、目の前でクネクネと魅力的な裸体を捩る姿は――実際はシャワーを浴びているだけに過ぎないが――マルフォイの愚息をいきり立たせるに難くなかった。
いや、愚息は固くなっていたのだが。
意識はしていなかった。
マルフォイは自分がマスターベーションをしようとしていることに、自分でさえも気付かなかった。
こんなこと、あってたまるか。僕はマルフォイだぞ。
そう思いながらもマルフォイはしっかりと、それでいて柔らかく包んだ右手を放さなかった。
243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:51:19.41 ID:5vwlSgjxO [11/43]
マルフォイ「はぁ……はぁ……」シコシコ
パーシー「ふんふんふふーん♪」
マルフォイ「はぁ……はぁ……」シコシコ
パーシー「ふふんふふーん♪」
マルフォイ「はぁ……はぁ……、ああっ!」ビクッ
パーシー「ふんふ」ピタッ
マルフォイ「!」
マルフォイ(勘づかれたかっ! だが……、止まらないっっ!)ビュルルッ
パーシー「なんだぁ? 今こっちから声が……」スタスタ
マルフォイ(フォォォォォイ!)ビュルルッ
260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 00:58:01.04 ID:5vwlSgjxO [12/43]
パーシー「なんかこの辺から変な匂いが……」
マルフォイ「あぁ……」ピクピク
パーシー「この辺かな?」スウッ
マルフォイ(うわっ、いつの間にこんな近くまで! ヤバい、捕まる!)
??「待ちなさい!」
パーシー「!」ビクッ
マルフォイ「!」
マルフォイ(た、助かった……)
??「そのまま動かないで」
パーシー「なっ、お前は……、嘆きのマートル!」
マートル「はぁ~い」
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:03:26.71 ID:5vwlSgjxO [13/43]
パーシー「マートルお前っ、いったい何をしている!」
マートル「あら、そんなカッコで凄まれても全然こわくないわよぉ?」
パーシー「えっ?」
パーシー「…………」カァァァァ
パーシー「く、くそっ!」ダッ
ガチャッ バタン
マルフォイ「て、照れて赤くなったパーシー……」
マルフォイ(かわいい……)
マートル「で、あんたは何をやってたわけ?」
マルフォイ「うわっ!」ビクッ
282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:10:52.28 ID:5vwlSgjxO [14/43]
マルフォイ「き、貴様、マントを被った僕が見えるのか!?」
マートル「ええ。私ゴーストだもの」
マルフォイ「どこまで……、見ていた?」
マートル「あなたの可愛いオチ○コが精○を出すところまでよ」
マルフォイ「ばっ、馬鹿者! ちゃんと隠語を使え! せっかく今まで隠してきたんだから!」
マートル「そんなことより、ねぇあなた。ゴーストのオマ○コって興味なぁい?」スルスル
マルフォイ「ちっ、悪いが僕は生身の男と屋敷しもべ妖精にしか興味がない」
マートル「あら、酷いっ」
289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:14:47.30 ID:5vwlSgjxO [15/43]
マルフォイ「賢者と化した今の僕には、スネイプ先生の誘惑も効かない」
マートル「スネイプ先生の誘惑とか普通に気持ち悪いんだけど」
マルフォイ「君を置いて、僕は行く!」バッ
マートル「あっ、待ちなさい!」
ガチャッ バタン
マートル「待ちなさ……」
マートル「もう! こんなことなら自分でオマ○コいじってオ○ニーでもしてる方がいいわ!」
301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:20:15.41 ID:5vwlSgjxO [16/43]
―廊下―
マルフォイ「パーシー! パーシーは?」キョロキョロ
マルフォイ「くっ、いないか……。どっちに行った!?」
マルフォイ「……こっちか!」バッ
ドンッ
マルフォイ「いたっ!」
マルフォイ「貴様! どこ見て歩いている! 僕はマルフォイだぞ!」バサッ
??「……」
マルフォイ「なにを黙っている! 貴様、何者だ!」
??「私は……、闇の帝王・ヴォルデモート」
マルフォイ「……へ?」
314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:26:16.90 ID:5vwlSgjxO [17/43]
―ハリー自室―
ロン「おいハリー、マントを忘れて、どうするつもりなんだよ?」
ハリー「今から取りに行くのはちょっとな……」
ロン「? 何故だい? マルフォイがうろついていたからかい?」
ハリー「ああ、それもあるけど、マルフォイが言うにはヴォルデモートが復活するらしいんだ。だから」
ロン「えっ?」
ハリー「え? だから、ヴォルデモートが……」
ハリロン「ええええええええ!!」
319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:31:00.85 ID:5vwlSgjxO [18/43]
ハリー「はっ、早くダンブルドア先生に知らせないと!」
ロン「でも外はマルフォイがうろついているんだろ?」
ハリー「だったら透明マントで……」
ロン「マントは忘れて来たんだろう!?」
ハリー「ウォォォオ!」
ロン「どうするんだよ!」
ハリー「」
ロン「ど、どうした?」
ハリー「いや、行くしかない」
324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:33:06.96 ID:5vwlSgjxO [19/43]
ロン「そうは言ったって……」
ハリー「闇の帝王を倒すのは僕だ。僕が行かなくてはならないんだ」
ロン「……そうか、分かった」
ハリー「だけど君を巻き込むわけにはいかない。僕が1人で行く」
ロン「そりゃいい」
ハリー「僕がダンブルドア先生に伝えるんだ!」
ロン「そうだ、それがいい! さっさと行け!」
ハリー「じゃあ、行ってくるよ!」
335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:37:11.26 ID:5vwlSgjxO [20/43]
―校長室―
ハリー「なんとか誰にも会わずに来れたな」
ハリー「早速ダンブルドア先生に会わなきゃ」スタスタ
ムギュ
ハリー「うぎゅ」
ハリー「なんだ? 見えない壁が……」
ヒュルルルル
ハリー「うわっ!」サッ
ガッシャーン!
ハリー「……なんて罠だ。さすがダンブルドア先生」
336 名前:佳境[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:40:13.31 ID:5vwlSgjxO [21/43]
ハリー「はぁ、はぁ」
ハリー「やっと入口に辿り着いたか……。罠ばかりで入口に来るのも一苦労だ」
ガチャッ
ハリー「失礼します。ダンブルドア先生」
ダンブルドア「おや、ハリー」
ハリー「ダンブルドア先生、大変なんです!」
ダンブルドア「ふむ。何があったのかな」
ハリー「実は―――」
344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 01:48:23.82 ID:5vwlSgjxO [22/43]
佳境に入ったところで続きは明日の午前中に持ち越しです
落ちなければいいのですが…
419 名前:いきます[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:25:24.70 ID:5vwlSgjxO [23/43]
ハリー「実は、あのヴォルデモートが復活するらしいんです!」
ダンブルドア「ふぉっふぉっふぉ。そのくらいとっくに気付いておったよ」
ハリー「えっ! そうだったんですか!?」
ダンブルドア「対策もバッチリしておる。ハリー、ちょっと待っていてくれるかな?」
ハリー「はい」
ダンブルドア「これを見るんじゃ」スススッ
ハリー「これは……」
422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:30:01.36 ID:5vwlSgjxO [24/43]
ハリー「ペンシープ、ですね。確か記憶を映像として保存できるという……。もしかして、これでヴォルデモートに関する記憶を?」
ダンブルドア「いいや、これはワシのパトローナムじゃよ。いつもこのペンシープに集めておるんじゃ」
ハリー「もう何がなんだか分からなくなってきました」
ダンブルドア「白く渦巻く様子が幻想的じゃろ?」
ハリー「あなたは何がしたいんですか?」
425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:36:57.72 ID:5vwlSgjxO [25/43]
ダンブルドア「本命はこっちじゃ。ハリー、後ろを見てみるがよい」
ハリー「はい、……これは、みぞの鏡!」
ダンブルドア「ワシはみぞの鏡に魔法をかけての。その鏡に見えた『望み』を実現させることが出来るようにしたのじゃ」
ハリー「そっ、それはすごい」
ダンブルドア「君のヴォルデモートを倒すという望みを鏡に映せば、その望みを叶えられるというわけじゃ」
ハリー「やってみます」
ダンブルドア「ハリー、鏡には何が映っているかな?」
ハリー「……ハーマイオニーがいます」
ダンブルドア「ふむ……。どんな状況じゃ?」
ハリー「ハーマイオニーは、全裸です」
435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:42:27.10 ID:5vwlSgjxO [26/43]
ダンブルドア「ふむ、ならばヴォルデモートのことを考えるんじゃ」
ハリー「先生、この望みは実現させなくてもいいんですか?」
ダンブルドア「ヴォルデモートのことを考えるんじゃ」
ハリー「はい……」
ダンブルドア「何が見えるかな」
ハリー「ヴォルデモートと……、僕が映っています」
ダンブルドア「どんな状況じゃ?」
ハリー「……ヴォルデモートの上に僕が乗っかっています!」
ダンブルドア「ほう」
ハリー「2人とも、全裸です!」
442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:48:42.36 ID:5vwlSgjxO [27/43]
ダンブルドア「それがいい。実現させよう」
ハリー「こんな望みを抱えていたなんて自分でも驚きです」
ダンブルドア「結果的には倒しておるから問題ないじゃろう」
ハリー「それどころか僕は闇の帝王を犯すことになりますよ」
ダンブルドア「さぁハリー、みぞの鏡に手を伸ばすんじゃ」
ハリー「ええ……」スッ
??「待つのだ」
ハリー「!」
ダンブルドア「これはこれは」
ダンブルドア「ヴォルデモート」
ヴォルデモート「これは便利なマントであった」バサッ
447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 09:54:11.92 ID:5vwlSgjxO [28/43]
――30分前
マルフォイ『ヴォヴォヴォヴォルデモート様!』
ヴォルデモート『貴様は……、マルフォイと言ったな』
マルフォイ『ははいっ!』
ヴォルデモート『そのマントは……なんだ?』
マルフォイ『はっ! このマントは被ると透明になれるマントでして……』
ヴォルデモート『それを寄越すのだ』
マルフォイ『はいっ!』
ヴォルデモート『ははは……、これがあれば』
マルフォイ『……!』ゴクリ
ヴォルデモート(エロいことし放題だな……)
456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:00:58.35 ID:5vwlSgjxO [29/43]
ハリー「と、透明マント!」
ヴォルデモート「ふふふ、貴様の後ろをついて来るだけで罠は全て回避できたぞ! 礼を言おう」
ハリー「そうか、校長室前でぶつかった透明な壁は、マントを被ったヴォルデモートだったのか……!」
ダンブルドア「ハリー、こやつはワシが食い止めておる。君は早く鏡の望みを実現させるのじゃ」
ハリー「はい、分かりました」スッ
ヴォルデモート「させるか!」ピシュッ
ハリー「!」ドガン
ヴォルデモート「話は全部聞いていた。その鏡を使うのは私だ!」ダッ
ダンブルドア「ああっ」
ハリー「お前全然食い止められてねえぞ」
463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:06:46.76 ID:5vwlSgjxO [30/43]
ダンブルドア「や、やめるんじゃ!」
ヴォルデモート「もう遅いぃ!」スッ
ハリー「うわっ!」
ピカーン
ハリー(ヴォルデモートの望みが実現してしまう! ホグワーツの、魔法界の終わりだ……!)
ダンブルドア「うわああぁぁ」
─────────────
ハリー「…………」
ハリー「…………うう」
ハリー(? ここは……?)
465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:12:16.16 ID:5vwlSgjxO [31/43]
ハリー(はっ! ヴォルデモートは? あいつの望みは……?)
パンパンパンパンパンパン
ハリー(この音は……?)
ハリー「あっー! 尻が痛い!」
ハリー(まさか……!)クルッ
ヴォルデモート「ああっ、ああっ、ハリー、いいっ!」
ハリー「」
476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:17:38.85 ID:5vwlSgjxO [32/43]
ヴォルデモート「いくっ! 闇の帝王がいくっ!」
ハリー(そうか……、ヴォルデモートの望みって……)
ヴォルデモート「いっちゃうよっ! 名前を言ってはいけないあの人がいくよっ!」
ハリー(これだったん……だな……)
ヴォルデモート「ああんっ!」ビュルルッ
ハリー(はぁぁん)
ハリー(なんてことだ……)
481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:22:14.79 ID:5vwlSgjxO [33/43]
ヴォルデモート「ふぅ……」
ハリー「……くそっ」
ヴォルデモート「ありがとう。私のナギニも随分と君を気に入ったようだ」
ハリー「……」
ヴォルデモート「どうした? あまりの気持ち良さに呆然としたか」
ハリー「……あんな鏡」
ヴォルデモート「?」
ハリー「あんな鏡なんてなくても、僕は望みを叶えてみせる!」ガバッ
ヴォルデモート「うっ! なっ、何をする!」
487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:27:14.17 ID:5vwlSgjxO [34/43]
パンパンパンパンパンパンパンパン
ヴォルデモート「あっ、あっ、あっ」
ハリー「はぁぁ、はぁぁ……。これまでの報いを受けろ!」
ハリー「うっ……、これはお父さんの分!」ビュルルッ
ヴォルデモート「あはぁ!」
ハリー「これは……、セドリック・ディゴリーの分!」ビュルルッ
ヴォルデモート「あんっ……」
ハリー「そしてこれは、あっ……、僕の個人的な欲望の分!」ビュルルッ
496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:33:38.55 ID:5vwlSgjxO [35/43]
ヴォルデモート「……」ピクピク
ハリー「はぁ……、んっ」ズボッ
ハリー「闇の帝王の隠れ穴も大したことなかったな」
ヴォルデモート「」ピクピク
ハリー「ヴォルデモート……、失神したか」
ハリー「お前のナギニもなかなかだったけど、僕のヘドウィグの方が一枚上手だったようだな」
ハリー「さぁ、闇の帝王は倒した。みんなのところに戻ろう!」
502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:39:25.55 ID:5vwlSgjxO [36/43]
―グリフィンドール寮―
ガチャッ
ハリー「ただいま」
ロン「ハリー!」
ハーマイオニー「話は聞いたわよ、ハリー! 闇の帝王を犯して失神させたんだって?」
ジニー「ウワーオ! やるわね、ハリー! ウワーオ!」
ハリー「ははは……、その前に僕のグリンゴッツも破られちゃったんだけどね」
ハーマイオニー「あらそう。そんなことより、今日はパーティーよ!」
ジニー「ウワーオ!」
ロン「おいっ、ハリー」ヒソヒソ
506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:45:11.53 ID:5vwlSgjxO [37/43]
ハリー「なんだい?」
ロン「あれ、どうする気だよ?」ヒソヒソ
ハリー「あれ?」
ハーマイオニー「2人ともー! 何こそこそやってんのよー」
ネビル「りょっ、料理が冷めちゃうよぉ」
ロン「マントだよ、マント。まさか忘れたんじゃないだろうな」
ハリー「ははっ、まさか。もちろんこれからも使うつもりさ」
ハリー「エロいことに、ね」
おわり
523 名前:おまけ[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:51:46.02 ID:5vwlSgjxO [38/43]
―廊下―
マルフォイ「はぁ、闇の帝王様にマントを持ってかれてしまった……」
マルフォイ(これじゃあエロいことができない……)
マルフォイ「おや……?」
パーシー「」スタスタ
マルフォイ「!?」
529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 10:55:45.88 ID:5vwlSgjxO [39/43]
マルフォイ(パーシー! まずい、今はマントがないから見つかるっ!)
パーシー「ん? お前はスリザリンのマルフォイ! こんな時間に外を出歩いて、いけないじゃないか!」
マルフォイ「あ、あー……」
マルフォイ(……ダメだっ、どうしてもさっきの恥ずかしくて赤面したこいつの顔が浮かんでくる!)
マルフォイ「す、すまない……」
パーシー「なんだ? やけに素直じゃないか」
パーシー(……かわいいな)
533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 11:00:25.59 ID:5vwlSgjxO [40/43]
パーシー「じゃあ、分かったら早く寮に帰るんだぞ」
マルフォイ「……ああ」
マルフォイ(これで……いいのか?)
パーシー「僕はまだ見回りがあるから、向こうへ行く。……気をつけてな」
マルフォイ「はっ……、はい」
パーシー「」スタスタ
マルフォイ(パーシーが行ってしまう……! 行かせてしまっていいのか? 僕は彼によってイッたのだけれど)
マルフォイ(あの風呂場の一件で僕は……、僕は――)
マルフォイ「まっ、待ってくれ!」
535 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 11:07:01.94 ID:5vwlSgjxO [41/43]
パーシー「ん? まだ何か用か?」
マルフォイ「あの……、いや」
マルフォイ(くっ、恥ずかしい……! 透明マントなしで向かい合うのがこんなに辛いなんて!)
パーシー「……マルフォイ」
マルフォイ(早く何か言えっ、僕!)
パーシー「」スタスタ
マルフォイ(ぼっ、僕はマルフォイだぞ!)
パーシー「マルフォイ……」ギュッ
マルフォイ「!!」
542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 11:14:39.48 ID:5vwlSgjxO [42/43]
マルフォイ「なななっ!」
パーシー「……すまない。抑え切れなかったんだ」
マルフォイ「えっ! ちょっ……」
パーシー「もう少し、このままで……」
マルフォイ「…………ああ」ギュッ
マルフォイ(そうか……、そうだったのか)
マルフォイ(マントなんか使わなくても、言葉にしなくても、伝わる思いはあるんだ)
マルフォイ(こんな大事なことに気がつけたのも、マントのおかげかな……)
マルフォイ(僕はもう、マントなんか使わないさ……)
マルフォイ(エロいことに、ね)
本当におわり
551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/24(土) 11:22:41.45 ID:5vwlSgjxO [43/43]
ありがとうございました
細かいことを気にせず書いたので時系列とか目茶苦茶なところは見逃してください
正直こんなに伸びるとは思わなかったので嬉しい限りです
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コメント
No title
マルフォイ可愛いなww
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