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唯「もーふぃんぐ!」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:05:31.13 ID:MCI2MpEg0
立ったら書く
立ったら書く
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:09:46.03 ID:MCI2MpEg0
梓「ほんっと可愛いんだよ!ムギ先輩!」
純「もうその話は何回も聞いたよぉ…」
梓「そう!何回見ても可愛い!何度見しても可愛い!」
純「聞いちゃいねぇ…」
梓「あの艶やかな髪!豊満なバデー!そしてムギ先輩を先輩たらしめる眉毛!マジで天使やな天使!」
純「はいはい。だからって休日にまで先輩のバイト先に押し掛けるなんて…」
梓「ああ!接客するムギ先輩!くぁっわいい~!」
純「そんなに気になるんなら、行ってくればいいじゃん」
梓「ばっかだねぇ!君は実にばかだねぇ!遠くからひっそりと眺めるのがいいんだよ!」
純「さいでっか」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:11:40.66 ID:MCI2MpEg0
梓「ああでも体から溢れんばかりのリビドーは抑えきれない!」
純「脳汁はダダ漏れだけどね」
梓「ああ!ペロペロしたい!」
純「あずにゃんペロペロ!ってか」
梓「なんだか叫びたくなっちゃったなぁ!」
梓「むぎゅうううううううううううううううううううううううう!!」
純「ちょ、ホントに叫ばないでよ!みんな見てるし…!」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:13:38.69 ID:MCI2MpEg0
男店員「あの…お客様?店の前で叫ぶのはやめていただきたいのですが…」
純「すっすいません!…ほら梓!」
梓「…邪ッ!」
男店員「たわばっ」
純「回し蹴り飛ばした!?」
梓「ふぅ…はい!純も一緒に叫ぼう!」
純「なんで!?」
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:15:50.81 ID:MCI2MpEg0
純「言わないよ!」
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
純「だからうるさいって!」
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
純「しつこい!」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:17:30.16 ID:MCI2MpEg0
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
純「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
梓・純「「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:19:18.55 ID:MCI2MpEg0
むぎゅうううううううううううううううううううううううううう
むぎゅううううううううううううううううううううう
むぎゅうううううううううううう
むぎゅうううううう
むぎゅう
ぎゅっ
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:20:55.12 ID:MCI2MpEg0
律「ねぇ、みーおー。ぎゅってしてくれよー」
澪「なんだよ急に…いつもは暑がって嫌がるくせに」
律「いいじゃんよーぎゅってしてよー」
澪「そんないきなり言われても恥ずかしいよ…」
律「いいじゃんかみおー、今日は誰もいないから、好きなだけいちゃいちゃ出来るのよん」
澪「…まったく」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:22:02.29 ID:MCI2MpEg0
ぎゅっ
澪「どう?」
律「…ん」
澪「…それだけ?」
律「なんかあったかいや。ねぇもっと強く」
澪「こ、こう?」
ぎゅっ
律「うんうん。あぁ、澪の愛と胸を感じちゃうなー」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:23:43.86 ID:MCI2MpEg0
澪「なっ、何だよいきなり!?へんなこと言うなよ馬鹿律っ」
律「えー。じゃああたしのこと嫌いなのかよー?」
澪「そ、それは…」
律「うりうり~どうなんだよ~」
澪「す…好きだよ…律…///」
律「えへへ…あたしも…///」
澪「…ふふ」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:25:32.23 ID:MCI2MpEg0
律「おっと、そろそろ晩飯にしないか?」
澪「そうだな。もうこんな時間か」
律「どうする?多分昨日の残り物があると思うけど。それともなんか頼もうっか?」
澪「いいよ。それより律の手料理が食べたいな…なんて」
律「あんですと!?で、でもあたしカレーぐらいしか作ったことないし…」
澪「あー…じゃあいっしょに作らないか?カレー」
律「いいな!二人でカレー!」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:27:22.17 ID:MCI2MpEg0
律「えっと…材料材料…」
澪「どう?ありそうか?」
律「ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、牛肉はあった!あ、でもルゥが無い」
澪「そうか…」
律「あきらめるかー?」
澪「あ、じゃあルゥじゃなくて一から本格的カレー作るか」
律「そんなんできるの!?」
澪「結構料理はやってるんだ」
律「あらー、澪ちゅわん奥さんみたい!」
澪「!…ばっ馬鹿!お前も手伝うんだよっ…えーっと、まずは…カレー粉ない?」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:28:58.21 ID:MCI2MpEg0
カレー粉ない?
カレー粉ない
カレーこない
かれーこない
彼が来ない
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:31:49.56 ID:MCI2MpEg0
さわ子「クッソがァ!こんなもん討ち入りじゃ討ち入り!」
唯「さわちゃん先生!」
さわ子「そしてあいつを羽交い絞めにして!」
唯「先生ったら!」
さわ子「乳首を食いちぎって…あら、唯ちゃん」
唯「も~さわちゃん全然気づいてくれないんだもん!」
さわ子「ごっめーん、ちょっと考え事してて…唯ちゃんは何してるの?」
唯「私?ういに頼まれてお使いしてるんだー」
さわ子「あら、偉いじゃない。感心感心」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:33:23.45 ID:MCI2MpEg0
唯「えへー。さわちゃんこそなにしてるの?」
さわ子「私?デ、デートよ!」
唯「えっ!さわちゃんに彼氏!?すごい!でもいない!?不思議!」
さわ子「え、ええ…その、ちょっと影の薄い人だから…」
唯「そっか!影が薄いから見えないのか!じゃあ二人を邪魔しちゃ悪いから、行くね。ばいばいさわちゃん!」フリフリ
さわ子「ええ、また学校で」フリフリ
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:34:19.81 ID:MCI2MpEg0
さわ子「ああ…どっと疲れが…帰るか…」
女「すいませーん!今新しい固形入浴剤のサンプルを配布してるんですけど、お一ついかがですか?」
さわ子「…あら、いい匂い」
女「ええ!爽やかなラベンダーの香りです!しかもお湯に入れると二秒で溶けるんですよ!」
さわ子「へー。最近のはすごいわね」
女「その前に少しアンケートにお答えいただきたいのですが…」
さわ子「うーん。少しくらいならいいわよ」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:35:21.38 ID:MCI2MpEg0
女「ありがとうございます!では早速!現在結婚もしくはお付き合いしている方はいらっしゃいますか?」
さわ子「…フンッ!」
女「ああっ!試供品が衛星軌道に乗らんばかりの勢いで投げとばされた!」
さわ子「…クソッたれが!」
クソッたれが!
クソッたれが
くそったれが
くそったれが
嘘…誰が?
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:36:36.02 ID:MCI2MpEg0
和「嘘…誰が?…ひとまず状況を整理しましょう」
和「部屋は荒らされてない…他に何も取られた形跡もない」
和「誰かが部屋に入った後もなし…ね」
和「ではなぜ…私の眼鏡が鼻メガネに…?」
和「昼寝する前までは普通だったわよね、確か」
和「家族の仕業かしら…でも今日は二人とも出かけてるし…」
和「…気味が悪い」
和「とりあえず一通り戸締りを確認したら、親が帰ってくるまでじっとしてた方がいいわね」
和「…あら。この鼻メガネ度が入ってる」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:38:05.38 ID:MCI2MpEg0
憂「あぁもってきちゃった…和さんの眼鏡もってきちゃった!」
憂「しょうがないよね!普通好きな子のリコーダー舐めるようなもんだよね!」
憂「ふふ…ピッキングの技術や部屋に入った形跡を残さないことなんて朝メシ前だもん!」
憂「そして和さんのスケジュールは全て把握済み…!計画通り…!」
憂「和さん最近お姉ちゃんとばっかり仲良くして全然構ってくれないんだもん…後で返せば大丈夫だよね!」
憂「代わりの眼鏡も置いてきたし」
憂「ふふ…和さんの眼鏡…早速ちょっと舐めてみようかな」
憂「では。いっただっきまーす!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:39:07.36 ID:MCI2MpEg0
唯「うい~!ただいま~!」ガチャン
憂「ひゃう!お、おねえちゃん!?」
唯「頼まれたもの買ってきたよ!」
憂「あ、ありがとう!お姉ちゃん!」
憂(あーあ。まあいいや。ペロペロは後でコッソリ隠れてしようか…)
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:40:43.77 ID:MCI2MpEg0
コッソリ隠れてしようか…
コッソリ隠れてしようか
こっそり隠れてしようか
こっそりかくれてしようか
コショウ買ってこようか?
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:42:18.68 ID:MCI2MpEg0
澪「コショウ買ってこようか?」
律「いや、大丈夫だろ」
澪「でもそれじゃあ味がしまらないだろ?」
律「うーん。まあそこは他のスパイスで何とかなるでしょ!この天才シェフ律様の腕をなめるなよ!」
澪 (すっかりその気になってる律…可愛い…)
律「それに♪」
ぎゅっ
澪「わわっ。な、なんだよいきなり…///」
律「今日はずっと一緒にいるんだもん」
澪「…二人で買い物に行くっていう発想はないのか」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:43:42.88 ID:MCI2MpEg0
律「着替えんのめんどくさいんだもーん。それに、澪のココ」
澪「え?首?」
律「キスマークつけちった」
澪「!?お、おい!」
律「あらー?澪ちゅわん赤くなってる。かっわい~♪」
澪「…バカ律…///」
律「へへ…澪…///」
澪「律…///」チュッ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:45:05.62 ID:MCI2MpEg0
ボチャン!
澪・律「「!?」」
澪「今の音聞いた?」
律「ああ…何か水音が聞こえた」
澪「ひょっとして鍋に何か入ったのか?」
律「見てなかったのかよー?」
澪「いや、目閉じてたし… そういう律だって」
律「ふむ。…鍋の中には何も入ってないぞー?」
澪「気のせい…ってやつか?」
律「かもなー。おっと、いちゃこらしすぎた。早く続き作ろうぜ」
澪「よし!やるか」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:46:55.84 ID:MCI2MpEg0
律「ふう。一通り終わったな」
澪「もう後はよく煮込んで、ご飯が炊けるのを待つだけだ」
律「楽しみだなー。もうお腹が背中になるぜ」
澪「だな!よくわかんないけど!」
澪「…スパイスひとさじ刺激ちょうだい♪」
律「甘口じゃなく今日は辛口なの♪」
律・澪「大人味なの☆」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:48:22.06 ID:MCI2MpEg0
大人味なの☆
大人味なの
おとなあじなの
おとなあしなの
相当な愛なのね
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:49:43.81 ID:MCI2MpEg0
純「つられて一緒に叫んでしまった…不覚」
純「アレから10分間叫び続け」
純「そこからさらに数時間。周りの眼も気にせずにムギ先輩を観察し続けるその執念」
純「…相当な愛なのね」
梓「当然だよ!一瞬でも視界から見失いたくないから、瞬きもしてないもんね!」
純「それはしなさいよ。眼が真っ赤だよ」
梓「私の眼が赤いのは、ムギ先輩に恋をしてるからだよ!」
純「はいはい。ねぇ、私中でなんか買ってくるけど、梓は何か食べる?」
梓「店内に入る…それはならん!くわっ!」
純「自分で擬音を言っちゃったよ」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:52:12.32 ID:MCI2MpEg0
梓「ムギ先輩は可憐で繊細!貴様のようなくせっ毛が無暗に話してはならん!」
純「くせっ毛は余計なお世話です。いいじゃん、私もムギ先輩と話したいし」
梓「ならぬ!」
純「なんで仙人っぽい口調なのよ」
梓「ムギ先輩はワシのモノなのじゃ!カッカッカッ」
純(何故そこでモノ扱い…あ)
ムギ「あら?梓ちゃんそんな風に思ってくれてたの?」
梓「!?」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:54:14.47 ID:MCI2MpEg0
純「ムギ先輩!こんにちは!」
ムギ「こんにちは。えーっと、純ちゃん、だったわよね?」
純「はい!いつも梓や憂からお話聞いてます!ムギ先輩の持ってくるお菓子は絶品だって!」
ムギ「あらやだ。照れちゃうわ♪」
梓「せ、先輩!どうしてここに!?」
ムギ「レジで接客してたら、外に梓ちゃんそっくりな人がいるなーって思ったの」
純 (そりゃ何時間もいたらばれるわな)
ムギ「丁度バイトも終わりそうだから外に出てみたら、やっぱり梓ちゃんだったのね!」
梓「あはは…た、たまたま通りかかったんですよ!(やばいやばいやばいやばい)」
ムギ「あらそうだったの…ところで梓ちゃん?さっきの話なんだけど…」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:56:06.82 ID:MCI2MpEg0
梓「あーあーあーきーこーえーなーいー」
純「子供か」
ムギ「梓ちゃん、今度二人でどこか遊びにいかない?」
梓「あばばばばばばば…え?」
ムギ「実は私、あんまり梓ちゃんに好かれてないのかと思って…」
ムギ「ほら、唯ちゃん達とはよく話すけど梓ちゃん私とはあんまり…ね?だから私嫌われてるのかなぁ…って」
梓「そ、そんなことないです!ムギ先輩を嫌いになるなんてありえません!」
ムギ「ええ!そうみたいね!さっきの梓ちゃんのセリフを聞いて、どうやら思い過ごしだったってわかったの」
純 (さっきのジャイアニズムで!?)
ムギ「私は梓ちゃんとはもっともっと仲良くなりたいから…どうかしら?」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:57:40.64 ID:MCI2MpEg0
梓「じゃ、じゃあ今度遊園地にでも行きませか?」
ムギ「ええ!楽しみにしてるわ!」
純(まあ、結果オーライ?)
星野「紬ちゃん、ちょっといいかしら?」
ムギ「あ、はい!…そろそろ戻るわね。ばいばい、梓ちゃん、純ちゃん」
梓「お疲れ様です!ムギ先輩!」
ムギ「ふふっ。ありがとう。じゃあまた学校で」フリフリ
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:59:26.91 ID:MCI2MpEg0
純「…いっちゃったね。よかったじゃん、梓…梓?」
梓「…ヒック…ヒック…クスンクスン…オエッ」
純「ちょ、ちょっと何泣いてんのよ!?」
梓「だっでぇ…ブギザンとデードでぎるっで…」
純「あぁはいはい。嬉しかったのね。よしよし…って、私の肩で鼻水をふくなぁ!」
梓「嬉しいよぉ…!」ズビズバー
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:00:39.07 ID:MCI2MpEg0
嬉しいよぉ…!
嬉しいよぉ…
嬉しいよお
うれしいよお
憂、おいしいよぉ
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:02:31.48 ID:MCI2MpEg0
唯「憂、おいしいよぉ」
憂「あー、またお姉ちゃんつまみ食いして」
唯「えへへ。ごめーん。でもこの唐揚げおいしいよぉ」
憂「ありがとう!お姉ちゃん!…でもちょっと作りすぎちゃったかな?」
唯「憂、ごめんね?…200グラムか2000グラムで迷ったんだよね、鶏肉」ションボリ
憂「ううん!大丈夫。おねえちゃんが気にすることないよ!」
憂 (鶏肉をキロ単位で買ってくるお姉ちゃん可愛い!和さんの方がもっと可愛いけど!)
唯「メンボクない…あ、そうだ!」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:04:47.43 ID:MCI2MpEg0
憂「どうしたの?お姉ちゃん?」
唯「和ちゃんを呼んでみんなで食べようよ!今日家に一人っていってたし!」
唯「きっと今頃一人さびしくご飯を食べようとしているよ!」
憂「で、でもそれって和さんに迷惑じゃないかな…?」
唯「そうかなー?じゃあちょっと電話してみるね!」
憂「あっ!ちょっとお姉ちゃん!?…やばい。やばいよこれは」
憂 (だが落ち着け平沢憂…!まだ和さんが家に来るとは限らないじゃないか…)
唯「うーいー!のどかちゃん来るってー!」
憂 (あかんやないか!)
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:06:44.63 ID:MCI2MpEg0
憂 (お、落ち着け…まだ和さんが家に来るまで若干余裕がある!)
憂 (ひとまず和さんの眼鏡を隠さないと…)
憂 (…ってあれ?眼鏡どこやったっけ?)
憂 (やばいやばい…!どこだ…!?)
憂 (おちつけ平沢憂!…ひとまず時間を稼ごう…!)
憂「おねえちゃーん!和さんにスーパーでアイス買ってくるようにおねがいしてー!」
唯 「え?でもさっき私買ってきたよ?」
憂「えっと…和さんの分を買ってきてほしいんだよ!」
唯 「なるほど!あとね、のどかちゃん!のどかちゃんのアイス買ってきて!」
憂 (眼鏡探さないと…!)
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:08:30.56 ID:MCI2MpEg0
眼鏡探さないと…!
眼鏡探さないと…
眼鏡さがさないと
めがねさがさないと
メガ練り物サンド
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:10:05.90 ID:MCI2MpEg0
ムギ「試食ですか?」
星野「そうなの。今度新製品が出ることになって、その試食をお願いしたいんだけどいいかしら?」
ムギ「ええ!どんとこいです」
星野「助かったわ!本当は私と店長でするはずだったんだけど今日早退してて」
ムギ「そういえば店長は腰を痛めて早退してましたね」
星野「ホントありがとう!他の人はまだ来ないし…ごめんなさいね。バイト終わった直後に」
ムギ「いえいえっ。だいじょうぶですよ♪」
星野「じゃあちょっと持ってくるわね!」
ムギ「は~い」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:12:26.34 ID:MCI2MpEg0
ムギ「…最初は何にも出来なかったけど…誰かの役に立ててる…嬉しい」
ムギ(それに梓ちゃんも…私のこと良く思ってくれてるみたいだし…)
ムギ(…ゆくゆくは唯ちゃんみたいに「あずにゃん」ってよびたいな♪)
ムギ(もっとがんばらなきゃね!)
星野「おまたせー」
ムギ「!すごいですね…」
星野「ええ!ちくわ、蒲鉾、ナルト、さつま揚げ、つみれに白黒のはんぺんをはさみBBQソースで濃厚な味付けを施した!」
星野「全長20㎝!これが新製品練り物メガサンド!あ、そういえば紬ちゃんは練り物大丈夫?」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:13:45.27 ID:MCI2MpEg0
ムギ「は、はい (パンに練り物ってあうのかしら?)」
星野「じゃあちょっと試食してみてくれない?」
ムギ「はい!いただきま~す」
いただきま~す
いただきま~す
いただきまーす
いただきます
いってきます
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:15:16.09 ID:MCI2MpEg0
和「いってきます…といっても誰も家にいないわけだけど」
和「あんなことがあった後だし…悪いけど両親が帰ってくるまで唯の家にお邪魔させてもらいましょ。」
※※※
和「あら、唯からだわ…もしもし?」
唯「もしもし!のどかちゃん?」
和「あなたがかけてきたんじゃない」
唯「そうでした。えへへ」
和「で、どうしたの?」
唯「あのね、ちょっと夕飯作り過ぎちゃったの!今日確か家にのどかちゃん一人だったよね?いっしょにたべようよ!」
和「そんないきなり…いいのかしら?」
唯「大丈夫だよ!うーいー!のどかちゃん来るってー!」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:17:13.48 ID:MCI2MpEg0
和「ちょっと、まだ行くって言ってないじゃない」
唯「えぇ、じゃあ来ないの…?」
和「…お邪魔させてもらうわ」
唯「いぇーい!……あとね、のどかちゃん!のどかちゃんのアイス買ってきて!」
和「はぁ?」
※※※
和「なんでわざわざアイスを…しかも私の分を自分で…まあいいわ。スーパーよっていきましょ」
警察官「ちょっと君、いいかな?」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:19:02.59 ID:MCI2MpEg0
和「え?私ですか?」
警察官「ちょっと道を聞きたいんだが…な、なんだい!?その眼鏡は…」
和「え?あ!(やだ、鼻メガネのまま出てきちゃった…)」
和「…こ、これは違うんです!これしかなかったっていうか…」
警察官「はは、大丈夫だよ。まあ少し驚いたけどね…バーガーショップにはどう行ったらいいかな?恥ずかしながらこの街にきてまだ日が浅いもので…」
和「ああ、それでしたらこの道をつきあたりに左に曲がれば見えますよ」
警察官「おおそうか!ありがとう」
和「いえ。お疲れ様です」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:20:26.66 ID:MCI2MpEg0
和「こんばんは」
唯「うーいー!のどかちゃん来たよー!…ってその眼鏡!どうしたの?」
和「ちょっと色々あってね…」
憂「こ、こんばんは!(結局眼鏡みつからなかったよぅ…)」
和「憂ちゃんもこんばんは。はいこれアイス」
憂「あ、ありがとうございます!それじゃあ晩御飯にしましょう!今日は唐揚げですよ!」
唯「あ、そうだ!のどかちゃんハイ!眼鏡!」
憂「!?おねえちゃん!?」
和「!?どうして唯が持っているの!?」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:21:57.00 ID:MCI2MpEg0
唯「だってうちのテーブルの上にあったんだもん!これのどかちゃんの眼鏡でしょ?」
和「確かにそうだけど…」
唯「それにその鼻メガネ、多分わたしの面白グッズだよ!…ほらここに「ゆい」って!」
和「あらほんとだわ」
憂(やっぱりお姉ちゃんの鼻メガネはまずかったか…)
唯「それにしても憂はクールだね!くーるじゃぱん!」
憂「え?どういうことかな?」
唯「だってのどかちゃんが鼻メガネしてるのみてもツッコミもリアクションもしなかったじゃん!」
和「そういえば…憂…私の鼻メガネに反応しなかったわね?誰しも何かしら反応するというのに…(あの警察官さんとか)」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:23:30.12 ID:MCI2MpEg0
憂「た、たまたまですよいやだなぁ」ハハハ…
唯「そもそもなんでのどかちゃんは鼻メガネしてるの?」
和「…実は今日昼寝から起きたら私の眼鏡がコレになっていたのよ」
唯「そうなんだ!あ、もしかして憂がすりかえてたりして~」
憂「(お姉ちゃんこういうときは鋭い!)ま、まさか!証拠がないよ!おねえちゃん!和さんの部屋入った形跡もちゃんと消したはずだし!」
唯「ふぇ?「消した」ってどういうこと?」
憂「あ」
和「…どうやら詳しく話を聞く必要があるみたいね…」
憂 (…詰んだ)
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:24:30.31 ID:MCI2MpEg0
…詰んだ
詰んだ
つんだ
つんだ
済んだ?
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:25:26.30 ID:MCI2MpEg0
純「ほら、もう気が済んだ?」
梓「スンスン…うん。ありがとう」ズビッ
純「いーえ。さ、そろそろ帰ろう?」
梓「うん…にへへ」
純「顔がみだらになってるわよ…」
梓「だぁってぇ…ムギ先輩とデートだよぉ…正しく人生最良の日だよ…今日はつきあってくれてありがとうね、純」
純「いーえいえ。お安いご用です」
梓「…ホントにありがとう」
純「さ、帰りますか!」
警察官「ちょっと君たちいいかな?」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:26:29.58 ID:MCI2MpEg0
純「え、私たちですか?」
警察官「ああ。バーガーショップの前で不審な動きをしつつ店員を蹴り倒したツインテールの女子高生がいるって通報があってね…」
純・梓「 」
警察官「ここじゃなんだから、とりあえず交番においで」
交番においで
こうばんにおいで
こうばんにおいで
こうはんにおいて
ご飯は多め?
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:27:30.75 ID:MCI2MpEg0
澪「律、ご飯多めでいいか?」
律「おう!ライスたっぷりで頼む!…しっかしお腹ぺっこぺこだな!うまそー!」
澪「…なんかこれ変じゃないか?ラベンダーみたいな匂いがする…」
律「手作りならこんなもんじゃないのー?この天才料理人律様のスパイスがきいているだよ。うんうん」
澪 (この前作ったときは違ったんだけどな…まあいいか)
律「じゃあさっそく食べますか!二人の愛の結晶がどうなってるか楽しみですわ~ん!」
澪「は、恥ずかしいこというな…!」
律「えへへ…じゃ、改めまして」
律・澪「いただきま~す!」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:28:52.71 ID:MCI2MpEg0
いただきま~す!
いただきまーす
いただきます
いたたきます
幾何学メイク
さわ子「結局一人酒。そしてふと我に帰るこの瞬間…いやだわ…」
さわ子「なんで自分で自分の顔に落書きしてるのかしら…全く覚えがないわ」
さわ子「やだなにこれ…なんで私三角やら四角やらの幾何学模様を書いてるのよ…幾何学メイク?」
さわ子「あぁ…死にたい」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:30:33.25 ID:MCI2MpEg0
さわ子「あら電話。はいもしもし?」
さわ子「 てめぇか」
さわ子「おうおうてめぇどの面下げて電話してきゃあがるんだこの野郎」
さわ子「……って、え?女子高生に蹴り飛ばされて、腰を痛めて精密検査!?」
さわ子「そうだったの…それは災難だったわね…そう、異常がなくてよかった…え!?今から会えないかって!?」
さわ子「…今日遅刻したことをお詫びしたいですって?どうしても?…も、もちろん!いいわよ!じゃあ30分後に駅前ね?」
さわ子「…いかなくちゃ!これは神様がくれたチャンス!早く支度しなきゃ!まず顔の落書きを落とさないと…」
さわ子「…ってコレ油性じゃない…」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:31:42.83 ID:MCI2MpEg0
澪・律・紬・憂・梓・純・さわ子「こ れ は マ ズ い」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:33:30.76 ID:MCI2MpEg0
こんにちは!平沢唯です!
今日は澪ちゃんもりっちゃんもムギちゃんものどかちゃんもあずにゃんも憂も純ちゃんもさわちゃん先生も学校に来ていません。
澪ちゃんとりっちゃんはカレーを作ったそうなのですが、間違えて入浴剤も一緒に食べちゃったらしくて二人ともお腹を壊してしまったらしいです。二人とも意外とドジっ子さんです。
むぎちゃんはバイト先で食べた「メガ練り物サンド」が体に合わなかったらしく体調を崩しちゃったんだって。美味しそうなのにね。
のどかちゃんとういはあれからずっと部屋で話しあっていました。どうやらのどかちゃんの眼鏡をとったのはういだったようです。
のどかちゃんは「悪い子にはお仕置きが必要だから」といってういに「おせっきょう」と「ちょうきょう」をしたそうです。
そして今日二人は腰が痛いといってお休みです。なにしたんだろう?
あずにゃんと純ちゃんは「ほどー」されて「きんしん」をもらったそうです。きんしんってなんだろ?きんかんの仲間かな?
そしてさわちゃんは顔の汚れが落ちないからお休み、だそうです。へんなのー
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:34:47.04 ID:MCI2MpEg0
姫子「ふーん。それで軽音部だけじゃなくて真鍋さんや先生までお休みなんだ」
唯「そーなの。みんながいないとつまらないよぉ~」
先生「ほらお前ら席に着け~テストするぞ~」ガラッ
唯「え、うそ!?テスト!?聞いてないよ!」
姫子「先週からやるって言ってたよ?」
唯「こ…こ…」
唯「こ れ は マ ズ イ 」
お わ り
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:36:02.11 ID:MCI2MpEg0
一応終わりです
色々強引な所があって申し訳ない…
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:43:41.77 ID:MCI2MpEg0
ご指摘がありましたがラーメンズの「モーフィング」等を自分なりに弄ってみたかんじです
梓「ほんっと可愛いんだよ!ムギ先輩!」
純「もうその話は何回も聞いたよぉ…」
梓「そう!何回見ても可愛い!何度見しても可愛い!」
純「聞いちゃいねぇ…」
梓「あの艶やかな髪!豊満なバデー!そしてムギ先輩を先輩たらしめる眉毛!マジで天使やな天使!」
純「はいはい。だからって休日にまで先輩のバイト先に押し掛けるなんて…」
梓「ああ!接客するムギ先輩!くぁっわいい~!」
純「そんなに気になるんなら、行ってくればいいじゃん」
梓「ばっかだねぇ!君は実にばかだねぇ!遠くからひっそりと眺めるのがいいんだよ!」
純「さいでっか」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:11:40.66 ID:MCI2MpEg0
梓「ああでも体から溢れんばかりのリビドーは抑えきれない!」
純「脳汁はダダ漏れだけどね」
梓「ああ!ペロペロしたい!」
純「あずにゃんペロペロ!ってか」
梓「なんだか叫びたくなっちゃったなぁ!」
梓「むぎゅうううううううううううううううううううううううう!!」
純「ちょ、ホントに叫ばないでよ!みんな見てるし…!」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:13:38.69 ID:MCI2MpEg0
男店員「あの…お客様?店の前で叫ぶのはやめていただきたいのですが…」
純「すっすいません!…ほら梓!」
梓「…邪ッ!」
男店員「たわばっ」
純「回し蹴り飛ばした!?」
梓「ふぅ…はい!純も一緒に叫ぼう!」
純「なんで!?」
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:15:50.81 ID:MCI2MpEg0
純「言わないよ!」
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
純「だからうるさいって!」
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
純「しつこい!」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:17:30.16 ID:MCI2MpEg0
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
純「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」
梓・純「「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううう!!」」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:19:18.55 ID:MCI2MpEg0
むぎゅうううううううううううううううううううううううううう
むぎゅううううううううううううううううううううう
むぎゅうううううううううううう
むぎゅうううううう
むぎゅう
ぎゅっ
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:20:55.12 ID:MCI2MpEg0
律「ねぇ、みーおー。ぎゅってしてくれよー」
澪「なんだよ急に…いつもは暑がって嫌がるくせに」
律「いいじゃんよーぎゅってしてよー」
澪「そんないきなり言われても恥ずかしいよ…」
律「いいじゃんかみおー、今日は誰もいないから、好きなだけいちゃいちゃ出来るのよん」
澪「…まったく」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:22:02.29 ID:MCI2MpEg0
ぎゅっ
澪「どう?」
律「…ん」
澪「…それだけ?」
律「なんかあったかいや。ねぇもっと強く」
澪「こ、こう?」
ぎゅっ
律「うんうん。あぁ、澪の愛と胸を感じちゃうなー」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:23:43.86 ID:MCI2MpEg0
澪「なっ、何だよいきなり!?へんなこと言うなよ馬鹿律っ」
律「えー。じゃああたしのこと嫌いなのかよー?」
澪「そ、それは…」
律「うりうり~どうなんだよ~」
澪「す…好きだよ…律…///」
律「えへへ…あたしも…///」
澪「…ふふ」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:25:32.23 ID:MCI2MpEg0
律「おっと、そろそろ晩飯にしないか?」
澪「そうだな。もうこんな時間か」
律「どうする?多分昨日の残り物があると思うけど。それともなんか頼もうっか?」
澪「いいよ。それより律の手料理が食べたいな…なんて」
律「あんですと!?で、でもあたしカレーぐらいしか作ったことないし…」
澪「あー…じゃあいっしょに作らないか?カレー」
律「いいな!二人でカレー!」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:27:22.17 ID:MCI2MpEg0
律「えっと…材料材料…」
澪「どう?ありそうか?」
律「ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、牛肉はあった!あ、でもルゥが無い」
澪「そうか…」
律「あきらめるかー?」
澪「あ、じゃあルゥじゃなくて一から本格的カレー作るか」
律「そんなんできるの!?」
澪「結構料理はやってるんだ」
律「あらー、澪ちゅわん奥さんみたい!」
澪「!…ばっ馬鹿!お前も手伝うんだよっ…えーっと、まずは…カレー粉ない?」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:28:58.21 ID:MCI2MpEg0
カレー粉ない?
カレー粉ない
カレーこない
かれーこない
彼が来ない
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:31:49.56 ID:MCI2MpEg0
さわ子「クッソがァ!こんなもん討ち入りじゃ討ち入り!」
唯「さわちゃん先生!」
さわ子「そしてあいつを羽交い絞めにして!」
唯「先生ったら!」
さわ子「乳首を食いちぎって…あら、唯ちゃん」
唯「も~さわちゃん全然気づいてくれないんだもん!」
さわ子「ごっめーん、ちょっと考え事してて…唯ちゃんは何してるの?」
唯「私?ういに頼まれてお使いしてるんだー」
さわ子「あら、偉いじゃない。感心感心」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:33:23.45 ID:MCI2MpEg0
唯「えへー。さわちゃんこそなにしてるの?」
さわ子「私?デ、デートよ!」
唯「えっ!さわちゃんに彼氏!?すごい!でもいない!?不思議!」
さわ子「え、ええ…その、ちょっと影の薄い人だから…」
唯「そっか!影が薄いから見えないのか!じゃあ二人を邪魔しちゃ悪いから、行くね。ばいばいさわちゃん!」フリフリ
さわ子「ええ、また学校で」フリフリ
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:34:19.81 ID:MCI2MpEg0
さわ子「ああ…どっと疲れが…帰るか…」
女「すいませーん!今新しい固形入浴剤のサンプルを配布してるんですけど、お一ついかがですか?」
さわ子「…あら、いい匂い」
女「ええ!爽やかなラベンダーの香りです!しかもお湯に入れると二秒で溶けるんですよ!」
さわ子「へー。最近のはすごいわね」
女「その前に少しアンケートにお答えいただきたいのですが…」
さわ子「うーん。少しくらいならいいわよ」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:35:21.38 ID:MCI2MpEg0
女「ありがとうございます!では早速!現在結婚もしくはお付き合いしている方はいらっしゃいますか?」
さわ子「…フンッ!」
女「ああっ!試供品が衛星軌道に乗らんばかりの勢いで投げとばされた!」
さわ子「…クソッたれが!」
クソッたれが!
クソッたれが
くそったれが
くそったれが
嘘…誰が?
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:36:36.02 ID:MCI2MpEg0
和「嘘…誰が?…ひとまず状況を整理しましょう」
和「部屋は荒らされてない…他に何も取られた形跡もない」
和「誰かが部屋に入った後もなし…ね」
和「ではなぜ…私の眼鏡が鼻メガネに…?」
和「昼寝する前までは普通だったわよね、確か」
和「家族の仕業かしら…でも今日は二人とも出かけてるし…」
和「…気味が悪い」
和「とりあえず一通り戸締りを確認したら、親が帰ってくるまでじっとしてた方がいいわね」
和「…あら。この鼻メガネ度が入ってる」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:38:05.38 ID:MCI2MpEg0
憂「あぁもってきちゃった…和さんの眼鏡もってきちゃった!」
憂「しょうがないよね!普通好きな子のリコーダー舐めるようなもんだよね!」
憂「ふふ…ピッキングの技術や部屋に入った形跡を残さないことなんて朝メシ前だもん!」
憂「そして和さんのスケジュールは全て把握済み…!計画通り…!」
憂「和さん最近お姉ちゃんとばっかり仲良くして全然構ってくれないんだもん…後で返せば大丈夫だよね!」
憂「代わりの眼鏡も置いてきたし」
憂「ふふ…和さんの眼鏡…早速ちょっと舐めてみようかな」
憂「では。いっただっきまーす!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:39:07.36 ID:MCI2MpEg0
唯「うい~!ただいま~!」ガチャン
憂「ひゃう!お、おねえちゃん!?」
唯「頼まれたもの買ってきたよ!」
憂「あ、ありがとう!お姉ちゃん!」
憂(あーあ。まあいいや。ペロペロは後でコッソリ隠れてしようか…)
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:40:43.77 ID:MCI2MpEg0
コッソリ隠れてしようか…
コッソリ隠れてしようか
こっそり隠れてしようか
こっそりかくれてしようか
コショウ買ってこようか?
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:42:18.68 ID:MCI2MpEg0
澪「コショウ買ってこようか?」
律「いや、大丈夫だろ」
澪「でもそれじゃあ味がしまらないだろ?」
律「うーん。まあそこは他のスパイスで何とかなるでしょ!この天才シェフ律様の腕をなめるなよ!」
澪 (すっかりその気になってる律…可愛い…)
律「それに♪」
ぎゅっ
澪「わわっ。な、なんだよいきなり…///」
律「今日はずっと一緒にいるんだもん」
澪「…二人で買い物に行くっていう発想はないのか」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:43:42.88 ID:MCI2MpEg0
律「着替えんのめんどくさいんだもーん。それに、澪のココ」
澪「え?首?」
律「キスマークつけちった」
澪「!?お、おい!」
律「あらー?澪ちゅわん赤くなってる。かっわい~♪」
澪「…バカ律…///」
律「へへ…澪…///」
澪「律…///」チュッ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:45:05.62 ID:MCI2MpEg0
ボチャン!
澪・律「「!?」」
澪「今の音聞いた?」
律「ああ…何か水音が聞こえた」
澪「ひょっとして鍋に何か入ったのか?」
律「見てなかったのかよー?」
澪「いや、目閉じてたし… そういう律だって」
律「ふむ。…鍋の中には何も入ってないぞー?」
澪「気のせい…ってやつか?」
律「かもなー。おっと、いちゃこらしすぎた。早く続き作ろうぜ」
澪「よし!やるか」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:46:55.84 ID:MCI2MpEg0
律「ふう。一通り終わったな」
澪「もう後はよく煮込んで、ご飯が炊けるのを待つだけだ」
律「楽しみだなー。もうお腹が背中になるぜ」
澪「だな!よくわかんないけど!」
澪「…スパイスひとさじ刺激ちょうだい♪」
律「甘口じゃなく今日は辛口なの♪」
律・澪「大人味なの☆」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:48:22.06 ID:MCI2MpEg0
大人味なの☆
大人味なの
おとなあじなの
おとなあしなの
相当な愛なのね
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:49:43.81 ID:MCI2MpEg0
純「つられて一緒に叫んでしまった…不覚」
純「アレから10分間叫び続け」
純「そこからさらに数時間。周りの眼も気にせずにムギ先輩を観察し続けるその執念」
純「…相当な愛なのね」
梓「当然だよ!一瞬でも視界から見失いたくないから、瞬きもしてないもんね!」
純「それはしなさいよ。眼が真っ赤だよ」
梓「私の眼が赤いのは、ムギ先輩に恋をしてるからだよ!」
純「はいはい。ねぇ、私中でなんか買ってくるけど、梓は何か食べる?」
梓「店内に入る…それはならん!くわっ!」
純「自分で擬音を言っちゃったよ」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:52:12.32 ID:MCI2MpEg0
梓「ムギ先輩は可憐で繊細!貴様のようなくせっ毛が無暗に話してはならん!」
純「くせっ毛は余計なお世話です。いいじゃん、私もムギ先輩と話したいし」
梓「ならぬ!」
純「なんで仙人っぽい口調なのよ」
梓「ムギ先輩はワシのモノなのじゃ!カッカッカッ」
純(何故そこでモノ扱い…あ)
ムギ「あら?梓ちゃんそんな風に思ってくれてたの?」
梓「!?」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:54:14.47 ID:MCI2MpEg0
純「ムギ先輩!こんにちは!」
ムギ「こんにちは。えーっと、純ちゃん、だったわよね?」
純「はい!いつも梓や憂からお話聞いてます!ムギ先輩の持ってくるお菓子は絶品だって!」
ムギ「あらやだ。照れちゃうわ♪」
梓「せ、先輩!どうしてここに!?」
ムギ「レジで接客してたら、外に梓ちゃんそっくりな人がいるなーって思ったの」
純 (そりゃ何時間もいたらばれるわな)
ムギ「丁度バイトも終わりそうだから外に出てみたら、やっぱり梓ちゃんだったのね!」
梓「あはは…た、たまたま通りかかったんですよ!(やばいやばいやばいやばい)」
ムギ「あらそうだったの…ところで梓ちゃん?さっきの話なんだけど…」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:56:06.82 ID:MCI2MpEg0
梓「あーあーあーきーこーえーなーいー」
純「子供か」
ムギ「梓ちゃん、今度二人でどこか遊びにいかない?」
梓「あばばばばばばば…え?」
ムギ「実は私、あんまり梓ちゃんに好かれてないのかと思って…」
ムギ「ほら、唯ちゃん達とはよく話すけど梓ちゃん私とはあんまり…ね?だから私嫌われてるのかなぁ…って」
梓「そ、そんなことないです!ムギ先輩を嫌いになるなんてありえません!」
ムギ「ええ!そうみたいね!さっきの梓ちゃんのセリフを聞いて、どうやら思い過ごしだったってわかったの」
純 (さっきのジャイアニズムで!?)
ムギ「私は梓ちゃんとはもっともっと仲良くなりたいから…どうかしら?」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:57:40.64 ID:MCI2MpEg0
梓「じゃ、じゃあ今度遊園地にでも行きませか?」
ムギ「ええ!楽しみにしてるわ!」
純(まあ、結果オーライ?)
星野「紬ちゃん、ちょっといいかしら?」
ムギ「あ、はい!…そろそろ戻るわね。ばいばい、梓ちゃん、純ちゃん」
梓「お疲れ様です!ムギ先輩!」
ムギ「ふふっ。ありがとう。じゃあまた学校で」フリフリ
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 07:59:26.91 ID:MCI2MpEg0
純「…いっちゃったね。よかったじゃん、梓…梓?」
梓「…ヒック…ヒック…クスンクスン…オエッ」
純「ちょ、ちょっと何泣いてんのよ!?」
梓「だっでぇ…ブギザンとデードでぎるっで…」
純「あぁはいはい。嬉しかったのね。よしよし…って、私の肩で鼻水をふくなぁ!」
梓「嬉しいよぉ…!」ズビズバー
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:00:39.07 ID:MCI2MpEg0
嬉しいよぉ…!
嬉しいよぉ…
嬉しいよお
うれしいよお
憂、おいしいよぉ
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:02:31.48 ID:MCI2MpEg0
唯「憂、おいしいよぉ」
憂「あー、またお姉ちゃんつまみ食いして」
唯「えへへ。ごめーん。でもこの唐揚げおいしいよぉ」
憂「ありがとう!お姉ちゃん!…でもちょっと作りすぎちゃったかな?」
唯「憂、ごめんね?…200グラムか2000グラムで迷ったんだよね、鶏肉」ションボリ
憂「ううん!大丈夫。おねえちゃんが気にすることないよ!」
憂 (鶏肉をキロ単位で買ってくるお姉ちゃん可愛い!和さんの方がもっと可愛いけど!)
唯「メンボクない…あ、そうだ!」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:04:47.43 ID:MCI2MpEg0
憂「どうしたの?お姉ちゃん?」
唯「和ちゃんを呼んでみんなで食べようよ!今日家に一人っていってたし!」
唯「きっと今頃一人さびしくご飯を食べようとしているよ!」
憂「で、でもそれって和さんに迷惑じゃないかな…?」
唯「そうかなー?じゃあちょっと電話してみるね!」
憂「あっ!ちょっとお姉ちゃん!?…やばい。やばいよこれは」
憂 (だが落ち着け平沢憂…!まだ和さんが家に来るとは限らないじゃないか…)
唯「うーいー!のどかちゃん来るってー!」
憂 (あかんやないか!)
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:06:44.63 ID:MCI2MpEg0
憂 (お、落ち着け…まだ和さんが家に来るまで若干余裕がある!)
憂 (ひとまず和さんの眼鏡を隠さないと…)
憂 (…ってあれ?眼鏡どこやったっけ?)
憂 (やばいやばい…!どこだ…!?)
憂 (おちつけ平沢憂!…ひとまず時間を稼ごう…!)
憂「おねえちゃーん!和さんにスーパーでアイス買ってくるようにおねがいしてー!」
唯 「え?でもさっき私買ってきたよ?」
憂「えっと…和さんの分を買ってきてほしいんだよ!」
唯 「なるほど!あとね、のどかちゃん!のどかちゃんのアイス買ってきて!」
憂 (眼鏡探さないと…!)
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:08:30.56 ID:MCI2MpEg0
眼鏡探さないと…!
眼鏡探さないと…
眼鏡さがさないと
めがねさがさないと
メガ練り物サンド
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:10:05.90 ID:MCI2MpEg0
ムギ「試食ですか?」
星野「そうなの。今度新製品が出ることになって、その試食をお願いしたいんだけどいいかしら?」
ムギ「ええ!どんとこいです」
星野「助かったわ!本当は私と店長でするはずだったんだけど今日早退してて」
ムギ「そういえば店長は腰を痛めて早退してましたね」
星野「ホントありがとう!他の人はまだ来ないし…ごめんなさいね。バイト終わった直後に」
ムギ「いえいえっ。だいじょうぶですよ♪」
星野「じゃあちょっと持ってくるわね!」
ムギ「は~い」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:12:26.34 ID:MCI2MpEg0
ムギ「…最初は何にも出来なかったけど…誰かの役に立ててる…嬉しい」
ムギ(それに梓ちゃんも…私のこと良く思ってくれてるみたいだし…)
ムギ(…ゆくゆくは唯ちゃんみたいに「あずにゃん」ってよびたいな♪)
ムギ(もっとがんばらなきゃね!)
星野「おまたせー」
ムギ「!すごいですね…」
星野「ええ!ちくわ、蒲鉾、ナルト、さつま揚げ、つみれに白黒のはんぺんをはさみBBQソースで濃厚な味付けを施した!」
星野「全長20㎝!これが新製品練り物メガサンド!あ、そういえば紬ちゃんは練り物大丈夫?」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:13:45.27 ID:MCI2MpEg0
ムギ「は、はい (パンに練り物ってあうのかしら?)」
星野「じゃあちょっと試食してみてくれない?」
ムギ「はい!いただきま~す」
いただきま~す
いただきま~す
いただきまーす
いただきます
いってきます
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:15:16.09 ID:MCI2MpEg0
和「いってきます…といっても誰も家にいないわけだけど」
和「あんなことがあった後だし…悪いけど両親が帰ってくるまで唯の家にお邪魔させてもらいましょ。」
※※※
和「あら、唯からだわ…もしもし?」
唯「もしもし!のどかちゃん?」
和「あなたがかけてきたんじゃない」
唯「そうでした。えへへ」
和「で、どうしたの?」
唯「あのね、ちょっと夕飯作り過ぎちゃったの!今日確か家にのどかちゃん一人だったよね?いっしょにたべようよ!」
和「そんないきなり…いいのかしら?」
唯「大丈夫だよ!うーいー!のどかちゃん来るってー!」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:17:13.48 ID:MCI2MpEg0
和「ちょっと、まだ行くって言ってないじゃない」
唯「えぇ、じゃあ来ないの…?」
和「…お邪魔させてもらうわ」
唯「いぇーい!……あとね、のどかちゃん!のどかちゃんのアイス買ってきて!」
和「はぁ?」
※※※
和「なんでわざわざアイスを…しかも私の分を自分で…まあいいわ。スーパーよっていきましょ」
警察官「ちょっと君、いいかな?」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:19:02.59 ID:MCI2MpEg0
和「え?私ですか?」
警察官「ちょっと道を聞きたいんだが…な、なんだい!?その眼鏡は…」
和「え?あ!(やだ、鼻メガネのまま出てきちゃった…)」
和「…こ、これは違うんです!これしかなかったっていうか…」
警察官「はは、大丈夫だよ。まあ少し驚いたけどね…バーガーショップにはどう行ったらいいかな?恥ずかしながらこの街にきてまだ日が浅いもので…」
和「ああ、それでしたらこの道をつきあたりに左に曲がれば見えますよ」
警察官「おおそうか!ありがとう」
和「いえ。お疲れ様です」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:20:26.66 ID:MCI2MpEg0
和「こんばんは」
唯「うーいー!のどかちゃん来たよー!…ってその眼鏡!どうしたの?」
和「ちょっと色々あってね…」
憂「こ、こんばんは!(結局眼鏡みつからなかったよぅ…)」
和「憂ちゃんもこんばんは。はいこれアイス」
憂「あ、ありがとうございます!それじゃあ晩御飯にしましょう!今日は唐揚げですよ!」
唯「あ、そうだ!のどかちゃんハイ!眼鏡!」
憂「!?おねえちゃん!?」
和「!?どうして唯が持っているの!?」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:21:57.00 ID:MCI2MpEg0
唯「だってうちのテーブルの上にあったんだもん!これのどかちゃんの眼鏡でしょ?」
和「確かにそうだけど…」
唯「それにその鼻メガネ、多分わたしの面白グッズだよ!…ほらここに「ゆい」って!」
和「あらほんとだわ」
憂(やっぱりお姉ちゃんの鼻メガネはまずかったか…)
唯「それにしても憂はクールだね!くーるじゃぱん!」
憂「え?どういうことかな?」
唯「だってのどかちゃんが鼻メガネしてるのみてもツッコミもリアクションもしなかったじゃん!」
和「そういえば…憂…私の鼻メガネに反応しなかったわね?誰しも何かしら反応するというのに…(あの警察官さんとか)」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:23:30.12 ID:MCI2MpEg0
憂「た、たまたまですよいやだなぁ」ハハハ…
唯「そもそもなんでのどかちゃんは鼻メガネしてるの?」
和「…実は今日昼寝から起きたら私の眼鏡がコレになっていたのよ」
唯「そうなんだ!あ、もしかして憂がすりかえてたりして~」
憂「(お姉ちゃんこういうときは鋭い!)ま、まさか!証拠がないよ!おねえちゃん!和さんの部屋入った形跡もちゃんと消したはずだし!」
唯「ふぇ?「消した」ってどういうこと?」
憂「あ」
和「…どうやら詳しく話を聞く必要があるみたいね…」
憂 (…詰んだ)
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:24:30.31 ID:MCI2MpEg0
…詰んだ
詰んだ
つんだ
つんだ
済んだ?
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:25:26.30 ID:MCI2MpEg0
純「ほら、もう気が済んだ?」
梓「スンスン…うん。ありがとう」ズビッ
純「いーえ。さ、そろそろ帰ろう?」
梓「うん…にへへ」
純「顔がみだらになってるわよ…」
梓「だぁってぇ…ムギ先輩とデートだよぉ…正しく人生最良の日だよ…今日はつきあってくれてありがとうね、純」
純「いーえいえ。お安いご用です」
梓「…ホントにありがとう」
純「さ、帰りますか!」
警察官「ちょっと君たちいいかな?」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:26:29.58 ID:MCI2MpEg0
純「え、私たちですか?」
警察官「ああ。バーガーショップの前で不審な動きをしつつ店員を蹴り倒したツインテールの女子高生がいるって通報があってね…」
純・梓「 」
警察官「ここじゃなんだから、とりあえず交番においで」
交番においで
こうばんにおいで
こうばんにおいで
こうはんにおいて
ご飯は多め?
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:27:30.75 ID:MCI2MpEg0
澪「律、ご飯多めでいいか?」
律「おう!ライスたっぷりで頼む!…しっかしお腹ぺっこぺこだな!うまそー!」
澪「…なんかこれ変じゃないか?ラベンダーみたいな匂いがする…」
律「手作りならこんなもんじゃないのー?この天才料理人律様のスパイスがきいているだよ。うんうん」
澪 (この前作ったときは違ったんだけどな…まあいいか)
律「じゃあさっそく食べますか!二人の愛の結晶がどうなってるか楽しみですわ~ん!」
澪「は、恥ずかしいこというな…!」
律「えへへ…じゃ、改めまして」
律・澪「いただきま~す!」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:28:52.71 ID:MCI2MpEg0
いただきま~す!
いただきまーす
いただきます
いたたきます
幾何学メイク
さわ子「結局一人酒。そしてふと我に帰るこの瞬間…いやだわ…」
さわ子「なんで自分で自分の顔に落書きしてるのかしら…全く覚えがないわ」
さわ子「やだなにこれ…なんで私三角やら四角やらの幾何学模様を書いてるのよ…幾何学メイク?」
さわ子「あぁ…死にたい」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:30:33.25 ID:MCI2MpEg0
さわ子「あら電話。はいもしもし?」
さわ子「 てめぇか」
さわ子「おうおうてめぇどの面下げて電話してきゃあがるんだこの野郎」
さわ子「……って、え?女子高生に蹴り飛ばされて、腰を痛めて精密検査!?」
さわ子「そうだったの…それは災難だったわね…そう、異常がなくてよかった…え!?今から会えないかって!?」
さわ子「…今日遅刻したことをお詫びしたいですって?どうしても?…も、もちろん!いいわよ!じゃあ30分後に駅前ね?」
さわ子「…いかなくちゃ!これは神様がくれたチャンス!早く支度しなきゃ!まず顔の落書きを落とさないと…」
さわ子「…ってコレ油性じゃない…」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:31:42.83 ID:MCI2MpEg0
澪・律・紬・憂・梓・純・さわ子「こ れ は マ ズ い」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:33:30.76 ID:MCI2MpEg0
こんにちは!平沢唯です!
今日は澪ちゃんもりっちゃんもムギちゃんものどかちゃんもあずにゃんも憂も純ちゃんもさわちゃん先生も学校に来ていません。
澪ちゃんとりっちゃんはカレーを作ったそうなのですが、間違えて入浴剤も一緒に食べちゃったらしくて二人ともお腹を壊してしまったらしいです。二人とも意外とドジっ子さんです。
むぎちゃんはバイト先で食べた「メガ練り物サンド」が体に合わなかったらしく体調を崩しちゃったんだって。美味しそうなのにね。
のどかちゃんとういはあれからずっと部屋で話しあっていました。どうやらのどかちゃんの眼鏡をとったのはういだったようです。
のどかちゃんは「悪い子にはお仕置きが必要だから」といってういに「おせっきょう」と「ちょうきょう」をしたそうです。
そして今日二人は腰が痛いといってお休みです。なにしたんだろう?
あずにゃんと純ちゃんは「ほどー」されて「きんしん」をもらったそうです。きんしんってなんだろ?きんかんの仲間かな?
そしてさわちゃんは顔の汚れが落ちないからお休み、だそうです。へんなのー
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:34:47.04 ID:MCI2MpEg0
姫子「ふーん。それで軽音部だけじゃなくて真鍋さんや先生までお休みなんだ」
唯「そーなの。みんながいないとつまらないよぉ~」
先生「ほらお前ら席に着け~テストするぞ~」ガラッ
唯「え、うそ!?テスト!?聞いてないよ!」
姫子「先週からやるって言ってたよ?」
唯「こ…こ…」
唯「こ れ は マ ズ イ 」
お わ り
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:36:02.11 ID:MCI2MpEg0
一応終わりです
色々強引な所があって申し訳ない…
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/13(日) 08:43:41.77 ID:MCI2MpEg0
ご指摘がありましたがラーメンズの「モーフィング」等を自分なりに弄ってみたかんじです
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最後は若干TEXTネタも入っているようで楽しかったです。w